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今週末の「山のワンポイント天気」

気象予報士・猪熊隆之さんによる解説です。今週末の山行に役立ててください。

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4日は、帯状の高気圧に覆われて全国的に晴れました。雲海が見られたところも多かったようですね。放射冷却が強まった朝、盆地や川沿いの平地では雲海が見られることが多くなります。特に雨の翌日に高気圧に覆われると、雲海が見られる可能性が高くなります。

今週末は、これまで日本付近を覆っていた高気圧が東へ去り、中国大陸から別の高気圧が張り出してきそうです。高気圧が北に偏って張り出すため、太平洋側の山岳では土曜日から天気がぐずつきそうです。一方、北日本、日本海側の山ほど天気が良くなりそうです。日曜日は日本海を低気圧が通過するため、中部山岳や沿岸部の山岳を中心に風が強まって荒れた天気になりそうです。関東周辺の山でも変わりやすい天気となりそうですが、奥武蔵や御岳山、大岳山、棒ノ折山など奥多摩東部など関東山地の東側の山や房総半島では比較的崩れが小さそうです。登山を予定されている方は最新情報をご確認ください。

気象予報士 猪熊隆之

「山の天気予報」(月額324円)

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東北・鳥海山

初冠雪後の鳥海山へ。

山頂小屋の下、結氷した静かな小池(写真=川﨑拓兵)

日本海から月山、東北の山々を見渡せる山頂からの眺望は抜群です(写真=川﨑拓兵)

10月21日、晴れ

初冠雪のニュースから何日か経過したものの、晴天が続いている鳥海山はとても気持ちの良い山行になりました。

今回は鉾立から緩やかに登ります。紅葉も終わり葉も落ちていますが、空気は澄み渡り、陽があたれば温かく、風もない穏やかな天気でした。凍った池のほとりで静かに昼寝ができるほどの良好なコンディションです。ただ、日陰には雪が残り、山頂付近の岩場の隙間に詰まった雪は凍っておりツルツルです。乾いた岩の上を飛び石伝いに進んで、山頂に立ちました。今後、凍った雪の範囲が広がると、軽アイゼンがあれば有効なことでしょう。

(文=川﨑拓兵/オフィスカワサキMountainGuide やまんど塾)

関田山脈・信越トレイル

長野新潟県境のロングトレイル全山踏破。

1日目、斑尾山に向けて出発(写真=平野裕也)

最終目的地、天水山(写真=平野裕也)

10月21日~25日

斑尾(まだらお)山から天水(あまみず)山まで80km強の信越トレイルを歩いてきました。

21日、晴れ。斑尾スキー場から斑尾山頂へ。紅葉真っ盛りの関田山脈を赤池まで歩き、テント泊。

22日、曇りのちガス。赤池より毛無山を経て涌井で県道を横切り富倉峠へ。今日のテント泊は桂池です。

23日、曇り時々晴れ。戸狩スキー場トップから仏ヶ峰を経て鍋倉山頂を踏みました。そこから黒倉岳を経て、関田峠で県道を横切り、グリーンパル光原荘で素泊まり。

24日、薄曇り、西風強し。豪雪に耐えて曲がりくねったブナ林の中、梨平峠、牧峠、伏野峠、須川峠など信越国境の峠を越えて天水山に到着、松之山口に下ります。この日は松之山温泉に泊り、山旅を終了しました。

(文=平野裕也/森林インストラクター東京会)

浅間山周辺・根子岳、四阿山

青空の下、秋の風情を楽しみました。

四阿山へ向かう最低鞍部から草原状の根子岳を振り返ります(写真=日向俊雄)

木の階段を登り終えると四阿山の頂上まであと少しです(写真=日向俊雄)

10月24日、晴れ

菅平牧場の登山口を起点にして根子岳(ねこだけ)へ登り、四阿山(あずまやさん)まで縦走して菅平牧場に戻る周回コースを歩きました。

根子岳や四阿山は菅平側から見ると、どちらも麓が牧場でなだらかな山容をしていますが、周回縦走すると崩壊地形を目にして、その険しさに驚かされます。それでも登山道や標識はしっかりと整備されているので歩きやすく、いろいろなコースを組み合わせて歩けるのも魅力です。この日も多くの登山者を見かけ、その人気ぶりがわかりました。

好天に恵まれたおかげで、赤く染まったツツジや黄色に輝くカラマツ、クマザサの緑と青空に映えるダケカンバの白い幹と、カラフルな秋の風情をたっぷりと味わえました。残雪期の山スキーや、レンゲツツジの咲くころも良いのですが、晩秋のこの時期もおすすめです。

(文=日向俊雄)

妙義・裏妙義

丁須ノ頭から絶景を堪能。

終わりかけの紅葉越しに丁須ノ頭を望む(写真=畠山茂信)

麻苧の滝。この日は水量が少なかった(写真=畠山茂信)

11月1日、晴れ

横川駅を起点に、往路は鍵沢に沿って丁須ノ頭直下のコルまで樹林帯をひたすら登りました。秋晴れの空の下、日差しは強いものの気温が低く、汗をかかず快適に歩けました。

裏妙義のハイライト、丁須ノ頭は晴天の日曜日とあってたくさんの登山者でにぎわっており、30分ほどの順番待ちができていました。眼下にはピークを迎えた紅葉が、周囲には赤岩から烏帽子岩につながる稜線と、表妙義の山塊や浅間山が大変きれいに見え、まさに絶景でした。

帰路の御岳コースは距離があり、また急な岩場が何ヶ所もあって体力的にも精神的にも疲れるコースです。慎重に下って来た最後に落差約40mの麻苧(あさお)の滝が現われます。残念ながら水量が少なく豪快さは感じられませんでしたが、美しい滝でした。

