石井誠治さん

遷宮の年。樹木の代弁者として沢山のことを伝えていきたい。

石井さんの観察会は、いつも楽しくなごやかな雰囲気に包まれている
たくさんの子どもたちに囲まれて。東京都北区のこども講習会にて

「2013年は遷宮の年。20年ごとの伊勢神宮と60年ごとの出雲大社。人々の生活が樹木と切り離せなかった時代から、文化伝承のためにすべての物を作り直して技術を伝える伝統には驚嘆しました」と語るのは、樹木医、森林インストラクターとして、樹木や自然全般を伝える仕事をしている石井誠治さん。今回は自然観察の楽しみ方を聞いた。

週刊ヤマケイ(以下Y):毎日、観察会の連続でお忙しい日々ですね。この10月には『大人の樹木学』という新刊も出されました。その中に記されていた「2013年は遷宮の年でした。(中略)災害などで悲しい現実を前にしても、周囲の森にある樹木を利用して、人々は立ち直るきっかけを得てきました。森の民としての智恵と努力の象徴が遷宮には凝縮されているようです。」という一文が心に残りました。

石井(以下I):そうなんです。今年は伊勢にも出雲にも出かける機会がありましたが、1300年、同じことを営々と続けている文化は、日本だけではないでしょうか。ほんとうにすばらしいと思います。例えば伊勢神宮の遷宮が20年ごとなのは、「人生50年」といわれたなかで、棟梁が次の世代の人と共に仕事をしながら、伝統文化も伝えていくということだったのでしょうね。伊勢神宮の参道は杉並木、海に近い出雲大社は松並木だということなども、意外と知らない人も多かったりします。身近にある自然を、もっと見つめなおしてもらえたらいいなと思って、この本にも書きました。

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Y:石井さんが、より多くの人に自然を伝えていくことをお仕事とされたのは、どんなきっかけからだったのでしょうか。

I:ヤマケイさんの『日本の野草』や『日本の樹木』なども監修されている林弥栄さんら、専門の先生がたを調査にお招きして、公園に「グリーンアドベンチャー」という植物観察の案内を設置するような仕事がきっかけでした。まったくの素人からのスタートでしたので、話を聞くたびに目からうろこが落ちて。今も「自分が分からなかったとき、どんな気持ちだったか」を思い返せるのが強みですね。

その後、平成3年に森林インストラクターや樹木医の資格ができました。さっそく取得して2000年に独立しましたから、もう13年から14年。お客様が難しそうな顔をしていたら、「お分かりになってますか」と、やさしく言い換えることも大切にしています。

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Y:多くの『週刊ヤマケイ』の読者の方々のように、どちらかというと、山に登ることそのものがお好きな人たちに、より自然を楽しんでもらうためのアドバイスをいただけませんか。

I:私も学生時代はワンダーフォーゲル部だったんです。でも、そのころからピークハンターではなく、森林限界から下のほうが面白く感じていました。きっかけをつかめるといいですよね。山に登る体力を維持するために、普段からトレーニングやスクワットなどもなさると思いますが、ご自宅の近所など身近なエリアでも、自然を見つめる予行練習をしていただきたいですね。「心のスクワット」とでもいいましょうか。

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Y:晩秋から冬に向かうこれからの季節でしたら、どんな楽しみがありますか。

I:そうですね。高山植物などの季節は終わりですが、自然って決して花ばかりではありませんよね。葉が枯れていく姿や、氷づけの葉っぱを見たり。「秋の空はなぜ高いのか」、「エビのしっぽは、どうやってできるのだろうか」などと考えてみたり。

たとえば登山なら、500mも登ればブナ帯に達したりもできますが、それを水平で考えると関西から東北までの距離を移動しなければなりません。山という素晴らしいフィールドに出かけることができるみなさんには、うらやましいぐらいチャンスが沢山ありますよ。

(聞き手=久保田賢次・『週刊ヤマケイ』編集長)

各地の山から降雪情報が届いています

11日(月)から急激に冷え込み、山では雪が降りました。凍結箇所など滑りやすいところでは十分に注意してください。

また山では日中も氷点下の気温で、寒さが増してきています。ハイドレーションや外付けの水筒が凍ることもあるので、注意しましょう。

急な降雪や登山道の凍結で、予定通りに行動できない可能性もあります。行動予定には十分余裕をもって、また防寒装備についても万全を期してください。

【登山道情報】

谷川岳の登山道では20cmから30cmの積雪箇所も

谷川岳登山指導センターによると、登山道では20~30cmの積雪があるところもあり、岩場や木道は凍っているとのこと。また積雪により岩についているマークは見えなくなりますので、ルートファインディングが必要になるということです。アイゼン、ピッケルなどの装備も必要です。

http://www.yamakei-online.com/mt_info/info_detail.php?info_id=1010

視界不良と雪崩の危険性で撤退を決めました

吹雪の中、スキーやスノーボードを担いで登るグループ(写真=蓮井美津夫)
1段目の斜面を登る登山者たち(写真=蓮井美津夫)

昨年1月に十勝連峰の三段山(標高1748m)に初めて行きました。ここは山スキーのメッカで、登山口となる吹上温泉には日帰り温泉をもつ自炊宿泊施設の白銀荘があり、ここをベースに良質な雪と雄大な景色を求めて多くの人が訪れます。しかし、ここはいったん天候が悪化するとホワイトアウトや強風となり、雪崩の危険性もあるので十分な装備と注意が必要です。

この日は登山口の吹上温泉に到着した段階では雪まじりの風が吹いての曇り。それでもスノーボードやスキーを背負った人やスノーシューを履いた人たちが上を目指していきます。

自分も山スキーで三段山を目指して出発するも、次第に天候は悪化して風雪が強まり、なんとか三段山の1段目はクリアしたものの思ったように進めず、さらに斜面の積雪も不安定に思えてきました。この近くの上ホロカメットク山では2007年に雪崩で4人が亡くなっていることもあり、この山も雪崩には要注意で、しかも私は単独行であることも考えて早々に撤退を決めました。

