ツイート

裏妙義で登山道崩壊

ひとつめの崩落個所(下から)(写真=木元康晴)

ふたつめの崩落個所(下から)(写真=木元康晴)

滑落、落石に対応できる装備と注意を

裏妙義・鍵沢コースの登山道は、登山口から入ってわずかの所に崩壊が発生し、一時通行止めになっていましたが、現在はロープで仮補修され通行可能です。

しかし崩壊はまだ続きそうなので、梅雨明け後に本格的な補修ができるかどうか検討中とのことです。利用の際は滑落、落石などの危険に対応できる充分な装備と注意が必要です。

(文=打田鍈一/山歩きライター)

※編集部より:登山ガイドの木元康晴さんによる鍵沢コースのレポートも今号に収録しております。併せてご覧ください。

北アルプス・焼岳で地震に遭遇

焼岳北峰頂上園地から穂高岳方面(写真=都築香純)

5月3日、地鳴りとともに雪面が大きく揺れ、甲高い落石音が響き渡りました

新中の湯ルートで焼岳に登山してきました。午後から強風および天候悪化の予報でしたので、早めに切り上げるプランをたて、5時には宿泊先の中の湯旅館を出発しました。

1900mあたりまではぬかるみと雪の混ざった路面状況です。1972mピークを下りてしばらく進行すると樹林がまばらになり、雪の量も増えて前方に焼岳の南峰と北峰の景観が広がります。雪面の登りに入る前にクランポンを着用しました。斜面のトラバース箇所にはいくつかのデブリ痕があり、雪面上にはたくさんの落石がありましたので、注意深く南峰北峰の基部まで登りました。基部から北峰へはガレた地帯を進みます。わたしはガイドさんに確保していただきました。雪面がスノーブリッジ状になったところもあり、通過には注意が必要です。イワツバメの舞う北峰頂上園地からは残雪期の北アルプスの景観を満喫できました。

トラバースが終わり、緩傾斜地で小休止していたところ岐阜県飛騨地方を震源とする地震が起こりました。地鳴りとともに雪面が大きく揺れ、甲高い落石音が響き渡り、非常に怖かったです。焼岳の上高地側の斜面(登山道ではない)では崩落があったようでした。余震が続発する中、11時過ぎには中の湯まで下山しました。地震はこの日いっぱい続いたようで、雪面や岩盤状況が不安定になっている可能性があります。入山される際には十分にご注意ください。

(文=都築香純)

須賀武継さん

日本の原風景が残る、奥会津の魅力を伝え続けたい。

撮影中の須賀武継さん

「星の夜」(会津駒ヶ岳で撮影)。写真展に展示される作品のひとつ

奥会津-この言葉には、なんとも懐かしさや、素朴さを感じる響きがある。福島県の会津若松から見て、西から南西の方向。地理的には新潟、群馬、栃木との境をなし、山で言えば会津駒ケ岳、会津朝日岳、蒲生岳、浅草岳、御神楽岳、鬼ヶ面山などが思い浮かぶ。この山域の良さに惹かれて撮影を続けている人がいる。郡山市在住の写真家、須賀武継さんだ。昨年7月には写真集も刊行。この5月には「冬の奥会津」と題した写真展も開催中だ。

------------------------------

週刊ヤマケイ(以下Y):須賀さんが、奥会津に惹かれるようになったきっかけは、どんなことからですか。

須賀(以下S):きっかけは尾瀬に行ってからです。今から30年ほど前、姉の友人の代理で急遽参加することになったのですが、夜行列車とバスの長い旅の末に、文字通り「遙かな尾瀬」でした。その時は、湿原と山の魅力に感動し、こんな世界もあるんだと思いました。

その後は、平ヶ岳や会越国境の山を中心に登山を続けてきましたが、ほとんどが単独でしたので、両親には、とても心配をかけました。85年3月、会津駒ヶ岳に入山したときは、今で言う爆弾低気圧の影響で、駒の台地で2晩停滞。月曜の朝、強行して下りましたが、膝上の新雪で8時間もかかってしまいました。今思うと色んな事がありましたが、多感な時期に、この静かな山域で自分と向き合える時間を持てた事は幸いだったと思います。それと、この山域は標高は低いですが、高層湿原や豪雪に磨かれた山等、個性的な山も多く、そういった所が、他にはない魅力だと思います。

・・・

Y:写真に本格的に取り組まれるのは、少し後になってからですね。さらに山だけではなく、人々の暮らしを写真に残そうと思われたきっかけはなんですか。

S:翌年の80年から山岳写真に取り組みまして、ヤマケイの月例への応募も始めました。3、4年ぐらいで佳作に選ばれるようにもなったのですが、そのころはサラリーマンをしながら農家もしていて、合間に時間を作って撮影をするというスタイルでした。更に上位に進むには、その頃のスタイルでは限界を感じていた頃に、母親が亡くなったり、仲の良かった職場の先輩を病気で失ったり、自分も過労で肺炎を発症し何ヶ月か入院したりと色々重なってしまいまして、地元で個展を開いてから、いったん、山は止めていたんです。

山へのアプローチとして通過していたこの地が、とても魅力あるところだとは、早いうちから気付いていました。個人の作品としては誰も発表していなかったので、元々取組んでいた山岳を背後の自然として、里の風景と組み合わせて奥会津全域を表現できるような作品を作る事ができれば、と言うアイディアが基本にありました。あれから、だいぶ時間が経ちましたが、写真集として残せたのは、やはりうれしいです。

