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今週末の「山のワンポイント天気」

ウェブサイト「山の天気予報」を運営しメールでの天気予報配信も行なっている株式会社ヤマテンの気象予報士、河野卓朗さんと渡部 均さんによる解説です。今週末の山行に役立ててください。

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国道20号線のすぐ西側、長野から山梨の間には、釜無川という川が流れています。そして、その西にある釜無山の標高は2116m。入笠山の南にあり、標高が約150m高いながらも、いまひとつ存在感が薄いこの山のことが無性に気になり、散歩がてら登ってきました。山頂の100m下までは車で行くことができますが、今回は北東方向に延びる尾根の末端、標高1000mから登ることにします。下部は里から近く、人の生活の気配を感じながらの登りですが、標高1500mを越えると尾根はぐっと細くなり、そうかと思えば、1800mを越えると、目の高さほどの笹が濃く生い茂った、ニホンジカの生活圏に足を踏み入れます。さらに2000mまで登ると開けた林道を横切り、山頂へ向けて一気にもうひと登りです。ここからは獣道のような不明瞭な登山道が山頂まで延びますが、やはり人の気配はなく、静かな山歩きが楽しめます。ピークらしくない山頂ですが、平らな笹原は、風になびく姿がとても涼し気で、気持ちのいい頂上でした。それと同時に、人と獣の生活圏の距離感を感じることができ、興味深い山歩きとなりました。

(文責:河野卓朗)

さて、今週末の天気ですが、金曜日から梅雨前線が西から活発化する見込みです。このため、25日(土)は西日本から東日本にかけて荒れ模様の天気となるところが多くなるでしょう。山の天気予報でも本日、大荒れ情報を発表する予定です。また、前線に向かって南から非常に暖かく湿った空気が入るため、雷を伴い激しく降る恐れがあり、大雨となる恐れもあります。九州地方などでは、連日大雨が続いていることもあり、土砂災害に厳重な警戒が必要です。26日(日)は天気が回復する見込みですが、日本海に低気圧が発生するため、北日本や日本海側の山岳では変わりやすい天気になりそうです。この時期は梅雨前線の位置や湿った空気の入り具合によって、予想が大きく変わることが多くなります。最新の気象情報を入手するようにしましょう。

(文責:渡部 均)

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穂高連峰・屏風ノ頭の一部斜面が崩落

ガレ場箇所を通過する際は、速やかに通行してください

6月18日午後6時37分撮影。岩雪崩発生直後、涸沢谷に砂煙が立ち上がった。南岳・獅子鼻岩より(写真=渡辺幸雄)

南岳獅子鼻岩付近から。岩雪崩で登山道が岩塊に覆われ、寸断された(写真=渡辺幸雄)

翌早朝、復旧された登山道には注意喚起の看板が設置された。登山道にはマーキングも施され、簡易的な石組みがされている(写真=渡辺幸雄)

涸沢への登山道が始まる横尾大橋に掲げられた看板(写真=渡辺幸雄)

去る6月18日午後6時37分ごろ、北アルプス穂高連峰の一角にある屏風ノ頭の北西側斜面の一部が崩落し、幅100m長さ200mに渡る岩雪崩が発生しました。この岩雪崩によって横尾~涸沢間の登山道が、大小の岩塊に覆い尽くされ一時寸断される事態となりました。場所は本谷橋を渡った後の急登を過ぎ、緩傾斜になった地点からおよそ200m登った先の登山道。1998年の長野岐阜県境群発地震の際、今回より小規模ですが、同様に斜面の崩落があり、ガレ場を横切るようになった場所です。対岸斜面の見晴らしが良いため、紅葉の季節には写真を撮る人もおり、登山者にとっても馴染みのあるポイントです。

「ゴー」という地響きのような轟音が谷全体に響き渡り、付近の山小屋のスタッフによると、「飛行機が墜落したのかと思った」というほど。たまたま筆者は南岳・獅子鼻岩で撮影中でしたが、この直後に屏風ノ頭下の谷から砂煙が立ち上がるのを確認しました(写真上参照)。発生時刻が夕刻だったため、週末ではあったが巻き込まれた登山者がいなかったのは、幸いと言えるでしょう。

横尾山荘社長の山田直さんは「登山道上であっても、いつも注意を払って行動する必要がある。特に今回の場所は、(斜面が)安定するまでの間は気をつけて通って下さい。」とコメントをしています。

横尾から涸沢への登山道は、国内随一といえる程の登山道整備が行き届いたコース。通行に大きな影響が生じる今回の事態でありますが、遅滞なくすぐに対応が成されました。道の安全に寄与されている関係各所には、登山者の一人として頭が下がる思いです。日頃からこの道を通う涸沢ヒュッテの山口孝社長は、「このガレ場箇所を通過する際は、速やかに通行してください。毎日、安全に渡れるように整備しています。」と登山者に呼びかけています。

6月22日現在、横尾~涸沢間の登山道は通常通り歩けるが、横尾大橋や現場登山道には注意喚起の看板が掲げられています。現場案内板に従って行動してください。

(文=渡辺幸雄/山岳カメラマン)

信州の山岳遭難現場より

島崎三歩の「山岳通信」。

長野県では、県内の山岳地域で発生した遭難の代表的な事例をお伝えする「島崎三歩の山岳通信」を配信しています。

6月16日に配信された第31号では、5月末から6月初旬に長野県で発生した遭難事例が紹介されています。山岳遭難のリスクをリアルに伝えるものですので、今後の山行にぜひ役立ててください。

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・5月28日から白馬岳に入山した62歳男性、30歳女性、29歳女性の3名が白馬鑓ヶ岳を経由して下山する途中、道に迷いました。5月30日午前8時44分ころ、男性からの救助要請により、県警山岳救助隊員及び北アルプス北部地区遭対協救助隊員が出動して捜索したところ、午後0時55分、3人を発見し付き添いながら下山しました。3人にケガはありません。

・5月29日から単独で蝶ヶ岳に入山した49歳男性が、視界不良により行動不能となり、30日午後3時20分ころ、本人から救助要請がありました。31日午前10時58分、警察と北アルプス南部地区遭対協救助隊員が男性を発見し、県警ヘリで松本市内の病院に収容しました。男性は頭部を負傷していますが、軽傷の模様です。

・6月2日から単独で上高地から入山した59歳女性が、3日に岳沢から前穂高岳を登頂後、岳沢に向けて下山中に足を滑らせて右足首骨折などの重傷を負いました。女性からの救助要請を受けて、県警ヘリ及び北アルプス南部地区遭対協救助隊が救助し、松本市内の病院に搬送しました。

(内容は長野県警察本部の発表時点のものです)

・・・

下記URLより、バックナンバーもご覧いただけます。今後の登山にぜひ役立ててください。

http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/sotaikyo/sangakutusin.html

(文=週刊ヤマケイ編集部)

道北・天塩岳

さまざまな彩りの花と眺望を満喫

エゾヤマザクラが満開でお花見をしたくなる気分(写真=谷水 亨)

山頂直下はキバナシャクナゲが咲き乱れていました(写真=谷水 亨)

6月16日、晴れのち曇り、登山道明瞭

北海道北部の北見山地にある天塩岳(1557.6m)は、北海道特有の高山植物や野鳥、動物が多く生息する山です。

平成27年(2015年)の豪雨災害で登山道の架け橋が崩壊したため、前天塩岳コース、旧道コース、連絡道が現在利用禁止(復旧は本年度内の予定)となっています。そこで今回は新道の往復を山仲間ふたりと楽しんできました。