なお、往路・復路ともコース全体に落ち葉が厚く積もっており、踏み跡が完全に隠れている箇所もあってルートを外さないように細心の注意が必要でした。

(文=畠山茂信)

※編集部注:丁須ノ頭は鎖がついていますが、過去に死亡事故も多発しています。登るにはクライミングの装備と技術が必須で、初心者、初級者は安易に取り付かないようにしてください。

房総・鋸山

東京湾の展望と石切り場跡の景観が楽しい房総の名低山。

ひっそりとした鋸山の頂上(写真=木元康晴)

いっぽう日本寺は大賑わい。地獄のぞきでは観光客に混じって記念撮影(写真=木元康晴)

11月1日、晴れ

内房の鋸山は房総半島を代表する低山ですが、最後に登ったのはもう20年以上も前。最近の様子を知りたいと考えて、久しぶりに足を向けました。

JR内房線の浜金谷駅から歩きはじめ、車力道の入口へ。薄暗い樹林の中を登り、途中からはバリエーションコースのアドベンチャーコースをたどってみました。このコースは急で、不安定なアップダウンが続く、低山のルートファインディングに慣れた人向けの道です。最後は途切れがちな踏跡を拾って、一等三角点の設置された頂上に立ちました。

そこからは一般登山道をたどり、日本寺方面へ。途中、東京湾を見下ろす展望台や、迷路のような石切り場跡を進む区間が次々と現われ、飽きることなく歩きます。断崖に付けられた道の険しい部分も多いのですが、手すりなどは十分設置されて安心して通過できました。

日本寺は、拝観料600円を支払って入場。百尺観音や薬師如来大仏などの名所をぐるりと巡り、定番の地獄のぞきの突き出た岩で記念撮影。あとは観月台を経由する関東ふれあいの道を下って、浜金谷駅へと戻りました。

記憶していた以上に変化に富んだ、とてもおもしろいハイキングコースであり、充実した1日を過ごすことができました。

(文=木元康晴/登山ガイド)

奥多摩・三頭山

短いながらも充実の行程。

三頭山西峰(1524m)山頂のにぎわい(写真=中村重明)

三頭山西峰から三頭大滝に向かう(写真=中村重明)

11月1日、曇り

奥多摩の「都民の森」へハイキングに行ってきました。「都民の森」の駐車場から三頭山、三頭大滝を周回する3時間強の行程です。

奥多摩周遊道路(通行可能時間は、4~9月:8~19時、10~3月:9~18時)経由で9時半過ぎに都民の森駐車場に着いたところ既に満車で、約1km離れた数馬駐車場に駐車して歩き始めました。落葉は進んでいたものの、まだまだ見応えのある紅葉が残っていました。

約1時間半で着いた三頭山山頂は大勢のハイカーでとてもにぎわっていました。また、曇天のため富士山の展望は期待していなかったのですが、見ることができたのは幸いでした。

三頭山山頂で昼食休憩の後、三頭大滝経由で下山。短いながら、充実の行程でした。

(文=中村重明)

丹沢・大室山

犬越路の尾根は紅葉真っ盛りでした。

大室山の肩へ延びる尾根の上部から富士山を遠望(写真=白井源三)

尾根のブナやカエデは今を盛りに紅葉していた(写真=白井源三)

10月25日、快晴

相模原市緑区の青根から完全舗装されている神ノ川林道に入り、神ノ川ヒュッテ前に駐車。日陰沢ルートから犬越路(いぬこえじ)を目指します。ここには東海自然歩道があり、また近年盛んになったトレイルランニングの会場になっていることなどから登山道の階段が設置されたり、沢の徒渉には木橋や鉄製の橋が付けられ、迷いやすい谷筋には道標が随所に立てられ、犬越路へ延びています。陽だまりの犬越路にはすでに西丹沢側、用木沢から登ってきた登山者でにぎわっていました。

犬越路から山頂までは、一気に500m余りの高低差を詰める、丹沢山塊でも一、二を争うスケールです。避難小屋横から早速の急登。上部に出ると初冠雪がわずかに残った富士山が広がっていました。

しばらくは平坦路が続き、ベンチ上部のクサリ場を下ります。ブナやカエデの紅葉が真っ盛りの尾根を詰めていきます。頂上直下に伐採された丸太が置かれた台地から振り返ると、丹沢山塊の最高峰・蛭ヶ岳から檜洞丸、後方に箱根連山が霞んでいました。敷設された階段を詰めると樹林越に富士山が望める大室山の肩です。

なお、加入道山にある避難小屋は平成28年3月まで建て替え工事で利用できません。

(文=白井源三/『神奈川県の山』共著者)

南アルプス・鳳凰三山

15年ぶりの鳳凰三山。

南精進ノ滝。ドンドコ沢にて(写真=山田典一)

観音岳の奥に甲斐駒ヶ岳を望む(写真=山田典一)

10月22日~23日、晴れ

15年前は夜叉神峠から入りドンドコ沢を下りましたが、とにかく下りがきつかった記憶があります。今回は青木鉱泉に車を置き、ドンドコ沢を登って鳳凰小屋に1泊後、地蔵岳(2764m)、観音岳(2840m)、薬師岳(2780m)と縦走し、中道から青木鉱泉に戻るコースとしました。

初日はひたすら登りでしたが、赤や黄色の紅葉、そして大きな滝を眺めながら歩いたので、疲れはあまり感じませんでした。

鳳凰小屋ではカレーを美味しくいただきました。この日は10月下旬ということもあってとにかく寒く、毛布をたくさんかけて眠りました。

翌日はまず地蔵岳に登りましたが、オベリスクから見る甲斐駒ヶ岳は絶景であり、来年は黒戸尾根から登ってみたい気がします。

その後は地蔵岳から薬師岳までの稜線漫歩で、北岳や甲斐駒ヶ岳を筆頭に南アルプスを眺めながらの縦走でしたので、快適な山行となりました。

(文=山田典一/水上山岳会)

