ワンダーフォーゲル編集部ブログ

高橋 楓

新人登山研修 クライミング編

Posted by 高橋 楓 | Date 2014年10月27日(月)

登山研修に行ってきました。
一緒に研修を受けたのは、山と溪谷編集部のにっしーと伊藤くん。
指導して下さったのは山と溪谷編集部阪辻さんです。
研修テーマは「クライミング初級」
研修の様子は山と溪谷2月号で紹介されるそうです。
このブログでも、ちょこっとだけご報告します。

関東某所の山中にて基本を教わり、早速グレード5.5の岩場を登ることになりました。
すっごく簡単らしいです。


にっしーが特に危なげなく終えて、次は私の番です。
ちょっぴり緊張して帰りたくなってきた私に、阪辻さんが
やたらいい笑顔でロープの端っこを渡してくれます。
行くしかない…とロープを受け取り、ハーネスに繋げました。
「いってきまーす…」
「いってらっしゃい」


必死過ぎてあまり覚えていませんが、後ろからアドバイスをもらいつつ、
なんとかかんとかよじ登って、てっぺんに到達。

さて、登ったからには、降りなければなりません。
どーすんねん…と固まっていると、下から阪辻さんが声をかけてくれます。

「岩から手を離して、腰落として。足は曲げないように」
手を離す…?
いやいやいや、
「めっちゃ怖いです」
「じゃあ登りみたいに、手足使って降りてもいいよ」
それならいけるかな…と、足元を見てみます。
下の方に、どこか面白がっている様子のみんなの顔が小さく見えました。うひゃー。
「それはそれで怖いです」と、甘えたことを言う私に、
「じゃあずっとそこにいろ」と、イラッとした様子の阪辻さん。
ひ、ひどい…
しかし、仰っしゃるとおりです。
覚悟を決めるしかない、えいやー、と下降開始。
「おー、上手い、上手い」と、本当かどうか疑わしい言葉に励まされつつ、
地上に戻ってきたのでありました。

…と、だいたいこんな調子で無事に研修は終わりました。
楽しかったです。
ほんとかよって感じですね。
楽しかったです。

頼れる先輩・阪辻さんによる研修はもう少し続くそうです。
次の報告をお待ちくださいませ。