新道登山口は天塩岳ヒュッテから1kmほど手前にあります。円山(1433m)までの4kmは樹林帯を歩きますが、エゾイチゲ、ツバメオモト、ニリンソウ、ミツバオウレンなどの花が登山道脇を彩っていました。円山からは一気に視界が開け、避難小屋や天塩岳、前天塩岳、大雪山などが見られ眺望が良くなります。青空に映えたエゾヤマザクラが青空に映え、幅広く刈り取られた笹藪の登山道脇にはショウジョウバカマがきれいに列をなして咲いています。山頂付近はキバナシャクナゲがとてもきれいでした。

山頂では天気予報以上の好天に恵まれ、遠くは十勝連峰や暑寒別岳等を見ながら50分ものんびりとしました。下りは避難小屋裏の1465峰手前のピークに残雪とグリセードを楽しむため寄り道しましたが、残念ながらナキウサギには出会えませんでした。

また、登りでは無かったヒグマの糞も登山道のど真ん中にありました。ヒグマの食性や体調を語り合いながら下山してきました。

(文=谷水 亨/北海道アウトドア夏山ガイド認定者)

青森県・岩木山

青森県の最高峰であり「津軽富士」と呼ばれています

大沢の雪渓(写真=福井美津江)

岩木山固有種であるミチノクコザクラ(写真=福井美津江)

6月19日、晴れ

東北自動車道から、津軽平野に美しく裾野を広げる岩木山が見えます。

国の重要無形民俗文化財に指定されている祈願祭「お山参詣」の百沢コースを百沢スキー場から歩き始めました。大沢の雪渓は柔らかく、時々岩場を踏むこともあるのでアイゼンは使用しませんでした。ミチノクコザクラは少し早かったようです。種蒔苗代(沼)付近から山頂にかけ、ミヤマキンバイがたくさん咲いておりました。

8合目まで岩木スカイラインを車で上がることができ、駐車場から9合目まではリフトもあるので、小さな子供を含む家族連れを多く目にしました。

(文=福井美津江)

宮城岩手秋田県境・栗駒山

ヒナザクラ咲く雲上の稜線を歩く

天馬尾根より剣岳(旧噴火口)と池塘群を見下ろす(写真=奥谷 晶)

登山道沿いにもヒナザクラの可憐な姿を楽しめる(写真=奥谷 晶)

6月19日、晴れのちガス、やや強風

梅雨の晴れ間の一日をねらって、栗駒山へ。須川温泉の源泉がわき、湯煙の立ち上る登山口より、残雪の消えた後に次々と花を咲かせるヒナザクラをもとめて稜線に向かいました。

早朝は文句なしの快晴で、名残ヶ原ではワタスゲ、賽走りではイワカガミの花々が出迎えてくれます。ヒナザクラは栗駒山から東栗駒山へ至る稜線沿いの岩礫地帯に群落をなして咲いていました。折から風が強まってきましたが、ガスが稜線をかすめて流れていくなかでけなげに咲く姿は見事なものでした。

稜線途中より裏掛コースに入り、笊森コースから産沼方面へとつなげようとしましたが、谷をわたる雪渓が中途半端に残り、末端が大きく崩落している状態でした。傾斜も強く、アイゼンなしでは滑落の危険があり、雪渓自体も不安定で崩壊の恐れもあると判断し、結局、山頂まで登り返すという安全策をとり、須川温泉に戻りました。

今年は雪が少ないとはいえ、谷筋には残雪も多く、かつ不安定なところが多いので、注意が必要と思われます。

(文=奥谷 晶)

北アルプス・白馬岳~雪倉岳

高度に応じて次々と咲く初夏の花

鉢ヶ岳のトラバ-スを終え、三国境に向かう途中の砂礫帯ではウルップソウが多く咲いていました。背景は旭岳と清水尾根です(写真=日向俊雄)

三国境から白馬岳へ向かう途中にツクモグサの群生があります。背景は旭岳です(写真=日向俊雄)

6月18日~19日、晴れのち曇り

ウルップソウとツクモグサを見るために、白馬岳から雪倉岳を歩いてきました。どちらも本州では八ヶ岳と白馬岳周辺でしか見られない貴重な花です。

期待したウルップソウは村営頂上宿舎下部から白馬岳、雪倉岳にかけて至るところで咲いていました。ツクモグサは終わりかけているのか、白馬山荘から頂上まで多くは見つけられずガッカリしましたが、頂上から三国境へ下る途中で西側斜面に群生しており、雪倉岳南面にも群生があって、足を伸ばした甲斐がありました。ただ、ピークを過ぎているのか、日中でも開花したものは少なく、蕾状態のものが多かったです。

大雪渓は最低限6本爪のアイゼンとストックが必要ですが、下山時に見かけた外国人のグループはストックもピッケルもなく、4本爪アイゼンのみで難儀していました。

この時期の白馬岳は麓から稜線にかけて何種類もの初夏の花が高度に応じて次々と咲いており、天気にも恵まれて最高の花旅でした。

(文=日向俊雄)

北アルプス・北穂高岳東稜

涸沢ベースの岩稜登攀・1

東稜の全体、ゴジラがくっきりと見えます(写真=畠山茂信)

岩稜歩きを楽しみました(写真=畠山茂信)

6月17日、雨のち晴れ

梅雨の合間をねらって、涸沢をベースとした岩稜登攀に行きました。今年は雪がたいへん少なく、横尾から涸沢までは、雪は最後の500m程度だけです。ステップはありますが、不安な人はストックや軽アイゼンを使って下さい。なお、6月18日夜に屏風岩が崩落し本谷橋から涸沢に向かう登山道が塞がれました。翌19日午前には通れるようになりましたが、まだ落石が続いているそうなので通過には充分注意して下さい。

17日朝は雨でしたが午後には回復する予報だったので小屋を遅めに出発し、東稜に取付くころは期待通り霧も晴れて青空になりました。一般ルートを途中で別れ、北穂沢の雪渓をトラバースし、上まで雪が残っていた一番右の沢を上がりました。北穂までは快適な岩稜歩きです。周囲の山々を眺めながら北穂高岳まで行きました。途中コルの部分4カ所に雪が残っており、慣れた人ならアイゼンは不要ですが、我々は念のためピッケルを使いました。最後の雪渓は右下がりの氷壁に10㎝弱の雪が乗っている状態でたいへん緊張しました。

帰路は南稜の一般ルートを下りました。北峰直下と南稜取付き下部に大きな雪渓が残っていますが、どちらも道が切られています。恐らく梅雨明けまでには地面が出てくるでしょう。

(文=畠山茂信)

※編集部注:アルパインクライミングは常に危険がともないます。初心者、初級者だけで安易に取り付くことは避けてください。

北アルプス・前穂高岳北尾根

涸沢ベースの岩稜登攀・2

前穂高岳北尾根、下の涸沢は大部地面が出て来ました(写真=畠山茂信)

Ⅲ峰核心部のチムニー横の穴から奥又白池を見下ろす(写真=畠山茂信)

