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むらかみみちこさん

金華山で復興支援に取り組む。

宝島プロジェクト春合宿にて

全国各地から集まってくれたみなさん。金華山、弥栄エリアにて

宮城県、牡鹿半島の先端から700mの海峡で隔てられた金華山。東日本大震災の震源に最も近く甚大な被害を受けた。仙台市のクライマーらが中心になって、島の復旧ボランティアや、ボルダリングによる観光資源の提案に取り組んでいるのが、特定非営利活動法人FIRST ASCENT JAPAN.だ。この5月連休には災害復旧サポーターを募っての作業や、ボルダリングエリア公開に向けてのプレイベント「宝島プロジェクト」を開催した。代表の、むらかみみちこさんに聞いた。

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週刊ヤマケイ(以下Y):5月に行われた催しには、各地から沢山の方々が参加されたとうかがいましたが、いかがでしたか。

むらかみ(以下M):東北はもちろん、関東や関西からも沢山の方々に参加いただき感謝しております。この島がいまだ復旧もままならない状態であることを感じていただけたと思います。

訪れる人もない荒廃した道へ、プロジェクトのスタッフとともに、登山道の確認や被害状況調査などをひっそりと行ってきました。島の反対側にある岩の白と、海の青とのコントラストが美しいボルダリングエリアなどは、景勝地としても有名でしたが、登山道は不明瞭となり、住民でさえ何年も訪れていない場所になっていたのです。

そんな登山道を、参加していただいた沢山の方々が歩いている。その光景だけでも感激です。しかも、明らかに違う。参加者の皆さまの一歩一歩が、道をつくっていたのです。本当に嬉しいことでした。天候にも恵まれ、皆さまに原生林や海岸線の美しさを存分に感じてもらえました。いつか、トレッキングやボルダリング、釣り人や地元の小学生の遠足等、多くの人たちが楽しめる道に。そんなプロセスのひとつになったと思います。

・・・

Y:今後は、どんなことが課題ですか。また、どんな活動を計画されていますか。

M:観光客が震災前の5パーセントと激減したままなんです。信仰の島である金華山の魅力を、登山やボルダリングを通じた新たな切り口でもプロモーションしていきたい。現在、宿泊施設は金華山黄金山神社のみ。以前あった民宿が流されてしまい、幕営地もなくテントも張れません。そのためトレッキングやボルダラー向けの宿泊場所をつくる活動も行っています。

また、フィールドを守るため、松枯れや鹿の食害でハゲ山となってしまった荒寥とした景色に緑を戻そうと、土壌酸性度の調査や、炭化、ペレット・チップ化などの伐採木の活用も、専門家に相談しながら勉強中です。国定公園内のため、草刈りや倒木除去などもできなかった国有地部分の登山道整備も、やっと許可の見通しがつき、本格的に実施して行く予定です。

・・・

Y:金華山は、昨年、私どもが行っている日本山岳遺産としても認定させていただきましたが、そのあたりでは、なにか変化はありましたか。

M:ふたつほど変化を感じています。ひとつは、地元の方の反応です。宮城の主要観光地ですが、石巻や女川周辺も大変な現状で、離島までは手がまわらない。金華山は後回しという諦めムードもあったのですが、認定により「金華山かぁ。昔はよく行っていたんだ」と、多くの方から関心を持ってもらえるようになりました。

もうひとつは、ボランティアに参加したことのない山屋さんやクライマーとも、一緒に活動する大きなキッカケになりました。「山を愛する我々だからこそできる震災復興がある」。復興への新たな道を、これからも模索していきたいと思います。

(聞き手=久保田賢次・『週刊ヤマケイ』編集長)

20145/22~5/28

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22 海谷山塊・千丈ヶ岳、南西壁正面壁・右柱状岩稜初登(石崎義正、遠藤甲太、黒沢孝夫、進藤知二。南西壁正面の最右端にある急峻な岩稜。核心部は厳しいフリーとなる。頂稜には達しておらず、ブッシュに入ったところから同ルートを下降している。1976年・昭和51年5/22~5/23)
ギャラリー/第5回TKフォトクラブ作品展「四季の彩景」最終日
週刊ヤマケイの表紙写真を撮影する山岳フォトグラファー菊池哲男さんが指導するTKフォトグラフの作品展が新宿の富士フォトギャラリー新宿で最終日を迎えます。最終日は14:00まで。
http://www.prolab-create.jp/products/gallery_shinjuku.html
ギャラリー/野口健写真展「野口健が見た世界」
アルピニストが撮影したヒマラヤ、アフリカ、日本の作品を展示。大阪・本町のオリンパスギャラリー大阪にて、5月22日から28日まで。24日(土)にはトークショーもあり。詳細は下記URLにて。
http://olympus-imaging.jp/event_campaign/event/photo_exhibition/140507_noguchi/
23 南アルプス・甲斐駒ヶ岳、摩利支天・南山稜初登(横田松一、猪瀬、金子。大武川を遡り、サデの大岩下の岩小屋に泊まって登攀。甲斐駒における最初の本格的な岩登りであろう。1931年・昭和6年)
TV/NHK-BS『実践!にっぽん百名山』
有名山岳の登山コースや自然の魅力について伝える山岳専門情報番組。この日の放映は「赤城山」。司会は釈由美子さん。コメンテーターとして『Rock&Snow』編集長でもある山と溪谷社の萩原も出演。17:00~17:25。
http://www4.nhk.or.jp/j-100yama/
24 北海道主脈、襟裳岬~日高山脈~石狩山地~北見山地~宗谷岬まで158日間の積雪期単独縦走に成功(志水哲也。1992年2月12日に足掛け17年で完成させた工藤英一の北海道主脈縦走に次ぐ記録。志水はワンシーズンで、積雪期に達成した。1993年・平成5年12月18日~1994年・平成6年5月24日)
TV/BS-TBS『日本の名峰・絶景探訪』
名峰や日本の原風景を、臨場感あふれる映像で紹介する紀行ドキュメント番組。この日は4月26日に放映され好評だった「岩の祭壇戴く霊峰 金峰山」のアンコール放映。21:00~21:54
http://www.bs-tbs.co.jp/meihou/
TV/NHK BSプレミアム『グレートトラバース~日本百名山一筆書き踏破~』
日本を代表するアドベンチャーレーサー田中陽希氏(30)が、前人未踏の挑戦を始めました。4月1日に屋久島の宮之浦岳をスタートし、10月中旬に北海道利尻島の利尻山まで、210日(7か月)以内で、全ての「日本百名山」を踏破するというもの。移動手段は、交通機関を一切使わず、自分の脚とカヤックだけ。移動距離は実に7,800km、累積標高は100,000mにのぼります。この挑戦を追う『グレートトラバース~日本百名山一筆書き踏破~』が5月24日から5回シリーズで放送されます。
http://www.yamakei-online.com/journal/detail.php?id=2411
25 奥秩父・金峰山から雲取山まで23時間35分のスピード縦走に成功(小谷善吉、石脇秀夫。いわゆるカモシカ登山が盛んな時期だった。1961年・昭和36年5/25~5/26)
26 越後駒ヶ岳、佐梨川金山沢奥壁第2スラブ上部左フェース・山形クライミングクラフトルート初登(滝口康博、武田信行、中村雅行。上部左フェースそのものの初登記録か? 悪い草付や落石などで登攀は危険で陰湿だったとある。12P、VI、A1。1984年・昭和59年)
27 谷川連峰・一ノ倉沢、ガンマルンゼ~一ノ倉尾根単独初登(山口清秀。1934年・昭和9年)
公開講座/「百万人の山と自然 安全のための知識と技術」
公益社団法人日本山岳ガイド協会による公開講座が5月から6月にかけて全国各地で開催。5月27日は大分のホルトホール大分で開催。18:00~20:20。詳細は下記URLにて。
http://www.jfmga.com/kokaikoza.html
28 谷川連峰・芝倉沢~茂倉岳~一ノ倉岳~芝倉沢下降(大島亮吉、斎藤長寿郎。武能沢出合のキャンプから芝倉沢を登下降。ピッケルは持たず、トリコニー鋲を打った登山靴を使用。棒きれで制動をかけ“余は此時始めてグリッセードの壮快味を味ひたり”とある。1927年・昭和2年)

