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今週末の「山のワンポイント天気」

ウェブサイト「山の天気予報」を運営し、メールでの天気予報配信も行なっている株式会社ヤマテンの気象予報士で、『山岳気象大全』などの著者でもある猪熊隆之さんによる解説です。今週末の山行に役立ててください。

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積雪ゼロ記録を更新してきた八ヶ岳山麓でも18日と20日の降雪で冬らしい景色に様変わり。

昨夕、一瞬顔をのぞかせた八ヶ岳は荘厳な冬の装いとなっていました。

さて、一連の冬型の最後の強い寒気が今週末に南下する予想となっています。特に、24日(日)は西日本を中心に非常に強い寒気が南下する見込みで、西日本の山岳では大雪に警戒が必要です。

ヤマテンでも西日本の山岳に昨夜、大荒れ情報を発表しています。その他の山岳でも日本海側を中心に荒れた天気になる恐れがあり、今後の気象情報にご注意ください。

気象予報士 猪熊隆之

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野村篤司さん

山の絵本『ぼくらのやまのぼり』を語る

2014年8月、間ノ岳にて

左:YAMAKEI CREATIVE SELECTIONのなかで初の絵本として刊行された『ぼくらのやまのぼり』/右:箱根・早雲山登山道入口にて。山頂cafe’の幹部メンバーとともに

20~30代ビギナーのための登山サークル「山頂cafe'」。全国に800人を超えるメンバーを擁し、さまざまな活動を展開していますが、昨年、その有志が集まりYAMAKEI CREATIVE SELECTIONとして絵本『ぼくらのやまのぼり』を上梓されました。今回はサークル代表である著者の野村さんに、この絵本に込められた思いを語っていただきました。

(聞き手=佐々木 惣 『週刊ヤマケイ』編集部)

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佐々木:この絵本を作ろうと思われたきっかけを教えてください。

野村:きっかけは平成26年に観光庁主催「若者旅行を応援する取組表彰」において山頂cafe'が「奨励賞」を受賞したことです。この受賞した取組内容の一つに、「若年層の登山者を増やそう」という活動がありました。山頂cafe'が製作した山の絵本を通じ、10年後、さらには20年後に「幼少期に山が好きな親に読み聞かせてもらった絵本(ぼくらのやまのぼり』がきっかけとなり、登山に興味を持ちました」という若年登山者が増えればいいなと思っています。中長期的取組みではありますが、絵本の与える効果を期待した取組みです。

※観光庁参考ページ

http://www.mlit.go.jp/kankocho/news05_000181.html

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佐々木:今回の絵本の主人公はキリンです。キリンを主人公にしようと思ったのはなぜですか?

野村:山頂cafe'はビギナー登山者に限定した登山サークルになります。そこで公式キャラクターの動物を選ぶうえでは、「山」のイメージを捨て、山がイメージしづらい「キリンさん」を選ぶことにしました。なお、サブキャラクターとしてはクマやリスも登場し、動物たちにあふれ、自然を体感できる絵本になっています。

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佐々木:今回の製作で、いちばん苦労したポイントを教えてください。

野村:今回、製作に関わったのは山頂cafe'メンバーの中の有志17名ですが、全員に絵本製作経験はなく、私を含めて素人だけの集まりでした。

まずは絵本はどういう作り方をすればいいのか、また作ったからには広めないといけませんので、どうやって山の絵本を営業していくか。200万円強の製作販売コストをどう工面するかなど、苦労した点は多岐に渡ります。

その中でもいちばん苦労した点は、いかに物語を作り、実際に山に興味を抱かせることができるかという脚本部分です。何十時間もかけて議論を重ね、脚本を考えてくれたプロジェクトメンバーのみんなには心から感謝しています。

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佐々木:どんな人にこの絵本を読んで、何を感じてもらいたいですか?

野村:今回の絵本を読んでいただきたい層は主に三者です。

まず、登山のイメージがまったくない5歳未満のお子さんにこの絵本を読んでいただき、日本の大自然の素晴らしさと、仲間の大切さを感じてもらいたいです。

次に、既に登山歴が10年を超えるような大人の登山者です。登山者それぞれではありますが、山を始めたころの感覚、山登りの本質とは何か、なぜ山に登るのか、などを再発見してもらえると嬉しいです。

最後は、登山者か否かを問わず、海外にいる外国の方々です。日本には「山」という素晴らしい自然が全国各地にあるというのに、富士山や北アルプスばかりに海外の方は集中しています。また、ヨーロッパアルプスなどに比べると、外国人登山者が多いとはいえず、日本の各地域では「山」の観光資源化がうまく実現できていません。絵本は全世界共通のコンテンツですから、この山の絵本を通じて「日本の山」を世界にPRし、観光業を中心とした地域経済の活性化に繋げ、登山道の整備や安全登山の普及に発展すれば素晴らしいと考えています。

日高・日勝ピーク

日高山脈の深雪を楽しんできました。

日勝ピーク南斜面よりペケレベツ岳(中央)を望む(写真=谷水 亨)

日勝ピーク北斜面から十勝平野を望む(写真=谷水 亨)

1月16日、快晴

北海道を東西に分ける日高山脈を貫く国道274号線。この日高峠の頂点が、今回バックカントリースキーのフィールドに選んだ日勝ピーク(1445m)です。いつもなら登ってきた北斜面を滑りますが、今回は経験者や熟練者がいたので、頂上から南斜面を滑り楽しんできました。

