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読者のみなさんへ

『週刊ヤマケイ』編集長 勝峰富雄

このたび、久保田賢次前編集長から本誌編集長を引き継ぎました勝峰富雄です。以前、『ヤマケイJOY』や『山と溪谷』の編集長を務めておりましたが、その後、『山岳気象大全』や『定本 黒部の山賊』等の単行本編集を担当してきました。現在は、自然図書出版部にて、自然・カルチャー・山岳関連書の編集・管理が主務ですが、この春新設の電子出版推進室兼務となり、それに伴って、本誌も担当させていただくことになりました。

一個人として変わらず登山を続けてきましたが、山岳メディアに携わるのは6年ぶり。この間、登山界もずいぶん変わりました。若い登山者が明瞭に増え、登山情報の入手法は紙媒体からインターネットが多く利用されることになり、登山用具のブランドも新規参入が続いています。また、登山者の環境意識は高まり、GPSの普及も進みました。ただ、いっぽうで依然変わらないのが、多発する山岳遭難です。

登山の安全を確保するには、まず、自分の力量を知ること、そして、新しい情報を確認して適切な登山計画を立てることが基本です。本誌はこれまでどおり、読者のご協力を仰いでフレッシュな登山地情報をお届けすることで、登山の喜びと安全に寄与していきます。また、読者と継続的におつきあいできる定期誌のメリットを活かして、登山の感動や喜びを表現できる場としても、少しずつ整備していきます。実務はこれまでどおり、佐々木惣が担当いたします。第二次『週刊ヤマケイ』を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

中嶋正治さん

山小屋に椅子式担架を贈ります。

早春の谷川岳にて

日本山岳遺産基金の賛助会員として、この『週刊ヤマケイ』でもご紹介している日本山岳救助機構合同会社(jRO)が、会員数5万人達成を目前にして、日本アルプスや八ヶ岳などの主な山域の山小屋50軒に、事故発生時に役立つ椅子式担架(イージーレスキュー)を寄贈する活動を行っています。現在、希望をいただいた山小屋に随時、発送中とのことですが、同機構の中嶋さんに聞きました。

(聞き手=久保田賢次/ヤマケイ登山総合研究所所長)

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久保田:今回、中嶋さんたちが寄贈される「イージーレスキュー」というのは、どんな装備なのでしょうか。

中嶋:イスラエルで開発された、ふたりで担ぐことができるシット(椅子)式担架です。各国のレスキュー組織や軍用に採用されています。約1.0kgと軽量で120kgまでの遭難者を担送できます。

担ぎ手が両手をフリーにして使えることや、狭い道などで前後一列になって運べるのも長所です。ただし、この場合は後ろの人は足元が見にくい欠点はありますが。

しかし、意識不明者や頭部、頚椎、脊椎の負傷者には適しません。そもそも日本へは災害対策用として輸入されましたが、山岳遭難救助用としても極めて有効であることから、山小屋に配置していただくことを考えました。輸入元は大祐医科工業(株)、国内販売会社は三菱製紙販売(株)です。

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久保田:50軒の山小屋さんへの寄贈は、贈呈先の選び方など、具体的に、どんな方法でなさっているのですか。

中嶋:弊社は開設して8年目になりますが、今まで会員の遭難救助の支払事例は120件を超えました。その時々で多くの山小屋の皆様に大変お世話になりました。感謝と御礼の意味を込めまして、南北アルプスや八ヶ岳の主要な山小屋を任意に選ばせていただき、ご希望の有無をお聞きしました。もちろん、送料を含め、代価は一切ご不要です。備品とされるにあたっても、弊社jROへの何らのご負担や義務をおかけするものでもありません。このイージーレスキューが、実際にお役にたつような事故が起きてしまうことは、jROの本意ではありませんが、趣旨をお汲み取りいただければ幸いです。

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久保田:日本山岳救助機構さんも、会員数が5万人目前ということで、ますますお忙しい状況ですね。中嶋さんも山岳会の代表もなさっていましたが、最近はどんな山にお出かけですか。

中嶋:若い時と違って、最近は、足ならしに低山のいいところを見直したい気持ちが、ふつふつと湧いてきました。昨年、新潟県の角田山に行きましたが、カタクリの群生地にとても感激しました。低山の魅力は、急峻な岩壁とは違った格別の感慨を持つことができるところにあると思っています。jROでは各地の山関係の方たちと、講習会を重ねて交流を図っていますが、知らない地方の山のお話が聞けるのも嬉しいことですね。

箱根町周辺の火山・地震活動について

登山で箱根を訪れる方は最新情報をチェックしましょう。

5月4日、箱根町役場の観光課から下記の内容で駒ヶ岳・神山周辺のハイキングコース一部閉鎖の発表がありました。また、5月6日には気象庁が箱根山の噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引き上げました。

登山で箱根を訪れる予定のある方は事前に最新の情報を得るようにしてください。

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平成27年4月26日午後2時頃より、やや活発な地震活動が観測されています。これに伴い、平成27年5月4日午前5時から、次の措置をとることにしました。

