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足立寛一さん

富士山で携帯トイレを無料配布。

これから山頂へと向かう足立さん

入山料の徴収と合わせて、携帯トイレ「ほっ!トイレ」が配られた

この夏から富士山の登山シーズン中の7月初旬と9月中旬に、5合目で携帯トイレが登山者に配布される。山頂トイレが使えない期間は、携帯トイレ持参が呼びかけられているが、5合目での無料配布と、使用済みのものの回収も行なわれる。これに協力しているのが、(株)エクセルシアの足立寛一さんだ。

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週刊ヤマケイ(以下、Y):足立さんも山開きの日に配布に立ち会われたとのことですが、みなさんどんなご様子でしたか。

足立(以下、A):入山料の本格徴収と合わせてのトイレ配布になり、みなさん興味深く、喜んで受け取っていたように見えました。実際に使用した方もいて、「思ったより使いやすく、我慢をしなくても良いので携帯トイレ(ほっ!トイレ)があって良かった」とのご意見をお聞きできました。

また、今回は使用しなかった方からも、「ポンチョ付きでどこでも使用できるので、ひとつ持っていると、とても安心」とのお声を多数お聞きすることができました。

・・・

Y:今回は、足立さんご自身も山頂まで登られたそうですね。初めての富士登山とのことですが、登ってみていかがでしたか。

A:私は昨シーズンからデビューの登山初心者で、涸沢に続いて2度目でした。今回は、雨天の中を山頂まで6時間ほどかかりました。とにかく富士山は高い!

全般的に呼吸が苦しく、休みながら着々と登りました。山頂に着くと、安心してか、やはりトイレをしたくなり、さっそく、私も「ほっ!トイレ」を使用し、糞便を入れたビニール袋とごみを巾着にまとめ、腰あたりに結んで下山しました。下山ルートも、公衆のトイレに到着するまでしばらく時間がかかるので、使っておいてよかったと実感しました。

・・・

Y:足立さんの会社は、トイレ問題の総合ソリューション企業として、幅広く環境問題などにも取り組んでいらっしゃいますね。私ども日本山岳遺産基金の賛助会員としてもお力添えいただきまして、ほんとうにありがとうございます。ほかには、どのような取り組みをなさっていますか。

A:これまでの当社の製品は、災害用備蓄品としてのニーズが高く、多くの企業様に採用頂いています。当社製品は5年間の備蓄期限なのですが、幸いに災害が起こらなかった場合は、廃棄されてしまうことが多いのです。せっかく使用しやすいようにと開発したトイレが捨てられてしまうのは、作り手としても「もったいない」と思いました。

他方、途上国などで衛生的なトイレが必要なユーザーは、金銭的に厳しい。このマッチングを真剣に考え、再利用プロジェクトに取り組んでいます。昨年8月に一般社団法人Earth Friendly Circulationを設立し、ここを受け皿にして、当社の顧客企業が払うはずであったトイレの廃棄費用相当分を協賛いただき、これを送料の原資として、ユーザーの山小屋さんや自治体、途上国に基本は「無償」でトイレを提供する。このような仕組みを作っています。

先日もモンゴルに行き、この仕組みを紹介したところ誠に熱心で、また再訪することになりました。国内の山岳地域でも、これからドンドンこの仕組みを広げていきます。

(聞き手=久保田賢次・『週刊ヤマケイ』編集長)

20147/24~7/30

7
24 北アルプス・剱岳に登山者として初登頂(1909年・明治42年。吉田孫四郎、石崎光瑤、河合良成、野村義重。剱岳に登山者として初めて残した記録。長次郎谷を登下降したが、雪渓では細引でアンザイレンしている。最も初期のザイルを使用。この時に「長次郎谷」を命名)
25 北アルプス・ワサビ沢~明神岳主峰~前穂高岳、初縦走(1911年・明治44年。小島烏水、上條嘉門次。嘉門次も通ったことがない、とあるので、明神5峰~前穂間の初縦走であろう。下降は下又白谷上部から明神東稜を越えて宮川谷を降りている)
TV/NHK-BS1『実践!にっぽん百名山』
有名山岳の登山コースや自然の魅力について伝える山岳専門情報番組。この日の放映は「聖岳」。深い原生林と雄大な景観を望む1泊2日の山旅の魅力を伝えます。紫外線対策についての基本的な装備や知識についても解説します。17:00~17:25。
http://www4.nhk.or.jp/j-100yama/
26 中央アルプス・木曽駒ヶ岳~空木岳縦走(1907年・明治40年7/26~7/29。河野齢蔵、唐木善久ら7名。中央アルプス北部の縦走を記した初めての記録)
TV/BS-TBS『日本の名峰・絶景探訪』
名峰や日本の原風景を、臨場感あふれる映像で紹介する紀行ドキュメント番組。この日は昨年7月6日に放映され好評だった「甲斐駒ヶ岳 急登 黒戸尾根に挑む!」のアンコール放映。日本三大急登のひとつ、黒戸尾根に海洋冒険家・白石康次郎が挑みます。21:00~21:54
http://www.bs-tbs.co.jp/meihou/
27 北アルプス・黒部川、欅平~下ノ廊下~仙人谷~立山(1919年・大正8年7/27~8/6。中村清太郎、小暮理太郎ら5名。冠松次郎らより1年早い下ノ廊下への入渓であり、黒部川本流探検の、最も初期の試みである)
28 飯豊連峰、地蔵山~飯豊山登山(1905年・明治38年7/28~7/31。石川光春、田中節三。登山史に現われた飯豊登山の最初の記録。喜多方から徒歩で出発、一戸村から参拝道を登っている)
机上講座/ヤマケイ登山教室・遭難事例から学ぼう~山で死んではいけない~
増え続ける山の事故を未然に防ぐため、過去の遭難事例を紐解きながら、生死を分けるポイントを検証していきます。講師は山岳ライターの野村仁さん。会場は東京・西新橋のアルパインツアーサービス本社特設説明会場。19:00~20:30。参加費は2000円。詳細、申し込みは下記にて。
http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1439
29 台高山脈・大台ヶ原山、大蛇嵓P3南壁・ここにもあったぞエルキャピタンルート初登(1978年・昭和53年7/29~7/31。橋本優、大門出。チムニー、クラック、フェースと変化に富んだルート。表記について、原題はエルキャピタンルートとあるが、日本登山大系10巻P72に従う)
机上講座/ヤマケイ登山教室・山岳スキルアップ講座
登山で役立つ実践的な知識や技術を集中的に学ぶ講座。講師は山岳ガイドの武川俊二さん。この日のテーマは「天気を読む」。会場は東京・西新橋のアルパインツアーサービス本社特設説明会場。19:00~20:30。参加費は2000円。詳細、申し込みは下記にて。
http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1315
30 北アルプス・前穂高岳、北尾根3峰フェース・RCCルート初登(1931年・昭和6年。水野祥太郎、山埜三郎、中村勝郎。3峰フェース全体の初登。水野に関西随一のクライマーと称された山埜がリードした)

※参考文献『目で見る日本登山史』(山と溪谷社・刊)

