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おかげさまで100号となりました。

読者のみなさまに御礼申し上げます。

『週刊ヤマケイ』は、ここに通巻100号をお届けすることができました。一昨年9月20日の本創刊から2年。これも、日ごろからご愛顧いただいております皆々様、ご寄稿・ご投稿を下さいます全国各地の方々のおかげでございます。

先の週末は、大型台風が日本列島の各地に影響をもたらしてしまいましたが、被害に遭われた方々には、あらためまして、心よりお見舞い申し上げます。

100号の表紙はアルプスの最高峰、モンブランです。表紙写真は創刊以来、写真家の菊池哲男さんよりご提供をいただいておりますが、ご存知のように、1786年8月8日、ジャック・バルマとミッシェル・ガブリエル・パッカールが、初めてこの山の頂に登ったことが、近代登山の創始といわれております。

現在、3万8000人の登山、自然愛好家の皆様のご支持を賜っておりますが、この電子雑誌を取り巻く輪が、さらにさらに大きな広がりを持ち、世界中の山を愛する人々の情報交換や、語らいの場となることができればとの、遙かなる夢も込めさせていただきました。

おかげさまで、創刊から数えて1903件の登山レポートや、インタビューでお話をお聞かせいただくなど、330人の方々に直接的にお世話になりました。なかには、創刊号からほぼ毎週、休みなく、とれたての新鮮な山の話題をお寄せくださる方々もいらっしゃいます。ほんとうに、ありがとうございます。

ここに今一度、創刊時の思いを掲げ、皆様への感謝と、全国各地の方々と思いを瞬時に共有可能な、この素晴らしいメディアの編集に携わることができます自身への戒めとしたいと存じます。

100号とは申しましても、『週刊ヤマケイ』は、まだまだ歩き始めたばかりでございます。今後もご教示、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。

(『週刊ヤマケイ』編集長 久保田賢次)

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山登りをする人が、互いに道を譲り合いながら、「こんにちは」と交わす自然なあいさつ。『週刊ヤマケイ』は、そんな心と心の触れ合いを、仲立ちできる媒体であり続けることをめざします。

下山する人は、これから登る人に、「気をつけて行ってらっしゃい」、「頂上はすばらしい景色ですよ」などとねぎらいます。

声をかけられた人は、「お疲れ様でした」、「よかったですね」と登頂の喜びを分かちあう。

山を愛する人、自然が好きな人の心をつなぐ「無償の贈り物」。情報をご提供いただく方もボランティア、もちろん配信も無料です。

そして、もっともっと、その輪が大きく広がり、自然を見つめ、大地の息吹を感じるみなさまの思いが、日本全国、さらには地球規模で深まること。それが、私たちの願いです。

(「創刊にあたって」より)

読者のみなさまからの声

100号にあたり、読者のみなさまから、温かいお祝いの言葉を頂戴いたしました。全文は載せられませんでしたが、ここに、みなさまからの励ましのお声を掲載させていただきます(敬称略)。また、登山地情報のコーナーにも、北海道の谷水亨さんより、羅臼岳山頂からの「祝 週刊ヤマケイ 100号配信」というお写真をいただいております。みなさま、ありがとうございました。

山に行けない時も、毎週木曜日のお昼休みにメールが届き、楽しく拝見しながら昼食をとっています。山に行けなくても、行った気になり、なぜか、投稿してくださっている皆さんが、仲間のような気持ちになっています。また、いつからか島崎三歩の「山岳通信」ができ、これも興味深く読ませて頂いています。私があえて一つ望むなら、今までの1号~100号までを、雑誌にして販売して頂けたらと思っています。これは保存版に匹敵します。これからも毎週楽しみに致しております。

(千葉県 赤地和広)

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私たち登山者は常に「生」の情報が欲しくてたまりません。それも今のこの世の中、週刊ヤマケイを始めとして、どんどん手に入るようになりました。それと同時に、人の目を引くような難度の高い山行も、情報として入ってきます。ここでヤマケイの編集部の方々に一肌脱いで頂き、「本当に山が好きな人は、こんな具合に山に浸る」的な、一種の方向性を示して頂きたいと考えます。より安全に、より山を深く楽しむために……。

(茨城県 高橋研一)

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登山用品店や登山用具メーカーの広告を、最後のページにまとめて載せて欲しいです。あと、個人的な興味で恐縮ですが、昔にあって、最近は聞かない登山用具メーカーの現在が知りたいです。例えばアルティマツーリとか、どうなったのか知りたいです。

(長野県 後藤啓次)

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100号記念とのこと、おめでとうございます。週刊ヤマケイを配信してもらい、全国の登山事情が一目でわかるようで、木曜日が待ち遠しく楽しみにしています。編集長さんの書いておられる「登山者と登山者を結び付ける」ような方策があればと思います。私も長野県での登山フェスティバル、日本山岳協会主催の全日本登山大会、地域での登山イベント等には、できるだけ参加するようにしていますが、これは登山仲間の絆と申しましょうか、傘寿を迎える年齢になっても、新しい友を得ることの喜びがあります。

(愛媛県 西田六助)

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毎週、拝読しています。全国にわたる山行情報に触れ、次の計画の参考になります。実際に行くことを検討する際に、あるとありがたいな、と思うのが「現地までのアプローチ」、「地図上のルート」、「コースタイム」です。これらの情報が記事と共に掲載されれば申し分ないですが、誌面には限界があると思いますので、ヤマケイオンラインとのリンクで情報提供されると、情報誌としての幅が広がると思います。

(栃木県 柳田祐司)

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毎週、楽しみにしています。週刊ヤマケイの好きなところは、まず、情報が新しいということ、本名掲載で信頼性が高いということ、雑誌などではあまり扱われない地域の山もたくさん出て来ることです。いつか行ってみたい山はファイルしています。また、以前住んでいた中国地方の山や、その頃よく行った四国、九州の山がたくさん紹介されており、懐かしく拝見しています。また、当時は知らなかった中国、四国、九州の山の花の情報に「その頃このような情報があれば、見に行っていたのに」と、ちょっと悔しく思ったりもしています。

(群馬県 黒澤敬子)

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配信通巻100号、おめでとうございます。創刊準備号、創刊号からずっと配信いただいておりましたので、「100」という区切りの数字が、なんだかとても感慨深いです。行ったことのない美しい山を拝見したり、ご紹介できたり、注意・危険箇所情報や遭難について知り、気持ちが引き締まったり、あたたかみの溢れる「週刊ヤマケイ」をありがとうございます。これからも四季折々のお知らせを楽しみにしております。

(宮城県 福井美津江)

實川欣伸さん

富士山の登頂記録を47年ぶりに更新。

富士宮口六合目、宝永山荘の前での實川さん

7月23日には、田部井淳子さんと山と溪谷社・日本山岳遺産基金が主催する「東北の高校生の富士登山」にも同行

新聞報道などで、ご存知の方も多いと思いますが、7月16日、沼津の實川欣伸さんが、富士山登頂回数1673回を達成。伝説の強力、梶房吉さんの日本一の記録を47年ぶりに更新しました。

記録更新時は海抜0mの田子の浦から村山古道を経ての登頂。不眠不休の18時間に及ぶ登山でした。『週刊ヤマケイ』100号記念の今回は、實川さんにお話をうかがいました。

また、今号には、登頂の瞬間に立ち会われた高野健一さんからのご投稿記事も、掲載させていただいておりますので、合わせてご覧ください。

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週刊ヤマケイ:記録更新、おめでとうございます。頂上に着いた時はどんなお気持ちでしたか。