・・・

Y:須賀さんの写真集(『奥会津』雷鳥社刊)は、厚い雪を冠った蔵の写真から始まりますし、今回の写真展も冬がテーマですね。

S:写真集は、自分で作った叩き台の時は、夏山の夜明けから始まって季節を追っていく構成でしたが、ある人に相談したら、「ページを開いて、見た人の手をとめる写真を最初にした方が、より訴えるのでは?」とのアドバイスを頂き、構成を変更しました。私が育った家も茅葺屋根だったので、自分自身にとっても懐かしい風景が沢山残っています。

「冬」にこだわるのは、なんといっても「冬の雪がすべてを支配しており、他の季節では見る事の出来ない風景だからです。雪山に憧れる様な物かもしれません。山の写真も多く有りますので、国内有数の豪雪地帯に残る日本の原風景を、ぜひ見にいらしてください。

(聞き手=久保田賢次・『週刊ヤマケイ』編集長)

北海道・上ホロカメットク山

夜の冷え込みで雪面が固くなるので注意を。

十勝岳をバックに上富良野岳までの細い稜線を登る(写真=谷水 亨)

富良野岳(左)と三段山(右)に挟まれた安政火口が噴煙をあげている(写真=谷水 亨)

5月3日、晴れ

ここ数日、北海道全域が好天気に恵まれ、十勝では昨年より13日も早く桜の開花宣言がなされました。十勝連峰の峰々もこの暖気で、昨年より2週間は早い雪融けのように思われました。

今日も登山口である十勝岳温泉凌雲閣はプラス9℃と暖かく、早朝にも関わらず足元はザグザグです。念のためアイゼンを装着し、夏道ルートを基本に冬季ならではの近道・直登を繰返しながら登ります。途中何ヵ所か雪崩の跡がありましたが、温泉スロープの稜線まで登るトラバース以外は、危険な所はありませんでした。

通称300階段も雪で姿はなくそのまま直登しましたが、稜線に出るとぬかるんだ登山道があり、上ホロ頂上までの間、アイゼンを着けたり外したりしながら登りました。

しかし、この時期の山は日中以外は冷え込み、雪はクラストするぐらい固くなり滑りやすいので気を付けて下さい。また日中は雪崩と踏み抜きによる怪我も予想されます。十分ルートを選びながら登られると良いでしょう!

(文=谷水 亨)

青森県・八甲田大岳

天候に恵まれ、山頂を踏むことができました。

登山口より、八甲田大岳を望む(写真=中村重明)

八甲田大岳山頂。よろめくくらいの強風でした。左奥に南八甲田。(写真=中村重明)

5月4日、晴れ、上部は強風

酸ヶ湯温泉公共駐車場から仙人岱経由、八甲田大岳を往復するコースを歩いてきました。ちょうど1年前に同じコースで山頂を目指した際は、濃霧で視界不良のため仙人岱ヒュッテで引き返しているのですが、今回は天候に恵まれ山頂を踏むことができました。

登山口から仙人岱ヒュッテまでは、山スキーの「大岳環状ルート」の標識や竹竿、そしてトレースや山スキーのシュプールが豊富にありルートは明瞭でした。他方その先は竹竿は数本のみ。トレースもあるものの、いろんな方向についていることもあり、ある程度の視界が無いと迷う可能性があると思われます。この日は八甲田大岳に向かってやや右手の雪面を登って行きましたが、途中で短い区間ながらハイマツや笹が露出している少々歩きにくい部分があり、また最後は露岩帯を横切る形で地面が露出した無雪期用登山道に合流して山頂に至りました。仙人岱から大岳に向かってやや左手に進むと無雪期用登山道に出られるため、そちらの方が登りやすかったかもしれません。下りでは後者のルートを使いました。

なお、仙人岱と山頂の中間地点あたりから上は風上方向には歩くのが困難なくらいの強風でしたが、気温は0度以上とそれ程寒くなかったこともあり何とか山頂を踏むことができました。また雪の状態は、登りでは行程のほぼ半分位の区間で12本爪のアイゼンを着けましたが、それ以外はツボ足で概ね快適に歩くことができ、ワカンないしスノーシューを持参したものの出番はありませんでした。

(文=中村重明)

秋田県・鳥海山

広大な千蛇谷を滑降することができました。

千蛇谷の広大さに驚きました。奥には日本海も見えます(写真=福井美津江)

岩と雪に覆われた外輪山の稜線(写真=福井美津江)

5月4日、晴れ

春夏のスキー、スノーボードで人気の鳥海山。今年はひときわ雪が多いようです。

矢島口の広い駐車場は7時20分に到着した時、すでに車がいっぱいでした。風が強く、氷ノ薬師あたりからはクラストした斜面がいっそう厳しくなり、スキーを背負ったりスキーアイゼンを装着したり、みなさんそれぞれの方法で慎重に進んでいました。七高山山頂を越して千蛇谷へ出てみると、ほとんど無風で青空の下日本海も見えます。滑降しやすいザラメ雪ですが急いで滑るのはもったいなく感じ、たびたび休んで景色を眺めました。鳥越川沿いに下り、中島台の獅子ヶ鼻湿原近くは雪が少なくなるのでスキーを外しての歩きが必要となります。山頂から矢島口へピストンし、車をまわしてくださった山仲間に感謝です。