※参考文献『目で見る日本登山史』(山と溪谷社・刊)

北海道・知西別岳

羅臼湖を望む、知床の山へ。

正面が知西別岳。手前に広がるのは羅臼湖(写真=伊藤典子)

知西別岳中腹まで上がり、振り返る。左奥には羅臼岳に続く知床連山が、右奥には、国後島(写真=伊藤典子)

5月11日、快晴

残雪の知床峠周辺へ行きました。

雪の量によって年ごとに開通日が異なる知床峠ですが、本年は幸運なことにGW後半に開通しました。開通と同時に、多くの人が最後の雪を楽しむために入山します。ただし、路面凍結のおそれがあるため、峠の開いている時間は日中のみ。また、天候によっては閉鎖される事もありますので、事前に峠の開通状況を確認することが必要です。終日開通はもう少し先。この日、峠が開いている時間は10時から15時半でした。

雪融けの進み具合ですが、数日間続いた好天と、夏とも変わらぬ気温上昇により、例年になく早いです。この日は、目の前に迫る残雪の羅臼岳と海に浮かぶ国後島が作り出す絶景を満喫しました。また、スキーもぎりぎりで楽しむことができました。

知西別岳へは稜線にヤブが黒く目立ち、一歩手前で引き返しました。この山に夏道はなく、登頂するは雪のある時期に限られます。知西別岳の前に広がる羅臼湖までは遊歩道がついていますが、利用にあたっては羅臼湖ルールがありますので、事前に目を通すことをお願いいたします。

※羅臼湖ルールについて(羅臼ビジターセンター)

http://rausu-vc.jp/lake_rausu/lake-rausu-lule.php

(文=伊藤典子/知床山考舎 登山ガイド)

北海道・アポイ岳

花の百名山で春を告げる高山植物を愛でる。

ヒダカイワザクラが咲くカンラン岩の登山道を登る同行者(写真=谷水 亨)

左上から時計回りでサマニユキワリ、エゾキスミレ、アポイアズマギクとヒメチャマダラシジミ、フデリンドウ、エゾヤマツツジ(写真=谷水 亨)

5月18日、晴れ

北海道の山に春を告げる高山植物を見に、待ち焦がれた登山者たちと同様に、私達夫婦もワクワクしながら、花の百名山アポイ岳(810m)に登ってきました。

『山と溪谷5月号』の郷山めぐりで紹介しましたが、北海道の中でもここでしか見られない動植物もあり、昨年と違った花を楽しむため、2週間ほど遅らせて登りました。標高差800mの半分は樹林帯で、そこではミヤマスミレやフイリミヤマスミレ、エゾオオサクラソウを、残りの森林限界ではアポイアズマギクやタチツボスミレ、サマニユキワリ、ヒダカイワザクラ、エゾキスミレなどを楽しみながら登りました。

日本でも北海道の日高とアポイ岳にしかいない天然記念物のヒメチャマダラセセリも見ることが出来て、楽しい一時を味わってきました。

まったく素人の妻でも3時間弱で登れる山で、10月まで花が楽しめますので、是非お越しください。

(文=谷水 亨)

北上山地・兜明神岳

岩手山と早池峰山の眺望に優れたハイキング向きの山。

岩峰の兜明神岳山頂から眺めた早池峰山(写真=曽根田 卓)

岩神山から残雪模様が美しい岩手山を望む(写真=曽根田 卓)

5月4日、晴れ

岩手県盛岡市から宮古市に抜ける国道106号線の区界峠のシンボル的な存在が兜明神岳です。登山口からの標高差があまりありませんが、安達太良山の山頂を小さくしたような岩峰は麓からよく目立ちます。

登山口は一般的に区界高原ウォーキングセンターを起点としますが、道は整備されてファミリー登山にも適しています。今回は旧スキー場跡の草原コースを登り、かぶと広場から兜明神岳を往復。その後は北側にそびえる岩神山にも登りました。

山中には岩手県でかぬか平と呼ばれる野芝の原が広がり、明るい雑木林の中にはカタクリやキクザキイチリンソウの群生地があり、小粒ながらも見所が沢山ある山でした。

特に兜明神岳と岩神山のどちらの山頂からも360度の素晴らしい展望が開けていて、晴れて展望がきく時の登山はより思い出が深いものとなるでしょう。ただし兜明神岳の山頂部は急な岩場の登りになるので、慎重に上り下りする必要があります。

(文=曽根田 卓)

岩手県・羽山

和賀三山の二山を歩きました。

山の緑に深みが増してきました(写真=福井美津江)

セリバオウレンのおもしろい形の果実(写真=福井美津江)

5月13日、晴れ

岩手県北上の羽山(599.6m)~羽黒山(289.6m)へ縦走しました。羽山の頂上には湯殿三山と記された石碑があり別名を湯殿山、東隣には羽黒山が、北側に月山もあることから出羽三山と同じ山名にちなんで和賀三山と呼ばれています。

春先に咲く花たちは種を作る準備をはじめていました。柔らかな新緑も、茂った緑色や深緑が加わり夏の山へと変化しています。虫が多くなりますので虫の集まりやすい黒いウェアを避けたり、虫よけスプレーや防虫ネットなどで対策すると良いでしょう。

(文=福井美津江)

北八ヶ岳・にゅう

樹林帯の景色、そして頂上からの展望に大満足。

白駒池入口。登山道に入ってすぐ積雪があり、軽アイゼンを装着(写真=中村重明)

にゅうより。富士山、硫黄岳、東天狗岳、西天狗岳を望む(写真=中村重明)

5月18日、晴れ

本誌先週号で、5月4日に麦草峠から高見石を往復したレポートがありましたが、その2週間後のこの日、麦草峠からにゅうを往復してきました。

国道299号線(メルヘン街道)は完全に乾いていてノーマルタイヤでOKです。白駒池駐車場から白駒池方向に足を踏み入れてすぐには積雪があり、軽アイゼンを装着しました。その先、青苔荘付近や白駒湿原付近、そして白駒荘付近には登山道の地面や木道が露出していたものの、そこ以外はずっと堅く締まった雪面が続きました。トレースを外すとヒザ上まで足が潜ってしまう箇所もわずかにありましたが、予想外に雪面を踏み抜くことは無く、おおむね軽アイゼンで快適に歩けました。