いつものように、日高峠トンネル日高側出口駐車場に車を停め、全員スキーで登りました。標高差500mを登り日勝ピークに立つと、さっそく南斜面を滑走。再び登り返して滑走面を変え、標高1250m付近まで深雪を楽しみました。そこからまた日勝ピークを登り、最後は北斜面を滑走して駐車場まで降りてきました。

南斜面は20cmほどの深雪で、北斜面の下部はハイマツの頭が出ていますが、東側の沢沿い付近は滑走には十分でした。

この日の総距離は5.4km(滑走距離含)で、延べ標高差は800mでした。

(文=谷水 亨/北海道アウトドア夏山ガイド認定者)

福島県・安達太良山

白銀の山へ。

登山道から山頂を望む(写真=鈴木さとし)

アプローチにはスノーシューを利用しました(写真=鈴木さとし)

1月16日、曇り時々雪

夏は多くの人でにぎわう、日本百名山の安達太良山に登ってきました。

あだたら高原スキー場から勢至平を経て、山頂から五葉松平を通りスキー場へ下山する周回コースです。冬はゴンドラリフトが動いていませんので、夏のように短時間で登れません。しっかりとした冬山の装備が必要です。今回は前後のアプローチにスノーシュー、山頂では12本爪のアイゼンとピッケルでアタックしました。山頂に近づくにつれ風が強くなり、パーティとしてはギリギリでしたが、なんとか登頂となりました。

ガスで視界がきかなくなることもありますので、森林限界より上で行動する山では、目印用に竹竿と赤布は必携と思います。

(文=鈴木さとし/登山ガイド)

北八ヶ岳・天狗岳

唐沢鉱泉から、天狗岳を往復してきました。

西天狗岳西面の登り(写真=中村重明)

東天狗岳頂上直下にて。後ろは西天狗岳(写真=中村重明)

1月9日、晴れ

ここは何度も訪ねているコースで、昨シーズンは2014年12月27日に歩いていますが、その時に比べて驚くほど少ない積雪で、唐沢鉱泉までスタッドレスタイヤで可、登山道も唐沢鉱泉~第一展望台間と黒百合平~唐沢鉱泉間は地面や岩の露出も多く簡易スパイク(ゴム製、鋲付き)ないし軽アイゼンで、この日は充分でした。それでもさすがに標高を上げるとそこそこの積雪で、第一展望台~天狗岳~黒百合平間は12本爪アイゼンを着用しました。ちなみに、2010年12月下旬に天狗岳を目指した時は、大量の積雪と寒さのため途中で引き返しています。

朝方、唐沢鉱泉に向かう途上では山頂部は雲に覆われていたものの、第一展望台に着いたころにはだんだん雲も消え、南八ヶ岳を始め、南アルプス、奥秩父、北八ヶ岳、北アルプス南部(槍ヶ岳~乗鞍岳)などの素晴らしい展望が得られました。

なお、唐沢鉱泉の今シーズンの営業は1月10日の宿泊が最終です。来シーズンの営業は4月23日からの予定で、その間は唐沢鉱泉の約3.5km手前の唐沢鉱泉・桜平分岐から先の車道は除雪されないとのことですので、注意が必要です。

(文=中村重明)

中央アルプス・木曽駒ヶ岳

新雪のカールと烈風の稜線歩きを楽しむ。

厳冬期の姿を見せ始めた宝剣岳。檜尾岳、空木岳へ連なる稜線の前に現前とそびえ立つ(写真=奥谷 晶)

千畳敷カールの大パノラマを見下ろして新雪の急斜面を一気に下る(写真=奥谷 晶)

1月16日、晴れ

異常なほど雪が少ないと言われた今冬ですが、15日までに30cmほどの積雪のあった千畳敷カールも、ようやく厳冬期の姿を見せ始めたようです。15日は今季最初の小規模の雪崩が発生したと聞きました。

この日、始発のバスで到着した登山者の先頭グループが早くも新雪にトレールを刻んでいきます。ワカンで、膝下くらいのラッセルのようです。乗越浄土からの稜線は、新雪は吹き飛ばされて、クラストした状態でアイゼンがよく効きました。気温はマイナス15度で、時折10m前後の風が吹いており、防寒装備は必須ですが、次第に落ち着き、快晴の日射しを浴びて絶好の登山日和となりました。

三ノ沢岳、檜尾岳、空木岳へと連なる稜線をバックに宝剣岳の岩壁が映えて見事でした。

(文=奥谷 晶)

栃木県・鹿沼の岩場

登山靴での練習にも向いた初級者向けの岩場。

A峰から見たB峰(右)とC峰(左)の岩場(写真=木元康晴)

傾斜が緩くてホールドが大きく、初級者でも登りやすい岩場です(写真=木元康晴)

1月12日、曇り

東武線新鹿沼駅の間近にある、鹿沼の岩場に行ってきました。同行者はこの岩場に精通した、山登りの先輩です。ここは古くからクライミング初級者のトレーニングに活用されてきた場所なのですが、今ひとつ情報が乏しく、支点のとりかたなどがはっきりしませんでした。そこで詳しい人に教えてもらいながら登るのが確実と考えて、先輩に同行をお願いしました。

一般登山道である岩山ハイキングコース上には岩場は数多いのですが、歩きはじめて最初に左右に現われる岩場が、クライミングの対象になっている所です。準備を整えてまずは右手のB峰、その後続けてC峰にも取り付き、ポピュラーなラインを登ってみました。いずれもグレードはIII級程度で、ホールドも大きく、登山靴で岩登りをするのに向いた内容でした。