1:大涌谷自然研究路の閉鎖

2:ハイキングコースの一部区間の閉鎖

また5月6日午前6時30分より、次の措置をとることにしました。

1:県道734号線の大涌谷三差路から大涌谷方面への通行禁止

2:箱根ロープウェイの全線運休

3:姥子~大涌谷間の自然探勝歩道の閉鎖

現在、箱根火山の研究、観測を行なっている神奈川県温泉地学研究所は監視体制をとっています。詳しいデータについては気象庁及び温泉地学研究所のホームページをご覧ください。

気象庁

http://www.jma.go.jp/

神奈川県温泉地学研究所

http://www.onken.odawara.kanagawa.jp/

(文=原田征史/小田原山岳会員、『神奈川県の山』著者)

十勝連峰・富良野岳

銀世界に描き出された一筋の軌跡。

富良野岳ピークを目の前にしてルートを確かめる筆者(写真=谷水 亨)

頂上直下から登ってきた足跡と十勝岳を眺める(写真=谷水 亨)

4月27日、晴れ、トレース無し

厳冬期を過ぎましたが、積雪期の富良野岳に登りたくて、全国的に真夏日となったこの日、登ってきました。十勝岳温泉登山口(凌雲閣)を6時に出発。例年なら硬くクラストしている雪面も、高い気温(+16℃)で融けだしていたためスノーシューを装着して登りました。

厳冬期に敗退した北尾根を諦め、凌雲閣から温泉スロープに取り付き、雪渓が繋がっているルートを探しながら、おおよそ夏道コースに沿って登りました。三峰山下部からの大トラバースはアイゼンに履き替え1時間を要しましたが、危険箇所を無事に通過し、富良野岳分岐のコルでひと休み。

そして眩い雪に包まれた稜線を登り、振り返ると自分だけが歩んできた一筋の軌跡が銀世界に描き出されるその風景に自己満足。「今日も富良野岳、独占じゃ!」と頂上に立つことが出来ました。

下りは最短ルートの雪渓上を選びましたが、ハイマツ帯の上を歩いたため、百回を越える踏み抜きをしてしまい、登りと変わらないぐらいの時間を要しました。

下山後は富良野岳を望める凌雲閣の露天風呂に浸かりながらのんびりと疲れを癒し、帰宅しました。

(文=谷水 亨/北海道アウトドア夏山ガイド認定者)

秋田山形県境・鳥海山

積雪期しか登ることのできない鳥海山北面へ。

北面の斜面を登る(写真=吉田 功)

山頂直下の急斜面と稲倉岳、そして日本海(写真=吉田 功)

4月26日、快晴

鳥海山北面に夏道はなく、積雪期しか登る事は出来ません。しかも40度を超えるような急斜面が連続する、かなりの難コースです。私が所属する山岳会では、毎年ゴールデンウィークの前半、このルートを登る山行が計画されています。今年は6人のメンバーで登ってきました。

登山口の祓川から北面の基部(標高1400m)までは、薮を避けながら大きく南西方向にトラバースして進みます。今年は雪が少なかった事に加えて春先の異常な高温が続き、鳥海山の雪は平年に比べてかなり少なくなっています。この日も北面基部に至るまでに、人の背丈を超えるような薮を超えて行かねばなりませんでした。

2時間近くかかってようやく基部に到着、ここで山スキーからアイゼンに履き替え、ストックをピッケルに持ち替えます。スキーやストックをザックに括り付け、いよいよ標高差800m余りの北面を登りました。登り始めて3時間近くかかって鳥海山新山山頂(標高2236m)に到着。

帰りはここからもうひとつのピークである七高山に移動し、そこからスキーで祓川まで滑り降りました。ここは例年多くの登山者やスキーヤーで賑わうコースですが、今年は急激な雪解けのためか、雪面のあちこちにクラックが出来ており、注意が必要です。

(文=吉田 功/本荘山の会)

北アルプス・雪倉岳

360度の展望と、大斜面の滑降を満喫。

雪倉岳山頂から西側の白馬岳、剱岳などの展望を楽しむ(写真=野口いづみ)

下山は大斜面を滑降。600m下るのに10分かからなかった(写真=野口いづみ)

4月26日、快晴

この日は朝から晩まで、雲ひとつない絶好の登山日和。蓮華温泉を出発して兵馬の平経由、滝見のコルから瀬戸川に降ります。スノウブリッジはしっかりありました。雪倉の滝を過ぎてから、左岸の急斜面を板を担いで登った後、大斜面をひたすら600m登りあげます。7時間かけて雪倉岳山頂に到着。360度の展望に、思わず歓声が上がりました。

正面に妙高、火打を見ながら滑降です。降雨があったのか、雪面にはコーデュロイのような縦縞がありましたが、ザラメ雪で、何とか足をとられることなくこなせました。

帰路は滝見尾根経由で、2時間45分で蓮華温泉へ戻りました。

(文=野口いづみ/日本登山医学会理事)

北アルプス・涸沢

午前2時、涸沢カールから天の川を眺める。

前穂高岳へ流れている天の川がもうすぐ訪れる夏を感じさせる(写真=伊藤哲哉)

晴天にそびえ立つ峰々との別れに後ろ髪を引かれる思いだ(写真=伊藤哲哉)

4月28日~29日

涸沢までのルートの踏み跡はしっかりと付いていました。しかし、今年の積雪は例年に比べ少ないようで、山肌がよく見えました。

涸沢カールに着くと、穂高の峰々がよく見えました。晴天ですが、空模様は曇ってきています。やがて、小雨が降ってきました。夜半から早朝には好天になることを期待して、早々に就寝しました。