鈴鹿・御在所岳

青空を背景に岩壁の紅葉が際立つ秋の御在所岳を歩く。

新道の鷹見岩からの展望(写真=金丸勝実)

中登山道、地蔵岩付近の紅葉(写真=金丸勝実)

10月19日、晴れ

山頂で始まった紅葉は駆け足で山を下ってきます。今年は紅葉の時季が少し早まっているようで、それを見越して御在所岳を歩きました。

登山口付近の駐車場は、平日にもかかわらず朝から満車になっていました。御在所岳の人気は鈴鹿山系では群を抜いています。今回は撮影の関係で中登山道で登頂し、新道で下ることにしました。朝から青空が広がり、撮影には好条件の日です。負ばれ岩付近はまだ色づきは浅かったのですが、地蔵岩付近から色づきがよくなり、山頂付近までが見ごろになっていました。また穏やかな天気のせいか、山頂公園は観光客や登山者でにぎわっていました。

遊歩道で山頂まで散策し、帰路は大黒岩に立ち寄ってから新道で下ります。大黒岩からは展望と岩壁の紅葉が楽しめ、新道の途中にある鷲見岩は、色づいた御在所岳南面が一望できるポイントになっています。

これからは山麓から中腹にかけての紅葉が楽しめそうです。

(文=金丸勝実/『三重県の山』著者)

台高・マブシ嶺

栃山林道から尾鷲道を利用し、マブシ嶺を往復。

尾鷲道から見るマブシ嶺と大台ヶ原(写真=金丸勝実)

台高を代表する樹木、ヒメシャラの紅葉(写真=金丸勝実)

10月19日、晴れ

大台ヶ原の最高峰である日出ヶ岳(1698m)は三重県の最高峰にもなっています。今でこそドライブウェイ(昭和36年開通)を利用すれば簡単に山頂に立つことができますが、それ以前は三重県側からは尾鷲道で登るしかなく、標高差約1700mを10時間以上かけて登っていました。この尾鷲道は、1916年に尾鷲の林業家土井氏が拓いた道だったのですが、ドライブウェイ開通後は歩かれることも少なくなり、廃道同然になっていました。

ところ近年の登山ブームで徐々に歩かれるようになり、また最近では、地元の方の道の整備により道標なども設置され、歩きやすくなってきました。尾鷲から古和谷ルートが本来の尾鷲道ですが、栃山木組林道を利用すると車で一気に900m高度を稼げることもあり、日帰りでマブシ嶺まで往復できるようになりました。マブシ嶺は大台ヶ原の尾鷲辻まで約2時間の位置にあるピークです。それでも林道ゲートからマブシ嶺を往復すると累積標高は1200m以上、距離は約18kmと、登山中級者以上のルートになっています。

今回は稜線の紅葉を目当てに歩いてみました。ブナ、ミズナラ、ヒメシャラ、シラキの紅葉が見ごろになっていて、カサカサと落ち葉を踏みながらの稜線歩きは格別でした。

(文=金丸勝実/『三重県の山』著者)

島根県・三瓶山

頂上一面のススキ原はもう冬枯れの気配です。

強風のため、早々に男三瓶を後にしました(写真=舩越 仁)

男三瓶から女三瓶へ下降中、室(むろ)ノ内カルデラ(凹地)を見下ろす。正面が孫三瓶、右が子三瓶、左は室ノ内池です(写真=舩越 仁)

10月27日、曇り

山の会の例会で三瓶山(さんべさん)に登りました。

前日はとてものどかな晴天の下、世界遺産の石見銀山遺跡を見学。ひと月近くいい天気が続いていたのですが、登山予定の27日午後は雨予報です。天気予報では寒冷前線の通過は午後で、朝の雨域はまだ九州西部のようです。予定コースは男三瓶~女三瓶~孫三瓶~子三瓶ですが、状況によりどこからでもエスケープできるので出発しました。

姫逃池(ひめのがいけ)登山口から男三瓶へ。しかし、登るにつれて風が強くなっています。ススキ原の頂上に出ると、じっと立っていることもままなりません。避難小屋に入り、風雨装備を整えて早々と下山にかかりました。

女三瓶への下降路は切れ落ちた細尾根もあり、地面や岩に手をついての耐風姿勢をとって通過しました。下降する南面の紅葉は見事なのですが、景色に見惚れている余裕はありません。結局昼食も摂らずに女三瓶から下山し、バスに乗ると雨がポツリポツリと降り始めました。

(文=舩越 仁/日山協自然保護指導員、みつがしわ山の会)

福岡県・英彦山

紅葉観賞を楽しみながら歩いてきました。

中岳山頂直下の岩場より北岳を望む(写真=長谷川守克)

黄葉が鮮やかな裏英彦山道を行く(写真=長谷川守克)

10月25日、晴れ

そろそろ英彦山系の紅葉が見ごろではないかと思い、歩きに行ってきました。コースは高住神社を基点に、北岳・中岳・南岳に登頂した後、裏英彦山道に取り付き高住神社に戻る周回としました。

高住神社で安全祈願をし、スタートです。錦繍の世界を期待して歩き始めましたが、残念ながら時すでに遅く、期待していた光景を目にすることはできませんでした。北岳から南岳の縦走路の赤葉(モミジ・カエデなど)は、落葉が多く寂しいものでした。裏英彦山道は緑葉もあり、あと1週間ぐらいは楽しめるのではないか、と感じました。黄葉は秋陽を受け、今が見ごろと言わんばかりに輝いていました。

