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北穂高岳・北穂沢で滑落事故発生

救助活動中の長野県警「やまびこ2号」(写真=渡辺幸雄)

ゴールデンウィーク後半も注意を

4月28日午前、北穂高岳・北穂沢で滑落事故がありました。涸沢からの日帰りピストンで北穂に登り、下山中の事故です。

長野県警の新型機「やまびこ2号」が救助に向かい、松本市内の病院へ搬送しましたが、残念ながら亡くなられてしまいました。亡くなられた登山者ならびにご遺族の方々に哀悼の意を表します。

今年の穂高連峰はこの1週間天候続きのため、雪面は例年になく固い状態になっています。ピッケル・アイゼンワークがきちんとこなせるならアイゼンも良くきき問題ないのですが、一度滑落すると止まりません。

急斜面のピッケル・アイゼン歩行は、一歩でも踏み間違えたり、アイゼンを足に引っかけるなどでバランスを崩すと命取りになります。おそらくは他の山でも同様の状況かと思われます。

このレポートは28日に書いておりますが、明日(29日)から一度天候が崩れるようです。新雪が降った後は雪崩面ができ、ゴールデンウィーク後半は表層雪崩の可能性が非常に高くなります。状況を見極めて行動し、くれぐれも安全登山を楽しんでください。

また写真のように上空にヘリが近づいてきた際は、ヘリからのダウンウォッシュで台風並の風が吹きます。レスキューシートやツエルト、帽子など飛びそうな物は片付けてください。

また必要のない人はヘリの下に入らないように。もし登山者として遭難現場に立ち会った際には、気をつけていただきたいと、関係者のひとりとして思います。

(文=渡辺幸雄/山岳カメラマン)

山下ようこさん

社会の仕組みに、森の素晴らしさを取り入れたい。

御岳山のレンゲショウマを背景に(2013年8月28日撮影)

ケーブルカーを降りて武蔵御嶽神社の参道へと入る。緑が豊かだ

講演会を開いたり、森林浴ウォークを企画したりと、「環境、農業、緑化」をテーマに活動を続けている人がいる。アナウンサー、園芸アドバイザーなど、幅広い分野で働いている前東京都議会議員の山下ようこさんだ。

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週刊ヤマケイ(以下W):環境や緑化などを代表的な取り組みとして、政治の世界で活躍されているかたは少ないと思いますが、主にどのようなことに取り組まれているのでしょうか。

山下(以下、Y):都議会議員のときは、森の再生や、オフィスビルの室内緑化の推進などに努めてきました。「植物の力を社会に」といった観点から、地球環境と働く人の関係を見直せたらとも考えています。健康を損なってしまい仕事を病欠されたり、退職なさるかたも多い時代ですが、緑の力で人が元気になる、老後も元気に過ごせるといった世の中を作るために、尽力できればと思います。

・・・

W:そうした活動ができるのも、山下さんご自身が、自然の素晴らしさを体感されているからこそだと思います。ご自身の自然体験はどのようなものでしたのでしょうか。

Y:東京の立川で生まれ育って、動植物や花に親しみながら育ったことが、「生態系と人間の共存」のようなことを考える原点となりました。小学生のころ、熱心な担任の先生に連れられて、高尾山、御岳山、高水三山などに登りました。子どもたちだけで出かけたこともありましたよ。

政治の世界に進みたいという思いも早くから芽生えていましたが、千葉大の園芸学部に進んで、酸素を生み出す植物の素晴らしさや、命ある生物たちの魅力を再確認できたことも大きかったですね。

・・・

W:緑と関係した様々な催しを企画されていますが、次の催しは東京、御岳山での森林浴ウォークですね。6月1日と3日の2回ということですが、どんな内容ですか。

Y:はい、入梅前のいい季節に企画しました。武蔵御嶽神社の神主さんのご案内もいただきますし、緑のなかをゆったり歩いて、温泉でものんびり。

ミズナラ、コナラ、カエデなどの新緑が美しいころです。花はウツギ、ガクウツギ、マルバウツギなどの白い花に加えて、ヤマツツジのオレンジ色も楽しめます。鳥はオオルリ、クロツグミ、ウグイス、他の鳥の鳴きまねも上手なキビタキの声も聞けそうです。クロアゲハ、カラスアゲハなどの蝶も飛ぶ季節ですね。ご興味のあるかたは、ぜひ、ご参加ください。

(聞き手=久保田賢次・『週刊ヤマケイ』編集長)