午前2時ごろに空を見ると、きれいな天の川が見えました。晩春とはいえ、真夜中に吹く風は冷たく、寒さが身にしみます。

早朝、期待どおりのモルゲンロートがカールの峰々を赤く染めていました。時間の経過とともに移りゆく景色に、シャッターを押すことも忘れ、しばらく呆然と眺めていました。

テント村の方では、長野県警の方々が、早朝から奥穂高岳を目指す登山者に、ヘルメット着用など安全登山を促しています。その姿に頭が下がる思いです。

カールから本谷橋までの下山時は、静寂の中にアイゼンで雪を踏みしめる音だけが心地よく響いていました。

(文=伊藤哲哉/『改訂新版 千葉県の山』共著者)

八ヶ岳・赤岳

残雪とクサリの続く尾根から八ヶ岳最高峰へ。

小天狗の先の開けた場所から見た赤岳(左)と横岳(右)(写真=木元康晴)

上部では高度感のあるクサリ場やハシゴが連続(写真=木元康晴)

5月1日、晴れ

八ヶ岳東面の急峻な登山道である、県界尾根から赤岳を目指しました。

南八ヶ岳林道の、大きな防獣フェンスを過ぎた先の広場から登山スタート。出だしの防火帯を過ぎた先は、刈り払いがしばらくされていないようで、笹をかきわけ道を探しながら進みました。

小天狗、大天狗と尾根上のピークを越えるといよいよ傾斜が急になり、クサリやハシゴを伝って岩場を登ります。また途中には、登山道を覆い隠すほどに残雪の多い区間もあって、慎重なルートファインディングが必要な状況でした。

最後のクサリ場を過ぎてからも、岩混じりの急な尾根をたどり、赤岳頂上山荘の前で主稜線に合流。すぐ先の赤岳頂上では、360度の展望を楽しみました。

(文=木元康晴/登山ガイド)

富士山

絶好のコンディションに恵まれて登頂。

九合目付近の雪面を登る(写真=木元康晴)

穏やかだった剣ヶ峰頂上(写真=木元康晴)

5月2日~3日、両日とも晴れのち曇り

吉田口登山道沿いに、残雪の富士山をピストンしてきました。

初日は五合目から佐藤小屋へ移動。ご主人の佐藤さんに計画書を渡し、コースの状況についてのアドバイスをいただきました。

翌日は4時に朝食をとって、すみやかに出発。七合目から雪が出てきたため、アイゼンを着用して進みます。

本八合目からは、登山道左手の雪面に出て、ジグザグに登って吉田口頂上へ。ほぼ無風の絶好のコンディションであり、お鉢巡りをして剣ヶ峰にも登頂しました。

しかし下山時には雲が広がってきて、視界が乏しい状況に。往路を外さないよう、注意しながら下りました。

なおこの時期の富士山は、観光登山期間以外となるため、環境省、山梨県、静岡県が示す「富士登山における安全確保のためのガイドライン」に従って登ることになります。十分な準備と慎重な行動が求められます。

(文=木元康晴/登山ガイド)

奥多摩・日原川鷹ノ巣谷

最高の天気の下、バックカントリーを満喫。

ほとんどが登れる滝です(写真=川崎拓兵)

大滝で気持ちのいいしぶきをたっぷり浴びます(写真=杉本充)

5月1日、晴れ

奥多摩の日原鍾乳洞の近く、日原川に鷹ノ巣谷はあります。沢登り初級者も楽しめる沢ですが、詰めが長く、体力的には少々こたえます。それでも、大滝までなら沢を下降して戻ることもできます。今回は大滝を見る目的で沢の遡下降をしてきました。

日原から鷹ノ巣山方面に登る登山道から入渓します。この日の天候は穏やかで晴れていましたが、尾根道では暑かったかもしれません。我々は谷を行くので涼しく快適な遡行を楽しめました。登れる滝が多く、新緑も綺麗でとても清々しい気持ちになれます。沢は夏だけでなく新緑の春や紅葉の秋も楽しめるので、ぜひ沢に出かけてみてはいかがでしょう。

大滝は20mほどですが、その気持ちよさから自然に笑みがこぼれます。ここでランチをとり、来た沢を懸垂を混じえながら下降しました。

(文=川崎拓兵/オフィスカワサキMountainGuide やまんど塾)

高尾山~南高尾山稜

陽春から初夏へ、移り変わり始めた高尾山。

左は6号路のシャガ、右は上からガクウツギ、ホタルカズラ、ハナイカダ(写真=石丸哲也)

高尾山山頂から富士山、丹沢を眺める(写真=石丸哲也)

5月2日、快晴

高尾山には平均して月1~2回登っているのですが、このところご無沙汰していて、この日が今年初。ウッディにリニューアルした高尾山口駅を初めて利用しました。

しばらく歩いていない南高尾山稜を歩いて高尾山へ向かう予定でしたが、富士山の展望がよさそうなので、先に高尾山へ登ることに。新緑と薬王院の写真も撮りたかったので、いったん6号路に入り、琵琶滝から霞台に登って1号路に合流しました。

