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山形県・葉山

葉山の魅力を存分に味わえる縦走コース。

黄葉の中を歩く(写真=福井美津江)

葉山の主稜線(写真=福井美津江)

10月4日、晴れ

山の内登山口からスタートし、滝見台からの糸滝・紅葉が美しい烏帽子岩・座禅岩等をひとつひとつ眺め、稜線の池塘や草原を過ぎ、見晴しの良い葉山神社へ立ち寄った後、葉山(大森山)登頂。展望を期待した月山は山頂にのみ雲がかかったものの美しい山容を見せてくれました。下山は荒神お田沼を過ぎてから左へ分岐するシャムコース。社務所(現在は社務所跡)が設けられるほどの登山道でしたが、しばらくの間荒廃した道となっており、近年「葉山山岳マラソン」に伴い登山道が整備されたようです。ブナ林を過ぎ下山も終わりに近くなるあたりで、草が茂って登山道がわかりにくくなる箇所がありましたのでお気を付けください。

※山の内登山口へ続く林道は現在工事のため車両通行止めとなっており、林道を30分ほど歩きました。

(文=福井美津江)

安達太良連峰・箕輪山

安達太良連峰の最高峰で極上の紅葉に出会う。

笹平付近からたおやかな山容をした箕輪山を望む(写真=曽根田 卓)

鬼面山への道は安達太良山随一の紅葉が堪能できる(写真=曽根田 卓)

9月30日、晴れ

例年は10月10日前後に主稜線の紅葉が見ごろになる安達太良山ですが、今年は10日ほど早く素晴らしい紅葉に出会えました。

安達太良連峰北部の箕輪山(標高1728m)は、火山地形が顕著で荒涼とした風景が広がる安達太良山周辺とは異なり、秋には真っ赤に紅葉する灌木帯に覆われています。今回は横向登山口から箕輪スキー場に沿って箕輪山に直登し、笹平から鉄山避難小屋まで往復した後、鬼面山まで紅葉を愛でながらミニ縦走し、旧土湯峠から横向温泉に下る周回ルートを採りました。

訪れたこの日は主稜線から標高1400m付近までナナカマド、ミネカエデ、サラサドウダンが見事に紅葉し、何度も立ち止まって素晴らしい紅葉に見入ってしまいました。今後は勢至平やくろがね小屋周辺など中腹に紅葉ラインが降りてゆくはずです。

なお、コースは指導票が完備され道迷いする箇所はありませんが、箕輪山の登り下りは登山道が雨水でえぐられている箇所が多々あり、粘土質で足元が滑り易いですから、歩行には細心の注意が必要です。

また安達太良山は強風の吹く山としても有名で、この日も風速10m以上の強風に吹かれて、体感温度は零度近い感じでしたので、これからの登山は寒くない初冬の服装を準備して行くと良いでしょう。

(文=曽根田 卓)

北アルプス・五竜岳、唐松岳

八方尾根から五竜岳を往復しました。

鎌池と白馬三山(写真=中村重明)

唐松岳頂上山荘先より、五竜岳を望む(写真=中村重明)

10月3日~4日、3日晴れ、4日明け方稜線は小雪、その後中腹は雨のち曇り

八方尾根から五竜岳を往復する場合、五竜山荘泊の行程が順当だと思います。しかし今回は思いの外コンディションも良く順調に歩けたため、初日のうちに五竜岳を往復し唐松岳頂上山荘泊、翌日は日の出時刻に唐松岳を往復し、八方尾根を下山しました。

初日は何とか16時前に唐松岳頂上山荘に戻ることができました。また、2日目は好天の予報でしたがあいにく天候が悪かったので(稜線では小雪が舞い、少し標高を下げると雨でした)、天気がいい初日に唐松岳頂上山荘~五竜岳間の岩場歩きができたのは結果として幸いでした。

また2日目は展望がほとんど無かった一方、初日は白馬三山、鹿島槍ヶ岳、立山、剱岳はもちろん、遠く日本海や富士山まで望むことが出来ました。剱岳や五竜岳のモルゲンロートが見られなかったものの、前日の好天から翌朝いきなりの雪となった山の難しい天気を身をもって経験したことや、穂高と同じようなガレた岩場やクサリ場を完全に乾いた好条件のもと歩けたのはよかったです。

2日目の下山時はライチョウ2羽にも出会えました。

(文=中村重明)

北アルプス・剱岳北方稜線

バリエーションルートを越えて立山・黒部の秘湯を巡りました。

長次郎ノ頭。右側のルンゼを直上しました(写真=畠山茂信)

紅葉と裏剱(写真=畠山茂信)

9月23日~27日、曇り・小雨

剱岳から北方稜線を越えて仙人温泉まで行き、翌日は阿曽原温泉、翌々日は祖母谷温泉と、立山・黒部の秘湯を巡りました。

天候は高曇りで霧も無く、時々小雨には降られたものの360度の大展望をずっと楽しめました。初級者を連れていたので、最初の核心部、長次郎ノ頭は基部右側のルンゼを直上する最も簡単なルートで越えました。池ノ谷ガリーは多数の人が通ったおかげか岩が落ち切った踏み跡があり、比較的楽に下れました。小窓に向かう途中の雪渓は1ヶ所は全く雪が無く、もう1ヶ所も10m程しか残っておらず下側を巻いて越えました。

稜線の東側は紅葉が盛りを迎えつつあり、仙人池では紅葉に映える裏剱が綺麗でした。それでも昨年同時期より、色付きは遅いと思います。

雲切新道では仙人谷に未だ大きな雪渓が残り一部が崩壊したため仙人湯経由の一般道が使えず、雪渓下部を渡渉し、小沢に固定ロープを付けた仮道が作られています。通過には十分注意して下さい。

