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今週末の「山のワンポイント天気」

ウェブサイト「山の天気予報」を運営し、メールでの天気予報配信も行なっている株式会社ヤマテンの気象予報士で、『山岳気象大全』などの著者でもある猪熊隆之さんによる解説です。今週末の山行に役立ててください。

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先週末は南岸低気圧の影響で赤岳鉱泉や美ヶ原など標高2000mを越える所まで雨となり、気象庁の大雪予想は大きく外れました。今回のように、上空に温かい空気が入ると、雪が上空でいったん溶けてしまうため、平地の気温が低くても雨のまま落ちてきます。実際、平地の気温は低く、長野県内では0℃以下でも雪にならない凍雨が観測され、山間部で凍結した木が倒壊して道路をふさぐ事故が相次ぎ、王ヶ頭ホテルや山間部の集落で孤立した状態となりました。

被害をもたらした一方で、木々は氷の衣をまとい、太陽の光を浴びてシャンデリアのように輝き、芸術的な光景を見ることができました。これほど見事で広い範囲の雨氷はこれまで見たことがありません。私が住んでいる長野県の蓼科地域を始め、丹沢山や高尾山でも美しい雨氷が見られたようです。

さて、今度の土日は冬らしい天気となりそうです。土曜日から日曜日午前中にかけて冬型の気圧配置となり、やや強い寒気が南下します。日本海側の山岳ではふぶく所が多くなりそうですが、特に荒れた天気とはならない見込みです。太平洋側の山岳では晴れるところが多くなりそうですが、土曜日は関東地方周辺の山岳で天気がぐずつきそうです。

気象予報士 猪熊隆之

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日高・オダッシュ山

地元登山者に愛される山へ。

頂上から前峰と十勝平野(写真=谷水 亨)

頂上直下から見た南陵線と1383m峰(写真=谷水 亨)

1月23日、晴れ

オダッシュ山(1097m)は国道38号線狩勝峠の南約7kmの日高山脈主稜線上にあり、知名度はあまりないものの地元登山者に愛されている山です。名前の由来にはさまざまな説があって定説はありませんが、山頂には三等三角点があって「点の記」には「尾田朱山」と名が記されているそうです。

この日は新得町より畜産試験場まで除雪されており、そこから登山口まで作業道を約2.3km、50分ほどをスキーで歩きます。登山口からは夏道のある尾根に向かって樹林帯をカットしながら登り、標高750mで稜線に取り付きました。あとは雪尻だらけの稜線沿いに、前峰を経由して頂上までスキーで登りました。

ここは北海道開拓時代から石狩地方と十勝地方を結ぶ交通の難所でした。鉄路はその向きを180度、2回にわたって変えながら大きく弧を描くように敷かれている所です。SL時代なら力強く煙を吐きながら重連(機関車が2台以上連結して走ること)で登っていく姿が見られたでしょう。そのような鉄路も、今日はワンマン車両が1両で登っていく姿だけが見えました。

私たちは、前峰から深雪を探しながら滑走を楽しんで下りていきました。標高差835m、滑走時間は4時間20分、距離は10.7kmでした。

(文=谷水 亨/北海道アウトドア夏山ガイド認定者)

※編集部注:山スキーはゲレンデ内を不自由なく滑るスキー技術と、雪山登山の基本技術が必要です。技術に不安がある人は安易に立ち入らないよう、注意してください。

蔵王・刈田岳

青空のもと、強風のため途中下山。

朝焼けの、あとみゲレンデトップ(写真=福井美津江)

中央コースより刈田岳を目指す(写真=福井美津江)

1月26日、晴れ

夜明け前、すみかわスノーパークを出発しました。あとみゲレンデトップにて日の出と朝焼けを鑑賞。そこから、ほぼ直線で刈田岳へ向かう積雪期限定の中央コースを行きました。雪面は前日降り積もった柔らかな深雪というコンディションです。

時折雲がかかるものの山頂まで見渡せましたが、強風のため刈田岳登頂をあきらめ、エコーラインと交差する1540m地点で引き返しました。エコーラインをたどり、大黒天からすみかわスノーパークへ下山しました。

(文=福井美津江)

奥日光・戦場ヶ原~庵滝

スノーシューで氷瀑群鑑賞ハイキング。

きらめく庵滝のブルーアイスの氷柱群(写真=奥谷 晶)

小田代原の雪原よりのぞむ大真名子・小真名子、男体山(写真=奥谷 晶)

1月28日、晴れ

今季、まだ出番のなかったスノーシューをはいて奥日光・戦場ヶ原へハイキングに出かけました。メインのルートはしっかりしまったトレースができていて、そのほかトレースのうすい所には踏み抜きがありました。

氷結したブルーアイスの氷瀑群を見るため庵滝まで足を延ばします。蒼く輝く氷はきわめてうすく、内部が空洞になっているのか、陽光をうけて神秘的な美しさを醸し出しています。しかし、残念なことに中心の大きな氷柱には大きな窓が開き、水流がほとばしっていました。この2~3日のあいだに崩壊したと思われます。暖冬の不安定な天候が続くと、全体が崩壊してしまいそうな雰囲気です。訪れる際は注意してください。

(文=奥谷 晶)

上信国境・根子岳

雪が少なく、樹氷もまだ未完成。

頂上の祠。全体にエビのしっぽがついています(写真=畠山茂信)

樹氷の出来もまだまだの様子(写真=畠山茂信)

2月1日、曇り

根子岳は菅平スキーリゾートの上部にあり、リフトを利用すれば頂上まで3時間ほどです。木々が少なくなだらかで、ガスに巻かれると迷いやすい地形ですが、リフト終点から頂上までルート指示板とポールが立てられ、それらに従えば安全に往復できます。