にゅうまでのシラビソ、トウヒ、コメツガなどの樹林とコケと雪が織りなす景観は予想外に素晴らしかったです。またにゅうからの南八ヶ岳、富士山、槍・穂高連峰、北八ヶ岳、白駒池、浅間山、谷川連峰、奥秩父などの眺めも期待をはるかに超える素晴らしさで、メンバー全員が大満足の行程でした。

(文=中村重明)

南アルプス・鳳凰三山

素晴らしい天気に恵まれました。

雪稜の彼方には雄大に裾野を広げる八ヶ岳が印象的です(写真=山口敬二)

観音岳を越えるとオベリスクと甲斐駒ヶ岳が望め、その奥の真っ白な北アルプスが天地に一線を画します(写真=山口敬二)

5月3日~5日、晴れ、最終日は曇り一時小雨

登山口からワンピッチで夜叉神峠まで上がると、青空に映える白根三山の銀嶺に大喜びです。しかしその後の南御室小屋までの登りの長かったこと。雪は杖立峠手前から出てきましたが、全行程を通じて岩や砂礫、樹林帯が多いので、6本歯などの軽アイゼンが歩きやすいでしょう。

夜叉神峠から4時間ほどで苺平までの長い登り道を終え、南御室小屋まではなだらかな山腹を下ります。雪上の明るいキャンプ場には色とりどりのテントがたてられ、活気に溢れていました。トイレと湧き水が利用できる、とても過ごしやすいキャンプ場でした。

翌朝、4時46分のご来光を拝むため、鳳凰三山の稜線となる砂払まで1時間暗闇を登ります。すでに空はオレンジ色に染まり、その時を待つばかりです。鉛色に沈んでいた富士が白んできて、朝陽が山々に神々しい光を届けました。今日も素晴らしい天気です。薬師岳、観音岳、地蔵岳と三山の雪稜を巡りましたが、終始壮観の大パノラマに包まれます。富士の高嶺から延びる地平線は奥秩父の山々を従え八ヶ岳へと達し、そして甲斐駒、仙丈、その奥には北アルプスの真っ白な稜線! 視線を近景に戻すと北岳、間ノ岳、農鳥岳といった南アルプスの盟主たちが。

そして今回の山行の象徴である岩塔、オベリスク。その穂先は天空を刺し、大いなる南アルプスの山々と共に一体化した不思議なモニュメントです。

ご来光目的で稜線に上がると、この絶景を欲しいままにできます。下山は麗しの雪稜を富士に向かって歩きました。

(文=山口敬二)

群馬県・妙義山

ミョウギイワザクラをもとめて表妙義を縦走。

鷹戻しを登り終わっても、このルンゼ内25メートルの下降がある(中央の岩溝部)。腕力が消耗していると厳しい。ここは懸垂で下降した(写真=奥谷 晶)

鷹戻しハシゴ付近の岩壁に咲き残っていたミョウギイワザクラ(推定)。やっと出会えて安らぐが、足下は数十メートルも切れ落ちている(写真=奥谷 晶)

5月18日、晴れ、風なし

コイワザクラの妙義山固有種ミョウギイワザクラをもとめて妙義神社より表妙義を縦走してきました。5月連休前に行く予定がとれず、この日になったのですが、案の定、花期は過ぎていて、鷹戻しのハシゴ上部と、その先のルンゼ内2段25mのクサリ場にわずかに残っていただけでした。

鷹戻しはクサリも整備されていて、岩場はほとんど垂直ですが、ホールド・スタンスは豊富にあり、危険な箇所はクサリにセルフビレイをとってかけかえながら進んだので、腕力任せに上り下りするところはほとんどなくて済みました。先ほどのルンゼでもザイルを使用し、途中停止できるバックアップをつけて万全を期しました。

しかし、中間道で駐車場へ戻る時間を含めて10時間以上の長丁場ですので、装備はもちろん緊張感を維持し続けるのは相当な体力・精神力が要求されます。特にこの日は1日中晴れて気温が高く、用意した2リットルの水も底をつき、非常用の0.5リットルの水も使い果たしてしまいました。

(文=奥谷 晶)

※編集部注:表妙義縦走コースは遭難事故が多発する難コースです。初級者、中級者だけで安易に入ることは避けてください。

奥多摩・檜原村

残すのは足跡だけ、とるのは写真だけ。

沢にて透き通った声を聴かせるミソサザイ。少々ボケていますが、距離15m、105mmレンズで撮影。PCで拡大したものです(写真=皆川由己)

登山道上に出ていたハマウツボ科のヤマウツボ(左)とリンドウ科のフデリンドウ(右)(写真=皆川由己)

5月14日、晴れ

山は、一斉に黄緑色の若葉に覆われて、さわやかな微風が吹いて気持ちの良い一日でした。

奥多摩は「秩父・多摩・甲斐国立公園」の一部です。国立公園内では動植物の採取が禁じられています。希少な植生も少なくない環境です。「残すのは足跡だけ、とるのは写真だけ」。その足跡も残すのは登山道のみにしなければなりません。

(文=皆川由己/奥多摩サポートレンジャー会・会長)

高尾山

ウツギが見ごろ、そして……。

高尾山自然研究路3号路にて(写真=三好和貴)

ウツギのいろいろ。左上から時計回りに、マルバウツギ、ガクウツギ、コゴメウツギ、ツクバネウツギ(写真=三好和貴)

5月18日、晴れ

ゴールデンウィークが過ぎ、人の出も落ち着きを取り戻しつつある……などということもなく、やはり土日になればたくさんの人で賑わいを見せる高尾山。1号路や吊り橋のある4号路など、人気コースを歩く大勢の人を見かけます。そんな中でも金比羅神社への尾根道や3号路などは、人影はまばら。比較的静かな山歩きが楽しめます。喧噪を避けて山登りを楽しみたいという方は選択肢のひとつにされてはいかがでしょうか。

春を代表する花が終焉を迎える中、高尾山ではウツギと名のつく木々の花が見ごろを引き継いでくれています。マルバウツギ、ガクウツギ、ツクバネウツギ、コゴメウツギなど、ウツギが名前に入る植物は多いですが、よく見ると花びらの形や大きさはさまざま、それぞれに個性が感じられます。

話は変わり、先日、高尾山で希少植物が盗掘されたという情報が寄せられました。

実際に現場を確認してみると確かに最近まで見られていた希少植物の株がひとつ残らず消えてしまっていました。これまで限られた人達だけにひそかに見守られていた植物でしたが、人から人へ次第に情報が拡散した結果でしょうか、悲しい結末になってしまったようです。

同様のケースとして、道から外れた場所にある植物なども、人が行き来することにより、その踏み跡が道しるべとなり、やがて不特定多数の人に場所が知られてしまうことがあります。

盗掘については、監視を続けてきてはいるものの、効果的な対策が無いのが現状で、レンジャーとしても対応に苦慮しています。盗掘の行為そのものを防ぐ対策ももちろん必要ですが、「ひとつの行動がどういった結果を招いてしまうのか」、多くの人に考えてもらうきっかけとしていきたいです。

(文=三好和貴/東京都レンジャー(高尾地区))