20145/1~5/7

5
1 北アルプス・鹿島槍ヶ岳、荒沢奥壁北壁・昭和山岳会ルート初登(高梨真、岩崎元郎。1968年・昭和43年5/1~5/4)
2 1981年、82年、94年と日本隊の遭難が続出した中国・四川省のミニヤコンカに横山英夫と長原孝友が登頂(3月30日に燕子匂にBC設営、北西稜に5つのキャンプを進めた。隊長は芳賀正志。1997年・平成9年)
TV/NHK『実践!にっぽん百名山』
有名山岳の登山コースや自然の魅力について伝える山岳専門情報番組。この日の放映は「槍ヶ岳」。司会は釈由美子さん。コメンテーターとして『Rock&Snow』編集長でもある山と溪谷社の萩原も出演。雨天時の山小屋のマナーについて、濡れた雨具を乾かす裏技や身体を清潔に保つ便利グッズを紹介します。17:00~17:25。
http://www4.nhk.or.jp/j-100yama/
3 北アルプス・剱岳、黒部川・剱沢遡行(和田城志、片岡泰彦。E滝までは遡行されていたが、E滝より上部二股までの遡行は、雪渓上を登っているとはいえ本記録が初。1976年・昭和51年5/3~5/9)
TV/BS-TBS『日本の名峰・絶景探訪』
名峰や日本の原風景を、臨場感あふれる映像で紹介する紀行ドキュメント番組。この日の放映は「東京を見護る秀峰・雲取山」。21:00~21:54
http://www.bs-tbs.co.jp/meihou/
4 奥秩父・瑞牆山、十一面岩左岩稜末端壁・春うららルート、1P目のフリー化(戸田直樹ほか。何回にも及ぶ試登、懸垂下降しての偵察、クリーニングの末、5/4に1P目を戸田がリード(現5.11b)。この登攀以降、1本のルートに通い詰め、フリーで登るスタイルが日本中で普遍化。1981年・昭和56年)
5 北アルプス・黒部奥鐘山、西壁・紫岳会ルート~唐松岳~不帰3峰C尾根~不帰2峰北東壁~白馬岳。初登を含む残雪期の継続登攀(竹辺光一、澤田清隆、山崎文明。不帰2峰北東壁は関西クライマーズクラブ・ルートを初登。氷雪壁主体のルート。全10P。1979年・昭和54年4/28~5/5)
イベント/艸原祭(そうげんさい)
妙高に春を告げる花火大会。会場は池の平温泉・妙高高原ビジターセンター前。10:00~21:00。花火打ち上げは19:00予定。
http://www.myoko.tv/event/2474.html
6 英国の旅行家ジェフリーズ、雇人2名、案内人2名と富士山残雪期登頂(須走口発3時、12時に頂上着。9合目から上はポーターが足場を切り、下山には細引きでアンザイレンしている。1875年・明治8年)
ギャラリー/黒部と槍 冠松次郎と穂苅三寿雄・最終日
東京・恵比寿の東京都写真美術館で3/4から開催されていた写真展の最終日。黒部の主・冠松次郎と、槍ヶ岳黎明期の中心人物・穂苅三寿雄の偉業に触れられる最後のチャンス。
http://syabi.com/contents/exhibition/index-2145.html
7 利尻山、西壁・中央リッジ第2登~南峰リッジ初登(山口耀久、内田亮、長谷川準一。大空沢上流にBCを置いて登攀、頂上でビバーク。1961年・昭和36年)
ギャラリー/野口健写真展「野口健が見た世界」
アルピニストが撮影したヒマラヤ、アフリカ、日本の作品を展示。東京・小川町のオリンパスギャラリー東京にて、5月7日から14日まで。10日(土)にはトークショーもあり。詳細は下記URLにて。
http://olympus-imaging.jp/event_campaign/event/photo_exhibition/140507_noguchi/

※参考文献『目で見る日本登山史』(山と溪谷社・刊)

北海道・十勝岳

雲間からの朝日を全身に浴びる感動。

霞みがかり、綺麗な日の出を見ることができませんでしたが、トムラウシ山が綺麗でした(写真=谷水 亨)

十勝岳最大のグラウンド火口の底にシュカブラの海が広がっていました(写真=谷水 亨)

4月24日、晴れ、トレースなし

ここ数日は降雪もなく深雪のBCスキーを楽しめない十勝岳ですが、計画を変更して日の出を見に同僚とふたりで登りました。

日の出の時間は4:33なので逆算して午前0時に吹上温泉白銀荘を出発。気温は0℃。無風ですが、月明かりもなく真っ暗の中、ヘッドランプだけを頼りにトレースの判別が出来ないまま登りました。

樹林帯を抜ける15分後には真っ暗な雪原に出ます。目を凝らすと星空と山の稜線がわかる程度ですが、稜線の何処を目指せば良いか、知識と経験が有りましたので、汗をかかないようにゆっくりかつ黙々と歩きます。1650m付近でアイゼンに履き替え1800m付近でアウターを着こんで、残り250mの急坂を時間調整しながら登りました。頂上直下から風速20m程の強風でしたが雪塊に身を隠し、日の出の時を待ちます。残念ながら地平線は霞がかかり、眩い日の出を見ることは出来ませんでしたが、雲間から陽の光を浴びて感動を味わうことが出来ました。

なお十勝岳登山口となる望岳台までの道路は5月8日に開通する予定です。ご確認の上、お越しください。

(文=谷水 亨)

山形県・月山

季節が変わるたび訪れたくなる表情豊かな山。

月山から続く品倉尾根は積雪期のみ立ち入ることができます(写真=福井美津江)

山頂西斜面の印象的なシュカブラ。奥は朝日連峰(写真=福井美津江)

4月25日、晴れ

標高1160mの姥沢駐車場まで車で上がれるので、歩きはじめてすぐ背後には朝日連峰の素晴らしい展望が広がっています。

リフトを使わず姥沢小屋跡から取りつきましたが、雪面の亀裂から生じる崩れやブッシュが邪魔をしてスムーズに進めませんでした。リフト上駅あたりからカール状の広大な斜面を歩くことができます。

頂上へ近づくにつれ急斜面となりますので、私は少し遠回りになりますが南側へ回り込み、頂上へつづく台地に早めに出ました。力のある方は頂上を目指して直登されていました。

頂上の月山神社は屋根まで雪がかぶさり、まるで静かに眠っているような佇まいです。

下山は稜線に沿って眺めを楽しみながら姥ヶ岳経由でゲレンデの沢コースを下りました。バックカントリーのみなさまは頂上からさまざまなルートで滑りを堪能されているようです。

(文=福井美津江)

吾妻連峰・東吾妻山

バックカントリー初心者向けの残雪期限定コースを楽しむ。

東吾妻山から西吾妻山、東大巓そして烏帽子山までの主稜線を眺める(写真=曽根田 卓)

通称・平石山から見た東吾妻山と磐梯山(右手後方)(写真=曽根田 卓)

4月24日、晴れ

今年から山岳有料道路だった吾妻スカイラインが県道に編入されて無料になりました。従来はかなり割高な通行料で二の足を踏んでいた登山者も、今回の無料化で行きやすくなったと思います。