他の人たちの様子を見ると、さらに上を目指す人もいましたが、諦めて下る人も多く見られました(ちなみに、この年2013年の12月には三段山の二段目付近で雪崩が発生し、スキーで滑走中のひとりが死亡という事故も発生しています)。

遠出での挑戦でありましたが、自分の力量を過信せず、次の機会を待つこととしました。

(蓮井美津夫/北海道/55歳/登山歴10年)

福島県・霊山

奇岩を巡りながら紅葉の山歩きを楽しみました。

登山口からおよそ30分登った「宝寿台」からの眺め(写真=福井美津江)
露出した岩肌や奇岩の迫力に圧倒される(写真=福井美津江)

11月8日、晴れ

「霊山(りょうぜん)こどもの村」の奥の登山口から入りました。

登山道は整備されていて、名称のついた奇岩や展望地点を短い間隔で巡りながら歩くので、立ち寄りどころが多く楽しめます。

岩の上からの眺望は素晴らしく、かなり高度感があります。手すりなどはありませんのでご注意ください。東物見岩から登山口へ向かう場合、標識に登山口への表示が少ないようです。紅葉終わりかけの平日でありながら30名以上の団体さんや、他にも多くの登山者が訪れていました。私事ですが、いちばんはじめにひとりで歩いた山が、ここ霊山でしたので、その時の気持ちがよみがえり懐かしく思いました。

(文=福井美津江)

新潟県・櫛形山

日本でいちばん小さい山脈の秋。

櫛形山脈縦走路の坂井越から冠雪した飯豊連峰を望む(写真=曽根田 卓)
櫛形山頂稜の黄葉したブナ林(写真=曽根田 卓)

11月9日、晴れ

越後平野の北部に位置する櫛形山脈は日本一小さい山脈と呼ばれています。その長さは僅か13kmしかなく、1日で縦走できる稀有な山脈です。

何故この小さな山並みが山脈と呼ばれるようになったかと言いますと、大日本帝国陸地測量部発行で大正3年に発行された『図版名:中条』にて櫛形山脈と記載されたからだそうです。

今回は中ノ沢尾根から櫛形山(568.0m)に登り、飯角分岐、坂井越、板入りノ峰、ユズリハノ峰を経て鳥坂山(438.5m)まで縦走しました。

梢越しに西側には日本海の海原、東には冠雪した飯豊連峰と朝日連峰を眺めながらの素晴らしい山歩きが楽しめました。

登山道は整備が行き届いており、誰でも安心して登山ができる山ですが、胎内観音コースはロープ場が連続して少し注意が必要です。

(文=曽根田 卓)

西上州・荒船山

艫岩(ともいわ)の柵設置問題をTBSが取材。

艫岩上で居合わせた登山者に柵設置の是非についてインタビュー(写真=打田鍈一)
国道から見上げる艫岩展望台(中央の盛り上がり)。その下部が丸く盛り上がってハングしているのが良くわかる(写真=打田鍈一)

11月6日、晴れ

荒船山・艫岩での転落死亡事故が頻発している件については本誌10月24日配信号にてお知らせしましたが、TBS「噂の東京マガジン」が取り上げることとなり、その取材に同行しました。

内山峠からの往復ですが、メインは艫岩上での登山者へのインタビューと艫岩上からの俯瞰(ふかん)撮影です。居合わせた登山者3組7名の方にレポーターの山口氏がインタビューしましたが、まったく事前の打ち合わせ、演出はありません。ハラハラしながら見守っていましたが、インタビューを受けた登山者皆さんが、柵の設置に反対のお考えでホッとしました。

また、3mほどのアームの先に付けたTVカメラで岩上から俯瞰撮影をしましたが、私がカメラマンをビレイしました。しかし空中に突き出たカメラからも岩壁下部は見えず、足元の岩壁しか映せない様子。艫岩展望台は、ボールの上に乗って下を見下ろすような状況であることを強く認識しました。ですからちょっと乗り出したくらいでは下部の撮影は不可能で、迫力ある写真をモノにすることはできないのです。TV放映の際は「確実な確保をした上で特殊な撮影機材を使った撮影」であることを視聴者に明瞭に伝えるように、と強く要望いたしました。柵の設置による逆効果、死者を追悼するつもりの供物が単なるゴミの域を越え、線香は山火事の原因となり、花束のフィルムが風に舞って直下の国道での交通事故の誘因となる危険性、などを力説しましたが、それが番組でどう扱われるのか、戦々恐々です。

また、山口氏が番組冒頭でこの件の概略を説明するのですが、その中で「展望台に柵やロープなどはありません」と、それらがあって当然のような台本だったので、それは恣意的と抗議しました。しかし山を知らない一般の方は「展望台」という言葉からは、コンクリート製などの人工物を連想するのでそこには柵があって当然という認識がある、とディレクターから説明され、これは素直に納得。登山者の間では非人工物でも展望が良い地点を○○展望台と呼ぶのは普通なのですが、それが山を知らない方に通じにくいというもどかしさを痛感したのでした。

今回の取材については11月17日(日)のお昼、13:00からTBS系で放映されるそうです。

なお、艫岩休憩舎のトイレはすでに閉鎖されました。

ついでのCMで恐縮ですが『ワンダーフォーゲル12月号』で「エリアガイド奥武蔵」を掲載しております。山ばかりでなく、美味いものが満載ですよ。

(文=打田鍈一/山歩きライター)

群馬県・十二ヶ岳

上信越国境の大展望台へ。

十二ヶ岳山頂から、谷川岳方面(写真=中村重明)
十二ヶ岳山頂から、榛名山(写真=中村重明)

