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森山 勇さん

『ヒマラヤのパレット』で日本文芸アカデミー、ゴールド賞を受賞。

森山勇さん。『ヒマラヤのパレット』と受賞の盾を手に

陸前高田にて。奇跡の一本松の上空に二本の虹がかかった(2011年4月25日)

50歳から120歳の人を対象とした「日本文芸アカデミー賞」。過去に細川護熙さん、日野原重明さん、チャールズ・ジェンキンスさん、吉行あぐりさん・和子さんなども受賞しているが、昨年11月に、そのゴールド賞を受賞したのが森山勇さん(74歳)。1998年シルバー登山隊で8000m峰に登頂した行程をスケッチした画文集『ヒマラヤのパレット』(山と溪谷社刊、絶版)が評価されたもの。

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週刊ヤマケイ(以下Y):受賞おめでとうございます。森山さんのこの本が世に出てから、だいぶ年月もたっていますが、今回、どういう経緯で選ばれたのですか。

森山(以下、M):昨年3月に「橋のある風景」という個展を開いたのですが、そのとき、審査員のお一人のかたが、たまたま来場されたのがきっかけでした。

登山は、学生のときから休むことなく続けてきました。出張の先々でも山に登るぐらいの勢いで。でも、「やっぱり、登山の檜舞台はヒマラヤ」という思いがありまして、50代後半で参加したガッシャブルムII峰の登山の様子や、人とのふれあいを描いたものが、この『ヒマラヤのパレット』でした。

・・・

Y:拝見する度に、ほっとするような森山さんの絵ですが、そもそも、描かれるようになったきっかけは、なんですか。

M:子どものころから好きでした。絵を描くくらいしか、遊びもなかったですしね。学校の先生にもほめてもらえて、ますます得意になり、大学では建築科を選び、後のリゾート設計に役立ちました。

山もそうですが、「高いもの」、「美しいもの」に憧れます。極めつけの美といいますか。全国の五重塔や三重塔を描き続けていますが、信仰の心を満たしてくれる究極の美しさを感じます。今でも「美しさとはなんだろうか」と思いながらの旅を続けています。

・・・

Y:最近は、震災の被災地にも通って、描かれていらっしゃるとお聞きしましたが。

M:私は新潟県の、今は長岡市になった旧田麦山村の生まれなのですが、2004年10月に中越地震で大きな被害がありました。その惨状を、写真ではなく絵で描いて伝えたいと思ったんです。

東日本大震災の被災地にも出かけています。「ものが壊れる」、「ものが失われる」。建物とはいえ、命あるものが消えていく断末魔の叫びが聞こえてくるような気がします。失われていく歴史を残すために、何かお手伝いできないかという気持ちで続けています。この秋には埼玉県川口市の総合文化センターで三陸の風景展もしますので、お近くのかたは、ぜひ見にいらしてください。

(聞き手=久保田賢次・『週刊ヤマケイ』編集長)

20144/3~4/16

4
3 奥秩父・金峰山、石塔岩・左スラブルート初登攀(武川俊二、黒沢孝夫。石塔岩における最初の開拓記録。1977年・昭和52年)
机上講座/ヤマケイ登山教室・山岳気象大全
山岳気象予報士・猪熊隆之さんによる山岳気象の机上講座が東京・西新橋のアルパインツアーサービス特設説明会場で開催。この日は「観天望気」について学びます。15:00~16:30と19:00~20:30の2回。定員は昼・夜ともに45人。受講料2000円。詳細は下記URLにて。
http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1293
4 北アルプス、僧ヶ岳・宇奈月尾根~剱岳~槍ヶ岳~西穂高岳(半谷信俊ほか。北方稜線から剱岳に至り、槍経由西穂まで3/1~4/4にかけて長躯縦走。3/19に剱岳、3/29に槍ヶ岳、西穂に4/4。サポート隊、計17名が支援。1961年・昭和36年)
TV/NHK『実践!にっぽん百名山』
有名山岳の登山コースや自然の魅力について伝える山岳専門情報番組。この日の放映は「北岳・間ノ岳」。司会は釈由美子さん。コメンテーターとして『Rock&Snow』編集長でもある山と溪谷社の萩原も出演。スタジオで下山後のストレッチやストック収納法、帰宅するまでのマナーを解説します。17:00~17:25。
http://www4.nhk.or.jp/j-100yama/
5 知床半島、知床岬~海別岳に積雪期単独初縦走(片岡胖。部分的な縦走や単独記録もあるが、知床岬から海別岳までの積雪期のほぼ全山縦走は本記録が初めてであろう。もとより単独では初めて。1959年・昭和34年3/14~4/5)
イベント/第9回山岳スキー競技日本選手権大会
山スキー、テレマークスキーでオフピステを登り、滑る、冬期山岳耐久レースが4月5日から6日にかけて栂池高原で開催されます。詳細は下記URLにて。
http://www.jsmc.jp/
TV/BS-TBS『日本の名峰・絶景探訪』
名峰や日本の原風景を、臨場感あふれる映像で紹介する紀行ドキュメント番組。この日は「丹沢・塔ノ岳」。TBSアナウンサーの高野貴裕さんが大倉尾根から塔ノ岳、丹沢山を目指します。21:00~21:54
http://www.bs-tbs.co.jp/meihou/
6 北アルプス・八方尾根~唐松岳~奥鐘尾根下降~欅平~北仙人尾根~剱岳~別山尾根下降~大日岳の黒部横断に成功(田中淳一。単独、ノンデポ、1/16から4/6までの80日間におよぶ前代未聞の積雪期長期単独行。一部トリプルボッカを含み、全行程でダブルボッカを行なった。八方尾根第2ケルンまで1名のサポートを1/26まで受けたのみ。1987年・昭和62年1/16~4/6)
7 伊豆城ヶ崎、なみだちエリア、タコ初登攀(堀地清次。20m、5.12bの開拓記録。城ヶ崎の岩場は1981年から開拓され始め、いまやルート総数は約500本になる。1984年・昭和59年)
8 北アルプス・奥穂高岳、ジャンダルム・飛騨尾根~オオザコ谷下降。積雪期初踏破(飯田輝英、麓長。積雪期の飛騨尾根は1933年12月30日に稜線から上部のみ往復されているが、末端からの長大なツアーは本記録が初めて。1935年・昭和10年4/8~4/9)
机上講座/ヤマケイ登山教室・ニコン×ヤマケイphotoトレッキング
ニコンとヤマケイのコラボレート撮影講座。講師は週刊ヤマケイの表紙を担当する山岳フォトグラファーの菊池哲男さん。今回のテーマは「残雪と新緑の山を撮る」。会場は東京・西新橋のアルパインツアーサービス特設説明会場。19:00~20:30。受講料は2000円。定員45名。詳細は下記URLにて。
http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1331
机上講座/山に何を持って行くか
無名山塾の無料机上講習。山の装備、ザック選び、パッキング方法などをお話しします。19:00~、要予約。場所は東京・大塚の無名山塾ミーティングルームにて。詳細は下記URLより。
http://www.sanjc.com/ensoku/ensoku_menu_4.html
9 八ヶ岳・稲子岳南壁~横岳西壁~阿弥陀岳・北西稜下降(小花充、米山雄三。稲子岳南壁・左ダイレクトルートを皮切りに6本のルートを継続。阿弥陀岳・北西稜の下降はおそらく初めての試み。1968年・昭和43年4/7~4/9)
机上講座/ヤマケイ登山教室・山のファーストエイド
登山者に必要と思われる事故防止対策、救助要請、応急手当、緊急避難などを体系的に学ぶ講座。講師は日本山岳協会・遭難対策委員の悳 秀彦さん。会場は東京・西新橋のアルパインツアーサービス特設説明会場。この日は「山での応急手当と有害動植物」について学びます。19:00~21:00。定員は45人、受講料2000円。詳細は下記URLにて。
http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1293
10 インドネシアのタンボラ山が大噴火。過去2世紀に世界で記録されたもののなかで最大規模(1815年)
机上講座/生涯登山の勧め
マウンティンゴリラ登山学校の第4回机上講座。「生涯クライマーでいたい、昔は登ったとは絶対に言いたくない」と現役にこだわる講師が、登り続けるコツをお話しします。会場は東京都新宿区の日本勤労者山岳連盟事務所(JR飯田橋駅徒歩10分)。19:00~21:00、参加費無料。詳細は下記URLにて。
https://sites.google.com/site/gorillamountainschool/
11 松濤明、北アルプス・硫黄尾根から槍ヶ岳を積雪期初縦走・積雪期単独初縦走(4月とはいえ、十分に積雪期といえる状況であった。1943年・昭和18年4/3~4/11)
12 北アルプス・黒部横断、立山温泉~平~黒部川東沢BC~水晶岳、赤牛岳、野口五郎岳、烏帽子岳~平~針ノ木谷・南沢~不動沢乗越~濁(西堀栄三郎、今西錦司ら。赤牛岳に4/6、野口五郎、烏帽子岳に4/7は本記録がそれぞれ積雪期初であろう。芦峅寺の案内人・ポーター11名が協力。1926年・大正15年3/20~4/12)
机上講座/読図ワークショップ シミュレーション登山
こぐま自然クラブの無料机上講座。毎月読図の練習問題をやって地形図に慣れる企画です。16:00~、要予約。場所は東京・池袋のルノアール・マイスペースMS&BB池袋西武横店3号室。詳細は下記URLにて。
http://members3.jcom.home.ne.jp/yohtu/PR/201404.html
13 富士山、宝永山第1火口壁に単独初登(小花充。1969年・昭和44年)
14 ネパール・クスムカングル(6367m)北壁単独登攀(青田浩。9時間半で稜線に達し、ビバーク。北峰から北稜を下降した。1985年・昭和60年)
15 越後三山、八海山~中ノ岳~駒ヶ岳・郡界尾根下降(新村正一、林敏夫、後藤靖男、秋山正人、高橋照。越後三山の積雪期初縦走はおそらく1951年・昭和26年3/25~4/6の記録。本記録は郡界尾根の積雪期初踏破の記録と思われる。1954年・昭和29年4/8~4/15)
机上講座/ヤマケイ登山教室・山岳スキルアップ講座
総合的な登山スキルを身につけられる講座。講師は山岳ガイド・武川俊二さん。この日のテーマは「山歩きの楽しみと知識と装備」。会場は東京・西新橋のアルパインツアーサービス特設説明会場。19:00~20:30。定員は45人、受講料2000円。詳細は下記URLにて。
http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1312
16 富士山九合目からスキー滑降(T.E.レルヒ。八合目からレルヒと案内人が頂上を目指したが、九合目付近で下降。1911年・明治44年)