直前まで通行止めだったせいか仙人池は貸し切り、阿曽原温泉も一般客は我々だけ、祖母谷温泉も宿泊は4組だけで、とても静かにゆったりと温泉を満喫しました。

(文=畠山茂信)

※編集部注:このルートの剱岳~仙人池間は一般登山道ではありません。岩登りの基本技術をマスターし、経験豊富なリーダーとともに行動してください。

北アルプス読売新道~竹村新道

北アルプスを西から東へ、2つの新道を結んで横断。

水晶岳山頂へ最後の登り(写真=野口いづみ)

水晶小屋への道。残照の中、雲の上に左に槍穂高、右に笠が浮かぶ(写真=野口いづみ)

9月19日~22日、ほぼ快晴

初日は黒四ダムの縁をたどって奥黒部ヒュッテへ。2日目は5時半に出発、読売新道を赤牛岳へ向かいました。森林限界を超えてようやく展望が得られました。12時半に赤牛岳山頂。そこからの稜線漫歩も長かったこと。17時、黄昏迫る水晶岳山頂。水晶小屋は激混みでした。稜線は一晩中、風が強く、寒かったのですが、素晴らしい星空とご来光を楽しめました。

3日目、北アルプス真ん中の稜線を真砂岳へ歩きました。日ごとに黄葉が、谷を葉脈のように駆けあがっていました。真砂岳の山頂を踏んでから竹村新道へ。長いけれど、整備された道でした。憧れの湯俣温泉に宿泊し、温泉に浸かりました。

(文=野口いづみ/日本登山医学会理事)

北アルプス・双六岳~鷲羽岳~高天原(前半)

紅葉を愛でながら高天原まで歩きます。

なだらかな双六岳にて。イワスゲの黄葉は少し時期が過ぎました(写真=舩越 仁)

鷲羽岳南面中腹の紅葉は丁度見ごろでした(写真=舩越 仁)

9月27日~28日、27日晴れ、28日快晴

自宅のある岡山出発は早朝3時半。満車の新穂高温泉登山者駐車場では、下山者を待ちやっと駐車できました。歩き始めたのは11時前です。この山行報告は鏡平山荘が初日の宿泊で、双六岳、三俣蓮華岳を経て三俣山荘泊までです。鷲羽岳を乗り越えて高天原、そして雲ノ平を経る後半は別稿とします。

ガスに隠れていた槍ヶ岳も、スーパームーンが昇る午後7時前にはすっきりしたシルエットを鏡池に映してくれました。翌日は終日雲ひとつなく、双六岳から三俣蓮華岳の稜線を歩きました。笠ヶ岳も次第に全容を現わし、黒部五郎岳が近づいてきます。早い寒気を受けた頂部や北面では紅葉は既に終わっていますが、中腹や谷沿いのダケカンバの黄色はとても鮮やかです。早霜に痛んだナナカマドも遠目にはまずまずではないでしょうか。

山小屋ではビールも日本酒も売り切れというシルバーウイーク明けでした。連休は、連日定員の3倍超と云う賑わいぶりのようでした。帰路に立ち寄ると、空輸したてのビールにあり付くことができました。

(文=舩越 仁/日山協自然保護指導員、みつがしわ山の会)

北アルプス・双六岳~鷲羽岳~高天原(後半)

念願の秘境露天風呂で74歳の誕生日を迎えることができました。

紅葉全開の水晶池、上部の岩峰は先月乗り越えた水晶岳です(写真=舩越 仁)

雲の平から下山。最下部に黒部川源流の碑が立っている小さな広場が見えるでしょうか(写真=舩越 仁)

9月29日~10月1日、29日~30日晴れ、1日晴れのち雨

NHKのBS番組『実践!にっぽん百名山』ロケ中の山と溪谷社・萩原編集長に見送られて、風速10mを越えそうな強風の中を鷲羽岳に登りました。3年振りです。今日は岩苔乗越を下り、高天原山荘までです。谷の左右のダケカンバやナナカマドの紅葉が綺麗でした。

昼過ぎに山荘のチェックインを済ませ、露天風呂に向かいます。たっぷり時間があるので風呂は後の楽しみとして、更に奥の竜晶池と夢の平の紅葉を散策しました。

スノコ建ての女性風呂の上手が、待望の露天風呂です。丁度いい湯加減で柔らかな湯です。この湯は男女混浴なのですが、先客は男性2名でした。お酒のキャップを開け、山談議に花が咲きました。私より6歳若いがっしりした男性は、読売新道を登って温泉沢の頭から下って来られたばかりなので、大木の根っこ登攀などで大いに盛り上がりました。

翌朝は冷え込みが厳しく、霜柱を踏みながら雲ノ平に登り、三俣を経て双六小屋まで下りました。

(文=舩越 仁/日山協自然保護指導員、みつがしわ山の会)

北アルプス・奥穂高岳ジャンダルム

錦繍の岳沢ベースにジャンダルム飛騨尾根登攀。

岳沢から見上げる奥穂高岳南陵と前穂高岳(写真=金丸勝実)

T3付近、ピナクルの林立するリッジの登攀(写真=金丸勝実)

9月26日~27日、晴れ

当初はコブ尾根と飛騨尾根の連続登攀を企てていましたが、梅雨前線と台風の影響により天候が不確定だったため、前日まで出発を躊躇していました。しかし、今年の紅葉はまずまずという涸沢からの情報で、せめて岳沢の紅葉だけもと、山行を決めました。

前夜に沢渡の駐車場に入ると閑散としています。すっきりとしない天候に、紅葉の時期にもかかわらず山行に踏み切れなかった登山者が多かったことが予想できました。上高地は雨が上がったばかりで、河童橋から見上げる穂高岳はガスに煙っていましたが、天候の回復を信じ、岳沢登山口から入山しました。