11月9日、晴れ

谷川岳方面の雪景色を見たいと思い、十二ヶ岳に行ってきました。

登山口(標高710m)から見透し台(標高1000m)までは、緩やかで歩きやすい気持ちのいい登山道です。木々は落葉が進んでいたものの紅葉もまだ少し残っており、なかなかの景観です。見透し台の先は、樹林越しに榛名山が見える程度の展望に乏しい急な登山道となりますが、もうひと踏ん張りで展望抜群の十二ヶ岳山頂(1201m)です。

山頂からは期待していた谷川岳や上越国境の雪景色はもとより、榛名山、赤城山、武尊山など360度の素晴らしい展望が得られました。さらに遠くには槍・穂高連峰まで見ることもできました。

休憩もいれて2時間強の短い行程でしたが、とても満足度の高い山行でした。上越国境の降雪が進んだ時期に、ぜひまた登りたいと思います。

(文=中村重明)

高尾山・稲荷山コース

キッコウハグマの花が見頃です。

1cmほどの小さい花を咲かせたキッコウハグマ(写真=甲把 収)
ツタウルシ。かぶれる恐れがあるので触わらないように(写真=甲把 収)

11月9日、曇り

高尾山の紅葉は、山頂のモミジが見頃を迎えたくらいで、他はまだ色づき始めたところです。紅葉と言うとモミジにばかり目が行きがちですが、つる性のツタウルシや草のタカトウダイ、オカトラノオなども赤く色づき見応えがあります。ツタウルシはかぶれる恐れがあるので触わらないように注意しましょう。

山頂近くの足元には、キッコウハグマが咲いていました。1cmほどの小さな花ですが、よく見るとカールした花びらがかわいいです。蕾のような閉鎖花で実を結ぶことが多いのですが、今年はしっかりと開く花が多く見られます。

なお、休日午後の1号路や4号路での下りは大変混雑します。登山靴を履いてヘッドランプをお持ちの方は、ぜひ稲荷山コースをご利用ください。また、吊り橋のある4号路は午前中に登りで利用すると比較的空いています。引き続き12月1日まで、6号路登り一方通行へのご理解・ご協力をお願いいたします。

(文=甲把 収/東京都レンジャー 高尾地区)

房総半島・元清澄山

険しい地形の房総半島の低山を登る。

立ち止まって樹木を観察。この山の一帯は、房総半島でも数少なくなった自然林が残っている(写真=木元康晴)
かつては山岳仏教の霊場だったという元清澄山の頂上(写真=木元康晴)

11月6日、晴れ

低山ながらも地形が複雑で、思いのほか手強い山の多い房総半島。その中でも侵食地形が特に険しいと言われる、鴨川市北部の元清澄山(もときよすみやま)に行ってきました。

車で保台ダムに向かい、そこからダム湖東岸の周遊路を30分ほど歩いて登山口へ。靴を濡らしながら堰堤上を伝って沢を横切り、尾根に取り付きました。尾根は岩場こそないものの、アップダウンが多く、左右の沢筋は深く切れ込んでいます。最後は落ち葉混じりの急斜面を登って、元清澄山の頂上に立ちました。展望はないのですが、古い祠が祀られて、静かで落ち着いた雰囲気の良い頂上でした。

頂上からは尾根を南へ向かう、大周遊コースからも保台ダムに戻れるのですが、今回は往路を引き返しました。しかし歩いてきたばかりというのに、枝分かれする尾根が多くて道が不明瞭。立ち止まって地形図を広げることもしばしばで、こういった低山ならではの地形判断の難しさを再認識しました。

なお、途中の紅葉はまだ色づき始めです。見頃を迎えるまではあとひと息、といった様子でした。

(文=木元康晴/登山ガイド)

対馬・洲藻白嶽

輝く双耳峰の山頂からの絶景を楽しみました。

複雑な海岸線の浅茅湾が眼下に広がっています(写真=池田浩伸)
大展望の洲藻白嶽に登りました(写真=池田浩伸)

11月3日~4日、晴れ

SAGAアウトドアガイドクラブの山行で、金田城(城山)と対馬の名峰・洲藻白嶽(すもしらたけ)に登りました。

初日は博多港からフェリーに乗り、浅茅湾に突き出した半島に自然の地形を利用した要塞が今も残る金田城(城山)へ登りました。登山口から日本軍が整備した軍道を歩いて山頂へ。ここでは波静かな浅茅湾の眺めを楽しみました。下山は一ノ城戸、ニノ城戸など古代の城壁を見ながら時計回りに周回して戻りました。

翌日は昨日の雨も上がり、登山日和となりました。厳原の町からおよそ30分で白嶽登山口です。登山口の滝には石仏が祀られていて、白嶽教が信仰されています。

岩盤の上を流れる透明な流れに沿って登って行くと、「白嶽に見られる動植物」の看板があります。整備された道の両脇には大きなシダが群生しています。谷を吹く風がとても気持ちよく、ふと立ち止まると紫の花が咲いているような木が見えます。近づいてみるとムラサキシキブの実がたくさん付いて、朝陽に輝いていました。

大きな岩が重なり合った「行者の岩屋」は、数人が雨宿りできるスペースがあります。ここを過ぎると、白嶽神社の鳥居があります。張り出した木の根や高い段差の岩を越え、山頂下の広場に着く頃には、体は汗ばんでいました。この先は3点支持で岩をよじ登って山頂に立つので、ここでストックをしまいました。

雄嶽と雌嶽の間を抜けると、目の前に青い海が広がります。左には頭上高く雄嶽の岩峰がそびえ立っています。山頂は狭く転落の危険もあるので、できるだけ身軽になるためザックを置いて登ります。

岩を巻くように歩くと、足元がスパっと切れ落ちた向こうには大きな海が広がっていました。複雑な海岸線を持つ浅茅湾から、昨日登った金田城(城山)も見えています。眼下には原始林が広がり、その原始林から岩塊を突き出した断層が北から南へ続いています。山頂はまさに360度の大パノラマ。見飽きることのない景色です。皆さんから大きな歓声が上がりました。