今回は残雪期限定のコースを山スキーの機動力を生かして周回してきました。コースは兎平駐車場から栂平~東吾妻山~姥ヶ原~鎌沼~前大巓~通称・平石山~酢ガ平~蓬莱山東肩~兎平駐車場に至る時計回りの周回です。

この中で前大巓と平石山は夏道がなく、雪を利用して登る以外に山頂に立つ術がありません。どちらのピークもスキーゲレンデを思わせる快適な斜面の滑降が約束されます。ただしガスで視界がきかないときや東吾妻山への深い黒木の森は迷い易いので、ルートに精通したリーダーの下で行動してください。

東吾妻山からの滑降ルートは夏道沿いだと林間が狭いので、少し北東尾根を下った後に姥ヶ原を目指すと楽に滑れます。

兎平まで戻る場合は長い山腹のトラバースがあるので、浄土平を起点にしたほうが楽だと思います。

(文=曽根田 卓)

北アルプス・唐松岳

剱岳を眺めに新雪の八方尾根を登りました。

丸山を越えると八方尾根の終盤稜線がはっきり見通せる。唐松岳はその右手(写真=舩越 仁)

ジャンクションピークから唐松岳頂上を目指す(写真=舩越 仁)

4月23日、晴れ

白馬三山を眺めながら、八方池山荘をあとにして登り始めました。今年はやや雪が少なかったこともあり、第3ケルン上部までは登山道が露出した部分があります。そして正面の不帰キレットが次第に迫力を増し、雪山に来た実感が湧いて来ます。

丸山のあたりから風が強くなってきました。小屋開けのヘリも暫く旋回後一旦引き返したようです。主稜線に近付くにつれ、細いリッジになっていきます。最後に小雪壁をトラバースするとジャンクションピークに飛び出します(このトラバースは帰路には逆手になるのでより注意が必要です)。

正面に構えた剱岳全体の確認は出来るのですが、春霞のせいかおぼろげでした。ここから唐松頂上への往復には特に問題はありませんでした。丁度、小屋番さん達を乗せたヘリが着陸しました。挨拶して私達は下山です。

なお、春の雪山は紫外線が想像以上に強いです。私は景色に見とれて雪目になり、ひと晩痛いめに遭いました。不注意です。

(文=舩越 仁/日山協自然保護指導員、みつがしわ山の会会員)

北八ヶ岳・茶臼山

展望に恵まれた残雪の山歩き。

大石峠から中小場の間では、コメツガなどの針葉樹林帯を進む(写真=中村重明)

茶臼山天望台より。天狗岳、硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳を望む(写真=中村重明)

4月27日、晴れ

4月24日(木)に冬期通行止めが解除になったばかりの国道299号線(メルヘン街道)をマイカーで麦草峠まで行き、茶臼山を往復してきました。

国道299号線は完全に除雪されておりノーマルタイヤでも問題ありませんでした。また麦草峠からの登山道はトレースが確り踏み固められていて、雪面を踏み抜くこともほとんどなく快適に歩くことが出来ました。

登り約1.5時間、下り約1時間のとても短い行程ながら、天望台からの展望はとても素晴らしく、途中のコメツガ等の樹木の景観や小鳥たちの囀りもとても素晴らしかったです。2時間半のために埼玉から往復に約7時間かけたものの、とても満足のいく行程でした。

(文=中村重明)

西上州・金比羅山

上野村山開きで約60名のお客様をご案内。

前日は好天に恵まれ、中正寺のしだれ桜がちょうど見ごろでした(写真=打田鍈一)

山頂までもうひと息。急峻な雑木林の尾根を登る(写真=打田鍈一)

4月20日、曇り

西上州・上野村の金比羅山は『山と溪谷5月号』の「郷山めぐり」で紹介しましたが、そのコースのほんのさわり、金比羅山への往復を地元上野村の山開き行事として行ないました。

この日は終日肌寒い曇り空ながら、雨には降られませんでした。下部は整備の行き届いた遊歩道、上部は雑木林の急峻な尾根上のかすかな踏み跡をたどる道です。ベテランから初めての方まで約60人の方が参加されましたが、上野村のスタッフ20名ほどのご尽力で、事故なくご参加の皆さんにお楽しみいただけました。

今回は6回目の山開きですが、前泊コースには従来以上に力が入っていました。中正寺のしだれ桜、ミニトマト刈り、白井関所跡の山里散策・いろり端でのお茶と芋串、そして夜の懇親会と、お値段をはるかに上回る充実感を味わっていただけたと思います。高崎駅まで無料送迎バスがあるのも、上野村山開きの魅力です。

5月28日(水)には山開きと同じく森の体験館主催で『薮岩魂』に記載の「船坂山」山行があります。こちらも高崎駅まで無料送迎いたします。お申込みは下記、上野村森の体験館まで。定員20名です。

(文=打田鍈一/山歩きライター)

西上州・妙義山中間道

登山道点検に、消防・役所の方と同行。

クサリが初めての女性職員はロープで確保。第二石門を下る「つるべ下がり」15m(写真=打田鍈一)

新緑越しに岩稜を眺めつつ、中間道を行く(写真=打田鍈一)

4月23日、晴れ

富岡市では妙義山岳救助隊の主導で、毎年春と秋に妙義山の登山道点検を行なっています。白雲山、茨尾根、中間道と3班に分け、警察、消防、群馬県自然環境課、富岡市観光課の方達が登山道を歩き、簡易に補修できる箇所は補修し、補修困難箇所をチェックします。今回私は中間道コースに参加しました。スプレーでの目印強化、危険個所を知らせる立入禁止のテープ設置、通行困難箇所にトラロープの設置などをします。