實川:「うれしい」というよりも、「ホッと」しました。7月16日に達成予定と、事前にみなさんにお伝えしていたのですが。前の週の台風の影響で予定が変わってしまい、12日に2回、13日も2回、14日にも2回、15日は3回登って、帰ったのが20時半でした。急いでシャワーだけ浴びて21時には家を出て、田子の浦を23時30分に出発。一睡もしていませんでしたので。

・・・

週刊ヤマケイ:記録更新を考え始めたのは、いつ頃からですか。

實川:梶房吉さんのことは、3、4年前に「富士山検定」などで知ってからですね。初めて富士山に登ったのは1985年ですが、その後、野球のイチロー選手が、6、7年連続して200本安打を続けていることを意識しまして、「自分は富士山のイチローになろう」と決めました。毎年200回以上の登頂を目標に続けていくうちに、記録はどんどん伸びていったんです。

・・・

週刊ヤマケイ:梶さんの記録を超えてしまった今、次の目標はなんですか

實川:はい。今年じゅうには1800回登りたいです。来年は2000回。そして73歳になる再来年には「ふ・じ・さん」と語呂が合う2230回としたいですね。

もちろん、この春、雪崩事故のため断念せざるを得なかったエベレストにも登頂したいです。資金面なども大変ですが、気持ちが持続できるよう、登山靴とダウンは現地で預かっていただいていますので。

(聞き手=久保田賢次・『週刊ヤマケイ』編集長)

北海道・知床連山縦走1

山頂で週刊ヤマケイ100号を祝いました。

羅臼岳頂上にて。頂上にいた登山者全員が快く記念撮影にご協力頂きました(写真=谷水 亨)

今日の野営地の二ツ池と縦走最終地の硫黄山(左)(写真=宮腰智子)

8月2日~3日、快晴

週刊ヤマケイ配信100号おめでとうございます。私もこの喜びと共に、山友二人と知床連山を1泊2日で縦走してきました。

1日目、夜通し車を走らせ、岩尾別温泉登山口に到着するとすぐに出発。蒸し暑い快晴の中、樹林帯を登ります。途中「弥三吉水」の冷たい水で喉を潤しました。「大沢」には雪渓はなくチシマクモマグサの群生のお出迎え、羅臼平でザックをデポし、いざ頂上へ。

「岩清水」はほぼ涸れていたため、休憩をとらず頂上を目指しました。

約5時間かけて羅臼岳頂上に立ち、横断幕を持って記念撮影をしていると、ザワザワと声が……。「皆さんもご一緒にどうですか」と声をかけると、頂上にいた登山者全員の皆様が記念撮影にご協力頂きました。

さて、休憩もそこそこに、次のピークの「三ツ峰」、「サシルイ岳」へと足を進めます。サシルイの雪渓で今晩と明日の水の補給をし、一気にザックが重くなりました。

「オッカバケ岳」は、本日最後のピーク。あとは二ツ池野営地を目指して下るだけです。野営地ではテント場から離れたところに「フードロッカー」が設置され、食べ物は全てそこに保管します。食事もテントから離れた場所でとり、テントに匂いを残さないように心がけて、就寝しました。

(文=谷水 亨)

北海道・知床連山縦走2

実に楽しい縦走の旅でした。

知円別岳から硫黄山に向かう稜線を歩く同行者(写真=谷水 亨)

硫黄山までの稜線から、縦走してきた山々の向こうに羅臼岳がうっすらと見えてきました(写真=谷水 亨)

8月2日~3日、快晴

2日目、本日も快晴。青空が実に綺麗です。二ツ池は残雪もなく溜り池になっていて、朝から蚊が多く、虫対策が必要でした。

5:00に出発し、南岳までハイマツを掻き分けて登ります。ここから、知床の固有種、シレトコスミレの株がお目見えしますが、時季が遅く「花」は見られませんでした。しかし、知円別岳から硫黄山までの素晴らしい稜線が近づいて来るにしたがって、ワクワク感いっぱいです。今日は天気も良く道迷いも心配はないようです。

知円別岳はトラバースをして、細い稜線や切り立った岩群の間を縫うように渡っていきます。そして硫黄山の前衛峰と言われる山に登ろうと、残雪の脇を見た瞬間、まさに私達の登山に合わせてくれたかのように、シレトコスミレが咲いているではないですか。何とも幸せな気分になりながら、急勾配を登り降りし、硫黄山の取付きに到着しました。

この分岐でザックをデポし、三点支持で岩場を登ります。鎖もロープもないので、非常に危険な場所です。頂上は雲がかかり、遠くの羅臼岳を望むことはできずに下山。硫黄川の沢にもほぼ残雪はなく、水はとれない状態で1時間30分下りました。尾根の取り付きで樹林帯を登り、ハイマツ帯、噴火口のある砂礫帯、広葉樹帯を2時間で下り登山口に到着。

ここから「カムイワッカの滝」までの600mの林道は、事前に「通行許可書」を提出しなければ通れないところなので気を付けましょう。

下山届け終了後、シャトルバス(この時期は一般車両通行止め)にて岩尾別バス停まで……。実に楽しい縦走の旅を終えました。

(文=谷水 亨)

福島県・安達太良山

沼ノ平を半周して反対側へ下山しました。

沼ノ平と安達太良山山頂(中央奥)(写真=福井美津江)

鉄山へ続く外輪の稜線(写真=福井美津江)

8月5日、晴れ

あだたら高原スキー場からゴンドラリフトを使い、安達太良山山頂、鉄山山頂を経て沼尻登山口へ下りました。車を回していただかないとなかなか歩けないコースです。福島県の最高予想気温が37℃でしたので、登っている途中はかなり暑く、休憩と水分をこまめに摂りながら進みました。沼ノ平火口の外輪は適度に風があり、期待通りの気持ちの良い安達太良山となりました。

沼尻登山口は沼尻スキー場から未舗装道をおよそ3km上がった先にあります。天候のせいで道のコンディションにも影響を受けやすく、急カーブもあり、車種によっては通れない場合もありますのでご注意ください。

(文=福井美津江)

北アルプス・内蔵助平~黒部ダム

渓流沿いの難路をたどって。

大タテガビン南東壁。何ものをも近づけない迫力でそびえたつ(写真=奥谷 晶)

雪解け水を集めて奔流する内蔵助谷の流れ。やがて黒部川に合流する(写真=奥谷 晶)

7月28日、晴れ

前号で紹介した剱岳周辺の岩と雪の殿堂から一転して、渓谷沿いの難路で黒部ダムをめざします。

ハシゴが連続するハシゴ谷乗越をこえて、内蔵助平までは、滑りやすい苔のついた岩がごろごろする悪路が続きます。張り出した灌木にザックが引っかかることもたびたびで、登攀の帰路としてはけっこうこたえます。内蔵助平から、雪解け水を集めて流れる渓谷沿いの道となります。左に丸山東壁、右手に大タテガビンの岩壁が間近にせまる深い峡谷をたどります。

今日は特に暑く、登山道の脇からは水流がでており、水分補給が出来たのは大助かりです。ロープを伝って下る箇所がたびたびありますが、内蔵助出合までの中間地点で、登山道が崩壊していて、ロープにぶら下がりながら20mほどトラバースを余儀なくされるところがありました。前日の雨で柔らかい土がむき出しになっており、足を支えることが出来ない状態でした。雨の日の通行は困難と思われます。

内蔵助出合から旧日電歩道の一部をへて、黒部ダムへ向かう渓谷道にはいって、ようやく歩きやすくなり、充実した登山の余韻を十分堪能しながら歩くことが出来ました。

(文=奥谷 晶)

北アルプス・槍ヶ岳

槍ヶ岳を目指しての縦走登山。

日の出を見る登山者たち(写真=井関純二)