丹沢・表尾根~主稜縦走

1泊2日行程の充実した縦走プラン。

塔ノ岳山頂の日没と富士山(写真=石丸哲也)

縦走路から丹沢山とマメザクラ(写真=石丸哲也)

5月10日~11日、快晴

ヤマケイ登山教室「週末の山登りベスト」で登ってきました。この教室はガイドブック「週末の山登りベスト120 関東周辺」を中心としたコースを、ベストな季節、ベストなアレンジで計画しています。今回のコースのポイントは塔ノ岳から丹沢山、蛭ヶ岳を縦走し、焼山を経て下る主稜コースに表尾根を組み合わせたことです。

主稜縦走では塔ノ岳まで最短経路の大倉尾根を登ることが多いですが、標高差1200mの単調な登りが続き、展望にもさほど恵まれません。一方、表尾根は大倉尾根より長いものの、富士山などの展望に恵まれ、いくつもの小ピークを登り下りしながら目指す縦走の楽しさがあふれ、丹沢の概念を得るにも好適です。表尾根と主稜をあわせることで、より充実した縦走を楽しむことができ、塔ノ岳の尊仏山荘で宿泊の1泊2日行程とすることで無理のない行程となります。頂上で宿泊することで日没、首都圏などの夜景、日の出や紅富士などの眺めも期待できます。また、夏山に備えた小屋泊まり山行の入門にも向くプランとなります。

シーズンとしては、ゴールデンウィークが明けると新緑、芽吹きが山の上でも始まり、花も多いことからこの時期にしました。当日は登山口のヤビツ峠付近で新緑が鮮やか、山の上では芽吹きが始まったところで、マメザクラ、アセビ、アズマイチゲ、イワザクラ、ツルシロカネソウなどの花が迎えてくれました。これから山の上でも新緑が始まり、6月上旬ごろまで緑が美しく、気候も穏やかで、丹沢の尾根歩きが楽しいシーズンが続きます。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

丹沢・塔ノ岳

新緑の玄倉林道を歩いて塔ノ岳に登る。

新緑と清冽な川面に心なごむ(写真=原田征史)

登山者が憩う山頂にて(写真=原田征史)

5月16日、晴れ

新松田駅始発のバスに乗り、玄倉で下車します。新緑に包まれた玄倉林道を約3時間半歩いて、ユーシンに到着しました。一般車は進入出来ないので、紅葉の季節には林道歩きを楽しむハイカーがたくさん訪れますが、渓谷が新緑に染まるこの季節もおすすめです。

ユーシン分岐を過ぎ、ふたつ目の車止めゲートを越えた道路上には山側からの土砂が道路を覆っています。慎重に足場を選んで通過して下さい。

そして「尊仏ノ土平」の道標を確認して対岸の尾根道を登って行きます。植林地を過ぎると、モミジやブナの新緑の中に赤や白のツツジの花が見られ、疲れを忘れさせてくれるでしょう。

尾根道をたどって約2時間で塔ノ岳山頂に到着。見晴しの良い山頂は登山者で賑わっていました。

(文=原田征史/小田原山岳会員、『神奈川県の山』著者)

広島県・呉娑々宇山

広島市街を一望する新緑の山に登りました。

広島市街を俯瞰する岩屋観音岩峰にて(写真=舩越 仁)

電波塔の奥が呉娑々宇山頂上です(写真=舩越 仁)

5月13日、晴れ

呉娑々宇(ごさそう)山、何と読むのか不思議で難解な名称の山です。

岡山では朝方まで残っていた雨もすっかり晴れ上がり、薫風を受けて安芸郡府中町の水分(みくまり)峡森林公園駐車場から歩き始めました。

水分神社奥の分岐を左にとり、岩屋観音に向かいます。登り始めの階段から、なかなかの急登で汗が吹き出ます。尾根に上がると砂混じりの花崗岩となり、登山道の雰囲気が出てきました。岩屋観音跡でひと息入れた後、岩屋岩峰に登り広島市街を眺望しました。残念ながら瀬戸の島々はモヤで霞んでいました。次のピーク、高尾山へは固定ロープがある楽しい岩登りです。一旦コルに下り、見晴しの良いバクチ岩で昼食をとったあと、2等三角点の呉娑々宇山に到着しました。

帰路は舗装道路を数回横切る水分峡経由の下山です。歩程10km、累積登高892m、6時間の行程でした。

(文=舩越 仁/日山協自然保護指導員、みつがしわ山の会会員)

福岡大分県境・鷹の巣山

新緑に包まれたビュートの岩峰歩き。

二の岳一帯と三の岳にはツクシシャクナゲが多い。(写真=五十嵐 賢)

三の岳の岩場がもっとも気を使う(写真=五十嵐 賢)

5月6日、快晴

鷹の巣山(979.3m)は英彦山の東隣にあり、3つの岩峰が連なるビュートの山です。この時期はその岩峰を包む新緑が美しい季節で、コバノミツバツツジやツクシシャクナゲがピンクの彩りを添えてくれるだろうと期待して出かけました。

途中にある英彦山の駐車場は連休最終日とあって満杯でしたが、鷹の巣山登山口の駐車スペースはわずか3台の車が駐車しているだけでした。

この3つの岩峰はすべてロープで急斜面を登らなければならず、しかも今回は単独行です。慎重に、そして緊張して岩場を登降しました。

期待した通り、シャクナゲがちょうど見頃でした。岩上に立って見下ろす眼下の新緑の鮮やかさは、息をのむほどです。二の岳はややコースが分かりにくい所があるので、直進できない時は南側に進路を探せばいいでしょう。

三の岳の手前にある展望のいい岩場の上で3組4人が食事中で、挨拶をして三の岳山頂で咲き始めたシャクナゲを楽しみながらお昼にしました。下山は南側に山腹を巻く巻き道をとって下山しました。

(文=五十嵐 賢/日本山岳会会員、環境省自然公園指導員)

長崎県・雲仙普賢岳

フラワーウォッチングを楽しみました。

池ノ原園地のミヤマキリシマ(写真=池田浩伸)

岩肌を覆い尽くすヒカゲツツジ(写真=池田浩伸)

5月13日、晴れ

仁田峠~新コース~普賢岳~仁田峠を周回しました。

池ノ原園地ではミヤマキリシマが満開を迎えています。登山口の仁田峠は三分~四分咲きでしたので見ごろはこれからでしょう。

鬼人谷からの新コースには、点々とヒカゲツツジが咲いていました。鳩穴分れから立岩の峰までは展望を楽しみながら登って行きます。霧氷沢はヒカゲツツジの群生で有名ですが、遠目にも岩肌が薄い黄色に染まっているのがわかりました。近づくとヒカゲツツジがまさに霧氷沢の岩肌を覆い尽くしています。

ミヤマキリシマは、山頂付近も国見岳もまだ咲き始めのようです。下旬には見ごろを迎えるのではないでしょうか。

(文=池田浩伸/登山ガイド)

北海道・恵庭岳

残雪のルートを進む。

ルートから見た支笏湖(写真=蓮井美津夫)

第一見晴台から爆裂火口を望む(写真=蓮井美津夫)

