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サッカーの熱戦が続いています。日本代表は残念な結果になりましたが、本田選手が小学校のときから夢を綴っている「夢ノート」が話題になっています。小学校のときから「世界一のサッカー選手になりたい、と言うよりなる」とノートに書き、そのためには「世界一練習しないとダメだ」と記していました。

優秀なサッカー選手は「視野が広い」といわれます。サッカーフィールドを俯瞰して見渡せて、どこに味方がいて、どこにパスを出せばゴールに近づけるかを感じ取れる、と。本田選手はこの視野を広げる能力を、「人生を俯瞰して見る」ことを通じて子どものころから磨いていたのではないでしょうか。人生を俯瞰して見られるから、目標を立てて、それに向かって邁進していける。その邁進する努力を怠らないから、自分を信じることができる。自分を信じることができるから、周りの環境が変わっても、逆境に陥っても挫折しない。本田選手の挑戦はまだまだ続きそうです。

そこで、ふと、登山との共通点を感じました。

山行計画をたてるには、山を俯瞰して見ることができなければなりません。また、周辺の状況も刻々と変わります。雨が降ったり、ガスが出たり。その場、その場のアクシデントには自分が培ってきた技術やノウハウで対応するしかありません。そのためには身体を鍛えることとか、読図能力を身につけること、天気図が読めるようになるといった努力を積み重ねていく必要があります。

そんな山登りに子どものころから親しんでいたら、人生を俯瞰し、努力を重ねて自分を信じることができるようになるのではないかな、と4歳の息子の寝顔を見ながら考えた次第です。

ヤマケイ登山教室では、今年から「子どもと楽しむ山歩き」机上講座をスタートしました。5月、6月と開催してきて、7月8日(火)の講座では「実践方式でチェックするプランニングの極意」をお伝えします。1回目、2回目を受講していない方でも、理解していただける内容になっておりますので、子どもと一緒に山を歩いてみたい方のご参加をお待ちしております。

【ヤマケイ登山教室】子どもと楽しむ山歩き

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1340

(『週刊ヤマケイ』編集部 佐々木 惣)

酒井富美さん

第5回目の伊南川100㎞ウルトラ遠足。今年は500人をめざしたい。

息子さんと伊南川の清流にひたる酒井さん

こんな錦繍に包まれ、100㎞を走りぬける

「伊南川100㎞ウルトラ遠足」という大会をご存知でしょうか。伊南川は福島県の南西部、檜枝岐村(帝釈山脈)を源流に、只見川、阿賀川、阿賀野川と名を変えながら日本海へと流れる川。毎年、尾瀬や会津駒ヶ岳などの山並みの紅葉が、最も美しい季節に開かれてきたこの催しは、今年10月18日(土)の開催で第5回目となります。大会を企画し、手作りの運営を続けている酒井さんに聞きました。

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週刊ヤマケイ(以下Y):遠足。「とおあし」って読むのですね。そもそもこの大会は、どんなことから発案されたのですか。大会の魅力なども教えてください。

酒井(以下S):5年ほど前に南会津(旧伊南村)で「やまなみを走ろう!」というイベントを企画し、春と秋の伊南川に、首都圏から20名ほどの方々が集まってくれました。その企画に、以前からお世話になっていたウルトラランナーの海宝道義さんが参加してくれたんです。数年ぶりの再会がきっかけとなり、「伊南川100㎞ウルトラ遠足」のアイデアが生まれました。

魅力としては、国立公園、尾瀬の一部を、コースに設定させてもらっていることと、山深い南会津の紅葉が最も美しいといわれている10月半ば過ぎに開催するということ。もうひとつは、スタート地点と、尾瀬の沼山峠との標高差が1100m以上もあるということでしょうか。

・・・

Y:酒井さんは、地平線会議という集まりにも参加されていましたよね。以前は、どんな活動をなさっていらしたのですか。

S:今は南会津(伊南)にどっぶりはまった生活ですが、15年ほど前は、東京のNPOスタッフとして働きながら、週末は一緒に活動している仲間や先輩たちと、自然の中に出かけていました。その団体の代表から「地平線会議」を紹介してもらいました。最初は「何だかとてつもない旅や探検、冒険をしている人たちの集まりだなあ」と驚きましたが、今でも、当時お世話になった方々とのご縁で、色々な活動をさせてもらっています。

ちなみに、私が20年前に初めて地平線会議に行った時の報告者が、海宝道義さんでした。トランス・アメリカ・フットレースから帰国したばかりの時のお話でしたが、今、こうして関わらせてもらっていることに、ご縁を感じています。

・・・

Y:第5回目の今年は、定員が500人とうかがいました。今はどんな状況ですか。エントリーはまだ間に合いますか。

S:「6月23日現在で214名です。」第2回目、第3回目は、震災後ということもあり、エントリー数も300をきりましたが、昨年の第4回目は410人。一度減少して、再び増えたエントリーでもあり、とても感激しました。今年はぜひ500人が集まってくれるよう、色々な方の協力を得ながら、今も動いています。

(聞き手=久保田賢次・『週刊ヤマケイ』編集長)

草津白根山

火口周辺の噴火警戒レベルが1(平常)から2(火口周辺規制)へ。

気象庁地震火山部により、草津白根山(火口周辺)の噴火警戒レベルが上げられました。これに伴い、国道292号線志賀草津道路の車両通行止めが実施されていましたが、6月14日より午前9時~午後5時の間のみ解除されました。ただし山頂付近での駐停車はできません。また歩行者は引き続き通行禁止です。

なお、6月21日より白根火山ロープウェイ利用による本白根山ハイキングコースが利用可能となりました。往復1500円です。湯釜展望台コースや山頂駅からレストハウス間は引き続き通行禁止です。