なお、この岩場の岩質はとてもやわらかく、練習はトップロープで行なうのが基本とのこと。岩角も欠けやすく、やさしいながらも慎重な身のこなしが求められました。

(文=木元康晴/登山ガイド)

三浦半島・武山、三浦富士~野比海岸

スイセンが見ごろを迎えています。

台地上の畑から見渡す武山(左)から砲台山、三浦富士。海岸から登るとはいえ、標高200m前後の丘陵で気軽に歩ける(写真=石丸哲也)

相模湾に臨む野比海岸のボードウォーク。対岸には房総半島の鋸山や富山も眺められる(写真=石丸哲也)

1月16日、快晴

野比海岸のスイセンが例年よりかなり早く見ごろと聞いて、出かけてきました。海岸のウォーキングだけではなく、山も登ろうと考え、近くの武山、三浦富士のミニミニ縦走と組み合わせることに。なんとなく三浦富士から武山へ向かうことが多いのですが、今回は三浦富士から京急長沢駅へ下るとコースがスムーズにつながるので、逆回りとしました。また、津久井浜駅から武山へは、ハイキングコースになっている津久井浜の観光農園経由ではなく、その西側に広がる台地上の農道を歩く計画にしました。

京急を津久井浜駅で降り、直接、台地上へ向かうこともできたのですが、せっかくなので海も眺めていこうと海岸へ向かいました。「うみべのえほんやツバメ号」と記されています。これはもしや!? 中をのぞくと、開店準備中だった女主人が気づいて、招き入れてくれました。住宅か小さな商店を改装したとおぼしき、こぢんまりした店内は半分が絵本の展示・販売スペース、残りが喫茶スペース、2階がギャラリーになっています。すすめられるままにギャラリーを鑑賞した後、気になっていた店名の由来を聞くと、やはり、岩波少年文庫に収められた『ツバメ号とアマゾン号』からとのこと。

『ツバメ号とアマゾン号』は、イギリスの湖水地方で夏休みを過ごす4人の子どもたちが、湖の無人島でキャンプ、ヨットで「探検」をしながら過ごす物語です。勤務中の父親は子どもたちが過ごすことを認め、母親はテントを縫うなどして、子どもたちの自主的な冒険を支えます。読みながら、子どもたちとともに感じたワクワク感、アウトドアでののびのびとした体験や想像。それは、私の山登りの姿勢に少なからず影響しています。ハイキングから始めた山登りで『ツバメ号とアマゾン号』の世界を見つけ、山にはまったたともいえます。ご主人とは少ししか話せませんでしたが、共通の心を感じ、幸せなスタートを切れました。

暖かい日で、少し遠くはかすんでいましたが、思いがけず富士山が頭を見せていたり、早くもタチツボスミレが花を咲かせていたりする道を登り、武山山頂の展望台で相模湾や房総半島を展望。シイなどの常緑樹が茂る尾根道を砲台山、三浦富士と歩いて、予定通り京急長沢駅へ下山しました。海辺に出たところに建つ長岡半太郎記念館・若山牧水資料館を見学。旅を愛し、焼岳や妙義山にも登った牧水が大正4~5(1915~16)年、近くに住み、海岸には歌碑が建てられています。等身大に伸ばされた啄木の姿に、身長、体重とともに「1日の酒量2升6合」と記されていました。長岡半太郎は今でいえばノーベル賞受賞者クラスの物理学者で、記念館は別荘があった地にあります。

海岸に出て、砂浜やボードウォークから、スイセンが植えられた道を海沿いに歩きます。スイセンはボードウォークが見ごろ、国道沿いはすでにピークを過ぎていました。千駄ヶ崎で内陸へ向かい、スイセンが咲く、くりはま花の国を経て京急久里浜駅へゴールインしました。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

京都北山・光砥山~小野村割岳

巨大杉が立ち並ぶ尾根を歩く。

光砥山からは白き峰々を望みながらのひととき(写真=山口敬二)

小野村割岳まで連続する大杉は圧巻です(写真=山口敬二)

1月16日、曇り時々雪

別冊山と溪谷『関西ハイキング』2016年版に紹介された光砥山(こうどうやま)に興味をそそられ、雪のなか行ってみることにしました。

光砥山は標高951mと京都府第4位の高峰でありながら地図では標高点しか記載が無く、地図上では山名さえ付けられていません。地元では流れ出る谷の名前を取って光砥山と呼んでいるらしいのですが、この北山に秘められたピークには、そこはかとないロマンが感じられます。

ワサ谷の林道途中から急斜面をはい上がり尾根に取り付くと、次々に現われるアシウスギ(伏条台杉)の大木を見上げながらP951を目指しました。取り付きから約2時間、緩やかな尾根まで登ってくるとその先で雪を被った一本の朽ち木がたたずむ、ひっそりとした頂にたどり着きました。東の展望が開けたところに腰を下ろし、雲に見え隠れする比良山系の武奈ヶ岳を遠望しながらお昼にします。

光砥山からは今度は小野村割岳(おのむらわりだけ・932m)を目指しましたが、その道中も奇怪な巨大杉がたくさん見られ、興味深く歩くことができます。基本的にすべて尾根通しですが、道標は無く、雪に埋もれたルートはわかりづらいです。途中で支尾根に迷い込み、コンパスで方向を確認しながら修正しました。

小野村割岳からは同じ京都中央分水嶺の峰床山や桑谷山らしき頂を垣間見ることができました。展望を楽しむと南の尾根を下り、林道からもと来たワサ谷へと周回し、楽しい光砥山の探索を終えました。

(文=山口敬二)