金鶏橋~一本杉~石門巡り~中間道~第二見晴~大の字~妙義神社と歩きましたが、たっぷり1日かかりました。好天に恵まれ、新緑と岩稜のコントラスト、彩りを添えるミツバツツジやスミレなども楽しめました。

(文=打田鍈一/山歩きライター)

奥武蔵・天覧山の岩場

春の花が咲く小さな岩場で、気持よくトレーニング。

メインの岩場は初級向きで、3級程度、3~4本のルートが設定できる。近くにはもう少し難しい岩場もある(写真=野村 仁)

登山口付近、芽吹いたばかりの緑がきれいだった(写真=野村 仁)

4月20日、晴れ

奥武蔵・天覧山の岩場で、初級者対象の岩トレ(クライミング練習)を行ないました。

西武線の飯能駅から徒歩30分以内で登山口へ。この周辺は、地主である能仁寺が管理していて、美しい山里風景が見られるところです。山道は始まったばかりの新緑と、サクラ、多種類のツツジ、その他の花々で彩られていました。岩トレならぬハイキングでも充分に楽しめるところです。岩場にはわずか20分ほどのアプローチです。

近隣の日和田山の岩場などは週末はもちろん平日でもにぎわうそうですが、この日、天覧山の岩場は私たちで貸し切りでした。春の山里の雰囲気を楽しみながら、自分たちのペースでトレーニングできました。

※注意:岩場を利用するには、事前に能仁寺への届出が必要です。また、地権者との取り決めによるルールを守って利用することになっています。

(文=野村 仁/編集室アルム)

奥多摩・浅間嶺

檜原レンジャーと奥多摩サポートレンジャー会の協働作業。

払沢の滝より上の時坂峠付近の登山道が雪のため土砂で埋まりました。その拡幅作業です(写真=皆川由己)

北秋川の小岩から上がり、浅間嶺の下、林道上の指導標交換作業後に。当日の作業メンバーです(写真=皆川由己)

4月19日、曇り

奥多摩では2月の大雪や昨年の台風などで登山道が崩壊したり、登山道上への倒木が多く、また施設や指導標なども雨や風で傷んできています。その対処にレンジャーが飛び回っています。私たち、奥多摩サポートレンジャー会では、都レンジャーからの報告依頼により、写真のようにサポート体制をとり、随時出動して、国立公園奥多摩地区の補修などに積極的に取り組んでいます。

なお東京都環境局のホームページで、「緑のボランティア指導者育成講座」というサポートレンジャーの講習生募集が始まりました。興味のある方はぜひご覧ください。

http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/nature/other/volunteer/leader/index.html

(文=皆川由己/奥多摩サポートレンジャー会・会長)

高尾山・日影沢~小仏城山~高尾山

草花の撮影時、足元の植生への配慮をお願いします。

左からタカオスミレ、ヒカゲスミレ、裸地の目立つキクザキイチゲの生育地(写真=甲把 収)

小仏城山付近の木道(写真=甲把 収)

4月28日、晴れ

高尾山の北側にある日影沢は、その名の通り太陽の光が届きにくい場所です。そんな日陰を好むヒカゲスミレや葉が紫褐色のタカオスミレが見頃を迎え、ラショウモンカズラが咲き始めていました。一方で、キクザキイチゲを撮影するために踏み荒らされた場所では、植物が生えていない裸地が目立っていました。

小仏城山の周辺では、冬のぬかるみ対策として木道が設置されている最中でした。人工物を増やしてほしくないとのご意見も聞かれますが、ぬかるみを避けて登山道外を歩く人が多く、植生に大きなダメージを与えていることが問題になっています。木道の設置によってぬかるみを避けられることにより、植生の回復が期待できます。

一丁平付近では、イカリソウが咲き始めていました。ホタルカズラの咲いている斜面は撮影のために踏み荒らされ、花を見られる場所が年々後退しているため、踏み込み禁止の看板を設置しました。

びわ滝から上の6号路は5月6日(火・休)まで、8:00~14:00の間は「登り一方通行」となります。また、同期間中、混雑している6号路でのトレイルランニングはご遠慮いただいております。ご理解とご協力よろしくお願い致します。

(文=甲把 収/東京都レンジャー 高尾地区)

箱根・金時山

平日でも多くの登山者でにぎわう山。

平日でも多くの登山者が憩う山頂(写真=原田征史)

フジサクラ(マメサクラ)が満開でした(写真=原田征史)

4月24日、晴れ

箱根側の公時神社登山口から金時山に登って来ました。登山口にある駐車場は、10時過ぎには満車状態。連休中は、湯本からバスに乗り仙石で下車し、バス停の少し先にある登山口から金時山を目指すのが良いでしょう。

急な登りを1時間30分で多くの登山者が憩う山頂です。雲に隠れて富士山が見えなくて残念でしたが、仙石、芦ノ湖を眼下に一休み。乙女峠、足柄峠からの登山コースも多くの登山者に親しまれています。山頂近くではフジサクラ(マメザクラ)が満開でした。

(文=原田征史/小田原山岳会員・『神奈川県の山』著者)

湯河原・幕岩

桃源郷周辺はやさしいルートが多く、広場の居心地もよく人気のエリアです。

新緑の梅林の中、Washing5.7を登る(写真=松浦寿治)

アポリジニ5.10aを登る。指先しかかからないホールドで立ち上がる、10aとは思えない難しさ(写真=松浦寿治)

4月22日、曇りのち雨

午前9時に湯河原駅で待ち合わせ、マイカー分乗で幕山公園(無料駐車場あり)に向かいました。前日21日は雨、この日も朝と夕方が雨との予報でしたので、岩場には誰もいないと思っていたのですが、アリババ周辺の岩場には数人のクライマーが取りついていました。