帰りは雌嶽にある白嶽神社にお参りしてから、山頂下の広場へ戻り、岩のテラスでのんびりと休憩をしました。見上げると山頂に立っている韓国の登山客たちが小さく見えていました。お昼すぎに下山して、空港近くの湯多里ランドで名物のサツマイモで作った“ろくべえ”を食べ、午後のフェリーで福岡へ帰りました。

(文=池田浩伸/SAGAアウトドアガイドクラブ)

佐賀・鷹取山

展望と秋咲きのヒマワリを楽しみました。

山城があった山頂は展望が良い(写真=池田浩伸)
山田地区のヒマワリ畑(写真=池田浩伸)

11月5日、晴れ

JR中原駅から、県道136号線を北へ。長崎自動車道をくぐると、間もなく左側に鷹取山登山口の石柱が見えてきます。車の場合は水辺公園の駐車場も利用できます。あずまやトイレがあり、きれいに整備されています。

鷹取山は、風神を祀る綾部神社や白坂公園のサクラで知られていますが、今日はハゼの紅葉を見に来ました。

川沿いに林道を歩いて行くと、イノシシから作物を守るための柵があります。これを開いて進みますが、必ず閉めることを忘れないでください。左手に珍しいハゼの植林が見えてきましたが、残念ながら紅葉にはまだ少し早かったようです。畑の中の道が左へ曲がった場所にイノシシの柵があり、柵を開いて登山道に入っていきます。

植林の中の急坂を登ると林道に出ます。赤いフユイチゴがたくさん実をつけていました。40mほど左へ行くと鷹取山の標識があります。緩やかな勾配の道には「土塁」「曲輪」「堅堀」などの看板があり、ここが中世の山城だったことがわかります。

最後の急坂を越えると、展望の良い山頂に出ます。大きな岩が点在し、南側から東の展望が楽しめます。ハゼの紅葉は来週くらいが見頃かもしれません。

下山後は近くにある山田地区のヒマワリ畑に立ち寄ってみましょう。

(文=池田浩伸/SAGAアウトドアガイドクラブ)

北アルプス・上高地

カラマツが黄金色に輝いていました。

晩秋の上高地(写真=伊藤哲哉)

11月2日、晴れ時々曇り

朝8時30分過ぎ、大正池に着きました。今ごろの上高地は気温が零下になることもあるようです。その日も寒かったのでしょう。落ち葉には霜が降りていました。焼岳上部の木々に葉はなく、下部にあるカラマツが黄金色に輝いていました。梓川のエメラルド色、青空がその色を引き立ててるように感じました。対象的に、霞沢岳に向けてレンズを向けているカメラマンが多かったのが印象的でした。霞沢岳付近から昇る太陽に照らされるダケカンバの木を撮影していたようです。

自然研究路を田代池に向かいました。少しずつすれ違う人や追い越していく人が増えてきました。ウェストン碑のあたりでは、中国やヨーロッパから訪れたツアー客でいっぱいでした。

上高地バス停付近では、はらはらと落ちてくるカラマツの葉が太陽に照らされ、キラキラと輝いていました。その光景にとてもセンチメンタルな気分になりました。

午後は午前中の天気と変わって、雲が陽光をさえぎり、冷たい風が吹いて寒さをより感じるようになりました。明神池まで足を伸ばしましたが、上高地とは違ってすれ違う人は少なく寂しさを感じました。穂高や槍ヶ岳に向かうと思われる人もわずかでした。穂高神社で安全祈願をし、帰宅の途に着きました。

(伊藤哲哉/千葉県/44歳/よく行く山:北アルプス、南アルプス)

※編集部注:上高地は11月15日(金)の閉山式後は冬期閉鎖となります。冬期閉鎖中の上高地に入るときは、環境省が発表している「上高地の冬期利用ルール」に従って、安全確保や環境保全に注意してください。

南アルプス・甲斐駒ヶ岳

鋸岳に登って、戸台まで縦走しました。

鋸岳山頂からの甲斐駒(左)と雪を被った北岳(右奥)(写真=田中克欣)

11月2日~4日、2日晴れのち曇り、3日曇りのち雨、4日小雨

北沢峠から甲斐駒ヶ岳、鋸岳に登って戸台まで縦走しました。

甲斐駒ヶ岳からの下り始めには、うっすらと雪がありましたが問題なく通過できます。急な岩場に3ヶ所ほどクサリが付いていましたが、3点確保ができないと通過は難しいかもしれません。また急峻で長いガレ場があるため、落石に要注意です。また、石室の水場へはかなり急な登り下りです。甲斐駒ヶ岳からの全行程は慎重な足運びが必要です。

戸台までの戸台川沿いは紅葉が綺麗でした。

(田中克欣/大阪府/53歳/よく行く山:日本アルプス)

※編集部注:甲斐駒ヶ岳から鋸岳に向かうルートは難度の高いところです。初心者・初級者だけで安易に入ることのないよう、注意してください。

南アルプス・広河原

中西俊明さんの写真教室に参加しました。

観音峡より南アルプスの山々を望む(写真=伊藤哲哉)
広河原吊り橋より(写真=伊藤哲哉)

10月31日、晴れのち曇り

この日は、写真家・中西俊明先生のツアーに参加して広河原まで行ってきました。午前中は天気もよく、南アルプス林道から見る色とりどりの紅葉は素晴らしかったです。特に、雪を少し被った高山帯と紅葉に華やぐ山肌の風景は、いつ見ても感激です。

芦安から乗り合いタクシーで広河原に向かい、林道の途中でタクシーを下りて散策しました。第一線で活躍する山岳写真家から、山岳写真の撮影ポイントや撮影技術を教えていただき、とても満足です。