6月18日、快晴

前日の北穂高岳東稜に続き、岩稜登攀の二日目です。

この日は梅雨の晴れ間で、朝から雲ひとつない快晴でした。最盛期には行列が出来る北尾根ですが、この日は我々以外1パーティ3人と、ほぼ貸し切り状態です。

今年は雪が少なく、五・六のコル近くは雪渓が切れ、すでに地面が出ていました。三・四のコルは上まで1m近い雪がつながっています。Ⅴ峰とⅣ峰は快調に越え、核心部のⅢ峰でロープを出します。初心者2名を連れていたのでやさしいラインを取りましたが、それでも予定した時間を大幅に超過。4ピッチで越え、Ⅱ峰を懸垂で下降し、前穂高岳頂上に着いたのは午後1時半になってしまいました。景色は最高で、遠くまで360度の眺望が楽しめました。

メンバーのひとりがバテ気味になったため、その後は吊尾根と奥穂高岳を越えて、穂高岳山荘へ。天候に恵まれ、日の長い時期で助かりました。

(文=畠山茂信)

※編集部注:アルパインクライミングは常に危険がともないます。初心者、初級者だけで安易に取り付くことは避けてください。

北アルプス・奥穂高岳、前穂高岳

雨の予報でジャンダルムを断念

北アルプスの山々が一望出来ました(写真=畠山茂信)

ジャンダルムと右手の稜線が登攀予定だった飛騨尾根(写真=畠山茂信)

6月19日、曇りのち雨

涸沢ベースの岩稜登攀3日目です。朝から雲に覆われ、午後から雨の予報だったので、予定したジャンダルム飛騨尾根の登攀を中止しました。18日に発生した崩落で涸沢から横尾への道が塞がれたため、奥穂高岳から吊尾根を通って前穂高岳へ行き重太郎新道を岳沢へ下りました。

曇ってはいましたが眺望は最高で、剱岳や立山、唐松岳・鹿島槍ヶ岳などの後立山連峰、槍ヶ岳、薬師岳・黒部五郎岳・水晶岳など黒部源流の山々にいたるまで、北アルプスを一望できました。攀じる予定だったジャンダルムの飛騨尾根も指呼の距離に見えています。吊尾根には2ヶ所雪が残っていました。ひとつは10m弱でステップがあります。もう1ヶ所はシュルントをたどるか上のバンドを通過しますが、どちらも充分注意して下さい。

稜線では飛騨側からの風が強く冷たく、天候の悪化が肌で感じられました。重太郎新道を下り雷鳥広場を過ぎるころから稜線が雲で覆われ、あと30分ほどで岳沢ヒュッテというあたりから雨が降り出し、小屋に着くころには本降りになりました。重太郎新道は2年ぶりでしたが整備が進み、大変歩きやすくなっています。

(文=畠山茂信)

※編集部注:このコースは難度が高いコースなので初心者、初級者だけで利用することは避けてください。

中央アルプス・恵那山

満開のシャクナゲに会ってきました

県境尾根のアズマシャクナゲ(写真=原 誠一)

神坂峠の林道に咲いていたオオヤマレンゲ(写真=原 誠一)

6月15日、曇り

恵那山の長野県側に設けられている広河原登山道は、地元阿智村が管理しています。その阿智村の役場職員の数名と恵那山に登ってきました。登りの広河原ルートには広河原を起点とした一合目~十合目までの標識がありますが、設置から数年経過して、ガタがきているため、大ハンマーを担いでいって、打ち直しをしました。また、ところどころ、登山道の整備が必要な場所の確認もできました。山頂では、昨年から外れたままになっていた「阿智村セブンサミット」の看板も修理しました。

下山のルートは、シャクナゲを求めて県境尾根を選択しました。予想どおり、天狗のナギを過ぎたあたりから満開のシャクナゲに会うことができました。

また、神坂峠の林道ではオオヤマレンゲが見ごろとなっていました。

(文=原 誠一/アルプスネイチャークラブ ・登山ガイド)

群馬県・子持山獅子岩

直上ルートの登攀

獅子岩の頭から見る子持山(写真=金丸勝実)

左手のタテホールドが多く、左右のムーブが有効(写真=金丸勝実)

6月12日、晴れのち曇り

子持山は群馬県の中央に位置する、標高1296mの山です。山頂付近に獅子岩という大きな岩峰があることでも知られています。この岩峰をクライマーが見逃すはずはなく、クライミングのゲレンデとして親しまれてきたようです。

これまでにも、谷川岳山行の折にはセットで獅子岩の登攀を計画に入れていて、今回も登攀を計画しました。下り坂の天候でしたが、いい条件で登攀を楽しむことができました。

直上ルートは、ボリューム的にはグレードが5.7~5.8とやさしく、7ピッチで獅子岩の頭の立つことができます。このピークへは登山道から歩いてくることもできます。アプローチは獅子岩の手前まで登山道を使い、途中から少しトラバースをすると岩壁の基部に到着します。踏み跡はしっかりとしています。

中間部に一部フレークの登攀がありますが、全般的にフェイスの登攀です。縦ホールドが多く、右に左に、左右のムーブが多く、それなりに楽しめます。また、展望にも優れていて、ロケーションを楽しみながらの登攀が楽しめます。

下山は懸垂下降でもいいのですが、後続のパーティがあると、歩いて下ったほうがいいと思います。

(文=金丸勝実/『三重県の山』著者)

※編集部注:岩場でのクライミングは常に危険がともないます。初心者、初級者だけで安易に取り付くことは避けてください。

上信国境・湯ノ丸山

レンゲツツジの群生をたずねて

レンゲツツジが咲き乱れるツツジ平から湯ノ丸山南峰を見上げる(写真=石丸哲也)

なだらかな南峰と対照的に鋭角的な岩が積み重なる北峰から四阿山方面を望む(写真=石丸哲也)

6月19日、曇り一時晴れ、のち雨

見ごろを見計らい、60万株というレンゲツツジの群生をたずねて湯ノ丸山へ行ってきました。ちょうど、つつじ祭りのイベント日で、にぎやかかなと思いましたが、諸事情でこの日しか設定できず、産直の店などをのぞくのも楽しいかもしれないと考え、出かけました。

登山口の地蔵峠(湯ノ丸)に着いたのは9時過ぎでしたが、すでに第1・第2駐車場は満車。しかし、スキー場の駐車場もあって駐車の不安はなく、第3駐車場に停めて、スタートしました。

地元の産直の店が出ていたり、バンドの生演奏があったりしたのですが、天気が下り坂なので、早々に登山道に入ります。レンゲツツジも点在する草原の斜面を登り、1848mピークでなだらかになると、ツツジ平に入ります。レンゲツツジはあまりツボミが残っていない状況で、ちょうどピークと思われました。群生地は登山道の北側に広がっており、先に湯ノ丸山に登って、帰りにのんびりとツツジ平を散策する人も多いようですが、まだ雨の気配がなく、青空ものぞいているうちにと思い、先にツツジ平で花を楽しみました。

湯ノ丸山の登りにかかると、やや急になりますが、背後に篭ノ塔山から浅間山方面の展望が開け、イワカガミ、ツマトリソウなども咲いて、楽しく登れます。登り着いた湯ノ丸山南峰は広くなだらかですが、団体も多く、混みあっていたので、三角点がある北峰へ足をのばしてランチにしました。やがて雨が落ちてきましたが、支障なく下山開始。

予定していた烏帽子岳は中止しましたが、臼窪湿原に寄り、ツツジ平と異なる高原の情緒を楽しみ、高峰温泉で日帰り入浴(16時まで、500円)をさせていただいて帰京しました。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

奥多摩・棒ノ折山

コアジサイ、ガクウツギなどが咲いています

棒ノ折山(棒ノ嶺)山頂。正面左奥が大持山、その右彼方に武甲山(写真=瀬川真治)(写真=瀬川真治)