信州の山岳遭難現場より

島崎三歩の「山岳通信」。

長野県では、県内の山岳地域で発生した遭難の代表的な事例を原則的に1週間ごとに登山者や関係者にお伝えする「島崎三歩の山岳通信」を配信しています。

7月18日に配信された最新の第8号では県内の山岳遭難発生状況、山域別発生状況のほか、主な遭難事故4件の概要が掲載されています。

・・・

・6月30日、槍ヶ岳の山小屋に向かった26歳の男性が夕方になっても山小屋に着かないと届け出があり、17:56、県警ヘリで捜索し、滑落している男性を発見・救助。

・7月2日、単独で八ヶ岳阿弥陀岳に登頂し、赤岳に向かおうとした28歳の男性が道に迷い、行動不能になったという救助要請があり、16:06、県警ヘリにより救助。

・7月2日から、親族とふたりで涸沢に入山して宿泊していた57歳の男性について、4日山小屋関係者から救助要請があり、県警ヘリ及び北ア南部地区遭対協隊員が出動し、7月5日18:37、松本市内の病院に搬送しましたが死亡が確認されました。涸沢カール内の「フカスの岩小屋」で滞在中に低体温症により、死亡した模様。

・7月13日8:32、単独で奥穂高岳に入山し、下山中の52歳の女性がバランスを崩して滑落し負傷したと救助要請があり、県警山岳遭難救助隊員及び北ア南部地区遭対協隊員が出動し、18:38、女性を救助して上高地において救急隊員に引き継ぎ。女性は全身打撲などの怪我を負っている模様です。

(内容は長野県警察本部の発表時点のものです)

・・・

下記URLより、バックナンバーもご覧いただけます。今後の登山にぜひ役立ててください。

http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/sotaikyo/sangakutusin.html

(文=週刊ヤマケイ編集部)

十勝連峰~大雪山縦走

3泊4日の縦走、2日目3日目のレポート。

コスマヌプリ頂上から「後もう少しで中間地点だ」と遙か彼方のトムラウシ(中央右奥)を眺める(写真=谷水 亨)

高根ヶ原では、このようなコマクサの群生が至る所にありました(写真=谷水 亨)

7月16日~17日、晴れ

この時季、石垣山、ベベツ岳を経てオプタテシケ山(今年の改訂で2013m)までのルートは赤、白、黄、紫に彩られた花の登山道を楽しみながら登る登山者も多くなります。しかし、この先トムラウシまでは行程も長く、大小10ものピークをアップダウンしなければならないため、登山者も少なく、7時間歩いても出会う登山者は数人程度です。途中、双子池野営地や三川台でテントを張る人もいます。

三川台からはトムラウシまでユントムラウシ川のカール斜面に咲く花を右手に、左手には黄金ヶ原のチングルマの大群生の中を進むと、南沼に到着します。是非この花の時季には訪れたい区間です。

翌日、縦走3日目はトムラウシ南沼野営地から、7月3日配信の週刊ヤマケイ94号でご紹介した化雲平まで足を進め、五色岳へ。ここは今年、数年ぶりに沼ノ原登山口が開いたため、沼ノ原を経て登ることが可能になった。登山道もササやハイマツが刈り取られ、整備されているとのことです。

さて、この先の忠別岳、忠別沼を過ぎると、いよいよお目当ての高根ヶ原です。何十種類という高山植物の中にあって目を引くのはコマクサの群生。しかもその群生があちらこちらにあるから、圧倒的です。結局、写真撮影で白雲岳小屋まで1時間も多くかかってしまいました。

(文=谷水 亨)

神室連峰・小又山

梅雨の晴れ間に神室連峰最高峰を目指しました。

火打岳へ続く稜線(写真=福井美津江)

六合目付近のブナ林を歩く(写真=福井美津江)

7月21日、晴れ

西ノ又登山口から小又山山頂を往復です。駐車スペースからすぐの西ノ又沢は浅瀬を選び、ハイカットの登山靴にゲイターというスタイルで、なんとか徒渉することが出来ました。

一合目から順に表示があるので進む目安になります。途中お会いした刈払いをしてくださっている方は、小屋に2泊して作業されているとのこと。刈払い機の燃料と飲料水だけでもたいへんな量になるそうです。おかげさまでスッキリとした歩きやすい登山道が出来上がっていました。

小又山山頂からはどこまでも歩いて行きたくなる魅力的な稜線が続いておりました。

(文=福井美津江)

山形県・杢蔵山

神室連峰の南端に位置する新庄市民憩いの山。

杢蔵山直下から見た八森山(写真=曽根田 卓)

三角山の南斜面に咲き乱れるヤマルリトラノオ(写真=曽根田 卓)

7月21日、曇り時々晴れ

杢蔵山(もくぞうさん)は東北随一のヤセ尾根を有する神室連峰の南端に位置する標高1026mの山です。標高は低山の域を出ませんが、豪雪地帯にある山なので、東斜面は偏東積雪による雪蝕地形が顕著で、神室ファミリーの一員として恥じない山容を有しています。7月下旬の今の時期は、山頂一帯や三角山の南斜面に咲き乱れるヤマルリトラノオの群落が見事です。

標高が低い山なので、夏場の暑い時期の登山は熱中症に注意が必要です。冷たい湧き水が山頂直下の金杢水で得られます。

(文=曽根田 卓)

飯豊連峰・飯豊本山

残雪が多く、アイゼン必携です。

飯豊本山から眺める大日岳(写真=鈴木さとし)

イイデリンドウが咲き始めています(写真=鈴木さとし)

7月14日、晴れ

梅雨の合間に東北の名峰、飯豊本山に大日杉から登りました。

残雪が豊富で6本爪以上のアイゼンはしばらく必携の状態です。各水場もまだ使えない所もあります。また、ガスの時は雪渓上でルートを見失い易いので十分な注意が必要です。

ヒナウスユキソウ、ヒメサユリは見頃、イイデリンドウは咲き始めで素晴らしいお花畑が待っています。

(文=鈴木さとし/登山ガイド)

尾瀬・尾瀬ヶ原

梅雨の中休み、広大な尾瀬ヶ原を歩く。

ニッコウキスゲと燧ヶ岳(写真=大津洋介)

湿原の花たち(写真=大津洋介)

7月14日~15日、14日曇り時々晴れ、15日晴れ

観光客や登山者で混雑する鳩待峠を出発し、気持ちの良いブナ林の下りの道から尾瀬の中心地・山の鼻を目指しました。

ビジターセンターで咲いている花をチェックして尾瀬ヶ原へ。上田代、中田代では白いワタスゲの花穂、紫色のアヤメとカキツバタ、オレンジ色のニッコウキスゲの中を進みました。ニッコウキスゲはニホンジカの食害で以前から比べると数が少なくなり、ちょっと残念です。湿原の草の下には小さなトキソウ、サワラン、ギョウジャニンニク、タテヤマリンドウ、キンコウカ、コバノトンボソウ、ナガバノモウセンゴケなど、池塘にはミツガシワ、ヒツジグサなど、春夏の花が咲いていました。竜宮から見晴らし十字路、赤田代と進むと、純白のミズチドリやピンクのハクサンチドリなどが見られました。この日の宿泊は温泉小屋で、温泉に入り疲れを癒やしました。

翌朝は霧の中でしたが、陽が昇ると青い空が広がり、前日は山頂が霧の中だった燧ヶ岳や至仏山も全体を現わしました。

東電小屋、ヨッピ吊り橋経由で鳩待峠へ向かいます。こちらのコースではオタカラコウの花などが新たに加わりました。ヨッピ吊り橋と牛首の間には以前のように多数のニッコウキスゲが咲いている所があり、燧ヶ岳をバックに尾瀬らしさを堪能する事が出来ました。