午後はあいにく曇ってきて、冷たい風が吹きました。少しずつ冬が近づいていることを肌で感じます。次回訪れるときは、自分だけの秋を探しに夜叉神峠から広河原まで散策しようと思います。

なお、夜叉神から広河原までの県営林道南アルプス線は11月10日から冬季閉鎖となりました。

(伊藤哲哉/千葉県/44歳/よく行く山:北アルプス、南アルプス)

奥秩父・金峰山

千代ノ吹上コースから五丈岩をめざして。

砂払ノ頭から瑞牆山の遠望(写真=伊藤 孝)
紅葉に名残惜しさを感じる(写真=伊藤 孝)

11月2日、晴れのち曇り

瑞牆(みずがき)山荘から金峰山へ登りました。以前に大弛峠から金峰山へ登ったことがあるのですが、今回のコースは初めてです。

瑞牆山荘から落ち葉の敷きつめられた広葉樹林帯を歩き始めると、20分ほどでいったん車道に出ます。そこから30分ほどで富士見平小屋のある富士見平に到着します。ここには多くの登山者がテントを張っていました。

そこからやや急登の針葉樹林帯がはじまり、鷹見岩の分岐を分けて大日小屋を通過。1時間30分ほどで展望の良い大日岩に到着し、南アルプスや八ヶ岳の絶景を楽しみました。

そこから50分ほどで砂払ノ頭に到着し、山頂までは岩稜帯の稜線歩きとなります。砂払ノ頭までの登山道に1ヶ所不明瞭なところがありましたが、それほど問題ではありません。

1時間ほどの稜線歩きで金峰山の象徴である五丈岩に到着しました。山頂まではここから5分ほどです。あいにく砂払ノ頭から先はガスが湧き出てきて、山頂のまわりは真っ白。風も強く、とても寒かったのですぐに下山を開始しました。

残念ながら山頂からの展望は得られませんでしたが、紅葉は楽しめました。

(伊藤 孝/神奈川県/55歳/よく行く山:北アルプス、八ヶ岳、丹沢)

奥秩父・金峰山

寒さ対策をしっかりと。

朝日岳から雲海に浮かぶ富士山を望む(写真=赤地和広)

11月9日、晴れ

初めて金峰山に行きました。朝6時の気温は氷点下2℃。

大弛峠に車を止めて登山を開始しました。かなりの急登を歩くこと1時間半で朝日岳に。ここで目にしたのが雲海に浮かぶ富士山です。ここから更に2時間歩いて金峰山山頂に到着しました。途中の道端には霜柱がぎっしり立っています。

お昼頃からガスが発生し、まったく景色が見えなくなりました。今が見頃の紅葉を見ながらゆっくりと帰宅しました。

なお、かなり厚手のグローブを着けていたにも関わらず、手の指先の感覚がないくらい寒かったです。雪がないからといって、この時期の山を侮ってはいけません。

(赤地和広/千葉県/52歳/よく行く山:北アルプス)

鈴鹿・御在所岳

鈴鹿山脈の盟主で紅葉と展望を満喫。

紅葉に染められた御在所岳の山肌。ロープウェイは山頂まで通じています(写真=小椋将二朗)
岩のオブジェ・地蔵岩にて(写真=小椋将二朗)

11月5日、快晴

今回は無料の蒼滝公共駐車場を7:30にスタートしました。小1時間ほど車道を歩き、中道登山口へ。富士見岩までは延々と続く登りで息が上がりますが、ところどころの景色で心が休まります。

頂上に到着し、すぐに国見峠へ歩を進めます。途中、展望のいいポイントで昼食をとり、国見岳山頂に立ちました。

石門に寄り道して、天狗岩を横目に国見尾根を下ります。かなり斜度のきつい道が藤内小屋まで続きます。足元ばかりを見ていると、目印のテープを見落としてルートを外れそうになりかけ、ヒヤッとしました。樹林帯の中の下りなので、真昼でもうす暗いところがあって注意が必要でしょう。

藤内小屋から裏道登山道に出るとゴールは近くです。7時間と少しの登山でした。

(小椋将二朗/奈良県/49歳/よく行く山:生駒山)

奈良三重県境・倶留尊山

青空の下、紅葉とススキを楽しむ。

上:ススキの名所として名高い曽爾(そに)高原/下:左が倶留尊(くろそ)山。右は二本ボソ(写真=浜崎美香)

11月5日、晴れ

近鉄名張駅からバスに乗り換えて、槻の木橋で下車しました。バス停からは道標に従って林道を倶留尊(くろそ)山に向かって歩きました。道は舗装されており、歩きやすかったのですが、かなりの勾配がありました。美しい流れの川や真っ赤に色づいた木々、倶留尊山石仏を見ながら1時間半ほど歩くと入山料金所に着きます。今は使われておらず無人ですが、山の所有者の方が使っているトロッコがあります。このトロッコのレールに沿って山を登ると倶留尊山の尾根に出ます。

そこから約30分歩くと倶留尊山に着きました。途中、前日の雨でぬかるんで滑りやすい所が何ヶ所かありました。倶留尊山山頂からの眺めは素晴らしく、真正面に二本ボソがそびえています。

続いて二本ボソへ向かいました。途中で入山料500円を支払いました。ここにはトイレがあります。二本ボソ山頂から正面には倶留尊山が見えます。

美しく色づいた山々を堪能した後は、曽爾(そに)高原に向かいます。雄大な曽爾高原は圧巻です。山々のような彩りはありませんが、一面のススキが高原を優しく包み柔らかい山様を呈していました。

(浜崎美香/大阪府/49歳/よく行く山:関西の山)

六甲全山縦走

伝統の縦走路を歩き通しました。

摩耶山(掬星台)から後半のスタートです(写真=山口敬二)
一軒茶屋まではしっとりとした紅葉を愛でながら(写真=山口敬二)

