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山小屋週報
屋久島ガイド協会 / 宮之浦岳
- グループ
- 屋久島
- 本日の状況
- 03/02(火) 7:00~10:00頃まで弱い雨、その後曇で時々薄日が射す。標高1,300メートルの縄文杉デッキで12℃(午前11:50) 北西の微風。
- 小屋の周辺
- ここ一週間ほどは暖かく、登山道にも雪は見られません。
縄文杉コースの途中から宮之浦岳、翁岳などがうっすらと見ることができました。
歩いていると「たくあん」のような香りがすることがあります。その正体がヒサカキ(ツバキ科)の花です。5ミリ程の黄色がかった白い花が下向きにたくさんついています。香りがしたら探してみてください。他にシキミ(シキミ科)の花も咲き始めています。
- 登山道
- 荒川登山口~縄文杉ルートの登山道上には積雪や凍結箇所はありません。
3/3日現在淀川登山口~宮之浦岳~高塚小屋間の縦走路にも積雪はありません。
3/12(金)までの予定で大王杉下の水場~高塚小屋間で登山道周辺に植生保護の目的でデッキを施設する工事が行われています。特に歩行には支障はありません。休憩や食事の場所として利用できます。
- 装備
- 春めいて暖かい日が多くなってきましたが、3月は寒暖の変化が激しい時期ですので登山用の雨具の他にフリースなども必要です。
また、登山中には雨をしのぐ場所がほとんどありませんので折りたたみ傘もあると便利です。
- 注意
- 3/1より11/30まで環境負荷の軽減と混雑緩和のため荒川登山口への車両乗り入れが終日規制されます。屋久杉自然館前で荒川登山バスに乗り換えるかタクシーなどのご利用が必要になります。詳しくは
●屋久島町役場ホームページ/登山案内
http://www.yakushima-town.jp
●屋久島山岳部車両運行対策協議会
http://www.yakushima-town.jp/sangaku-syaryou/
2/19より、縄文杉ルートの崩落現場を高巻く迂回ルートの通行が可能になっています。迂回ルートは延長約400メートル、所要時間は片道約15分。通常のルートより5分程度歩行時間が長くなります。従来の登山道(トロッコ道)の復旧に関しては、2月中に崩壊岩石の除去に着手し、3月中にはこれを完了する予定です。また、法面の崩落防止などの工事については、3月中に着工する予定です。
- 連絡先
- 0997-49-4191
- その他
- 人気のある縄文杉もこの時期は入山者も少なく、静かな森歩きを楽しむことができます。ただ、白谷雲水峡からの縄文杉までの日帰り往復コースは荒川からの往復にくらべ、1~1時間半ぐらい長く、一般に11時間前後かかります。体力にある程度自信のある方向きです。
祖母山九合目山小屋 / 祖母山 ・ 大崩山
- グループ
- 祖母・傾・大崩
- 本日の状況
- 03/03(水) 曇のち雨。+8~+5℃、日の出、06:41頃、日没18:13頃
- 小屋の周辺
- 現在、山頂付近、国見峠ともに積雪はありません。ヤブツツジ、ミツバツツジが咲き始めました。
ただし、3/7日から冬に逆戻りになりそうです。週間天気図予報によると3/7以降強い冬型になりそうです。来週の水曜は福岡で1度と予想され祖母では-12度くらいなので真冬並の寒波です。
今年の冬は2005年と2006年に似ています。2005年は12月が冬のピークでした。ちなみにミツバツツジ、サクラは早かったものの、アケボノツツジ以降は大幅に遅れました。
- 登山道
- 神原登山口、北谷登山口共に積雪はありません。現在は普通車でも登山口まで入れますが、必ずスタッドレスタイヤを履いてください。
登山道は凍っている場合もあるので、念のためアイゼンの準備をお願いします。
登山者からの情報では、傾山つづら登山道については、カンカケ谷から林道までの中間に急登部分があり、そこにハシゴがありましたが、そのハシゴが朽ちて使えない状態です。登る時・下山する時は十分注意してください。