(文=福井美津江)

山形県・月山前衛、高倉山

月山の大展望が楽しめる不遇の山に登る。

地形図に沼の記載があるくぼ地から高倉山を望む(写真=曽根田 卓)

高倉山から白鯨を思わせる山容の月山を眺める(写真=曽根田 卓)

4月26日、晴れ

肘折温泉がある山形県大蔵村は日本有数の豪雪地帯と言われています。その界隈にある月山前衛の山々は標高1000m足らずの低山ですが、多量の積雪故に標高に似合わない高山的な山容をしていますが、夏場は密生した藪に覆われ、ほとんどの山に夏道はありません。

今回紹介する高倉山は肘折温泉の西側にそびえる険しい山で、戸沢村の今熊山側から細い登山道が山頂に達していますが、山頂からの展望は新庄市方面しか見えません。しかし今の時期は豊富な残雪を踏んで、道のない肘折温泉側から展望を楽しみながらアプローチできます。

ルートはカルデラ温泉館~大蔵鉱山跡~番所峰~797m峰~高倉山の往復です。特に山頂付近から眺める月山の迫力には圧倒されます。

この山に同ルートで登る場合は、村境尾根への取り付き部分のブロック雪崩、そして雪庇の崩壊に注意が必要です。急斜面も多いのでアイゼンは必携で、読図能力も問われます。しかし山頂に達した時の達成感は素晴らしいものがあります。

(文=曽根田 卓)

北アルプス・唐松岳

雪の北アルプスへ。

五竜岳を望む(写真=鈴木さとし)

雪を抱く唐松岳(写真=鈴木さとし)

4月23日、晴れ

八方尾根のリフトを3本乗り継ぎ北アルプスの唐松岳を目指しました。天気は晴れでしたが低い温度に風が強く吹き、なんとか登れた感じでした。唐松岳頂上山荘も営業開始したので1泊で予定しますと余裕がでると思います。

雪も溶けてきて、アイゼンは八方池の先から装着、丸山から上部は冬道で狭い稜線を行くので集中力が求められます。なお、温度が低く雪面が固い時もありますので12本爪のアイゼンとピッケル、その他冬山の装備が必要です。

ほぼ冬毛の雷鳥も時折見かけます。スキーやボードで滑って下りるかたは脅かさないように特に注意をお願いします。

(文=鈴木さとし/登山ガイド)

※編集部注:八方尾根ゴンドラリフト(アダム)は5月7日から5月23日まで八方駅から兎平駅まで定期点検のため運休となっています。

尾瀬・至仏山

至仏山から山の鼻へのスキー滑降。

道路開通から登山道閉鎖までの期間にたった1回しかない普通の日曜日、人、人、人(写真=松浦寿治)

正面に燧岳をみながらのスキー滑降を楽しみました(写真=松浦寿治)

4月27日、晴れ

鳩待峠まで道路開通するのが4月24日、至仏山の登山道が閉鎖されるのは5月7日です。この日はその4月24日と5月7日の間にある、唯一の普通の(祝日でない)日曜日で、山スキーヤー、ボーダー、雪山登山者でいっぱいでした。ちなみに鳩待峠の駐車場は前夜から満車でした。

戸倉の鳩待峠行きバス連絡所の近くに第一駐車場(片品川の左岸280台)があって、そこから乗合タクシーで鳩待峠に向かいました。乗合いタクシーは朝6時30分の時点で、人数が集まれば、時間に関係なくどんどん出発していました(鳩待峠からの帰りのタクシー事情も同じ)。

鳩待峠からスタートし、シール登高3時間で至仏山頂に到着しました。山頂でシールを外し、滑降モードに切り替えました。水平距離で50mほど雪のない所があって、スキーをかつぎました。再び雪面に出た所から山の鼻(小屋が見えます)に向けてスキー滑降しました。燧岳を正面にみながら、樹木の少ない広大な斜面を連続滑降すること1時間弱で山の鼻に着きました。

山の鼻から鳩待峠まで2時間弱の登り返しがあります。登り返しを避けたい場合は往路を戻るのが良いでしょう。

平日に行ければよいのですが、休日で混んでも、それを補って余りある山スキー行(スノーボードも雪山登山もOK)が出来るでしょう。

(文=松浦寿治/登山教室Timtam代表、山岳ガイド)

群馬県・裏妙義、丁須ノ頭

鍵沢登山口のやや上が崩落中、要注意です。

登る途中の小ピークである、御岳の頂上から見た丁須ノ頭(写真=木元康晴)

鍵沢コースの崩落箇所。この一段下にも不安定な崩落部分がありました(写真=木元康晴)

4月29日、曇り

JR信越本線の終点となる横川駅から徒歩約20分の麻苧吊橋は、裏妙義の北側に位置する登山口です。妙義山全体でも駅から歩き始めることができるのはここだけであり、最も便利な登山口と言えるでしょう。今回はここから御岳稜線をたどって丁須ノ頭に登り、鍵沢を下る周回コースを歩きました。

登山口から麻苧ノ滝を経て急登を行くと、辺りはミツバツツジとヤマツツジが満開。登り詰めたザンゲ岩からは、鉄道模型のような横川駅の展望を楽しみました。

その先の連続する鎖場を慎重に通過し、丁須ノ頭からは鍵沢源頭の長い鎖を伝い下ります。鎖場の終わり近くには残雪が少しだけ残っていましたが、難なく通過。あとは歩きやすい道を下っていきました。