岳沢の河原で休憩していると、ガスが流れ穂高の稜線が見え隠れし始めました。天候は急速に回復しているようで、期待が膨らみます。岳沢の野営場にテントを張り終わる頃には、青空が広がり、錦に彩られた穂高岳、前穂高岳、明神岳が浮かび上がってきました。錦繍の岳沢にいられる幸運を味わいながら、午後の時間を扇沢、コブ沢、天狗沢の散策にあてました。扇沢には雪渓は残っていましたが、奥穂高岳南陵の取り付きには支障がないようでした。一方、コブ沢には雪渓はなくなっていましたが、コブ尾根への取り付きは難渋しそうな状況でした。

二日目は飛騨尾根の登攀日です。この日は上高地への下山まで完結しなければなかったので、2時半に岳沢を出発しました。ヘッドランプを頼りに天狗沢を登り天狗のコルを経由してコブ尾根ノ頭までが登山道です。ここから飛騨尾根T3に取り付くために、バリエーションでαルンゼを1時間ほど下りました。

いよいよ飛騨尾根の登攀が始まります。登攀はⅢ級程度のやさしいピッチを、T2、T1、ジャンダルムへと約10ピッチで繋げていきます。すっきりと雲がとれない天気ではありましたが、左手に涸沢岳、奥穂高岳を見ながらのクライミングは実に爽快で、あっという間に3時間が過ぎジャンダルムに立つことができました。

帰路は来た道を戻り、岳沢でテントを撤収し、上高地にはゲートの閉まる30分前に到着しました。もう少しプランにゆとりを持たせたかったのが反省として残りました。

(文=金丸勝実/『三重県の山』著者)

※編集部注:自然の岩場でのクライミングは常に危険が伴います。クライミング初心者だけで安易に取り付くことのないよう、注意してください。

飯能・有間川源流

登山届を送信できるQRコード。

埼玉県警ではスマホや携帯電話、パソコンなどから登山届の申請を受け付けています(写真=加涌由貴)

白孔雀の滝付近の鎖場が一部崩落した情報を知らせる札(写真=加涌由貴)

9月30日、晴れ

有間ダム上流の有間川源流に沿って、林道・滝の入り線の車止めまでマウンテンバイクで登りました。名栗の紅葉はまだ先ですが、この日は渓流釣りの最終日(来年春まで禁漁)で、数人の釣り人が沢に入っていました。道を横切る1mほどのマムシとも遭遇しました。

有間ダム湖畔から棒ノ嶺へ登る白谷沢登山口には、登山届けのポストがあり、スマホや携帯電話から埼玉県警へ送信できるQRコードも貼り出されていました。また「白孔雀の滝付近の鎖場が一部崩落」という札が道標に掛けてありました。このルートで登る方は必ず登山届けを出し、崩落にもご注意下さい。

昼間は半袖でも大丈夫でしたが日が落ちると急に冷えます。携行装備もお気遣いください。

(文=加涌由貴)

鎌倉アルプス・番場ヶ谷~天園

鎌倉とは思えないワイルドな渓谷へ。

小規模ながら両岸が迫り、ナメ床も見られて「鎌倉渓谷」とでも呼びたい番場ヶ谷(写真=石丸哲也)

右は清水湯と赤いフィアット500。左は上から大平山付近から稲村ヶ崎の展望、ヒガンバナ、思わず微笑した店の張り紙。帰って調べたら総菜と食事の店らしいので、次回は食事が楽しみ(写真=石丸哲也)

9月27日、曇り

『大きな地図で見やすいガイド 高尾・奥多摩』(山と溪谷社。10月16日発売予定)を校了。山へ復帰する手始めに鎌倉へ行ってきました。

鎌倉アルプスと呼ばれて親しまれる天園ですが、今回はひとひねりして番場ヶ谷から登り、獅子舞の谷へ下るコースとしました。番場ヶ谷は通常のハイキングコースではなく、鎌倉最後の秘境とも呼ばれています。規模はごく小さいのですが、沢に沿って登る道はナメ床を歩けるところもあったり、多少のルートファインディングも要求されたり、鎌倉とは思えないワイルドさがあります。コースは「山と溪谷」8月号の「郷山あるき」で紹介しているので、参照してください。

当日は、家を出たときは小雨、鎌倉では終始、曇りでした。番場ヶ谷ではうっすらと霧がかかって、ちょっと深山のような雰囲気でした。途中、天台山方面への谷に入り、お塔ヶ窪のやぐらを往復し、大平山下の広場で昼食をとり、獅子舞へ下りました。花は少ない時期でキンミズヒキ、ミズヒキ、ツリフネソウ、実のほうが目立つヤブミョウガなど。市街地ではフヨウ、ホトトギス、ヒガンバナなどが見られ、キンモクセイが芳香を漂わせていました。

下山後、鎌倉駅周辺では唯一の銭湯・清水湯へ。入母屋唐破風の建築、錦鯉のタイル絵など、レトロな趣きを残し、地元のお客さんたちも気さくで庶民的な感じがよかったです。車で来ている人もいましたが、フィアット500というのも小粋で鎌倉らしい感じです。

若宮大路のアトリエ・バニラでロールケーキも買って、山も街も楽しめる鎌倉を堪能してきました。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

大菩薩連嶺・石丸峠~大菩薩嶺

静かで変化に富んだ、いいコース。

左上から時計回りに石丸峠付近からの富士山、モザイク状に紅葉したオオカメノキ、咲き残っていたリンドウ、鮮やかなサラサドウダンの紅葉(写真=石丸哲也)