この日も寒気が入って濃霧に覆われ、この指示板などがなければ歩くのは無理でした。頂上で視界は開けましたが、上空と遠方は雲に覆われ、富士山や南北アルプスなどいつもの好展望は残念ながら望めません。また今年は雪が少なく、樹氷の出来もいまひとつです。

帰路はスキーで滑り降りましたが、ブッシュが隠れず所々では低木の枝も出ているため、例年楽しめる大斜面が滑れません。また指導板沿いのナチュラル・バーンも同様の状況でダメ。ツアー用に整備されたコースを、低速でブッシュなどの障害物を避けながらの滑走となりました。

(文=畠山茂信)

乗鞍・乗鞍岳

かもしかゲレンデトップから、肩ノ小屋まで。

2305m付近より、剣ヶ峰を望む(写真=中村重明)

槍・穂高連峰方面(写真=中村重明)

1月30日、曇り

Mt.乗鞍スノーリゾート第3駐車場に8:00到着の予定でしたが、国道158号線の波田町役場前~奈川渡ダム間が積雪による倒木で全面通行止めとなり、松本IC→塩尻IC→奈良井宿→境峠→奈川渡ダムと大きく迂回を余儀なくされました。なんとか約1時間半遅れでMt.乗鞍スノーリゾート第3駐車場に到着。リフトを3本乗り継いで、かもしかリフトトップから10:30に登山を開始。出発がかなり遅れたため、山頂は諦めて、行けるところまで行く計画とします。

先行者は少数ながら、行程前半はトレースがしっかりあって、スノーシューやワカンでそのトレースをたどりました。

リフト移動中も登山開始直後も視界はいまひとつでしたが、40分ほど登ったところで乗鞍岳が見えるようになり、その先では中央アルプスや槍穂連峰の展望も得られました。

肩ノ小屋で、引き返し時限としていた14:00となり、山頂は諦めてそこから下山しました。

気温もそれほど低くなく、風も弱めという絶好の条件の中、予想外のアクシデントで出発が遅れ、山頂まで行けなかったのは残念ですが、好展望が得られ、満足の行程でした。今シーズン中にぜひまた再訪したいと思います。

(文=中村重明)

中央アルプス・富士見台高原

ラッセル楽し! 新雪の富士見台高原へ

のんびり歩ける、なだらかなメルヘン街道(写真=原 誠一)

つららモンスターと命名(写真=原 誠一)

1月26日、晴れ

ヘブンスそのはらスノーワールドを基点として、中央アルプス富士見台高原(1739m)へスノーシューハイクに行ってきました。

前日までの雪もやんで、晴天です。林道にはトレースがありましたが、萬岳荘(ばんがくそう)から上部は、スノーシューを履いてもヒザ上程度のラッセルとなりました。

新雪のため雪質はフカフカで、とても快適な楽しいラッセルでした。

(文=原 誠一/アルプスネイチャークラブ ・登山ガイド)

南アルプス・日向山

夏は白砂、冬は純白の雪が広がる山頂の景色。

山頂からの眺望はとても良好(写真=川﨑拓兵)

きれいな氷に包まれた枝(写真=川﨑拓兵)

1月31日、晴れ時々曇り

日向山は、南アルプス・甲斐駒ヶ岳の北側に派生した尾根筋にあります。本峰の甲斐駒ヶ岳と同様に花崗岩の山ですので、特に山頂エリアでは岩峰や白砂の光景が広がり、「山頂の白浜」と形容されたりもします。

冬は林道の積雪・凍結状況次第ですが、矢立石まで上がれない場合は尾白川駐車場から矢立石まで1時間ちょっとかけて歩きます。そこから夏道通りに歩いて山頂へ。

山頂では冬の八ヶ岳の大展望が待っています。白い雪に覆われた景色にかなうものはありません。

この時期は積雪や降雪の状況により、雪面のコンディションが変わります。今回は雪も少なくトレースもありましたが、降雪直後はワカンやスノーシューを履いたほうがよいでしょう。いずれにせよ行動時間に注意しながら、安全に雪山登山を楽しんでください。

(文=川﨑拓兵/オフィスカワサキMountainGuide やまんど塾)

奥多摩・棒ノ折山~高水山

木についた氷の千変万化に見とれる。

両岸が迫る白谷沢の核心部。なお、さわらびの湯へ戻る場合、白谷沢の往復より、下山は滝ノ平尾根を下山するほうが安全(写真=石丸哲也)

上は棒ノ折山頂。下は左から氷に包まれた杉、ミズナラ、アセビのつぼみ(写真=石丸哲也)

1月31日、晴れのち曇り

今週も天気と山の状況、体調、取材の都合などを当日の朝に考慮して、棒ノ折へ行くことに決めました。前日の予報は新雪が積もりそうだったのですが、実際は降らなかったようなので、北面の白谷沢から登り、あわよくば棒ノ折山頂の展望や樹氷を楽しむ、雪が少なければ高水三山へ縦走しようと考えて出かけました。

飯能駅から名郷行きのバスはラッキーなことに「ヤマノススメ」のラッピングバス。外観だけでなく、内部も天井に大きくアニメのシーンが描かれ、窓上の広告スペースにはセル画やコミックの複製が並んでいます。さらにシートの背面や料金箱に登場人物たちとともに「扉が開いてから席を立って…」「お気をつけていってらっしゃい」などの台詞が描かれているというクオリティの高いものでした。

さわらびの湯バス停から白谷沢登山口までの車道は一部、凍結があるものの積雪はほとんどなし。登山道に入ってからも杉の植林内はほとんど雪なし。藤懸ノ滝で沢に下りるあたりから雪の上を歩くようになりますが、気温が比較的高かったので雪は軟らかく、凍結もなかったので、アイゼンは着けませんでした。林道を横切ってからも雪の状態はよかったので、そのまま棒ノ折山頂へ。融けた雪や雨が枝や葉を多い、凍ってガラス細工のようになっていて綺麗でした。