草津町からのお知らせ

http://www.town.kusatsu.gunma.jp/www/contents/1401787243079/index.html


裏妙義

鍵沢コースが復旧しました。

登山口付近の崩落で5月上旬から通行止めとなっていた裏妙義・鍵沢コースが仮復旧しました。

登山口から100m上部で旧道は右折しますが、ここを直進。突き当たった岩根を右に回り涸れ沢を登ります。ここから固定ロープを50mほど登ると、クサリ場手前で水平道に出ます。固定ロープは、今後さらに岩盤が露出したらクサリに代える予定です。

工事を行なった松井田山岳会からの情報です。

(文=打田鍈一/山歩きライター)

20146/26~7/2

6
26 八ヶ岳・地獄谷上ノ権現沢・右俣単独初登(1948年・昭和23年。権平完。上ノ権現沢全体の初登記録か?)
27 北アルプス・北穂高岳、滝谷第2尾根・P1フランケ初登(1959年・昭和34年。向一陽、青木正樹。使用ピトン23、残置10)
ギャラリー/天晴れ!ニッポン山風景
山の絶景を集めた企画写真展。厳選された山風景65点を最高画質の銀塩プリントで鑑賞できます。プリントサイズは最大で全長約8m。会場は東京・六本木の東京ミッドタウン・フジフイルムスクエア。週刊ヤマケイの表紙を担当している山岳写真家・菊池哲男さんの作品も出展されています。7月16日まで。
http://fujifilmsquare.jp/detail/1406270123.html?link=newsrelease
28 浜田藩の国学者・岡部春平ら、伯耆大山に登頂(1832年・天保3年旧暦28日。大山は奈良時代から霊山として畏怖され、入山するものは一部の修行僧のみであった。岡部らは大山寺から弥山に登頂)
イベント/第5回戸隠会議
日本初の国際山岳医・大城和恵さんと歩くトレッキング企画や講演会など。開催場所は戸隠キャンプ場および戸隠スキー場。参加費は5000円(講演会のみの方は1500円)。10:15~。問い合わせ・申し込み先は090-2250-1673(山口)または090-3142-4820(美谷島)まで。
TV/BS-TBS『日本の名峰・絶景探訪』
名峰や日本の原風景を、臨場感あふれる映像で紹介する紀行ドキュメント番組。この日は昨年8月にオンエアされて好評だった「地獄と浄土の霊峰 立山」のアンコール放映。出演は三浦豪太さん。21:00~21:54
http://www.bs-tbs.co.jp/meihou/
29 北海道の十勝岳で水蒸気爆発。翌日未明に噴火(1962年・昭和37年)
30 北アルプス・硫黄尾根、赤岳南峰登頂(1927年・昭和2年。高橋栄一郎、土橋荘三、中山彦一、大和由松、近藤一雄。硫黄尾根の部分的な初縦走である)
イベント/谷川岳ウィーク
群馬県みなかみ町内各所で、谷川岳の日(7月2日)にちなんだ72の企画を開催。詳細は下記URLにて。
http://tanigawadake.com/
7
1 富士山頂での気象観測始まる(1932年)
2 谷川連峰・矢場尾根~茂倉岳~谷川岳~天神峠~谷川温泉(1920年・大正9年。藤島敏男、森喬、剣持政吉。登山者としての、谷川連峰縦走の最初の記録。この記録にちなんで7月2日が谷川岳の日と制定された)

※参考文献『目で見る日本登山史』(山と溪谷社・刊)

北海道・トムラウシ山

美しい花と壮大な景色を堪能。

トムラウシ山頂直下からの十勝連峰と同行者(写真=谷水 亨)

本来ならお花畑になる場所も深い残雪に隠れています(写真=谷水 亨)

6月24日、晴れ、残雪あり

未だに1ケタの気温になる事が多い残雪のトムラウシは大雪山と十勝連峰の中間地点にあり、その奥行きの深さには定評がある百名山です。3年前の同時期、残雪と悪天候で登山道を見つけられずにビバークした経験がありますが、今年は雪解けも早いので、壮大な景色とお花を楽しみに約11ケ月ぶりに友達とふたりで登りました。

トムラウシ温泉から更に林道を20分程走ると短縮登山道口には十分な駐車スペースとバイオトイレがあります。

1時間ほど樹林帯を登ると「カムイ天上」から残雪と悪路が続きますが2年前から整備がなされ、改善が進んでいます。コマドリ沢の雪渓もツボ足で登る事が出来ました。トムラウシ公園からは、キバナシャクナゲやイワウメ、メアカンキンバイ等の花達が出迎えてくれ、残雪地帯も天候が良いため迷うことなく頂上まで登ることが出来ました。

トムラウシ山頂からの眺望は何回来ても感動に浸れます。北に北海道の最高峰旭岳を有する表大雪、北東には昨年の標高年のニペソツを有する東大雪、南西には十勝連峰が今日も私達を感動させてくれました。

今日はこれから北に2時間ほどのヒサゴ沼避難小屋を目指し、お花を求めながら進むことにします。

(文=谷水 亨)

※編集部注:このレポートはトムラウシ山中からお送りいただきました。

飯豊連峰・北股岳

13時間をかけての日帰り山行でした。

目指す北股岳(左)と門内小屋(写真=福井美津江)

壁のように見える雪渓の石転び沢。梶川尾根から撮影(写真=福井美津江)

6月21日、曇り

飯豊山荘から丸森尾根を登り北股岳登頂後、梶川尾根を下る周回コースを歩きました。日の長い今の時期だから可能なロングコースです。

登山口からすぐに急登が続きます。丸森峰から稜線まではスプーンカットの残雪歩きです。

稜線に出てしまうと、曇ってはいるものの見通しが良く、近くの山々の展望や残雪や花を楽しみながら北股岳まで歩くことが出来ました。石転び沢を下る案もあり、アイゼンを持参していましたが、時折ガスで視界が無くなるので稜線を戻ることにしました。

(文=福井美津江)