(文=大津洋介/無名山塾・こぐま自然クラブ)

尾瀬・至仏山

多くの花が咲く至仏山を登り尾瀬ヶ原を散策。

小至仏山を背にして至仏山の頂上へ(写真=木元康晴)

ニッコウキスゲの咲く尾瀬ヶ原。遠くに見えるのは至仏山(写真=木元康晴)

7月15日~16日、15日晴れ、16日晴れ

花の山として知られる至仏山を登って、下山後に尾瀬ヶ原を歩いてきました。

初日はまず、鳩待峠から至仏山へ。オヤマ沢田代の手前でツマトリソウやシラネアオイが現れはじめ、森林限界を過ぎるとチングルマやハクサンイチゲが満開の状態です。その後も次々と花が現れて、種類は全部で30以上。頂上近くではタカネシオガマやタカネバラが目につきました。

至仏山から山ノ鼻までの間の登山道は登り専用のため、下山も同じ道を戻って鳩待峠へ。休憩もそこそこに、こんどは山ノ鼻に下って尾瀬ヶ原へ向かいました。龍宮小屋まで進んで1泊し、翌日は早朝から尾瀬ヶ原を歩いて、鳩待峠へと引き返しました。同行者の移動の都合で少々変則的なコースどりでしたが、夕方と早朝に歩いた尾瀬ヶ原はとても静かで、雄大な景色を満喫できました。

(文=木元康晴/登山ガイド)

長野県・霧ヶ峰、車山

台風一過の晴天に恵まれたものの。

霧ヶ峰の中心部、蝶々深山から車山方面を望む。ニッコウキスゲは全く咲いていない(写真=中西俊明)

台風一過の晴天に恵まれた霧ヶ峰でハイキングを楽しむ。蝶々深山にて(写真=中西俊明)

7月12日、晴れ

台風が過ぎ去ったこの日、車山から霧ヶ峰、八島ヶ原湿原に出掛けて来ました。千葉市・船橋市・野田市共催の登山教室の一環で、スタッフを含め40名の大所帯です。今回は「ニッコウキスゲ咲く霧ヶ峰」で、花を観察してハイキングを楽しむ夏の企画です。

車山で八ヶ岳連峰、霧ヶ峰、八島ヶ原湿原の眺望を楽しみ、ハイキングのスタートです。夏雲湧く、高原歩きは爽快で、予定通り蝶々深山に到着しました。ところがお目当てのニッコウキスゲは一輪も見ることが出来ません。以前は霧ヶ峰のシンボル・ニッコウキスゲで埋めつくされていた斜面は、一面の緑でした。各地でシカの食害により高山植物が消えていますが、霧ヶ峰でも深刻な状況が発生しているようです。言葉を失いました。早く回復することを願うばかりです。

ハイキングは八島ヶ原湿原まで予定通り歩き、充実した一日になりました。下山後は温泉で汗と疲れを流して帰路につきました。

(文=中西俊明/山岳写真家)

※編集部より:ヤマケイ登山教室の講師、中西俊明さんが教える「夏山プリントセミナー」のご案内です。撮影した写真をきれいに仕上げて、プリントで仕上げる有料セミナーが開催されます。日時は8/30(土)13:00~、問い合わせ、申し込みはEIZOガレリア銀座(03-5537-6675)まで。

八ヶ岳・赤岳~権現岳

八ヶ岳の難路を結んだ周回コース。

キレットへの下降中で核心部と思われた岩場。足場が広いので難しくはないが、雨や強風のときは注意してほしい(写真=野村 仁)

権現岳から望む赤岳は山名のとおり岩が赤い。以前よりも立場川源頭のガレが拡大したように見える(写真=野村 仁)

7月12日~13日、12日晴れ、13日曇りのち雨

清里・美し森から真教寺尾根を登り、赤岳から権現岳へ縦走して天女山へ下りました。

真教寺尾根の標高2600m付近から上部は岩場・クサリ場が連続し、主稜線に合流してからも、赤岳~キレット間は岩場・クサリ場が連続します。トレッキングポールは収納して、両手足でホールドをとらえながら、浮き石、落石に十分注意を払いつつ、慎重に登り下りしなくてはなりません。北アルプスの最難コースをめざしている人には、岩場歩きのよい練習ができるコースだと思います。

諏訪側から登った場合には、真教寺尾根は変化のある下山コースとなるため、たくさんの人が下っていました。しかし、滑落の危険性が高いコースなので注意が必要です。

また、キレット小屋のキャンプ指定地は狭く、すぐに満杯になるようです。斜めの条件の悪いところに小型テントが多く張られていました。快適な夜を過ごすには小屋素泊まりをおすすめします。

(文=野村 仁/編集室アルム)

奥武蔵・棒ノ折山

沢登り気分が味わえる白谷沢へ。

核心部のゴルジュ入口。ちょうど単独の沢登りの人が通過していました。登山道は大岩の左を通ります(写真=石丸哲也)

棒ノ折山山頂は草原に囲まれた広場出休憩舎もありランチに好適(写真=石丸哲也)

7月17日、曇り一時雨

棒ノ折山は埼玉と東京の都県境に頭をもたげ、手ごろな行程と山頂の展望などで、東京近郊では人気が高い山のひとつです。今回はヤマケイ登山教室「週末の山登り」ツアーとして企画。梅雨明け前で日射しが強いことはないけれど、蒸し暑いであろう気候を考えて、涼しい白谷沢から登り、下山後、さわらびの湯で汗を流せる、埼玉県側の回遊コースとしました。

白谷沢は、この付近では珍しく沢登りができる谷であるとともに、関東ふれあいの道にも指定されている登山道が沢の中につけられていて、特別な技術がなくても沢登り気分を楽しめます。沢の中は天然のクーラーで、気持ちよく歩けました。天候はどんより曇っていましたが、昼過ぎに棒ノ折山山頂に着くまでは雨に遭うことなく、下る途中で一時、ぱらつきましたが、雨具は着なくても済む程度でした。

山頂の展望は、この時期なので初めから期待していませんでしたが、同じ奥武蔵の武甲山などの山が濃淡のグラデーションで重なっていました。こういう景色を見ると、日本で水墨画が発達したのもうなずけます。

尾根道ではそよ風が吹いて、意外に快適でしたが、途中の雑木林や植林では汗をかいて、下山後、さわらびの湯の温泉がありがたかったです。なお、さわらびの湯は18時まで、祝日を除く第1水曜定休。食堂がないかわり、食べものの持ちこみOKで、ビールやジュースの自販機があります。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

高尾山・蛇滝道~4号路~山頂

イワタバコが咲き始めました。

青紫の可憐な花を咲かせるイワタバコ(写真=田邉 綾)

ボランティアの方々と石積みをした場所。周囲の緑が戻ってきました(写真=田邉 綾)

7月16日、晴れ

梅雨も終盤に差しかかり、夏を代表する花たちが競って咲き始めました。なかでもイワタバコやヤマユリは開花を待ち望む人の多い人気の花です。イワタバコはおもに沢沿いのコースに見られ、蛇滝の岩壁はこの時期、青紫の花で埋め尽くされます。触れられる距離で目線の高さに咲くため、写真撮影に絶好の場所です。イワタバコは明治の森高尾国定公園の指定植物のひとつです。写真は撮り放題ですが、無許可での採取のみならず損傷も禁じられていますので、ご注意下さい。