※参考文献『目で見る日本登山史』(山と溪谷社・刊)

宮城県・花染山

積雪を利用した春の雪山を楽しむ尾根歩き。

三光の宮にて。正面は三峰山(写真=福井美津江)

青空の下、花染山(右奥)へ真っ白な尾根が続いていました(写真=福井美津江)

3月29日、晴れ

花染山は船形山から北東へのびる尾根上にあり、夏道は無く積雪を利用して行くことができます。

歩き始めてすぐにワカンジキを装着。旗坂から升沢コースに沿ってブナ林の中を登り、三光の宮と千本松山へ立ち寄りました。昨年の同時期より雪が多くあります。花染山へ向かう稜線は片側(南東側)が雪庇となっていますが、広さのある気持ちの良い尾根歩きを楽しむことができました。時々下層のヤブまわりの雪が融けて落とし穴ができていますので、注意が必要です。

草木の茂った夏の山と雪で覆われた冬の山、同じ場所なのに全く違って見えることにいつも驚きます。

(文=福井美津江)

山形県・ヨウザ峰

積雪期限定、朝日連峰の夏道のない寂峰を目指す。

825m峰より大雪庇が目立つヨウザ峰を望む(写真=曽根田 卓)

ヨウザ峰山頂から眺めた大桧原川源流域の高倉山(右)と大桧原山(写真=曽根田 卓)

3月29日、晴れ

日本有数の豪雪地帯である朝日連峰は、残雪期には藪が埋まって夏道のない尾根でも縦横無尽に歩けます。今回は登った記録が非常に少ないヨウザ峰(1038m)を単独で登ってきました。このあまり知られていない山は、大桧原川と大井沢川に挟まれた尾根上にあるピークです。一般的には障子ヶ岳を時計回りに周回した時、紫ナデから北東に張り出した長い尾根の最後のピークと言った方が分かりやすいかもしれません。

登山は桧原集落から始まります。但し積雪期には駐車スペースが限られるので注意が必要です。

大桧原川に沿った林道を少し歩き、途中の杉林から急な尾根を一気に登って行きますが、この日は柔らかいザラメ雪にためにスノーシューでのラッセルは大変でした。歩くのに支障はありませんが、尾根が細く、アップダウンも無数にありますので、スキー登山には余り向かない山との印象を持ちました。

825m峰まで登ると目指すヨウザ峰が見えてきます。山頂部に大きな雪庇を従え、その雪庇の突破が気になりますが、左斜面に斜高すると楽に越えられました。

ヨウザ峰山頂は標高的には低山の域を超えませんが、その展望は一級品でした。大桧原川源流域に連なる山々が屏風を広げたような姿で眼前に迫ります。時間があれば尾根を更に辿って、大クビレ手前の1196m峰まで登れば障子ヶ岳の鬼気迫る大スラブの姿が見えてくるでしょう。

この山に登る場合は雪庇の崩壊や雪割れに注意が必要ですし、そしてルートファインディングが必要なルートを辿りますので、雪山登山に慣れたリーダーの同行が必要です。なお、赤布やテープ類のマーキングは一切ありません。

(文=曽根田 卓)

中越・飯士山

越後湯沢の尖峰をリフト利用で周回。

岩原スキー場、大源太山、足拍子岳、谷川連峰をバックに痩せた雪稜を登る(写真=打田鍈一)

下りの急斜面は緊張の連続でした(写真=打田鍈一)