白谷沢のゴルジュ(写真=瀬川真治)

6月19日、曇り

奥多摩と奥武蔵の境界に位置する棒ノ折(ぼうのおれ)山を歩いてきました。青梅線の川井駅から清東橋までバスで入り、車道を歩いて奥茶屋から登山道に入りました。しばらくゴンジリ沢のワサビ田に沿って歩きます。マタタビの葉の白化現象は、昆虫に花の在りかを知らせる戦略です。スギ・ヒノキの人工林の足元には白いコアジサイの花、ガクウツギの白い装飾花が咲いていました。頂上までの途中で白色小花のアカショウマ、淡紅紫色の花がかわいいクワガタソウ、淡紫色で長い距(きょ)が目立つセリバヒエンソウを見ることができました。

明るく広々とした山頂はたくさんの登山客でにぎやかでした。下山はゴンジリ峠から岩茸石で左へ折れいったん林道に出ます。ここで花期の早いキツリフネを見ることができました。花の距はツリフネソウのように渦巻き状になりません。

林道を横断し白谷沢(しらやさわ)の沢筋の道を下ります。白孔雀ノ滝~天狗ノ滝~藤懸ノ滝間は白谷沢核心部で、両岸に湿った岩壁が切り立ったゴルジュです。釣り鐘状の白い小さなネジキの花が咲いています。ここは慎重に通過しました。

名栗湖へ出て有間ダム堤体の上を歩き、さわらびの湯バス停に到着。棒ノ折山は埼玉側からの登山者が多いと感じました。

なお今年の5月1日(日)白谷沢登山口から棒ノ折山に向かう登山道にて滑落事故が発生しました。沢筋は大変滑りやすく、充分に注意をすると共に慎重な行動をお願いします。

(文=瀬川真治/森林インストラクター東京会)

丹沢・弘法山

白、紫、ピンクの紫陽花に彩られた登山道

権現山の展望塔に登り、人影まばらな広場の先に大山の夏姿が望まれた(写真=白井源三)

権現山と弘法山を結ぶ馬場道はまさに紫陽花ロードとなっていた(写真=白井源三)

6月18日、晴れ

小田急線秦野駅に降り立つと、東にこんもりとしたふたつの山が重なっています。奥の山が弘法山です。権現山から弘法山までを弘法山公園と呼び、春は桜でにぎわう山ですが、梅雨時は紫陽花にかわり、7月はヤマユリが咲き、秋には紅葉と四季それぞれの彩りを添えます。神奈川県の花の名所100選にも指定されています。

今回はマイカー利用の登山にしました。国道246号名古木宮前の信号を入り、めんようの里駐車場へ。東名からは秦野中井ICを降りて県道71号クリーンセンターから入ります。駐車場前にレストラン木里館があり食事もできます。

牧場正面の階段を登りましたが、真夏並みの日差しで羊たちは日陰に退去していました。

権現山と弘法山を結ぶ馬場道分岐に着くと紫陽花ロードとなり、白、紫、ピンクの彩りに登山路は囲まれていました。ところどころにヤマユリが花芽を伸ばし、紫陽花へバトンタッチの準備中。

権現山の展望塔に登ると、下の広場にはこの日の猛暑で登山者はまばら。桜千本といわれる並木は深い緑にかわり、夏姿の大山が望まれました。

ふたたび馬場分岐に戻り、ここからは7分咲きの紫陽花を両脇に眺め、弘法山の山頂に登ると鐘楼が日陰に黒くたたずんでいました。

(文=白井源三/『神奈川県の山』共著者)

箱根・明星ヶ岳

紫陽花の花咲く阿弥陀寺から明星ヶ岳に登る

登山電車と紫陽花の花が似合う塔ノ沢駅(写真=原田征史)

防火帯も兼ねた尾根道には刈り取られた竹が並べてある(写真=原田征史)

6月18日、晴れ

箱根湯本駅から登山電車に乗り換え、車窓から紫陽花の花を見て塔ノ沢駅で下車します。ホームの案内板で明星ヶ岳コースを確認し、跨線橋を渡って細い道に入りしばらく歩くと大きな山門に出会いました。苔むした石段を登って行くと石仏や、阿弥陀寺の表示があり、その先に花咲くアジサイと木立に囲まれた阿弥陀寺があります。本堂の阿弥陀様にお参りしてから登山道に入りました。

塔ノ峰の先で舗装道路に出合い、約900m先に再び明星ヶ岳に登る登山道入り口があります。樹林の中をひたすら登って、登山道の両側の竹が刈り取られた広い尾根道になると、明星ヶ岳の案内板と御嶽大神の碑がありました。刈り取られた竹は夏のお盆に行なわれる「大文字焼き」に使われるとのこと。

宮城野に下る分岐も道標があり、強羅や宮城野の街並みを見下ろす斜面で休憩してから宮城野バス停に下山しました。

(文=原田征史/小田原山岳会員、『神奈川県の山』共著者)

南信・風越山円悟沢

飯田市民に親しまれている山で沢登り

F2を登る田村氏(写真=原 誠一)

地質学系ガイド・田村氏による岩石レクチャーも楽しい(写真=原 誠一)

6月17日、曇り時々小雨

風越山(かざこしやま)は、南信州飯田市の西側にそびえ、古くから信仰の対象として親しまれている市民のシンボル的な山です。その山麓には「猿庫(さるくら)の泉」という全国名水百選にも選ばれた名水が湧き出しています。その猿庫の泉の水をボトルに詰めてから、沢から山頂を目指し、円悟沢(えんごさわ)に入渓しました。

パートナーは、同じガイドクラブの田村氏。長身と長いリーチを活かして、連続する滝をぐいぐい越えて行きました。途中で、見覚えのない堰堤が2ヶ所ありました。地図にも載っていません。銘板を見ると、平成12年、13年に造られたとあります。このルートを前回登ってから20年以上経過したことを今さらながら実感しました。

途中、二股を左に進み、10m程度の滝を4ヶ所越えてから右側の支尾根に移ると藪漕ぎもなく1535mの風越山山頂に着きました。

下山は、地図から消えてしまいましたが、途中から右側の尾根を下る今庫の泉ルートを選びました。

(文=原 誠一/アルプスネイチャークラブ ・登山ガイド)

※編集部注:沢登りは専用の装備、技術が必要です。登山初心者、初級者だけで安易に入渓することのないよう、注意してください。

鈴鹿・三池岳

歴史的な興味も深まる静かな山行

中峠から望む三池岳(奧)(写真=山口敬二)

稜線からの伊勢湾方面の眺望(写真=山口敬二)

6月18日、曇り時々晴れ

滋賀県と三重県の県境を南北に走る鈴鹿山脈ですが、その中間に位置するのが今回登った三池岳(みいけだけ・972m)です。鈴鹿のセブンマウンテン(登山大会の対象となる7つの山)の竜ヶ岳と釈迦ヶ岳に挟まれた静かなピークですが、伊勢湾や鈴鹿の峰々の展望を楽しみながら歩ける開放的な稜線が魅力です。

この日は遅めの出発で、麓の八風キャンプ場から栗木谷を遡行し中峠まで登ると、気持ちのよい稜線を八風峠まで歩き昼食にしました。八風峠からは15分ほどで三池岳まで達すると、下山は急坂の南東尾根をキャンプ場まで下りました。