大菩薩峠から大菩薩嶺への開けた尾根道がこのコースのハイライト。秋空や雲も美しかった(写真=石丸哲也)

10月4日、晴れ

ガイドブックなど執筆の仕事が一段落してしばらくぶりの登山。今回は手堅く、甲斐大和駅から上日川峠行きのバスを利用した大菩薩行きですが、終点まで行かず、小屋平でバスを降り、石丸峠経由で大菩薩峠へ向かいました。上日川峠の手前で下車することなどから、時間がかかるように思われがちですが、どちらの登山口も標高、コースタイムともほぼ同じ。上日川峠からのコースより静かで、変化も楽しめます。

木屋平付近の林は全体にまだ緑色でしたが、カラマツはやや黄ばみ、ツタウルシ、サラサドウダンなど紅葉の早い木はすでに紅く染まっていました。大菩薩峠に建つ介山荘の主人・益田真路さんの話では「今年は気温が下がるのが早く、紅葉が数日早く進んでいる」とのこと。大菩薩峠から大菩薩嶺への尾根道、唐松新道の上部は亜高山帯で常緑針葉樹が多いのですが、その中に混じるカエデ類やダケカンバなどの落葉樹は色づきはじめていました。今週末、体育の日の連休から翌週にかけてがピークでしょうか。

秋らしい青空と爽やかな気候に恵まれ、富士山もよく見えて、楽しい一日でした。当日、臨時も含めて3台のバスの利用者を見ていましたが、小屋平でバスを降りた人は1割程度。登山口からすぐ山道に入れるし、上日川峠から周回するより変化もあるので、もっと歩かれていいコースと思いました。

石丸峠はなだらかなササ原が気分よく広がり、高原状であることも魅力となります。さすが「石丸」の名に恥じない、と言いたいところなのですが、由来はちょっと恥ずかしいものです。大菩薩嶺手前の神部岩にある「標高二〇〇〇米地点」の標識とともに『日本の山を数えてみた』(ヤマケイ新書)に記してあるので、機会があればチェックしてみてください。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

南アルプス・甲斐駒ヶ岳~鋸岳

南アルプス北部の岩とガレ場の縦走路。

六合目石室に向かう途中から見た鋸岳(写真=木元康晴)

長いクサリを伝って小ギャップの底へ下る(写真=木元康晴)

9月30日~10月1日、30日晴れ、1日晴れのち曇りのち雨

甲斐駒ヶ岳の北西に、険しい岩尾根を連ねる鋸岳を目指しました。

スタートは、長い黒戸尾根から。前日は登山口のキャンプ場に宿泊し、日の出と同時に登り始めます。単調な樹林帯から展望の良い刃渡りを過ぎると、刀利天狗や屏風岩の、ハシゴやクサリ場が連続します。八合目を過ぎると道は白い花崗岩の間を縫うようになり、やがて甲斐駒ヶ岳の頂上へ。休憩もそこそこに六合目石室を目指しましたが、予定よりも時間がかかってしまって、到着したのは暗くなってからでした。

翌日は日の出の前に、ヘッドランプを灯して出発。樹林帯の尾根を歩いてたどり着いた中ノ川乗越からが、鋸岳核心部の始まりです。

まずは正面の急峻なガレ場から第二高点に立って西側へ下り、大ギャップから続くガレ沢を横断。そこからしばらくは、ジグザグに続く高度感のあるバンドを、細心の注意を払って進みます。続けて鎖を伝って鹿穴を抜け、小ギャップを通過。この前後の鎖場も傾斜が強く、注意を要するポイントです。

その後はヤセ尾根を登り、鋸岳頂上となる第一高点に到着しました。

下山はさらに稜線を進み、角兵衛沢を下降。この沢の上半部も急で不安定なガレ場が延々と続くため、気を緩めることはできませんでした。

最後は飛び石伝いで戸台川を徒渉。川沿いの道を歩いて、戸台へと向かいました。

(文=木元康晴/登山ガイド)

※編集部注:鋸岳周辺は難路で、一般コースではありません。初中級者のみでの入山は控えてください。

鳥取県・大山

色づくナナカマドと展望を楽しみました。

色づくナナカマド(撮影=池田浩伸)

快晴の空の下、大パノラマを満喫(撮影=池田浩伸)

9月22日、晴れ

前日は境港で新鮮な海鮮丼をいただき、水木しげるロードを散策して宿に入りました。

当日、早朝に夏山登山道からスタート。ブナの森を一歩一歩登って行くと、森が緑一色だった状態からだんだん黄色が多くなっていくのがわかりました。眩しい光がふり注ぐ6合目付近では、トリカブトや目の覚めるように真っ赤なナナカマドが迎えてくれました。ひんやりとした風の中に暖かな日差しを感じながら、ダイセンキャラボクの中を抜けて山頂に着くと青空と大パノラマが広がっていました。

朝早かったので登山者も少なく、ゆっくりと景色を眺めながら時間を過ごすことができましたが、下山する頃には大渋滞になっていました。1週間もすれば、ブナの黄葉も楽しめるのではないでしょうか。

(文=池田浩伸/登山ガイド)

福岡県・福智山

ススキたなびく道を快適に歩いてきました。

ススキ原越しに福智山山頂部を望む(写真=長谷川守克)

落差25mの白糸の滝(写真=長谷川守克)

10月3日、晴れ

すっかり涼しくなり、山歩きには最適な季節になってきました。そろそろススキが見ごろではないかと思い、福智山地を歩きに行ってきました。コースは、上野登山口をスタートして福智山に登頂後、八丁を経由し、白糸の滝に進み、上野登山口に下山するものです。