3月29日、晴れ

飯士山は標高こそ1000mをわずかに超える低山ですが、スキーリゾートとして賑わう越後湯沢の街中からそそり立つ尖峰です。『山と溪谷』2013年3月号には鋸尾根から登るテント1泊のルートが記されていますが、もっとイージーに、岩原スキー場を起点にリフトを使って周回する日帰りコースを歩きました。

第3リフトの目の前から尾根に取りつくと、早速に痩せた雪稜です。雪壁と言いたい急斜面やナイフエッジが次々と現われ、短時間でも緊張感満点。南峰を経て登り着いた雪の尖頂は足元が切れ落ちた360度の大展望台で、越後三山や谷川連峰、近くの足拍子岳や大源太山などのパノラマが広がります。

下りは東へ山頂クワッドリフトを目指しますが、これがまた急峻な痩せ尾根で、ゲレンデに下り着くまで緊張から解放されませんでした。この日はわかんの脱着を繰り返しましたが、アイゼンは使いませんでした。しかし、ちょっと冷えるとアイゼンは必須アイテムとなるので用意は欠かせないようです。

(文=打田鍈一/山歩きライター)

群馬県・武尊山

オグナほたかスキー場からバックカントリーを楽しむ。

家ノ串山から、向かって左側の斜面をトラバースする(写真=兼岩一毅)

山頂からの展望。写真左の黒い岩壁が谷川岳一ノ倉沢方面(写真=兼岩一毅)

3月29日、晴れ

リフトを4本乗り継いでリフトトップ1828mまで一気に登り、そこからシールを貼り、前武尊山に向けてハイクアップしました。春の陽気で、Tシャツ1枚でも汗をかいてしまいます。前武尊山でヤマトタケルノミコトに挨拶をし、そのまま武尊山の山頂を目指しました。

川場剣ヶ峰(2083m)は、向かって右側の斜面をトラバースしますが、ここでは過去雪崩による死亡事故も起きているため注意が必要です。

今回はピークハントが目的ですが、滑走目的の場合は前武尊山から十二沢や荒砥沢を滑走するのが一般的なようです。出発が10時と出遅れたのですが、標高差が少なく距離も短いため、2時間程で山頂に着きました。

山頂は川場スキー場からの登山者で既に満員状態。谷川岳などが見渡せましたが、午前中は富士山も見えたとか。

小休止の後、シールを剥がして滑走を開始します。家ノ串山(2103m)で一旦登り返し、荒砥沢を林道まで滑走。林道に合流すると、再びシールを貼り、小一時間ほどかけてゲレンデへ。日焼け止めをしていたにもかかわらず、顔や首などが真っ赤になりました。

(文=兼岩一毅)

奥多摩・棒ノ折山

ゴンジリ沢の桟橋は通行不可です。

沢雪で傾き、通行不可となったゴンジリ沢の桟橋(写真=皆川由己)

名坂峠から八桑に下る道は不明なところが多いので注意が必要(写真=皆川由己)

3月29日、晴れ

30日に予定していた巡視ですが、悪天候予報のため繰り上げて29日に行きました。コースはJR川井駅9:27~清東橋10:00~棒ノ折11:50~名坂峠15:40~八桑16:45です。

百軒茶屋キャンプ場先の登山道入り口から入り、ワサビ田をしばらく行くと、ゴンジリ沢を渡る桟橋が出てきます。その橋は上の写真のとおり、沢雪に押されて30度くらい傾いているので通行不可です。橋の直下が浅い流れになっていますので、徒渉して、対岸の岩土手を確実に登って右岸に上がりましょう。

下の写真は名坂峠から八桑へ下りてくる途中の沢雪の徒渉ですが、沢の流れの上にできた雪の層は空洞なので、踏み抜きに注意してください。この下りコースは落葉や落ち枝、積雪などが重なり、またあまり歩かれていないので、登山道が見つけにくいです。特に、沢雪を徒渉した後には登山道を見失いやすいので注意が必要です。

この日は巡視作業として、棒ノ折~名坂峠間の倒木、支障木の処理を行ないました。

(文=皆川由己/奥多摩サポートレンジャー会・会長)

高尾・駒木野~日影沢

足もとにある未来の植物にもご配慮を。

アズマイチゲが咲き始めました(写真=三好和貴)

歩道整備作業の様子(写真=三好和貴)

3月29日、晴れ

高尾山周辺ではハナネコノメ、ヤマルリソウ、アズマイチゲ、ニリンソウなどが咲き始め、テングチョウ、ルリタテハなどの越冬明けのチョウが元気に飛び回る姿がよく見られるようになりました。

この時期、高尾山周辺で特に問題になっているのが、踏み込みによる植生地帯の裸地化です。春の植物の撮影のために踏み込みが繰り返されると、足もとに生えている植物はもちろん、その下に眠っている種子までもが踏圧によって発芽できなくなってしまいます。

こうした現状を改善させるため、3月29日、ボランティア団体の高尾サポートレンジャーの協力を得ながら、小仏川沿いの駒木野と日影沢の周辺で、撮影時におけるマナーのPRや道と植生地帯をはっきりさせるための道の整備、踏み込み防止看板の設置作業などを行ないました。こうした活動は約2年続けていますが、多くの方のご協力により、少しずつですが、緑が復活してきています。これからも皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。

(文=三好和貴/東京都レンジャー 高尾地区)

西丹沢・ミツバ岳

満開のミツマタと富士山を愛でる山歩き。

ミツバ岳の山頂西側から富士山と満開のミツマタ(写真=石丸哲也)

(左)権現岳への尾根道からミツマタの群生地越しに檜岳山稜/(右)ミツマタの花(写真=石丸哲也)

3月31日、快晴

執筆の仕事が一段落して、山に登る時間がとれるようになると同時に、都内の桜がいっせいに開花。近郊の低山も花のシーズンに入っていると思うと気もそぞろで、第1弾として西丹沢前衛のミツバ岳へ行ってきました。

丹沢湖の北西、権現山から南西に延びる尾根上に位置する834.5mの目立たない山で、2万5000分の1地形図にも標高だけで、山名の表記はありません。最近、この山が3月下旬~4月上旬ごろにはたいへんな人気で、西丹沢自然教室へ向かうバスの登山者の大半が登山口の浅瀬入口バス停で下車、山頂は大にぎわいを見せています。

その理由は、山頂に群生するミツマタの花が見ごろであるうえ、西側が開けて雪化粧した富士山を真正面に眺められることにあります。私が登ったのは月曜日でしたが、それでもマイカーの人を含めて50人以上の登山者に出会いました。浅瀬入口バス停から世附川沿いの車道を30分ほど歩いた滝壺橋から登山道に入るのですが、付近に駐車場があり、マイカー登山にも便利です。