福島県・安達太良山

しばらくは花を楽しめそうです。

馬ノ背の稜線から荒涼とした沼ノ平を見下ろす(写真=石丸哲也)

可憐なイソツツジ(左)とウラジロヨウラクツツジ(写真=石丸哲也)

6月21日、曇り

1泊2日のツアーで安達太良山と磐梯山に登ってきました。2日とも雨と霧を覚悟していましたが、ほとんど降られず、山頂付近では霧も晴れてラッキーでした。今回は21日に登った安達太良山をレポートします。

コースは、あだたら高原からゴンドラで登り、くろがね小屋へ下ってゴンドラ山麓駅へもどるポピュラーなもの。ゴンドラを降りるとすぐにウラジロヨウラク、サラサドウダンなどツツジの仲間、ツマトリソウ、イワカガミ、イソツツジなどのかわいらしい花がそこかしこに咲いています。森林限界を超えるあたりからはミネズオウ、オノエランなども咲いていて、下山してから見られた花を数えたら20種類ほどありました。

山頂付近の雲も登りつくころには晴れて、特徴的な岩峰やヤセ尾根、月のクレーターを思わせる沼ノ平など安達太良らしい山岳景観を満喫できました。ツボミの花もまだまだたくさんあり、しばらくは花を楽しめそうです。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

長野県・戸隠山

屏風のような姿を見せる岩山へ。

上から見下ろした蟻の戸渡りと鏡池(写真=鈴木さとし)

岩壁に映えるサラサドウダン(写真=鈴木さとし)

6月23日、曇り時々晴れ

梅雨の合間、長野県にある戸隠神社の奥社から戸隠山を往復しました。

戸隠山の立ち姿はいつ見ても美しく、ミズバショウや牧場など爽やかな戸隠高原との相乗効果もあり、訪れた方の印象に長く残ることでしょう。

登山道上の残雪もなくなり、花もたくさんの種類が咲き競うようで見事でした。

有名な蟻の塔渡り(ありのとわたり)をはじめ、百間長屋から先は岩場が連続します。リスクが高いので安全に関する準備を抜かりなくしていただくことをお勧めします。

(文=鈴木さとし/登山ガイド)

八ヶ岳

個性的で魅力的な山小屋を巡る。

渋の湯から唐沢鉱泉方面への登山口(写真=井関純二)

赤岩の頭からの硫黄岳(写真=井関純二)

6月19日~20日、19日晴れのち雨、20日雨のち晴れ

八ヶ岳の山小屋さん巡りをするために、2日間あまり一般的ではないコースで歩いてきました。

まずは渋の湯からスタートし唐沢鉱泉さんに向かいました。登山口は渋の湯バス停からバス道を戻りトイレの先にあります。あまり人のいないコースだと思いますが、道はよく整備され、森の中を気持ちよく歩くことが出来ました。唐沢鉱泉さんからは宿泊地である黒百合ヒュッテさんへ。前日の雨の影響で滑りやすい場所がありましたが、危険な場所はありません。小屋に着いた後、夕方以降は朝方までかなりの雨が降りました。

翌朝、黒百合ヒュッテさんを出発し、中山峠経由で東天狗へ。雨は上がりましたがガスで展望はありません。根石岳山荘さんを経由しヒュッテ夏沢さんへ着くころには晴れ間が出てきて硫黄岳が綺麗に見えましたが、硫黄岳には登らずオーレン小屋さんへ向います。オーレン小屋さんで休憩させていただき、赤岩の頭まで登ります。荷物を置いて硫黄岳や根石岳・天狗岳へ往復する登山者の方が多いようです。赤岩の頭から稜線を眺めながら赤岳鉱泉さんに下り、行者小屋さんを経由し、美濃戸山荘さんへ南沢で下りました。赤岳山荘さん、やまのこ村さんを経由し、八ヶ岳山荘さんで入浴して今回の山行を終了しました。八ヶ岳は随所に山小屋があり、どこも個性的で魅力的です。

今回は梅雨時期の平日という事もあり登山者も少なめでしたが、幸い行動中は雨に降られず静かな山歩きができました。登山道に雪が残る場所もごく一部ありますが、もう心配することはないと思います。

(文=井関純二/やまきふ共済会)

奥秩父・両神山

整備された私道から登る奥秩父の岩の山。

登り始めてすぐに現れる昇竜ノ滝(写真=木元康晴)

大きな露岩のある両神山の頂上。周辺ではサラサドウダンが咲いていました(写真=木元康晴)

6月16日、晴れ

秩父市の西側に険しい姿を見せる両神山。岩場の連続するコースもあるのですが、今回は反対に、ほとんど岩には触れずに歩く、白井差新道から登ってみました。

白井差新道は元々は私有地内の作業道です。登山口に着いたらまず、所有者の山中さんのお宅に伺って注意点を、特に道標のない分岐の進み方について教えていただきました。

登山道は出だしは沢沿いを歩き、水晶坂の急登を経て、ブナ平の先で表参道に合流。最後はこのコースで唯一のクサリ場となる階段状の岩場を登ると、石の祠が祭られた両神山の頂上に着きました。頂上はあまり広くはないのですが、大きな露岩の上に立てば、奥秩父などの周辺の山々を見渡すことができます。

ちなみにこの白井差新道は入山料が必要です。今回も下山後に再び山中さんのお宅に立ち寄って、ひとり1,000円ずつの料金を支払ました。

(文=木元康晴/登山ガイド)

高尾山

希少植物の盗掘防止にご協力ください。

ウメガサソウと「保護監視中」のタグ(写真=田邉 綾)

クモキリソウとタグ(写真=田邉 綾)