5月6日、晴れ

連休の最終日、好天に誘われて恵庭岳に向かいました。

先行者の車が数台駐車している登山口を出発。10年前の台風による風倒木の跡が残るルートを通り、5合目までは雪もなく順調に登ります。

高度を上げるにつれルートには雪が残り、この日のものではありませんが、幾つか熊の足跡も確認出来ました。さらに進むと傾斜のきついロープ場もあります。

予定より時間がかかりはしたものの、標高差約900mを歩いて第二見晴台に到着し、頂上岩塔部を見上げました。頂上岩塔部は崩落の危険があって立入り禁止となっています。支笏湖を眼下に見ての下山となりました。

(蓮井美津夫/北海道/55歳/よく行く山:道央の山、大雪山)

北海道・塩谷丸山

小樽市民に愛される展望の山。

余市湾の向こうには積丹の山々が(写真=新井良治)

5月11日、晴れ

今年も登り始めは小樽の塩谷丸山です。

当日は非常に天気が良くて、気温も高く暑いくらいでした。頂上からの眺めも非常に良く、羊蹄山がくっきりと見え、ニセコの山々、積丹の山々、さらに海をはさんで遠く増毛の山々も海に浮かぶように見られました。

相変わらずたくさんの人が登っていますが、この日はことのほかカラフルな若い登山者が多く、なんとなくうれしくなりました。

登山道はほとんど乾いておりますが、頂上直下の斜面に少し雪が残っています。

(新井良治/北海道/57歳/よく行く山:大雪山)

会津・鳥屋山

360度のパノラマ眺望を楽しみました。

尾根から望む飯豊連峰(写真=浅井祥守)

5月11日、晴れ

JR磐越西線を荻野駅で下車、阿賀川にかかる橋を渡って少し歩くと、きれいに耕された畑の脇道が登山道入口になっています。杉林を抜け、青々とした雑木林の中を登るとカタクリ群生地の立札がありました。すでに時季は過ぎていましたので群生は見られませんでしたが、あたりをよく見ると所々に数輪のカタクリがまだ花を咲かせていました。

急な登りを進み尾根に出ると、ここからアップダウンが繰り返します。さらに足を運び、鳥屋山(とやさん)の山頂でひと休みしました。

遠くには会津磐梯山、吾妻山系や飯豊連峰が、眼下には会津の町や村が見渡せました。

帰りは同じ道を引き返しましたが、行きには気づかなかった別の眺望が開けていて、飽きることのないコースでした。ただ、急坂がたくさんあるので、特に天気のいい日は水分をしっかりとりながら歩きましょう。

荻野駅に戻ると、SL磐越号が黒い煙を吐いて駅を通過していくところを運よく見ることもできました。

(浅井祥守/東京都/53歳/よく行く山:首都圏から日帰りの低山)

新潟県・大蔵山、菅名岳

広大な越後平野を見下ろす山に登りました。

菅名岳山頂より飯豊連峰を望む(写真=葉貫正憲)

5月12日、晴れ時々曇り

仲間5名で磐越道を利用して新潟県五泉市の「大蔵山・菅名岳」へ行ってきました。いづみの里からスタートし、階段コースから大蔵山頂を経て、ゆるやかな稜線歩きののちに菅名岳へ。山頂から丸尾尾根を下り、途中分岐から大蔵山登山口へ周回するというコースです。

8時20分に出発し、駐車場にもどってきたのは14時5分、約6時間の行程でした。今回の山は標高900mほどですが、高低差は800mもあり、思った以上に手ごわかったです。それでも素晴らしい山でした。上りはなかなかの急坂ですが、とても歩きやすい登山道です。途中に設置された案内板もよく整備されていました。

山頂からの眺望は、全方向どこを見ても絶景そのもの。真っ先に目に入るのは、西方向の眼下に広がる越後平野です。農作業が始まる前のモノトーンの大地と点在する集落、遠く弥彦山から角田山の山嶺までの広がりが望めます。北には雪をまとった飯豊連峰と、それに連なる山々が白く輝いていました。対面する五頭連山の迫力も特筆ものです。南にも日本平山などの山々が並んでいますが、山名がわからないのが残念でなりません。

稜線の両側にはイワウチワが咲き、また登山道に残る白い雪と若葉のコントラストもすがすがしいものでした。菅名岳で昼食をとっていると、東方はるかにぼんやりと磐梯山の姿も確認できました。夏山シーズン到来を感じさせる山歩きでした。

(葉貫正憲/福島県/66歳/よく行く山:会津百名山)

新潟県・宝蔵山、越後白山

爽快だった残雪の山の縦走。

粟ヶ岳を眺めながら宝蔵山への縦走路を歩く(写真=野水敏勝)

白山山頂からの飯豊連峰(写真=野水敏勝)

5月11日、晴れ

五月晴れのもと、山ガール(年齢は問いません)4名を連れ立って、加茂市の宝蔵山(897m)から越後白山(1,012m)のミニ縦走を楽しみました。

中大谷の登山口を出発、2時間半ほどで宝蔵山に到着し、爽やかな天気と山ガールの元気に後押しされるように、白山まで片道1時間あまりのミニ縦走。南に粟ヶ岳、東に川内山塊、東には越後平野と弥彦山、そして北には真っ白な飯豊連峰を眺められる好展望の稜線歩きでした。足元にはイワウチワやカタクリなど、雪消えとともに芽生えた山野草が稜線を彩っています。まさに越後の「春山万歳!!」。充実した1日になりました。

(野水敏勝/新潟県/64歳/よく行く山:越後の山、北アルプス)

日光・男体山

日本百名山のひとつ、霊峰男体山に登りました。

9合目から上はまだ残雪が多かったです(写真=小野圭子)

山頂には二荒山神社の奥宮が祀られています(写真=小野圭子)

5月11日、晴れ

今回の参考コースタイムは6~7時間です。数日前から天気予報をチェックして、日の入りが長くなったこの時期に、晴れの日を見定めて登りました。

標高は2486m。まだ雪が残っているかもしれないので軽アイゼンを携行しました。東武日光駅から日光湯元温泉行きのバスに乗車、いろは坂に揺られて二荒山神社前で下車しました。社務所で登拝料を払い、初めてだったので説明を受け、御守りを頂いて首からかけました。1合目から3合目までは参道、3合目から4合目までは舗装道路です。ゆっくりゆっくり歩きました。

4合目から登山道に入ります。5合目にほんの少し雪がありました。登っていくとゴロゴロした石の道が続き、そこでは景色を見る余裕はありません。ところどころ残雪も多くなり、9合目では雪道です。下山時は軽アイゼンを装着しました。

登山数日前から準備をして、怪我をしないように緊張していましたが、無事に下山できて良かったです。

(小野圭子/東京都/よく行く山:関東近郊の山)

栃木県・岩山

岩稜縦走のトレーニングで鹿沼の山へ。

こんな岩場がたくさんあります(写真=畠山茂信)

最後の難所、猿岩の長いクサリ場(写真=畠山茂信)

5月10日、晴れ

東武新鹿沼駅近くの岩山へ、友人とふたりで岩稜縦走のトレーニングに出かけました。この日は晴天で初夏の気候でしたが、ゴールデンウィークの翌週だったせいか、途中出会ったのは僅か3組でした。