滝壺橋からミツバ岳山頂までは登り1時間30分ほど。途中は植林や雑木林ですが、登るにつれてミツマタが多くなり、一面に群生する緩斜面に出ると、すぐ上が山頂。西側に出ると写真のような景色が開けます。当日はミツマタも花盛り、富士山もくっきり見えて、最高の山日和でした。この山頂だけでも大満足で、登山者も大半はここで引き返していましたが、せっかくなので権現山(1019m)へ足をのばしました。途中のブナやケヤキの雑木林が好ましく、ミツマタも点々と咲いています。新・分県登山ガイド『神奈川県の山』では権現山から北へ向かい、二本杉峠から細川橋へ下山していますが、私は権現山から南東へ派出する尾根を下って浅瀬入口へ戻りました。入口に「踏跡不明瞭。初心者の通行不向き」と記されています。登山道や指導標は整備されているので、ある程度、地図が読めてルートファインディングができる登山者なら問題ないレベルです。ただし権現山からの下りなどには岩混じりの急下降があります。ミツバ岳から権現山までは1時間ほど、さらに浅瀬入口まで1時間30分ほどです。

もともと丹沢にはミツマタの自生があるものと思われますが、ミツバ岳山頂の群生は自然ではありえないみごとなものです。山北町役場の方の話では、戦前、地元の方によって植えられ、最近では伐採、収穫などされていないものの、手入れが続けられているとのこと。この素晴らしい群生地がずっと保護されることを願わずにはいられません。取材日の3月31日で満開でしたが、ミツマタの花期は長く、開花途中の木もあったので、この週末も見ごろが続くと思われます。

ミツマタは繊維が丈夫なので、コウゾと並んで優れた和紙の原料となり、紙幣にも使われています。ジンチョウゲ科で、花や枝振りの特徴もジンチョウゲと似ています。花色はジンチョウゲの白と紫に対して黄色です。また、ジンチョウゲの常緑に対して落葉ですが、それだけに枝振りがよくわかり、三つ叉に分岐する枝が名前の由来であることも納得です。ジンチョウゲほど強くはないですが芳香もあり、この日の山頂も品のよい香りに満たされていました。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

神奈川県・金時山

箱根外輪山の最高峰へ。

週末は特に賑わう金時山の山頂(写真=鈴木さとし)

3月23日、晴れ

今回は金時神社から登って乙女峠のふじみ茶屋へ降りました。金時山へはいくつものルートが延びていますが、まずは見所の多い金時神社からのルートがおすすめです。

この日は日陰面には固くなった残雪がありましたが、持参したアイゼンを使わずにちょうど歩ける程度でした。装備品を持参するかしないか考えるのは登山者の常ですが、悩むのなら持っていくほうが良いと思います。

これから雪融け後しばらく、このルートは泥の道になります。スパッツを装着することなども一案でしょう。

(文=鈴木さとし/登山ガイド)

大阪奈良県境・金剛山

艶やかな黄色い花びらに心和まされました。

「しゃくなげの道」で咲いていたフクジュソウは存在感たっぷり(写真=山口敬二)

葛木神社下の仁王杉(樹齢500年)。ここで表参道と裏参道に道が分かれます(写真=山口敬二)

3月29日、晴れのち時々曇り

毎年この時期になると、春を告げるフクジュソウを探しに近郊の山に出掛けます。今年はもっと身近なところで金剛山(1125m)でもフクジュソウに出会えることを知り、行ってみることにしました。

いつも奈良側からのアプローチが多いのですが、久しぶりに大阪側からのルートを選び、百ヶ辻(もまつじ)から香楠荘尾根を登ることにしました。尾根に取りつくと、きつい登りに息を切らせましたが、香楠荘手前の「しゃくなげの道」でフクジュソウを見つけることができました。時期が遅かったのか株数はわずかでしたが、いつもながらの艶やかな黄色い花びらに心和まされました。

香楠荘からはダイヤモンドトレールに合流して山頂を目指します。金剛山も修験道の行場として開かれた霊場で、山頂付近に近づくと神社や寺院が現われます。頂上は葛木神社の本殿裏になりますが、聖域として立入は禁止されています。神仏習合の地として信仰を集めた山頂一帯は、今もその幽遠な趣が漂っています。

帰りは頂上から派生する文殊尾根を下りました。京阪神では一部の高い山にわずかに残っているブナ林ですが、金剛山の山頂付近ではたくさん見ることができるようです。文殊尾根は初めて辿るルートでしたが、気がつけばブナの雑木林に囲まれた開放的な尾根を歩いていました。この日は麓のカフェハウスでランチを楽しんでからのハーフデイ・ハイクでしたが、ゆったりと金剛山の春を満喫できました。

(文=山口敬二)

鳥取岡山県境・人形峠~伯州山

方向感覚を失いそうな広い台地のあとは、県境随一の痩せ尾根。

この方向から大山を望むのは初めて。蒜山から大山、そして船上山に連なるパノラマです(写真=舩越 仁)

核心部、雲竜の様な雪庇リッジです(写真=舩越 仁)

3月22日、晴れ

時期外れの新雪が30cm積もり、県境峠積雪情報では最深の1.2mとなった人形峠から東に向かいます。少し降り過ぎと云うのは罰当りで、嬉しい新雪も朝の内はまだ軽質のラッセルです。樹林の稜線、少しずつ高度を上げると約1時間で広大な雪原が開けました。高清水高原です。左手には大山が目に飛び込んできました。

カンジキを装着している時、その大山の裾野から携帯が鳴りました。親爺の体調が急に落ち、自力では立ち上がれなくなったという。これまで農業一筋で、山仕事で山に入ることはあっても、朝に夕に眺める大山には一度も登ったことはありません。眺め崇めて郷土の誇りにしています。山は登る者だけの山ではありません。家族に心配をかけぬように、心して登山を楽しみたいものです。

広大な高清水高原のあと、予期せぬ雪稜を乗り越えて、ブナの古木が立ち並ぶ御林山に到着しました。ここからが見出しの台地に繋がります。そして核心部の雪庇リッジです。厳冬期に比べるとおとなしいようですが、一歩一歩確実に歩を進めます。約250mのこの区間は最初がナイフリッジ、大岩からは雲竜雪庇、終わりもナイフという3つに分かれていました。

台地に上がり、ほっと大休止。今日の新雪を良くぞここまで来ました。満足感に浸りながらの昼食です。あとは好天下の楽しいスノートレッキングで伯州山に到着しました。頂上標柱の伯州の文字を掘り出し、伯州山荘前から尾根伝いで下山しました。

本日の歩程は9.7km、6時間45分でした。

(文=舩越 仁/日山協自然保護指導員、みつがしわ山の会会員)

広島県西部・大峰山

樹林の中の急な道を登って展望抜群の頂上へ。

登山口の近くから見上げた大峰山(写真=木元康晴)

最後はハシゴから登る露岩の上の大峰山頂上(写真=木元康晴)

3月17日、晴れ

広島市から最も近い1000m峰である、大峰山を登ってきました。南山麓の下川上登山口からのピストンです。

登山口からしばらく続く、別荘団地内の舗装路は思いのほか急傾斜で、妙にくたびれる区間。その後は人工林の多い登山道を進み、周囲が雑木林に変わる7合目の先からは階段の登りが連続します。そこを過ぎるとあとはもうなだらかで、三角点からわずかに進んで露岩の上の頂上へ。行程のほとんどが樹林の中だったためか、見晴らしの良さが際立ちます。南には宮島や江田島などの瀬戸内海の島々、反対側には西中国山地の山々を見渡すことができました。素晴らしい360度の展望をじっくりと堪能してから、往路を慎重に引き返しました。