6月21日、曇り

希少なランなどの植物を間近で見られることは高尾山の魅力のひとつですが、その機会が奪われるような事態が起きています。前日確認したばかりのエゾスズランの株が翌日、根こそぎなくなってしまったのです。道のすぐ脇にあり、例年、開花を楽しみにしていた方も多かったため、その情報はすぐに入ってきました。こうした事が他の植物にも起きています。どれも絶滅危惧種に指定されている数少ない種ばかりです。

これまでも盗掘防止を呼び掛ける看板の設置などの活動を行ってきましたが、今年度から新たな対策に乗り出しました。登山道から見える場所にある希少植物に対して「保護監視中」のタグを取り付け、パトロールを強化する事で盗掘を抑制する方法です。これは、一般の利用者の方への周知も目的としています。多くの人の目で見守られているという体制を作り、盗掘をなくす事を目指しています。皆様のご理解とご協力をお願い致します。

(文=田邉 綾/東京都レンジャー(高尾地区))

西丹沢・鬼石沢【沢登り】

白い花崗岩の沢床がきれいです。

鬼石沢と名付けられた由来となった鬼石、左の水流のある凹角から越えると楽しい。ボルダリング6級程度です(写真=澤田辰也)

もうひとつの鬼石は堰堤の上に乗っています。重い鬼石が乗っても崩れない強度の堰堤を作った技術に拍手です(写真=澤田辰也)

6月21日、晴れのち曇り

小田急線新松田駅から西丹沢行のバスに乗り、大滝橋で下車します。畦ヶ丸に向かう登山道を歩き、80分ほどで一軒家避難小屋に着きます。避難小屋を左手に見て入渓します。

入渓してすぐに10m滝(左岸から登る)、そして20mの滝(右岸から登る、残置ハーケン2枚)と続きます。その後は花崗岩が風化した白い砂の沢床をのんびりと歩きます。鬼石沢の由来となった鬼石は右から巻けますが、左の水流のある1m高の凹角をボルダリングムーブ(6級程度)で越えると楽しいです。堰堤の上に乗っているもうひとつの鬼石は話のタネになります。

踏み跡をヤブ漕ぎすることなく辿ると畦ヶ丸直下の登山道に飛び出します。この時期にとても入渓者の多い隣のマスキ嵐沢に比べると、鬼石沢はアプローチが20分多いだけですが、晴れた土曜日にもかかわらず入渓者は我々だけでした。

(文=松浦寿治/登山教室Timtam代表、山岳ガイド)

※編集部注:沢登りには専用の装備や技術が必要です。初心者、初級者だけで安易に入渓することのないよう、注意してください。

兵庫県・蘇武岳

バリエーションルートからブナの巨樹へ。

「あがりこブナ」はとてもブナとは思えないような形と大きさ(写真=山口敬二)

鳥の囀りだけが渡るブナ林を行く(写真=山口敬二)

6月21日、曇り時々晴れ

植村直己が初登山した山として知られる蘇武岳は、ブナ林に包まれた但馬の名峰です。今回は万場スキー場から、登山道をたどらないバリエーションルートです。山域随一の大ブナを経由して蘇武岳へ登り、下山ルートでも圧倒されんばかりの巨木の森を堪能してきました。

ゲレンデ奥のヤブを分け入り、荒廃した林道から沢筋に入って行くと、苔むしたミズナラやトチノキを見上げながら遡上するようになります。やがて地図とGPSで見当をつけて大杉山の支尾根に取り付きます。微かに残る踏みあとを拾いながら斜面を登っていくと、綺麗なブナ林になってきました。すると行く手に「あがりこブナ」と呼ばれる大きなブナの奇形木が現われました。ブナの巨樹に出会うことができたので、暫しその明るく広いブナ林で休憩を取りました。そこからはきつい急登を大杉山へと登るのですが、大杉山から金山を越えると、うっとりするようなブナ林が蘇武岳まで導いてくれます。

1074mの蘇武岳の頂上は日本海や氷ノ山を望む360度の大展望が広がります。頂上でゆっくりコーヒーを楽しみました。

帰りは金山分岐から名色ゲレンデ上部の林道登山口まで歩きますが、その間も気持ちのいいブナ林に包まれます。そして林道登山口から起点の万場谷へ向かって下りて行く巨樹の谷では、圧倒されんばかりのトチノキやカツラノキが次々と現われます。

バリエーションルートでのルートファインディングに自信がないときは、ブナの巨樹を割愛して一般登山道でも大杉山に行けます。よく整備されたルートですので、安心して変化に富んだ楽しい山登りが満喫できるでしょう。

(文=山口敬二)

※編集部注:登山道のないバリエーションルートではルートファインディング能力など、登山の総合的な能力が必要です。初心者、初級者だけで安易に立ち入らないよう、注意してください。

鳥取県・扇ノ山

小鳥のさえずる中、新緑の谷筋から登りました。

沢沿いは涼しくて気持ち良いのですが、急登が待っていました(写真=舩越 仁)

扇ノ山頂上にて(写真=舩越 仁)

6月19日、晴れ

兵庫県境に近いこの山は四方から登山道がありますが、この日は最短の姫路公園コースを往復しました。登山口は、八頭町の姫路公園から更に車で10分程奥の舗装された林道脇にあります。

谷沿いの登山道に入るとミソサザイ、そしてアカショウビンが大きな声でさえずっていました。滑りやすいが気持ちの良い小渓を何度か渡り返すと、ロープのある急登が始まります。天然の大杉を通過するあたりから、ブナが目立つようになってきました。ネマガリタケに囲まれた足元の登山道には、花の終わったイワカガミの葉が光っています。山頂にはこじんまりした2階建ての避難小屋が建っています。遠方はやや霞んでいて日本海の確認は出来ませんが、南東方向の氷ノ山は良く見えていました。

(文=舩越 仁/日山協自然保護指導員、みつがしわ山の会会員)

宮崎県・鉾岳

珍しいツチビノキが自生する鉾岳へ。

雌鉾スラブを滑り落ちてくる大滝(写真=緒方 優)