岩が濡れて滑りやすいので、今回は迷わず桃源郷エリアに行きました。5.7、5.8のルートにトップロープをかけて安全度の高いクライミングを楽しみました。午後になって5.10aのアポリジニルートのトライを始めたころに雨が降り出し、やがて本降りとなりましたので、早々に荷物をまとめて撤退しました。

なお、桃源郷エリア周辺はいつも混んでいますので、平日や雨予報が外れた休日に行くなど、混雑を回避する工夫をしてお出かけ下さい。

(文=松浦寿治/登山教室Timtam代表・山岳ガイド)

大阪府・槇尾山

都市近郊の山でハイキング。

ミツバツツジが満開でした(写真=鈴木さとし)

夕刻の槇尾山頂上からの展望(写真=鈴木さとし)

4月17日、晴れ

雨上がりの穏やかな日に、施福寺方面の登山者用駐車場(無料、トイレ有り)の奥から分岐を左にとり、下仏岩と上仏岩の間を抜けて蔵岩方面へ向かい登頂しました。下山は同じ道を辿り、仏岩の手間の広場から右下へ折れバス駐車場に下りました。登りは1時間強、下りは1時間弱とハイキングのようですが、仏岩の間を抜ける所は少し手も使うので注意も必要です。

低山ながら時折展望も開けるので、春秋の好天の日に登れば楽しい山行になることでしょう。

(文=鈴木さとし/登山ガイド)

岡山県・和気アルプス

町から間近な岩の山でトレーニング登山。

和気の町をバックに鎌尾根リッジを歩く(写真=木元康晴)

奥壁展望所から見た鎌尾根は、低山とは思えない荒々しい岩稜です(写真=木元康晴)

4月24日、晴れ

岡山県南部の低山の中でも、近ごろ特に人気の高い和気アルプスへ行ってきました。

登山口はいくつか選択できる和気アルプスですが、今回は東寄りの藤公園からスタート。まずは高度感のある鎌尾根リッジルートを登り、東平尾根を経て白岩様の岩壁の上へ。そこから岩壁南端のブッシュとの境界線を下り、続けて長さ110mの一枚岩を登って小岩峰の間をすり抜ける、チンネ・スラブルートへ。その後は最高点である神ノ上山の頂上を踏んでから東平尾根を引き返し、最後は奥壁展望所で景色を楽しんでから藤公園に戻りました。

変則的なコースどりでしたが、和気アルプスはこのように岩場をつないであちこち巡り歩きのできる、トレーニング登山には適したエリアです。

ところで藤公園のフジの花は、間もなく満開です。広い駐車場は用意されているもののかなりの大混雑になるので、その時期に車で向かう場合は注意が必要です。

(文=木元康晴/登山ガイド)

熊本宮崎県境・烏帽子岳

九州百名山で、展望の尾根歩き。

展望の良い岩上から尾根を振り返る(写真=池田浩伸)

新しく設置されたレスキューポイント(写真=池田浩伸)

4月15日、晴れ

新椎葉越から烏帽子岳を往復しました。

冷え込んだ朝、早い時間のスタートなので道には霜柱ができていました。右頬に朝陽を感じながらの尾根歩き。野鳥のさえずりが賑やかです。ピークをひとつ越えると椎葉越で、「ぼんさん越 峠」と書かれた案内板がありました。お寺がなかった樅木へ椎葉のお坊さんが通ったのでこの名前がついたそうです。

ピーク1548の手前には好展望の岩場があり、歩いてきた道や白鳥山を眺めながらのひと休みとなりました。次のピーク1617を越えるとスズタケが少なくなり視界が開け、正面には烏帽子岳の岩峰が迫ってきます。

最後の急坂を登り終えると、左へ折れるとすぐに山頂です。ツボミを膨らませたシャクナゲの大株がいくつもありました。

なお、山頂には「泉・五家庄登山道整備プロジェクト」が設置しているレスキューポイントがあります。このレスキューポイントは京丈山や白鳥山など総延長約100kmの登山道と縦走路の157ヶ所に設置されており、救助活動に役立っているようです。

登山道に危険箇所はありませんが、雪の影響で枝や倒木が登山道を塞いでいる場所や頭上に枝が下がっていた場所もありました。注意が必要でしょう。

(文=池田浩伸/登山ガイド)

宮崎県・鰐塚山

イワザクラ咲く展望の山へ。

山頂近辺で咲いていたミツバツツジ(写真=緒方 優)

可憐な、サクラソウ科のイワザクラ(写真=緒方 優)

4月26日、曇り

私の住む地元の鰐塚山へ登ってきました。鰐塚山は宮崎市田野町、日南市北郷町、三股町の境に位置し、霧島山系を除くと宮崎県南部では最も高い山で、全方位見通しの良い山です。その好条件を生かしてテレビやラジオ、官公庁、その他の電波中継所が設置されています。そのため昭和30年代から山頂へ至る道路が整備されていて、気軽にその展望を楽しめます。

そのような環境ですので、山頂へ訪れる人達はほとんどが車で上がってきて、自分の足で登山道を登ってくる人は少ないです。しかし4月下旬だけは花を目当ての登山者が増えます。私もその中のひとりです。

今回は山仲間14名でイワザクラの花を楽しんできました。時折緩やかになるものの、全体的には急登が続きますが、花が現われるとその疲れも吹き飛びました。

(文=緒方 優/『宮崎県の山』共著者)

北海道・札幌岳

札幌の冬山シーズンもそろそろ終わりです。

札幌岳頂上にて(写真=蓮井美津夫)

札幌岳頂上近くから見た無意根山(右端)(写真=蓮井美津夫)

4月27日、晴れ

札幌ではここ数日20℃以上の気温となる日が続き、山の雪融けも進んでいる様子です。冬山シーズンもそろそろ最後と思い、この日は札幌岳に向かいました。日曜で晴れ模様でもあり、登山口には多くの車が駐まっています。