なお北側の斜面には残雪が残っていましたが、今回のコース上にはまったくなく、登山への影響はありませんでした。

(文=木元康晴/登山ガイド)

くじゅう・佐渡窪

くじゅう山群佐渡窪のマンサクと山麓の花散策。

金糸卵に似たマンサクの花(写真=五十嵐 賢)

純白のアヅマイチゲ(写真=五十嵐 賢)

3月17日、快晴

くじゅう山群はマンサクの多い山で、沓掛山や三俣山、稲星山などの山腹には3月下旬になるとマンサクで黄色く染まった山肌が望まれます。今回はそのマンサクをくじゅう山群の南側の登山コース途中にある佐渡窪で楽しもうと、8人の仲間と出かけました。

麓から見上げる稲星山、鳴子山の山腹は芽吹き前の裸木が白っぽく変化していますが、マンサクの黄色い花は見えません。すこし早いかもしれませんが、快晴の山歩きだけでも気持ちがいいはずと1時間30分で目指す佐渡窪(1290m)に到着しました。

ここは鳴子山、白口岳、鍋割峠、鉾立峠に囲まれたスリ鉢状の平坦地。雨水のぬけ道はなく、地中にしみこむしかないので梅雨時には池になることもあるのですが、今は木道以外でもぬかるむ心配はありません。この周囲の山腹がマンサクに染まるはずですが、やはり麓で予想したとおり数本の木が咲き始めただけでした。登山道に沿った平坦地で満開の木を見つけて、鳴子山や白口岳と青空を背景に撮影タイムとランチタイムでゆっくり過ごして下山しました。

その後、麓の花散策に出かけサバノオの群落地、アヅマイチゲやフクジュソウの咲く畑の土手、神社の境内、ユキワリイチゲの咲く田んぼの土手と移動しましたが、これらはいずれもちょうど見頃でした。マンサクの花期には早かったけれど、山麓の満開の花たちが十二分に補ってくれたくじゅうの花散策でした。

(文=五十嵐 賢/日本山岳会会員、環境省自然公園指導員)

宮崎県・丹助岳

アセビが満開でした。

満開のアセビの花(写真=池田浩伸)

天狗岩から見た山頂(写真=池田浩伸)

3月21日、晴れのち曇り

丹助岳(たんすけだけ)キャンプ場から時計回りに周回しました。

まずは展望台へ行き、雄大な景色を楽しみます。山頂へ向かうとアセビが、まるで雪が降ったように真っ白の花を咲かせていて驚きました。登山道わきにはミツバツツジの木も多く、蕾を大きくふくらませていました。天狗岩から遠くを眺めると、岩肌の所々が赤く見えているので、ミツバツツジが咲いているのでしょうか。見てみたい!

急坂を登り、丹助岳山頂へ。矢筈岳や比叡山、遠くに脊梁山地の眺めが見事です。

伊佐賀大明神へ下って行くと、数株のミツバツツジが花を咲かせていました。優しく鮮やかな赤紫の花が岩肌を飾っています。ヤブツバキ、満開のアセビ、咲き始めたミツバツツジとたくさんの花を楽しめました。

登山道はよく整備されています。天狗岩は転落の危険があり、注意が必要です。

(文=池田浩伸/登山ガイド)

小笠原母島・乳房山

亜熱帯の静かな山に登る。

海を見ながら山頂を目指す(写真=大津洋介)

大きなガジュマルの木を見ながら下る(写真=大津洋介)

3月28日、曇りのち晴れ

本土から約1000km、およそ25時間の船旅で父島に到着。さらに約2時間、船を乗り継いで母島に到着しました。

翌朝、ペンションのご主人に島の水源地・玉川ダムまで車で送っていただき、乳房山に向かいました。乳房山は462.6m、母島の最高峰です。沖縄の山ともちょっと違う、亜熱帯植生の茂る登山道を辿ります。ここには危険な爬虫類もいないのでのんびりと歩き、15分ほどで剣先山から乳房山に続く稜線の縦走路に出ました。

登山道の両側にはマルハチやオガサワラビロウなど亜熱帯植物が鬱蒼と茂り、ムニンヒメツバキの花柄が点々と落ちていました。道はところどころ階段で整備された、歩きやすい道です。

標高を上げると亜熱帯のジャングルは丈が低くなって展望が良くなり、島の中心地・沖港やジャングルが続く山、そして東岸に真っ青な海が目を楽しませてくれます。急な斜面を登ると乳房山の狭い山頂に到着。南側は開けて展望良好、北側には樹木があるため細い展望台がせり出していました。

下りは西側の尾根を元地集落へ直接下りました。頑丈で立派なハシゴを下り、気根をたくさん伸ばす大きなガジュマルの木を越えて、元地集落に到着しました。

ゆっくり植物を見て歩いて4時間半の行程。私たち以外の登山者とは会うこともなく、静かな山を歩くことができました。午後は南崎小富士山に登って、母島の自然を十分に楽しんだ1日でした。

(文=大津洋介/無名山塾・こぐま自然クラブ)

北海道・ウナベツ岳

この時期だけ楽しめる、知床の山へ。

山頂から偽ピークを望む。沖には流氷が(写真=伊藤典子)

偽ピークから知床岬方面。両側に流氷、奥には国後島(写真=伊藤典子)

3月30日、晴れ時々曇り

近年人気のウナベツ岳へ、山スキーで行きました。自宅の窓からも見える、とても身近な山です。

春先は除雪の状況によってスタート地点が異なります。ここのところ好天が続いていたので、足跡がたくさんついています。この日も登山中に16名もの人に会いました。知床の山には珍しい賑やかさです。

午後から天気が崩れる予報でしたが、もってくれました。知床岬方面を見れば、知床連山の両側に流氷、国後島もキレイに見えました。

山頂直下ではアイゼンに履き替えました。スノーシューの人もたくさんいましたし、スキーが上手であれば山頂まで行くこともできます。

(伊藤典子/北海道/よく行く山:知床周辺)

北海道・漁岳

3度目の正直で、積雪期だけのコースを登る。

折り返し地点から見た漁岳。先行者2名の姿を確認(写真=蓮井美津夫)

ルート途中から見た恵庭岳、オコタンペ湖(手前)、支笏湖、風不死岳(写真=蓮井美津夫)

3月26日、晴れ

漁(いざり)岳へは3月に入って2度向かうも、積雪などの影響で駐車スペースを確保出来ませんでした。その都度予定を変更して別の山へ転進していましたが、この日は3度目の正直です。

漁岳には夏山ルートが無く、積雪期に多くの登山者がこの山の頂を目指します。1時間程の林道歩きを経て尾根に取り付き、ルート途中から支笏湖、恵庭岳、オコタンペ湖などを見ながらの登りになります。次第に全容を現わす雪に覆われた山頂を目指し、我慢の登りが続きます。

この日は山頂まで残り1時間を切る地点まで進みましたが、吹きさらしのルートで風が強まり、予定時間も過ぎました。頂上に近づく先行者を確認しつつ、やむなく下山としましたが、青空が広がり、周囲の景色はとても見応えがあるものでした。