なんとも変わった形態のツチビノキ(写真=緒方 優)

6月13日、晴れ

鉾岳は比叡山と共にクライミングの山として知られていますが、この山の魅力はそれだけではありません。その最たるものがツチビノキです。

ツチビノキは鉾岳・鬼の目山にだけ生息しているジンチョウゲ科ガンピ属の落葉低木です。谷沿いの湿った土壌の場所に生息し、樹高は1mくらいまで、その枝先にホウノキの葉に似た6~8枚の葉(長さは5~18cm)をつけ、6月下旬から7月初旬にかけてその中心部に小さな花を咲かせます。蕾の時は赤ですが、その後は薄いピンクになっていきます。

この日はちょうど咲き始めたところで、他にもオオヤマレンゲやヒメシャラ、ベニドウダンツツジ、鹿除けの金網で囲われた箇所にはササユリも数株咲いていました。

(文=緒方 優/『宮崎県の山』共著者)

熊本県・積岩山、山犬切

ブナの新緑と尾根歩き。

純白の花びらのヒメシャラ(写真=池田浩伸)

雨の日ならではの景色を楽しむ(写真=池田浩伸)

6月16日~17日、16日曇り、17日雨

16日は泉五木トンネルから積岩山を往復しました。急坂を登って稜線の縦走路に出て右へ道を取り、アセビをかき分けるようにして最初のピークの鷹巣山へ。大木の間から広がる脊梁の山々の展望を楽しみながらの稜線歩きです。ホオノキやヒメシャラの花がたくさん咲いています。鷹巣山からは、西へ蕨野山、岩茸山(旧積岩山)、積岩山へとなだらかなアップダウンの稜線歩きを楽しみました。

17日は、泉五木トンネルの北にある石楠登山口から、山犬切・七遍巡りを往復しました。夜半から雨は次第に激しくなってきました。梅雨だから、と諦めてスタート。植林の急坂から稜線に出ると、あたりは真っ白なガスに包まれていました。

ブナの稜線は雨とガスに煙り、モノトーンの景色に感動しました。勢い良く天に伸びる大木の横には、苔むして朽ちていく倒木があり、トレースの両脇には苔がビッシリとつき、落ち葉の積もった柔らかな感覚が伝わる道でした。

「雨の日に、これほどにこやかに歩いたことがあったかな?」。七遍巡りについた時には、登ってよかったと呟いていました。

登山道に危険箇所はありませんが、鷹巣山はアセビで道が分かりにくいです。また七遍巡りは鈍頂で下山時に方向を間違えやすいようです。どちらの山も地図とコンパスでのルートファインディングは必須です。

通行止めだった久連子から泉五木トンネルまでの道は通行可能になっていました。

(文=池田浩伸/登山ガイド)

北海道・樽前山

支笏湖を見晴らせる活火山へ。

登山道から見た支笏湖(写真=蓮井美津夫)

東山頂上から溶岩ドームを望む。溶岩ドームは1909年の噴火によってできた(写真=蓮井美津夫)

6月21日、晴れ

梅雨が無いはずの北海道で雨の日が続き、札幌では連続降雨日数が16日となり記録を更新しました。夏至の21日にやっと青空が出たので、手軽に登れて人気の高い、樽前山に向かいました。

久々の陽射しに誘われたのか、早朝から登山口の駐車場には車が溢れ、子供から年配者まで多くの登山者が次々に出発しています。頂上からは支笏湖の青さと、風不死岳(ふっぷしだけ)の新緑が眩しく見えました。

(蓮井美津夫/北海道/55歳/よく行く山:道央の山、大雪山)

福島県・磐梯山

バンダイクワガタの可憐な姿に疲れを忘れる。

磐梯山固有種のバンダイクワガタ(写真=葉貫正憲)

櫛ヶ峰分岐から山頂を望む(写真=葉貫正憲)

6月16日、晴れ

今回は裏磐梯スキー場から火口原、櫛ヶ峰分岐、山頂(往路)、山頂、弘法清水、中ノ湯跡、銅沼、スキー場(復路)の周回コースでした。上り3時間20分、下り2時間20分で総行程は約10kmでした。

火口原コースでは、火口壁の荒々しい山肌や土砂雪崩跡などにバンダイクワガタの花がそこかしこに見られ、疲れを忘れさせてくれました。

山頂には、月曜日にもかかわらず20数名の登山者がおりました。山頂からの大パノラマは、やや霞んでいるとはいえ、県内の名だたる山々のほとんどを目にすることができました。

帰りは八方台コースを中ノ湯まで行って、銅沼へのルートを下りました。所々ぬかるんで歩きにくいところもありましたが、静かな樹林帯を下るのは気持ちよかったです。

天候に恵まれ、道端の花々も数多く見られ、気持ちのいい山歩きでした。ルートもよく整備され、迷い易いところはほとんどありませんでした。

(葉貫正憲/福島県/67歳/よく行く山:会津百名山)

尾瀬沼

沈む夕日をいつまでも眺めていました。

大江湿原にて、眩しい新緑(写真=伊藤哲哉)

尾瀬沼夕景(写真=伊藤哲哉)

6月14日~15日、14日曇りのち晴れ、15日晴れ

6月14日は関東平野部では夏日であったにも関わらず、尾瀬付近では曇りまたは雨で少し肌寒さを感じました。

大清水から一之瀬まで1時間ほど歩き、三平峠を越えて尾瀬沼に入りました。最近では、7月下旬ころになると実験として大清水から一之瀬までバスが運行しているようです。

尾瀬沼では、ときどき日が射すこともあり、新緑がとても眩しくきらきらと輝いていました。大江湿原では、ミズバショウ、リュウキンカ、タテヤマリンドウ、ワタスゲ、ショウジョウバカマを見ることができました。