ところが登山口に降り立つ200mばかり手前の斜面が、大きく崩落していたのです。張り渡されたロープを伝って通過することはできますが、崩落はなおも進行中です。今後このコースをたどる場合は、厳重な注意が必要でしょう。

(文=木元康晴/登山ガイド)

高尾山~小仏城山

キンランが咲き始めました。

希少なキンラン(写真=三好和貴)

盗掘防止の制札板(写真=三好和貴)

5月5日、曇り

小仏城山周辺では、キンランの真っ黄色の花びらが目立つようになってきました。近年、キンランなど希少な植物の盗掘の情報が寄せられるようになってきたことから、東京都レンジャーは、こうした盗掘されやすい植物を目立つ場所で見つけた場合、そのすぐ近くに盗掘防止を目的とした制札板を設置しています。

こうした方法は、多くの人の目が触れるため、逆に盗掘のリスクを高めてしまう危険性があります。しかし、もともと登山道近くなど、目立つ場所に生育する植物に対しては、この方法によって多くの人の監視の目を増やすことで、盗掘されにくい環境を作っています。

この日は、東京都レンジャーの活動をサポートしているサポートレンジャーと共に高尾山から小仏城山周辺を巡視しながら、キンランの近くに制札板を設置する活動を行いました。来年も同じ場所で、多くの方が花を楽しめるよう、みなさんの温かい見守りによるご協力をよろしくお願いします。

(文=三好和貴/東京都レンジャー(高尾地区))

中央アルプス・恵那山

まだしばらくはアイゼン持参をおすすめ。

アイゼンを履くと雪稜も快適です(写真=原 誠一)

登山口ではハナモモ祭り開催中(写真=原 誠一)

4月28日、曇り

ゴールデンウィーク前半の中央アルプス恵那山情報です。

恵那山広河原ルートの山麓、阿智村園原は、ハナモモ祭りの最盛期。5月の中旬位まで、百花繚乱が楽しめます。

さて、この日の登山開始は戸沢集落の奥の駐車場から。本谷川を渡り、尾根に取り付くと新緑の景色から次第に冬に逆戻りしました。1800mの手前で12本歯のアイゼンを装着し、そこから頂上まで続く雪稜を快適に登りました。天気予報は曇りのち雨でしたが、頂上では南アルプス越しに富士山も眺められました。

なお、当日は20名程の登山者と会いましたが、そのうち数名の方がアイゼン無しで苦労されていました。恵那山は2000m峰ですが、今年は残雪が多いので、まだしばらくはアイゼン持参をおすすめします。

(文=原 誠一/アルプスネイチャークラブ 登山ガイド)

小豆島・星ヶ城山

新緑の寒霞渓を眺めながら瀬戸内の最高峰へ登りました。

四望頂から寒霞渓を俯瞰する後続の仲間達(写真=舩越 仁)

裏八景の石門を下ります(写真=舩越 仁)

4月17日、晴れ

ロープウエー乗り場の紅雲亭脇から始まる表十二景の奇岩に見とれながら九十九折れを登ります。想像力に富んで、解読不能な名称には説明札が頼りです。段差は一つもなく、歩き易い舗装の遊歩道を1時間程登ると稜線に出ました。一気に視界が開け、眼下に瀬戸内海が広がります。幾つかの展望場所に立ち寄りながら山頂駅のある三笠園地で休憩です。

ここからは一旦寒霞渓を離れ、星ヶ城山を往復します。芝生のスロープを登ると三笠山です。ここから登山道が始まり、木立の中を緩やかに登って行きます。星ヶ城神社、阿豆枳(あずき)島神社、西峰を越えると1等三角点の星ヶ城山頂上です。播磨灘をゆっくり展望した後、元の道をロープウエー山頂駅へ引き返します。

下山も奇岩を眺めながらの裏八景登山道です。ところがこちらは表と異なり大きな段差もある石畳の道です。疲れた足にはこたえます。ゆっくりと充分に注意して下りました。

(文=舩越 仁/日山協自然保護指導員、みつがしわ山の会会員)

佐賀県・城山

北限のサクラツツジの開花状況確認。

サクラツツジのアップ(写真=五十嵐 賢)

サクラツツジとコバノミツバツツジの特徴を併せ持つ個体、クセンブツツジか(写真=五十嵐 賢)

4月28日小雨、5月1日晴れ、5月2日晴れ

城山(じょうやま、498m)は九千部山の東南端にあります。山頂に勝尾城跡、山麓に館跡があり現在は筑紫神社になっています。この筑紫神社から東側に城山登山道、西側に自然公園歩道がありこの歩道は林道工事のため通行止めになっていましたが現在は解除されたため回遊できるようになりました。城山登山道は、途中からロープを伝う谷コースと尾根コースに分かれ、あとで合流します。

この山には琉球列島に多いサクラツツジが鹿児島県大隅半島から350kmも離れて隔離分布し、しかも北限の地として地名辞典にも載っています。しかし、いつしか忘れ去られていました。それを10年ほど前から、個人的に調査を始めて、現在まで100株ほどを確認しました。以前の文化庁の調査では11群落1000株あったと記録されています。