途中の三重と滋賀を結ぶ歴史街道の八風峠や、三池岳の南東尾根にある伝説のお菊池は山名の由来にもなっているらしく、いろいろと興味も深まる楽しい山行となりました。

(文=山口敬二)

鳥取県・扇ノ山

梅雨時の例会には気を揉みますが、幸いにも雨具の出番はなしでした

せせらぎを後に尾根に取り付く(写真=舩越 仁)

扇ノ山頂上で携帯トイレ使用の研修をしました(写真=舩越 仁)

6月14日、曇り

岡山市から約4時間、貸し切りバスに揺られ、鳥取県八頭町の姫路公園登山口から登りました。

小鳥のさえずりを聞きながら小渓伝いに入ると、尾根に取り付くことになります。しばらく急登に喘ぎ、汗をかきますが、涼しい谷風に救われました。頂上が近づくと登山道の両側は根曲がり竹になってきました。秋田県では熊の被害からタケノコ採りの入山自粛が報道されていますが、こちらのスズコ(根曲がり竹)はとっくに時期を過ぎて竹になっています。

頂上でゆっくり昼食を済ませた後、今日は携帯トイレの研修をしました。ザックに入れていても使ったことのない人、初めて実物を見た人など様々です。いくつかの製品を比較し、経験者が使い勝手について意見を出しあいました。私たちの近くでは、そこそこ名のある山でも山の上にはトイレはありません。岡山県岳連でも携帯トイレ使用の話は出ますが、実使用には程遠い状況です。私たちは今回の研修を機に、そろそろ使ってみようかとの気運になってきました。

(文=舩越 仁/みつがしわ山の会)

モンブラン山群・ツール・ド・モンブラン

大フェレ峠からシャモニーまでの時計回り半周コース

モンテ・ビアンコ小屋のテラスから、ブレンバ氷河(モンブラン南東)(写真=中村重明)

ボンノム峠(2329m)からモンジョワ谷への下り(写真=中村重明)

6月13日~18日

ヨーロッパアルプスの最高峰モンブラン(4810m)やグランドジョラス(4208m)などがそびえるモンブラン山群を一周するトレッキングコース、ツール・ド・モンブラン(Tour du Mont Blanc、TMB)は、フランス、イタリア、スイスの3ヶ国にまたがり、全長約170km、累積標高差10000m超のロングトレイルです。毎年山岳マラソン大会UTMBが開催されるコースとしても知られていますが、今回、それをほぼ半周する行程を歩きました。

スイス・イタリア国境の大フェレ峠(2537m)付近から時計回りに、フェレ谷、ヴェニ谷を通り、イタリア・フランス国境のセーニュ峠(2516m)を越え、グラシエ谷、モンジョワ谷と通ってヨーロッパ・アルプスの登山基地、シャモニに至る行程を、7日間かけて歩いたものです。

本トレイルを歩く適期は6月下旬~9月下旬とのことで、6月中旬はまだ営業していない山小屋も多いうえ、登山者もまだ少なく、また峠付近など標高の高いところ(おおむね標高2000mより上)はまだまだ雪が豊富でルートも明瞭ではない区間も多いため、計画と装備にはいろいろと留意が必要でした。山小屋は原則要予約のため、天候や体調等の関係であまり歩けないケースも想定し、毎日の行程があまり長くならないように山小屋を予約したつもりでした。しかし、雪山装備(前爪のあるアイゼン、ピッケル、防寒具等)で荷物が増えたこと、雪渓のトレースが不明瞭でルート確認などに思ったより時間を要したこと、また雪解けの水量豊富な沢の渡渉ができずルートを一部変更したりしたことなど、計画外の事態もいくつかあり、毎日7時間程度(最長は10時間超)という長めの行動時間になってしまいました。特にボンノム峠越えの日は、雪とガスのためトレースも視界もなく、現地で購入した1/25000地形図と方位磁石でなんとか進むことができました。

天候は毎日おおむね、曇り一時雨という感じで、雨が降っていない時はスケールの大きな谷や氷河、岩壁、針峰群などの迫力ある景観、そして色とりどりに咲き乱れる高山植物などの素晴らしい景色に、ただただ圧倒されました。残念ながらモンブラン自体を拝むことは結局できませんでしたが、それでも十二分に満足できました。

まとまった休暇が必要になるため、次回はいつになるかわかりませんが、残りの半周もぜひ歩いてみたいと思える、素晴らしいトレイルでした。

(文=中村重明)

山形秋田県境・鳥海山

長坂道上部より花心の雪形と雪開けの鳥海湖(写真=長山昌子)

笙ヶ岳(1650m)三峰とチングルマ(写真=長山昌子)

6月19日、曇り

七合目の御浜(1700m)付近がハクサンイチゲの花園になるころ、外輪山の腹に“花心”の雪形が現われますが、毎年この時期を逃がさずに登っています。

吹浦口の大平から斜度のある伝石坂を40分登ると穏やかな道になります。時々残雪を踏みながらマイヅルソウ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、ハクサンチドリ、ヨツバシオガマ、チングルマなどの高嶺の花たちが生き生きと咲き始めていました。

急な愛宕坂を登りきると、山頂が眼前に迫り御浜に着きます。予想に違わず「風の娘」ハクサンイチゲが咲き揃い、外輪山の腹には“花心”の雪形が真っ白い文字になって残り、心奪われる自然の姿です。眼下の鳥海湖は雪解けが進み、青い瞳になるのも間近でしょう。

長坂の尾根を下り、笙ヶ岳池塘を回って下山しました。

(長山昌子/山形県/よく行く山:鳥海山、東北の山)

南会津・会津朝日岳

ヒメサユリ、ツバメオモト、シラネアオイが咲いていました

左:会津朝日岳遠望/右:ヒメサユリ(写真=蓮田 茂)

6月12日、晴れ

会津朝日岳は、2011年の台風で登山道が流されて4年間登山ができなかったのですが、昨年から登れるようになりました。

この日は朝6:30に出発、川沿いを歩きます。何度か渡渉して、急になった登山道を1時間ほど進んだ後に水場の三吉(さんきち)ミチギに着きました。冷たくておいしい水です。人見の松を過ぎて少し登ると、尾根にヒメサユリが咲いていました。そして会津朝日岳直下の岩壁が見えました。

叶ノ高手には8:50着。そこからは下り、避難小屋から登り返しましたが、ここから渋滞です。岩壁で上下の交互通行をしています。ゆっくり進む登山道にはツバメオモトが咲いていました。

岩壁に雪はほとんどありませんが、例年なら軽アイゼンが必要です。途中、シラネアオイが咲いていました。

10:25頂上着。狭くて満員ですが、浅草岳、越後駒ヶ岳、中ノ岳などがよく見えました。

(蓮田 茂/茨城県/57歳/よく行く山:筑波山、大子町男体山、那須連山)

北アルプス・双六岳

盛況だった双六小屋の小屋開け日

鏡平から見たトラバース。ほとんど雪はない(写真=名知清仁)

今年もいました!(写真=名知清仁)

6月11日~12日

例年ならばこの時期、林道にはデブリのひとつやふたつあるところですが、今年はカケラも見当たりません。秩父沢には橋も架けられ、ルートファインディングをすることもなく、あれよあれよという間に鏡平へ。弓折中段のトラバースにはさすがにベッタリと雪のはりついた場所が2ヶ所あったものの、すでに雪切りが完了した模様。相変わらず仕事の早い小屋です。