夕方になると天気も回復してきました。人影が無くなると、花と新緑がより印象的になり、この素晴らしく幻想的な世界を独り占めしているようにも感じました。尾瀬沼山荘での夕食後、尾瀬沼の水辺で燧ヶ岳の方角に沈む夕日にしばらく見とれていました。このような自然があること、貴重な時間を過ごせたことに感謝しました。

翌日の午前中は快晴で、燧ヶ岳の眺めも良かったです。眩しい新緑を横目に下山しました。

(伊藤哲哉/千葉県/44歳/よく行く山:北アルプス、南アルプス)

尾瀬ヶ原

研究見本園のミズバショウはまだ見ごろです。

牛首から至仏山を望む(写真=山田典一)

オオバタチツボスミレ(写真=山田典一)

6月20日、曇り

梅雨の最中ですが、この日は陽が時々出る好コンディションで、尾瀬学校の子供達も含め、大勢の登山者で賑わっていました。

ミズバショウはもはや大きな葉をしたものが多くなっていましたが、研究見本園ではまだ見ごろで、多くのアマチュアカメラマンが写真を撮っていました。

その他の花は、ワタスゲ、チングルマ、オオバタチツボスミレ、ミツガシワなどが真っ盛りで、登山者の目を楽しませてくれています。

木道や石の階段は濡れていることがあるので、滑らないように注意が必要です。

(山田典一/群馬県/65歳/よく行く山:上信越の山)

長野県・入笠山

素晴らしい展望とスズランを楽しんだ山行。

山頂からの南アルプス展望。甲斐駒ヶ岳が雄々しい(写真=野水敏勝)

山頂でくつろぐ人たち。八ヶ岳を正面に眺めながら(写真=野水敏勝)

6月15日、晴れ

梅雨の晴れ間、実に爽やかな天候の中、山の会21名で入笠山に登りました。

ゴンドラ利用のお手軽ハイキングでしたが、花あり、展望ありの実に快適の山旅となりました。山頂からの展望は実に素晴らしく、南には甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳。その東となりには日本一の富士山。西には中央アルプスや御嶽、乗鞍岳。さらに遠く槍・穂高連峰もはっきり望むことができました。

園地ではドイツスズランが一面に咲き誇っていました。誰もが登れて展望に優れた入笠山は、何回も登りたい山のひとつとなりました。

(野水敏勝/新潟県/64歳/よく行く山:越後の山、北アルプス)

山梨県・甘利山、千頭星山

レンゲツツジが鮮やかな韮崎の山。

遊歩道の両脇にレンゲツツジが広がります(写真=吉原裕子)

左から時計回りに。レンゲツツジ、ヤマツツジ、サラサドウダン(写真=吉原裕子)

6月21日、曇り、霧、小雨

甘利山から奥甘利山を経て千頭星山までピストンしました。

甘利山直下に広がるレンゲツツジの群落を過ぎると登山道となります。特に危険なところもなく、よく整備されています。全体としてレンゲツツジは見頃を過ぎていましたが、幸い鮮やかなものも多く残っていました。

千頭星山手前まで来ると、ササ原とカラマツののびやかな景色となります。この日は展望に恵まれなかった一方、湿気のためか木々がよく香り、野鳥のさえずりと霧の中にぼんやり浮かぶオレンジ色の花々が印象的でした。

(吉原裕子/神奈川県/よく行く山:首都圏近郊の山、北アルプス)

広島県・河平連山

9つのピークをもつ大竹市の連山へ。

0号峰最先端の岩場(写真=高木秀生)

河平連山最高峰の5号峰にて(写真=高木秀生)

6月15日、晴れ

河平連山は西から順に0号峰、1号峰と名付けられていて、0号峰から8号峰まで尾根を縦走することができます。2万5千分の1地形図に登山道は載っていませんが、地元の方のご尽力により、登山道はきれいに整備されています。松ヶ原地区の西登山口から入山し、東登山口を経由して周回しました。

まず最初に1号峰と2号峰の鞍部を目指しました。1号峰の奥、0号峰の西側にある八畳岩と呼ばれる場所は展望も良く、一見の価値があります。

ところどころロープ個所があるものの、総じて緩やかな起伏で快適な縦走が楽しめます。この日の所要時間は3時間15分でした。

(高木秀生/広島県/64歳/よく行く山:広島県弥山、鳥取県大山)

週刊ヤマケイ「読者の登山レポート」「遭難防止オピニオン」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんの登山レポートを募集しています。写真とレポートにあなたのプロフィールを添えて、週刊ヤマケイ編集部までお送りください。ハイキングからクライミングまで、山行形態は問いません。あなたの投稿をお待ちしています。

「遭難防止オピニオン」につきましては、文字数400字程度でお願いします。ご自身の遭難体験についてお書きいただくときには、写真をつけていただくとありがたいです。お名前、メールアドレス、年齢、郵便番号と住所、登山歴、よく行く山名・山域も添えてください。「登山レポート」「オピニオン」ともに文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。また、日本山岳遺産基金のファイルに「蘇れ日本列島」というご投稿コーナーも設けました。全国各地の山岳地域で環境保全活動をなさっているかたがたのレポートなども、お待ちしております。

投稿先メールアドレス
weekly@yamakei.co.jp
※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」または「週刊ヤマケイ・遭難防止オピニオン」「週刊ヤマケイ・蘇れ日本列島」とお書きください。

富士山のすそ野で自然に親しもう

静岡県山岳連盟が少年少女登山教室の参加者を募集中

当基金も活動を支援している日本山岳協会少年少女登山教室の一環として、静岡県山岳連盟の主催で行われます。

7月6日より参加者(静岡県在住者)の募集が開始されます。

・・・

期日:8月1日(金)、2日(土)

場所:静岡県朝霧高原周辺

対象:小学校高学年児童(5年生・6年生)とその子の健康状態を知る保護者かそれに代われる人物

内容:

1日目 朝霧野外活動センター受付~入所~昼食~座学~プラネタリウム鑑賞~星座観察~入浴~消灯

2日目 朝霧野外活動センター(バス)竜ヶ岳登山口~竜ヶ岳~竜ヶ岳登山口(バス)「ヘイガザル」乗馬・触れ合い体験(バス)朝霧野外活動センター-解散

参加費:ひとり7000円(大人・子供同額)バス代、宿泊・食費、保険料等

定員:30人

申込み先:〒422-8076 静岡市駿河区八幡3丁目1-17滝田宅内 静岡県山岳連盟

問合せ先:

〒426-0018 藤枝市本町3-3-23 塩澤寿雄 TEL054-641-1402

〒417-0801富士市大渕3913の87 工藤誠志 TEL0545-36-1048

申込み期間:7月6日(日)~7月17日(木)

誰にも起こりうる遭難事故の捜索・救助費用に備える保険! 無理のない日程、万全の装備とともに、これからは「レスキュー費用保険」が登山・アウトドア活動の必需品です。

日本費用補償少額短期保険の「レスキュー費用保険」は登山やアウトドアスポーツなど日本国内での野外活動(海での活動を除く)中に遭難事故に遭った際、捜索・救助に要した費用について保険金をお支払する保険です。補償内容は捜索・救助費用保険金として300万円です(免責3万円)。

年間保険料は5000円。保険期間は1年間で、払込日の翌日午前0時から補償開始です。

山で大切なのは自救力。jRO(ジロー)は山岳遭難対策制度TMで、山を愛する方々の自救力アップをサポートします。

捜索・救助費用に特化(330万円までお支払)、コストパフォーマンス抜群です。

WEB申し込みも可能になりました。

初年度入会金・会費は4000円(税別)次年度以降会費は2000円(税別)+事後分担金(700円~1700円の見込み)です。

いざというときに備えましょう。

登山のアプローチ手段としてすっかり定着した「登山バス」。電車やバスを乗り継ぐ面倒もなく、登山口までスムーズにたどりつけることから、人気を集めています。

日本山岳遺産基金賛助会員である(株)毎日企画サービスでは、今期も登山者専用バス「毎日あるぺん号」を企画実施いたします。登山にかかる日数・コストの軽減をお考えの方は、装備同様、登山の必須アイテムとして、ぜひご利用ください。

・・・

このたび、7月6日(日)未明に山開き神事が開催される谷川岳に向けて、前夜発の夜行バスプラン受付を開始しました。

谷川岳山開きバスは、5日(土)夜に、東京・秋葉原、竹橋、新宿を出発し、翌6日(日)午前3時30分に、谷川岳の麓・土合に到着します。帰りのバスは、谷川岳ベースプラザ前を15時に出発し、約1時間、立ち寄り温泉施設に立ち寄ったあと、東京・新宿に向けて出発します。

料金は、大人往復で1万円(往路のみ、復路のみの設定もあり)。詳しくは下記URLをご参照ください。

http://www.maitabi.jp/bus/pdf/tanigawadake.php

「天晴れ!ニッポン山風景」写真展開催

6月27日(金)から7月16日(水)まで、東京・六本木にて

6月29日には週刊ヤマケイの表紙を担当している山岳写真家・菊池哲男さんや風景写真家の小松ひとみさんらによるトークショーも開催されます(すでに定員に達しているため、受け付けは終了しました)

日本の国土の約7割を占める「山」。山岳写真家や自然写真家が捉えた、その素晴らしい「山」風景の写真展が東京・六本木の東京ミッドタウン、フジフイルムスクエアで開催されます。最高画質の銀塩プリントで大きく引き伸ばされた圧巻の山風景65点を堪能してください。週刊ヤマケイの表紙写真を撮影している山岳写真家・菊池哲男さんの作品も展示されています。

沢登りの地平線~成瀬陽一の実践

7月3日(木)、東京都山岳連盟・海外委員会主催の講座が開催。

レユニオン タカマカの峡谷をボートで行く(写真=成瀬陽一)

東京都山岳連盟・海外委員会が、ハードな沢登りを実践していることで知られる成瀬陽一さんをお招きし、講演会を実施することになりました。成瀬さんの著書『俺は沢ヤだ!』をご持参の方には研究会終了後にサインもいただけます。

・・・

日時:7月3日(木)19:00~21:00

場所:国立オリンピック記念青少年総合センターセンター棟513会議室

参加費:500円(予約不要)

問い合わせ先:東京都山岳連盟

03-5524-5231

lej04543@nifty.com

山の知識検定

Q:次の谷や沢についての用語の説明のうち、誤っているものを選びなさい。

1.沢の上流から下流を見たとき、右側を右岸、左側を左岸と呼ぶ。

2.沢の支流が本流に注ぐ地点を出合という。

3.沢の下流から上流を見たとき、右側に別れた沢を右俣、左側を左俣と呼ぶ。

4.氷河によって削られた深い谷や沢を圏谷と呼ぶ。

平成25年度「山の知識検定ブロンズコース」試験問題より

出題:社団法人日本山岳検定協会(山の知識検定)

http://yama-kentei.org/

解答・解説は次項にて

山の知識検定

Q:次の谷や沢についての用語の説明のうち、誤っているものを選びなさい。

1.沢の上流から下流を見たとき、右側を右岸、左側を左岸と呼ぶ

2.沢の支流が本流に注ぐ地点を出合という。

3.沢の下流から上流を見たとき、右側に別れた沢を右俣、左側を左俣と呼ぶ

4.氷河によって削られた深い谷や沢を圏谷と呼ぶ。

A:4

圏谷とは、氷河によって山肌が削られてできたU字状や馬蹄形状の地形をいう。右岸、左岸の呼び方は、「昔、上流に住む人たちは、暮らしに必要な物資が下流の町から舟で運ばれてくるのを川を見つめて待ちわびた」ことから川の上流を起点にしたとの説がある。