棒ノ折山頂には着いたのは昼過ぎで、西から雲が広がって、遠くの山は望めませんでしたが、武甲山から丸山などの奥武蔵、首都圏方面の街並みはよく見えました。積雪は山頂付近で10~30cmほどでした。昼食後、ゴンジリ峠へ引き返し、雪が少なく、細いながらトレースもあったので高水三山へ向かうことに。当日は登山者が少なく、棒ノ折の登り下りで20人ほどしか会わなかったので、この尾根は誰もいないだろうと思っていましたが、2人パーティとソロ3人の計5人と会いました。

無雪期と変わらないコースタイムで歩くつもりだったのですが、木に着いた氷が樹種によって、またその場所の状況によって千変万化。とくにアセビは変化があり、風当たりが強そうなところでは葉の北側の縁を飾るようにミニえびの尻尾状に着いていたり、葉の全体を覆っていた氷が融けかけてズレて、ガラスの葉を着けているように見えたり、つぼみが凍り漬けになっていたり。つぼみが凍った枝が横倒しになっていたのは、氷や雪が重かったから? 葉先に下がる氷柱状の雫が重力の法則を無視して、それぞれ勝手な方向を向いているのは、雪が積もったり、融けたりで枝の傾きが変化したせい? そんなことを考えたり、新しいモチーフを見るたびに写真を撮っていると、無雪期の5割増しほど時間がかかってしまい、岩茸石山に着いたのは15時30分。ふだんは登山者でにぎわい、写真を撮るのに苦労するところですが、すでに登山者の影はまったくありません。そうこうしているうちに日が傾いてきたので、行程が短い御嶽駅へ下ることも考えたのですが、写真のストックが少なめの高水山を経由して軍畑駅へ出ることに。なんとか暗くなる前に下山できました。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

※編集部注:初心者、初級者は、特に冬の時期には早めの下山を心掛けるようにしましょう。

南高尾山稜・中沢山~峰の薬師

青空の下、丹沢や相模平野のパノラマを満喫。

中沢山のビューポイントから眼下に津久井湖、津久井の町並みの背後に丹沢山塊が広がる(写真=白井源三)

峰の薬師境内から光る津久井湖と城山を見下ろし、雪の相模平野が光る(写真=白井源三)

1月19日、晴れ

裏高尾山稜と国道20号線を挟んで、南高尾山稜が広がります。西側の大洞山から東端の峰の薬師まで延び、津久井湖に落ちる、その中間に位置する中沢山は展望はききませんが、直下に狭いビューポイントがあります。眼下に津久井湖がうねり、津久井の町並みの後方に大山から大室山までの丹沢山塊が広がり、雪をまとった富士山が顔を出すパノラマとなります。

前衛には地元で寝観音の山と呼ばれる石老山が横たわっています。昨年末、出版された『雪の近郊低山案内』で中沢山を執筆したので1月18日の積雪後、コース再点検を兼ねて登ったのですが、湿雪で倒木が多く、整備に汗を流しました。

西山峠から三沢峠までは冬の樹林越に津久井湖が光り、白銀の丹沢山塊が一望の稜線漫歩となりました。峰の薬師境内の展望台からは津久井湖を隔てて相模城山が指呼の間に立ち、降雪後の相模平野が広がっています。

相模原市緑区又野集落の尾崎記念館から出発して帰路は南高尾山稜の山麓、いまだ柚子がたわわな三井集落を巡り、出発点に戻りました。なお、このコースのバスの便は少ないので事前に調べていきましょう。峰の薬師からの下山時、便がなければ上中沢まで下りて、城山高校前から橋本駅に戻ることもできます。

(文=白井源三/『神奈川県の山』共著者)

丹沢・日向山~梅ノ木尾根

破線入門コースの尾根で地図読みを練習。

尾根が明瞭で地形をとらえやすいコースです(写真=木元康晴)

小ピークやコルではコンパスで方向を確かめてから進みました(写真=木元康晴)

1月28日、晴れ

丹沢・大山山麓の日向山から西へ向かう梅ノ木尾根は、踏み跡の薄い破線コースです。1月とは思えないくらい暖かな日に、この尾根で時間をたっぷりとって、地図読みとコンパスワークの練習をしてきました。

伊勢原駅から日向薬師に向かうバスを終点で下車し、森の中の参道をたどって日向薬師の境内へ。工事中の本堂を回り込み、車道を渡ってまずは日向山の頂上へ向かいました。

頂上からは、地形図の等高線を細かく読み取って実際の地形と照らし合わせつつ、梅ノ木尾根に向かいます。尾根上に次々と現れる少ピークやコル、そして左右から合わさる枝尾根をしっかり確認すれば、ほぼ完璧に現在位置の特定が可能であり、地図読みの面白さが実感できます。

やがて大山へと続く尾根を離れて左へ下り、浄発願寺奥ノ院の岩屋を経て下山。あとは車道の左右に点在する無人販売所で、それぞれが好みの野菜などを買い求めたりしつつ、のんびりと日向薬師バス停に戻りました。

(文=木元康晴/登山ガイド)

西伊豆・海金剛

人気ルート、スーパーレインの登攀。

スーパーレイン4ピッチ目の登攀(写真=金丸勝実)

5ピッチ目のリード(写真=金丸ふく子)

1月31日、曇りのち晴れ

海金剛は厳寒期でも楽しめるマルチピッチクライミングルートとして人気です。例年訪れており、今回が4度目の登攀になりました。この日は南岸低気圧の通過で天候に不安がありましたが、登攀日の朝には回復していました。

海金剛には何本ものルートが開かれているようですが、とりわけ人気が高いのが今回のスーパーレインです。サイズの異なる多様なクラックが終了点まで繋がっていて、標高差約150mを7ピッチで登ることができます。フリーのマルチピッチでプロテクションはすべてNPです。