雪がなければ、難易度は一気に下がります。双六小屋は小屋開けにもかかわらず、いきなり十数人の宿泊客で大盛況。「泊まってよかった山小屋」堂々第2位のヤマケイ効果も後押ししているかもしれません。いずれにせよ、小屋開け特有のマッタリ感はありませんでした。

翌日の天候は下り気味となったので、ある期待をいだきながら稜線を進むと・・・・・・いました! 期待を裏切らない憎いヤツがそこに。

これだから、この時期の双六はやめられないのです。

(名知清仁/岐阜県/59歳/よく行く山:双六周辺)

富士山周辺・三ツ峠山、北奥千丈岳

東西南北・富士山展望のスケッチ山旅1

北奥千丈岳と富士山(画=江川 誠)

北奥千丈岳から見た金峰山の五丈岩(左)と八ケ岳(左)(画=江川 誠)

5月31日~6月1日、31日晴れのち曇り、1日快晴

5月31日から4日間かけて、東西南北から富士山を眺める山旅に出かけました。三ツ峠山(東)、北奥千丈岳(北)、毛無山(西)、愛鷹山(南)です。

まず初日は三ツ峠へ。早朝は富士山がくっきり見えていましたが、山頂に到着した9時半の時点ではもうガスが発生していました。その後、府戸尾根の最終点の天上山付近から杉木立の向こうに、富士山が顔を出してくれました。

翌日は標高を車で稼ぎ、2360mの大弛峠から北奥千丈岳へ2時間のハイキングです。ハイキングとはいえ、奥秩父最高峰の北奥千丈岳の頂を踏みます。

森林は芽吹きが始まる前の色合いで、夢の庭園にあるシャクナゲの大群落もつぼみが固い段階でした。寒気が流れ込み風が強く、その分富士はくっきり青い山容を浮かび上がらせていました。

(江川 誠/東京都/64歳/よく行く山域:日光)

富士山周辺・毛無山、愛鷹山

東西南北・富士山展望のスケッチ山旅2

毛無山山頂からの富士山(画=江川 誠)

6月2日~3日、2日快晴、3日晴れのち曇り

2日は毛無山へ。朝霧高原の登山口から山頂までの標高差は1100m。人に知られていない急登の山です。強い北風が吹き荒れ、富士山は北側斜面に雲が発生し、山頂から富士の展望は満喫できました。地蔵峠への下りは、川の渡渉が5回もあり、変化に富んだ道でした。

翌3日、早い時間に愛鷹山頂に着き、富士を見ながら下ろうと計画しましたが、当てが外れてしまいました。

まず第一にこの時期は夏山と同じく早い時間に雲が湧き出してしまうこと。第二に愛鷹山は森林限界を超えておらず山頂と2~3ヶ所でしか富士山の展望はきかなかったことです。結局、霧と強風の山頂は寒くて灰色の景色でした。

(江川 誠/東京都/64歳/よく行く山域:日光)

第四十八回

やぶ蔭に足音聞こえ息潜め(にいしばG)

夏が来た! 尾瀬にいこおぜ、飯豊もいいでー(山形山人)

行きたい山、登れば増える不思議かな(ペケまるこ)

【寸評】

一句目、にいしばGさん。今年はクマとの不幸な遭遇がたくさんニュースになりました。あの「ガサガサッ」という突然の音には毎度驚かされますが、クマかと思ったら沢ヤさんが藪から現われたりすることもありますね。

二句目、山形山人さん。「ビバーク覚悟です」とのコメントつきでご投稿いただきました。面白いので昇段もアリですが、ご希望とあらば・・・・・・。

三句目、ペケまるこさん。山には不思議がいっぱい! そもそも、山に行く人は皆、不思議な人たちばかりかもしれませんが。

【段位】にいしばGさんは「マナスル」に昇段。山形山人さんは「マナスル」でビバーク。ペケまるこさんもエベレスト「C3」で強風のためビバークです!

【応募方法】

山に関する川柳を募集します。投稿先メールアドレスは「weekly@yamakei.co.jp」です。メールの件名には必ず「週刊ヤマケイ・山の川柳」とお書きください。ペンネームでの投稿も受け付けております(読者の登山レポートはペンネームでの投稿不可)。

週刊ヤマケイ「表紙写真」「読者の登山レポート」「山の川柳」「よもやまばなし」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんから表紙写真、登山レポート、山の川柳を募集しています。また新たに「よもやまばなし」も募集します。ぜひあなたの作品をお送りください。

【表紙写真について】

●タテ位置で撮影した写真に限ります。

●横幅1200ピクセル以上のjpeg画像。

●写真に簡単な説明も添えてください。


【読者の登山レポートについて】

●本文200字~300字。1ヶ月以内の山行に限ります。できれば2週間以内の情報をお寄せください。国内・海外は問いません。山名・日程・天気を明記。登山道の様子や開花状況などもできるだけ盛り込んでください。

●写真キャプション(写真の解説を簡単なもので結構ですので付けてください)

●お名前(ふりがなもお願いします。匿名、ペンネームでの掲載は不可です)

●メールアドレス

●年齢

●郵便番号と住所

●登山歴

●よく行く山名、山域

※文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。


【山の川柳】

「夏休み 孫と一緒に 百名山」

「お父さん 登山道具を 片付けて」

「登れども登れども ぴくりとも動かぬ 体重計」など、山に関する川柳を募集します。どうぞ気軽にお送りください(川柳の投稿はペンネームでも可)。編集部が審査して、段位を授与します!


【よもやまばなし】

山で体験したちょっといい話や不思議な話、使って役立った装備や安全登山のための工夫、昔の登山の思い出などを募集します。お気軽にご投稿ください。こちらの投稿もペンネーム可です。文字数は400字以内でお願いします。


投稿先メールアドレス

weekly@yamakei.co.jp

※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・表紙写真応募」または「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」「週刊ヤマケイ・山の川柳」「週刊ヤマケイ・よもやまばなし」とお書きください。

※表紙写真に採用された方、読者の登山レポートに採用された方には週刊ヤマケイのロゴ入り測量野帳を進呈します(初回のみ)。また山の川柳で高段位になられた方にも測量野帳を進呈します。どしどしご応募ください。

登山の「まさか」に! レスキュー費用保険で、確かな安心を。

山岳遭難が増えています。無理のない日程、万全の装備、登山届、そして「レスキュー費用保険」。まさかの捜索・救助費用にしっかり備えて、安心登山を楽しみましょう!

登山やアウトドアスポーツなど、日本国内での野外活動中に遭難事故に遭った際、捜索・救助に要した費用に対して保険金をお支払いする保険です。

※海での活動は除きます

保険料、補償、加入方法を見直して、さらに充実!