4年前に保護を求める要望書を鳥栖市に出していましたが、一昨年の遺跡発掘の際に伐採されたものがあり、再度鳥栖市に保護を求めてきました。古い鳥栖市誌にもサクラツツジの記載があり、これを契機に市としてもその重要性、稀少性を理解いただいたようです。5月18日に、城山の発掘遺跡の公開見学会にサクラツツジの見学も加えるそうです。その下見を兼ねて、鳥栖市の職員さん2名と4月28日、小雨の中をサクラツツジの開花状況確認に訪れました。さらに5月1日には単独で、5月2日には植物学者で山仲間の井上晋氏と、コバノミツバツツジとサクラツツジの交雑種のクセンブツツジではないかと思われる個体の調査のため訪れました。このクセンブツツジは唯一九千部の名を冠する植物だそうです。花の形はサクラツツジですが、色はコバノミツバツツジのようにピンクがかっていること、葉はサクラツツジが常緑樹に対してコバノミツバは落葉樹なのですが、この個体は半落葉樹のようだと思われるなど、両方の特徴を備えていると井上先生は指摘しています。確認できたのはただ1本ですが、まさに幻のツツジ、クセンブツツジの可能性があるそうです。

(文=五十嵐 賢/日本山岳会会員、環境省自然公園指導員)

宮崎県・大崩山

アケボノツツジが久しぶりの大咲きです。

鹿納山の南稜線から見た鹿納山の岩峰(写真=緒方 優)

小積ダキ上部から見たワク塚方面。左は上ワク塚、右は中ワク塚の岩峰(写真=緒方 優)

5月2日~3日、晴れ

大崩山へ登ってきました。当初は5月3日に行く予定でしたが、「アケボノツツジの花が久しぶりに大咲きしている」との情報をいただき、前日の2日から行きました。

2日は山頂西側からのルートをとります。宇土内谷登山口から大崩山へ登り、その後鹿納山へ縦走。鹿納谷登山口へ下り、林道を歩いて宇土内谷登山口へ戻りました。このルートの魅力はアケボノツツジの花です。大崩山への上り、鹿納山からの下りを存分に楽しめました。

翌日は東側からのルートをとりました。上祝子の登山口から坊主尾根を登り、山頂方面はカットしてりんどうの丘へ。その後はワク塚ルートで下山。坊主尾根の下部ではすでに散りかけていましたが、見返りの塔を過ぎたあたりからりんどうの丘にかけて、そして上ワク塚から袖ダキ展望所にかけてはちょうど見頃でした。

私の記憶する限り、1994年以来の大咲きと思われます。この週末にかけてまだまだ楽しめそうです。

(文=緒方 優/『宮崎県の山』共著者)

福島県・猫魔ヶ岳

雪融けは急激に進んでいます。

標高1300m付近になると,ガスがたちこめて視界が急激に低下してきました(写真=葉貫正憲)

化け猫伝説が伝わる大きな石「猫石」(写真=葉貫正憲)

5月5日、曇りのち濃霧

仲間3名と磐梯山ゴールドライン八方台から猫魔ヶ岳をめざしました。

磐梯山方面は登山者が大勢みられましたが山頂に雲がかかり天気が心配だったので、標高の低い猫魔ヶ岳へ方向転換。

1300m付近の稜線に出るとガスがかかり始め、視界が急激に悪くなりました。また稜線は雪融けが進んで夏道がところどころ見えるようになり、夏道をにらみながら雪のあるところを探して進みました。

稜線の南側には大きな雪塊があちこちに残っておりましたが、快調に歩くことができました。

猫魔ヶ岳山頂には約1時間で到着。いつもなら四方に絶景が広がる山頂ですがガスのため視界はまったくありません。時間に余裕があったので西側500mほどにある猫石まで足を伸ばすことに。

ここからは思ったより藪がひどく、夏道を確認しながらゆっくりと進みました。30分で猫石に到着。ここも雄国沼の絶景ポイントのはずですがガスの切れ間もまったく期待できず、早々に帰路につきました。

途中からは霧雨。自分たちの歩いたトレースを忠実にたどり、11時45分に八方台へ戻りました。往路1時間30分、復路1時間20分でした。

(葉貫正憲/福島県/66歳/よく行く山:会津百名山)

木曽・御嶽山

初めてのバックカントリースキーへ。

広大なバックカントリーの大滑降を満喫しました(写真=小椋将二朗)

5月4日、快晴

7人パーティで御嶽山へ行きました。おんたけ2240スキー場の三笠の森駅をテレマークスキーでAM9:00に出発。田の原登山口より王滝頂上(2937m)をめざします。

鳥居を越えてすぐにスキーにシールを貼りました。私はシールで歩くのは初めてなのでコツがわからず、四苦八苦。なんとか森林限界まで到着して休憩です。

そこから先は絶景を見ながらトラバース(ジグザグ)で進みました。登れば登るほど息があがり、すぐそこに王滝頂上が見えますが、5歩10歩と進んでは足が止まります。しかし、この頃になるとコツもつかんで一歩一歩楽しめるようになりました。

そして王滝頂上へ。約4時間かかりましたが、登った者だけにしかわからない達成感と絶景がわたしの心を満たしてくれました。

そのあと雪原を大滑降。アルペンスキーでは決して味わえないシュプールを刻んで下山しました。

(小椋将二朗/奈良県/50歳/よく行く山:生駒山)

