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今週末の「山のワンポイント天気」

ウェブサイト「山の天気予報」を運営し、メールでの天気予報配信も行なっている株式会社ヤマテンの気象予報士、猪熊隆之さんと河野卓朗さんによる解説です。今週末の山行に役立ててください。

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台風10号が来る前に、八方尾根から唐松岳に行きました。中腹以下はガス&小雨模様でしたが、稜線では青空が広がっており、雲海と眼前に広がる毛勝三山~剱岳北方稜線が見事でした。17年前の3月に宇奈月から僧ヶ岳を経て剱岳まで歩いたことが思い出されました。

下界の天気が悪くても上がってみると良いこともあります。特に今年の夏はこのパターンが多いですね。

(文責:猪熊隆之)

さて、今週末の天気ですが、日本のはるか東にある高気圧の縁をまわって南から湿った空気が入りやすく、土曜日は西日本や関東地方の山岳、東北地方の太平洋側の山岳では低い雲が広がって雨となるところもありそうです。日曜日も全国的にすっきりしない天気となるでしょう。今週末は、土曜日の北アルプスの標高の高い山や、東北地方の日本海側の山岳が比較的天気が良さそうです。また、南西諸島付近の熱帯低気圧は今夜にも台風になる見込みで、西日本ではこの動向にも注意が必要です。湿った空気の入り具合によって天気が大きく変わる可能性がありますので、必ず最新の天気予報を確認するようにしましょう。

(文責:河野卓朗)

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コーヒー1杯分のご利用料金で、全国18山域の山頂天気予報や大荒れ情報、予想天気図、ライブカメラ、雨雲レーダー、観天望気講座などが1ヶ月使い放題。メールでの天気予報配信登録もおこなえます。サービスの詳細やご登録方法につきましては、下記URLでご確認ください。

https://i.yamatenki.co.jp/

信州の山岳遭難現場より

島崎三歩の「山岳通信」。

長野県では、県内の山岳地域で発生した遭難の代表的な事例をお伝えする「島崎三歩の山岳通信」を配信しています。

8月25日に第39号が、29日には第40号が配信され、8月上旬から中旬にかけて長野県で発生した遭難事例が33件紹介されています。下記事例はそのなかからの抜粋ですが、山岳遭難のリスクをリアルに伝えるものですので、今後の山行にぜひ役立ててください。

傾向としては道迷い、転倒、滑落などの遭難が多発しています。また、体調不良による救助要請も増えています。持病がある方は事前に医療機関での診療を行うとともに、登山中も自分の体調の変化に注意し、無理のない行動に心がけましょう。

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・8月7日、77歳の女性が6人パーティで美し森から入山しました。8日に赤岳山頂から下山中、鎖場から約100m滑落し、同行者からの救助要請により県警ヘリが出動し救助しましたが、佐久市内の病院で死亡が確認されました。

・8月7日、73歳の男性が栂池から入山し、9日に白馬岳から白馬鑓ヶ岳へ向かう途中、ルートを間違え大雪渓方面へ下山中に転倒。左前額部などに軽傷を負いました。北アルプス北部地区夏山常駐パトロール隊員が救助し、男性に付き添って下山しました。

・8月11日、28歳の男性がふたりで美濃戸口から八ヶ岳連峰赤岳に入山しましたが、13日に体調不良で行動不能となりました。同行者からの救助要請を受けて県警ヘリが出動して救助、松本市内の病院へ搬送しました。

・8月14日、「北アルプス前穂高岳へ登山に行った友人と連絡がとれない」との通報があり、県警ヘリが出動し、捜索したところ、午後4時15分、64歳の男性を発見して収容しましたが、死亡が確認されました。奥又白池から下山中、なんらかの理由により滑落したものと思われます。

・8月15日、39歳の男性と42歳の女性が大雪渓を登山中、雪渓の急斜面に迷いこみ、アイゼンがないことから行動不能になりました。本人からの救助要請を受けて、北アルプス北部地区夏山常駐パトロール隊員、県警山岳遭難救助隊が出動してふたりを発見し、付き添って下山しました。ふたりにケガはありません。

・8月16日、42歳の男性が奥穂高岳からの下山中、登山道のハシゴを踏み外して約5m滑落し、左足首の重傷をおいました。本人からの救助要請を受けて県警ヘリが出動して救助し、松本市内の病院へ搬送しました。

(内容は長野県警察本部の発表時点のものです)

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下記URLより、バックナンバーもご覧いただけます。今後の登山にぜひ役立ててください。

http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/sotaikyo/sangakutusin.html

(文=週刊ヤマケイ編集部)

十勝連峰・十勝岳

登山計画の際は国道、道道、林道の最新情報を

上ホロカメットク山頂から富良野岳と富良野盆地の夜景(写真=谷水 亨)

十勝岳山頂から富良野岳手前にブロッケン現象と虹の輪が現われる(写真=谷水 亨)