秋晴れの下、道傍に咲く花々を眺めながら歩を進めると山頂に到着しました。山頂一帯ではススキが秋風にたなびき、美しい光景を目にすることができました。皆さま考えることは同じで、山頂は多くの登山者で賑わっていました。さらには好天のお陰で山頂からの展望も素晴らしく、近郊の英彦山系や県内の主な山々は当然の如く、遠くは由布岳・久住連山も眺めることができました。

展望を堪能したので下山を開始します。八丁からは急勾配の道を下りますが、適所にロープが設置されていて問題なく、白糸の滝に到着。垂直に落ちる上段と岩肌を末広がりに落ちる下段の2段滝で、25mの落差を流れ落ちる光景は豪快そのもので見応えがあり、しばらく見物した後、上野登山口をめざしました。

なおコースは、適所に道標があり問題なく先をめざすことができます。道中、急勾配で滑りやすい箇所がありますが、特に危険と言うことはありません。

(文=長谷川守克)

北大雪・ニセイカウシュッペ山

表大雪の展望台へ。

ニセイカウシュッペ山頂を望む(写真=蓮井美津夫)

頂上直下から見た大槍。奥に表大雪(写真=蓮井美津夫)

9月23日、晴れ

シルバーウィーク最終日、北大雪のニセイカウシュッペ山に向かいました。道幅の狭いダートな林道・作業道を約13km走り、登山口の駐車スペースに到着した7時には既に多くの車が駐車しており、自分の車を含め到着した何台かで駐車スペースはいっぱいになりました。

登山口から頂上までは5.5km、緩やかな傾斜のルートでしたが、足元は泥の場所も多く、幾分歩きづらい所もあります。稜線に出てからは、表大雪の山々と大槍、小槍など特徴的な頂を見ながら歩きます。頂上からは青空で風も無い状態で360度の展望が広がり、色づきを増している裾野の紅葉も見ることができました。大雪山系はこれから急激に秋が深まり、冬が近づきます。

(蓮井美津夫/北海道/56歳/よく行く山:道央、大雪山)

北海道・阿寒富士

雌阿寒の上にかかる、白雲のような噴煙。

7合目付近から望む雌阿寒岳。噴煙はまるで雲のように火口から湧き上がってきます(写真=伊東明美)

9月20日、晴れ

雌阿寒岳~阿寒富士と雄阿寒岳登山を計画しました。しかし7月28日に雌阿寒岳の噴火警戒レベルが2に引き上げられ、雌阿寒岳は7合目から上には登られない状態になってしまいました。しかし、7合目はちょうど雌阿寒と阿寒富士との分岐点にあたり「阿寒富士に登山規制はない」ということで、せめて阿寒富士だけでも登っていこうと予定を修正。連休初日は大雨、翌日も雨が残る予報で諦めかけていたところ、幸いこの日は朝から晴れ上がり、オンネトーの登山口へ向かいました。

朝日が差し込む森の中を逍遥するような緩やかな道を辿り、展望が開けるとまもなく7合目。雌阿寒岳方面の道には「立入禁止」のテープが貼られています。阿寒富士に登っていくにつれて見えてくる、もうもうと勢いよく湧き上がる噴煙や赤茶けた火口周辺は、「これで警戒レベル2?」と思う程の迫力です。

あいにく山頂手前でガスがかかってしまい、展望は望めませんでしたが、長居は無用な気分は否めず、下山しました。

下山後、オンネトー展望台に登ってみると二山展望に出会うことができましたが、雌阿寒の上にかかる大きい白雲の大半が実際噴煙かと思うと、複雑な心境になりました。

(伊東明美/東京都/よく行く山:関東甲信越、日本百名山)

北海道・藻琴山

屈斜路湖を眺めが秀逸でした。

山頂近くの稜線は少し紅葉が始まっていました(写真=伊東明美)

9月21日、晴れ

阿寒富士に登った翌日、地元の人たちに愛されている藻琴山に登ってきました。標高725mの小清水高原から、その名も「スカイライン遊歩道」を2km、1時間ほど登ると絶景の山頂に着きます。標高はきりよい1000m。

8合目まで車で来られる登山口もあり、ファミリー向けながら、屈斜路湖の眺めで右に出る山はありません。雄阿寒岳、摩周岳、斜里岳も展望できました。登山道の幅も山頂も狭いのですが、山頂手前が広場になっていてゆっくり休憩できます。

屈斜路湖の大きい湖面は静かで鏡のように空を写し、まるで時間が止まっているかのようでした。

(伊東明美/東京都/よく行く山:関東甲信越、日本百名山)

秋田岩手宮城県境・栗駒山

紅葉をまとった栗駒山。

山頂から流れ落ちる紅葉、青空に映える(写真=長山昌子)

9月27日、晴れ

北東北で最も早く色づき、紅葉が織りなす景観が素晴らしい栗駒山へ向かいました。

須川高原温泉の駐車場は全国から集まった車でいっぱいです。気温は18℃。硫黄の臭いの湯煙をあとに、真っ赤な実のナナカマドやカエデの灌木を抜けると、前方に紅葉をまといどっしりとした栗駒山の全容を望みます。名残ヶ原湿原の木道は行き交う登山者で賑わっていました。登山道は前日の雨で泥濘が多かったです。周りを紅葉に囲まれた、白濁した青緑色の昭和湖は休憩に程よい場所でした。

県境の天狗平に着くころ、にわかに曇り冷たいガスが尾根を渡って鈍色の空気に変わり、何も見えなくなりました。気温は11℃まで下がりました。雨具を着て山頂の窪地で昼飯を済ませ、往路を引き返しました。

(長山昌子/山形県/よく行く山:鳥海山、東北の山)

那須連山・那須岳

那須岳も秋本番、絶景姥ヶ原の綾錦。

姥ヶ平ひょうたん池から主峰茶臼岳を望む(写真=本田康雄)