昨年も同時期に訪れていましたが、今回は各ピッチの終了点がハンガーボルトで整備されていました。以前は枯れ木や古いリングボルトで支点をとっていた箇所がありましたが、これで安心できるようになりました。

登攀日の前夜まで雨が残っていたので岩の濡れが心配でしたが、登攀開始時刻の8時過ぎにはいい状態になっていました。今回は4人パーティなので1-2-1のシステムで登ることにしました。前にも後ろにもパーティが入らず、5時間をかけてじっくりとマイペースで登攀を楽しむことができました。なお、懸垂下降には2時間を要しました。アプローチにも往復で3時間は見ておく必要があるので、計画的な登攀が求められます。

このルートの人気の理由は冬季に楽しめるフリーマルチピッチであること、岩壁がすっきりとしていて展望がよく高度感があること、そして海岸のロケーションが素晴らしいことなどにあるようです。これからも登り続けていきたいと思います。

(文=金丸勝実/『三重県の山』著者)

※編集部注:マルチピッチルートには、クライミング初心者、初級者だけで安易に取り付かないようにしてください。

京都府・長老ヶ岳

気持ちのいいスノーハイク。

頂上台地からは素晴らしい景色が広がっています(写真=山口敬二)

麓の権現谷では6種類の木が共生するカツラの巨木も見物です(写真=山口敬二)

1月31日、晴れのち曇り

縁起のよさそうな名前に惹かれ、京都府京丹波町にある長老ヶ岳へ行ってきました。

ハイキング道としてよく整備された道は歩きやすく、今年は雪も少ないこともあって2時間ほどで眺望に優れた頂上に立つことができました。

この日は全コースにわたって積雪は少なく、アイゼンもワカンも必要ありません。天気も上々で、随所にある休憩所からの展望もよく、気持ちのいいスノーハイクが楽しめました。

(文=山口敬二)

三重県・姫越山

落人民話の残る山の陽だまりハイク。

芦浜湖畔から眺める姫越山(写真=金丸勝実)

姫越山山頂からの天望、芦浜海岸と芦浜湖(写真=金丸勝実)

1月23日、曇り

この冬一番の寒波が襲来しました。こんな時は陽だまりハイクもいいだろうと、熊野灘に面した海辺の山に向かいます。姫越山(ひめごやま)は三重県南部の大紀町錦にある、標高が500mほどの山で、山頂から眺める熊野灘は絶景です。古くから錦の山として知られていて、「姫越山に眠る黄金千両」という民話が残っています。山で倒れた姫と後を追った老武士の悲しい話です。

海岸部はリアス式海岸になっていて、周回コースに芦浜海岸を組み入れると、変化に富んだ山歩きが楽しめます。山道はよく歩かれていて、山頂までウバメガシの樹林が続いています。このウバメガシは備長炭の原料として使われてきたようです。芦浜海岸は美しい海岸で、アカウミガメの産卵地としても知られています。

この時期はもう花は終わっていますが、ツワブキ、イソギクの仲間のキノクニシオギク、アゼトウナなど海岸特有の花が自生しています。さらに、海岸の奧には芦浜湖があり、湖畔から見る姫越山は絵になる風景です。芦浜湖は、かつて海であった場所が隔離されてできた海跡湖で、珍しい自然の地形を見ることができます。

海と山の両方を楽しめる山域ですが、周回すると累積標高900m、歩行距離は12kmほどとなり、充実した内容の山行が楽しめます。

(文=金丸勝実/『三重県の山』著者)

岡山鳥取県境・毛無山~西毛無山

西毛無では、いつもながら見事な樹氷が迎えてくれました。

このモンスターを越せば毛無山1218.5mの頂上です(写真=舩越 仁)

樹氷に歓声をあげながら西毛無山に向かいました(写真=舩越 仁)

1月28日、曇り

この日、地元新庄小学校の生徒たち20名ほどがキャンプ場の方へ向かって行きました。野外学習のようです。私たちは登山届をポストに入れ、毛無山(けなしがせん)を目指します。先日の大寒波で一気に1m近くの雪が積もった地域で、最初からカンジキを想定していたのですが、しっかりしたトレースがありました。斜度の関係か、踏み抜きが出始め、カンジキを装着したのはおよそ8合目でした。

大木の目立つブナ林は振り返って見たほうがきれいです。雪が付いた幹は真っ白に輝いていました。避難小屋を過ぎ、モンスターの脇を抜けると頂上です。天気がよければ大山の素晴らしい展望台になるのですが、今日は望めません。

西毛無を目指して方向を定め、一気にカンジキダウンです。ここから西毛無まで約1時間の樹氷県境歩きが今日のハイライトです。雪の時期にしか歩けないルートなので感慨もなおさらです。

西毛無の小さな山頂標識ははるか頭上にありました。まだまだ雪が少ない証しです。

なお、県境から派生している尾根はたくさんあるので、下山する尾根は地形図でよく確認する必要があります。

(文=舩越 仁/日山協自然保護指導員、みつがしわ山の会)

宮崎県・黒岳

春、間近。フクジュソウが開花しました

紋原地区の自生地で咲き始めたフクジュソウ(写真=緒方 優)

1月31日、晴れ

諸塚村にある黒岳に登ってきました。目的は山麓の紋原地区に咲くフクジュソウ。大寒波が収まり、いきなり春かと思わせる暖かさになったので、目を覚ました株もあるのではないか、と思ったのです。

紋原地区の自生地に着いてさっそく探しましたが、確認できたのは3株ほどでした。昼ごろにはもっと咲くはずだと思い、黒岳登山口へ向かいます。道路には所々落石があったりして、それを排除しながら進みました。