鎖やハシゴ場の緊張感のある箇所も(写真=井関純二)

8月2日、晴れ、3日、晴れのち雨、4日、雨のち曇り

8月2日:一ノ沢登山口に車を停めて、まずは常念乗越を目指しました。よく整備され登山者も多いコースで迷うことはないと思いますが、後半の胸突八丁から先は、急な登山道で息が切れます。しばらくして常念小屋のある常念乗越にたどり着くと、正面には槍ヶ岳が良く見えました。常念乗越から常念岳を往復すると2時間弱要するため、時間と体力を考慮して今回は登頂を諦め、初日の目的地の大天荘へ向かいました。この稜線歩きは歩きやすく槍・穂高を眺められるコースですが、大天井へ向かうコースは登りが多めのため、体力を要します。途中ライチョウの親子を2組見ることが出来ました。

8月3日:大天荘で日の出を見てから、表銀座コースで槍ヶ岳に向かいました。右に槍ヶ岳、左に常念岳を眺めながらの稜線歩きで、ヒュッテ西岳までは危険個所もほぼありません。ヒュッテ西岳からは急な下りが始まり、その後は鎖や梯子場もある緊張感のあるコースですので、ヘルメットを着用する登山者が急増しました。

8月4日:槍ヶ岳山荘から槍沢ルートで上高地に向かいました。急な個所や危険個所はありませんが、雪渓が数ヶ所あります。アイゼンを着用している登山者はいませんでしたが、下りは滑りやすいのでストックがあると安心かもしれません。

(文=井関純二/やまきふ共済会)

北アルプス・西穂高岳

毎年恒例のアルプスへ。

西穂高岳頂上からの槍・穂高の展望(写真=西田六助)

西穂高岳山頂での参加者(写真=西田六助)

7月29日、晴れ

地域の登山愛好家の要望もあって、毎年恒例になっているアルプス登山を今年は西穂高岳・乗鞍岳に設定。高齢者(平均年齢68歳)のみ17名。好天に恵まれ、計画されたコースを回ることができ、参加者に喜んでいただきました。

西穂山荘に宿泊して翌朝6時に出発。独標からは岩稜のガレ続きの道、以前に来た時の記憶が薄れていたこともあり、戸惑いもありましたが、「急ぐな、せくな、慌てるな」を合言葉に、9時30分に山頂に立つことができ、360度の展望を欲しい侭にして、喜びも大きいものがありました。11時すぎには山荘に帰着。好天で、登山者が割合に少なかったことが幸いしたと思われます。上高地を経て乗鞍高原へ。翌日は乗鞍岳を満喫しました。

(文=西田六助/新・分県登山ガイド『愛媛県の山』共著者)

八ヶ岳・赤岳

整備の尽力がうかがえる登山道。

南沢コース、堰堤工事の迂回道。滑りやすい部分があるので足もとに注意(写真=佐々木 亨)

急峻な地蔵尾根、クサリやステップが整備されているので、落ち着いて行動することが肝心(写真=佐々木 亨)

8月3日~4日、曇りときどき晴れ。稜線では濃霧

講師を務めているヤマケイ登山教室で、参加者の皆さんとともに八ヶ岳・赤岳に行ってきました。

1日目は、美濃戸口から美濃戸を経て、南沢コースをたどって行者小屋へ。2日目は、地蔵尾根から赤岳に登り、文三郎尾根を行者小屋へと下って、往路と同じ南沢コースを下山しました。

南沢コースの前半には、近年、堰堤工事に伴い右岸斜面を巻く迂回道が設けられましたが、現在もこの迂回道を使っています。当初よりは踏み固められ足もとが安定してきていますが、滑りやすい部分もありますので注意が必要です。また、この迂回により、5~10分ほどコースタイムに余裕を見ておくとよいでしょう。

地蔵尾根は、下部が赤土の急斜面、上部が岩稜で、急峻な地形をしていますが、要所には石段やステップ、クサリなどが整備されています。高度感が出て緊張する場所もありますが、あわてず落ち着いて行動することが肝心です。

文三郎尾根も急斜面には鉄製階段が整備されています。ただし階段のステップ上に乗った細かな岩石はスリップの原因となるため、注意が怠れません。

稜線では、盛夏に咲くチシマギキョウやミヤマダイコンソウをはじめ、コマクサやキバナシャクナゲなど夏も早い時期に咲く花もまだ見られました。これからトウヤクリンドウなど晩夏の花も咲き始めるでしょう。

(文=佐々木 亨/山岳ライター)

南アルプス・北岳~間ノ岳

富士山の展望と花が魅力の3000mの稜線。

北岳山頂から見た雲海の彼方に浮かぶ富士山(写真=木元康晴)

八本歯のコル上部のトラバース道では、色とりどりの高山植物が花を咲かせていました(写真=木元康晴)

8月5日、曇り、6日、晴れのち曇り、7日、晴れ

夏山登山には最も適した8月上旬に、南アルプスの北岳、間ノ岳に行ってきました。

アプローチは甲府駅からバスで広河原へ。夜叉神峠から広河原の間が落石により通行止めになっているので奈良田を経由し、所要は3時間以上となりました。

広河原からは樹林の中の急登を経て、白根御池小屋へ。ホスピタリティの高い快適な小屋で一夜を過ごし、翌日は大樺沢左俣から八本歯のコルに向かいました。途中、2ヶ所の雪渓横断箇所がありましたが、距離は短かく、しっかりとしたステップもあって問題なく通過。そこからは北岳山荘に向かい、宿泊手続きを済ませた後に間ノ岳をピストン。しかし残念ながら山頂はガスの中でした。

最終日は微妙にガスのかかる中、ブロッケンを見ながら北岳山頂へ。我々が着く頃にはガスはなくなってすっきりと晴れ渡り、雲海に浮かぶ富士山の雄大な姿を望むことができました。

(文=木元康晴/登山ガイド)

南アルプス・光岳

沢筋のガレ登りが正念場。静高平の美味しい水場が待っています。

茶臼小屋からの富士と御来光(写真=舩越 仁)

光岩に立つ(写真=舩越 仁)

7月29日、晴れ

ハクサンチドリやコイワカガミが綺麗な茶臼小屋を後に、一登りで茶臼岳。聖岳、上河内岳に別れを告げ、一路光岳を目指します。今日は脇道の仁田岳にもイザルガ岳にも寄りません。体力に不安な者は、易老岳に余分な荷物をデポして光岳ピストンです。

三吉平はまだか未だか、と思いながらガレ場登りが続きました。何と静高平ではありませんか。易老岳から約2時間。知らぬうちに三吉平を通り過ぎていたのです。ちょっと得した気分。ここの湧水の旨いこと、帰路にも飲みました。

まずは光小屋の脇を抜け光岳へ、展望が全くない100名山は他にもあるのかな。少し進むと眼下に白い岩が見えてきます。ぜひ光岩まで下りてみましょう。帰路小屋のテラスで休憩し、さあ下山です。3日間歩き詰めで、疲れた足には相当堪える長い下りです。特に終盤の、急でザレ石のジグザグ道には細心の注意を払わなくてはなりません。

 (文=舩越 仁/日山協自然保護指導員、みつがしわ山の会会員)

高尾山

台風通過後は生き物も大忙しです。

アオダイショウの幼蛇(写真=甲把 収)

左から時計回りに、ヒメマイマイカブリ、オオゴキブリ、ツクツクボウシタケ(写真=甲把 収)