現在、北海道の国道、道道を含めた交通網に支障が出ています。特に日高山脈や大雪山、東大雪の林道は壊滅状態で、登山計画の際には、充分な情報を得ておく必要があります。国道、道道は国土交通省北海道開発局、町道は各市町村、林道は北海道森林管理局・各支所のホームページを閲覧し、問い合わせをするとよいでしょう。

国土交通省北海道開発局

http://www.hkd.mlit.go.jp/

北海道森林管理局

http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/

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さて、8月27日から28日にかけて、十勝岳へ行ってきました。相次ぐ台風と前線の通過によって悪天候が続き、道路崩壊も発生してしばらく山に登れなかったのですが、この両日は晴天予報。そこで山友達と1泊で十勝連峰を楽しんできたのです。

5日前まで通行止めだった十勝岳温泉線が開通し、十勝岳登山口の望岳台から登り始めます。9時過ぎの出発でしたが、駐車場は満車。すでにこの時点で55パーティ、70~80名が十勝岳や美瑛岳方面に登っているようです。ふだんは休日でも10~20名程度ですが、おそらくこの地域が晴天予報で、ほとんどの名山の林道が崩壊して通行止めになっていることから、登る山が限られているために登山者が集中したのでしょう。今回は上ホロカメットク避難小屋泊の予定でしたが、混雑が想定されたのでテントを収納したザックを背負い、水も2日分を持ち上げました。

十勝岳避難小屋を順調に通り過ぎ、1700mのスリバチ火口までは天候に恵まれ、気持ちのよい登山でした。しかし十勝岳山頂と上ホロ避難小屋までは強風とガスのなかで、景色を楽しむことはできません。しかし、夜中に目を覚ますと星空になっていました。上ホロカメットク山頂まで登り、星空や富良野盆地の夜景を楽しむことができました。

翌朝も日の出と同時に雲が現われ、ガスのなかを十勝岳へと戻ります。しかし出発の稜線から十勝岳山頂までの間、幸運にもブロッケン現象と虹の輪を1時間近くも見ながら歩くことができ、いつもとは違う稜線歩きを楽しめました。

(文=谷水 亨/北海道アウトドア夏山ガイド認定者)

安達太良連峰・安達太良山

5年ぶりに、東北での夏例会を楽しみました

山頂乳首は近い、期待以上の青空です(写真=舩越 仁)

障子ヶ岩から沼ノ平を望む(写真=舩越 仁)

8月23日、晴れ時々曇り、のち一時雨

私が所属する「みつがしわ山の会」の夏例会が5年ぶりに東北で開かれました。前日の22日、台風9号が千葉県に上陸したころ、東京駅で東海道新幹線から東北新幹線に乗り換え、台風を追い越して郡山に到着。翌日の天気が危ぶまれましたが、夜中のうちに台風は北上してくれました。

風もなく爽やかな朝、あだたら山ロープウェイにいちばん乗りで歩き始めました。五葉松の樹林が低くなるにつれ、青空も広がってきました。この山の上の、この空がほんとうの空だ、と誰からともなく声があがりました。今回の参加者22名全員が初めての安達太良山なのです。

駐車場から登ってきた若い自衛隊員らとロープウェイ山頂駅からの私たちは、前後しながら山頂乳首に登り、いっしょに記念写真に納まりました。いい記念になりました。

下山は牛の背分岐から船明神山、障子ヶ岩経由の沼尻登山口です。下山中、ほかの登山者にはまったく出会わず、船大明神の岩稜クラックを下るのに時間をくわれたこと、登山口駐車場からの林道歩きが長かったことが印象に残りました。

そして全員無事に縦走を果たした夕食時には、前副会長による小講和「智恵子抄のあどけない話」でなごみ、疲れを癒しました。

(文=舩越 仁/みつがしわ山の会)

吾妻連峰・西吾妻山

登り始めのお花畑はフジバカマが満開で、たくさんのアサギマダラが飛び交っていました

西大嶺から西吾妻山に向かう(写真=舩越 仁)

西吾妻山頂上を経て着いた天狗岩上の吾妻神社です(写真=舩越 仁)

8月25日、曇り時々晴れ

グランデコ・ゴンドラで高度を400mほど稼ぎ、山頂駅を出発します。背後はるかに昨日登った磐梯山を眺めつつ20分ほど上ると、緩やかな傾斜のお花畑は終わりです。そこからは樹林帯に入り、傾斜もきつい湿った岩道になります。1時間半ほどがんばると展望のきく西大嶺です。ここから100mほど下って登る西吾妻山は、まだはるか遠くに見えます。

よく整備された木道になると疲れもどこへやら。西吾妻小屋前を右にとると、木立に囲まれた頂上です。反時計回りに下ると開けた梵天岩台地で、奥が天狗岩です。

この日のうちに岡山へ帰る時間の制約があり、来たルートを戻ります。西大嶺からの岩道は、よくぞ登ってきたものと改めて感服する難路でした。予定時間内に下山でき、ホテルの温泉でゆったり汗を流しました。そして最終の新幹線になりましたが、その日のうちに岡山に帰着しました。