登山口を出発してしばらくすると、黒ダキ展望台の入口です。ハシゴを上がると黒岳神社があり、参拝して展望台へ。北から東、南東方向にかけてすっきりと見渡せます。入口に戻って、黒岳山頂へ。下山はカゴダキ経由でした。

山はまだまだ冬枯れ状態ですが、それはそれで味わいがあるものです。下山後に再度フクジュソウ自生地に寄ると、20株くらいは開花していました。これから見ごろになっていきます。

(文=緒方 優/『宮崎県の山』共著者)

山形県・玉簾の滝

鳥海山麓の氷瀑へ。

トレースをいただき、御嶽神社へ向かう(写真=長山昌子)

滝の飛沫が玉簾状に凍って青く見える(写真=長山昌子)

1月24日、小雪時々晴れ

鳥海山の南麓に位置する玉簾の滝(升田の滝)を訪ねました。粉雪散らつくも時々冬の真っ青な空がのぞく穏やかな日和です。駐車場のわきからトレースがあり、積雪1m強の道を滝に向かいました。

夏には水量も多くライトアップもある落差60m余り、巾5mの勇壮な滝は大寒のころになると玉簾状の氷柱に変身します。何度訪れても圧倒される姿です。途中、沢の石たちが雪をかぶって雪まんぶくのように並んでいました。滝の氷が青く見えるのは、光の屈折により氷の中でより波長の短い青い色だけを反射するからとか。マイナス3℃、滝の音を耳にしながら冷涼な空気の中を駐車場に戻りました。

見上げる鳥海山は900m付近から雪雲にかくれ、麓の升田の集落では屋根の雪下ろしに懸命でした。

(長山昌子/山形県/よく行く山:鳥海山、東北の山)

奥多摩・大岳山

雨氷に覆われた幻想的な大岳山に登る。

雪と雨氷をまとい、幻想的な表情を見せる(写真=深澤 裕)

枝に付着した雨氷(写真=深澤 裕)

1月31日、晴れ

御岳山のケーブルが1月18日から3月31日まで巻上設備更新工事のため休みなので静かな登山ができると思い、大岳山に登りました。晴天でしたが、杉に付いている雪が融け、雨のように降り注ぎます。思わず雨具を取り出しました。1月16日の大雪がかなり残っています。

9時30分に歩き始め、10時30分にビジターセンターでスパッツを着けました。かなりの雪ですが除雪はしっかりとされているので、生活道路を歩く分には問題ありません。御嶽神社の山門をくぐって大岳山への道に入ると、積雪は30cmほど。長尾平で4本歯アイゼンを着けます。

芥峠(あくたとうげ)を過ぎる辺りから氷が枝に貼り付き、枝がその重みで垂れ下がっています。雨氷(うひょう)です。周りの木々がこの雨氷に覆われ、すごい景色です。枝に付いた氷が溶けて落ち、3~5cmくらいの氷がざらざらと雪の上に溜まっています。

山頂付近は雨氷に囲まれ、特に幻想的です。歩いているうち曇り空になり、ガスも出てきました。12時30分、大岳山頂着。積雪は60cm。山頂には6人の登山者がいて、展望はまったくありません。

14時30分、長尾茶屋に着きました。茶屋の主人、Kさんは天空のソムリエとして有名な方です。私は彼がPホテルでソムリエだったころに知り合いました。ここはホットワインが美味しい茶屋です。この正月は御岳山の参拝客は少なかったそうです。現在は拝殿の漆を塗りかえる作業で全面シートに覆われているそうです。

アイゼンを外して、長尾茶屋から下る途中でお供物を運ぶ女性に話を聞きました。お供物とは神様にお供えする米や野菜、酒、生魚、生肉が入った木箱です。御岳山の神様はオオカミなのでお供えは生魚や生肉なのだそうです。どんなときも毎日お供物は届けるそうで、2年前の2月の大雪のときも届けられたそうです。1000年以上続く、すごい文化を感じました。

16時10分、滝本駅着。約6時間の幻想的なトレッキングでした。

(深澤 裕/東京都)

箱根・金時山

箱根でいちばん人気の山に登る。

金時山から真正面に望む富士山(写真=谷上俊三)

ガスを噴出する大涌谷(写真=谷上俊三)

1月27日、快晴

金時山は箱根でいちばん人気の山で、一年中大勢の登山者でにぎわっています。この日の朝も、私が登り始めた時にはもう早朝登山から下りてくる登山者がいました。1月18日に降った雪は箱根で30cm近く積もり、それから10日経ちますが低温が続いたため、あまり融けることなく残っていました。

無風快晴という絶好の天気に恵まれ、金時神社の登山口を8時過ぎに登り始めました。山頂までの標高差は500mちょっと。ゆっくり歩いても1時間半の行程ですが、登山道の雪が踏み固められているのでアイゼンを着装するなど、若干時間がかかりました。

山頂から真正面にそびえる富士山とその横に広がる山々の絶景を眺めると、人気の山である理由がわかります。富士山の右裾には南アルプスの甲斐駒ヶ岳、左手には愛鷹山から駿河湾、箱根外輪山から芦ノ湖・神山へと続きます。神山の裾の大涌谷ではガスが勢いよく噴出しているのが見えます。

山頂で絶景を楽しんだ後、外輪山を長尾山から乙女峠へと歩いて仙石原へ下りました。乙女峠からは大涌谷がはっきりと眺められます。現在は噴火警戒レベル1まで引き下げられましたが、まだ大涌谷周辺は入山禁止になっていて、箱根の最高峰・神山へ登ることはできません。

(谷上俊三/神奈川県/75歳/よく行く山:丹沢、箱根、陣馬など)

岐阜県・平湯の森

スノーシューで巨木をたずねる。

平湯温泉から望む笠ヶ岳(写真=八木茂良)