GWの高尾山は混雑しているかと思いましたが、山頂で休憩場所を探すのに苦労したり、登山道が渋滞したりするほどではなく、快適に登れました。そして、奥高尾縦走路から南高尾山稜に入ると人影がさらに絶えて、静かな山歩きになりました。

季節的には陽春から初夏に移り変わるところで、沢沿いなどではまだシャガが見ごろ。ハナイカダやヤマツツジがあちこちに咲いていました。場所によってはクサボケやホタルカズラが咲き残っている一方で、ガクウツギが咲き始めているという感じでした。

帰りは梅ノ木平から国道20号を歩き、高尾山口駅へ戻りました。内外にふんだんに利用された杉材の香りが漂う駅をあらためて観察すると、ホームの照明が行灯形、ベンチが木製に変更などのほか、駅名板や自販機も木目模様が施されているなど神経が行き届いていて感心しました。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

三重県・御在所岳

アカヤシオが咲き始めた藤内壁はクライミングの季節。

中尾根バットレス(左)と中尾根P4とP3(右)(写真=金丸勝実)

P3はクラックが中心(写真=金丸勝実)

4月26日、晴れ

残雪が消えアカヤシオが咲き出すと、御在所岳はいよいよ岩の季節です。クライミングはフリーが全盛の時代ですが、御在所の藤内壁はどちらかというと、アルパイン的なルートが人気です。最も人気があるのが前尾根で、この日も数パーティーが数珠つながりになっていました。それをよそ目に我々は、中級者向けの中尾根を登りました。グレードはそれほど高くありませんが、P4とP3はクラック中心、P2はフェイス中心、P1は再びクラック中心と多彩で、ナチュラルプロテクションを駆使するマルチピッチは充実感があります。

高度感もあり、藤内壁を一望できるロケーションは一級品です。この日は時間にゆとりができたので仕上げに、中尾根バットレスのカリフォルニアドリーミングを1ピッチやって終了となりました。

(文=金丸勝実/『三重県の山』著者)

鳥取島根県境・船通山

奥出雲のカタクリ大群落を訪ねました。

頂上直下9合目、樹齢千年と云われるイチイの老巨木(写真=舩越 仁)

山頂広場のカタクリ(写真=舩越 仁)

5月1日、晴れ

この山の登山道は鳥取県側ルートと島根県側ルートがあり、一般的には島根側の鳥上滝コース、亀石コースが良く知られています。でも今回は、マイナーな鳥取側の「イチイと神話のふる里散策路」を登下降しました。登りは谷筋の健脚コース、下りはジグザグの一般コースです。

この日、次から次に花に出会いました。イチリンソウ、キケマン、ネコノメソウ、エンレイソウ、ムシカリ等々。そして最後がお目当ての山頂のカタクリでした。見応え十分のカタクリ大群落です。

この頂上広場は360度の大展望で、遥かに大山がうっすらと眺望出来ました。青空の下、カタクリに囲まれ、どのグループも満足げな昼食風景です。

今回登った鳥取県日南町ルートは往復たったの2時間なので、ファミリーや高齢者にもお勧めです。

(文=舩越 仁/日山協自然保護指導員、みつがしわ山の会)

脊振山地・井原山

コバノミツバツツジでピンクに染まる稜線へ。

洗谷は滑りやすく安心できない(写真=五十嵐 賢)

カップルに了解をもらってパチリ(写真=五十嵐 賢)

4月26日、快晴・5月1日、晴れ

井原山(983m)は花の山。特にゴールデンウイークの頃には、コバノミツバツツジで稜線はピンクに染まります。今年は開花がすこし早そうなので4月26日に上級者コースといわれる洗谷から、5月1日には水無谷から井原山へ登りました。

洗谷は渡渉、へつり、川床歩きが続き、4本の長いロープ場の通過に苦労します。3時間で稜線に出ると、青空に3分咲きのコバノミツバが映えていました。抜けるような快晴の26日には、博多湾や玄界灘の青い海がよく見えます。

5月1日は満開のコバノミツバを期待して登りました。花はちょうど見頃。やはり今年は花期が1週間ほど早いようです。ただ残念なことに、快晴の予報であったにもかかわらず、どんよりとかすんでいて遠景の脊振山がシャープに撮れません。偶然出会った内田氏(佐賀県の山の著者)は翌日(5月2日)も来ると言っていました。

私は新たに出版予定の『福岡県の山』で、内田氏は『佐賀県の山』で、共に表紙の写真や主役の山の一つに井原山を予定しています。毎年来ているのですが、ベスト写真を期待して登ってみると、そこにはいつも内田氏が三脚をたてて遠くを見つめているのです。

(文=五十嵐 賢/日本山岳会会員、環境省自然公園指導員)

宮崎県・親父山

アケボノツツジ咲く花の周回路をゆく。

ガスの中から浮かび上がるアケボノツツジ(写真=長谷川守克)

黒岳手前のシャクナゲのトンネルを進む(写真=長谷川守克)

5月3日、曇りのち雨

旬の花、アケボノツツジとシャクナゲを観たくて、九州百名山にも選定されている祖母山系に位置する親父山を歩いてきました。四季見橋を基点にウッチャン新道を辿り親父山へ、その後、黒岳・三尖に登頂し、スタート地点に戻る周回コースです。