英彦山を訪れるのはおよそ1年ぶりです。紅葉観賞は期待通りとはいきませんでしたが、道中多くの山友と出逢え、その度に立ち話をして楽しい一時を過ごしてきました。

(文=長谷川守克)

函館・恵山

今シーズン最後の紅葉でしょうか。

駐車場から見た恵山(写真=蓮井美津夫)

恵山周辺の紅葉(写真=蓮井美津夫)

10月24日、雨

大雪山から始まった北海道の紅葉前線は南下し、函館周辺でもピークを迎えている様子です。所用で函館入りしたタイミングに合わせ、帰る前に寄り道して函館から車で1時間半程の距離にある恵山に向かいました。

雨の予報で登れないことも覚悟しながら車を走らせ、1時間少々で登山口の駐車場に到着。駐車場には一足先に到着した紅葉目当てと思わる観光客が一組だけで、登山者の姿はありません。

雨具を着て歩き始めましたが、雷警報も出たようなので、無理せず途中で駐車場に引き返しました。頂上を目指すことはできませんでしたが、一瞬、恵山の全体が目の前に現われ、さらに周囲の紅葉はピークを迎えているようです。雨模様の天候でも色は鮮やかでした。これで晴れていれば絶景になると感じつつ、周囲の紅葉を撮影して登山口を離れました。

簡単に来ることはできない山ですが、いつか再び登ってみたいと思います。

(蓮井美津夫/北海道/57歳/よく行く山:道央、大雪山)

宮城県・泉ヶ岳

気温20℃から5℃に急降下した天候。

黒い粘土の上に落葉敷く登山道(写真=長山昌子)

堂々たる水神碑(写真=長山昌子)

10月25日、晴れのちアラレ、雨

この日、鳥海山と月山はどんよりとした鈍色の雲で覆われていましたが、晴れ予報の仙台、泉ヶ岳に行きました。

少年自然の家の傍の車道を歩き、登山口に着きました。背の高い落葉樹の頭はすでに裸木になっていますが、ハッとするような赤いモミジ、クリーム色のクロモジの紅葉などは今が盛り。それに紅葉を間近に控えた緑の葉が混ざり、不思議な景色を作っていました。

水神碑に着き休んでいると、空が真っ黒になり細かいアラレが落ちてきました。歩き始めは青空で気温も20℃ありましたが、急に5℃まで下がりました。防寒服を取り出し、すぐに下山。山麓では雨に変わりました。山頂には新雪が降っているのかもしれません。

(長山昌子/山形県/よく行く山:鳥海山、東北の山)

福島県・黒森山

地元では「くじら山」とよばれている喜多方市の黒森山へ。

山頂より白くなり始めた大日岳を望む(写真=葉貫正憲)

同じく山頂より、北西方向に広がる飯豊連峰方面(写真=葉貫正憲)

10月26日、晴れ

登山口は山都町と熱塩加納(あつしおかのう)町のふたつですが、今回は熱塩加納から登ります。国道から県道に入ると「黒森山・くじら山」の表示が分岐ごとに設置されており、安心して登山口まで行くことができました。

林道を歩き始めて数分で沢コース・尾根コースの分岐に出ます。私たちは尾根コースを選択。紅葉は盛りを過ぎ、落葉も進んで樹間から周囲がよく見えます。左前方に900m峰のピークが見え、黒森山山頂は左側(西)に見えました。コースは逆U字の反時計回りです。途中芝倉展望台でひと休みして、飯森山方面の山々を眺めましたが、山また山が連なっています。

900m峰のピークからは南に進みますが、落葉の積もった急斜面はロープを頼りに慎重に下りました。下りた鞍部は沢コースとの分岐です。ここから山頂まではあとわずか1km弱、高低差100mほどで、およそ20分進むと山頂に着きました。

山頂は樹林が茂っていましたが、北西に飯豊山が、北東に飯森山方面がよく見える展望台です。10時30分、まだ昼食には早かったのでしばらく休憩しました。

そして沢コースの分岐まで戻って、昼食。ここから沢コースをゆっくり下りると、あっという間に林道に。8時35分出発、12時25分着と、総行程3時間50分でした。

(葉貫正憲/福島県/68歳/よく行く山:会津百名山)

長野県・独鈷山

上田市の展望の里山に登る。

紅葉が始まった急登の登山道を登るパーティのメンバー(写真=八木茂良)

雪をかぶった後立山連峰(写真=八木茂良)

11月1日、晴れ

私が参加している山の会の例会で、上田市の独鈷山(とっこさん)に登りました。前日は鹿教湯温泉に泊まって温泉を楽しみ、早朝からの山登りです。コースは国道254号線沿い、宮沢からの往復で、御屋敷沢沿いに登りました。

山頂からの展望は素晴らしく、北西には雪をかぶった白馬三山を始め後立山連峰の山並みが、西には槍ヶ岳を始め北アルプス南部の山々が、南には蓼科山を望むことができました。

登山道は全般的に狭く、標高1000m付近からは急坂になります。下山時は注意が必要です。紅葉がきれいですが、この時期は落ち葉が多く、滑りやすいです。

登山道沿いには十二支が祀られていて、山頂には「亥」が祀られていました。

(八木茂良/静岡県/68歳/よく行く山:東海地方の花の山、南アルプス)

妙義・中間道

大学時代の友人と歩きました。

大砲岩より、妙義山のピークのひとつ、白雲山を望む(写真=一寸木紀夫)

この日いちばんの紅葉。太陽の光が葉を輝かせていた(写真=一寸木紀夫)