奥多摩・雲取山

ところどころに崩落個所がありますが、登山道は問題ありません。

鴨沢から小袖乗越までの崩落現場(写真=伊藤 孝)

雲取山山頂標示と右に飛龍山(写真=伊藤 孝)

4月27日、晴れ

鴨沢から新緑間近の雲取山に行って来ました。

鴨沢から小袖乗越までの車道には崩落箇所があり車は当然ですが、人が通り抜けるのもかなり苦労しました。復旧までにどのくらいの時間がかかるのでしょうか。

登山口から登山道に入ると天候にも恵まれ、汗ばむほどの陽気で、咲き残っていた山桜などを愛でながら、雲取山山頂を目指します。途中、七ツ石小屋下の分岐からブナ坂へのルートは崩落のため通行止めになっていて、七ツ石小屋経由ブナ坂へと誘導されます。ブナ坂からは石尾根縦走路に合流し、展望も開け、気持ちの良い山歩きが堪能できました。ブナ坂を過ぎてからは危険な箇所もなく、雪も日陰に若干残ってはいるものの問題なく歩けます。これからが良い季節ではないでしょうか。

(伊藤 孝/神奈川県/55歳/よく行く山:北アルプス、八ヶ岳、丹沢)

山梨県・三ツ峠

かねてから憧れていた「富士山を見ながらの登山」。

三ツ峠を望む(写真=佐藤 稔)

開運山からの富士山(写真=佐藤 稔)

4月25日、晴れ

富士山をたっぷり見ながら山登りをしてみたいと思っていましたが、ようやく願いがかないました。

好天に恵まれ、三つ峠駅に降り立つと富士山が真っ白に雪をかぶって悠然とたたずんでおり、心がはやります。大山祇神社までは、散り始めとはいえ桜が美しい緩やかな道です。達磨石を過ぎて急登が始まりましたが、ゆっくり登っていくと疲れが出ることなく山荘前に到着しました。さらに少し登って開運山の頂上に立つと、富士山が裾野を大きく広げ、雄大な姿を見せてくれました。

山頂でゆっくり時間を過ごし、府戸尾根ルートで河口湖畔まで降りました。傾斜の緩い長い道から垣間見る富士山の刻々と変化する様子を見ながら、楽しく歩いた尾根道でした。

(佐藤 稔/兵庫県/66歳/よく行く山:六甲山)

静岡県・岩岳山

アカヤシオを求めて。

アカヤシオの向こうに岩岳山を望む(写真=八木茂良)

5月2日、晴れ

アカヤシオを求めて、入手山~岩岳山~岩嶽神社~荷小屋峠~小俣作業所跡の周回コースを歩いてきました。今年のアカヤシオは当たり年のようで、3日前の大雨にもかかわらず沢山の花が咲いていました。岩岳山直下の登山道はアカヤシオに囲まれています。白色のイワカガミも咲き誇っていました。

入手山への登山道は木の根が多く出ている急斜面や、岩の上を歩く細い道もありますので注意が必要です。また荷小屋峠から小俣作業所跡のコースでは斜面崩落場所に回り道がつくられていました。

(八木茂良/静岡県/67歳/よく行く山:東海地方の花の山、南アルプス)

広島県・宮島一周

汐の良い時期を選び、時計回りで宮島を一周。

宮島最南端の革篭崎(こうござき)を振り返って(写真=高木秀生)

干潮時にしか近寄れない宮島七えびすのひとつ「御床浦神社」(写真=高木秀生)

4月27日、晴れ

宮島の南部、青海苔浦からあてのき浦までは道がなく、海岸線を約3時間歩く必要があります。干潮時を狙っていけば、巨岩を観賞しながら、宮島七えびす参りをして大野浦の対岸にある広島大学植物研究所まで海岸歩きができます。まだ強い日差しという訳でもなく、干潮時間、満潮時間と競争しながらの海岸歩きに大満足の1日でした。

なお、牡蠣がらがこびりついた岩場や海藻で濡れた岩場の通過もありますので、軍手は必携です。また水場もないため、十分な水分を携帯することも必要かと思います。

この日は、私のほかに数組の方が相前後してチャレンジ中でした。

今回のデータ:宮島一周30km、所要時間9時間、干潮14:12・潮位64cm、満潮07:55・潮位318cm、20:30・潮位330cm。

(高木秀生/広島県/63歳/よく行く山:広島県弥山、鳥取県大山)

宮崎県・尾鈴山

花咲く地元の山を歩く。

アケボノツツジ(写真=本部文秋)

シャクナゲ(写真=本部文秋)

4月27日、曇り

地元の尾鈴山を歩きました。天候があまり良くないので山頂をあきらめ、甘茶谷登山口からの周回コースを逆走することに。登山道沿いにはヤブツバキの赤い花が続いています。高度を上げるとシャクナゲが現われました。蕾は多いのですが、開花した花は少ないです。進んでいくとアケボノツツジが咲いています。満開状態の木々も多くありました。

この先、長崎尾からの稜線も多くの花があるのですが、白滝分岐で引き返しました。この尾鈴山は、眺望は良くないのですが瀑布群があり、秋にはここにしか無いキバナノツキヌキホトトギスが開花する、誇れる地元の山です。

(本部文秋/宮崎県/58歳/よく行く山:みやざき百山)