当日は生憎の天候で、周囲の山はガスに覆われ、視界不良気味ではありましたが、花を観るのには問題ないだろうと思いスタートしました。ガスに覆われたウッチャン新道を進むと、ガスの中からピンク色の花が現われました。今年初見のアケボノツツジが綺麗な花を咲かせていました。しばらく花鑑賞です。

花見を堪能した後、先をめざし歩を進めると親父山に到着しました。山頂には多くの方々が花を求めて訪れていました。その後、シャクナゲ咲く黒岳・三尖に登頂後、スタート地点に戻りました。

天候が悪く展望は得られませんでしたが、目的の花に出逢え、満足のいく山行でした。

なおアケボノツツジは今が見頃、シャクナゲは未開花のものも多くあり、しばらくは楽しめると思います。

(文=長谷川守克)

宮崎鹿児島県境・霧島山

硫黄山の火口周辺警報が解除されました。

登山道沿いで咲き始めたキリシマミツバツツジ(写真=緒方 優)

三合目付近から見た硫黄山(写真=緒方 優)

5月2日、晴れ

昨年10月24日に霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)に火口周辺警報が発表され、硫黄山から半径1km以内への立ち入りが禁止されていましたが、5月1日にその規制が解除されました。えびの高原からの登山道も同日に開放されましたので、さっそく韓国岳へ登ってきました。

この日はゴールデンウィークに入ったこともあり、規制解除を待ちわびていた多くの登山者で賑わっていました。登山道沿いではハルリンドウやキリシマミツバツツジも咲き始めていて、この週末あたりまでは見頃が続きそうです。

山頂から火口内を覗き込むと、オオカメノキ(別名ムシカリ)も花盛りでした。登山口周辺ではミヤマキリシマの花もチラホラ咲き始めていて、今月中旬から下旬にかけて山頂方面へと開花していくでしょう。

(文=緒方 優/『宮崎県の山』共著者)

北海道・無意根山

千尺高地で強風に見舞われました。

千尺高地から見た無意根山(写真=蓮井美津夫)

千尺高地から見た余市岳(写真=蓮井美津夫)

4月26日、晴れ、強風

4月下旬に入って気温が高い日が続き、山の雪解けも一気に加速しました。残り少ないシーズンを感じながら、晴れ間が広がるこの日、無意根山へ向かいます。登山口の駐車スペースは既に埋めつくされており、この時期に人気の山であることを再認識した次第です。

ルートの状態はかなり雪解けが進み、足元も緩んではいますが、ツボ足で問題なく歩くことが出来ました。千尺高地まで登った段階で、強風により立っているのも厳しい状態となったことと、出発時間が遅かったことから、目の前に見える無意根山の頂上は断念。下山しましたが、周囲の景色は十分に満喫出来ました。

(蓮井美津夫/北海道/56歳/よく行く山:道央、大雪山)

会津・博士山

王博士(1455m峰)から山頂へ。

博士山頂より王博士(1455m峰)を眺望(写真=葉貫正憲)

王博士直下の急斜面(写真=葉貫正憲)

4月27日、晴れ

2週続けて博士山へ。この日はからっと晴れた天候で暑いくらいでしたが、吹いてくる風が気もちよかったです。

王博士(1455m峰)までは先週の経験から、一直線で登れましたが、雪はかなりのスピードで融けています。1356m峰手前の急斜面ではあちこちに藪が出ており、ちょっと登りにくいところもありました。

王博士山頂に出ると、東側は那須から大戸岳まで見え、磐梯山もぼんやりと望めました。西側は林が邪魔をしていましたが、樹間から浅草岳など南会津の山々が見えます。ただ山名がはっきりしなかったのは残念でしたが。

この日は、ここからが本番です。王博士の急斜面をゆっくりと下りていくと、雪の融けた藪があちこちに出ています。できるだけ高低差を小さく、藪も避けながら博士山の山頂へ進みます。王博士から見ると、山頂直下はもっと急な斜面を登るのではと思いましたが、それほどではありませんでした。山頂着は10時50分、2時間40分で着きました。

山頂の爽快感は格別で、夏山と比べると見える世界が広いです。昭和村奈良布方面の1476m峰への稜線は、アップダウンがありました。柳津(道海泣かせ尾根)方面は社峰までよく見えました。

西側には御神楽岳、守門岳、浅草岳がくっきりと白い峰を輝かせていました。一方、東の磐梯山は、ぼんやりとした霞の中でほとんど見えません。

この山頂でいつまでもいたかったのですが、11時10分に王博士へ向けて出発です。

王博士直下の鞍部で昼食。昼食をとりながら見る博士山は絶景でした。ここからは楽勝かと思いきや、いつのまにかルートを外してしまいました。急斜面をできるだけ緩やかに下りたいと思ったためですが、少しずつ斜面をトラバースして、なんとか自分たちの踏み跡をみつけたときはホッとしました。

観測所の小屋でひと息いれて、夏道を下り駐車地点まで。下山は13時15分、約5時間の雪歩きでした。

(葉貫正憲/福島県/67歳/よく行く山:会津百名山)

福島新潟県境・高陽山

雄大な飯豊連峰の絶景を堪能。

新緑のブナが続く登山道(写真=本田康雄)