巨木百選に選定されている平湯大ネズコ(写真=八木茂良)

1月31日、晴れ

愛知スポーツの祭典・スノーフェスティバルに参加し、平湯温泉に宿泊、スノーシューハイキングを楽しみました。

初日は新穂高ロープウェイの鍋平高原を歩く予定でしたが、天候不順で中止となり高山市内観光となりました。二日目は平湯の森を歩き、巨木百選に選定されている平湯大ネズコまで登りました。

平湯スキー場近くの国道158号線沿いの遊歩道から入山し、登山口から25~30度くらいの急斜面をジグザグにトラバースして登ります。1時間強で大ネズコにたどり着きました。ガイドがついてくれましたが、コースがわかりづらい所もあり大変でした。

下山後は手打ちそばを楽しみました。短時間でしたが満足できたスノーシューハイキングでした。

(八木茂良/静岡県/68歳/よく行く山:東海地方の花の山、南アルプス)

ネパール・グレートヒマラヤトレイル

村から村へ、ネパール東部25日間のトレッキング。

開放的なトラバス道から谷へ向かって下りて行ったところがジュンベシ(写真=大久保かがり)

シャクナゲの霧氷で真っ白なラムジュラ峠。晴れていればショロンヒマールが望める(写真=大久保かがり)

1月8日、曇り

歩き始めて24日目。宿泊したリンムの村を出発し、まずはジュンベシまで緩やかなアップダウンを繰り返します。日差しは暖かく、尾根をまわりこむ道は開放的でとても気持ちがよく、しばらく立ち止まって谷を挟んだ村々を眺めたりしていました。

ジュンベシで昼食をとった後、トクトゥルまで登っていくと、オフシーズンでロッジはすべてクローズしており、また風が冷たくなりガスが出てきたので急いでラムジュラ峠を越えることにしました。

樹林帯を抜け、タルチョのかかるラムジュラ峠(3580m)に着いたものの、ガスとシャクナゲの霧氷であたりは真っ白でした。峠から少し下りたところのロッジがひとつだけやっていたのでほっとしました。

翌朝、温度計はマイナス10度を指しています。ガスは晴れず、ショロンヒマール山群ヌンブールは望めませんでした。

(大久保かがり/東京都/よく行く山:北アルプス)

第二十八回

雪山のトレーニングはまず都心(登り窯)

夏めざし今日もせっせと貯筋する(乙女心)

鬼わ~外、暦に馳せる鬼面山(千葉信代)

山の友、始祖鳥マンモス増殖中(ペケマルコ)

【寸評】

一句目、登り窯さん。大雪で電車が止まったとき、2時間歩いて家に帰ったことがあります。今思えば、あれもトレーニングだったのですね。

二句目、乙女心さん。奇しくもトレーニングに関する句が頭に並びました。皆さんの真面目さが伝わってきます。「貯筋」いい言葉ですね。

三句目、千葉信代さん。子どもたちの声が聞こえてきそうですね。節分は鬼面山、七夕は彦山、十五夜には月見山などでしょうか。暦の上の年中行事で注目される山を集めてみても面白いかもしれません。

四句目、ペケマルコさん。私も山の友を増やすべく、まずは諭吉君を友達にするところから始めましたが、なぜか仲良くしてくれません……。

【段位】

登り窯さんは「6000m級」、乙女心さんは8000m峰「ブロード・ピーク」、千葉信代さんは8000m峰「マナスル」、ペケマルコさんは8000m峰「ローツェ」を授与します。

【応募方法】

山に関する川柳を募集します。投稿先メールアドレスは「weekly@yamakei.co.jp」です。メールの件名には必ず「週刊ヤマケイ・山の川柳」とお書きください。ペンネームでの投稿も受け付けております(読者の登山レポートはペンネームでの投稿不可)。

週刊ヤマケイ「表紙写真」「読者の登山レポート」「山の川柳」「よもやまばなし」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんから表紙写真、登山レポート、山の川柳を募集しています。また新たに「よもやまばなし」も募集します。ぜひあなたの作品をお送りください。

【表紙写真について】

●タテ位置で撮影した写真に限ります。

●横幅1200ピクセル以上のjpeg画像。

●写真に簡単な説明も添えてください。


【読者の登山レポートについて】

●本文200字~300字。1ヶ月以内の山行に限ります。できれば2週間以内の情報をお寄せください。国内・海外は問いません。山名・日程・天気を明記。登山道の様子や開花状況などもできるだけ盛り込んでください。

●写真キャプション(写真の解説を簡単なもので結構ですので付けてください)

●お名前(ふりがなもお願いします。匿名、ペンネームでの掲載は不可です)

●メールアドレス

●年齢

●郵便番号と住所

●登山歴

●よく行く山名、山域

※文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。


【山の川柳】

「夏休み 孫と一緒に 百名山」

「お父さん 登山道具を 片付けて」

「登れども登れども ぴくりとも動かぬ 体重計」など、山に関する川柳を募集します。どうぞ気軽にお送りください(川柳の投稿はペンネームでも可)。編集部が審査して、段位を授与します!