岡山県・三ヶ上山

冷え込みの厳しい朝、新雪か樹氷を期待して出かけました。

役行者(えんのぎょうじゃ)の石像がある三ヶ上(さんがじょう)山の頂上(写真=舩越 仁)

頂上から南峰(左)三角点峰(右)を見下ろす(写真=舩越 仁)

1月15日、曇り

いつものように鏡野町上斎原振興センターに駐車します。凍結防止のための暖房がきいたトイレをお借りした後、歩き始めました。

国道179号からすぐの寺ヶ原集落を通り抜けます。赤ペンキが塗りたてで、今冬未出動の小型除雪車が車庫の中で出番を待っていました。

放牧場兼スキー場だった昔をしのばせる雑木林のあたりから、昨夜降った新雪が少しずつ増えてきました。木々が白いのは、霧氷と新雪がミックスされたからのようです。

急登が3ヶ所あり、最後の固定ロープを登り切ると頂上に続く稜線です。積雪も10cmほどに増え、ほろほろと小雪が舞う中、花知ヶ仙(はなちがせん)や妹山を眺めながらの稜線上では雪山の気分に浸ることが出来ました。しかしながら、今日は非常に中途半端な雪のコンディションなので、頂上から岩を下って向こうの三角点峰へ行くのは諦め、来た道を戻ることにしました。

(文=舩越 仁/日山協自然保護指導員、みつがしわ山の会)

福岡県・平尾台

冬陽を浴び、羊群原歩きを堪能してきました。

最高峰の貫山をめざし羊群原を進む(写真=長谷川守克)

鬼の唐手岩から周辺を眺めるがPM2.5の飛来で好展望とはいかなかった(写真=長谷川守克)

1月3日、曇り時々晴れ

例年の恒例行事である、平尾台外周りコースを歩いてきました。自然観察センターを基点に最高峰の貫山に登頂後、吹上峠に下山、自然観察センターに戻る周回コースとしました。

この日は風もなく暖かいなか、自然観察センター駐車場をスタート。予定通り幾多のピークを踏み、先をめざすと最終ピークである大平山に到着です。山頂から辿ってきた道を眺めながら、今年も無事歩き通すことができ、満足です。

本コースは少々長丁場ですが、竹林や自然林のアップダウンの繰り返し、岩場急斜面の攀じ登り、大小の弧を描く岩石渡りなど、バリエーションに富んだ道です。そして道中の要所要所には道標が設置されていて、安心して歩けます。山歩きの楽しさが堪能でき、平尾台の奥深さを再認識し帰路につきました。

ただ、期待していた展望は、PM2.5の飛来のため霞んでおり、期待通りにはいきませんでした。

(文=長谷川守克)

支笏湖周辺・紋別岳

雲の流れに邪魔されるものの。

鉄塔群が建つ紋別岳(写真=蓮井美津夫)

支笏湖と風不死岳、樽前山(写真=蓮井美津夫)

1月16日、晴れ

この冬、札幌周辺は降雪量が少なく、新年に入ってもその状態は続きました。最近になってまとまった雪が降り始めましたが、山の積雪も少なめで、いつもの冬とは違った景色となっています。

この日、天候も安定しそうなことから支笏湖にある紋別岳へ向かいました。この山も雪は少なく、ツボ足で登山口から3kmほど進み、その後スノーシューに替え、尾根を歩いて頂上に向かいました。

頂上では雲の流れに邪魔され、支笏湖や樽前山は霞んでいましたが、年末年始で増えた体重の減量には効果がありました。

(蓮井美津夫/北海道/57歳/よく行く山:道央、大雪山)

山形県・羽黒山

カンジキで歩く奥の細道。

大雪の月山登拝路・羽黒古道(奥の細道)を下る(写真=長山昌子)

雪冠る大杉の後方に古道中間地点の吹越籠堂(燻堂)(写真=長山昌子)

1月17日、小雪

羽黒山(414m)から山伏修行の古道を、カンジキを履いて下りました。夏には三山詣(羽黒山~月山~湯殿山)の出発点です。この3、4日で降り積もった雪は1mを超え、膝から腰までのラッセルで全身に汗が滲みました。

芭蕉と曽良が6月に歩いた南谷も雪で埋もれ、樹齢300~500年の雪を冠した杉が林立する様は壮観です。粉雪ちらつくも風がなく、真っ白い音のない幻想的な世界に包まれて歩きました。

無雪期には30分で下れる道ですが、連れ合いとふたりでラッセルしてなんと2時間半もかかりました。終点の荒沢寺前に着き後ろを振り返ると、深いカンジキの跡が光って見えました。

(長山昌子/山形県/よく行く山:鳥海山、東北の山)

南八ヶ岳・赤岳

山頂からの大展望を満喫。

山頂付近ではすれ違いに注意が必要(写真=神田 博)

山頂は混雑していましたが、大展望にみなさん満足のようでした(写真=神田 博)

1月9日~10日、晴れ

初日は美濃戸から南沢を通って行者小屋まで行きテント泊。翌日、文三郎尾根から赤岳に登り、往路を美濃戸まで戻りました。

この時点で山に雪は少なく、美濃戸までの林道にはまったく積雪がありませんでした。南沢も途中まで積雪なく、一部凍結個所ではスリップに気を使うところがありましたが、行者小屋までアイゼン不要でした。

文三郎尾根ではハシゴも鎖もほぼすべて出ていましたので、通常の雪山とはちょっと雰囲気が違っていました。

今回は好天に恵まれた三連休でしたので、大勢の登山者が訪れていました。山頂付近の岩稜帯ではすれ違いに注意が必要でしたが、山頂では素晴らしい大展望に恵まれました。

(神田 博/埼玉県/53歳/よく行く山:関東近県の山)