雪の壁のごとき飯豊連峰(写真=本田康雄)

5月4日、晴れ

福島県と新潟県境の高陽山は、標高1127mとさほど高い山とは言えません。しかしながら、山頂にて眼前に広がる雄大な飯豊連峰の雄姿と迫力は、日本アルプスにも匹敵するものと自賛しております。

この日は山行同好の3名と残雪に覆われた山頂目指し、8:30に中ノ沢登山口を出発しました。

大楢を過ぎてからの急登1時間はさすがにきつく、一度休憩を挟んで10:35、山頂に到着しました。イワウチワの群生にもカメラを向ける余裕が無いほど、ひたすら歩を進めるのみでした。山頂は県境に沿って300mほど馬ノ背のように広がり、未だ雪深く、当然三角点標柱は雪の中です。

展望が開ける北よりへ胸躍らせながら向かうと、青空にくっきりと大日岳から飯豊山本峰へと連なる峰々が目に飛び込んできました。

180度の展望ながら、雪の壁がごときその様は見事でした。また山頂ながらもブナの林が広がり、雪原の白、ブナの緑、そして空の青さと真に素晴らしい彩りに感嘆しました。昼食を含め約1時間の山頂滞在はとても短く感じられ、去りがたい思いを抱いての下山となりました。

登山道ではイワカガミの他にエンレイソウ、ミネザクラ、キクザキイチゲなどが雪解けを待ちかねたように咲き揃っておりました。

12:45に登山口へ戻り、感動の余韻にひたりながらの帰途となりました。

(本田康雄/福島県/67歳/よく行く山:福島県および近隣県の山)

新潟県・粟ヶ岳

まさにこの時期だけの、春山万歳。

七合目付近から雄大な粟ヶ岳三峰を眺める(写真=野水敏勝)

午ノ背の雪稜を歩く(写真=野水敏勝)

4月26日、晴れ

山友3人と粟ヶ岳(1293m)に登ってきました。

爽やかな晴天のもと、下田コースから新緑のブナ林と残雪の尾根道を歩きます。八合目の午ノ背の岩稜ではクレヴァスができていて、ちょっとしたスリルを味わえました。まさにこの時期だけの特別なシーンで、まさに春山万歳といったところです。

3時間半あまりで粟ヶ岳山頂に到着。360度の展望を満喫しました。北には飯豊連峰、東は川内山塊、南に守門岳、さらにその奥には魚沼駒ヶ岳、中ノ岳そして遥か尾瀬の燧ヶ岳までも望むことができました。

(野水敏勝/新潟県/65歳/よく行く山:越後の山、北アルプス、ヨーロッパの山)

新潟県・放山

残雪の山を楽しみました。

鉾ヶ岳、権現岳を望む(写真=杉本敏宏)

白花のイワウチワ(写真=杉本敏宏)

4月23日、快晴

能生谷の奥、シャルマン火打スキー場から放山に登ってきました。雲ひとつない快晴、絶好の登山日和ですが、リフトの山頂駅付近にはまだ3mもの積雪がありました。放山にはここ数日、誰も登っていないようで、この日は「貸切」状態でした。雪は締まっていて、ほとんど埋まりません。ブナ林が美しかったです。

山頂駅からは約1時間と、残雪を楽しむには手ごろな山です。正面に火打山の北面、右に噴煙を上げる焼山、さらに海谷東面の烏帽子岳や阿弥陀山、遠く雨飾山までも見えました。振り返って北側には鉾ヶ岳と権現岳があり、その先は日本海です。雪消えの稜線に可憐なイワウチワが咲いていました。

(杉本敏宏/新潟県/68歳/よく行く山:北アルプス、頸城連山など)

奥秩父・大菩薩嶺

富士山の姿を楽しみながら登れました。

唐松尾根途中からの富士山(写真=岩松 陽)

5月3日、晴れ

前日、福ちゃん荘に宿泊し、唐松尾根、雷岩、大菩薩嶺山頂、大菩薩峠、上日川峠と時計回りに歩きました。

唐松尾根は上りが続きますが、少し歩くたびに富士山が眺められ、楽しみながら登れました。1週間前、山小屋に連絡したときには、一部登山道にぬかるみがあるとのことでしたが、しばらく晴天が続いた後だったので、乾いて歩きやすかったです。

雷岩から大菩薩峠までの稜線では、富士山から南アルプスの山々までが見渡せます。下山途中に立ち寄った勝縁荘では、せせらぎの音を聞きながらコーヒーを味わい、ゆったりとした時間を過ごしました。

(岩松 陽/千葉県/38歳/よく行く山:筑波山、高尾山、奥多摩)

比良山系・釈迦岳、武奈ヶ岳

シャクナゲを見にいってきました。

新緑のブナ林。コヤマノ岳にて(写真=川畑和夫)

左:咲き始めたシャクナゲ、右:イワカガミ。何れも釈迦岳にて(写真=川畑和夫)

5月2日、晴れ

この日はイン谷口から釈迦岳へ直登するコースを登ります。

釈迦岳の標高900mあたりのシャクナゲの群落はチラホラと咲き始めた所でした。5月の2週末あたりが見頃でしょう。イン谷口ではウワミズザクラやアオダモの白い花が、稜線ではクロモジの黄色い花が目立っていました。今年はイワカガミが当たり年のようで、登山道の至る所で群落が見られます。また、コヤマノ岳ではブナ林の新緑が見事でした。