10月31日、曇りのち晴れ

関東北部は紅葉真っ盛り、というニュースを聞いて妙義山に行きました。しかし、残念ながら紅葉のピークはもう少し先のようです。

朝方の曇り空は、時間が経つとともに晴れに変わっていきました。妙義山の中腹に設けられた関東ふれあいの道、中間道後半は気持ちよかったです。大学時代の友人と歩くにはもってこいのコースでした。

(一寸木紀夫/東京都/63歳/よく行く山:八ヶ岳、北アルプスなど)

奥多摩・日ノ出山

晩秋を感じる奥多摩を歩いてきました。

日ノ出山頂から雲取山方面を望む(写真=浅井祥守)

木漏れ日の中を歩く金比羅尾根(写真=浅井祥守)

10月25日、晴れ

JR武蔵五日市から住宅街を抜け、中学校を通り過ぎたところで金比羅神社への参道に入ります。南向き斜面に照りつける太陽と急坂のため、スタートから汗をかき、ノドも乾きました。

金比羅神社からは北西に続く尾根を進みます。斜度は緩やかで足元もよく、歩きやすい道でした。ルートのほとんどはヒノキの森の中で眺望はよくありませんが、木漏れ日の中、すがすがしい森林浴を楽しみました。尾根の所々でときおり吹く北風はとても冷たく、冬の気配を感じます。途中で出会う人も少なく、静かな金比羅尾根でした。

最後の急坂を上り日ノ出山山頂に上がると、そこではたくさんのハイカーが眺望を楽しんでいました。山頂でひと休みした後、御岳山へと進みます。多くの参拝者でにぎわう参道を通り過ぎ、御嶽山駅からケーブルカーで下山しました。

この日、天気が良くても風は冷たく、日陰は寒くなっていました。防寒の準備をしっかりしてください。

(浅井祥守/東京都/55歳/よく行く山:関東近郊の山)

滋賀福井県境・駒ヶ岳

ブナの森を抜けて若狭駒ヶ岳へ。

県境稜線はブナのプロムナード(写真=秋田 誠)

10月27日、快晴

晴れた秋の日に、滋賀・福井県境の駒ヶ岳(780.1m)を訪ねました。若狭駒ヶ岳とも呼ばれるこの山は、全国で最も西に位置する「駒ヶ岳」で、高島トレイルの一部として登山者を迎えています。多数のブナが自生する県境稜線は日本列島の中央分水嶺をなし、秋の陽ざしを浴びながら落ち葉の尾根にたたずむと、ブナたちのささやきが聞こえてくるようです。

今回は、安曇川支流の麻生川沿いに木地山集落まで入り、駒ヶ岳から木地山峠まで周回しました。木地山集落から稜線までの沢沿いの登り、木地山峠への下りは迷いやすいので注意が必要です。

(秋田 誠/滋賀県/66歳/よく行く山:滋賀県の山、南・北アルプス)

鳥取県・大山

鳥取の大山と、岡山の三平山へ、1日2山のハイキング。

三の沢より、大山槍ヶ峰方面の紅葉(写真=小椋将ニ朗)

10月24日、晴れ

所属するスキークラブのメンバー12名と、大山・三の沢と、岡山県の三平山へハイキングに行きました。

朝9:30、大山の文珠堂をスタート。沢をゆっくりと歩くと、正面に紅葉がピークの大山が。美しすぎます。1時間弱で三の沢園庭に到着。12名という大人数で、技術や体力に差があるので、ここまでとしました。文珠堂に戻り、車で移動します。

昼食を奥大山スキー場でとり、次は大山と烏ヶ山(からすがせん)が一望できる三平山へ。登り始めて45分ほどでススキのきれいなピークに到着です。少し霞んでいましたが、うっすらと大山が見えました。

(小椋将ニ朗/奈良県/51歳/よく行く山:生駒山)

雲仙・普賢岳

国見岳のクサリ場は登るのも下るのも大変。

ロープやクサリがかけられた岩場を慎重に進みます(写真提供=小林龍聖)

兄弟で無事登ることができました(写真提供=小林龍聖)

10月24日、晴れ

仁田峠登山口から登りました。横にロープウェイ乗り場が見えます。道は、いきなり急登で、少し紅葉していました。

妙見神社に着きましたが、妙見岳の山頂には行けませんでした。さらに国見岳を目指して登ります。谷間は紅葉がきれいです。国見岳にはクサリ場があり、登るのも下るのも大変でした。

普賢岳の紅葉茶屋の先、西の風穴から先は通行禁止です。そこから戻り、普賢岳の山頂に登りました。山頂でご飯を食べて、平成新山の近くまで行き、帰りはあざみ谷から下りました。

今回は弟の琥翔が書きました。

(小林龍聖、琥翔/熊本県/11歳、9歳/登山歴3年)

くじゅう・大船山

登山者でにぎわう紅葉のくじゅう。

御池の見事な紅葉(写真=小林 優)

10月20日、晴れ

この日は、孫の龍聖と琥翔を学校に送り出してから大船山を目指しました。登山開始が遅くなったので、ガラン台から登りだします。山頂付近の御池の紅葉を期待して登りましたが、この日は平日にもかかわらず、登山者が多いようです。そして御池は見事な紅葉でした。

帰宅して、孫たちに写真を見せると「僕たちも見たい」と言いましたが、週末は長崎行きがあるので、またの機会にという話をしました。なお、孫たちは大船山に男池登山口から2度登ったことがあります。

(小林 優/熊本県/59歳/登山歴30年)

第十六回

キノコ採り 隣の分け前 横目で見(ペンネーム:にいしばG)

花は撮り 持って帰るは 紙の花(ペンネーム:村上yamada)

満月や 山をしたがえ 煌々と(ペンネーム:乙女心)

川柳で エベレスト越え あと少し

あと少し 少しで着いた ことはない(ペンネーム:ペケマルコ)