9月29日、晴れ、強風

2ヶ月振りの山行は、登山仲間4名と那須岳の紅葉探勝に出向きました。沼原湿原登山口を出発して姥ヶ原、牛ヶ首、日の出平を経由し南月山へ。下山は白笹山経由で、行程はおよそ12km、所要時間6時間35分でした。

天気は晴れていましたが、標高1500mあたりから風速10m超という強風は天気予報通りです。強風のためゴンドラも運行休止となりましたが、峰の茶屋経由で登山されたハイカーも結構いて、姥ヶ平で情報交換するなど打ち解けた雰囲気でした。

姥ヶ平からの主峰茶臼岳をはじめとする周囲の綾錦は見事でした。また日の出平から南月山へと向かう稜線からの遠望も絶景そのもの。とても良い秋のトレッキングでしたが、同行のひとりの帽子が強風に飛ばされました。注意しましょう。

(本田康雄/福島県/68歳/よく行く山:福島県の山、尾瀬)

北アルプス・烏帽子岳~船窪岳

今年は少し早い北アルプスの紅葉。

モルゲンロートに染まる紅葉の三ツ岳付近(写真=伊藤 孝)

烏帽子岳から船窪岳への稜線、右に不動沢側の崩壊が見える(写真=伊藤 孝)

9月20日~22日、20日晴れのち曇り、21日曇り、22日晴れ

高瀬ダムからブナ立尾根を上がり、烏帽子岳、南沢岳、不動岳、船窪岳、七倉岳、七倉山荘という周回コースを2泊3日のテント泊で歩いてきました。

ブナ立尾根は日本三大急登のひとつともいわれ、さすがに体中から汗を噴き出しながらの上りが続きましたが、途中ゴゼンタチバナの赤い実や木々の紅葉、黄葉に癒されました。烏帽子小屋のテント場は久しぶりの好天で、超満員でした。

烏帽子岳から船窪岳への稜線は不動沢側の崩壊が激しく、慎重に歩く必要があります。また、木の根っ子が多く露出しているため滑りやすく、ハシゴやロープが設置されている箇所も多く、馬の背状態のガレ場もあるので特に天候の悪い日は要注意でしょう。

3日間を通して2日目は曇り空でしたが、それ以外は天候に恵まれ、裏銀座の山々や槍・穂高など素晴らしい展望を楽しむことができました。今年は紅葉が早い感じです。

(伊藤 孝/神奈川県/56歳/よく行く山:北アルプス、八ヶ岳、丹沢)

妙高連峰・妙高山

快晴に恵まれた紅葉山行。

山頂からみる火打山と活火山の新潟焼山。妙高とあわせて頸城三山をなす(写真=大滝 修)

9月29日、晴れ

妙高市の燕温泉登山口には前日から車中泊の登山者が10人以上いました。

朝5時、準備を始めます。単独行の私は6時前に出発し、2454mの山頂まで標高差1400mを一気に2時間30分で登りました。

登山道は整備されており、コース前半では赤倉温泉の源泉など、あちこちで硫黄の匂いがします。山頂には既に大勢の人が、快晴の空のもと白馬方面の景色に歓声をあげています。

帰路は3時間かけて長助池や外輪山の紅葉を楽しみながら、お昼に燕温泉到着。無料の黄金の湯で疲れを癒しました。

(大滝 修/茨城県/54歳/よく行く山:富山、新潟の山)

南アルプス・間ノ岳~蝙蝠岳

野呂川出合から間ノ岳、塩見岳、蝙蝠岳を縦走して新倉まで。

蝙蝠岳山頂より富士山を望む(写真=西脇克幸)

徳右衛門岳への下りから振り返る、蝙蝠岳と塩見岳(写真=西脇克幸)

9月19日~22日

シルバーウィークを利用して、南アルプスを縦走しました。

初日は林道歩きで両俣小屋まで、2日目は間ノ岳を経由して熊ノ平まで。3日目はコースタイム13時間という長丁場のため、午前2時に出発し、暗いうちに仙塩尾根を進み、塩見岳の肩で日の出を見ることができました。その後、塩見岳、蝙蝠岳に登って二軒小屋まで一気に下山。最終日は転付峠を越えて、新倉へ下山しました。天気にも恵まれ、それぞれの山頂で大展望を手に入れることができ、充実した山行となりました。

蝙蝠岳は広々とした尾根の先にあり、荒川岳がダイナミックに望まれます。歩く人も少なく静かな山歩きが楽しめました。

なお、転付峠から新倉への道は通行可能ですが、徒渉や傷んだ桟道などが多く、またルートも不明瞭なため、熟達者向きです。

(西脇克幸/静岡県/50歳/よく行く山:安倍山系、南アルプス南部)

南アルプス・北岳、間ノ岳

秋色の北岳、間ノ岳へ。

北岳の紅葉(写真=太田正孝)

間ノ岳を望む(写真=太田正孝)

9月28日~30日、晴れ

シルバーウィークの喧騒が去った北岳と間ノ岳に行ってきました。初日に白根御池小屋に宿泊。翌日二俣から右俣コースで北岳に登り間ノ岳へ。北岳山荘に泊って八本歯のコルから大樺沢を下るコースです。

花はほとんど見かけなくなっていたものの、上の方では紅葉が真っ盛り。特に右俣コースから見上げる北岳の山腹は、赤や黄色の紅葉が文字通り錦をまとっているようでした。北岳から間ノ岳への稜線は冷たい秋風が吹きつけ、1枚重ね着が必要です。