8月11日、晴れ

台風11号による影響で、突発的な大雨や枝葉を折飛ばす強風もありましたが、安全点検を行い、自然研究路には異常がない事を確認しました。

雨や風で食事ができなかったのか、生き物の動きが活発でした。アオダイショウにはこの日なんと3回も出会いました。写真は50㎝ほどの幼蛇で、ハシゴ模様が一見マムシに似ているようにも見えますが、マムシは頭が三角形で、ハシゴではなく小判模様であり、尻尾が急に細くなっているので見分ける事が出来ます。アオダイショウはマムシのように毒を持たない、比較的おとなしい性格の蛇です。

マツグミの赤い花が目立つ地面でも、たくさんの生き物に出会いました。一番数が多いのは茶色のオサムシの仲間ですが、ヒメマイマイカブリも見られました。残念ながら名前の如くマイマイ(カタツムリ)をかぶって食べているところは見られませんでした。飛ぶことができないため、一目散に這って逃げる姿がユニークです。危険を感じるとお尻から刺激の強い液体を噴射するので、むやみに手で押さえつけないよう注意しましょう。

この他、冬虫夏草のひとつであるツクツクボウシタケや朽木で暮らすオオゴキブリなどにも出会い、高尾山の自然の豊かさを再発見する一日となりました。

(文=甲把 収/東京都レンジャー(高尾地区))

多摩丘陵・薬師池~七国山

近場の里山を歩いてきました。

潅漑用の溜池だった薬師池を囲んで広がる薬師池公園(写真=石丸哲也)

薬師池公園の西に整備された遊歩道とオミナエシ(上)、ナツズイセンの花(写真=石丸哲也)

8月7日、晴れ

週末が台風11号で山に出かけられないので、近場の里山を歩いてきました。七国山は多摩丘陵の一角にあり、標高128.5mで周囲には住宅地も広がって、里山と呼ぶのさえためらわれるほどつつましい丘です。しかし、かたわらを鎌倉古道が通っていたり、周囲には薬師池公園、町田ダリア園などのポイントがあったりして、東京都町田市のウォーキングコースにもなっています。ちょうど薬師池公園の大賀ハス、ダリア園のダリアが見ごろなのと、登り下りがあまりなく、大汗をかくこともないということで、出かけてきました。

薬師池公園の大賀ハスは今年、花付きが今ひとつということで、数は少なかったですが、ピンクの大輪の花を見られました。園内には移築された民家、フォトサロンなど見どころが多く、万葉草花苑ではナツズイセン、オミナエシ、ムラサキなどの花が迎えてくれました。薬師池公園の西側も公園として整備中で、整備済みの遊歩道を歩いて町田ダリア園へ。500種4000株という色も形もとりどりの花を愛でた後、北上して鎌倉古道を歩きます。七国山はすぐ西側を巻いてしまうので、わずか20mほどですが、道のない雑木林を登り、3等三角点を確認してきました。

雑木林の歩道を歩いて町田ぼたん園へ向かいますが、けっこう分岐がわかりにくいところがあるので地図は必携です。迷ってもすぐ人家に出るので、国木田独歩の『武蔵野』の一節のように「武蔵野に散歩する人は、道に迷うことを苦にしてはならない」という気持ちで歩くのもいいかもしれません。ぼたん園は、ボタンの花がシーズンオフですが、雑木林の斜面を一周する遊歩道や自由民権の碑があり、向かい側のふるさと農具館も見学できます。薬師ヶ丘バス停から一周2時間弱の行程ですが、周辺には町田リス園、自由民権資料館などもあって、半日から一日たっぷり楽しめます。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

西丹沢・箱根屋沢

西丹沢を代表する沢のひとつです。

2段10mの滝です。下は簡単ですが、上の方はホールドが水流側にあって、意外と手こずります。残置ハーケンが2枚有ります。(写真=松浦寿治)

人口登攀の滝は右から登り、トラバースぎみに滝の落ち口に向かいます。適当な間隔で支点が打たれています。(写真=松浦寿治)

8月2日、晴れのち曇り

小田急線新松田駅から西丹沢行のバスに乗り中川温泉で下車しました。バス道を西丹沢方面に歩いて10分、箱根橋(はこねはし)から入渓しました。

堰堤をふたつ越えると次々とIV級程度の滝が現れて気を抜くことが出来ません。

全ての滝を登るつもりでしたが、逆くの字の滝は下部がツルツルで難しそうだったので右から巻きました。

巻き道の踏み跡は不明瞭でした。人口登攀は過去のものとなり、この沢を訪れる人も激減したのです。

人口登攀の滝15mは、背の低い方でも十分に届く間隔で残置支点が打たれていて、さらに、取付きと抜け口に2本ハーケンが追加されていました。なので、以前よりずっと登りやすかったです。この滝を越えるのに人口登攀に慣れている方で15分、ちょっとだけ練習したことがある方で30分かかりました。登れない場合は滝の右から巻くことが出来ます。

人口登攀の滝の上にも滝が続くのですが、時間も遅くなって来たし、核心の滝も登れたのでここで遡行を終了しました。

人口登攀の滝を登った所から左岸の斜面を水平にトラバース。ガレ沢に出てその先は進路を鹿柵に阻まれます。ガレ沢を30mほど登ると鹿柵を越える脚立が設置されているので、それを使って鹿柵の内側に入ります。そこから明瞭な踏み跡をたどり、ほぼ水平にトラバースして行くと、再び鹿柵を越える脚立に出合います。これを越えると箱根屋沢左岸尾根の上に乗ります。この尾根についたしっかりした踏み跡をたどり、中川沿いのバス通りまで下りました。

(文=松浦寿治/登山教室Timtam代表・山岳ガイド)

屋久島・愛子岳

白く輝く山頂を目指しました。

愛子岳の山頂へ(写真=池田浩伸)

写真中央の尾根をひたすら登る(写真=池田浩伸)

7月26日、晴れ

屋久島に来るたび、白く輝く尖った山頂部を見ては登ってみたいと思っていた愛子岳に行きました。愛子という名前のイメージから簡単な山かと思っていたのですが、なかなか手強い山でした。

林道脇の駐車スペースに車を停めるとすぐに登山口です。大きな案内板があり、イラストマップには山頂までの植生の変化や登山道の注意点などが書かれています。登山口の標高がおよそ180mで、標高およそ900mのとまりの木のポイントまで、延々と登りが続いています。特に標高500~600m間は急勾配です。標高1000m付近の稜線は緩やかになるものの、山頂直下からは岩場の急登が待ち受けています。

ひたすら登っていると、苔のついた岩の上に落ちた、真っ白な花びらに気が付きました。ヒメシャラの花のようです。大岩にロープが出てくると頭上が開けます。見上げていた白く輝く岩峰に、今でたことがわかりました。岩に貼り付くようにケイビランやノギランが小さな花を咲かせています。厳しい条件の中で可憐な花を咲かせる植物に感心します。山頂ではサツキツツジでしょうか、真っ赤な花が咲いていました。

汗だくで登ったのに、残念ながらガスに覆われて展望はありませんでした。今度は前岳から奥岳までの大展望を楽しみたいものです。

(文=池田浩伸/登山ガイド)

北東北・森吉山、八幡平

秋田県と岩手県の名山を訪ねて。

八幡平にて。池塘にはえるミツガシワ。田んぼに植えた稲苗を連想させます(写真=葉貫正憲)

8月7日~8日、雨

喜多方市の熊倉登山クラブ(総勢22名)で秋田県の森吉山と岩手県の八幡平へいってきました。

大雨注意報の中、阿仁スキー場のゴンドラ乗場に着いたときは、ほぼ雨がやんでいましたが、山頂駅に着くとどしゃぶりの雨です。リーダーの判断で「山頂までは行かないで、途中の避難小屋まで行く」、「行かない人はゴンドラで下りて待つ」ことになりました。