小仏川沿いの遊歩道には、ボランティアさんとともに石積みで道を明確にし、植生保護を呼びかけている場所があります。2年が経過した今、並べた石の脇から植物が生え、少しずつ緑が戻っている様子が分かります。今後も皆さんのご理解とご協力をお願い致します。

気温が高くなり、熱中症や脱水症が発生する時期になりました。十分な飲料水の持参とこまめな休憩を取るように心がけてください。また、当日の天気予報のチェックを怠らず、天気の急変には十分に注意しながら登山を楽しみましょう。

(文=田邉 綾/東京都レンジャー(高尾地区))

鳥取県・大山ユートピア

梅雨明け翌日、クガイソウに会いに登って来ました。

大山北壁を背景にナンゴククガイソウ(写真=舩越 仁)

大山ならではの砂滑り(写真=舩越 仁)

7月21日、曇り

梅雨が明け、3連休最終日の大山はどの駐車場も満車です。最奥の博労座第1駐車場に辛うじて駐車できました。こんなに登山者で賑わっているのは初めてです。ユートピアへの宝珠尾根も行列が続きます。弥山頂上台地は如何ばかりの賑わいでしょうか。

宝珠尾根には崩壊箇所がありますが、今年特別に危険になった箇所はありません。私達はユートピア分岐からまず三鈷峰を目指しました。ここも数年前に比べると随分楽に歩けるようになっています。ただこの頃からガスが巻き始め、折角のお花畑が心配です。ガスの切れ間に何とか写真を撮りましたが、全盛期はギボウシで、クガイソウのブルーやシモツケソウのピンクが見頃になるのは例年通り今月末頃でしょう。

下山は上宝珠越から砂滑りルートを下りました。1歩足を踏みこむと2歩ザーッ、ザーッと下り、近年になく良い状態です。やがて滑りは終わって段差も出て来ますが、踏み跡を丁寧に辿れば元谷大堰堤です。

(文=舩越 仁/日山協自然保護指導員、みつがしわ山の会会員)

佐賀長崎県境・多良岳

オオキツネノカミソリはまだ?

下山後、山里の民家の脇で見つけたオオキツネノカミソリ(写真=池田浩伸)

民家脇に咲くオオキツネノカミソリ(写真=池田浩伸)

7月15日、雨

中山キャンプ場から多良岳を往復しました。7月も中旬になると、多良岳のオオキツネノカミソリの開花が気になります。雨の中でしたが、金泉寺山小屋で雨宿りもできるので出掛けてみることにしました。

今週末から夏休みということもあり、登山口の中山キャンプ場内の整備やバンガローの清掃が始まっていました。駐車場には、ノボリもでていました。例年なら、キャンプ場でも花が見られるのですが、今年は1本も見当たりません。群生地にもまだ茎すら出ていない状態でした。

下山後、キャンプ場に見えた太良町役場の方に聞くと「今年は遅れています。25日を過ぎてから咲き始めるのではないでしょうか」とのことでした。

帰りに山里の民家の脇に咲いているオオキツネノカミソリを見つけました。橙色に谷を染める日を楽しみに、また登ろうと思います。

(文=池田浩伸/登山ガイド)

阿蘇山・高岳、中岳

期待以上の景観と変化に富んだ行程。

火口東展望所より、阿蘇山火口を望む(写真=中村重明)

火口東展望所より、中岳に向かう登山路(写真=中村重明)

7月19日、曇り

仙酔峡登山口から登り、火口東展望所、中岳、高岳を経て登山口に戻る反時計回りの周回コースで登ってきました。火口東展望所~中岳間は、噴火警戒レベルに応じた規制により通行不可となることもあるようですが、この日は通行できました。

しっかり整備された遊歩道のような道を登り火口東展望所に着くと、いきなりもうもうと噴煙を上げる別世界のような景観が広がり圧巻でした。

そこからは火山岩と砂礫の少々歩きにくい、但しペンキのマーク等がしっかり施された登山道を辿り、中岳を経て阿蘇五山の最高峰・高岳1592mに到着。気温は25℃前後と高めでかなり汗をかいたものの、吹く風は比較的涼しく、思っていた以上に快適な行程でした。

高岳から登山口への仙酔尾根は、ガイドには「バカ尾根とも呼ばれる単調な急坂」と書かれていましたが、単調どころか、火山岩がごろごろした歩きにくく落石やスリップに神経を使う登山路で、意外と疲れました。

阿蘇は初めてでしたが、期待していた以上の素晴らしい景観と変化に富んだ行程に大満足でした。

(文=中村重明)

宮崎県・鰐塚山

オオキツネノカミソリとシャワークライミング。

小滝ばかりですが、シャワークライミングもあります(写真=緒方 優)

源流のすぐ上部近辺で咲き始めていたオオキツネノカミソリ(写真=緒方 優)

7月19日、曇り

ようやく梅雨も明けて暑い夏が始まり、沢登りが楽しいシーズンになりました。オオキツネノカミソリの開花状況を確認しようと、山仲間のMさんと登山道ではなく尻無川を遡行することにしました。

鰐塚山登山口から尻無川沿いの作業道を進み、道の終点から入渓します。砂防ダムを二つ巻いてしばらくすると少しずつ傾斜も増してきて滝も出てきます。滝といってもせいぜい5、6mの小滝ばかりで、ほとんど直登できシャワークライミングもあります。やがて水量が少なくなり源流部に達し、傾斜が増してきた前方の斜面にオオキツネノカミソリが咲き始めていました。生息地の規模はさほど広くはなく、小群生といった程度ですが、蕾の状況などから8月最初の週末までは楽しめると思います。

その後、生息地から山腹をトラバース気味に歩いて登山道へ出て、山頂はパスして登山口へ下山しました。

(文=緒方 優/『宮崎県の山』共著者)

※編集部注:沢登りには専用の装備と技術が必要です。登山初心者、初級者だけで安易に入渓することのないよう、注意してください。

北海道・利尻山

最北の孤高の山に登る。

長官山(八合目)付近からの利尻山(写真=八木茂良)

山頂直下のお花畑(写真=八木茂良)

7月16日、晴れ

風も強くない晴天の中、鴛泊コースを往復しました。登山道で特に危険なところはありませんが、山頂直下の沓形コースとの合流から山頂にかけての登山道は崩壊がひどく、火山礫は滑りやすいので注意が必要です。

花は9合目から山頂にかけて多く、イワギキョウ、エゾツツジ、リシリリンドウ、シコタンハコベ、ボタンキンバイ等が迎えてくれました。山頂の周りのお花畑はとても綺麗です。

利尻山への挑戦は3度目ですが、1度目の挑戦は12年前、雨とガスの中での登頂でした。2度目は晴天でしたが強風のため6合目で撤退しました。今回、3度目の正直で晴天のなか登頂でき、山頂からのペシ岬などの展望は見事で、満足のいく山登りとなりました。

(八木茂良/静岡県/67歳/よく行く山:東海地方の花の山、南アルプス)

北大雪・ニセイカウシュッペ山

視界不良でしたがお花畑に大満足。

一面に広がる高山植物(写真=小沢敦子)