山梨県・思親山

ポカポカ陽気の山頂でのんびり。

まっ白な富士山が眺められるはずでしたが……(写真=長岡 徹)

1月とは思えないほど日差しが暖かな山頂(写真=長岡 徹)

1月10日、晴れ

まっ白な富士山が見たくて、山梨百名山のひとつである思親山(ししんざん)に行ってきました。

今回は佐野峠からのピストンです。途中の林道は車一台がやっと通れる狭さで、急勾配のうえ待避所も少ないので注意が必要です。林道を上りきった場所が佐野峠の登山口になり、目の前には富士山がお出迎えです。

車を止めて出発しました。登山道は東海自然歩道の一部にもなっているため整備はされていますが、落葉や丸太の階段でのスリップには注意が必要です。

なお、暖冬のせいでしょうか。雪はまったくなく、落葉を踏みしめてのハイキングは晩秋のハイキングといった感じがします。木漏れ日もいい雰囲気でした。

残念ながら、山頂からまっ白な富士山を見ることはできませんでしたが、ポカポカ陽気の山頂では、のんびり静かな時間を過ごすことができました。

(長岡 徹/埼玉県/37歳/よく行く山:八ヶ岳、霧ヶ峰、白馬など)

静岡県・千葉山

文化財が豊富な里山に登りました。

参拝の人々で賑わう智満寺本堂(写真=八木茂良)

天然記念物の「十本杉」の1本である大杉(写真=八木茂良)

1月11日、晴れ

私が参加している山の会の新年山行で、文化財が豊富な島田市の千葉山に登りました。下山後は幹事の地元・相賀で新年会があり、親交を深めました。

コースは尾川バス停から石仏が多く残る丁仏参道を歩き、国の重要文化財の智満寺に参拝後、お寺の左脇の急坂を30分ほど登ると千葉山の山頂に着きます。山頂は木立の中のため、展望はありません。

山頂直下には智満寺の奥ノ院があり、その近くには国の天然記念物の十本杉の1本である「大杉」があります。

大杉を見物した後はペンションどうだん方面に下り、ペンション前の車道を相賀へ向かいました。春先の服装で歩くことのできた、暖かな新年山行でした。

(八木茂良/静岡県/68歳/よく行く山:東海地方の花の山、南アルプス)

京都府・愛宕山

火伏せの神様が祀られた霊山。

左上から時計まわりで「点在するお地蔵さま」「神社の登山道から少し外れ、東に開けた展望」「サカサマ峠へ続く道」「サカサマ峠からの京都市街展望」(写真=伊東明美)

1月9日、晴れ

京都市最高峰の愛宕山には日本全国900ほどもある愛宕神社の総本社があり、火伏せの神様としても知られています。古くは「伊勢に七度、熊野に三度、愛宕さんには月参り」とうたわれた霊山で、明智光秀が本能寺の変を起こす数日前に参詣した山でもあります。

初参りの私は、清滝バス停から、50ものお地蔵さんが点在する表参道を登りました。道幅が広く歩きやすい道で、心配していた雪はまったくありません。山頂の体感温度は市内より10度も低いそうで、黒門を過ぎたあたりから空気が冷たくなっていました。道には舞ったばかりの雪粒が落ちていて、積もる日も近そうです。

授与所前の休憩室は、薪ストーブを囲んで昼食をとる人々でにぎわっていました。冬にここで憩う登山者はやはりどこか慣れた様子で、月参りをする地元の方も少なくないのかもしれません。

下山はサカサマ峠(首なし地蔵)を経て高雄へ向かい、神護寺に参拝して帰りました。

(伊東明美/東京都/よく行く山:関東甲信越の山、日本百名山)

六甲山・長峰山~摩耶山

冬の日差しを浴びながらの山歩き。

天狗道稜線から派生する行者尾根。旧麻耶道から望む(写真=川畑和夫)

生命力を感じるカゴノキ。旧麻耶道にて(写真=川畑和夫)

1月16日、晴れ

阪急六甲から篠原伯母野山町の長峰山登山口を目指しました。相当な急登で汗が噴き出ますが、振り返ると神戸の街と大阪湾のパノラマが広がっています。

登山口から50分ほどで長峰山(天狗塚)に到着。大岩が積み重なった狭い山頂ですが、眺めは抜群です。杣谷峠に下って薄氷が張った穂高湖に立ち寄り、アゴニー坂を登って摩耶山・掬星台に出ました。ここは多くの登山道が交差しており、たくさんの登山者が休憩していました。

昼食後、天狗道の途中から行者尾根を下り、行者堂跡から旧麻耶道(もとまやみち)を経て阪急三宮へ出ました。

行者尾根は標識がまったくありませんが、基本的に尾根通しで、踏み跡ははっきりしています。途中に小さな岩場が数ヶ所あります。

(川畑和夫/大阪府/67歳/よく行く山:六甲、比良、生駒、北アルプスなど)

鳥取県・大山

ガスで視界がきかないなかの登頂。

6合目の避難小屋前にて。ここでアイゼンを装着しました(写真=松本高志)

1月11日、曇り

今年の初登りで大山に行きました。コースは夏山登山道の往復です。

この日は異常なほど雪が少なく、登山口までの車道も雪がありませんでした。登山道に入ると積雪は1cm程度、6合目あたりで10cm程度でした。ただ積雪は少ないものの、登山道は滑りやすくなっているので慎重に登ります。