最初の岩場で体の動きを確認し、途中の適当な岩場を上り下りしてトレーニングをしました。ちょっと難しい場所はロープで安全を確保します。

岩山山頂の一番岩で昼食の後、最後の難所、猿岩の長いクサリ場に出ます。ロープで確保し、ゆっくりと下りました。一度登り返してトレーニングの仕上げにしたかったのですが、残念ながら時間切れ。それでも充実した練習が出来ました。

次回は右手に見えた古賀志山に行く予定です。

(畠山茂信/東京都/57歳/よく行く山:北アルプス全域)

群馬県・子持山

そびえたつ獅子岩からの展望を満喫。

堂々とそびえる獅子岩(写真=山田典一)

獅子岩から武尊山を望む(写真=山田典一)

5月14日、晴れ

沼田市と渋川市の境にある子持山へ行ってきました。新緑の中、ヤマツツジやミツバツツジがとても鮮やかでした。

気温が高かったため、最初の登りはきつかったのですが、獅子岩の上に立った途端に疲れが吹き飛びます。獅子岩からは蛇行している利根川や、眼下のまぶしい新緑が見事でした。

子持山の山頂までは登山口から約2時間30分。谷川連峰や武尊山、そして沼田市内が一望でき、気分爽快です。

注意点としては、獅子岩にかけられた垂直のクサリで、登り下りは慎重にする必要があるでしょう。

(山田典一/群馬県/65歳/よく行く山:上信越の山)

丹沢・丹沢山

新緑の日本百名山へ。

青空に映える新緑のブナ林(写真=伊藤 孝)

丹沢山山頂標識の向こうに蛭ヶ岳(写真=伊藤 孝)

5月17日、晴れのち曇り

塩水橋から新緑の丹沢山に行って来ました。

ゲートから約1時間の舗装路歩きをした後、登山道に入ります。この登山道は登山客も少なく、この時期でも静かな山歩きが楽しめます。よく踏まれていて危険な箇所もなく、またこの日は天候にも恵まれ、ブナの新緑が素晴らしく、青空によく映えていました。

丹沢山の山頂からは、富士山やまだ冠雪の残る南アルプスの展望が広がっていました。丹沢山からは塔ノ岳経由で大倉尾根を下山しましたが、塔ノ岳の山頂は多くの登山者で賑わっており、さすがに人気のある表の玄関口だけあって、下山時にも多くの登山客と道を譲り合いながらすれ違いました。

丹沢の新緑を満喫できた山歩きでしたが、この日は猟友会が山に入っており、猟友会の猟犬に追われる鹿を見ました。鹿の食害が問題視されているものの、ちょっと複雑な心境になりました。

(伊藤 孝/神奈川県/55歳/よく行く山:北アルプス、八ヶ岳、丹沢)

箱根・金時山

五月晴れの富士、箱根の展望を楽しむ。

金時山頂から御殿場、富士方面(写真=坂本 仁)

金時山頂から箱根山、芦ノ湖方面(写真=坂本 仁)

5月11日、快晴

3年半ぶりに金時山に行きました。前回は途中から雨に降られましたが、この日は雲ひとつない五月晴れでした。

前回と同じく静岡県側のJR足柄駅から午前7時にスタート。足柄古道は緩やかな登りで、ところどころから富士山や御殿場の街が見えました。

足柄峠には足柄城址跡と関所跡があり、トイレもあります。ここから金時山へは尾根沿いに進みます。途中まで車で行くと頂上まで約1時間、標高差370mほどの行程ですが、私たちのように足柄駅から歩くと約3時間、標高差900mの行程です。距離は長いのですが道のりは緩やかなので、少し違った角度から眺めを楽しめます。

夕日ノ滝分岐から頂上までは急登です。アルミのハシゴが12段あって、それぞれに干支の名前が付けられていました。この急登は長いので、途中に休憩用のベンチが設けられていました。最後の12段目のハシゴを越えると頂上はすぐです。

快晴の日曜ということで、午前11時の頂上はすでに多くの人で賑わっていました。富士山はもちろん、その肩越しに北岳を中心にした南アルプスと八ヶ岳が小さく見えていました。南に目を向けると箱根の山々と芦ノ湖、そして遠く伊豆半島の山並みまで見えていました。

下りは長尾山を経由して乙女峠に出ました。このルートは少しアップダウンがあります。途中、箱根方面の展望が開けるところがあります。午後2時前に乙女峠バス停まで下ると、また富士と御殿場の素晴らしい眺めが見られました。

(坂本 仁/神奈川県/41歳/よく行く山:丹沢、奥多摩、南アルプス)

富士山

登山の根本を学びました。

ロープが風に舞っていました(写真=山口 岳)

5月5日、曇り時々晴れ

野外学校FOS主宰の戸高さんと3人で残雪の富士山に挑みました。

前日泊で寒冷前線の通過をひたすら待ちます。しかし風はおさまりません。目の前を走り去る雲を3時間も見ていると、僕も富士山の一部になった気がしました。

やっと視界が開けて、行動開始です。しかし2800mを越えると風が体を揺らし、2900mに近づくと斜面は凍結状態で、下りを考えると危険です。戸高さんはここで撤退を判断しました。

山は危険なものです。常に下りまで考え、自然のリズムに合わせて行動しなければなりません。これは登山の根本です。

頭ではわかっていたつもりですが、地球の息吹と戸高さんが、この根本を僕の身体に染み込ませてくれた1日でした。

(山口 岳/神奈川県/37歳/よく行く山:丹沢、奥多摩)

滋賀県・伊吹山

琵琶湖展望トレッキングの〆に。

五合目付近から山頂と麓を望む。左は山頂へ続く登山者の列。右は琵琶湖展望(写真=伊東明美)

5月4日、晴れ

今年5月から試験徴収となった「入山協力金」(300円)を払うと案内図が配布されました。富士山での導入に続いて、環境保護や登山道整備に伴うこうした各地の動きは「山はタダ」という日本の常識を変えていくものになっていくかもしれません。

伊吹山は山頂まで車で行けるので、わざわざ山麓から標高差1200mを歩いて登る人は少ないかと思いきや、とんでもない。好天に恵まれたGWとはいえ、登山口バス停から山頂まで登山者が続々とつながり、“プチ富士登山”の様相。20代、30代の若い人や家族連れが目立ち、「今年は頂上まで行けそうだね」と子どもの成長のバロメータにしているような声も聞こえました。

琵琶湖は1合目からずっと眼下に、台地状に広大な山頂からは白山、立山連峰、御嶽山まで遠望でき、ヤマトタケルノミコトを追いやった伊吹の荒神もこの日は終日穏やかでした。

山頂には食事もできる小屋が4軒、きれいなトイレも随所にあり、なにかと安心です。ゼロ合目から登った達成感もあり、この山の人気の理由がわかる気もしました。シーズン中は登山口からのバスの本数を増やすか、臨時便を出してほしいところです。

(伊東明美/東京都/よく行く山:関東甲信越の山)

宮崎県・釣鐘山

乱れ咲くツツジの街道をゆく。

登山道傍で咲く鈴なりの花をつけるアケボノツツジ(写真=長谷川守克)

山頂直下で至福の一時を過ごす同行者(写真=長谷川守克)

5月2日、晴れ時々曇り

ぜひ歩きたかった大崩山系の釣鐘山に行ってきました。というのも、山情報収集のためネットサーフィンをしていたら、ある方のHPに「釣鐘山に登らずして大崩山系を語るべからず」との記載があり、どのような山なのか興味が湧いたからです。