雪の様子を見ながらツボ足でスタートしました。念の為にスノーシューを持って登りました。雪融け水が流れる沢で雪を踏み抜くこともありましたが、ルート的には特に大きな問題はなく、最後までツボ足で登りました。

尾根に出てからは風が強かったです。頂上まではだらだらとした登りとなり、頂上でも風が強いことから早々と下山しました。周囲の景色を十分に満喫しての1日でした。

(蓮井美津夫/北海道/55歳/よく行く山:道央の山、大雪山)

立山・雄山

快晴の3000m峰へ登りました。

冬毛の白いライチョウに初めて出会いました(写真=赤地和広)

雪面は締まっていて、ところどころに岩が出ています(写真=赤地和広)

4月26日、快晴、微風

立山の雄山に行ってきました。室堂周辺は多くの人でにぎわっており、観光客80%、スキーヤー15%、登山者は5%といった感じでした。

室堂から一の越山荘まではスノーシューで行きましたが、結構雪がしまっていたのでアイゼンでも歩くことは出来ます。一の越山荘から雄山まではアイゼンをおすすめします。スキーヤーの中にはスノーシューで登っている方もいましたが、今年は雪も少なめでかなり岩が露出していて登り辛そうでした。

登山の途中で初めて白いライチョウを見かけました。また下山中にはライチョウの飛ぶ姿を見ました。恥ずかしい話ですが、ライチョウは飛べない鳥だと思っていました。

室堂ターミナルは帰りも沢山の観光客で大賑わいでした。

(赤地和広/千葉県/53歳/よく行く山:北アルプス)

新潟県・粟ヶ岳

川内山塊の盟主に登りました。

粟ヶ岳の三ツ峰を仰ぐ(写真=野水敏勝)

粟ヶ岳山頂から権ノ神岳、白山方面を望む(写真=野水敏勝)

4月20日、晴れ

残雪の粟ヶ岳(1292.7m)に登ってきました。粟ヶ岳は新潟県のほぼ中央に位置する川内山塊の盟主で、日本三百名山に名を連ねています。

当日は下田コースから午ノ背の雪稜を歩き、4時間弱で山頂へ。さらに三ツ峰の稜線歩きを楽しみました。雪庇も見事でした。

越後の山は青空に残雪が輝き、まさに「いま春真っ盛り」です。5月5日は下田コースの山開き。訪ねてみてはいかがですか。

(野水敏勝/新潟県/64歳/よく行く山:越後の山、北アルプス)

群馬県・小野子三山

カタクリとアズマイチゲの見事な群落。

カタクリとハシリドコロ(写真=山田典一)

カタクリとアズマイチゲの群落(写真=山田典一)

4月27日、晴れ

小野子三山は群馬県の渋川市と高山村の境にあり、気軽に登れる山として県外からも多くの登山者が訪れます。今回はその内の十二ヶ岳(1201m)と中ノ岳(1188m)に登ってきました。爽やかな風が吹く中、カタクリとアズマイチゲの群落が見事で、それぞれの花は今が盛りと咲いていました。

山頂は大勢の登山者で賑わっており、この山の人気度を伺わせます。気温が高かったため遠くの山はやや霞んでいましたが、それでも草津の山々や谷川連峰、そして武尊山の残雪が輝いていました。

(山田典一/群馬県/65歳/よく行く山:上信越の山)

南アルプス・鳳凰三山縦走

学びの多い縦走になりました。

北岳の逞しい姿(写真=山口 岳)

地蔵岳のオベリスクが青空に映えます(写真=山口 岳)

4月26日~27日、快晴

今年度からお世話になる山岳会の方々と5人で鳳凰三山縦走に出かけました。1日目は夜叉神峠入口から南御室小屋のテント場まで、2日目は薬師岳、観音岳、地蔵岳の鳳凰三山を縦走し、燕頭山を経て御座石鉱泉までのルート。僕は初めての雪山縦走です。

森の中の長い雪道を登り終えると、どっしりと力強く聳える白峰三山を眺め歩ける稜線の縦走路に出ます。快晴無風の青空の下、八ヶ岳や富士山まで見通せました。

何よりの成果だったのは、先輩方の言動からリスク回避術や山で快適に過ごす上での知恵をたくさん学べたこと、集団でひとつのテントに寝る暖かさを知ったことでした。単独行や本からでは決して学べないことをたくさん教わりました。

(山口 岳/神奈川県/37歳/よく行く山:丹沢、奥多摩)

奥武蔵・日和田山

男岩で岩登りのトレーニング。

男岩登攀中(写真=畠山茂信)

懸垂下降の練習(写真=畠山茂信)

4月24日、晴れ

湿度も低く快適な気温の下、西武池袋線高麗駅から徒歩30分程の所にある日和田山の男岩で岩登りを楽しみました。9月に剱岳・源次郎尾根を攀じるので、それに向けて今からトレーニングです。

2月末の幕岩から久しぶりの岩トレで、最初はぎごちないものの何度か登るうちに勘が戻って来たでしょうか。とはいえ、やはり毎週でもトレーニングをしないといけません。まだまだです。

始めは我々だけでしたが、昼頃には男岩で6ルート、女岩で3ルートが同時に登られていて、平日なのに混雑していました。地元の人の話によると週末は順番待ちだそうで、さすがは東京近郊の人気エリアだけあります。

(畠山茂信/東京都/57歳/よく行く山:北アルプス全域)

週刊ヤマケイ「読者の登山レポート」「遭難防止オピニオン」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんの登山レポートを募集しています。写真とレポートにあなたのプロフィールを添えて、週刊ヤマケイ編集部までお送りください。ハイキングからクライミングまで、山行形態は問いません。あなたの投稿をお待ちしています。