週刊ヤマケイ「読者の登山レポート」「遭難防止オピニオン」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんの登山レポートを募集しています。写真とレポートにあなたのプロフィールを添えて、週刊ヤマケイ編集部までお送りください。ハイキングからクライミングまで、山行形態は問いません。あなたの投稿をお待ちしています。

「遭難防止オピニオン」につきましては、文字数400字程度でお願いします。ご自身の遭難体験についてお書きいただくときには、写真をつけていただくとありがたいです。お名前、メールアドレス、年齢、郵便番号と住所、登山歴、よく行く山名・山域も添えてください。「登山レポート」「オピニオン」ともに文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。また、日本山岳遺産基金のファイルに「蘇れ日本列島」というご投稿コーナーも設けました。全国各地の山岳地域で環境保全活動をなさっているかたがたのレポートなども、お待ちしております。

投稿先メールアドレス
weekly@yamakei.co.jp
※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」または「週刊ヤマケイ・遭難防止オピニオン」「週刊ヤマケイ・蘇れ日本列島」とお書きください。

「大杉谷登山歩道再開記念登山」が開かれる。

4月26日、27日、10年ぶりの全線オープンを記念して。

記念登山に参加されたみなさん(写真=大杉谷登山センター 曽野和郎)

三重県の大杉谷登山歩道が、4月25日(金)のオープニングセレモニーをもって約10年振りの全線オープンとなり、26日から27日にかけて、「大杉谷登山歩道再開記念登山」が開かれました。

男女17名、引率3名の計20名で、第三発電所から大台ケ原日出ヶ岳までを完走。遠くは東京からの参加の方もあり、関心の高さを感じました。この時期の太陽光線は水の綺麗さ、滝のしぶきが非常に映え、みなさん、感激されていました。

途中、桃の木山の家に宿泊しましたが、週末ということもあり、宿泊者は100名を超え、いつも聞かせていただけるオーナーの楽しいお話は、消灯直前の短い間だけになってしまいました。

翌日は5時半朝食、6時半出発とし、今年より通行可能となる崩壊地、光滝、隠滝を見ながら進みました。今までのパトロールの際は、制服の工事関係者の人たちしか見かけませんでしたが、この日はカラフルな登山者が行き交っています。感動しました。

堂倉滝を見て、日出ヶ岳への登りが始まります。今回参加の皆さんは健脚で、問題なく日出ヶ岳に14時20分に到着。みなさんのおかげで、無事イベントを終了する事ができました。

(文=曽野和郎/大杉谷登山センター)

※編集部より:この秋、大杉谷を訪ねる大阪発の企画もあります。「日本山岳遺産基金認定地を訪ねる」大台ケ原からゆっくり歩く大杉谷 10月24日~10月26日。詳細は下記URLにて。

http://alpine-tour.com/japan/assets/14natu_ja36.pdf

山で大切なのは自救力。jRO(ジロー)は山岳遭難対策制度TMで、山を愛する方々の自救力アップをサポートします。

捜索・救助費用に特化(330万円までお支払)、コストパフォーマンス抜群です。

WEB申し込みも可能になりました。

初年度入会金・会費は4000円(税別)次年度以降会費は2000円(税別)+事後分担金(700円~1700円の見込み)です。

いざというときに備えましょう。

誰にも起こりうる遭難事故の捜索・救助費用に備える保険! 無理のない日程、万全の装備とともに、これからは「レスキュー費用保険」が登山・アウトドア活動の必需品です。

日本費用補償少額短期保険の「レスキュー費用保険」は登山やアウトドアスポーツなど日本国内での野外活動(海での活動を除く)中に遭難事故に遭った際、捜索・救助に要した費用について保険金をお支払する保険です。補償内容は捜索・救助費用保険金として300万円です(免責3万円)。

年間保険料は5000円。保険期間は1年間で、払込日の翌日午前0時から補償開始です。

登山のアプローチ手段としてすっかり定着した「登山バス」。電車やバスを乗り継ぐ面倒もなく、登山口までスムーズにたどりつけることから、人気を集めています。

日本山岳遺産基金賛助会員である(株)毎日企画サービスでは、今期も登山者専用バス「毎日あるぺん号」を企画実施いたします。登山にかかる日数・コストの軽減をお考えの方は、装備同様、登山の必須アイテムとして、ぜひご利用ください。とっておきの登山イベントバスもあります。

ボリビア・アンデスの山旅ほかの説明会が開催されます。

5月13日(火)、15日(木)に東京・新橋にて

雨季のウユニ塩湖

四姑娘山を望むフラワーハイキング

5月13日(火)、東京のアルパインツアーサービスで、ボリビア・アンデスの山旅の説明会が開かれます。素晴らしいトレッキングコースが数多く存在しますが、日本にはそのほとんどが知られていないのが実情。当日はラ・パスからゲスト・スピーカー(ロドリゴ・グリシ氏)を招いて、レアル山脈などのトレッキングや、ウユニ塩湖でのハイキング、ボリビアの文化など、魅力あふれる各地域の特色が紹介されます。

また15日(木)には中国・四姑娘山(スークーニャンシャン)、長白山の説明会も予定されています。

会場は両日ともアルパインツアーサービス(株)東京本社3階説明会場になります。

南アルプス国立公園指定50周年記念式典開催。

5月24日(土)、伊那市にて

南アルプス国立公園は山梨県、長野県、静岡県の3県にまたがり、1964年6月1日に国立公園に指定され、今年で50年を迎えます。

今年6月1日に南アルプス国立公園が指定50周年を迎えるにあたり、南アルプスの優れた自然風景地の保護と適正な利用に向けた理解を図るため、その素晴らしさを発信するとともに、これからの南アルプスについて考える機会として、さまざまなイベントが企画されています。そのうちのひとつ、記念式典が長野県伊那市で開催され、市毛良枝さんの講演もあります。