見立からの奥村林道は普通車では登山口まで入れません。
九折の林道は工事中のため途中しか入れません。工事車両が通りますのでじゃまにならないよう注意して下さい。
縦走路のうち本谷山から尾平越えは、倒木や枝落ち多数です。通行には支障ないもののご注意ください。水場は十分水量があり、心配ありません。
- 注意
- 祖母山九合目小屋では、管理人も常駐していないので、食事の提供をしておりません。
- その他
- 小屋の宿泊料金は10月から冬料金になっています。大人2300円、子供1300円です。ビールの予約を受け付けています。縦走の方は数量確保いたしますので申し込んでください。連休中は宿泊者のみです。
美しい紅葉(09.11.03)
大山寺 とやま旅館 / 大山
- グループ
- 大山・蒜山・氷ノ山
- 本日の状況
- 03/01(月) 8:00の大山寺の天候、曇り、気温+7℃、10m/s前後の風。 10:00の山頂の気温はガスときどき小雨、気温-1℃、平均25~30m/sの強風。
- 小屋の周辺
- 大陸からの低気圧の接近に伴い、6合目付近から西風が強くなり、8合目付近からは瞬間最大風速が30m/sを越えるぐらいとなりました。
登りも下りもそうですが、何度か耐風姿勢をとりながらの登山で、特に8合目から山頂の間は時間がかかりました。
- 登山道
- 気温が高いため、登山道の積雪も前回(2/24)と比較して、かなり減ってきており、4合目から5合目の間は約半分近くが露出しています。
アイゼンを使用できるのは、5合目を過ぎた辺りから8合目を過ぎて、標高1600mの標識ぐらいまでで、途中の草鳴社ケルンの付近は約20mほどは雪がありません。木道に入ると9割以上が雪がありませんので、凍結している場合を除いて、アイゼンを外してください。
- 装備
- 防寒対策は十分に行ってください。なお、アイゼンは4本爪では役に立ちません。必ず6本爪以上のアイゼンをお持ちください。
また、ピッケルも必要な季節となりました。積雪が少ないとはいえ、まだまだ山頂においては吹雪かれることがありますので、冬用の装備は必ずお持ちください。
なお、冬山に登る方で、半数以上の方が、基本的にピッケルの握り方が間違っています。いざという時の使い方、制動のかけ方など、ちゃんと使えるように講習を受けたほうがいいでしょう。
- 注意
- 8合目を過ぎて山頂までの間は、非常に迷いやすい場所ですので、くれぐれも無理をしないでください。吹雪いている時は下山しましょう。
せっかくトレースを刻んだ上を下るときに、「尻セード」で下りるのは絶対にやめて下さい。絶対にやってはならない山での常識です。
- 連絡先
- 0859-52-2431
- その他
- 山頂の避難小屋は年中開放されています。入口が凍っていて開きにくい場合がありますが、必ず入れます。1階の出入り口が雪で開かなくなっても、2階からの出入り口がありますのでご利用ください。
去年の暮れ、年末から年始にかけてと遭難が続いています。8合目から上は生と死が交錯する場所です。安易に無理をしないようにしてください。厳冬期の大山は、神の領域です。気力と根性だけでは絶対に無理です。お気をつけ下さい。
その他、登山道や周辺状況の詳しい情報については、大山寺とやま旅館までお気軽にお問合せください。
山頂より剣が峰方向を臨む(10.02.24撮影:とやま旅館登山ガイド・久保)
葛城高原ロッジ / 金剛山
- グループ
- 比良・金剛・北山・北摂
- 本日の状況
- 03/03(水) 晴れ。7:00の気温+7℃
- 小屋の周辺
- 現在山頂付近に積雪はありません。葛城高原の花達の目覚めを促すように、麓ではウグイスの囀りが聞かれるようになりました。それでもまだ山頂は寒く感じる日もあり、コブシの花は分厚いコートをしっかりと着込んでいます。フキノトウは薄みどりのかわいい顔を覗かせています。山全体には、まだまだ冬の景色がひろがっていますが・・・。
今ロッジはお化粧直しのため、全体に養生の幕が張られ夜景をご覧いただくことはできません。山が春爛漫のころすっかりきれいになったロッジが新緑に映えることになるでしょう。