6合目でアイゼンを装着し、山頂へ向かいました。ガスの中で、視界は数m程度。歩いていると、ガスの中に突然、山頂の避難小屋が姿を現わしました。小屋では通常の出入口が使用できました。弥山山頂は山頂の標石がむきだしになっているほどでしたが、張り付いた雪が過酷な環境を感じさせてくれます。途中、多くの登山者にすれ違いました。

(松本高志/福岡県/58歳/よく行く山:九州、中国地方の山)

霧島・矢岳、竜王山

高千穂峰の景色がとてもよかったです。

矢岳山頂(写真提供=小林龍聖)

1月16日、晴れ

矢岳登山口から出発。分岐点に着いて、谷コースの方を行きました。谷に下ります。下りて、また登ります。矢岳の山頂まで、ずっと急な坂で、きつかったです。

山頂手前では高千穂の峰が見えました。高千穂峰には雪が降っていました。途中で見える景色がとてもよかったです。

矢岳の山頂から竜王山に向かいます。竜王山まではあまり急な坂はありません。でも、竜王山の間の道には雪がありました!

竜王山山頂から下ります。谷になった所で、立ち木のまま燃えて炭になった炭化木がありました。シカの骨らしいものもあります。そこから登山道を下って戻りました。

(小林龍聖、琥翔/熊本県/11歳、9歳/登山歴3年)

第二十六回

ヒマラヤに思いをはせて飲む紅茶(ペンネーム:ダージリン)

いざ出すとアイゼンさびて靴かびて(ペンネーム:登り窯)

ソリ滑り飽きない孫にへばる山(千葉信代)

知らぬ間に山の上着はシェルと呼ぶ(ペンネーム:ペケマルコ)

【寸評】

一句目、初登場のダージリンさん。どんなに標高の低い山であっても、ヒマラヤの峰々を思い浮かべられそうなイマジネーションにあふれる一句です。

二句目、登り窯さん。登山用具はメンテナンスが命! 大事なことを教えてくれる一句です。骨折でリハビリ中とのこと。早く治りますように!

三句目、千葉信代さん。先週はちょっとわかりにくい句だったので残念ながらビバークでしたが、今週はお孫さんの笑顔が目に浮かぶ、明るい見事な一句で昇段決定です。

四句目、ペケマルコさん。うーん、中級者なら充分昇級できる一句ですが、高段者としてはちょっとキレが足りません。より一層の奮起を期待します!

【段位】

ダージリンさんには「1000m級」、登り窯さんには「4000m級」、千葉信代さんには8000m峰「アンナプルナⅠ峰」を授与します。ペケマルコさんは8000m峰「チョ・オユー」でビバークとなります。

【応募方法】

山に関する川柳を募集します。投稿先メールアドレスは「weekly@yamakei.co.jp」です。メールの件名には必ず「週刊ヤマケイ・山の川柳」とお書きください。ペンネームでの投稿も受け付けております(読者の登山レポートはペンネームでの投稿不可)。

週刊ヤマケイ「表紙写真」「読者の登山レポート」「山の川柳」「よもやまばなし」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんから表紙写真、登山レポート、山の川柳を募集しています。また新たに「よもやまばなし」も募集します。ぜひあなたの作品をお送りください。

【表紙写真について】

●タテ位置で撮影した写真に限ります。

●横幅1200ピクセル以上のjpeg画像。

●写真に簡単な説明も添えてください。


【読者の登山レポートについて】

●本文200字~300字。1ヶ月以内の山行に限ります。できれば2週間以内の情報をお寄せください。国内・海外は問いません。山名・日程・天気を明記。登山道の様子や開花状況などもできるだけ盛り込んでください。

●写真キャプション(写真の解説を簡単なもので結構ですので付けてください)

●お名前(ふりがなもお願いします。匿名、ペンネームでの掲載は不可です)

●メールアドレス

●年齢

●郵便番号と住所

●登山歴

●よく行く山名、山域

※文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。


【山の川柳】

「夏休み 孫と一緒に 百名山」

「お父さん 登山道具を 片付けて」

「登れども登れども ぴくりとも動かぬ 体重計」など、山に関する川柳を募集します。どうぞ気軽にお送りください(川柳の投稿はペンネームでも可)。編集部が審査して、段位を授与します!


【よもやまばなし】

山で体験したちょっといい話や不思議な話、使って役立った装備や安全登山のための工夫、昔の登山の思い出などを募集します。お気軽にご投稿ください。こちらの投稿もペンネーム可です。文字数は400字以内でお願いします。


投稿先メールアドレス

weekly@yamakei.co.jp

※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・表紙写真応募」または「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」「週刊ヤマケイ・山の川柳」「週刊ヤマケイ・よもやまばなし」とお書きください。

※表紙写真に採用された方、読者の登山レポートに採用された方には週刊ヤマケイのロゴ入り測量野帳を進呈します(初回のみ)。また山の川柳で高段位になられた方にも測量野帳を進呈します。どしどしご応募ください。

山で大切なのは自救力。jRO(ジロー)は山岳遭難対策制度TMで、山を愛する方々の自救力アップをサポートします。

捜索・救助費用に特化(330万円までお支払)、コストパフォーマンス抜群です。

WEB申し込みも可能になりました。

初年度入会金・会費は4000円(税別)次年度以降会費は2000円(税別)+事後分担金(700円~1700円の見込み)です。

いざというときに備えましょう。

誰にも起こりうる遭難事故の捜索・救助費用に備える保険! 無理のない日程、万全の装備とともに、これからは「レスキュー費用保険」が登山・アウトドア活動の必需品です。

日本費用補償少額短期保険の「レスキュー費用保険」は登山やアウトドアスポーツなど日本国内での野外活動(海での活動を除く)中に遭難事故に遭った際、捜索・救助に要した費用について保険金をお支払する保険です。補償内容は捜索・救助費用保険金として300万円です(免責3万円)。