避難小屋まで行くグループは9名。しっかりと雨具をつけて土砂降りの中へ。山頂駅から20分ほどの石森、そこからさらに20分ほどのところにある阿仁避難小屋まで歩きました。

雨のため登山道や木道は滑りやすく、また水があふれていましたので、慎重にゆっくりと歩きます。

道端には花がいっぱい。さすが花の百名山です。ツリガネニンジン、ハクサンボウフウ、クルマユリ、ウゴアザミ、コバギボウシ、キンコウカなどなど。リーダーが花の解説をしてくれたので、雨の中でもとても気持ちよく歩くことができました。

避難小屋についた後、がんばれば山頂まで行けないことはありませんでしたが、無理をせず予定通りに引き返しました。途中から雨も小降りになり、山頂駅に近づくとほとんどやんでいました。ゴンドラ終了時刻に1時間ほど余裕をもって、無事に花めぐりは終了しました。

翌日はまたしても雨。予定の畚岳行は無理と判断し、八幡平の湿原をみんなで散策しました。雨具姿に背の荷物はなし。純粋に花だけを見て歩きました。雨は強くなったり弱くなったりをくり返します。ガスがたちこめ、幻想的な雰囲気での花めぐりは、なかなか味のあるものとなりました。

(葉貫正憲/福島県/67歳/よく行く山:会津百名山)

北アルプス・立山、剱岳

岩の感触を存分に楽しむ。

カニのよこばいにて(写真=高野健一)

8月1日~2日、両日ともに晴天 

8月1日(金):午前6時、扇沢駅の切符売場前には気の早い登山者の列が。トローリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、トローリーバスと乗り継ぎ、2時間かかって室堂に到着。玉殿の湧水で3Lの水を補給すると、ザックの総重量は20kgを超えました。

地元、富山県の小学生で大混雑の一ノ越を経由し、最初の目的地である雄山に到着。山頂神社で御祓いを受けました。そして、大汝山、富士ノ折立と立山三山を巡り真砂岳へ。稜線から見える景色に、立山独特の風情を感じました。

真砂岳からは別山には登らず、剱御前小舎に向かいました。この日の幕営予定地である剱沢キャンプ場が見えた時には、同行メンバーに景色を楽しむ余裕は残っていませんでした。テント設営後、夕食の支度をしていると「剱だ!」の声。視線を上げると、ガスに隠されていた剱岳が姿を現しました。鳥肌が立つ程の美しさに、テン場に居る全ての人の動きが暫し止まりました。

8月2日(土):午前3時起床。鎖場の渋滞を警戒して午前4時に出発です。一服剱で御来光を拝み、前剱へと歩を進めます。前剱を越えると頼り無さげな一本橋が現れます。この橋を渡ると「平蔵の頭」「カニのたてばい」と登りの核心部です。幸いなことに、晴天に微風、そして心配していた渋滞もなく、存分に岩の感触を楽しむことが出来ました。そして剱岳山頂へ。

富士山、槍・穂高、立山、笠ヶ岳、白馬、鹿島槍、五竜、富山湾まで、まさに360度の大パノラマでした。

行動食でエネルギーを補給し、剱岳最大の難所と言われる「カニのよこばい」に突入。でも岩場での基本が出来れば特に問題ありません。剱澤小屋まで戻り、剱岳を見上げながら流し込んだビールの味は、いつまでも忘れないでしょう。この後、昼食を摂ってテントを撤収し雷鳥沢へ下山しました。

(高野健一/神奈川県/46歳/よく行く山:富士山、北アルプス)

北アルプス・雲ノ平

黒部川源流域、雲ノ平を訪れて。

盛夏の鷲羽三山(写真=伊藤哲哉)

アルプス庭園より(写真=伊藤哲哉)

7月31日~8月3日

黒部川源流域。そこは50年ほど前、父親が訪れたと聞いて一度は行ってみたい場所でした。

天気は台風の影響があってか変わりやすかったです。三俣蓮華岳付近では、チングルマなど高山植物が満開でした。それにしても懐の深い山々です。新穂高温泉から入り、双六小屋で一泊し、2日かけて辿り着きました。真夏の山行は、暑さと渇きとのたたかいです。水分と栄養補給を定期的に行ない、体力を失わないように気を使いました。

鷲羽岳からワリモ岳、祖父岳を経由して雲ノ平に入ると、そこは別世界でした。祖父岳を下りると、驟雨に出会いました。遠くに雷が聞こえ、ビバークをしましたが、雨は程なくして止み、だんだん晴れてきました。目の前にはキラキラと輝く木道と眩しい夕日が。雲ノ平の緑は瑞々しく光って、水晶岳に目を移すと虹がかかっていました。それは、自然からのご褒美のようです。「さあ行こう」。自分を鼓舞し、小屋までの道を進みました。

翌朝、アルプス庭園、奥日本庭園、スイス庭園を訪れました。裾野の広い山容を持つ薬師岳の姿に見とれていると、時間が過ぎるのを忘れてしまうほどです。日本庭園、雪田を越えると、滔々と流れる冷たく、豊富な水の流れに出会いました。黒部川源流です。その日も午後になると雲行きが怪しくなり、双六小屋に着く前に雨になりました。午後3時前のことでした。

(伊藤哲哉/千葉県/45歳/よく行く山:北アルプス、南アルプス)

北アルプス・雲ノ平

薬師沢~雲ノ平~三俣蓮華~双六と。

三俣蓮華岳ピークからの眺望。3日目の足跡の祖父岳、水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳を一望(写真=丸山厚志)

7月31日~8月3日、朝~日中:晴れ、夕:通り雨

初日は薬師峠まで5時間くらい。テン場は混雑なく快適に過ごせました。

2日目、まずは薬師沢まで下り、薬師沢小屋で小休止の後、雲ノ平に登り返します。吊り橋や鉄梯子がありますが、慎重に行けば大丈夫です。問題はその後の直登。樹林帯の中、ゴーロの急登が2時間続きます。少々退屈ですが、それを抜ければ雲ノ平、アラスカ庭園に到達します。風の抜けがとても爽やかでした。木道を伝って雲ノ平山荘へ。厨房の窓口から冷たいビールが買えて小躍り。テント設営中から雷雨となりましたが、短時間で止んで、素晴らしい夕焼けを見ることができました。ここのテン場は前情報と違って、平らな場所が多く非常に快適でした。

3日目は4時出発で祖父岳での御来光。短いながらもサンピラーも見られ、周囲の眺望に息をのみます。その後、ワリモ分岐に荷物をデポして水晶岳を目指します。ピーク手前は岩稜帯です。少しガレている場所もありますので、落石を起こさないよう慎重に足を運びます。デポしたザックをピックアップしてワリモ岳へ。ワリモ頂上から岩稜のトラバースですが、ロープが設置してありますので、慎重に通過します。つづら折れを登り鷲羽岳に。ここからの眺望も圧巻の一言。その後、三俣山荘まで一気に下ります。

三俣蓮華岳、丸山、双六岳と稜線コースをたどる最中に雨となり、この山行で初めて雨具の登場です。双六小屋のテン場は広大な砂地。私のテントポールが破損するトラブルもありましたが、チームの皆の助けでなんとか設営できました。

最終日、小屋前からの御来光を拝みつつ、早めの出発です。弓折分岐まではゆるやかな登り、鏡平小屋まで一気に下ります。鏡池に映る槍・穂高をファインダーに収めつつ、わさび平まで下り、フラットな林道経由で新穂高温泉まで。バス停近くの中崎山荘にて4日間の汗を流し、帰路につきました。