登ってみると、とにかく素晴らしい山でした。訪れた時季がよかったのか、アケボノツツジとヒカゲツツジとミツバツツジの競演で、幻想の山景色でした。特にヒカゲツツジの多さには驚きました。九州の多くの山でヒカゲツツジは観てきましたが、これほどの群生は観たことがありません。

なお登山道に道標は少なく、踏み跡も薄い個所があり苦労する場面もありましたが、地形図とコンパスを駆使して山頂に辿り着きました。

(長谷川守克/福岡県/65歳/よく行く山:九州全域の山)

宮崎大分県境・大崩山

祖母傾国定公園で花を楽しむ山歩き。

やっとの思いで通過した大鋸の「鹿の瀬」(写真=吉田雄治)

トッキン岳近くから、満開のアケボノツツジの向こうに望む傾山(写真=吉田雄治)

5月3日~4日、晴れ

犬流れ越登山口から大鋸・小鋸を通って夏木山に登りました。下山後、新緑の藤河内渓谷キャンプ場にテント泊し、翌4日は大吹登山口から兜巾(とっきん)岳・五葉岳に登ってきました。初日の大鋸・小鋸の鋸尾根は、ロープやハシゴが連続し、初級者の私には悪戦苦闘の連続でした。特に最難関の「鹿の瀬」では立ち往生しかけ、やっとの思いで通過しました。

2日間とも晴天に恵まれ、シャクナゲ、ミツバツツジ、アケボノツツジ、ヒカゲツツジの写真撮影に興じながら、祖母傾・大崩の眺望を十分に満喫しました。

(吉田雄治/熊本県/55歳/よく行く山:くじゅう、阿蘇)

週刊ヤマケイ「読者の登山レポート」「遭難防止オピニオン」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんの登山レポートを募集しています。写真とレポートにあなたのプロフィールを添えて、週刊ヤマケイ編集部までお送りください。ハイキングからクライミングまで、山行形態は問いません。あなたの投稿をお待ちしています。

「遭難防止オピニオン」につきましては、文字数400字程度でお願いします。ご自身の遭難体験についてお書きいただくときには、写真をつけていただくとありがたいです。お名前、メールアドレス、年齢、郵便番号と住所、登山歴、よく行く山名・山域も添えてください。「登山レポート」「オピニオン」ともに文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。また、日本山岳遺産基金のファイルに「蘇れ日本列島」というご投稿コーナーも設けました。全国各地の山岳地域で環境保全活動をなさっているかたがたのレポートなども、お待ちしております。

投稿先メールアドレス
weekly@yamakei.co.jp
※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」または「週刊ヤマケイ・遭難防止オピニオン」「週刊ヤマケイ・蘇れ日本列島」とお書きください。

山で大切なのは自救力。jRO(ジロー)は山岳遭難対策制度TMで、山を愛する方々の自救力アップをサポートします。

捜索・救助費用に特化(330万円までお支払)、コストパフォーマンス抜群です。

WEB申し込みも可能になりました。

初年度入会金・会費は4000円(税別)次年度以降会費は2000円(税別)+事後分担金(700円~1700円の見込み)です。

いざというときに備えましょう。

誰にも起こりうる遭難事故の捜索・救助費用に備える保険! 無理のない日程、万全の装備とともに、これからは「レスキュー費用保険」が登山・アウトドア活動の必需品です。

日本費用補償少額短期保険の「レスキュー費用保険」は登山やアウトドアスポーツなど日本国内での野外活動(海での活動を除く)中に遭難事故に遭った際、捜索・救助に要した費用について保険金をお支払する保険です。補償内容は捜索・救助費用保険金として300万円です(免責3万円)。

年間保険料は5000円。保険期間は1年間で、払込日の翌日午前0時から補償開始です。

登山のアプローチ手段としてすっかり定着した「登山バス」。電車やバスを乗り継ぐ面倒もなく、登山口までスムーズにたどりつけることから、人気を集めています。

日本山岳遺産基金賛助会員である(株)毎日企画サービスでは、今期も登山者専用バス「毎日あるぺん号」を企画実施いたします。登山にかかる日数・コストの軽減をお考えの方は、装備同様、登山の必須アイテムとして、ぜひご利用ください。とっておきの登山イベントバスもあります。

ヤマケイ登山教室「子どもと楽しむ山歩き」机上講座参加レポート。

5月13日(火)、東京・西新橋にて

ヤマケイ登山教室では初の試みとなる「子どもと楽しむ山歩き」机上講座。当日は16名+子ども1名の参加者がアルパインツアーサービス特設説明会場に集まりました

ヤマケイ登山教室・子どもと楽しむ山歩きの机上講座第1回「道具をそろえて楽しく歩く&山歩きの基本テクニック」に参加しました。

「親子」に限らず、"まだ成熟した身体を持たない子ども"と山に行く大人向けの基礎知識と講師の経験やノウハウ、思わず笑ってしまうこぼれ話も満載でした。当日のポイントを記します。

・・・

1.子どもを主体に考える

大人の目的に子どもを合わせない。自分も楽しむが子どもも楽しめるよう工夫する(子どもが喜ぶ企画を用意する)。

2.子どもが最優先

子どもの体調管理(トイレ、食事、暑さ寒さなど)や無理のない計画を。

3.子どものための道具

非常時は子どもを背負うことも考慮に入れる。子どもの荷物が入る余裕を大人のリュックに持たせる。手があくヘッドランプ。子どもにこそ靴やレインウエアが重要。年に5、6回山歩きするなら購入しても良いが、子どもの成長の都度に買い替えが必要。レンタルもある。

忘れてはならない子どもを動かすための食べ物は、「アメ」。「アメあげる」「○○まで行ったら、アメ食べよう」の言葉で、子どもはやる気が出るそうです。山歩きにはアメ。大事です。

・・・

講師の上田さんは、普段は学童で、週末は山歩きなどで子どもを引率しています。そんな講師ならではの都会っ子、現代っ子だからこその事例紹介もありました。そのひとつが「切実なトイレ問題」です。

急にトイレに行きたくなった。しかし、トイレは遠い。さて、どうする?

小5女子に、「漏らすか木陰で済ませる(野外排泄)か」と究極の選択を迫ったそうです。彼女の選択は後者。一度経験してしまえば、大丈夫。ただし、普段してはならないことも教えておくこと。そうしないと「今日は公園でやってきちゃった♪」という報告を聞くハメになるかも(笑)。

最後に、参加者からの質問コーナーもありました。

「何歳から子どもと山に行けますか?」

講師の答えは……

「0歳からでもOK! ただし、子どもも背負って行くことになります。そして、子ども本人は山歩きしたことを覚えていません(笑)」。

子連れ山道具も最近は充実していますし、子どもの記憶には残らなくても何かを感じるはず。ぜひ、子どもがいるから、まだ小さいから、と諦めず、無理せず楽しく山歩きをしましょう。

早速、週末にアウトドアショップへ行きたくなってしまいました。

次回は、6月10日に開催されます。次回のテーマは「山で楽しむ食事&山で育む家族の絆」。

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1338

会場の都合により火器の使用は無理ですが、「熱湯くらいなら用意できるかも」というお話がアルパインツアーサービスの担当者から聞こえましたので、アツアツの試食があるかもしれません。時間は19:00~20:30。仕事帰り、ちょうどお腹の空く時間帯にいかがですか?