------------------------------

日時:5月24日11:30~17:00(イベント全体)

場所:長野県伊那文化会館大ホール・ホワイエほか

【プログラム】

式典:長野県伊那文化会館大ホールにて。50周年を祝うと共に自然公園功労者への表彰を行います。開場10:45、開会11:30。

講演会・トークイベント:長野県伊那文化会館大ホールにて。南アルプスにゆかりのある講師として市毛良枝さんの講演を予定。また、講師及び南アルプス関係者に次の50年に向けたキックオフ対談を行ないます。開演は14:30、休憩をはさんで、閉演は16:45予定。

このほかに、物販やパネル写真展示のほか、山岳環境保全啓発活動も行なわれます。

------------------------------

「百万人の山と自然 安全のための知識と技術 公開講座」全国各地で開催。

安全登山に対する知識と技術向上のために

公益社団法人日本山岳ガイド協会では、登山者や自然愛好者の安全登山に対する知識と技術向上ために、「百万人の山と自然 安全のための知識と技術 公開講座」を全国で開催します。

講座では学識経験者、山岳救助隊隊員、現役山岳ガイド等が講師となり、映像や資料を用いて、安全に登山を行うための知識と心構えについてレクチャーします。講師などの詳細は、下記公開講座のご案内をご覧ください。

http://www.jfmga.com/kokaikoza.html

------------------------------

【各地の開催予定】

・飯田5月24日(土)14:00~16:00/飯田市県文化会館/定員599人

・大分5月27日(火)18:00~20:20/ホルトホール大分/定員300人

・大阪6月4日(水)18:00~20:30/エル・おおさか/定員210人

・名古屋6月7日(土)1部13:00~14:30、2部16:10~18:50/ウインクあいち/定員各部200人

・東京6月11日(水)18:30~20:30/四谷区民ホール/定員450人

・松本6月18日(水)19:30~21:30/Mウイング/定員300人

・富山6月26日(木)18:30~20:30/富山国際会議場/定員400人

*大分会場のみ事前申し込み要。申込先=山渓(登山用具店)TEL097-537-3333

*その他会場は申込み不要。先着順にご入場いただきます。

アルパインツアーサービスからのお知らせ

【国内】女子・中級登山講座「富士に迎えられる充実の縦走路-大菩薩連嶺から小金沢連嶺」2日間(女性限定)

ヤマケイ登山教室

4月に開催された女子・中級登山講座第1回目実践講座。塔の岳山頂にて

今回のコースは山塊最高峰の大菩薩嶺、標高年の小金沢山など秀麗富嶽12景のうち4座と数々の歴史ある峠を縦走する充実のロングコースです。天気に恵まれれば、常に富士山に向かって歩くコースになります。ロングコースを歩く練習にもなるでしょう。

50歳台までの女性で、登山経験が3年以上ある方を対象とした女性向け中級登山講座です。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=114307

日程 5月24日(土)~25日(日)
集合 JR中央線・塩山駅改札前(9:00)
行程 1日目:塩山駅(車)柳沢峠(1472m)~丸川峠~大菩薩嶺(2057m)~大菩薩(1900m)(山小屋)泊
2日目:~石丸峠~小金沢山(2014m)~牛奥ノ雁ヶ原摺山~米背負峠~やまと天目山温泉(1000m)(車)甲斐大和駅【解散】17:00〜19:00(予定)
歩行時間:1日目約5時間30分、2日目約8時間
登山レベル 健脚レベル(10~12kg程度のザックを背負い、連続する標高差1000mの登りを4時間以内で登れる体力が必要です。)
難易度 3(往復、周回、縦走コース。登山道は比較的明瞭で、緩急があり、幅員が小さい箇所がある。転滑落の危険個所が部分的にあり、一部にクサリ場、それに匹敵する箇所がある。)
参加費 31,000円
講師 阿波徹(山岳ガイド)

【机上講座】地図読み講座・入門編「地形図とコンパス活用術」

ヤマケイ登山教室

地形図とコンパスの基礎知識を学びます。各自プレート付きのオリエンテーリングコンパスとハサミを必ずご持参ください。

参考書:『学べる! 山歩きの地図読み』(山と溪谷社刊)

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1307

開催日 5月14日(水)
会場 アルパインツアーサービス本社 特設説明会場(3階)
時間 19:00~20:30
定員 45名
受講料 2,000円
講師 佐々木亨(山岳ライター)
株式会社山と溪谷社
〒102-0075東京都千代田区三番町20番地
編集長
久保田賢次
編集スタッフ
佐々木惣、伊東真知子
アートディレクター
松澤政昭
SSデザイン
塚本由紀(T&Co.)
技術サポート
福浦一広、金沢克彦、前田哲、塚原宏和
プロデューサー
齋藤純一

©2014 All rights reserved. Yama-Kei Publishers Co., Ltd.

本誌は、できるだけ正確な情報を掲載するよう心がけておりますが、山行時はご自身で現地の最新情報のご確認をお願いいたします。