5月25日(土)、26日(日)の2日間にわたって「山歩きの地図読み術(講師:佐々木亨さん)」、「山のファーストエイド(講師:悳 秀彦さん)」、「五感で楽しむ山登り(講師:石丸哲也さん)」の3テーマについて学ぶ「春の集中講座」を開催します。初日は東京・西新橋のアルパインツアーサービスの特設会場で机上講座、翌日は高尾山で実践講座となります。
今回、講師のおふたりから週刊ヤマケイ読者の皆さんに向けてメッセージをいただきましたので紹介します!
1日目の机上講座では、昼休みや放課後の時間も受講者のみなさんと有意義に過ごしたいと考えています。
そのひとつが「山でのメモ術」をテーマにしたミニ講座。『アルペンガイド八ヶ岳』の実踏調査で実際に使用した取材ノートをもとに、山行記録や自然観察に生かせる「山でのメモ術」をワンポイントレッスン。普段、お見せする機会のない取材の楽屋裏を少しだけご紹介します。
そしてもうひとつが、放課後の「皇居ランニング」(雨天中止)。会話ができるくらいのスローペースで1周約5km、都心のトワイライト風景を楽しみながら走ります。山の体力づくりに、これからランニングを始めてみたいという人も歓迎。1日目は、ランニングシューズとウェアをお忘れなく。(地図読み講座担当/佐々木 亨)
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花や木を見分けられるようになると、山登りがぐっと楽しくなります。1日目の机上講座では、高尾山をはじめ近郊の山で見られる植物や季節、植物を見分けるポイント、デジカメの活用法など、写真を使いながら、ご説明する予定です。
2日目の高尾山では、実物に触ったり、ルーペやデジカメを活用するなど、五感と知識を活用して、ネイチャーウォッチングに親しみましょう
1日目の放課後は「予行演習@日比谷公園」。日本で最も古い都市公園のひとつで、樹木だけでも外来種も含めて200種類以上がみられます。特徴がわかりやすい木も多いので、植物を見分けるポイントに実物でトライして、慣れておきましょう。(五感で楽しむ登山講座担当/石丸哲也)