【寸評】

一句目。久しぶり2回目の登場、にいしばGさん。キノコはまさに「自然からの分け前」。それでも、隣のカゴはとても気になるものです。多くとれば勝ち、というものではないのですが。毒キノコにはくれぐれもご用心を。

二句目は4回目の登場、村上yamadaさん。持って帰るのは「お花摘み」で使った紙ですね。大事な心がけです。

三句目、乙女心さんも4回目。秋から冬にかけては、月明かりが美しく見える季節です。

四句目。超常連ペケマルコさんの連作。そう、8000mまで到達できたとしても、そこから先、8848mまでは「デス・ゾーン」が待ち受けているのです……。

【段位】

にいしばGさんには「2000m級」、村上yamadaさんと乙女心さんには「4000m級」、ペケマルコさんには8000m峰「シシャパンマ」の段位をそれぞれ授与します。

【応募方法】

山に関する川柳を募集します。投稿先メールアドレスは「weekly@yamakei.co.jp」です。メールの件名には必ず「週刊ヤマケイ・山の川柳」とお書きください。ペンネームでの投稿も受け付けております(読者の登山レポートはペンネームでの投稿不可)。

週刊ヤマケイ「表紙写真」「読者の登山レポート」「山の川柳」「山のちょっといい話」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんから表紙写真、登山レポート、山の川柳を募集しています。また新たに「山のちょっといい話」も募集します。ぜひあなたの作品をお送りください。

【表紙写真について】

●タテ位置で撮影した写真に限ります。

●横幅1200ピクセル以上のjpeg画像。

●写真に簡単な説明も添えてください。


【読者の登山レポートについて】

●本文200字~300字。1ヶ月以内の山行に限ります。できれば2週間以内の情報をお寄せください。国内・海外は問いません。山名・日程・天気を明記。登山道の様子や開花状況などもできるだけ盛り込んでください。

●写真キャプション(写真の解説を簡単なもので結構ですので付けてください)

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●登山歴

●よく行く山名、山域

※文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。


【山の川柳】

「夏休み 孫と一緒に 百名山」

「お父さん 登山道具を 片付けて」

「登れども登れども ぴくりとも動かぬ 体重計」など、山に関する川柳を募集します。どうぞ気軽にお送りください(川柳の投稿はペンネームでも可)。編集部が審査して、段位を授与します!


【山のちょっといい話】

山で出会った、見た、聞いた「ちょっといい話」を募集します。気軽にお送りください。こちらの投稿もペンネーム可です。文字数は200字以内でお願いします。


投稿先メールアドレス

weekly@yamakei.co.jp

※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・表紙写真応募」または「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」「週刊ヤマケイ・山の川柳」「週刊ヤマケイ・山のちょっといい話」とお書きください。

※表紙写真に採用された方、読者の登山レポートに採用された方には週刊ヤマケイのロゴ入り測量野帳を進呈します(初回のみ)。また山の川柳で高段位になられた方にも測量野帳を進呈します。どしどしご応募ください。

山で大切なのは自救力。jRO(ジロー)は山岳遭難対策制度TMで、山を愛する方々の自救力アップをサポートします。

捜索・救助費用に特化(330万円までお支払)、コストパフォーマンス抜群です。

WEB申し込みも可能になりました。

初年度入会金・会費は4000円(税別)次年度以降会費は2000円(税別)+事後分担金(700円~1700円の見込み)です。

いざというときに備えましょう。

誰にも起こりうる遭難事故の捜索・救助費用に備える保険! 無理のない日程、万全の装備とともに、これからは「レスキュー費用保険」が登山・アウトドア活動の必需品です。

日本費用補償少額短期保険の「レスキュー費用保険」は登山やアウトドアスポーツなど日本国内での野外活動(海での活動を除く)中に遭難事故に遭った際、捜索・救助に要した費用について保険金をお支払する保険です。補償内容は捜索・救助費用保険金として300万円です(免責3万円)。

年間保険料は5000円。保険期間は1年間で、払込日の翌日午前0時から補償開始です。

登山口へのアプローチとしてすっかり定着した登山バス「毎日あるぺん号」。電車やバスを乗り継ぐ面倒もなく、日本アルプス各地や八ヶ岳などの主な登山口に早朝に到着することから、利用者が増え続けています。

日本山岳遺産基金賛助会員である(株)毎日企画サービスでは、今期も登山者専用バス「毎日あるぺん号」を企画実施いたします。登山にかかる日数・コストの軽減をお考えの方は、登山装備の必須アイテムとして、ぜひご活用ください。なお、各地の開山イベントなどに合わせた、とっておきのバスプランや日本山岳遺産認定地ツアーもご用意いたしました。

電子カタログは下記URLよりご参照いただけます。

http://www.maitabi.jp/bus/pdf/

山岳気象予報士・猪熊隆之さんによる「冬山の気象講習会」

11/26(木)、東京・代々木で開催。

東京都山岳連盟・気象委員会主催で「冬山の気象講習会」が開催されます。ふるってご参加ください。

***

日時:11月26日(木)19:00~21:00(開場18:30)

会場:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟304号室(小田急線参宮橋駅より徒歩7分、千代田線代々木公園駅より徒歩10分)

内容:冬山の山岳気象の基礎と特徴、予報の仕方等について実践的に学びます。

講師:山岳気象予報士・猪熊隆之氏

受講料:都岳連加盟員:2000円  一般:2200円

支払方法:お申込みの上、郵便振替用紙でお支払い下さい。

口座番号:00170-4-60174

口座名:社団法人 東京都山岳連盟

※通信欄には必ず「冬山の気象講習会」とご記入下さい。

***

申し込み・問い合わせ先:(公社)東京都山岳連盟 事務局

〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-32 福原ビル301

TEL03-3526-2550(月~金13時~17時)

FAX03-3526-2551

E-MAIL lej04543@nifty.com(問い合わせ全般)

E-MAIL koshu@togakuren.com (講習会申し込み)

氏名・住所・連絡先TEL・FAX・所属山岳会名を記入してください。

申込用紙は都岳連HPからダウンロードできます。

http://www.togakuren.com

なお、会場の都合上、定員60名で締め切らせていただきます。

『ワンダーフォーゲル12月号』

この冬は八ヶ岳で雪山三昧してみませんか?