なお、今回は平日ということもあって山小屋はいずれも余裕をもって泊ることができました。北岳山頂は、しばしの間私が独占してしまうほどでした。

3日間の好天予報に感謝する秋の山旅となりました。

(太田正孝/愛知県/75歳/よく行く山:岐阜、長野、三重、静岡の山)

ダイヤモンドトレール・葛城山~金剛山

関西のロングトレイルを歩く。

金剛山への登山道から俯瞰した飛鳥平野。画面中央が畝傍山、その左上が耳成山、右上が天香久山(写真=川畑和夫)

9月23日、晴れ

御所の櫛羅(くじら)滝コースから葛城山に登り、一旦水越峠に下った後、金剛山へ登り返し、伏見峠から念仏坂を経てロープウェイ前バス停へ下山しました。

葛城山頂の広場はススキが出揃って、すっかり秋の気配です。東方には高見山が見えました。南にはこれから登る金剛山がどっしりと構えています。

葛城山から水越峠までは一気に450m下るので急な階段の連続です。峠から約2km林道を歩き、急な階段の登山道を登るとパノラマ台で、飛鳥平野と大和三山が一望できます。

そこから緩やかな登りとなり、葛木神社の一の鳥居に出ました。ここからはバス停まで林道を歩きます。

このコースの湿った沢沿いにはツリフネソウがたくさん咲き残っていました。

(川畑和夫/大阪府/66歳/よく行く山:六甲、比良、生駒、北アルプスなど)

熊本県・ツームシ山、鞍岳

のんびりと登山を楽しむ秋の1日。

ススキの穂が揺れるツームシ山頂から目の前に見える鞍岳へ向かう(写真=松本高志)

9月23日、曇り

阿蘇北外輪山の一角にある鞍岳は、見る方向によってその山の雰囲気がかなり違って見えます。西の菊池市旭志側から見ると、馬の鞍が急峻にそそり立ったようなどっしりとした迫力ある山容ですが、東側の外輪山上から見ると標高をあまり感じない、緩やかな山並みです。今回は東側外輪山上の林道途中からツームシ山へ登った後、鞍岳へ縦走し、再び稜線を戻って途中から林道へ下りました。東側からのコースは標高差も少なく、かなり楽な行程となります。

登山道は標識も多く、よく整備されていて歩きやすかったです。ツームシ山頂付近はススキが風に揺れ、秋の気配がたっぷり。鞍岳へ向かう登山道にはマツムシソウ、ワレモコウ、タムラソウなど沢山の秋の花が迎えてくれました。

鞍岳山頂からは360度の展望で、阿蘇五岳、くじゅう連山はもとより、雲仙普賢岳も見渡せました。

(松本高志/福岡県/58歳/よく行く山:九州、中国地方の山)

熊本県・山犬切

兄弟で秋の花見登山に行きました。

タンナトリカブト(写真=小林龍聖)

9月20日、晴れ

石楠越登山口から、山犬切(やまいんぎり)登山に出発です。石楠越登山口にはアケボノソウが咲いていました。

南山犬切をこえて、七遍巡りを回ります。歩いて行くとタンナトリカブトの大群生地があります。そこで写真を撮りながら、見てまわりました。北山犬切に到着して、来た道を戻りました。

(小林龍聖、琥翔/熊本県/11歳、9歳/登山歴3年)

鹿児島県・横岳、甫与志岳

友達と一緒に鹿児島の山に登りました。

横岳山頂で記念撮影(写真提供=小林龍聖)

9月22日~23日、22日晴れ、23日雨時々曇り

今回は僕達の友達も一緒に登山です!

22日は横岳へ、大隅自然の家キャンプ場登山口から登山開始。さしば小屋下四差路から50分行くと林道出合いです。少し休んで山頂を目指しました。山頂は景色がよかったです。下山は、平岳分岐から万滝の方に向かいます。万滝で遊んで下山しました。この日は、自然の家キャンプ場に泊まり、23日は甫与志(ほよし)岳の予定です。

23日は姫門登山口から登山開始です。朝から天気があまりよくないこともあり、大人たちは急いでいるようでした。山頂に着いたとたん、雨が降りだしたので急いで下山しました。登山口でオニギリを食べて帰ります! 泊まりもあり、楽しい山登りでした。

(小林龍聖、琥翔/熊本県/11歳、9歳/登山歴3年)

第十二回

山ガール 何は無くとも 山がある(ペンネーム:ペケマルコ)

君が摘む 実りしらたま 弾む色(千葉信代)

えらいねえ よい子を励まし 一休み(ペンネーム:村上yamada)

【寸評】

一句目。常連ペケマルコさん。ヤマヤは昔から「山だけあればいい」というライフスタイルを送ってきました。昨今のふわふわした断捨離や浮ついたミニマリストブームに喝を入れる、爽快な一句です。

二句目は2週連続登場となる千葉さん。「君」の指先で弾む色が読み手の想像力を刺激します。秋の陽光を感じさせてくれる一句。

三句目も2週連続の村上yamadaさん。今週ものびのびとした躍動感を感じさせてくれる一句です。また句の背景に、日ごろからいい登山を重ねてこられている様子が見てとれます。

【段位】

ペケマルコさんには「4000m級」の段位を、千葉さん、村上yamadaさんには「2000m級」の段位を授与します。

【応募方法】

山に関する川柳を募集します。投稿先メールアドレスは「weekly@yamakei.co.jp」です。メールの件名には必ず「週刊ヤマケイ・山の川柳」とお書きください。ペンネームでの投稿も受け付けております(読者の登山レポートはペンネームでの投稿不可)。

週刊ヤマケイ「表紙写真」「読者の登山レポート」「山の川柳」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんから表紙写真、登山レポート、山の川柳を募集しています。ぜひあなたの作品をお送りください。