※平成28年4月20日より

日本アルプス各地や八ヶ岳などの主要な登山口への便利なアクセスとしてすっかり定着した登山バス「毎日あるぺん号」。

電車・バスなどを乗り継ぐ面倒もなく、各地に早朝に到着できることから、利用者が増え続けています。

日本山岳遺産基金賛助会員の(株)毎日企画サービスでは、今期も夏・秋を中心に毎日あるぺん号を企画・実施いたします。

登山にかかる日数やコストの軽減をお考えの方は、登山装備のひとつとして、ぜひご活用ください。

山小屋(95軒)とバスの自由な組み合わせで申し込みができるセットプランもお見逃しなく。

電書情報

山と溪谷社の新刊も既刊も電子書籍で

多くの読者の方に親しまれるようになった電子書籍。いま、山と溪谷社のほとんどの新刊書籍は、紙の本の発売とほぼ同じタイミングで電子書籍を購入いただけるようになっています。また、既刊書籍の電子書籍化が急ピッチで進んでいます。「読みたい!」と思ったとき、すぐに読めるのが電子書籍のいいところ。今回は6月24日に発売開始となる7冊をご紹介します。

***

『分県登山ガイド 39 福岡県の山』

大好評の分県登山ガイドシリーズ。20年ぶりに完全リニューアルです。59コースを紹介。

本体1520円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01H6KOOSA

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『フライパンで山ごはん』

フライパンひとつで作る、フライパンの可能性を生かした山でのごはんをご紹介。

本体960円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01H6KOOT4

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ヤマケイ山学選書『病気に負けない健康登山』

現役ドクターが、登山中の外傷、疾病など 実際に診療したケースをわかりやすく紹介。

本体762円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01H6KOOSK

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ヤマケイ山学選書『病気に負けない健康登山』

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『かんたん!きれい!失敗しらず!育てて楽しむ手のひら園芸』

「メンテフリー」園芸から野菜や花、観葉植物、水草や苔まで、失敗しらず、手間いらずのコツを紹介!

本体1200円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01H6KOOTE

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『入門&ガイド 雪山登山』

雪山登山入門者に必要な、初級から中級レベルの技術・知識とコースガイドを掲載。

本体1584円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01H6KOOYY

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『入門&ガイド テント山行』

これからテント山行をはじめる入門者に必要な、初級から中級レベルの技術・知識とコースガイドを掲載。

本体1584円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01H6KOOXU

講演会「高峰への憧れ-高峰登山に耐えられる身体をつくるには」

6月24日(金)、埼玉県・大宮にて開催

日本を代表する登山の運動生理学の専門家・山本正嘉氏による講演会が埼玉県の大宮ソニックシティービルで24日に開催されます。

講演のテーマは「高峰登山に耐えられる身体」。高峰登山の世界は静謐で限りなく美しい反面、人間の身体を脅かす厳しさもあります。山本氏ご自身の経験を踏まえ、高所登山の扉を開いてくれる講演です。

***

第9回 埼玉県山岳連盟海外登山委員会講演会

「高峰への憧れ-高峰登山に耐えられる身体をつくるには」

日時:6月24日(金)19:00~21:00

講師:山本正嘉氏

会場:大宮ソニックシティ―ビル9階905号室

会費:無料(先着60名)

主催:埼玉県山岳連盟・海外登山委員会

■山本正嘉氏プロフィール

国立大学法人・鹿屋体育大学 スポーツ生命科学系教授(兼スポーツトレーニング教育研究センター長)

東京大学教育学部体育学科卒業後、大学院で運動生理学を専攻し、筋肉や疲労についての研究を実施。 2001年秩父宮記念山岳賞を受賞。

北アルプスの山岳遭難防止を考える「北アルプス安全登山アピール in 東京 2016」

7月9日(土)、東京・神田神保町で開催

昨年開催時の様子

昨年、2015年の北アルプスにおける山岳遭難事故は323件で、遭難者は354人と、一昨年に比べてわずかに減少したものの、引き続き高い遭難件数・人数で推移しています。なかでも夏山シーズンに限ると、一昨年を超える遭難が発生しています。

そんななか、北アルプスを取り巻く富山県、長野県、岐阜県の山岳救助隊や自治体等の集まりである「北アルプス三県合同山岳遭難防止対策連絡会議」では、7月1日から8月31日までの2ヶ月間を「山岳遭難防止対策強化月間」と位置付け、各種キャンペーン等を通じて北アルプスの安全登山を呼びかけていきます。

北アルプスでの登山者の多くが首都圏居住者であるという現状から、東京での啓発活動として、今年も「北アルプス安全登山アピール in 東京」を7月9日(土)に2回、東京・神保町のインプレスグループセミナールームで実施。三県の山岳救助隊の精鋭が一堂に会し、山岳遭難防止のためにリアルで役に立つイベントとなるでしょう。

参加費は無料。参加希望の方は、概要を確認のうえ、下記の申し込みフォームより申し込みください。

https://www.yamakei-online.com/secure/kita_a_anzenn_16.php

***

■「北アルプス安全登山アピール in 東京 2016」開催概要

開催日:2016年7月9日(土)

1回目 13:00~15:00

2回目 16:00~18:00

※開場は各回30分前から

会場:インプレスグループセミナールーム

東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング 23階

地下鉄神保町駅下車徒歩3分

内容:

2015年の北アルプスの遭難事例から~北アルプス山岳救助隊員からの山岳遭難 事例報告

Part1「遭難の実態を知ろう」と題して、各県の北アルプスの遭難の事例を発表

Part2「遭難救助現場から見えてくるもの」と題した、トークセッション

質疑応答

※各回同じ内容です。

定員:各回70名(先着順。定員になり次第受付を終了)

参加費:無料(要事前申し込み)

主催:北アルプス三県合同山岳遭難防止対策連絡会議

協力:株式会社山と溪谷社・日本山岳遺産基金

申し込み方法: リンク先の申し込みフォームから、1回目、2回目のいずれかを選んで申し込んでください。

■お問い合わせ

日本山岳遺産基金 事務局(株式会社山と溪谷社内)

TEL03-6744-1900(代)

kikin_info@yamakei.co.jp

「日本山岳遺産」認定候補地募集中

助成金総額200万円で、みなさまの活動を支援いたします

2015年度認定地、高知県の「三嶺の森をまもるみんなの会」の方々による、樹皮剥ぎ防止活動の様子

日本山岳遺産基金は山岳環境の保全、次世代の育成、安全確実な登山の普及などを目的に、賛助会員のみなさまのお力添えのもと、2010年より活動を続けております。

各地の山や山域を「日本山岳遺産」として認定し、そこで山岳環境の保全活動などを行っている団体さまに、助成金の拠出や、広報面での支援をさせていただくことも活動の柱としております。

今年も8月末日まで、2016年度の申請を承っております。全国各地の山々で、環境保全などの活動をなさっている皆さまからのご応募をお待ちしています。

詳しくは日本山岳遺産基金のウェブサイトをご覧ください。

http://sangakuisan.yamakei.co.jp/isan/

電話でのお問い合わせは03-6744-1900(担当=久保田、井澤、永田)までお願いいたします。

(日本山岳遺産基金事務局長 久保田賢次)

『新編 山のミステリー 異界としての山』

山とは即ち異界なり

山小屋やテントの中で、山の怪談や不思議な話にわくわく、どきどきしながら耳を傾けたことがありませんか? 捜索隊がどれだけ探しても見つからない遭難者を、登山経験のない肉親が山に入って捜して見つける話や、死者を悼むリス、預金通帳だけを詰めたザックを背負って遭難した女性など、山小屋の主人や登山者たちが経験した、この世の現象とは思えない奇妙な56の実話を集めました。