今回の特集は「雪山の学び場 八ヶ岳」。冬の八ヶ岳は雪山入門者から上級者まで、だれもが楽しめる、幅が広く、深みのあるエリアです。そんな八ヶ岳を舞台に、アイゼン、ピッケルを使った本格雪山登山を正しく、順序を踏んで学びながら楽しむハウツー&ガイド企画。第2特集は「タイプ別・最新雪山ギアガイド」。雪山登山で必要となる最新用具の選び方を指南します。「ピッケルはストレートシャフトか、ベントシャフトか」「ビルトインゲイターブーツの注目点は」「ハードシェルとソフトシェルの違い」など、タイプ別に各装備の基本解説を行ないながら、最新製品を多数紹介します。

https://www.yamakei.co.jp/products/2815914117.html

●発売日:2015年11月10日/販売価格:926円+税/ページ数:160ページ/判型:A4変形判

2015年11月~12月の新刊
商品名 発売日 販売価格(本体価格)
『山スキー百山』 11/13 2,800円+税
『安曇野のナチュラリスト・田淵行男』 11/13 2,600円+税
『山と溪谷12月号』 11/14 952円+税
『山とスキー2016』 11/19 1,200円+税
ヤマケイ新書『大地の五億年』 11/20 900円+税
『病気の9割は歩くだけで治る!』 11/20 1,200円+税
『新 全図解 クライミングテクニック』 11/20 1,800円+税
『アルパインクライミング考』 11/20 1,600円+税
山登りABC『ボルダリング入門』 11/20 1,000円+税
DVDブック『丸山貴雄のよくわかるコブレッスン』 11/20 1,800円+税
ヤマケイ文庫『旅に出る日』 12/4 780円+税
『雪の近郊登山案内 関東版』 12/11 1,600円+税
ヤマケイ文庫『山人たちの賦』 12/11 880円+税
ヤマケイハンディ図鑑『日本の淡水魚』 12/18 3,900円+税
ヤマケイ新書『山の神さま・仏さま』 12/18 880円+税
ヤマケイ新書『シカ問題を考える』 12/18 800円+税


『山スキー百山』

山スキーの先駆者たちが選んだ、登って滑るべき日本の山100.

本書ではビギナーから中・上級者までが楽しめる100の山の名ルートを紹介します。地形図に登行ラインと滑降ラインを引いた、わかりやすい詳細マップで構成されており、バックカントリースキーヤーのバイブルとなる一冊です。

https://www.yamakei.co.jp/products/2815470060.html

●著者:スキーアルピニズム研究会/発売日:2015年11月13日/販売価格:2,800円+税/ページ数:280ページ/判型:A4変形判/ISBN:978-4-635-47006-3

【担当編集者より】

本書は日本の山スキーの世界を牽引する山岳会「スキーアルピニズム研究会(Research Society of Ski Alpinism)」が1998年に選定した「山スキー百山」をもとに、いまこそ登って滑るべき日本の山100を再選定。詳細なルートガイドとともに紹介したのが、この『山スキー百山』です。

RSSAの山行記録をもとに、地形図上に登高ラインと滑降ラインを引いたうえで、見どころや注意事項などを掲載。山スキーヤーにとって「本当に役に立つ」情報満載のルートガイドです。紹介ルートは初級者向け(★)から上級者向け(★★★)までの3段階にグレーディング。自分のレベルに合ったルートを簡単に探せます。★★★は、はっきり言ってものすごーく難しいです。いつかは滑れるかもしれない憧れのルートとして眺めてみてください! 逆に★は初級者OK。ゲレンデからバックカントリーに一歩足を踏み出そうとしているスキーヤーは、こちらからチャレンジしてみてください!(五十嵐雅人/『ワンダーフォーゲル』編集部)

【収録山岳】

利尻山/羅臼岳/斜里岳/暑寒別/富良野岳/芦別岳/芽室岳/ニセコアンヌプリ/後方羊蹄山/積丹岳/八甲田山/岩木山/森吉山/八幡平/岩手山/早池峰山/秋田駒ヶ岳/鳥海山/月山/飯豊山/吾妻山/博士山/安達太良山/二王子/日中飯盛山/三ツ岩/丸山岳/燧ヶ岳/至仏山/利根川横断/守門岳/浅草岳/日向倉山/越後駒ヶ岳/荒沢岳・灰の又山/丹後山・中の岳/阿寺山/巻機山・柄沢山/牛ケ岳・大兜山/日光白根山/武尊山/谷川岳/土合・土樽(万太郎ルート)/朝日岳(宝川源流域)/平標・仙ノ倉山/苗場山/鍋倉山/妙高・神奈山/火打山/焼山/白鳥山/高松山/金山・天狗原山/雨飾山/黒姫山/高妻山・乙妻山・佐渡山/四阿山・根子岳/浅間山/湯の丸山/蓼科山/富士山/仙丈ヶ岳/北岳・間ノ岳/木曾駒ヶ岳/御嶽山/朝日岳・雪倉岳/白馬乗鞍岳周辺/蒲原山/小蓮華岳/白馬岳/旭岳(黒部川右岸)/白馬鑓ヶ岳/小日向山/唐松岳/五龍岳/鹿島槍ヶ岳/爺ヶ岳/針ノ木岳/黒部横断/毛勝山/剱岳/立山/オートルート北部(立山~薬師)/オートルート中央部(薬師周辺)/オートルート南部(三俣蓮華周辺)/笠ヶ岳・抜戸岳/槍ヶ岳/穂高岳/常念岳/蝶ヶ岳/焼岳/乗鞍岳/四つ岳/野谷庄司山/荒島岳/白山/三方崩山/野伏ヶ岳/氷ノ山/大山

『安曇野のナチュラリスト・田淵行男』

田淵行男の業績の集大成!