【表紙写真について】

●タテ位置で撮影した写真に限ります。

●横幅1200ピクセル以上のjpeg画像。

●写真に簡単な説明も添えてください。


【読者の登山レポートについて】

●本文200字~300字。1ヶ月以内の山行に限ります。できれば2週間以内の情報をお寄せください。国内・海外は問いません。山名・日程・天気を明記。登山道の様子や開花状況などもできるだけ盛り込んでください。

●写真キャプション(写真の解説を簡単なもので結構ですので付けてください)

●お名前(ふりがなもお願いします。匿名、ペンネームでの掲載は不可です)

●メールアドレス

●年齢

●郵便番号と住所

●登山歴

●よく行く山名、山域

※文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。


【山の川柳】

「夏休み 孫と一緒に 百名山」

「お父さん 登山道具を 片付けて」

「登れども登れども ぴくりとも動かぬ 体重計」など、山に関する川柳を募集します。どうぞ気軽にお送りください(川柳の投稿はペンネームでも可)。編集部が審査して、段位を授与します!

投稿先メールアドレス

weekly@yamakei.co.jp

※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・表紙写真応募」または「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」「週刊ヤマケイ・山の川柳」とお書きください。

※表紙写真に採用された方、読者の登山レポートに採用された方には週刊ヤマケイのロゴ入り測量野帳を進呈します(初回のみ)。また山の川柳で高段位になられた方にも測量野帳を進呈します。どしどしご応募ください。

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マウンティンゴリラ登山学校・第9回机上講座「教科書には書けなかった山のエマージェンシー」

木元康晴さんの机上講座が10月28日(土)に東京・飯田橋で開催。

週刊ヤマケイでもおなじみ、登山ガイドの木元康晴さん

山登りABC『山のエマージェンシー』、週刊ヤマケイBOOKS『山のリスクマネジメント』などの著者である登山ガイド、木元康晴さんによる机上講座が開催されます。本には書ききれなかった、山で遭遇する危機的状況と対策について、実体験を交えて解説します。

***

日時:10月28日(水)19:00~21:00

講師:木元康晴(日本山岳ガイド協会認定登山ガイド、東京都山岳連盟海外委員)

会場:日本勤労者山岳連盟事務所(東京都新宿区新小川町5-24)JR・地下鉄飯田橋駅下車徒歩10分

参加費:無料(要申し込み)

申し込み先

マウンティンゴリラ登山学校事務担当 木元康晴

E-MAIL:kimoto.y666@gmail.com

TEL:090-8063-6851

お申込みフォーム

https://docs.google.com/forms/d/1JQXwWLLZpzS1XctsPNA5knSGlvT80fgrb2NBQ_1n3To/viewform

『山の不可思議事件簿』

山には「不可思議」が満ちている。

山には、不思議な現象や奇妙な伝承や奇跡的な実話に満ちています。山と登山にまつわる怪現象・不思議・謎・奇跡・魔の山・神秘と伝説・怪談・怪物などのうち、定番といえるテーマを多数ご紹介。『定本 黒部の山賊』『山怪 山人が語る不思議な話』など、山の不思議名話に関心が高まる昨今、知っておきたい、山の定番「不思議読本」です。

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●著者:上村信太郎/発売日:2015年9月30日/販売価格:900円+税/ページ数:192ページ/判型:四六判/ISBN:978-4-635-32005-4

2015年9月~10月の新刊
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『歩いて旅する熊野古道・高野・吉野』 10/23 1,800円+税
ヤマケイ文庫『古道巡礼 山人が越えた径』 10/23 980円+税
山登りABC『ボルダリング入門』 10/23 1,000円+税
『渡辺一樹が教える いまどきのスキー検定テクニック DVDブック』 10/23 1,900円+税


ヤマケイ登山教室からのお知らせ

【国内】地図読み講座「奥武蔵・高山不動周辺 中級講座」日帰り

登山者の必修知識、地形図とコンパスの活用法を身につける講座です。

今回はかつて山上集落に住んだ子供たちが歩いた通学路や古い石碑の残る旧参道を辿ります。踏み跡はありますが、道標はなく、地図読み力が試されるコースで、協力しながら目的地を目指します。各自プレート付きのオリエンテーリングコンパスを必ず持参してください。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=146935

日程 10月28日(水)
集合 西武池袋線・西吾野駅 改札前(9:00)
行程 西吾野駅(240m)~三社峠(350m)~大窪峠(300m)~虚空蔵山(619m)~高山不動(580m)~石地蔵~西吾野駅【解散】17:00(予定)
歩行時間:約4時間30分
体力レベル 3(6~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差500mの登りを2時間以内で登れる体力が必要です)
難易度 3(往復、周回、縦走コース。登山道は比較的明瞭で、緩急はあるがあり、幅員が小さい箇所がある。転滑落の危険個所が部分的にあり、一部にハシゴやクサリ場、それに匹敵する箇所がある。
参加費 8,500円
講師 佐々木 亨(山岳ライター)
持参品 プレート型コンパス

【机上講座】体験的山道具考「安全安心のための装備」

知れば山登りがもっと楽しくなる、登山者のための失敗しない山道具の選び方を本音で解説します。カモシカスポーツ店長として30年以上の経歴を持ち、山岳界でご意見番として活躍する講師が、実体験をもとに楽しくお話しします。登山において安全と安心を確実にするための装備をお教えします。

【学生割引】学生証の提示で1グループ3人まで受講料が無料になります。

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1857

開催日 10月14日(水)
会場 アルパインツアーサービス本社 特設説明会場(3階)
時間 19:00~20:30
定員 35名
受講料 2,000円
講師 笹原芳樹(カモシカスポーツ山の店・本店、日本山岳協会国際部常任委員その他山岳会役員・委員)

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