【よもやまばなし】

山で体験したちょっといい話や不思議な話、使って役立った装備や安全登山のための工夫、昔の登山の思い出などを募集します。お気軽にご投稿ください。こちらの投稿もペンネーム可です。文字数は400字以内でお願いします。


投稿先メールアドレス

weekly@yamakei.co.jp

※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・表紙写真応募」または「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」「週刊ヤマケイ・山の川柳」「週刊ヤマケイ・よもやまばなし」とお書きください。

※表紙写真に採用された方、読者の登山レポートに採用された方には週刊ヤマケイのロゴ入り測量野帳を進呈します(初回のみ)。また山の川柳で高段位になられた方にも測量野帳を進呈します。どしどしご応募ください。

山で大切なのは自救力。jRO(ジロー)は山岳遭難対策制度TMで、山を愛する方々の自救力アップをサポートします。

捜索・救助費用に特化(330万円までお支払)、コストパフォーマンス抜群です。

WEB申し込みも可能になりました。

初年度入会金・会費は4000円(税別)次年度以降会費は2000円(税別)+事後分担金(700円~1700円の見込み)です。

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年間保険料は5000円。保険期間は1年間で、払込日の翌日午前0時から補償開始です。

第6回 日本山岳遺産サミット

2月27日(土)東京・神田神保町で開催

危機に瀕したライチョウについての特別講演もあります

ライチョウ研究の第一人者、信州大学名誉教授の中村浩志先生

山と溪谷社が2010年に設立した「日本山岳遺産基金」では、未来に残したい日本の豊かな自然環境や、人と自然の関わりを有する山岳地域を「日本山岳遺産」として認定し、環境保全活動や次世代育成活動を行っている団体に対して助成を行っています。

来る2月27日(土)には、年1回の「日本山岳遺産サミット」を開催し、基金の一年間の活動を報告し、2015年度の「日本山岳遺産」認定地および認定団体2箇所を紹介します。

また特別講演として、ライチョウ研究の第一人者、信州大学名誉教授の中村浩志先生を迎え、山岳地で絶滅の危機に瀕しているライチョウをテーマにした「日本の高山環境とライチョウの今」を行ないます。

開催概要は下記の通りです。参加希望の方は、日本山岳遺産基金のウェブサイトから申し込みフォームに進み、必要事項を入力してください。

***

日時:2016年2月27日(土)13:30~16:00

会場:インプレスグループ セミナールーム

東京都千代田区神田神保町1-105

神保町三井ビルディング(23階)

地下鉄神保町駅下車徒歩3分

主な内容:

第1部

2015年度認定地・認定団体 発表

南木曽岳(長野県/南木曽山士会)、三嶺(高知県・徳島県/三嶺の森をまもるみんなの会)

第2部

特別講演「日本の高山環境とライチョウの今」

信州大学名誉教授、中村浩志国際鳥類研究所 代表理事 中村浩志先生

参加費:500円(参加費は日本山岳遺産基金への寄付としてお預かりし、基金の活動に活用させていただきます)

定員:80名

詳細・お申し込みは下記URLより

http://sangakuisan.yamakei.co.jp/news/info_summit2016.html

『屋久島ブック2016』

今年、屋久島でしたい30のこと。

「暮らすように泊まりたい」「雫から生まれる森の宝石を探したい」「屋久島生まれの食材をつめこんで、縦走と宴会を楽しみたい」「ヤクスギの魅力をもっと知りたい」などなど。ガイドブックのとおりに駆け足であわただしく巡るだけでは、もったいない。アウトドアアイランド・屋久島のまだまだ知られざる魅力を紹介する保存版です

https://www.yamakei.co.jp/products/2815924340.html

発売日:2016年2月13日/販売価格:1,000円+税/判型:A4変形判/ページ数:112ページ/ISBN:978-4-635-92438-2

2016年1月~2月の新刊
商品名 発売日 販売価格(本体価格)
『ワンダーフォーゲル2月号』 1/9 926円+税
『山と溪谷2月号』 1/15 952円+税
ヤマケイ新書『刃物と日本人 ナイフが育む生きる力』 1/22 800円+税
『新編 黒部の山人 山賊鬼サとケモノたち』 1/22 1,200円+税
『文豪山怪奇譚 山の怪談名作選』 1/22 900円+税
ヤマケイ文庫『教えてゲッチョ先生! 昆虫のハテナ』 1/22 880円+税
『花の名前、品種、花色でみつける切り花図鑑』 2/5 3,000円+税
『仏像再興 仏像修復をめぐる日々』 2/5 1,800円+税
ヤマケイ文庫『教えてゲッチョ先生! 雑木林のフシギ』 2/5 880円+税
『ALONE ON THE WALL 単独登攀者、アレックス・オノルドの軌跡』 2/18 2,500円+税
ヤマケイ新書『鳥ってすごい!』 2/19 900円+税
『死ぬまで元気に生きるための七つの習慣』 2/19 1,300円+税
『ときめく猫図鑑』 2/19 1,600円+税
『日本の火山 国内30の火山活動を検証する』 2/19 1,600円+税
『くらべてわかる 哺乳類』 2/19 1,600円+税
ヤマケイ文庫『新編 越後三面山人記』 2/19 950円+税
『源流テンカラ』 2/19 2,400円+税
入門&ガイド『トレイルランニング』 2/19 1,980円+税
ヤマケイ新書『山の神さま・仏さま』 2/19 800円+税
大きな地図で見やすいガイド『丹沢・箱根・富士五湖周辺』 2/20 1,600円+税
分県登山ガイド『奈良県の山』 2/20 1,900円+税
分県登山ガイド『埼玉県の山』 2/20 1,900円+税


『山と溪谷 3月号』

一生、登山を続けるために。

今回の特集は「総点検! 山の“カラダ”」。たとえば北アルプスの縦走は、その運動強度はサッカーやテニス、ジョギングなどに匹敵します。登山がいかにハードであるかを認識し、きちんと備えればもっとラクに快適に登山を楽しむことができるはずです。そこで今月号の特集ではパート1で歩き方や姿勢、自身の体力を客観的に把握することを学び、パート2では登山を続けるためのメンテナンスなどについて紹介します。また特別企画として、昨年11月に亡くなられた翻訳者・近藤等さんを偲び「近藤等の世界 アルプスに結んだ友情」を掲載。