(蓮井美津夫/北海道/55歳/よく行く山:道央の山、大雪山)

新潟県・放山

残雪の火打山、焼山を北面から望む。

放山頂上から、左が火打山、右が焼山(写真=杉本敏宏)

焼山を望む。右に海谷東面の山へと連なっている(写真=杉本敏宏)

3月28日、快晴

この日は移動高で絶好の快晴。残雪の火打山と焼山を北面から見ようと、糸魚川市能生のシャルマン火打スキー場の放山(はなれやま・1189.5m)に登ってきました。

例年よりも少ない残雪ですが、5月連休まで営業というリフトで上がります。頂上にはスキーヤーがふたり。見事な残雪の山々が迎えてくれました。

そこから空沢山方面へ行ってみたのですが、無数に走る亀裂に阻まれ、500m程で断念。笹倉温泉から上がってきたスキーヤーと歓談して、下山しました。柵口にある権現荘で汗を流して帰宅しました。

(杉本敏宏/新潟県/67歳/よく行く山:北アルプス、頸城連山など)

群馬県・武尊山

好天に恵まれ、上州の雪山を登る。

武尊山(沖武尊)を望む(写真=山田典一)

振り向けば剣ヶ峰山の雄姿が(写真=山田典一)

3月28日、快晴

山仲間5人で武尊山(2158m)に行ってきました。

歩き始めは風が冷たく、防寒具なしではいられませんでしたが、徐々に体温も上がって暖かく感じられてきました。雪が軟らかくなっているため、時々ヒザまで落ちるので注意しながら歩きます。振り返ると、ピラミダルな剣ヶ峰山が素晴らしい眺めです。

約2時間30分で山頂に到着しましたが、南の方向が霞んでいるほかはスッキリしており、特に日光と尾瀬の山々、そして越後の山と谷川連峰が素晴らしく、感動もひとしおでした。

(山田典一/群馬県/65歳/よく行く山:上信越の山)

八ヶ岳・権現岳

天女山(大泉口)コースを日帰りでピストンしました。

三ツ頭から赤岳方面を望む(写真=高橋貴士)

陰影が出始めた権現岳(写真=高橋貴士)

3月22日、晴れ

3連休は谷川岳を登ろうと計画するも、天気も思わしくなく、急遽決まった権現岳。昨年9月にも登っており、冬の絶景を眺めたく挑みましたが、快晴に加え風も弱く、最高のコンデションで冬の権現岳を楽しむことが出来ました。

今年は雪が多いので、天女山口よりトレースがしっかりと付いている雪の登山道となりますが、アイゼン・ピッケルは必携でした。山頂直下のルンゼトラバース&直登部は緊張を強いられましたが、凍結もなく慎重に進めば問題はなかったです。

名だたる山々を遠くに従えるように雪化粧した南八ヶ岳主峰群に、感動すら覚えた素晴らしい山行でした。

(高橋貴士/千葉県/45歳/よく行く山:関東甲信近郊の山)

埼玉県・四阿屋山

黄色く小さな花を可憐に咲かせるフクジュソウ。

見頃を向かえたフクジュソウ(写真=長岡 徹)

四阿屋山山頂からの眺め

3月16日、晴れ

そろそろ見頃と思い、フクジュソウを見ながらの里山ハイキングに行ってきました。

途中、車道の両端にはまだ雪がありましたが、特に問題なく駐車場に到着。福寿草園では黄色い花がきれいに咲いていました。ちょうど見頃といった感じです。

花を楽しみながら四阿屋山山頂に向けて登っていきます。森の中に入ると、残雪が踏み固められた感じでだいぶ残っていました。それほど広くない山頂に到着すると、両神山方面の眺望は最高でした。武甲山も雪化粧でシマシマに見える感じがとても良かったです。

登りはアイゼンなどの滑り止めがなくも注意すれば何とか登れましたが、圧雪されツルツルになった登山道の下りは危険です。

(長岡 徹/埼玉県/35歳/よく行く山:八ヶ岳、白馬、浅間、志賀高原など)

丹沢・塔ノ岳

長男14歳の誕生日に、雪が残る丹沢へ。

塔ノ岳頂上から伊豆方面を望む(写真=坂本 仁)

3月21日、晴れ

この日は長男(14歳)の誕生日。次男(9歳)と3人で、春を迎えた塔ノ岳(1490.9m)に登りました。

前日に降った雨があがり、朝は快晴でした。ただ低気圧が通った後ということで、頂上付近の強風と冷たい北風が心配でした。登山口の大倉では木々の花が咲き、春の訪れを告げていました。

登山道にはところどころに水たまりやぬかるみができていました。花立山荘より上、登山道が吹きだまりになっていたようなところは特に多くの雪が残り、深みにはまりそうなところが多くありました。大雪の影響はまだしばらく残りそうです。

頂上では富士山にも大きな雲がかかってきましたが、反対側は横浜から伊豆半島まで一望でした。

今回は頂上まで約3.5時間。5年ほど前は、同じメンバーで約5時間かけて登りました。子どもたちの成長を実感しつつ、我が家の今年の登山シーズンが始まりました。

(坂本 仁/神奈川県/41歳/よく行く山:丹沢、奥多摩、南アルプス)

西丹沢・ミツバ岳

ミツマタの花が満開です。

ミツバ岳頂上から見る富士山と満開のミツマタ(写真=吉原裕子)

ミツバ岳頂上のミツマタの株は大きく、辺りに花の香りが漂っていました(写真=吉原裕子)

3月29日、晴れのち曇り

西丹沢のミツバ岳から権現山を歩きました。

滝壺橋から1.5時間ほどでミツバ岳頂上です。権現山から二本杉峠を経由して上ノ原に下りるルートは踏み跡がはっきりしており、要所に道標もありました。ルートの片側が崩壊した部分や歩きにくい箇所は注意して通れば大丈夫です。

雪はルート脇の谷に、ほんの少し残る程度でした。二本杉峠からの下り斜面では、道の谷側に落ち葉が乗っているところや落石箇所がありました。

近年、ミツバ岳ふもとの山北町・三保地域は「みつまたの里」として町おこしに取り組んでいるようです。

(吉原裕子/神奈川県/よく行く山:東京近郊の山、北アルプス)

神奈川県・金時山

娘とゆったりハイキング。

富士山がきれいに見えました(写真:山口 花)

山頂には金太郎さんが(写真:山口 花)

3月22日、快晴

平日は中1の娘となかなか話せません。ゆったりと向き合う時間が欲しくて、ふたりで金時山に出かけました。コースタイムの1.5倍の時間をかけるように計画しました。

登山道には雪融けを心待ちにしていた軽装のハイカーがたくさん。雪融け水と霜で道はぬかるんでいましたが、軽快に歩いています。

頂上では、山小屋の常連客の皆さんが久しぶりの挨拶を賑やかに交わしていました。僕らはその陽気な会話にもらい笑い。素晴らしい富士山の姿にみんな嬉しそうです。

娘はまだ葉のない木々の枝が登山道に映す影や、登山道に残る霜柱、膨らみはじめた木の芽などに度々足をとめて写真を撮っていました。

途中休憩も長めにとりました。普段だとなかなか聞けない将来のこと、友達のこと、学校のことをたくさん話してくれました。

(山口 岳/神奈川県/37歳/よく行く山:丹沢、奥多摩)