11月10日、雨

今年も六甲全山縦走大会に参加してきました。近代アルピニズム発祥の地・神戸で、加藤文太郎の頃より歩き継がれてきた伝統の縦走路56kmを1日で歩き通します。

昨年同様今回もそぼ降る雨のなか、2000人の参加者が朝5時から須磨をスタートしました。高取山、菊水山、鍋蓋山、摩耶山と次々に現われる山を越えるうち、とうとう雨も本降りとなり、疲労困憊となりました。

しかし今年の六甲は例年より色づきが早く、縦走路から見る紅葉が疲れを癒してくれます。

最後の六甲最高峰下の一軒茶屋から宝塚までは、ぬかるみに足を取られながら延々の下り。宝塚にゴールした時には疲労で足が震え、ヒザもガクガクになっていました。

(山口敬二/奈良県/55歳/よく行く山:大峰、比良、北山、六甲)

岡山・蒜山

秋錦繍のもみぢ葉や。蒜山(ひるぜん)3座を縦走しました。

上蒜山8合目の槍ヶ峰から大山を眺望する(写真=舩越 仁)
中蒜下蒜コルのフングリ乢(たわ)を行く(写真=舩越 仁)

11月2日、晴れ

真っ青な空の下、濃厚牛乳で有名なジャージー牛に見送られて蒜山(ひるぜん)高原の牧場の中を登り始めました。杉林を過ぎると2合目で稜線に出ます。蒜山の紅葉は今が盛り、やがて大山の眺望台でもある上蒜山8合目の槍ヶ峰に着きました。暫くゆっくりと展望を楽しみます。遥かに大山南壁、その手前に烏ヶ山、振り返ると眼下になった蒜山高原の牧場が緑の絨毯のように広がっていました。

上蒜山の頂上は縦走路から北にクマザサを掻き分けて入り込みます。10分ほどで着くのですが、大半の登山者は縦走路が頂上と思っているようです。遠方からの来客数名を2等三角点の頂上へ案内しました。そして中蒜山に向けて下ります。クサリはあるのですが、石が滑りやすいので注意しなくてはなりません。

やがて右がササ原になり、左手遠くに日本海を眺めながら気持ち良い稜線を辿ると中蒜山頂上へ。ここから300mほど下ると縦走路中最低鞍部のフングリ乢(たわ)です。蒜山の縦走路の大半は背の低いササ原なので、雄大で気持ちが良いです。

そして、ここから下蒜山までの登り返しが本日のもみじ劇場のクライマックスなのでした。その舞台は黄色、オレンジ、紅のトンネルで、主役は通過する登山者です。下蒜山を越えると、更に大きくササ原が広がる雲居平です。最後に段差の大きな丸太の階段を下り、しばらくすると犬挟峠の登山口です。

(舩越 仁/岡山県/72歳/よく行く山:大山、中国山地)

週刊ヤマケイ「読者の登山レポート」「遭難防止オピニオン」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんの登山レポートを募集しています。写真とレポートにあなたのプロフィールを添えて、週刊ヤマケイ編集部までお送りください。ハイキングからクライミングまで、山行形態は問いません。あなたの投稿をお待ちしています。

「遭難防止オピニオン」につきましては、文字数400字程度でお願いします。ご自身の遭難体験についてお書きいただくときには、写真をつけていただくとありがたいです。お名前、メールアドレス、年齢、郵便番号と住所、登山歴、よく行く山名・山域も添えてください。「登山レポート」「オピニオン」ともに文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。

投稿先メールアドレス
weekly@yamakei.co.jp
※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」または「週刊ヤマケイ・遭難防止オピニオン」とお書きください。

誰にも起こりうる遭難事故の捜索・救助費用に備える保険! 無理のない日程、万全の装備とともに、これからは「レスキュー費用保険」が登山・アウトドア活動の必需品です。

日本費用補償少額短期保険の「レスキュー費用保険」は登山やアウトドアスポーツなど日本国内での野外活動(海での活動を除く)中に遭難事故に遭った際、捜索・救助に要した費用について保険金をお支払する保険です。補償内容は捜索・救助費用保険金として300万円です(免責3万円)。

年間保険料は5000円。保険期間は1年間で、払込日の翌日午前0時から補償開始です。

山の装備はどんどん軽量化の時代。でも遭難対策は必要最低限の装備です。

軽い負担で、万一の補償が欲しい…そんなあなたにお勧めなのが、jRO(ジロー)の山岳遭難対策制度。

捜索・救助費用に特化(330万円までお支払)、コストパフォーマンス抜群です。WEB申し込みも可能になりました。

初年度入会金・会費は4000円。次年度以降会費は2000円+事後分担金(750円~1700円の見込み)です。いざというときに、備えましょう。

登山のアプローチ手段としてすっかり定着した「登山バス」。電車やバスを乗り継ぐ面倒もなく、登山口までスムーズにたどりつけることから、人気を集めています。

毎日企画サービス(毎日新聞旅行)では北アルプスと八ヶ岳へ冬山(お正月)登山バスを運行しています。山小屋での宿泊とセットになったお得な商品もあるので、年末年始の山行に役立ててみてはいかがでしょうか?