「遭難防止オピニオン」につきましては、文字数400字程度でお願いします。ご自身の遭難体験についてお書きいただくときには、写真をつけていただくとありがたいです。お名前、メールアドレス、年齢、郵便番号と住所、登山歴、よく行く山名・山域も添えてください。「登山レポート」「オピニオン」ともに文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。また、日本山岳遺産基金のファイルに「蘇れ日本列島」というご投稿コーナーも設けました。全国各地の山岳地域で環境保全活動をなさっているかたがたのレポートなども、お待ちしております。

投稿先メールアドレス
weekly@yamakei.co.jp
※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」または「週刊ヤマケイ・遭難防止オピニオン」「週刊ヤマケイ・蘇れ日本列島」とお書きください。

「東北の高校生の富士登山2014」参加高校生を募集中

7月22日~24日、田部井淳子さんと富士山へ。

田部井淳子さんを囲んで喜びを分かち合う女子グループ(2013年7月)

登山家田部井淳子さんと、山と溪谷社・日本山岳遺産基金の共催による「東北の高校生の富士登山」が、この夏も行われます。

昨夏は福島県を中心に、被災した東北の高校生74人が参加、全員が富士山登頂を果たし、「一生の思い出になった」、「あきらめなくてよかった」、「進路で悩んでいたことが自分なりに解決できた」などの感想が寄せられました。

参加費は1人1000円。費用は山を愛する全国の方々からのご寄付や協賛で成り立っています。

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企画概要

名称:東北の高校生の富士登山 登ろう!日本一の富士山へ

主催:株式会社山と溪谷社・日本山岳遺産基金/田部井淳子

期日:2014年7月22日(火)~24日(木)2泊3日

場所:静岡県 富士宮/御殿場ルート

参加対象:被災した東北の高校生80名

参加費:1000円(富士山保全協力金)

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詳細は「東北の高校生の富士登山」専用サイトをご覧ください。

http://sangakuisan.yamakei.co.jp/tohoku_fujisan/

電話でのお問い合わせは03-6744-1900山と溪谷社内「東北の高校生の富士登山」事務局(久保田、湯浅、中山)

誰にも起こりうる遭難事故の捜索・救助費用に備える保険! 無理のない日程、万全の装備とともに、これからは「レスキュー費用保険」が登山・アウトドア活動の必需品です。

日本費用補償少額短期保険の「レスキュー費用保険」は登山やアウトドアスポーツなど日本国内での野外活動(海での活動を除く)中に遭難事故に遭った際、捜索・救助に要した費用について保険金をお支払する保険です。補償内容は捜索・救助費用保険金として300万円です(免責3万円)。

年間保険料は5000円。保険期間は1年間で、払込日の翌日午前0時から補償開始です。

山で大切なのは自救力。jRO(ジロー)は山岳遭難対策制度TMで、山を愛する方々の自救力アップをサポートします。

捜索・救助費用に特化(330万円までお支払)、コストパフォーマンス抜群です。

WEB申し込みも可能になりました。

初年度入会金・会費は4000円(税別)次年度以降会費は2000円(税別)+事後分担金(700円~1700円の見込み)です。

いざというときに備えましょう。

登山のアプローチ手段としてすっかり定着した「登山バス」。電車やバスを乗り継ぐ面倒もなく、登山口までスムーズにたどりつけることから、人気を集めています。

日本山岳遺産基金賛助会員である(株)毎日企画サービスでは、今期も登山者専用バス「毎日あるぺん号」を企画実施いたします。登山にかかる日数・コストの軽減をお考えの方は、装備同様、登山の必須アイテムとして、ぜひご利用ください。とっておきの登山イベントバスもあります。

「子どもと楽しむ山歩き」机上講座参加者募集中。

5月13日(火)、東京・西新橋にて

『子どもと楽しむ山歩き』(山と溪谷社・刊)の著者・上田泰正さんによる、ヤマケイ登山教室初の講座です。写真は1992年スイスアルプスにて、上田さんと当時5歳の息子・誠之君

ここ数年、小さな子どもといっしょに山を歩く登山者、ハイカーをよく見かけるようになりました。

そこでヤマケイ登山教室では子どもと山を歩くときの注意点を中心に、知っておきたいポイントをわかりやすく解説する机上講座を5月13日から開講します。

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【日時】5月13日(火)19:00~20:30

【会場】アルパインツアーサービス本社・特設説明会場(東京都港区西新橋2-8-11 第7海洋海事ビル)

【講師】上田泰正(アクティブキッズクラブ代表)

【講習内容】子どもといっしょに山に登る際の注意点を中心に、道具をそろえて楽しく歩くことと山歩きの基本テクニックについて説明します。

【受講費】2,000円

【定員】45人

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1337

※6月10日、7月8日にも内容を変えて開催します。

・・・

山の知識検定

Q:1865年7月、エドワード・ウィンパーは4人のメンバーを下山中に失うという大きな犠牲を払いながら初登頂に成功した。その山の名前を次のなかから選びなさい。

モンブラン

グランド・ジョラス

マッターホルン

アイガー

平成25年度「山の知識検定ブロンズコース」試験問題より

出題:社団法人日本山岳検定協会(山の知識検定)

http://yama-kentei.org/

解答・解説は次項にて

山の知識検定

Q:1865年7月、エドワード・ウィンパーは4人のメンバーを下山中に失うという大きな犠牲を払いながら初登頂に成功した。その山の名前を次のなかから選びなさい。

モンブラン

グランド・ジョラス

マッターホルン

アイガー

A:マッターホルン

モンブランは1786年8月、グランド・ジョラスは1865年6月、アイガーは1858年8月に初登頂。マッターホルンの登頂はアルプスの他の山々と比べると遅かったが、それは技術的な問題よりも、この山が霊峰であったために、初期の登山家達が畏敬の念を抱いていたからだと言われている。