週刊ヤマケイ「読者の登山レポート」「遭難防止オピニオン」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんの登山レポートを募集しています。写真とレポートにあなたのプロフィールを添えて、週刊ヤマケイ編集部までお送りください。ハイキングからクライミングまで、山行形態は問いません。あなたの投稿をお待ちしています。

「遭難防止オピニオン」につきましては、文字数400字程度でお願いします。ご自身の遭難体験についてお書きいただくときには、写真をつけていただくとありがたいです。お名前、メールアドレス、年齢、郵便番号と住所、登山歴、よく行く山名・山域も添えてください。「登山レポート」「オピニオン」ともに文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。また、日本山岳遺産基金のファイルに「蘇れ日本列島」というご投稿コーナーも設けました。全国各地の山岳地域で環境保全活動をなさっているかたがたのレポートなども、お待ちしております。

投稿先メールアドレス
weekly@yamakei.co.jp
※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」または「週刊ヤマケイ・遭難防止オピニオン」「週刊ヤマケイ・蘇れ日本列島」とお書きください。

Go up みやぎ 金華山震災復興支援

宝島災害復旧サポーター募集。

二の御殿付近から太平洋の先に牡鹿半島を望む。原生林が美しい

金華山黄金山神社参道。東日本大震災や、その後の台風などの被害が著しい。神社職員やボランティアによって修復作業が行われている。落石の注意も必要だ

2013年日本山岳遺産認定地の、宮城県石巻市の金華山で、災害復旧作業サポーターを募集しています。【日程】2014年4月26日(土)~27日(日)1泊2日

【活動場所】宮城県石巻市金華山

【集合時間】女川港 9:00集合

【出港時間】往路 女川港:9:30 復路 金華山港14:30(女川港15:00頃着)天候等によって時刻変更有り

【募集定員】30名 ※20歳以上

【参加費】7,000円

※H26年度のボランティア保険加入が必要です。

※ボランティア保険に加入されていない方は、個人で加入手続きをしていただくか、事前連絡があれは当会で加入手続きいたします(Aタイプ、300円実費負担)。

【作業内容】

(1)視察

東日本大震災の被害状況や、松枯れによる裸地化の現状を見ながら島内をトレッキング。

(2)災害復旧作業

登山道や沢の整備。※作業内容は変更する場合があります。

【申込み方法】

氏名(フリカナ)、住所、電話番号、生年月日、緊急連絡先、その他連絡事項、ボランティア保険加入の有無を記入のうえ、メールもしくはFAXにてお申し込みください。

4月18日(金)締め切り。

詳細はNPO法人ファーストアッセントジャパンHPをご覧ください。

http://first-ascent.org/

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「宝島プロジェクト」ボルダリング公開プレイベント

同じく宮城県石巻市の金華山で、クライミングエリア公開に向けてのプレイベント開催

千畳敷エリアを代表する名課題、海月(クラゲ)、初段を登る

昨年11月に行われたボルダリング宝島フェスティバルに参加した皆様

トポ作製のための課題の開拓、アプローチ確認などの作業を行ないます。宝島プロシェクト実行委員会スタッフが同行し、未発表のエリアをご案内します。

【日程】2014年5月4日(日)~ 5日(月)1泊2日

【実施場所】宮城県石巻市金華山

【集合】女川港 7:30集合

【出港時間】往路 女川港8:00発、 復路 金華山港16:30発(女川港17:00頃着)*天候等によって変更有

【募集定員】50名(先着順)、18歳以下の方は保護者同伴

【参加費】10,000円

※費用に含まれるもの::宿泊費(土曜昼、夕・日曜朝、昼)、往復の船代、お土産。ボランティア保険の加入については、前項同様。

誰にも起こりうる遭難事故の捜索・救助費用に備える保険! 無理のない日程、万全の装備とともに、これからは「レスキュー費用保険」が登山・アウトドア活動の必需品です。

日本費用補償少額短期保険の「レスキュー費用保険」は登山やアウトドアスポーツなど日本国内での野外活動(海での活動を除く)中に遭難事故に遭った際、捜索・救助に要した費用について保険金をお支払する保険です。補償内容は捜索・救助費用保険金として300万円です(免責3万円)。

年間保険料は5000円。保険期間は1年間で、払込日の翌日午前0時から補償開始です。

山の装備はどんどん軽量化の時代。でも遭難対策は必要最低限の装備です。

軽い負担で、万一の補償が欲しい…そんなあなたにお勧めなのが、jRO(ジロー)の山岳遭難対策制度。

捜索・救助費用に特化(330万円までお支払)、コストパフォーマンス抜群です。WEB申し込みも可能になりました。

初年度入会金・会費は4000円。次年度以降会費は2000円+事後分担金(750円~1700円の見込み)です。いざというときに、備えましょう。

登山のアプローチ手段としてすっかり定着した「登山バス」。電車やバスを乗り継ぐ面倒もなく、登山口までスムーズにたどりつけることから、人気を集めています。

日本山岳遺産基金賛助会員である(株)毎日企画サービスでは、今期も登山者専用バス「毎日あるぺん号」を企画実施いたします。登山にかかる日数・コストの軽減をお考えの方は、装備同様、登山の必須アイテムとして、ぜひご利用ください。とっておきの登山イベントバスもあります。

マウンティンゴリラ登山学校の机上講座が4月10日に開催

テーマは「生涯登山の勧め・いつまでも現役の山屋でいるために!」

67歳にしていまなお現役クライマーの安村淳さんが講師

「生涯クライマーでいたい」、「昔は登った、とは絶対に言いたくない」と現役にこだわる講師が、登り続けるコツをお話しします。

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日時:4月10日(木)、19:00~21:00

場所:日本勤労者山岳連盟事務所(東京都新宿区小川町5-24・JR飯田橋下車徒歩10分)

講師:安村淳(マウンティンゴリラ登山学校主宰)

参加費無料、要申し込み。

申し込み・問い合わせは下記マウンティンゴリラ登山学校まで。

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幻の名著『遊歩大全』、ついに電子書籍版で登場!