マウンティンゴリラ雪山技術講習会

12月に実技と机上を開催

実技講座は谷川岳と富士山で開催されます
机上講座は参加費無料(事前の申し込みが必要です)

マウンティンゴリラ登山学校では12月に雪山技術講習会を机上(無料)2回、実技2回開催します。

机上では「雪山に向かう心構え」「必要となる体力は?」「学ぶべき技術は?」「学ぶべき知識は?」「雪山に臨むために必要となる装備」「ステップアップの方法」「雪山で必要な危機管理術」の7つのポイントについて解説。

実技では「雪山装備の使い方」「寒さと冷たさへの対策」「雪の中での歩き方のコツ」「ピッケルワーク、アイゼンワーク」「滑落停止、その他のリスク管理」といった雪の中でこそ学ぶことのできる5つのテクニックを指導。

いずれも初心者歓迎とのことですので、雪山の技術を身につけたい方はこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。

♪鳥くんの鳥撮りトーク

11月23日(土・祝)19:30~、ジュンク堂書店池袋本店にて開催

講師はプロバードウォッチャーの永井真人さん(♪鳥くん)

『東京近郊 野鳥撮影地ガイド』(山と溪谷社)の発売を記念して、著者の♪鳥くんによるトークイベントが東京・池袋のジュンク堂書店で開催されます。

プロバードウォッチャー・バードウォッチングツアーガイドとして活躍する♪鳥くんは、1年中各地を飛び回り、野鳥の撮影や観察を続けています。ベストな1枚を撮るために知っておきたい野鳥の習性や、撮り方のコツ、東京近郊のおすすめ撮影スポットまで、豊富なフィールド経験をもとに語り尽くしますので、興味のある方はぜひご参加を!


山の知識検定

Q:中央分水嶺とは太平洋側と日本海側の水系を分ける境界とされ、日本列島の骨格をなす山脈が連なっている。次のなかから、中央分水嶺が通過していない山を選びなさい。

1:谷川岳

2:槍ヶ岳

3:赤岳

4:甲武信岳

平成24年度「山の知識検定シルバーコース」試験問題より

出題:社団法人日本山岳検定協会(山の知識検定)

http://yama-kentei.org/

解答・解説は次項にて


山の知識検定

Q:中央分水嶺とは太平洋側と日本海側の水系を分ける境界とされ、日本列島の骨格をなす山脈が連なっている。次のなかから、中央分水嶺が通過していない山を選びなさい。

1:谷川岳

2:槍ヶ岳

3:赤岳

4:甲武信岳

【正解】2

槍ヶ岳は、東面の梓川と北面の高瀬川に沿った水が、犀川となって信濃川に注ぎ、西面からは蒲田川、神通川となって信濃川と同様、日本海に注いでおり、中央分水嶺から外れている。安曇節でも「槍で別れた梓と高瀬、めぐり合うのが押野崎」と謡われている。

平成24年度「山の知識検定シルバーコース」試験問題より

出題:社団法人日本山岳検定協会(山の知識検定)

http://yama-kentei.org/

『入門&ガイド バックカントリースキー&スノーボード』

バックカントリーに憧れる人へ

バックカントリーの入門者に必要な初級から中級レベルの技術・知識を豊富な図解でわかりやすく解説し、ルートガイドは長期にわたって活用できる充実したエリアを50掲載しています。「バックカントリーを始めたい」「バックカントリーの技術をもっと身につけたい」という入門者のニーズと、「具体的なコースを知りたい」というウォンツを1冊にまとめました。「学ぶこと」と「登ること」が直結した本書は、入門者にとって合理的で効率的なものになっています。

http://www.yamakei.co.jp/products/2812043910.html

●著者:伊藤フミヒロ/発売日:2013年11月22日/販売価格:2,079円(税込)/ページ数:244ページ/判型:A5判/ISBN:978-4-635-043915

2013年11月~12月の新刊
商品名 発売日 販売価格(税込)
『ワンダーフォーゲル12月号』 11/9 1,000円
『東京近郊 野鳥撮影地ガイド』 11/15 1,470円
『山と溪谷 12月号』 11/15 1,100円
『怖いもの知らずの女たち』増補文庫版 12/13 1,050円
『知られざる富士山』 12/20 1,260円
『山溪ハンディ図鑑 7 新版 日本の野鳥』 12/20 4,410円
『ヤマケイ文庫 宇宙船とカヌー』 12/20 1,050円
『ヤマケイ文庫 たった一人の生還-「たか号」漂流二十七日間の闘い』 12/20 924円
『始める!スノーシュー』 12/20 1,680円
『走りが変わるロードバイクの本』 12/24 1,260円


アルパインツアーサービスからのお知らせ

【国内】レディース・トレッキング中級「榛名山・相馬山から氷室山」日帰り

ヤマケイ登山教室

レディース・トレッキング中級では登山の技術、体力、マナーをバランスよく身につけた中級登山者を目指します。

今回は中央火口丘の榛名富士とカルデラ湖の榛名湖を望みながら、外輪山を歩きます。天候によっては霜が降りたり、氷が張る季節なので、安定して歩ける歩行技術も学びます。

レディース・トレッキングでは、カメラのニコンの協力により、ご希望の方にミラーレスカメラ「Nikon1」または一眼レフカメラ「D-600」をお貸しいたします。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=104664

日程 11月30日(土)
集合 新宿西口スバルビル前 (7:00)
講師 菅野由起子(登山ガイド)
行程 新宿西口スバルビル前(バス)ヤセオネ峠(1170m)~相馬山(1411m)~松ノ沢峠~天目山~氷室山~天神峠(1130m)(バス)新宿西口【解散】20:00~22:00(予定)
歩行時間:約3時間30分
登山レベル 中級レベル(6~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差1,000mの登りを4時間以内で歩ける体力が必要)
難易度 3(往復、周回、縦走コース。登山道は比較的明瞭で、緩急があり、幅員が小さい箇所がある。転滑落の危険箇所が部分的にあり、一部にハシゴやクサリ場、それに匹敵する所がある)
参加費 14,800円

【海外】香港の名峰3座登頂5日間

香港の山旅・人気No.1コース

香港の名峰シャープピーク
香港第2の高峰・鳳凰山(ランタオピーク)