年間保険料は5000円。保険期間は1年間で、払込日の翌日午前0時から補償開始です。

登山口へのアプローチとしてすっかり定着した登山バス「毎日あるぺん号」。電車やバスを乗り継ぐ面倒もなく、日本アルプス各地や八ヶ岳などの主な登山口に早朝に到着することから、利用者が増え続けています。

日本山岳遺産基金賛助会員である(株)毎日企画サービスでは、今期も登山者専用バス「毎日あるぺん号」を企画実施いたします。登山にかかる日数・コストの軽減をお考えの方は、登山装備の必須アイテムとして、ぜひご活用ください。なお、各地の開山イベントなどに合わせた、とっておきのバスプランや日本山岳遺産認定地ツアーもご用意いたしました。

電子カタログは下記URLよりご参照いただけます。

http://www.maitabi.jp/bus/pdf/

太田達也写真展「Kamuy 神々の鼓動」

1月21日(木)~27日(水)東京・新宿で開催。

北の大地に生きる野生動物の魂に迫る傑作写真をこの機会にぜひご覧ください(撮影=太田達也)

写真集『カムイ 神々の鼓動』や『きみにあいたい』、ヤマケイカレンダー『森の動物たち』の写真家、太田達也さんの写真展が新宿のアイデムフォトギャラリー「シリウス」で開催されます。

ヒグマ、シマフクロウ、サケ・カラフトマス、オオワシなどを撮影対象に、「カムイ」として畏怖されてきた北海道の野生動物たちの生と死が織りなす神話的な世界と絵画的な表現があいまった素晴らしい作品を、この機会にぜひご覧ください。

***

日時:1月21日(木)~27日(水)10:00~18:00(最終日は15:00まで) 日曜休館

会場:アイデムフォトギャラリー「シリウス」

東京都新宿区新宿1-4-10アイデム本社ビル2F

(東京メトロ丸の内線新宿御苑前駅そば)

http://www.photo-sirius.net/

『わくわく城めぐり』著者による城と山の魅力満載トークショー

松本の城の楽しみ方とは? 1月25日(月)東京・神保町で開催!

山中に突然現われる、身の丈以上の石垣! 滋賀県・観音寺城にて(写真提供=萩原さちこ)

北アルプスへのアプローチ拠点として、登山者にはなじみの深い松本。実は松本には沢山の城(跡)が残されています。有名な国宝・松本城以外にも、戦国時代には膨大な数の城がありました。その多くが山の上に建てられ、山の地の利を活かした山城(やまじろ)で、武田信玄に攻められた城や、信玄が奪った後に改修した城もあるといいます。

今回は、そんな松本にある城の魅力を、『わくわく城めぐり』の著者であり、城郭ライターの萩原さちこさんに語っていただきます。

そもそも城の楽しみ方とは、という疑問を、国宝・松本城を例に解説。

そして、登山者の目では見逃されそうな地形に展開された山城の魅力を、全国的にも名城とうたわれる松本の山城をもとにご紹介します。

トークを最後まで聞けば、松本の城に行きたくなること間違いなし! 登山の行き帰りに、少し足を伸ばしてみてはいかがでしょう?

***

■「登山の行き帰りに楽しむ、松本の城」トークショー

日時:2016年1月25日(月)19:00~(開場18:30)

講師:萩原さちこ(城メグリスト:http://46meg.jp/)

開場:神田神保町 インプレスグループセミナールーム

東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビル23F

参加料:1500円 ※参加申込時に事前払い

定員:80名 ※定員になり次第締切

主催:株式会社山と溪谷社

申込み:下記リンク先の申込みボタンの先にあるフォームに必要事項をご記入いただき、決済画面にて参加料をお支払いください。

イベント詳細サイト

http://ymm.yamakei.co.jp/2015/12/125.html

東北山岳写真集団・福島『山の写真六人展』

1月24日まで、福島駅西口コラッセふくしまで開催!

蔵王樹氷(若林健二撮影)

福島在住の6人の写真家による写真展「山の写真六人展」が福島駅西口コラッセふくしまで開催中です。東北の山を中心に、北アルプスやヨーロッパアルプスなど、各自のテーマで撮影された90点の作品を、ぜひ一度ご覧になってみてください。

***

東北山岳写真集団・福島『山の写真六人展』

奥田 博・菅野寛一郎・仁井田研一・湯沢吉一・若林健二・渡辺徳仁

日時:1月19日(火)~1月24日(日)

10:00~17:00。最終24日は16時まで。

会場:福島駅西口コラッセふくしま5階プレゼンテーションルーム

http://www.corasse.com/

『山小町-愛-』

珠玉の山岳紀行恋愛小説、待望の続編。

山と溪谷社が2014年12月から開始した次世代型少部数出版サービス「YAMAKEI CREATIVE SELECTION」。第一作『山小町-恋-』はその公募作品として刊行され、「昭和の良き時代を思い出しました」「懐かしい恋愛風景、人間関係が描かれている」「一昔前のフランス映画のように余韻をのこし、続編が気になる」と賞賛されました。その続編がついに刊行。今作は、前作を上回るボリュームでお届けします。