- 登山道
- 登山道の積雪はありません。場所によっては凍結することもあるので、軽アイゼンを携行してください。
「くじらの滝コース」が広範囲にわたって崩落して、全面通行止めとなっています。現在、北寄りの尾根の古い道を再整備しています。尾根を歩くコースになるので、眺望が楽しめます。4月開通予定です。
ほかの登山道では特別難しいところはないようです。
- 装備
- 朝の登山道は凍結してかなり滑ります。軽アイゼンをお持ちください。防寒のためにもレインコートをリュックに入れておかれることをオススメします
- 注意
- 夕方になるとイノシシが活動しますのでご注意ください。事故を防ぐため、15:00以降の下山を禁止しています。すすきの枯葉は燃えやすいので、火の始末はきちんとしましょう。
- 連絡先
- 0745-62-5083
- その他
- 「くじらの滝」コースの崩落による、迂回コース整備の情報は、随時、アップしていきます。
フキノトウはさらに大きくなってきました(10.02.24撮影)
西穂山荘 / 奥穂高岳(穂高岳) ・ 焼岳
- 本日の状況
- 02/28(日) 雪のち快晴。最低気温-6.0℃、最高3.4℃。日の出6:24頃、日の入17:47頃。
- 小屋の周辺
- 先週の日曜日から木曜日まで快晴が続き、2月とは思えないほど暖かい陽気となりました。
金曜日と土曜日は天気が崩れましたが、気温は相変わらず高かったため、山荘付近でみぞれ、ロープウェイでは季節外れの雨となりました。今日は昨日までに比べれば、やや気温が下がっています。
現在は山荘から綺麗な日の出と日の入りを見ることができます。晴れた日の夜には素晴らしい星空が広がります。
- 登山道
- 西穂山荘~ロープウェイ間は現在冬期ルートとなっており、赤布や看板等の目印が付いていますが、天候によっては不明瞭なこともあります。
山荘から丸山までは、尾根上に出るまでは雪が深く、尾根の上はアイゼンがないと非常に滑りやすい硬い雪面となります。独標手前までは丸山付近と同じような状況が続きますが、独標手前の岩稜帯は強い風で雪が飛ばされて岩の露出も多く、氷あり雪ありのミックス状態です。
多量の降雪後に気温が急上昇しており、北アルプスへ入山する登山者の皆様は表層雪崩に十分注意が必要です。正規のルートを外れて歩いたり、沢筋へ入ったりしないようにしましょう。
登山道の雪の状況等は気象条件によって大きく変化する時があります。ロープウェイから西穂山荘までの登山道でも、アイゼン不要で登りやすい時、アイゼンをしっかり効かせてないと滑りやすい時、カンジキやスノーシューが必要な雪の深い時など様々です。
- 装備
- 本格的な冬山シーズンに入っておりますので、しっかりと冬山装備を整えて入山してください。状況に応じた装備が必要となりますので、服装や装備をしっかり整えて本格的な冬山装備でお越し下さい。
入山時に必要ないからといって、ワカンやスノーシューを山麓に置いてきてしまい、宿泊した夜に大量の降雪があったために、下山の際に困難を極めるといった事例もよく見られます。ワカンまたはスノーシューと、アイゼンの両方を持参するのが基本です。
丸山から上の稜線上は強風が吹いていることが多いため、防風対策も必要です。顔や手足の凍傷に注意しましょう。
日差しの強い日は雪からの照り返しも強く、サングラスなどで目を守ることも必要になってきます。ストックはあると便利です。
- 注意
- 週末は混雑状況次第で喫茶・売店営業時間を変更する場合があります。詳しくは山荘現地にてお問い合わせ下さい。登山者の皆様は直前の気象情報をよく御確認の上、安全に十分配慮して行動してください。
また、車でお越しの方は雪対策をお忘れなく、お願いします。
- 連絡先
- 0263-36-7052
- その他
- 西穂山荘は北アルプスの稜線で唯一通年営業している山小屋です。なお、冬期間は水の確保が困難なため、飲料水はペットボトルで有料販売となります。
夕日が雪面に映る(10.02.23撮影)