7月13日、雨のち曇り

北大雪にあるニセイカウシュッペ山(1879m)に行ってきました。

登山口は既に標高1100mほどあり、ここから続くダケカンバの尾根道は雨にもあたりにくく、なだらかで気持ち良い登りが続きます。

見晴台まで来るとすっかり雨は止みましたが、周りはガスに覆われ視界は真っ白でした。本来なら山頂や表大雪が見えるはずです。

やがて花畑かな……と思っていた頃、視界が開けて青空が見えてきました。山腹に広がる花々や雪渓。北海道の山は低い山でも奥行きがあって果てしなく続く感じがします。大槍の手前からはチングルマ、チシマキンバイソウ、エゾコザクラなど、お目当てだった高山植物が咲いています。

花畑を過ぎ、ハイマツに覆われた道を登ると平坦な山頂に到着。視界は再び真っ白に戻り景色を堪能することはできず、長時間いるには少し寒く感じたので早々に下山しました。同じ道を下山するので、また満開の花畑が迎えてくれました。

雨が降った為多少滑りやすかったものの、登山道は特に危険な箇所はありませんでした。

(小沢敦子/東京都/39歳/よく行く山:丹沢、奥多摩、関東近郊)

大雪山・旭岳

タイミング良く北海道の最高峰、旭岳に立つ。

旭岳頂上から見た姿見の池方向(写真=蓮井美津夫)

旭岳頂上からトムラウシ山(いちばん奥の山)を望む(写真=蓮井美津夫)

7月19日、晴れ

数年振りに大雪山の旭岳に登りました。3連休の初日で、早朝から多くの登山者で賑わう姿見駅を出発します。火山礫の登山道を北海道最高峰の旭岳頂上に向けての登りでは、十勝連峰や東大雪の山々がこの時期らしい姿を見せていました。

順調に登りを終えて立った旭岳の頂上からは、表大雪、東大雪、十勝連峰の山々が一望となり、特に化雲岳の奥に見えたトムラウシ山が印象的でした。頂上では360度のパノラマとなり、大雪らしい景色を堪能しましたが、下山する段になって頂上付近は一気にガスで視界が閉ざされ、近場も見えない状態となりました。

とはいえ、早朝に登ったことで運よく絶景に恵まれての登山となりました。

(蓮井美津夫/北海道/55歳/よく行く山:道央の山、大雪山)

北海道・斜里岳

知床半島のつけ根にそびえる憧れの山へ。

エゾカンゾウ(写真=小沢吉一)

新道から斜里岳山頂を望む(写真=小沢吉一)

7月15日、晴れ時々雨

天候が不安定でしたが、当日の早朝は青空が広がっていたので登山を決行し、清岳荘からスタートしました。旧道の滝沿いのコースは渡渉箇所がいくつもあり、滝が連続していて緊張感のある登りが続きます。

上二股で新道に合流して馬の背に出ると、エゾカンゾウなどの高山植物が咲き誇り、美しい光景が広がっていました。

下山の最後で雨が降ってきましたが、午前中は晴れ、午後になると天候が悪化して雷雨となる状態が何日か続いていたようですので、早めに下山して正解でした。

下界からの山容も美しいですが、旧道の変化に富んだ滝のコースと頂上付近の高山植物群も美しく、充実感のある山行でした。

(小沢吉一/東京都/34歳/よく行く山:奥多摩、丹沢、関東近郊の山)

福島県・三倉山

福島県下郷町音金地区主催の山開き。

大峠から標高差300mの登りはお花畑。主役のニッコウキスゲばかりでなくミヤマシャジン、ウスユキソウなど脇役も充実(写真=葉貫正憲)

7月20日、曇りのち雨

朝6時に受付をして、7時のバスで大峠の林道終点まで運んでもらいました。大峠までは林間のゆるやかなコースを歩いて40分、ここから大峠山までの標高差300mの上りはお花畑で、ニッコウキスゲやハクサンフウロ、マルバシモツケなど、疲れを忘れさせてくれるほどの美しさです。薄陽がさしていましたが、不安定な天候で周囲の山々は雲で覆われておりましたので、花だけを見て歩きました。

大峠山からは緩やかな稜線のアップダウンをくり返しながら、流石山~大倉山~三倉山と歩きます。山頂着は11時10分、スタートして約3時間30分でした。山頂は大勢の登山者でにぎわい、足の踏み場もないほどです。

昼食後、唐沢山へ歩きだして10分ほどで雨粒が落ちてきて、ザックカバーと雨具をつけた途端、強い降りになりました。あまりの強さに、木の下で雨足が弱まるのを待ちました。10分ほど待つと少し弱まったので歩きだしましたが、登山道は昨夜来の雨でだいぶぬかるんでおり、さらにひどい泥んこ状態です。滑らないよう転ばないよう気をつけながら、やっとのことで標高差約1000mを音金の登山口まで下りました。久しぶりに膝と脚に大きなストレスがかかった山歩きでした。下りは2時間10分でした。

下山後、地区の集会所で生そばの接待をうけましたが、地区の方々の山開きに対する協力態勢には、感銘を受けました。この山開きは、地区のみなさまのボランティアによって17回も続けられているとのことです。これからもよろしくお願いします、と思わずにはいられませんでした。

(葉貫正憲/福島県/67歳/よく行く山:会津百名山)

北アルプス・扇沢周回縦走

柏原新道を登り、針ノ木雪渓を下りました。

キヌガサソウ(写真=加藤尚樹)

縦走路にて(写真=加藤尚樹)

7月12日~13日、晴れのち雨

初日は台風一過の暑いくらいの晴れ模様でした。柏原新道は大きく足を上げたりすることなく、快適に登ることができる良い登山道でした。

縦走路では、立山、剱岳、内蔵助平、黒部谷を間近に眺めながら歩きます。また、種池寄りではハクサンイチゲ、キヌガサソウ、針ノ木寄りではコマクサ、ミヤマダイコンソウなどが咲いており、終始飽きることがありませんでした。

針ノ木岳から針ノ木小屋までの北斜面のトラバースにはまだ雪がしっかり残っていますが、ステップが整備されており安全に通過ができました。

針ノ木小屋でアイゼンを着けて、針ノ木雪渓を下る頃には雨が降り、ガスが上がってきました。視界が悪くなり、落石に注意しながら、針ノ木小屋スタッフの方が設置してくださった鯉のぼりを目印に下山しました。

(加藤尚樹/静岡県/30歳/よく行く山:北八ヶ岳、丹沢、北アルプス)

尾瀬・帝釈山

オサバグサの花期はすでに終わっていました。

帝釈山頂直下の岩場にて(写真=本田康雄)

7月17日~18日、曇り時々雨

天気図から梅雨前線が消えた代わりに、北方の寒気の南下で不安定な気象条件は変わりません。かつて落雷により発生した遭難事故が頭をよぎり、馬坂峠登山口に到着迄登山実施を決めかねていました。

曇り空ながら明るい空模様と、風が殆ど無い穏やかな状況に先行きを期待しつつ、10時10分馬坂登山口を出発します。どうやら今日は我々四人だけの様でした。

帝釈山はオサバグサの群落で有名ですが、既に花期は終わり、僅かに遅咲きの名残りが見られます。数日来の長雨で、急勾配の登山道は滑り易く、楽では無かったのですが刈り払いが施され、予想外に木道が整備されていたので助かりました。11時に帝釈山頂上到着。曇り空は変わらず、期待の絶景は見られませんが、雲間に会津駒ヶ岳や燧ヶ岳を確認出来、まずまずの山頂展望でした。

天候の先行き不安もあり、小休止後田代山へ向かいます。田代山への1時間は一転して岩場と泥濘の繰り返しです。途中で昼食を摂ったこともあり、弘法太子堂口到着は12時35分となりました。