北比良峠から武奈ヶ岳を往復し、ダケ道を下山しました。イブルキノコバより上の登山道の一部で残雪がありますが、通行に支障はありません。

(川畑和夫/大阪府/66歳/よく行く山:六甲、比良、生駒、北アルプスなど)

広島県・鎌倉寺山

尾根筋から見た棚田が印象的。

主尾根筋からみた棚田の風景(写真=串崎道徳)

山頂で多く見かけたミツバツツジ(写真=串崎道徳)

4月29日、晴れ

広島市安佐北区にある鎌倉寺山(かまくらじやま)に登りました。麓の風景はひなびた田園地帯で、田植えを待つばかりになっています。

関川登山口からトライですが、いきなりの急登です。馬の背・馬の背頭まで一気に登ると、あとは主尾根を北東方向へ進みます。麓の牛岩地区の棚田が印象的でしたが、進むにつれ、その棚田の見え方が変わってきますが、これが登山のおもしろさのひとつでもあります。主尾根筋には岩場が多いので、3点保持で進むことが大事でしょう。

山頂手前で、ギンリョウソウの幼芽を見つけました。目玉親父みたいで、別名はユウレイタケ。これも登山のよい思い出です。

山頂はひっそりとしていましたが、ミツバツツジが出迎えてくれました。

下山は鞍部まで引き返し、牛岩地区へ下り、棚田を間近に見ながら駐車場へ戻りました。

(串崎道徳/山口県/57歳/よく行く山:荒滝山、中国・九州の山)

大分宮崎県境・古祖母山、障子岳

花と展望を楽しんだ一日。

花はアケボノツツジ、ミツバツツジ、シャクナゲが見られました(写真=本部文秋)

5月2日、晴れ

尾平トンネルから古祖母山、障子岳を歩きました。天候にも恵まれ、遠くは由布岳、九重連山、阿蘇山、大崩山、五葉岳等々、雄大な風景を楽しめました。

花はアケボノツツジ、ミツバツツジ、シャクナゲが楽しめました。アケボノツツジは春先からの天候不順のせいか、花付きが悪く、古祖母山より障子岳の方が少し花は多いようです。

この日は連休初日と言う事で、登山客も多かったです。トンネル入り口の広い駐車場が満杯状態でした。高校生が40名くらい、一人一人と挨拶を交わすなど、賑やかな山歩きとなりました。

(本部文秋/宮崎県/59歳/よく行く山:宮崎県の山)

週刊ヤマケイ「表紙写真」「読者の登山レポート」応募要項

週刊ヤマケイの表紙は創刊以来、山岳フォトグラファーの菊池哲男さんの作品で構成してまいりましたが、4月から読者の皆さんの作品で構成しております。ぜひあなたの力作をお送りください。

また読者の皆さんの登山レポートも募集しています。写真とレポートにあなたのプロフィールを添えて、週刊ヤマケイ編集部までお送りください。ハイキングからクライミングまで、山行形態は問いません。あなたの投稿をお待ちしています。

【表紙写真について】

【読者の登山レポートについて】

文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。

投稿先メールアドレス
weekly@yamakei.co.jp
※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・表紙写真応募」または「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」とお書きください。

長野県大町市の鍬ノ峰で、第1回整備登山開催

2014年度日本山岳遺産認定地で、新入生歓迎登山をかねて。

快晴の空の下、頂上で後立山をバックに山岳部歌を歌う

大町高校の山岳部は、昨年度の「日本山岳遺産基金」認定で、整備作業にも大きな援助をいただいての新たな年度の出発となりました。

今年は新入生5名(男子3、女子2)を加え、部員の数は13名となりました。4月25、26の両日、早速盛大な歓迎会を実施。25日は焼き肉とテント生活の体験を、26日は日帰りで鍬ノ峰に登りました。

今回は歓迎登山も兼ねながら、新入部員にこの山の意味を知ってもらうということを主眼におき、7月に行う本格的な整備作業の準備という意味合いで山行を計画。鍬ノ峰登山道の整備事業は、2001年学校創立100周年記念事業のひとつとして、山岳部でも盛り上げたいと、当時の顧問、松田大先生(現在山岳部のコーチをお願いしている)の指導の下で、取り組んで以来の事業です。

その松田さんにも同行していただき、途中途中で開拓当時の苦労話やエピソードを話してもらいながらの登山。1年生のみならず上級生にも伝統を伝えるいい山行となりました。

***

4月26日。雲ひとつない快晴の空の下、7時に学校を出発。途中の登山道の状況を確認しながら登りました。途中ではイワウチワの大群落がちょうど花盛り。上部の雪が融けた辺りからは、咲き始めたばかりのショウジョウバカマが迎えてくれました。

「次回作業時には、この木を伐らないと邪魔だ」とか「ここはロープの補修や追加が必要だ」、あるいは「去年の笹刈りのおかげでは今年は楽そうだ」などと話しつつ、およそ2時間半のアルバイトで10時30分には山頂に到着。