なお、本書は2005年に東京新聞出版局から刊行された同名の書を再編集して刊行したものです。

https://www.yamakei.co.jp/products/2816320090.html

著者:工藤隆雄/発売日:2016年6月17日/販売価格:1,200円+税/ページ数:256ページ/判型:四六判/ISBN:978-4-635-320092

2016年5月~6月の新刊
商品名 発売日 販売価格(本体価格)
『ワンダーフォーゲル』2016年6月号 5/10 926円+税
『富士山ブック2016』 5/14 926円+税
『山と溪谷』2016年6月号 5/14 952円+税
『おいしい雑草 摘み菜で楽しむ和食』 5/20 1,500円+税
『大きな地図で見やすいガイド 関西南部』 5/20 1,600円+税
『大きな地図で見やすいガイド 関西北部』 5/20 1,600円+税
ヤマケイ文庫『四季の摘み菜12カ月』 5/20 880円+税
ヤマケイ文庫『パイヌカジ』 5/20 880円+税
『大きな地図で見やすいガイド 八ヶ岳』 5/20 1,400円+税
『CAMP LIFE はじめてのキャンプQ&A』 5/23 880円+税
『僕のオトシブミ-空想と回想の山-』 5/27 1,800円+税
『燃える山脈』 6/3 1,600円+税
『ROCK&SNOW 072 夏号』 6/6 1,333円+税
『DVD登山ガイド 穂高』 6/10 1,800円+税
『山と溪谷 7月号』 6/15 1,018円+税
『新編 山のミステリー 異界としての山』 6/17 1,200円+税
『認知症は歩くだけで良くなる』 6/24 1,200円+税
『アウトドアで活躍! ナイフ・ナタ・斧の使い方』 6/24 1,300円+税
『山登りABC 難所の歩き方』 6/24 1,000円+税
『フライパンで山ごはん』 6/24 1,200円+税
『福岡県の山』 6/24 1,900円+税
『マウンテンスポーツマガジン VOL.5 トレイルラン2016 Summer』 6/30 1,200円+税


『登山白書2016』

登山に関する最新データを網羅

ヤマケイ登山総合研究所が編集する『登山白書2016』が、いよいよ7月15日に刊行されます。86年の長きに渡り、さまざまな情報発信を続けてきた山と溪谷社が、登山界全般を通じて調査、収集、研究されている情報やデータを幅広くお伝えするものです。

今年度版は、「遭難事故をどこまで減らせるだろうか」という使命を果すべく、「山岳遭難事故の発生状況のまとめ」のウエイトを高く構成しました。「喜びを得られるはずの登山中に、図らずも起こってしまう事故を、少しでも減らしたい」という思いを込めての企画です。

他には登山届条例の制定・検討、火山活動の推移などのトピックスを巻頭カラーで紹介しているほか、山域別入山者数や、海外からの登山者数も掲載しています。

当社のYamakei Onlineによる「用具購買動向とブランド使用率」や、「登山と観光」「こどもの成長と自然体験」「クリーンハイクの世界的な広がり」等の調査データも、興味深い統計としてお届けします。「用具・ウェア素材のトピックス」「山岳気象の傾向」「書籍、雑誌の話題と動き」「エンターテインメント作品の動向」なども識者の方々に記していただきました。

さらに、「山岳トイレ改善レポート」「ドローンによる遭難捜索救助技術の開発」「行きたい山と行ける山を数値化してマッチング」「富士山測候所を活用しての登山医学分野の研究」等の最新研究についても、各分野の専門の方々にご寄稿いただいています。

発売日/7月15日/販売価格:19,800円(本書の内容を収録したCD-ROM付き)、9,800円(CD-ROMなし)判型:A4判/ページ数:288ページ(予定)

問合せ先=山と溪谷社 ヤマケイ登山総合研究所 久保田賢次

電話03-6744-1912、FAX03-6744-1929

kubota-ke@yamakei.co.jp

詳細は、山と溪谷社のHPをご参照ください。

https://www.yamakei.co.jp/products/?query=%E7%99%BB%E5%B1%B1%E7%99%BD%E6%9B%B82016

ヤマケイ登山教室からのお知らせ

【国内】南会津・只見の深山「会津朝日岳」2日間

新緑と高山植物が見事な会津朝日岳。クロベやブナの巨木をみながら山頂へ。平成23年7月新潟・福島豪雨災害の影響で、入山禁止となっていましたが、昨年の山開きから入山可能となりました。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=173368

日程 7月2日(土)~3日(日) 
集合 JR上越線/上越新幹線 浦佐駅改札前(13:00)
行程 【1日目】浦佐駅(13:00)=只見町・森林の分校ふざわ(民宿)【2日目】只見町・森林の分校ふざわ=赤倉沢登山口(500m)~三吉ミチギ~会津朝日岳(1624m)~三吉ミチギ~赤倉沢登山口=浦佐駅【解散】20:00(予定)
歩行時間:2日目約7時間30分
体力レベル 4(10~12kg程度のザックを背負い、連続する標高差1000mの登りを4時間以内で登れる体力が必要です。)
難易度 3(往復、周回、縦走コース。登山道は比較的明瞭で、緩急があり、幅員が小さい箇所がある。転滑落の危険箇所が部分的にあり、一部に梯子やクサリ場、それに匹敵する箇所がある。)
参加費 39,000円
最少催行人数 12名(定員16名)
ガイド・添乗員 猪熊隆之 (山岳気象予報士)、アルパインツアーのツアーリーダー

【国内】地図読み講座(初級編)「奥武蔵・日和田山から物見山」日帰り

自分の現在位置を地図で確かめることができれば、「あとどれくらいで山頂に着くか」「あとどのくらいで目的地に着くか」の予測がつきます。悪天時の判断にも役立ちます。なにより、今どこを歩いているのか、わかっていたいものです。

いちばん怖い「道迷い遭難」を防ぐため、地図についての知識と実践の入門講座です。机上で学び、山で実践。地図読みの楽しさを覚えて山へ行きましょう。

各自プレート付きのオリエンテーリングコンパスを必ず持参してください。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=178478

日程 7月3日(日)
集合 西武池袋線・高麗駅改札前 (8:30)
行程 高麗駅~日和田山登山口~日和田山(305m)~物見山(375m)~北向地蔵~ユガテ~橋本山(321m)~西武池袋線・吾野駅【解散】17:30(予定)
歩行時間:約4時間30分
体力レベル 2(6~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差500mの登りを2時間以内で登れる体力が必要です。)
難易度 2(往復、周囲、縦走コース。登山道は比較的明瞭で、緩急はあるが、幅員もある。転滑落の危険個所が少ない。)
参加費 8,000円
講師・添乗員 佐々木亨(山岳ライター)、アルパインツアーのツアーリーダー
持参品 プレート型コンパス

【机上講習会】山の天気入門「夏山の気象」

『山岳気象大全』を参考書として、それに基づき机上で山岳の気象を学びます。計画時から天候変化への対処法をフローチャートで掲載するなど、山岳気象の専門家ならではの特徴が満載の講座です。

参考書:『山岳気象大全』(山と溪谷社刊)

【学生割引】学生証の提示で1グループ3人まで受講料が無料になります。

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=2194

開催日 7月4日(月)
会場 アルパインツアーサービス本社 特設説明会場(3階)
時間 19:00~21:00
定員 35名(最少開催人数10名)
受講料 3,000円
講師 猪熊隆之(山岳気象予報士)
株式会社山と溪谷社
〒101-0051東京都千代田区神田神保町1丁目105番地
編集長
勝峰富雄
編集スタッフ
佐々木惣
アートディレクター
松澤政昭
SSデザイン
塚本由紀(T&Co.)
技術サポート
福浦一広、金沢克彦
プロデューサー
齋藤純一

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本誌は、できるだけ正確な情報を掲載するよう心がけておりますが、山行時はご自身で現地の最新情報のご確認をお願いいたします。