(丸山厚志/東京都/41歳/よく行く山:北アルプス、南アルプス、八ヶ岳など)

北アルプス・焼岳

花々も豊富でした。

途中から俯瞰した大正池(写真=山田典一)

8月6日、曇り、霧

槍ヶ岳や穂高連峰に登る際、いつでも登れると思い横目に見て通過していた焼岳に、ようやく登ることが出来ました。

登山口はトイレが整備されている、帝国ホテル側からのコースとしましたが、垂直の鉄梯子や岩場があり変化に富んでいるため、楽しく登れました。また、花も豊富でコキンレイカ、アキノキリンソウ、アザミ等がみごとでした。

山頂からの眺望は霧のため何も見えませんでしたが、堂々と聳える笠ヶ岳、穂高連峰、そして乗鞍岳の勇姿が目に浮かぶようでした。

(山田典一/群馬県/65歳/よく行く山:上信越の山)

福島県・会津磐梯山

日本百名山の会津磐梯山へ。

山頂にあった将棋の駒形のプレート(写真=加涌由貴)

7月31日、晴れ

最短コースと思われる、八方台登山口に車を停めて、登山口~中ノ湯~弘法清水小屋~山頂~弘法清水小屋~お花畑~中ノ湯~八方台登山口下山のコースで歩きました。

中ノ湯を過ぎると少し坂がきつくなり、尾根に出て進むと分岐点があり、お花畑経由のコースにはたくさんの高山植物が咲いていました。

山頂には将棋の駒形の大きなプレートがあり、これを手にして登頂記念撮影をしました。

(加涌由貴/埼玉県/54歳/よく行く山:関東甲信越の山&日本百名山)

栃木県・那須茶臼岳

姥ヶ平で茶臼岳の噴煙を堪能。

火山だけあって、ゴツゴツとした岩が転がる山頂(写真=笹原博英)

8月5日、晴れ

那須山麓駅から茶臼岳に登ってきました。そこから、峰の茶屋を経由して、沼原分岐から姥ヶ平で茶臼岳の噴煙を堪能。山麓駅へ戻るコースで周遊しました。

稜線だけではなく、ダケカンバの森を歩き、途中の水場では美味しい水も味わうという、山の楽しさを存分に味わえるコースでした。

ただ、ダケカンバの森ではハチに追われたり、気がついたら、腕がかぶれていたりと、この時期ならではの森の洗礼も受けました。また、天気が良かったので、だいぶ日焼けもしました。日焼け止めとサングラスを持って行ったので、本当に役立ちました。

ここは、天候も変わりやすい場所だそうで、下山時はキリと雨。色々な経験をさせてもらった1日でした。機会があれば隣の朝日岳や三本槍岳にも、いつか訪れたいと思います。

(笹原博英/東京都/46歳/よく行く山:高尾山、山梨県の山)

群馬県・草津白根山

ゴンドラ利用で、探勝歩道を散策。

探勝歩道最高地点に咲くコマクサ(写真=加涌由貴)

8月4日、晴れ時々曇り

草津白根山は火山活動が活発となり、立入り区域制限中です。

国道292号は通行時間制限及び駐停車禁止条件で通行可能で、駐車場は閉鎖中です。草津側ロープウェイ駐車場に車を停めて、ゴンドラで山頂駅を往復しました。

白根山方面は立入り禁止区域ですが、山頂駅から南側の本白根山は、規制区域外なので歩けます。展望台~探勝歩道最高地点~鏡池付近を、行ったり来りと散策して撮影しました。山歩きとして歩くには物足りないですが、稜線から見える景色とお花が綺麗です。山頂は肌寒いほどの風が吹き、下界の暑さを忘れました。

ロープウェイ駅にて、熊の目撃情報がアナウンスされていました。鈴などを携行して下さい。

(加涌由貴/埼玉県/54歳/よく行く山:関東甲信越の山&日本百名山)

群馬県、長野県・四阿山、根子岳

日本百名山の四阿山と根子岳へ。

中四阿を過ぎて根子岳分岐の手前はもうガスの中(写真=加涌由貴)

8月5日、晴れ時々曇り、山頂付近はガス

早朝だったので、菅平牧場駐車場の500m手前右側の事務所で支払う入場料(200円)は、帰道払いでオッケーとの張り紙がありました。

菅平牧場~中四阿~根子岳分岐~四阿山~根子岳分岐~鞍部~根子岳~菅平牧場のコースを、写真を撮りながら4時間40分で歩けました。牧場を過ぎ登山道へ入ると、様々なお花が咲いています。四阿山の山頂付近はガスの中で、大パノラマは観られなかったですが、少し低い根子岳はガスは少なく、時々景色が開け、様々なお花も綺麗でした。山頂は肌寒い風が吹き、アウターを着込みました。

根子岳から下って樹林帯へ入ると、登山道上に熊の糞がありました。下山後に聞いた話では、朝、菅平牧場から根子岳への登山道に熊が出たようで、空砲のような音が聞こえました。

(加涌由貴/埼玉県/54歳/よく行く山:関東甲信越の山&日本百名山)

丹沢・塔ノ岳

炎天下の大倉尾根を歩いてきました。

登山道に咲いていたきれいなヤマユリ(写真=伊藤 孝)

塔ノ岳山頂から。大山と三ノ塔の間に江の島が見える(写真=伊藤 孝)

8月3日、晴れのち曇り

炎天下の中、大倉尾根を上がり塔ノ岳まで行ってきました。とにかく暑く、体中から汗が噴き出す感じで、熱中症に注意しながら、水分補給をこまめにして、ようやく塔ノ岳山頂にたどりつきました。大倉尾根は登山口の大倉から塔ノ岳山頂まで標高差約1200mあり、自分の体力を知るバロメーターとなっています。山頂は、この強い日差しにもかかわらず多くの登山者で賑わっていました。山頂からは富士山や丹沢最高峰の蛭ヶ岳は雲の中でしたが、相模湾方面の眺望が素晴らしく、江ノ島や大島まではっきりとみえました。下りの途中、山小屋でかき氷を食べ、これがなんとも言えず美味しかった。久しぶりにいい汗をかいた山歩きになりました。

(伊藤 孝/神奈川県/55歳/よく行く山:北アルプス、八ヶ岳、丹沢)

丹沢・塔ノ岳

丹沢の夏を満喫しました。

花立山荘の前より(写真=加藤尚樹)

8月3日、晴れ

夏らしいとても暑い一日でした。高い気温と長い登りで、たくさんの汗をかくため、水を飲むだけでなく、汗で失った塩分も補給しながら登ります。

道中、楽しみにしていた花立山荘のかき氷の旗が見えた時には、ホッとしました。甘いシロップがかかった冷たいかき氷で休憩。遠くは伊豆大島もよく見え、丹沢の夏を満喫しました。

(加藤尚樹/静岡県/31歳/よく行く山:北八ヶ岳、丹沢、北アルプス)

富士山

富士登山の新たな歴史に立ち会う。

富士山頂にて記念撮影(写真=高野健一)

7月16日、快晴

沼津の登山家、實川欣伸さんが、富士山の歴史に新たな1ページを刻まれた瞬間に立ち会う事ができました。

富士山登頂回数1673回。伝説の強力、梶房吉さんの記録を47年ぶりに更新されたのです。

前週の台風の影響で予定の登頂ができない日もあり、周りも心配していましたが、日曜に2登、月曜も2登、そして前日の15日には何と3登して、梶房吉さんの記録に肩を並べました。實川さんの凄い所は、そのまま15日の夜に田子の浦(海抜0m)から、40時間以上寝ずに歩き通して記録を更新されたことです。どんなに体力があっても、この精神力は真似ができません。