講座の参加は難しい方には、講師の上田さんが著者の本『子どもと楽しむ山歩き』(山と溪谷社刊)もあります。

http://www.yamakei.co.jp/products/2812044090.html

(文=陣内雅美)

「丸の内健康登山部」(通称、マルケン登山部)。参加者募集中!

6月4日(水)、第2回山登りセミナー「自然解説者になろう」を開催

第1回山登りセミナー(4月23日)では、山に持っていく道具についての講習と山岳写真家の菊池哲男氏によるスライド上映を実施

2014年4月、「丸の内・ワーク&ヘルス・プロジェクト」の一環として「丸の内健康登山部」がスタート。ビジネス街である大手町・丸の内・有楽町にかかわるすべての方が、登山の楽しみ、健康向上、そしてご縁を増やしていくコミュニティーです。

「山を通じてみんな仲良く健康に!」をモットーに、山登りセミナー(講習会)と日帰り登山ツアー(実践)のイベントを中心に活動します。初心者の方も登山愛好家も大歓迎です。

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【丸の内健康登山部実行委員会】

エコッツェリア/ソニー・ミュージックコミュニケーションズ/スポーツビズ

協力:アルパインツアーサービス

【活動内容】山登りツアー(年8回開催予定)、山に関するセミナー(2ヶ月に1回開催予定)

【旅行企画・実施】アルパインツアーサービス株式会社

【申込み方法】

web予約

http://www.alpine-tour.com/japan/maruken/index.html

メールで予約

info@alpine-tour.com

(名前、会社名、メールアドレス、電話番号、住所を記載)

【今後の予定】

6月4日(水)第2回山登りセミナー/18:30~20:30/テーマ「自然解説者になろう」/講師:石丸哲也/受講料:2,000円/場所:エコッツェリア

6月14日(土)第2回登山/色とりどりのクリンソウと日光高山(栃木)

7月18日(金)~19日(土)第3回登山/初めての3000m峰でご来光。乗鞍岳(岐阜)

8月23日(土)~24日(日)第4回登山/挑戦!一合目から登る富士山

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活動内容はfacebookページでご覧いただけます。

https://www.facebook.com/maruken.tozan

山の知識検定

Q:長野県と群馬県の県境に位置する百名山で、浅間山の北西方向にある「四阿山」の読みを次のなかから選びなさい。

1.あずまやさん

2.しあさん

3.よつおもねやま

4.よんおさん

平成25年度「山の知識検定ブロンズコース」試験問題より

出題:社団法人日本山岳検定協会(山の知識検定)

http://yama-kentei.org/

解答・解説は次項にて

山の知識検定

Q:長野県と群馬県の県境に位置する百名山で、浅間山の北西方向にある「四阿山」の読みを次のなかから選びなさい。

1.あずまやさん

2.しあさん

3.よつおもねやま

4.よんおさん

A:1

四阿山は標高2354mの南北二峰からなる円錐状の火山で、山頂が屋根の形に見えることからこの名がついたとされる。平らな山頂の西端には四阿山神社の信州祠、東側には上州祠があり、戦国武将の真田昌幸が日本武尊を祀ったとされる。

平成25年度「山の知識検定ブロンズコース」試験問題より

出題:社団法人日本山岳検定協会(山の知識検定)

http://yama-kentei.org/

『林業男子』

森の仕事、木の仕事がいま熱い!

木の世界には魅力あふれる人がいっぱい! 木を育て伐る人、木を加工し売る人、林業の各業界を繋げて広げる人、伝統の技を受け継ぐ人、女性パワーで旋風を巻き起こす人など、知られざる森の仕事、木の仕事に果敢に挑む人々の現在進行形の姿が活き活きと描かれています。映画『WOOD JOB』の原作者、三浦しをんさんもおすすめの1冊。映画の監督をつとめ、脚本も書いた矢口史靖さんのインタビューも収録しています。

http://www.yamakei.co.jp/products/2814310330.html

●著者:山﨑真由子/発売日:2014年5月19日/ページ数:288ページ/判型:四六判/販売価格:本体1,500円+税/ISBN:978-4-635-31033-8

2014年5月の新刊
商品名 発売日 販売価格(本体価格)
『ワンダーフォーゲル6月号』 5/10 926円+税
『山と溪谷6月号』 5/15 1,048円+税
『かえる かえる かえる!』 5/23 1,600円+税
『大雪山 わが心の山』 5/23 3,800円+税
『日本森林インストラクター協会選定 日本の森100』 5/23 1,980円+税
『アルプス交番からのメッセージ』 5/23 1,600円+税
『富士山ブック2014』 5/26 926円+税


アルパインツアーサービスからのお知らせ

【国内】週末の山登り「花咲く湿原、高原から砂と岩の斜面を登る 上信・浅間山と池ノ平」2日間

ヤマケイ登山教室

標高2500mを超え、雄大な山容を見せる浅間山は花の名山でもあります。最も花が多いこの時期、浅間山と、植生が異なる池ノ平、そして周辺の山をあわせてたずねます。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=113610

日程 6月7日(土)~8日(日)
集合 新宿西口スバルビル前(7:00)
行程 1日目:新宿(バス)池ノ平入口~雲上の丘~高峰温泉(山小屋)または高峰高原(ホテル)泊
2日目 :~車坂峠(1973m)~黒斑山~前掛山(2524m)~天狗温泉(1410m)(バス)新宿【解散】20:00~22:00(予定)
歩行時間:1日目約3時間、2日目約7時間
登山レベル 中級レベル(6~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差1,000mの登りを4時間以内で歩ける体力が必要です。)
難易度 3(往復、周回、縦走コース。登山道は比較的明瞭で、緩急があり、幅員が小さい箇所がある。転滑落の危険個所が部分的にあり、一部にハシゴやクサリ場、それに匹敵する箇所がある。)
参加費 45,000円
講師 石丸哲也(山岳ライター)

【机上講座】山のファーストエイド第3回「高山病と熱中症」

ヤマケイ登山教室

登山者に必要と思われる事故防止対策、救助要請、応急手当、緊急避難の方法などを机上講座と実践講座を通じて、体系的に身につけます。今回の机上講座は、高山病と熱中症について学びます。

【学生割引】学生証の提示で1グループ3人まで受講料が無料になります。

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1326

開催日 6月3日(火)
会場 アルパインツアーサービス本社 特設説明会場(3階)
時間 19:00~21:00
定員 45名
受講料 2,000円
講師 悳 秀彦(日本山岳協会 遭難対策委員)
株式会社山と溪谷社
〒102-0075東京都千代田区三番町20番地
編集長
久保田賢次
編集スタッフ
佐々木惣、伊東真知子
アートディレクター
松澤政昭
SSデザイン
塚本由紀(T&Co.)
技術サポート
福浦一広、金沢克彦、前田哲、塚原宏和
プロデューサー
齋藤純一

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本誌は、できるだけ正確な情報を掲載するよう心がけておりますが、山行時はご自身で現地の最新情報のご確認をお願いいたします。