古都の乙女と、山を愛する青年の淡い恋心が、錦繍の京都、白銀の八ヶ岳、そして新緑と残雪がまぶしい雨飾山で深い愛へと結実していきます。

なお、本書はプリントオンデマンド版と電子書籍版の2種類があり、amazonなどのweb書店や三省堂書店でお求めください。

【プリントオンデマンド版】著者:やぎた晴/発売日:2016年2月上旬/販売価格:2400円+税/判型:四六判/ページ数:324ページ/ISBN:978-4-635- 88644-4

【電子書籍版】著者:やぎた晴/発売日:2016年1月22日/販売基準価格:1200円+税

2016年1月~2月の新刊
商品名 発売日 販売価格(本体価格)
『ワンダーフォーゲル2月号』 1/9 926円+税
『山と溪谷2月号』 1/15 952円+税
ヤマケイ新書『刃物と日本人 ナイフが育む生きる力』 1/22 800円+税
『新編 黒部の山人 山賊鬼サとケモノたち』 1/22 1,200円+税
『文豪山怪奇譚 山の怪談名作選』 1/22 900円+税
ヤマケイ文庫『教えてゲッチョ先生! 昆虫のハテナ』 1/22 880円+税
『花の名前、品種、花色でみつける切り花図鑑』 2/5 3,000円+税
『仏像再興 仏像修復をめぐる日々』 2/5 1,800円+税
ヤマケイ文庫『教えてゲッチョ先生! 雑木林のフシギ』 2/5 880円+税
『ALONE ON THE WALL 単独登攀者、アレックス・オノルドの軌跡』 2/18 2,500円+税
ヤマケイ新書『鳥ってすごい!』 2/19 900円+税
『死ぬまで元気に生きるための七つの習慣』 2/19 1,300円+税
『ときめく猫図鑑』 2/19 1,600円+税
『日本の火山 国内30の火山活動を検証する』 2/19 1,600円+税
『くらべてわかる 哺乳類』 2/19 1,600円+税
ヤマケイ文庫『新編 越後三面山人記』 2/19 950円+税
『源流テンカラ』 2/19 2,400円+税
入門&ガイド『トレイルランニング』 2/19 1,980円+税
ヤマケイ新書『山の神さま・仏さま』 2/19 800円+税
大きな地図で見やすいガイド『丹沢・箱根・富士五湖周辺』 2/20 1,600円+税
分県登山ガイド『奈良県の山』 2/20 1,900円+税
分県登山ガイド『埼玉県の山』 2/20 1,900円+税


アルパインツアーサービスからのお知らせ

【国内】北八ヶ岳スノーフェス開催

ヤマケイ登山教室

ネガティブな印象で冬山登山への一歩を、なかなか踏み出せない方はきっと多いはず。雪山には夏山にない世界が広がります。「白銀の世界」「輝く霧氷」「フカフカの新雪」。初めて雪山に登ろうと考えている方は、標高2237mで開催される「北八ヶ岳スノーフェス」に、参加してください。

2月20日(土)~21日(日)の2日間、長野県・ピラタス蓼科スキーリゾート(北八ヶ岳ロープウェイ)にて開催されます。雪山1年生を対象に、たくさんのプログラムを用意。安全のための正しい知識と技術を、雪の上で楽しみながら学べるチャンスです。

今回、ヤマケイ登山教室では日帰りや山小屋泊りのツアーを企画しました。ぜひご利用ください。

http://www.yamakei.co.jp/tozan/

http://ymm.yamakei.co.jp/snowfes/

日程 2月20日(土)~21日(日)各日日帰りと1泊2日
集合・解散 新宿発着バス、ピラタス蓼科山麓駅、JR茅野駅、名古屋発着バスなど
体力レベル 2(6~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差500mの登りを2時間以内で登れる体力が必要です)~3(6~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差1,000mの登りを4時間以内で歩ける体力が必要です)
難易度 難易度2(往復、周回、縦走コース。登山道は比較的明瞭で、緩急はあるが、幅員もある。転滑落の危険個所が少ない)
参加費 9,800円~44,800円
定員 15~30名
特典 事前登録をすれば、北八ヶ岳ロープウェイ&リフト券1日券が半額、スノーシューセットレンタル料が割引になります。

【机上講座】菊池哲男の山岳写真塾 4.入門編・山岳写真の基本『ピントとパンフォーカス』

ヤマケイ登山教室

『週刊ヤマケイ』や雑誌『山と溪谷』の表紙を担当した山岳写真家・菊池哲男さんによる講座です。山岳写真入門者向けに、重要な「ピントとパンフォーカス」をわかりやすく教えます。また、これから雪山の撮影をしようと思う方には装備や注意点も説明します。

さらに時間の余裕があった場合は、写真の講評を行ないますので、希望者は2LまたはA4サイズを2~3点プリントした作品を持参してください。

【学生割引】学生証の提示で1グループ3人まで受講料が無料になります。

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1845

開催日 2月17日(木)
会場 アルパインツアーサービス本社 特設説明会場(3階)
時間 19:00~21:00
定員 35名
受講料 3,000円
講師 菊池哲男(山岳写真家)
株式会社山と溪谷社
〒101-0051東京都千代田区神田神保町1丁目105番地
編集長
勝峰富雄
編集スタッフ
佐々木惣
アートディレクター
松澤政昭
SSデザイン
塚本由紀(T&Co.)
技術サポート
福浦一広、金沢克彦、塚原宏和
プロデューサー
齋藤純一

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本誌は、できるだけ正確な情報を掲載するよう心がけておりますが、山行時はご自身で現地の最新情報のご確認をお願いいたします。