AmazonのKindleストアで販売開始。

『遊歩大全』電子書籍版/基準価格1760円+税/4月1日販売開始

1978年に刊行された『遊歩大全』(コリン・フレッチャ-著)は、アメリカのバックパッキングを日本に紹介し、アウトドア・ブームの中で「バックパッカーのバイブル」と言われた名著。

ながらく絶版状態で幻の名著と言われていましたが、2012年12月に「ヤマケイ文庫」の一冊として復刊されるやいなや、アウトドア・ファンの間に大反響を巻き起こしました。

976頁の文庫本は「本」という「もの」としての圧倒的な存在感を示していましたが、発売当初から電子書籍版を望む声も大変多く寄せられていました。

『遊歩大全』は脚注が非常に多く(それが本書の魅力のひとつでもあります)、それらの処理に時間がかかっていましたが、ついに4月1日より電子書籍版『遊歩大全』を発売させていただきます。AmazonのKindleストアでご購入いただけます。

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また『遊歩大全』の翻訳者であり「アウトドアの伝道者」と言われた芦沢一洋氏の『バックパッキング入門』の電子書籍版も、Kindleストアでご購入いただけます。こちらは「紙の本」はなく、電子書籍版のみです。

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山の知識検定

Q:今も昔も山を愛する岳人たちに歌い継がれているのが「雪山賛歌」である。この歌はアメリカ民謡の「いとしのクレメンタイン」の曲に歌詞をつけたとされるが、初代の南極越冬隊長でもあったこの歌の作詞者の名前を次のうちから選びなさい

梅棹忠夫

今西錦司

西堀栄三郎

桑原武夫

平成24年度「山の知識検定シルバーコース」試験問題より

出題:社団法人日本山岳検定協会(山の知識検定)

http://yama-kentei.org/

解答・解説は次項にて


山の知識検定

Q:今も昔も山を愛する岳人たちに歌い継がれているのが「雪山賛歌」である。この歌はアメリカ民謡の「いとしのクレメンタイン」の曲に歌詞をつけたとされるが、初代の南極越冬隊長でもあったこの歌の作詞者の名前を次のうちから選びなさい

梅棹忠夫

今西錦司

西堀栄三郎

桑原武夫

【正解】西堀栄三郎

大正15年1月、西堀栄三郎氏らの京都大学メンバーが鹿沢温泉でスキー合宿をした際、天候が崩れて宿に閉じ込められ、退屈まぎれに「山岳部の歌」として作ったのがこの歌であるとされる。戦後、山岳部員がこの歌を寮歌に加え、一般にも愛唱されるようになった。長らく作者不詳となっていたが、当時の事情を知る桑原武夫氏が作詞者を西堀氏として著作権の登録をした。鹿沢温泉にはこれを記念して「雪山賛歌の歌碑」が建てられ、歌詞が刻まれている。また、歌碑近くの道路はメロディラインとなっていて、雪山賛歌の曲が流れる。

平成24年度「山の知識検定シルバーコース」試験問題より

出題:社団法人日本山岳検定協会(山の知識検定)

http://yama-kentei.org/

『タープの張り方 火の熾し方』

道具は使うものであり、使われるものではない

ヤマケイ文庫『山の仕事、山の暮らし』をはじめ、消えゆく古道や山里の暮らしに関するルポや、沢登りや源流釣りに関する著作も多数ある高桑信一さんの新刊。サブタイトルに「私の道具と野外生活術」とあるように、渓の基本装備、源流釣りの道具、渓と森に同化するためのタープの張り方、火の熾し方を美しい写真とともに紹介されています。野外生活のおともにしたい一冊。

http://www.yamakei.co.jp/products/2813044120.html

●著者:高桑信一/発売日:2014年3月22日/ページ数:240ページ/判型:A5判/販売価格:本体2,400円+税/ISBN:978-4-635-04412-7

2014年3月~4月の新刊
商品名 発売日 販売価格(本体価格)
『ROCK & SNOW 063 春号 2014』 3/6 1,333円+税
『屋久島ブック2014』 3/7 952円+税
『ワンダーフォーゲル4月号』 3/10 952円+税
『山登りABC 山の天気リスクマネジメント』 3/14 1,000円+税
ヤマケイアルペンガイドNEXT『駅からハイキング 関西』 3/14 1,500円+税
ヤマケイ文庫『ふたりのアキラ』 3/19 880円+税
ヤマケイ文庫『ザイルを結ぶとき』 3/19 900円+税
ヤマケイ文庫『ほんもの探し旅』 3/19 850円+税
Hutte BOOKS『乙女の山登り 春夏秋冬 季節ごとに楽しむ山案内』 3/22 1,550円+税
山溪ハンディ図鑑『樹木の葉 実物スキャン画像で見分ける1100種類』 3/22 4,540円+税
『山登りABC 単独行のTIPS100』 3/22 1,000円+税
ヤマケイアルペンガイドNEXT『駅から山登り 関東』 3/22 1,800円+税
山溪ハンディ図鑑『高山に咲く花 増補改訂新版』 3/22 4,200円+税
『山と溪谷5月号』 4/15 952円+税
ヤマケイ文庫『おれたちの頂 復刻版』 4/18 1,000円+税
『まりこふんの古墳ブック』 4/25 1,500円+税
『日本ボルダリングエリア 上』 4/25 2,000円+税
ヤマケイ文庫『大イワナの滝壺』 4/25 910円+税
ヤマケイ文庫『なんで山登るねん』 4/25 880円+税


アルパインツアーサービスからのお知らせ

【国内】山岳スキルアップ講座「丹沢主稜縦走2日間」ロングルートで読図を学ぶ

ヤマケイ登山教室

標高差1400mの登りを強いられるロングコースです。地図とコンパスを駆使して、現在地やエスケープルートを確認しながら、丹沢山地の核心部を縦走します。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=114294

日程 4月26日(土)~27日(日)
集合 小田急線・渋沢駅改札前(8:00)
行程 1日目:渋沢駅~大倉(288m)~塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳(1673m)(山小屋)泊
2日目:~檜洞丸~犬越路~西丹沢自然教室(540m)(路線バス)山北駅【解散】19:00(予定)
歩行時間:1日目約8時間、2日目約6時間
登山レベル 健脚レベル(10~12kg程度のザックを背負い、連続する標高差1000mの登りを4時間以内で登れる体力が必要です)
難易度 3(往復、周回、縦走コース。登山道は比較的明瞭、緩急があり、幅員の小さい箇所がある。転滑落の危険個所が部分的にあり、一部にハシゴやクサリ場、それに匹敵する箇所がある)
参加費 30,000円
講師 武川俊二(山岳ガイド)
持参品 プレート型コンパスおよび該当エリアの地形図は各自でのご準備が必要です。

【机上講座】山の写真入門講座「デジタルカメラの選び方」

ヤマケイ登山教室

初心者から中級者が対象の撮影講座。机上講座では『山岳写真大全』(山と溪谷社刊)に沿って、四季の作例を紹介しながら撮影技術をわかりやすく解説します。今回は「デジタルカメラの選び方」を学びます。

なお、簡単で便利なWEB予約が始まりました。下記よりお申し込みください。

「日本の山」

http://www.alpine-tour.com/japan/date_index.html

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1318

開催日 4月14日(月)
会場 アルパインツアーサービス本社 特設説明会場(3階)
時間 19:00~20:30
定員 45名
受講料 2,000円
講師 中西俊明(山岳写真家)
株式会社山と溪谷社
〒102-0075東京都千代田区三番町20番地
編集長
久保田賢次
編集スタッフ
佐々木惣、伊東真知子
アートディレクター
松澤政昭
SSデザイン
塚本由紀(T&Co.)
技術サポート
福浦一広、金沢克彦、前田哲、塚原宏和
プロデューサー
齋藤純一

©2014 All rights reserved. Yama-Kei Publishers Co., Ltd.

本誌は、できるだけ正確な情報を掲載するよう心がけておりますが、山行時はご自身で現地の最新情報のご確認をお願いいたします。