平成25年度「山の知識検定ブロンズコース」試験問題より

出題:社団法人日本山岳検定協会(山の知識検定)

http://yama-kentei.org/

『新装版 野外毒本』

被害実例から知る日本の危険生物

野山や川、海などアウトドアフィールドで知っておきたい「危険な生物」を紹介するハンドブック。もともとフィールドは野生生物たちが生息しているところです。そこに後から人間が入っていくので、野生生物たちも好んで人間に危害を及ぼすわけではありません。大事なのは「謙虚な気持ち」です。だからこそ、野生生物たちの危険性を予防する方法を学び、また危険な事態に陥ったらどうすればいいのかを知っておきましょう。

http://www.yamakei.co.jp/products/2814500350.html

●著者:羽根田 治/発売日:2014年6月20日/ページ数:264ページ/判型:四六判/販売価格:本体1,900円+税/ISBN:978-4-635-50035-7

2014年6月~7月の新刊
商品名 発売日 販売価格(本体価格)
『夏山JOY2014 ワンダーフォーゲル 7月号増刊』 6/5 1,111円+税
『ROCK & SNOW 2014 夏号 No.64』 6/6 1,333円+税
『山と溪谷7月号』 6/13 1,048円+税
『トレイルラン2014』 6/19 1,111円+税
『かんたん!きれい!失敗しらず!育てて楽しむ手のひら園芸』 6/20 1,500円+税
『ときめくチョウ図鑑』 6/20 1,600円+税
『ときめく小鳥図鑑』 6/20 1,600円+税
ヤマケイ文庫『くう・ねる・のぐそ 自然に「愛」のお返しを』 6/20 980円+税
『裏千家 DVD茶道教室』 6/20 2,200円+税
『Hutte vol.12 2014』 6/25 1,000円+税
『はじめてのキャンピング』 7/4 1,600円+税
『新版 日本三百名山登山ガイド 上・中・下』 7/18 各2,300円+税
『人生が変わる! 特選 昆虫料理50』 7/18 1,800円+税
『ヤマケイアルペンガイドNEXT 山麓から登る 世界文化遺産 富士山』 7/18 1,800円+税
『アウトドアで使うためのアクティブ動画カメラ入門』 7/25 1,200円+税
『鈴木みきの山の足あと ステップアップ編』 7/25 1,200円+税
『山登りABC 山のエマージェンシー』 7/25 1,000円+税
『山登りABC 山のおつまみ レシピ100』 7/25 1,000円+税


アルパインツアーサービスからのお知らせ

【国内】富士山プリンスルート「魅力と感動が詰まったベストコース」2日間

アルパインツアー・日本の山

皇太子殿下が富士登山されたルートにちなんで名づけられた「プリンスルート」を行きます。山頂で迎えるご来光と下山の大砂走りは特に感動的。2度目、3度目の富士登山の方にもおすすめします。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=116574

日程 7月19日(土)~20日(日)
集合 新宿西口スバルビル前(7:00)
行程 1日目:新宿=バス=富士宮口新五合目(2453m)~新六合目~宝永山(2693m)~御殿場口七合目~砂走館(3120m)泊
2日目:~御殿場口頂上~お鉢めぐり~大砂走り~御殿場口新五合目(1441m)=(バス)=新宿【解散】19:00~21:00(予定)
歩行時間:1日目約4時間30分、2日目約7時間30分
登山レベル 中級レベル(6~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差1,000mの登りを4時間以内で歩ける体力が必要です)
難易度 3(往復、周回、縦走コース。登山道は比較的明瞭で、緩急があり、幅員が小さい箇所がある。転滑落の危険個所が部分的にあり、一部にハシゴやクサリ場、それに匹敵する箇所がある)
参加費 29,800円
同行 アルパインツアーサービス ツアーリーダー

【海外】「憧れのレイクオハラ・ロッジ滞在と秋のカナナスキス・ハイキング」9日間

黄金色に輝くロッキーの聖地レイクオハラでハイキング

歴史と威厳を持ち合わせたレイクオハラ・ロッジに4連泊

自然環境保護の理由から1日の入山者数を制限しているロッキーの聖地レイクオハラ。その湖畔に建つレイクオハラ・ロッジに4連泊し、贅沢な滞在と秋のロッキー山麓のハイキングを楽しめる、年に一度、9名限定の特別企画です。カラマツの森が一面黄金色に輝くこの時期にぜひお出かけください。残席1席です。

http://www.alpine-tour.com/tourinfo/details.php?keyno=59

出発日~帰国日 旅行代金(東京発着)
9月26日(金)~10月4日(月) 556,000円

【机上講座】子供と楽しむ山歩き「実践方式でチェックするプランニングの極意」

ヤマケイ登山教室

子どもと山歩きを安全に楽しむためには、いざというときに対処できるように、しっかりと準備をして行動することが大切です。この講座では、子どもと一緒に歩くときのリスクとその対処法について学びます。子どもを引率する大人向けの講座です。

参考書:『子どもと楽しむ山歩き』(山と溪谷社刊)

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1340

開催日 7月8日(火)
会場 アルパインツアーサービス本社 特設説明会場(3階)
時間 19:00~20:30
定員 45名
受講料 2,000円
講師 上田 泰正(アクティブクラブ代表)
株式会社山と溪谷社
〒102-0075東京都千代田区三番町20番地
編集長
久保田賢次
編集スタッフ
佐々木惣、伊東真知子
アートディレクター
松澤政昭
SSデザイン
塚本由紀(T&Co.)
技術サポート
福浦一広、金沢克彦、前田哲、塚原宏和
プロデューサー
齋藤純一

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本誌は、できるだけ正確な情報を掲載するよう心がけておりますが、山行時はご自身で現地の最新情報のご確認をお願いいたします。