平成25年度「山の知識検定ブロンズコース」試験問題より

出題:社団法人日本山岳検定協会(山の知識検定)

http://yama-kentei.org/

『登山用具2014』

夏山のお買い物、基礎知識と選び方&2014最新カタログ

この夏、登山デビューをする人のための1冊ですが、用具についてもう一度学び直したい人、最新情報を知りたい人にもおすすめです。ウエアについてはパンツ、レインウエア、ベースレイヤー、ミドルレイヤー、防寒着、ウインドシェル、ソフトシェル、キャップ、グローブ、ソックス、タオル、機能系タイツと細分化して解説。ハードギアについてもヘッドライト、トレッキングポール、水筒、ストーブ、クッカー、カトラリー、テント、シュラフ、マットと最新情報満載です。

http://www.yamakei.co.jp/products/2814924250.html

●発売日:2014年4月23日/ページ数:160ページ/判型:A4変形判/販売価格:本体1,018円+税/ISBN:978-4-635-92414-6

2014年4月~5月の新刊
商品名 発売日 販売価格(本体価格)
電子版『遊歩大全』 4/1 1,760円+税
『山と溪谷 5月号』 4/15 952円+税
『自転車人No.035 2014 春号』 4/15 1,143円+税
『登山用具2014 基礎知識と選び方&2014最新カタログ』 4/23 1,018円+税
『CLIMBING joy №12』 4/23 1,000円+税
『まりこふんの古墳ブック』 4/25 1,500円+税
『日本ボルダリングエリア 上』 4/25 2,000円+税
ヤマケイ文庫『大イワナの滝壺』 4/25 910円+税
ヤマケイ文庫『なんで山登るねん』 4/25 880円+税
『ワンダーフォーゲル6月号』 5/10 926円+税
『林業男子 いまの森、100年後の森』 5/10 1,500円+税
『山と溪谷6月号』 5/15 1,048円+税
『かえる かえる かえる!』 5/23 1,600円+税
『大雪山 わが心の山』 5/23 3,800円+税
『日本森林インストラクター協会選定 日本の森100』 5/23 1,980円+税


アルパインツアーサービスからのお知らせ

【国内】花の遠足・富士山を眺めて高山植物を楽しむ「箱根・金時山と湿生花園」日帰り

ヤマケイ登山教室

金時山に登り、湿生花園で富士山を眺めながらミズバショウなど高山植物を楽しみます。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=113616

日程 5月15日(木)、5月17日(土)
集合 箱根登山鉄道・箱根湯本駅 改札前(8:50)
行程 箱根湯本駅(バス)仙石(650m)~金時山(1213m)~仙石~湿生花園(バス)箱根湯本駅(170m)【解散】17:00(予定)
歩行時間:約4時間
登山レベル 初級レベル(6~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差500mの登りを2時間以内で登れる体力が必要です。)
難易度 難易度2(往復、周回、縦走コース。登山道は比較的明瞭で、緩急はあるが、幅員もある。転滑落の危険個所が少ない。)
参加費 9,000円
講師 石丸哲也(山岳ライター)

【海外】スイス・アルプス、絶景の4つの山小屋滞在と名峰展望ハイキング10日間

ツアーリーダーのお勧めポイント

山小屋から望む朝焼けのマッターホルン

アルパインツアー東京本社の寺井信之です。山小屋宿泊の人気ツアーをご紹介します。ツェルマットやグリンデルワルトには、たくさんの人が訪れますが、山の中に入ると途端に人は少なくなります。

大自然の素晴らしさを感じられる山小屋の一日は貴重なひととき。逆さマッターホルンで有名なシュテリゼー(山上湖)のすぐ近くに建つフルーアルプ小屋では、周辺の景色を独占することができます。見える確率の高い早朝と日暮れ前は、私たちしかいないのです。

また、昨年、こぢんまりとしたロープホルン小屋に宿泊した日は、ちょうどスイスの独立記念日(8月1日)で、街からあがる花火も楽しめました。何度も訪れている方にも「こんな素敵な楽しみ方がある」と思っていただける企画です。

http://www.alpine-tour.com/tourinfo/details.php?keyno=11

出発日~帰国日 旅行代金 東京(大坂・名古屋・福岡発着)
7月7日(月)~16日(水) 578,000円(588,000円)福岡発着なし
7月10日(木)~19日(土) 578,000円(588,000円)
7月21日(月)~30日(水) 578,000円(588,000円)福岡発着なし
7月28日(月)~8月6日(水) 578,000円(588,000円)福岡発着なし
8月14日(木)~23日(土) 598,000円(598,000円)
8月21日(木)~30日(土) 598,000円(598,000円)

【机上講座】子どもと楽しむ山歩き「道具をそろえて楽しく歩く&山歩きの基本テクニック」

ヤマケイ登山教室

子どもを引率する大人向けの講座。子どもと山歩きを安全に楽しむためには、いざというときに対処できるように、しっかりと準備をして行動することが大切です。この講座では、子どもと一緒に歩くときのリスクとその対処法について学びます。

参考書:『子どもと楽しむ山歩き』(山と溪谷社刊)

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1337

開催日 5月13日(火)
会場 アルパインツアーサービス本社 特設説明会場(3階)
時間 19:00~20:30
定員 45名
受講料 2,000円
講師 上田泰正(アクティブキッズクラブ代表)
株式会社山と溪谷社
〒102-0075東京都千代田区三番町20番地
編集長
久保田賢次
編集スタッフ
佐々木惣、伊東真知子
アートディレクター
松澤政昭
SSデザイン
塚本由紀(T&Co.)
技術サポート
福浦一広、金沢克彦、前田哲、塚原宏和
プロデューサー
齋藤純一

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本誌は、できるだけ正確な情報を掲載するよう心がけておりますが、山行時はご自身で現地の最新情報のご確認をお願いいたします。