https://www.yamakei.co.jp/products/2815900971.html

発売日:2016年2月15日/販売価格:952円+税/判型:A4変形判/ページ数:218ページ

ヤマケイ文庫『教えてゲッチョ先生! 雑木林のフシギ』

好奇心で探る小さな世界。

身近にある雑木林は、じつは生きもののワンダーランド! ドングリのヒミツや虫たちの生存戦略、冬虫夏草に虫捕りツツジまで、ゲッチョ先生の愛称で知られる博物学者・盛口満先生が、豊かな観察眼と好奇心で、雑木林のフシギに迫ります。2003年に刊行され、好評を博した『教えてゲッチョ先生!雑木林は不思議な世界(Outdoor 21 Books)』を一部加筆・訂正し、再編集した文庫版です。

https://www.yamakei.co.jp/products/2815047930.html

著者:盛口 満/発売日:2016年2月5日/販売価格:880円+税/判型:文庫判/ページ数:320ページ/ISBN:978-4-635-04793-7

ヤマケイ登山教室からのお知らせ

【国内】菊池哲男の山岳写真塾「樹氷の八甲田」3日間

八甲田のモンスター

週刊ヤマケイの表紙を2年間担当し、『山と溪谷』の表紙も担当、写真集も数多く出版した山岳写真家の菊池哲男氏による講座です。日本有数の豪雪地であり、季節風とあいまってオオシラビソ(アオモリトドマツ)の樹氷が発達したビッグ・モンスターは、日本最大級の威容を見せます。その八甲田のモンスターと雪の世界を撮影し、温泉を楽しみます。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=164895

日程 3月4日(金)~6日(日)
集合 JR 新青森駅 新幹線改札前(11:30)
行程 1日目新青森駅=(車)=酸ヶ湯温泉(旅館泊)
2日目:酸ヶ湯温泉=(車)=八甲田山麓=(ロープウェイ)=山頂公園(1310m)周辺で撮影=(ロープウェイ)=八甲田山麓=(車)=酸ヶ湯温泉
3日目:酸ヶ湯温泉=(車)=八甲田山麓=(ロープウェイ)=山頂公園(1310m)周辺で撮影=(ロープウェイ)=八甲田山麓=(車)=酸ヶ湯温泉=(車)=新青森駅【解散】16:00~18:00(予定)
歩行時間:1日目・約1時間、2日目・約2時間、3日目・約2時間(撮影時間を除く)
体力レベル 2(6~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差500mの登りを2時間以内で登れる体力が必要です)
難易度 3(往復、周囲、縦走コース。登山道は比較的明瞭で、緩急はあるがあり、幅員が小さい箇所がある。転滑落の危険個所が部分的にあり、一部に梯子やクサリ場、それに匹敵する個所がある)
参加費 82,000円
最少催行人数 12名(定員16名)
講師 菊池哲男(山岳フォトグラファー)
装備品 スノーシューはレンタルのご用意があります。

【国内】北ヶ岳スノーフェス「北横岳ヒュッテ泊の北横岳」

「白銀の世界」「輝く霧氷」「フカフカの新雪」。初めて雪山に登ろうと考えている方、標高2000mで開催される「北八ヶ岳スノーフェス」が2月20日(土)~21日(日)の二日間、長野県・ピラタス蓼科スノーリゾート(北八ヶ岳ロープウェイ)にて開催されます。

雪山初心者のために、北横岳ヒュッテに泊まって、雪山の歩き方、登り方、北横岳山頂から夕日や朝日を眺めるという企画があります。安全のための正しい知識と技術を、雪の上で楽しみながら学べるチャンスです。ぜひご参加ください。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=170615

その他に日帰りやスノーシューのツアーもあります。

http://www.yamakei.co.jp/tozan/

日程 2月20日(土)~21日(日)
集合 ピラタス蓼科山麓駅(10:30)
行程 1日目ピラタス蓼科山麓駅=(ロープウェイ)=山頂駅(2237m)~北横岳(2480m)~北横岳ヒュッテ(2400m)(泊)
2日目:早朝、北横岳往復~山頂駅=(ロープウェイ)=山麓駅
【解散】昼ごろ(その後スノーフェスをお楽しみください)
歩行時間:1日目・約1時間30分、2日目・約2時間
体力レベル 2(6~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差500mの登りを2時間以内で登れる体力が必要です。)
難易度 難易度2(往復、周囲、縦走コース。登山道は比較的明瞭で、緩急はあるが、幅員もある。転滑落の危険個所が少ない。)
参加費 30,000円
最少催行人数 12名(定員15名)
同行スタッフ 伊東真知子(山と溪谷社)とアルパインツアーサービス
装備品 6本爪以上のアイゼン、ストック。

【机上講座】菊池哲男の山岳写真塾「4.入門編・山岳写真の基本『ピントとパンフォーカス』雪山撮影のための装備」

『週刊ヤマケイ』や雑誌『山と溪谷』の表紙を担当した山岳写真家・菊池哲男さんによる講座です。山岳写真入門者向けに、重要な「ピントとパンフォーカス」をわかりやすく教えます。また、これから雪山の撮影をしようと思う方には装備や注意点も説明します。

さらに時間の余裕があった場合は、写真の講評を行ないますので、希望者は2LまたはA4サイズを2~3点プリントした作品を持参してください。

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=1845

開催日 2月17日(水)
会場 アルパインツアーサービス本社 特設説明会場(3階)
時間 19:00~21:00
定員 35名
受講料 3,000円
講師 菊池哲男(山岳フォトグラファー)
株式会社山と溪谷社
〒101-0051東京都千代田区神田神保町1丁目105番地
編集長
勝峰富雄
編集スタッフ
佐々木惣
アートディレクター
松澤政昭
SSデザイン
塚本由紀(T&Co.)
技術サポート
福浦一広、金沢克彦、塚原宏和
プロデューサー
齋藤純一

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本誌は、できるだけ正確な情報を掲載するよう心がけておりますが、山行時はご自身で現地の最新情報のご確認をお願いいたします。