この歴史的瞬間に立ち会うため、16日は有給を取り富士山に向いました。富士宮口六合、宝永山荘で村山古道を登ってくる實川隊を待ちました。午後12時半過ぎ、實川さんを先頭に海から歩いてきた精鋭7名が到着。宝永山荘にて食事休憩を摂り、午後1時頃山頂へ向けて出発しました。私もここからサポート隊として山頂まで同行しました。

通過する各山小屋では、スタッフさんからの激励の掛け声を笑顔で受け止め、八合目では登山道の雪掻きをしていたガイド仲間のみなさんからの祝福の拍手を浴びながら、一歩一歩感慨深げに登っておられました。

午後4時39分、ついに富士登山の歴史に新たな1ページが刻まれました。待ち構えていた報道陣に囲ま れ、嬉しそうにインタビューを受けられていた横顔が印象的でした。

生憎、山頂奥宮前は工事中で記念撮影ができず、駒ヶ岳の斜面にて横断幕をサポート隊が広げての記念撮影となりましたが、逆にその方が夕陽に照らされて、いい写真となったと思います。

實川さん、富士山最多登頂記録更新、おめでとうございます。

(高野健一/神奈川県/46歳/よく行く山:富士山、北アルプス)

フランス・シャモニー、イタリア・クールマイユール

ハイキング三昧の日々を。

山は花盛りでした(写真=太田敬子)

7月12日から2週間

7月12日から2週間、仲間5人とアパートで自炊しながらフランスのシャモニー、イタリアのクールマイユールで、ハイキング三昧の日々を過ごしました。

シャモニーとクールマイユールはモンブラントンネルを挟んだ反対側で、モンブランやグランドジョラスを両側から見られました。

4日間は雨に降られましたが、花盛りで素晴らしい景色と一緒に山を堪能しました。日本のお花畑と違って、花の種類が多く、混じりあって咲きます。

トレイルはしっかりしており、現地購入の地図もわかりやすく安心です。日が長いので夜9時ぐらいまで明るく、気に入った場所でのんびり過ごしても大丈夫です。

街中はカラッとした暑い夏。山上は寒いぐらいで快適に過ごせました。

(太田敬子/東京都/よく行く山:東京近郊の山、北アルプス、海外の山)

イタリア・ドロミテ、カテナッツィオ山群

ヴィア・フェラータを楽しんできました。

核心部。高さ50mほどのほぼ垂直の岩壁を登ります(写真=野水敏勝)

7月20日

イタリアのドロミテにあるカテナッツィオ山群でヴィア・フェラータ(鉄の道)を楽しんできました。

ヴィア・フェラータとは、ワイヤーロープやはしごなどの固定された設備が整っている登山コースをさします。ヘルメット、登山用ハーネス、2本の短いカラビナ付のロープと、リギングプレートなどの専用登攀具を使って岩壁を登ります。

私たちはFronza小屋(2337m)からPasso Santner小屋(2734m)までのコースを、約3時間かけて登りました。スリリングながら岩の感触を十分に味わうことができました。日本でもヴィア・フェラータを楽しむ山ができたらいいなぁと思った次第です。

(野水敏勝/新潟県/64歳/よく行く山:越後の山、北アルプス、ヨーロッパの山)

週刊ヤマケイ「読者の登山レポート」「遭難防止オピニオン」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんの登山レポートを募集しています。写真とレポートにあなたのプロフィールを添えて、週刊ヤマケイ編集部までお送りください。ハイキングからクライミングまで、山行形態は問いません。あなたの投稿をお待ちしています。

「遭難防止オピニオン」につきましては、文字数400字程度でお願いします。ご自身の遭難体験についてお書きいただくときには、写真をつけていただくとありがたいです。お名前、メールアドレス、年齢、郵便番号と住所、登山歴、よく行く山名・山域も添えてください。「登山レポート」「オピニオン」ともに文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。また、日本山岳遺産基金のファイルに「蘇れ日本列島」というご投稿コーナーも設けました。全国各地の山岳地域で環境保全活動をなさっているかたがたのレポートなども、お待ちしております。

投稿先メールアドレス
weekly@yamakei.co.jp
※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」または「週刊ヤマケイ・遭難防止オピニオン」「週刊ヤマケイ・蘇れ日本列島」とお書きください。

「日本山岳遺産」認定候補地募集中。

助成金総額250万円で、みなさまの活動を支援いたします。

日本山岳遺産基金は山岳環境の保全、次世代の育成、安全確実な登山の普及などを目的に、賛助会員のみなさまのお力添えのもと、2010年より活動を続けております。

各地の山や山域を「日本山岳遺産」として認定し、そこで山岳環境の保全活動などを行っている団体さまに、助成金の拠出や、広報面での支援をさせていただくことも活動の柱としております。

今年も8月末日まで、2014年度の申請を承っておりますので、ぜひご応募ください。これまでに、北は北海道の夕張岳やアポイ岳、東北地方では七時雨山、早池峰山、金華山、山梨県の櫛形山など3エリア、北アルプスの船窪岳、大台ヶ原大杉谷、中国地方の臥龍山、四国の石鎚山、南は九州中央山地五家荘エリアまで、全国13の地域を認定させていただき、活動のお手伝いをしております。

詳しくは日本山岳遺産基金のウェブサイトをご覧ください。

http://sangakuisan.yamakei.co.jp/isan/

電話でのお問い合わせは03-6744-1900(担当=久保田、湯浅)までお願いいたします。

また『週刊ヤマケイ』には、「蘇れ日本列島」という投稿コーナーもございますので、山岳遺産認定地の関連に限らず、環境保全に関するご意見や呼びかけ、活動の紹介など、広くご投稿をお待ちしております。

(日本山岳遺産基金事務局長 久保田賢次)

山で大切なのは自救力。jRO(ジロー)は山岳遭難対策制度TMで、山を愛する方々の自救力アップをサポートします。

捜索・救助費用に特化(330万円までお支払)、コストパフォーマンス抜群です。

WEB申し込みも可能になりました。

初年度入会金・会費は4000円(税別)次年度以降会費は2000円(税別)+事後分担金(700円~1700円の見込み)です。

いざというときに備えましょう。

誰にも起こりうる遭難事故の捜索・救助費用に備える保険! 無理のない日程、万全の装備とともに、これからは「レスキュー費用保険」が登山・アウトドア活動の必需品です。

日本費用補償少額短期保険の「レスキュー費用保険」は登山やアウトドアスポーツなど日本国内での野外活動(海での活動を除く)中に遭難事故に遭った際、捜索・救助に要した費用について保険金をお支払する保険です。補償内容は捜索・救助費用保険金として300万円です(免責3万円)。

年間保険料は5000円。保険期間は1年間で、払込日の翌日午前0時から補償開始です。

登山のアプローチ手段としてすっかり定着した「登山バス」。電車やバスを乗り継ぐ面倒もなく、登山口までスムーズにたどりつけることから、人気を集めています。

日本山岳遺産基金賛助会員である(株)毎日企画サービスでは、今期も登山者専用バス「毎日あるぺん号」を企画実施いたします。登山にかかる日数・コストの軽減をお考えの方は、装備同様、登山の必須アイテムとして、ぜひご利用ください。とっておきの登山イベントバスもあります。

山の知識検定

Q:登山では脱水量が体重の2%を超えるとトラブルが発生しやすくなるといわれ、そのためには脱水量を危険ライン以下に抑えるように水分補給することが必要となる。以下の式を参考にして、体重60kgの人が10kgのザックを背負い、7時間行動する場合の最低飲水量は何ミリリットルになるか(体重2%の脱水量は1200gで計算すること)。