1時間ほどの湿原周回路は寂しいかぎりでした。タテヤマリンドウ、サワランやトキソウなど小さな花々は例年並みでしたが、コバイケイソウは皆無、ニッコウキスゲも数える程度と、当たり年だった昨年の裏年を如実に感じられました。田代山湿原にも人影が全く無く、曇天のせいもありましたが、少々もの悲しさを感じる湿原散策でした。

復路帝釈山への登り返しが思いの外きつかったものの、3時10分に無事馬坂登山口へ帰還しました。

不順な梅雨空のもと、登山出来たことは幸いです。桧枝岐村の民宿泊まりの翌日は尾瀬大江湿原のニッコウキスゲ探訪にも足を延ばしました。

(本田康雄/福島県/66歳/よく行く山:福島県および近隣県の山)

尾瀬・至仏山

濡れた木道や蛇紋岩での転倒に注意。

蛇紋岩残存植物のオゼソウ(写真=山田典一)

蛇紋岩変形植物のホソバヒナウスユキソウ(写真=山田典一)

7月17日、小雨のち曇り

ここ最近は残雪期に至仏山に登ることが多かったのですが、久しぶりに初夏に登ってみました。梅雨のため、小雨が降る中での山行となり、木道や石が滑りやすいので慎重に歩きました。

途中、小至仏山手前の展望台付近では初夏の花が咲き乱れており、特に尾瀬・谷川岳及び北海道天塩山地にのみ生息する蛇紋岩残存植物のオゼソウが見事でした。その他、ホソバヒナウスユキソウ、タカネバラ、オオバノコマノツメ、ハクサンシャクナゲなども真っ盛りでした。

山頂にはコースタイムをやや上回る3時間で到着。平日にもかかわらず大勢の登山者で賑わっていました。

途中にある木道や蛇紋岩が滑りやすいので、転倒には十分注意をしてください。

(山田典一/群馬県/65歳/よく行く山:上信越の山)

南アルプス・尾白川渓谷

滑落には十分注意してください。

不動の滝にて。この日は水量が多いためか、カメラが濡れる程の飛沫が飛んできました(写真=笹原博英)

7月15日、晴れ

山梨県北杜市、甲斐駒ヶ岳の麓の尾白川渓谷を歩いてきました。気温は30℃ほどありましたが、川沿いは風が抜けて、気持ち良く歩けました。

辿り着いた不動の滝は、水の勢いで風が舞って天然のクーラーです。ずっと過ごしていたい気持ちになりました。

道中の数ヶ所、滑落事故注意の看板がありました。その場所は道幅も狭く、川に近い所では苔生して、滑りやすくなっていました。そこで帰路は尾根道を通って駐車場に向かいました。滑りやすい渓谷道を、下りで使うのは危険、という意味が良く分かりました。

駐車場から周遊して休憩を入れて、4時間ほどの行程でした。

(笹原博英/東京都/46歳/よく行く山:高尾山、山梨県の山)

富士山・富士宮登山道

除雪作業が終わり、富士宮登山道全面開通です。

除雪作業が進められました(写真=長山 敦)

7月16日、晴れ

富士宮登山道は9.5勺まででしたが、16日の除雪作業を最後に、市の関係者よりGOサインを頂き、残雪エリアの登山道も横幅2mを確保しました。雪溶け水は流れますが、申し分ない登山道が成り立ちました。18日、富士宮登山道全面開通となります。

また、富士山山頂郵便局も18日営業開始となります。ご家族、友人に山頂からお葉書を送ってみては、いかがでしょうか?

(長山 敦/千葉県/42歳/よく行く山:富士山)

丹沢・丹沢山

雨模様の中、静かな山歩きを楽しみました。

登山道で見かけたホタルブクロ(写真=伊藤 孝)

7月19日、曇りのち雨

塩水橋から、百名山のひとつの丹沢山に行ってきました。

ゲートから1時間以上塩水林道を歩いた後、ようやく登山口に到着します。登山口からはよく踏まれた歩きやすい登山道が緩やかにのびていました。約1時間ほどで天王寺尾根と合流します。天王子尾根方面へはロープが張られ、崩落の為通行止めの貼紙がかかっていました。ここから若干のガレ場とクサリ場を通過すると、約40分で丹沢山山頂に到着します。

この日は生憎の雨模様で、丹沢山山頂も一面真っ白で展望は得られませんでしたが、静かな山歩きを楽しむことができました。

この時期の丹沢山塊は、山ビルに注意しましょう。

(伊藤 孝/神奈川県/55歳/よく行く山:北アルプス、八ヶ岳、丹沢)

丹沢・塔ノ岳

田中陽希さんとの交流イベント。

日本百名山の一筆書き、田中陽希さんとの交流イベント(写真=加涌由貴)

7月21日、曇り時々霧雨

日本百名山を一筆書きで踏破する自力旅を続けるプロアドベンチャーレーサー田中陽希さん。NHK-BSでも彼の旅を放送していますが、田中さんとの交流イベントが大倉であり、参加しました。連日の登山歩行なのに、笑顔からは疲れが感じられません。そんな彼から、元気を頂きました。

交流会が終わり、公共の駐車場が開いた8時30分に車を入れ、先行された田中さんが登られた大倉尾根から塔ノ岳を目指しました。

この日は祝日で、視界から人が消えることが無いほどの数の登山者です。山頂までは適度な間隔で小屋があり、トイレの心配が無いことや、アクセスの便利なことが人気コースの理由と感じました。

山頂には11時半頃に着き、2時間近く滞在しましたが、霧が晴れることはなく下山しました。

登山コースは特に問題はなかったです。太陽が照りつけるよりも、曇天で登りやすかったように感じました。

(加涌由貴/埼玉県/54歳/よく行く山:関東甲信越の山、日本百名山)

週刊ヤマケイ「読者の登山レポート」「遭難防止オピニオン」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんの登山レポートを募集しています。写真とレポートにあなたのプロフィールを添えて、週刊ヤマケイ編集部までお送りください。ハイキングからクライミングまで、山行形態は問いません。あなたの投稿をお待ちしています。

「遭難防止オピニオン」につきましては、文字数400字程度でお願いします。ご自身の遭難体験についてお書きいただくときには、写真をつけていただくとありがたいです。お名前、メールアドレス、年齢、郵便番号と住所、登山歴、よく行く山名・山域も添えてください。「登山レポート」「オピニオン」ともに文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。また、日本山岳遺産基金のファイルに「蘇れ日本列島」というご投稿コーナーも設けました。全国各地の山岳地域で環境保全活動をなさっているかたがたのレポートなども、お待ちしております。

投稿先メールアドレス
weekly@yamakei.co.jp
※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」または「週刊ヤマケイ・遭難防止オピニオン」「週刊ヤマケイ・蘇れ日本列島」とお書きください。

【蘇れ日本列島】神奈川県山岳連盟創立60周年記念事業

丹沢表尾根の再生と体力づくりのために、参加者を募集します。

「神奈川の屋根」とも言われる丹沢山地には、多くの登山者が訪れています。しかし、近年は様々な自然環境の悪化が問題となっており、三ノ塔や烏尾山では山頂部での裸地化が拡大しています。かけがえのない自然を再生するため、神奈川県では様々な保全・再生事業を展開しておりますが、そのうち丹沢表尾根整備事業について連携・協働し、多くの登山者に呼びかけながら取り組むことになりました。