10月から2月にかけて日本で冬の北西風が吹くころ、北緯22度(沖縄のはるか南、台湾の高雄とほぼ同緯度)に位置する香港ではハイキングのベストシーズンを迎えます。

香港の名峰シャープピーク、馬鞍山(マーオンシャン)、鳳凰山(ランタオピーク)と、それぞれ趣きの異なる3座を登る、山旅の人気No.1コースです。

出発日~帰国日 旅行代金(東京・大阪・名古屋・福岡発着)
1月15日(水)~19日(日) 182,000円
2月12日(水)~16日(日) 186,000円
2月26日(水)~3月2日(日) 186,000円

【机上講習会】山の天気ハイキング・山岳気象大全(後期)「四季の山岳気象 梅雨・秋山」

ヤマケイ登山教室

山の天気は目まぐるしく変わります。この机上講座では、気象変化のメカニズムや季節ごとの典型パターンなどを体系的に学びます。今回は四季の山岳気象の中で梅雨・秋山を学びます。参考書は『山岳気象大全』(山と溪谷社刊)です。

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1195

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1153

開催日 11月18日(月)
会場 アルパインツアーサービス本社
午後の部:3階特設説明会場/夜の部:1階イベント会場
時間 午後の部15:00~16:30/夜の部19:00~20:30
定員 午後の部:45名/夜の部:70名
受講料 各1,000円
講師 猪熊隆之(山岳気象予報士)

201311/14?11/27

11
14 埼玉県民の日(埼玉県が1971年に制定)
15 大阪万博跡地に国立民族学博物館開館(1977年)
イベント/上高地閉山式
河童橋の畔にて、11:30より。
http://www.kamikochi.or.jp/events/
16 世界遺産条約がユネスコで採択される(1972年)
イベント/岳都・松本「山岳フォーラム」2013
長野県松本市で2日間にわたって開催。初日は「山の文化祭&セミナー」と題して映画や演奏会、安全登山セミナーや朗読劇など盛りだくさんのプログラム。マンガ『でこでこてっぺん』の著者ゲキさんと山と溪谷副編集長によるトークショーもあります。会場は松本市のまつもと市民芸術館。入場無料。詳細は下記URLにて。
http://www.sangaku.net/
TV/BS-TBS『日本の名峰・絶景探訪』
名峰や日本の原風景を、臨場感あふれる映像で紹介する紀行ドキュメント番組。この日は「南アルプス鳳凰三山」をオンエア。海洋冒険家・白石康次郎さんが地蔵岳~観音岳~薬師岳を歩きます。21:00~21:54
http://www.bs-tbs.co.jp/meihou/
17 長崎の雲仙普賢岳が198年ぶりに噴火(1990年)
イベント/岳都・松本「山岳フォーラム」2013
2日めは「山岳フォーラム・シンポジウム」。岩崎元郎さんの講演や、小学生・中学生・高校生によるアウトドアスタイルショー、山と溪谷編集長も参加するパネルディスカッションなど、この日も魅力的なプログラムがずらり。
http://www.sangaku.net/
ギャラリー/中村みつを個展「やさしい山」最終日
イラストレーターの中村みつをさんの個展が東京・恵比寿のギャラリーまぁるにて開催中。この日は最終日。展示時間はふだんは12:00~19:00ですが、最終日は16:00までです。
http://galeriemalle.jp/
18 小山田大、奥三河・鳳来の岩場、ホーライ岩小屋ボルダー・白道ルートを登る。グレードは世界最難とされるスイスのドリームタイム(V15)よりハードとの見方もあり、五段/六段とされた(2003年)
机上講座/ヤマケイ登山教室・山岳気象大全
四季の山岳気象について学びます。今回のテーマは「梅雨・秋山」。講師は山岳気象予報士の猪熊隆之さん。参考書は『山岳気象大全』(山と溪谷社・刊)。会場は東京・新橋のアルパインツアーサービス本社特設説明会場で、15:00~16:30と19:00~20:30の2回開催。受講料は1000円。申し込み、問い合わせはアルパインツアーサービスまで。
http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1195
19 青梅鉄道開業(1894年。現在の青梅線)
20 御岳登山鉄道設立(1927年)
21 パリで熱気球による初の有人飛行成功(1783年)
22 相磯久雄ら横浜山岳会の5名が、富士山頂火口の底から白山岳と久須志岳間のルンゼなどを登った。登攀距離は短いが、頂上火口壁を登攀対象とした最初の試み(1948年)
ギャラリー/成瀬洋平原画展「山の絵物語第三章」
風景画家・成瀬洋平さんの原画展が横浜のカモシカスポーツで12月15日まで開催されます。
http://d.hatena.ne.jp/naruseyohei/
23 勤労感謝の日
24 ダーウィンの『種の起源』が出版される(1859年)
25 八ヶ岳・阿弥陀岳北壁・左稜積雪期初登攀(水島在身、永光俊一、斉藤善久ら紫峰山岳会によって。無雪期を通じてもおそらく初登。1951年)
机上講座/ヤマケイ登山教室・スノーシュー入門
スノーシューの仕組み、ウェアなど必要になる用具、スノーシューを利用した冬のネイチャーウォッチングについて、山岳ライターの石丸哲也さんが解説します。会場は東京・新橋のアルパインツアーサービス本社特設説明会場で、時間は19:00~20:30。受講料は1000円。申し込み、問い合わせはアルパインツアーサービスまで。
http://www.alpine-tour.com/japan/2013_10/p15_a.html
26 モンゴル人民共和国が発足(1924年)
27 写真家・岩合光昭さん、東京に生まれる(1950年)


株式会社山と溪谷社
〒102-0075東京都千代田区三番町20番地
編集長
久保田賢次
編集スタッフ
佐々木惣、伊東真知子
アートディレクター
松澤政昭
SSデザイン
塚本由紀(T&Co.)
技術サポート
福浦一広、金沢克彦、前田哲、塚原宏和
協力
アルパインツアーサービス株式会社
プロデューサー
齋藤純一

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本誌は、できるだけ正確な情報を掲載するよう心がけておりますが、山行時はご自身で現地の最新情報のご確認をお願いいたします。