我々の到着したときには、高崎から来たという高年のご夫婦が一組だけでしたが、その後、次から次へと登山者が登って来ました。

この時期にこれほどの人(大町高14名+一般登山者12名)が登っているとはちょっと驚きでしたが、天気がよい時の鍬ノ峰は素晴らしい展望台。陽気もよくなり、日帰りハイキングにはちょうど良いです。

山岳遺産のニュースを知り、登って来たという地元松川村の男性、この年にしてこんな素晴らしい景色に出会えたという3人組の高年の女性など、県内外の大勢の人で、狭い山頂は覆いつくされました。

そんなギャラリーの前で、蓮華・白馬をバックに恒例の「山岳部歌」を歌いました。全然気づかずにいたのですが、帰り際、お子さん連れの家族5人のお母さんから「大西先生ですか?」と声を掛けられて振り返ると、昨年まで大町北高におられたN先生でした。ちょっと吃驚。

7月には、第2回目の整備登山をしようと思っています。花芽があまりついていなかったので、今年はそれほど期待できないかもしれませんが、そのときはシャクナゲが迎えてくれるはずです。

(文=大町高校山岳部顧問 大西浩)

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http://www.maitabi.jp/bus/pdf/

第13回日本山岳文化学会大会演題募集

山岳文化に興味ある多くの方々から「一般口演」の演題を募集中

日本山岳文化学会の「第13回山岳文化に関する研究発表大会」が下記の日程で開催されます。これに併せて山岳文化に興味ある多くの方々から「一般口演」の演題を募集中です。

***

日時:11月28日(土)9時~17時(一般口演)、11月29日(日)9時~12時(シンポジウム)

場所:東京慈恵会医科大学 大学1号館講堂

(東京都港区西新橋3-19-18)

参加費:3500円

【募集演題】

I.山の人文「宗教、民俗、哲学、文学、地名、芸術、文献、登山史、登山家」

II.山の自然「地形、地質、気象、雪氷、氷河、動植物、自然保護、環境」

III.登山行動と登山者 (1)医学、生理学、高所医学、体力科学、トレーニング (2)登山技術、装備、レスキュー、スキ― (3)遭難、事故と法律 (4)観光登山、バリアフリーと登山、山岳アドベンチャー

IV.山岳地域研究「日本および世界」

【申込み締切日】8月31日(月)(必着・先着順)

*一般口演抄録の提出手続き

【抄録提出・締切日】9月30日(木)必着(先着順)

1.一般口演演題抄録について

下記のメールアドレスにお送りください(手書きの場合はご相談下さい)。抄録には演題名・所属(ある方のみ)、発表演者名(共同演者がある場合は発表演者名に丸印をつけてください)。本文(図表も可)を記載してください。ページ数、ページ設定及び文字の大きさ・フォントは次のとおりです。

ページ数:A4判片面1頁

ページ設定:余白(上下左右)20mm、文字数40字、行数40行

文字フォント:演題は12P・MSゴシック太字、演者名及び本文は10.5P・MS明朝

2.発表時間17分(質疑・入れ替え3分)

3.申し込み・提出等についての問い合わせ先

〒343-0807 埼玉県越谷市赤山町2-38-9

日本山岳文化学会 事務局・中岡久

hisa-n@fine.ocn.ne.jp

ヤマケイ登山教室からのお知らせ

【国内】湯ったり名山トレッキング「赤城山・小沼から荒山」日帰り

荒山高原のツツジ

温泉文化に恵まれた国だからこそ、山歩きと温泉をセットで楽しみましょう。この時期の荒山から荒山高原一帯といえば、群生するツツジの開花が楽しみです。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=146914

日程 6月10日(水)
集合 新宿西口スバルビル前(7:00)
行程 新宿(車)鳥居峠(1390m)~小沼~荒山(1572m)~姫百合駐車場(1020m)(車)新宿【解散】19:00~21:00(予定)
歩行時間:約4時間
体力レベル 2(6~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差500mの登りを2時間以内で登れる体力が必要です)
難易度 難易度2(往復、周回、縦走コース。登山道は比較的明瞭で、緩急はあるが、幅員もある。転滑落の危険個所が少ない)
参加費 15,800円
講師 平田謙一(山岳ガイド)

【机上講習会】地図読み講座・入門編「地形図とコンパス活用術」

コンパスを活用しよう

登山者の必修知識、地形図とコンパスの活用術を身につける講座です。各自プレート付きオリエンテーリングコンパスを必ず持参してください。

参考書:『学べる! 山歩きの地図読み』(山と溪谷社刊)

【学生割引】学生証の提示で1グループ3人まで受講料が無料になります。

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1620

開催日 5月13日(水)
会場 アルパインツアーサービス本社 特設説明会場(3階)
時間 19:00~20:30
定員 35名
受講料 2,000円
持参品 プレート付きオリエンテーリングコンパス
講師 佐々木 亨(山岳ライター)
株式会社山と溪谷社
〒101-0051東京都千代田区神田神保町1丁目105番地
編集長
勝峰富雄
編集スタッフ
佐々木惣
アートディレクター
松澤政昭
SSデザイン
塚本由紀(T&Co.)
技術サポート
福浦一広、金沢克彦、塚原宏和
プロデューサー
齋藤純一

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本誌は、できるだけ正確な情報を掲載するよう心がけておりますが、山行時はご自身で現地の最新情報のご確認をお願いいたします。