・・・

期日:8月24日(日)、天候不良の場合は8月31日に延期

集合場所:ヤビツ峠(駐車場は用意されていません。公共交通機関をご利用ください)

集合時間:午前8時30分

行程:ヤビツ峠~菩提峠(セレモニー)~水沢林道~水沢林道と登山道の分岐点(石のピックアップ)~二ノ塔~三ノ塔(昼食)~三ノ塔尾根~山岳スポーツセンター(解散)

・ヤビツ峠からは県岳連スタッフがご案内します。

・石の荷揚げは水沢林道と登山道の分岐点のストックヤードから三ノ塔までを計画しています。

・荷揚げする石の大きさや数量の指定はありません。体力に見合った大きさや数量で結構です。

・山岳スポーツセンターではお楽しみ会を企画しています。

持ち物:昼食、水筒、雨具、帽子、軍手、保険証

・・・

主催:神奈川県山岳連盟 協力:神奈川県

後援:秦野市・秦野市観光協会・神奈川県公園協会・丹沢大山自然再生委員会

協力団体:丹沢山小屋組合・菩提生産森林組合

問合せ先:神奈川県山岳連盟創立60周年記念事業実行委員会

〒250-0206 小田原市曽我原176-20 西村 誠

TEL:0465-42-3683、090-5408-2347

E-mail:makorin610@hotmail.co.jp

【蘇れ日本列島】オピニオン「STOP! 登山者の迷惑な路上駐車」

緊急車両が通れないなど、救助に支障をきたす恐れも。

山と自然を愛する仲間を代表して申し上げます。昨今の登山ブームは大変結構なことと思います。しかし一方で、一部の心無い登山者によって迷惑を受け、危険にさらされていることもあることを、皆様はご認識されていますでしょうか。

それは全国津々浦々、登山口周辺の迷惑な路上駐車問題です。一例をあげますと、人気の山小屋、コマクサの花の名山として人気を集める燕岳山麓の登山口のケース。

林道周辺の路上駐車は甚だしい状態となっています。登山口には120台収容の駐車場がありますが、夏山シーズンの土曜、日曜ともなると登山者は3000人を超えます。登山口の駐車場から溢れた車が、林道に延々と何キロにもわたり駐車しています。その数なんと1000台を超えています。

なかには中房温泉旅館さんの敷地にも無断駐車をしたり、林道のヘアピンカーブのカーブミラーの下にまで駐車をしています。しかも、狭い林道の両サイドに。実際に救急車や警察車両、路線バスが通れないなどの業務に支障もでております。山で怪我をした人がいても、救急車の到着が遅れ人命にもかかわります。また事故も怖いですね。

燕山荘さんのホームページにも、アクセス欄に「できるだけ、公共交通機関やタクシーをご利用下さい」と目立つように掲載されています。多くの車が入ることで、環境に敏感なブナの森も悲鳴をあげています。自然保護の観点からも問題があります。

どうか登山をされる方は、マナーとモラルも一緒に背負って楽しい登山をして下さい。山と自然を真に愛する仲間達の切なるお願いです。

(千葉県 高橋正美 56歳)

誰にも起こりうる遭難事故の捜索・救助費用に備える保険! 無理のない日程、万全の装備とともに、これからは「レスキュー費用保険」が登山・アウトドア活動の必需品です。

日本費用補償少額短期保険の「レスキュー費用保険」は登山やアウトドアスポーツなど日本国内での野外活動(海での活動を除く)中に遭難事故に遭った際、捜索・救助に要した費用について保険金をお支払する保険です。補償内容は捜索・救助費用保険金として300万円です(免責3万円)。

年間保険料は5000円。保険期間は1年間で、払込日の翌日午前0時から補償開始です。

山で大切なのは自救力。jRO(ジロー)は山岳遭難対策制度TMで、山を愛する方々の自救力アップをサポートします。

捜索・救助費用に特化(330万円までお支払)、コストパフォーマンス抜群です。

WEB申し込みも可能になりました。

初年度入会金・会費は4000円(税別)次年度以降会費は2000円(税別)+事後分担金(700円~1700円の見込み)です。

いざというときに備えましょう。

登山のアプローチ手段としてすっかり定着した「登山バス」。電車やバスを乗り継ぐ面倒もなく、登山口までスムーズにたどりつけることから、人気を集めています。

日本山岳遺産基金賛助会員である(株)毎日企画サービスでは、今期も登山者専用バス「毎日あるぺん号」を企画実施いたします。登山にかかる日数・コストの軽減をお考えの方は、装備同様、登山の必須アイテムとして、ぜひご利用ください。とっておきの登山イベントバスもあります。

富士山登頂最多記録更新

實川欣伸さん(71歳)が富士山登頂1673回達成。

富士宮山頂にて。中央、青いジャケットが實川さん(写真=長山 敦)

富士宮六合目宝永山荘にて。花束を受け取った實川さん(写真=長山 敦)

7月16日、富士山富士宮山頂にて實川欣伸さん(71歳)が富士山登頂1673回達成しました。

前日深夜、海抜0m田子ノ浦から村山古道を通り、13時に宝永山荘六合目で昼食を取り、16時半頃に登頂しました。

伝説だった梶房吉さんの最多記録1672回を更新し、1673回となり、記録は47年ぶりの更新となったわけです。

實川さんは、この日の山頂でのビールは一番旨いと語り、次なる目標は富士山にからんで2230回とのことです。

(文=長山 敦)

写真家・中西俊明さんが教える「夏山プリントセミナー」

8月30日(土)、東京のEIZOガレリア銀座にて開催。

8月30日(土)、東京のEIZOガレリア銀座で、夏山の写真をきれいにプリントするセミナーが開催されます。「写真の選び方が分からない」、「モニターとプリントの色が合わない」。こんな悩みを持つ人におすすめのセミナーです。

本セミナーは2部構成で、前半は中西さんが夏山をきれいに撮り、仕上げる極意を。EIZO担当者がモニターとプリントの色を合わせるポイントを解説します。

後半は皆さんの力作を中西さんが講評して、改善点を画像処理で仕上げ、会場できれいにプリントします。

・・・

日時:8月30日(土)14:00~17:00

場所:EIZOガレリア銀座(東京都・新橋駅徒歩5分)

参加費:2000円

定員:20人(定員になり次第締め切ります)

問合せ、申込先:

〒104‐0061東京都中央区銀座7-3-7ブランエスパ銀座3階 EIZOガレリア銀座

TEL:03-5537-6675

・・・

また、ヤマケイ登山教室では、中西俊明さんを講師に迎えての「山の写真入門講座」を机上、実技の両面で開催しています。9月以降の講座の概要紹介になりますが、こちらも、ぜひご参加ください。

【机上講座予定】9月8日(月)、10月14日(火)、11月10日(月)

19:00~20:30、東京新橋、アルパインツアーサービス特設説明会場にて。

【実技講座予定】

・ネパールヒマラヤ・エベレスト街道

11月12日(水)~11月22日(土)

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=130735

・中央アルプス・千畳敷

1月11日(日)~1月12日(月・祝)

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=114304

なお、ヤマケイ登山教室のサイトもご覧ください。

https://www.yamakei.co.jp/tozan/

詳細のお問い合わせは、アルパインツアーサービス株式会社03-3503-1911まで。

「私の生還体験談」募集中です!