日本を代表する山岳写真家であるとともに、高山蝶をはじめとする昆虫の生態研究、民俗学の貴重な記録となる雪形研究など、幅広い分野に多大な功績を残した田淵行男。作家の近藤信行は、田淵の足跡を緻密な取材で丹念に追い、鳥取県の山村に生まれ育った幼年時代から安曇野を舞台に広く活躍する晩年までの生涯を克明に描いた田淵初の評伝として完成させました。本書は『山と渓谷』1990年1月号から翌年の8月号まで20回にわたって連載された「安曇野のナチュラリスト 田淵行男」の単行本化です。

モノクロームの山岳写真、蝶の細密画、雪形など口絵も24ページ挿入し、巻末には田淵の全著作、詳細な年譜も掲載しています。また2015年11月29日22時からNHK-BSで、人物ノンフィクション『蝶の山脈――安曇野を愛した男』の放映も予定されています。

https://www.yamakei.co.jp/products/2815310350.html

●著者:近藤信行/発売日:2015年11月13日/販売価格:2,600円+税/ページ数:440ページ/判型:四六判/ISBN:978-4-635-31035-2

アルパインツアーサービスからのお知らせ

【国内】女子・中級登山講座「奥多摩・タワ尾根からウトウ山」日帰り

ヤマケイ登山教室

登山経験3年程度、ある程度体力のある方で50代までの女性が対象です。初めて参加される方には、登山経歴などをお伺いします。タワ尾根は長沢背稜から派生する道なき尾根。読図講習の応用として、バリエーションコースを歩きます。少人数でのグループワークで、自発的に現在地確認とルートファインディングをしながら歩いていただきます。必ず事前に該当山域の地形図で予習をしてください。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=164883

日程 11月28日(土)
集合 JR奥多摩駅改札前(8:20)
行程 奥多摩駅=(車)=東日原(600m)~小川谷橋~人形山(1176m)~ウトウの頭(1558m)~東日原=(車)=奥多摩駅【解散】18:00~19:00
歩行時間:約7時間
講習項目 *読図とコンパス操作の応用
*現在地確認とルートファインディング(グループワーク)
*不整地での歩行法
*日没を予測しての行動判断
体力レベル 中級レベル(6~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差1,000mの登りを4時間以内で歩ける体力が必要です。)
難易度 4(往復、周囲、縦走コース。登山道はやや明瞭を欠く部分があり、緩急が大きく、幅員も小さく、一部に梯子やクサリ場、それに匹敵する箇所がある。転滑落の危険個所が多い。)
参加費 9,800円
最少催行人数 15名(定員20名)
講師 阿波 徹(山岳ガイド・)

【机上講習会】菊池哲男の山岳写真塾「2.入門編・山岳写真の基本『露出』、必要な装備と機材」

ヤマケイ登山教室

週刊ヤマケイの表紙や雑誌『山と溪谷』の表紙を担当され、数々の写真展や写真集を出版し、夜間撮影や星・月なども撮影も得意とする山岳フォトグラファー菊池哲男氏の机上講座です。今回は入門編で「露出」と実際に撮影に必要な装備と機材について学びます。希望の方に、ご自身で撮られた2LまたはA4サイズの写真をプリントアウトしてご持参おただければ、時間によりアドバイスします。実践編クラスの方々にもご参加いただける講座です。

【学生割引】学生証の提示で1グループ3人まで受講料が無料になります。

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1844

開催日 11月25日(水)
会場 アルパインツアーサービス本社 特設説明会場(3階)
時間 19:00~21:00
定員 35名
受講料 3,000円
講師 菊池哲男(山岳フォトグラファー)

【机上講習会】「雪山講習会」

アルパインツアー日本の山

これから雪山を始めようとする方のための講座。雪山にもレベルがあり、時期と山により、準備する装備は変わります。持ち物に不備があった場合は、危険に繋がりますので、しっかり準備を整えて雪山に挑戦してください。雪山入門の山々から、何シーズンもかけて経験に応じて少しずつ山のレベルをステップアップしていくことをお薦めします。「山へ行こうよ。雪山講習会」の講師陣がみなさまの雪山登山をサポートします。まずは机上講座からご参加ください。

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1861

開催日 11月6日(金)武川、11月26日(木)中島、12月7日(月)阿波、12月21日(月)武川、2016年1月19日(火)阿波
会場 アルパインツアーサービス本社 特設説明会場(3階)
時間 19:00~20:30
定員 35名
受講料 2,000円
講師 武川俊二(山岳ガイド)、中島政男(国際山岳ガイド)、阿波徹(山岳ガイド)
株式会社山と溪谷社
〒101-0051東京都千代田区神田神保町1丁目105番地
編集長
勝峰富雄
編集スタッフ
佐々木惣
アートディレクター
松澤政昭
SSデザイン
塚本由紀(T&Co.)
技術サポート
福浦一広、金沢克彦、塚原宏和
プロデューサー
齋藤純一

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本誌は、できるだけ正確な情報を掲載するよう心がけておりますが、山行時はご自身で現地の最新情報のご確認をお願いいたします。