[行動中の脱水量(g)=5×自重(kg)×時間(h)]

平成25年度「山の知識検定ブロンズコース」試験問題より一部改題

出題:社団法人日本山岳検定協会(山の知識検定)

http://yama-kentei.org/

解答・解説は次項にて

山の知識検定

Q:登山では脱水量が体重の2%を超えるとトラブルが発生しやすくなるといわれ、そのためには脱水量を危険ライン以下に抑えるように水分補給することが必要となる。以下の式を参考にして、体重60kgの人が10kgのザックを背負い、7時間行動する場合の最低飲水量は何ミリリットルになるか(体重2%の脱水量は1200gで計算すること)。

[行動中の脱水量(g)=5×自重(kg)×時間(h)]

A:最低飲水量1250ミリリットル

行動中の脱水量は計算式から2450gであり、これにトラブル発生のめどとなる1200gを差し引くと最低飲水料は1250ミリリットルと導き出される。

登山に持参する水の量は、行動内容、天候などによって変化するが、平均して1日2リットル以上必要とされる。これは、飲料用以外にも怪我の治療なども想定しており、その意味では真水の形で持参し、スポーツドリンクは粉末を携帯するのが望ましい。

平成25年度「山の知識検定ブロンズコース」試験問題より一部改題

出題:社団法人日本山岳検定協会(山の知識検定)

http://yama-kentei.org/

『未完成 描きかけの山のスケッチ』

イラストレーター・成瀬洋平の全国山行紀行

今年2月20日配信の週刊ヤマケイ通巻75号に登場していただいたイラストレーター、成瀬洋平さんの第一著作集。自ら登山やクライミングを突き詰めるなかで、出会った光景や人々を描いた精緻な水彩画は多くの人の心を奪ってやみません。高山の美を鋭敏な感覚で捉えた画家・吉田博の足跡を追う「吉田博が見た日本アルプスへ」を含む6章から構成されるスケッチ・エッセイ集です。

https://www.yamakei.co.jp/products/2814120244.html

【担当編集者より】絵を描くために山を歩くのか、山を歩くなかで目にした風景を絵にするのか――。出会った山の風景・人々を描く淡々とした筆致の中に、山に寄せる著者の想い、そしてなぜ絵を描くのかという切実な問いが浮かび上がってきます。吉田博・畦地梅太郎など山に挑んだ画家を追うエッセイでは、著者と画家との心の対話を見ているようです。挿絵をカラーでお届けできないのが残念ですが、文章から伝わる成瀬さんの心の風景に是非触れてみて下さい。(藤盛瑶子/自然図書出版部)

※本書は電子書籍と、注文のつど印刷するプリントオンデマンド(POD)方式での作品です。電子書籍版はAmazonKindleなどで、POD版はamazon.co.jpと三省堂書店神保町本店などで購入可能です。

●発売日:2014年7月18日/ページ数:256ページ/POD版の判型:四六判/小売希望価格:電子書籍版1,300円+税、POD版2,300円+税

2014年7月~8月の新刊
商品名 発売日 販売価格(本体価格)
『はじめてのキャンピング』 7/4 1,600円+税
『ワンダーフォーゲル8月号』 7/10 926円+税
『山と溪谷8月号』 7/15 1,048円+税
『自転車人No.036 2014夏号』 7/16 1,143円+税
『人生が変わる! 特選 昆虫料理50』 7/18 1,800円+税
『ヤマケイアルペンガイドNEXT 山麓から登る 世界文化遺産 富士山』 7/18 1,800円+税
『中村成勝写真集 秘景「黒部」黒部渓谷と雲ノ平を取り巻く山々』 7/18 2,500円+税
『中西俊明写真集 白馬岳 彩りの瞬間』 7/18 1,800円+税
『剱人 剱に魅せられた男たち』 7/18 紙版1,900円+税、デジタル版900円+税
『黒部の風 わたしの山小屋物語』 7/18 紙版2,500円+税、デジタル版1,250円+税
『ヘンクツジイさん山に登れば』 7/18 紙版1,200円+税、デジタル版700円+税
『鈴木みきの山の足あと ステップアップ編』 7/25 1,200円+税
『山登りABC 山のおつまみ レシピ100』 7/25 1,000円+税
『山と溪谷 9月号』 8/12 952円+税
『アウトドアで使うためのアクティブ動画カメラ入門』 8/25 1,200円+税


アルパインツアーサービスからのお知らせ

【国内】週末の山登り「森林と草原の上にそびえる展望の岩峰へ 奥秩父・乾徳山」日帰り

ヤマケイ登山教室

岩峰の山頂からは富士山、奥秩父など360度の展望が広がります。中腹の針葉樹林、さらに草原から岩場へと変化に富んだ道のりも魅力です。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=113613

日程 9月6日(土)
集合 新宿西口スバルビル前(7:00)
行程 新宿(バス)大平牧場(1200m)~国師ヶ原~乾徳山(2031m)~扇平~大平牧場(バス)新宿【解散】20:00~22:00(予定)
歩行時間:約5時間30分
登山レベル 中級レベル(6~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差1,000mの登りを4時間以内で歩ける体力が必要です。)
難易度 4(往復、周囲、縦走コース。登山道はやや明瞭を欠く部分があり、緩急が大きく、幅員も小さく、一部に梯子やクサリ場、それに匹敵する箇所がある。転滑落の危険個所が多い。)
参加費 14,800円
講師 石丸哲也(山岳ライター)

【海外】「ノルウェー3つのフィヨルド展望ハイキングと世界遺産の港町ベルゲン」9日間

「教会の説教壇」の意を持つプレーケストーレン

このコースは、ノルウェーで人気の上位5つのフィヨルドのうち3つを訪れ、それぞれに魅力的なハイキングを楽しめます。

絶景のプレーケストーレンやフィヨルドの断崖に残る小さな村など、とっておきのハイキングに加え、カラフルな家々が美しい港町ベルゲンや、絶景の溪谷に建つ一軒宿スタルハイムでの宿泊も魅力です。

きめ細やかなツアーリーダー業務に定評がある水津幹夫がご案内します。お申し込み期間、残りわずかですのでお急ぎください!

http://www.alpine-tour.com/tourinfo/details.php?keyno=39

出発日~帰国日 旅行代金(東京発着)
9月13日(土)~21日(日) 576,000円

【机上講習会】山岳スキルアップ講座「地図を読む」

ヤマケイ登山教室

登山の現場で役立つ知識や技術を集中的に学習します。今回のテーマは「地図を読む」です。実践講座に参加される方は、できるだけ各机上講座に参加してください。

参考書:『講座 登山基礎』日本山岳ガイド協会刊

【学生割引】学生証の提示で1グループ3人まで受講料が無料になります。

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1316

開催日 9月1日(月)
会場 アルパインツアーサービス本社 特設説明会場(3階)
時間 19:00~20:30
定員 45名
受講料 2,000円
講師 武川俊二(山岳ガイド)
株式会社山と溪谷社
〒102-0075東京都千代田区三番町20番地
編集長
久保田賢次
編集スタッフ
佐々木惣、伊東真知子
アートディレクター
松澤政昭
SSデザイン
塚本由紀(T&Co.)
技術サポート
福浦一広、金沢克彦、前田哲、塚原宏和
プロデューサー
齋藤純一

©2014 All rights reserved. Yama-Kei Publishers Co., Ltd.

本誌は、できるだけ正確な情報を掲載するよう心がけておりますが、山行時はご自身で現地の最新情報のご確認をお願いいたします。