『ワンダーフォーゲル』編集部からのお願い。

『ワンダーフォーゲル』では、遭難特集記事作成のため、遭難から生還された人の体験談を募集しています。

道迷い、転倒、滑落、落雷等、さまざまな遭難の危機を乗り越えた人の体験談は、多くの登山者の教訓になります。貴重なお話を、ぜひお聞かせください。

雑誌掲載時には、ご相談のうえ、匿名・仮名にするなどの対応をさせていただきます。協力してもいいという方は、下記アドレスまで、お名前・年齢・電話番号・事故が起きた山名・事故の概要(ごく短い文で構いません)を送信ください。折り返し、編集部からご連絡させていただきます。7月末日を締め切りとさせていただきます。みなさまのご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

■「私の生還体験談」はこちらにお送りください。

pon1@yamakei.co.jp

■問い合わせ先

ワンダーフォーゲル編集部TEL03-6744-1910(担当=五十嵐)

山の知識検定

Q:次の文章は、落雷を避けるための対策について述べたものである。次の1~4のうち正しいものをひとつ選びなさい。

1.雷は高いものや尖ったものに落ちやすいので、大木があるときは、そのそばに避難するのが良い。

2.登山前日に見た翌日の予想天気図で、日本海から前線が南下してくることが予想されていたので、稜線を縦走する計画を変更した。

3.沢沿いのコースを歩いているときに、上流の方に黒い雲がかかっているのが見えたが、自分たちのいる場所では雨は降っていないので、特に対策は取らなかった。

4.積乱雲は必ず、上空の風に流されて進むので、風下側で積乱雲が発達しても、気に留める必要はない。

平成25年度「山の知識検定ブロンズコース」試験問題より

出題:社団法人日本山岳検定協会(山の知識検定)

http://yama-kentei.org/

解答・解説は次項にて

山の知識検定

Q:次の文章は、落雷を避けるための対策について述べたものである。次の1~4のうち正しいものをひとつ選びなさい。

1.雷は高いものや尖ったものに落ちやすいので、大木があるときは、そのそばに避難するのが良い。

2.登山前日に見た翌日の予想天気図で、日本海から前線が南下してくることが予想されていたので、稜線を縦走する計画を変更した。

3.沢沿いのコースを歩いているときに、上流の方に黒い雲がかかっているのが見えたが、自分たちのいる場所では雨は降っていないので、特に対策は取らなかった。

4.積乱雲は必ず、上空の風に流されて進むので、風下側で積乱雲が発達しても、気に留める必要はない。

A:2

落雷や沢の増水、土砂崩落などによる遭難事故は、日本海から前線が南下するときや、上層に寒気を伴った低気圧が接近するときに発生する。登山前に予想天気図を良く確認することが重要である。

平成25年度「山の知識検定ブロンズコース」試験問題より

出題:社団法人日本山岳検定協会(山の知識検定)

http://yama-kentei.org/

山登りABC『山のエマージェンシー』

緊急事態から抜け出すためのノウハウをまとめました

週刊ヤマケイで、ほぼ毎週にわたって各地の登山地情報をお寄せいただいている、山岳ガイドの木元康晴さんが、緊急事態(エマージェンシー)に陥らないための予防策や、抜け出すためのノウハウをまとめました。「危険の予測」、「回避と対処」、「ファーストエイド」、「救助要請」についてわかりやすく、解説されています。付録のピンチカード、登山計画書もぜひ役立ててください。「万が一」は、いつか必ずやってきます。そのときのために、この1冊で備えましょう。

https://www.yamakei.co.jp/products/2814043430.html

●著者:木元康晴/発売日:2014年7月25日/ページ数:128ページ/判型:小B6判/販売価格:本体1,000円+税/ISBN:978-4-635-04343-4

2014年7月~8月の新刊
商品名 発売日 販売価格(本体価格)
『はじめてのキャンピング』 7/4 1,600円+税
『ワンダーフォーゲル8月号』 7/10 926円+税
『山と溪谷8月号』 7/15 1,048円+税
『自転車人No.036 2014夏号』 7/16 1,143円+税
『人生が変わる! 特選 昆虫料理50』 7/18 1,800円+税
『ヤマケイアルペンガイドNEXT 山麓から登る 世界文化遺産 富士山』 7/18 1,800円+税
『中村成勝写真集 秘景「黒部」黒部渓谷と雲ノ平を取り巻く山々』 7/18 2,500円+税
『中西俊明写真集 白馬岳 彩りの瞬間』 7/18 1,800円+税
『鈴木みきの山の足あと ステップアップ編』 7/25 1,200円+税
『山登りABC 山のおつまみ レシピ100』 7/25 1,000円+税
『アウトドアで使うためのアクティブ動画カメラ入門』 8/25 1,200円+税


アルパインツアーサービスからのお知らせ

【国内】ニコン×ヤマケイPhotoトレッキング「夏山を撮る-夏の双六岳と鏡平」3日間

ヤマケイ登山教室

カメラメーカーのニコンとヤマケイ登山教室のコラボレート撮影講座です。参加にあたって、カメラの機種やメーカーは問いません。希望者にはニコンの一眼レフカメラ「D600」の無料レンタルもあります。

今回は高山植物や鏡池に映る槍ヶ岳の稜線を撮ります。晴れていれば、天の川も撮れるでしょう。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=114963

日程 8月23日(土)~25日(月)
集合 新穂高バスターミナル(8:00)
行程 1日目:新穂高温泉~鏡平山荘(山小屋)泊
2日目:~双六小屋~双六岳~双六小屋(山小屋)泊
3日目:~鏡平山荘~新穂高温泉【解散】14:00 ~ 16:00(予定)
歩行時間:1日目約5時間(撮影を除く)、2日目4時間(撮影を除く)、3日目約6時間30分(撮影を除く)
登山レベル 初級レベル(6~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差500mの登りを2時間以内で登れる体力が必要です)
難易度 3(往復、周回、縦走コース。登山道は比較的明瞭で、緩急があり、幅員が小さい箇所がある。転滑落の危険個所が部分的にあり、一部に梯子やクサリ場、それに匹敵する箇所がある)
参加費 58,000円
講師 菊池哲男(山岳フォトグラファー)

【机上講習会】遭難事例から学ぼう~山で死んではいけない~「ケーススタディ・その3」

ヤマケイ登山教室

※台風接近に伴い中止となった7月10日分の振替です。

増え続ける山の事故を未然に防ぐために、私たちに何ができるかを一緒に考えてみませんか? この講座では、過去の遭難事例を紐解きながら、遭難事故の実情を見据え、生死を分けるポイントを検証していきます。参考書:『転倒・滑落しない歩行技術』(山と溪谷社刊)

【学生割引】学生証の提示で1グループ3人まで受講料が無料になります。

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1439

開催日 7月28日(月)
会場 アルパインツアーサービス本社 特設説明会場(3階)
時間 19:00~20:30
定員 45名
受講料 2,000円
講師 野村 仁(山岳ライター)
株式会社山と溪谷社
〒102-0075東京都千代田区三番町20番地
編集長
久保田賢次
編集スタッフ
佐々木惣、伊東真知子
アートディレクター
松澤政昭
SSデザイン
塚本由紀(T&Co.)
技術サポート
福浦一広、金沢克彦、前田哲、塚原宏和
プロデューサー
齋藤純一

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本誌は、できるだけ正確な情報を掲載するよう心がけておりますが、山行時はご自身で現地の最新情報のご確認をお願いいたします。