なお、完全予約制ですが、グランデコリゾートからJR猪苗代駅へは無料のバス便があり、私たちも利用させていただきました。

(文=舩越 仁/みつがしわ山の会)

北アルプス・黒部源流域

高天原から岩苔小谷大滝へ

岩苔小谷大滝(写真=畠山茂信)

岩苔小谷と温泉沢出合近くのゴルジュ(写真=畠山茂信)

8月23日~25日、23日晴れのち霧、24日、25日晴れ

初日(23日)は折立から入山し、太郎平まで行きました。到着した時は水晶岳や鷲羽岳など黒部源流の山々が見えていましたが、まもなく霧におおわれてしまいました。薬師岳は終始霧におおわれ、姿を見ることはかないません。

翌24日はいよいよ黒部の源流域に入ります。大東新道を通って高天原まで行きましたが、このルートは途中まで黒部川の河原を歩くので、天候や増水に充分注意が必要です。A沢とB沢の間は岩壁をへつりますが、この日は水が少なかったので河原を歩けました。ここは過去に転落事故が起きている難所です。

3年ぶりに訪れた高天原は秘境の雰囲気がそのままでした。正面には水晶岳がそびえ、湿原の向こうに薬師岳が雄大な姿を現わしています。見飽きることのない景色だと思います。

ここから20分ほど下った温泉沢には日本最奥の高天原温泉があります。男女別の露天風呂と河原の野天風呂がふたつ。女性用の露天風呂は囲いがあり安心して入浴できます。片道二日間を要する場所ですが、その価値は充分にあると思います。

翌25日は最近テレビでも放映された岩苔小谷の大滝に行きました。黒部源流域でいちばん大きいといわれる滝で、落差は50m以上あります。今は廃道となった高天原から黒部湖に至る高天原新道の一部が夢の平の先まで残っていますが、そこから尾根と小沢を下って岩苔小谷に行けると聞いていました。前日に偵察しましたが、部分的に踏跡や古いマーキングはあるものの、藪漕ぎに多大な労力と時間を費やしそうなので断念。温泉沢から岩苔小谷を下降します。温泉沢の出合付近には素晴らしいゴルジュがありました。滝の手前は巨大なゴルジュとなっており、残念ながら落ち口には行けません。大高巻し、最後は懸垂下降2回で滝壺に下り立ちました。ほんとうに素晴らしい滝です。落ち口には大きな岩がおおいかぶさって、ちょうど岩のトンネルから水が出ているようです。この日は水量が少なく、滝の迫力はいつもより不足していたと思いますが、そのぶん徒渉も楽でしたし、ほとんど河原を歩けました。通常の水量だと行けなかったかもしれません。

帰路は懸垂で降りた岩壁を攀じ登り、往路を辿って高天原温泉で汗を流して帰りました。

(文=畠山茂信)

※編集部注:岩苔小谷大滝へのルートは一般登山道ではありません。沢登りの装備と技術が必要です。

北アルプス・常念岳~蝶ヶ岳

初秋の花が咲いていました

朝のうちは快晴で、前常念岳に登る途中から穂高連峰が見えるようになりました(写真=日向俊雄)

前常念岳を越えると目の前に常念岳が迫ります(写真=日向俊雄)

8月26日、晴れのち曇り

三股登山口を起点に日帰りで常念岳、蝶が岳を周回縦走してきました。どちらも槍・穂高を望む好展望の山です。

不安定な天気が続くなか、雨に降られなければよいと思って出かけましたが、幸いにも早朝から快晴。早く稜線に出て槍・穂高を見たいと焦りましたが、常念岳頂上に立つころには槍・穂高に雲がわき始め、すっきりとした展望は得られませんでした。

この日は平日にもかかわらず三股登山口手前にある駐車場は7割くらい埋まっていました。前日から登っているか、暗いうちから出発しているようです。ほとんどの登山者は直接蝶ヶ岳に向かったらしく、前常念方面は何人かの下山者とすれちがったものの、登りはひとりの登山者を見かけただけでした。それでも常念岳頂上に着くと常念小屋や蝶ヶ岳から来た登山者でにぎわっていました。

高山植物は、常念岳から蝶ヶ岳に向かう途中の低標高部分や蝶ヶ岳からの下りで、リンドウ、トリカブト、ウメバチソウなど初秋の花が咲いていました。夏の花は実となって、盛夏の面影を残すのみでした。

(文=日向俊雄)

※編集部注:三俣~常念岳~蝶ヶ岳~三俣の周回コースはコースタイム12時間以上のコースです。体力に自信のない方は1泊2日の行程をたててください。

谷川連峰・谷川岳

馬蹄形縦走路を歩いてきました

一瞬ガスが切れ、谷川岳が顔を出す(写真=長谷川守克)

輝く笹原越しに雲流れる清水峠(写真=長谷川守克)

8月25日~27日、小雨のち曇り、時々晴れ

久しぶりに谷川岳を歩きたいと思い情報収集をしていると、馬蹄形で縦走可能とのことなのでトライしてきました。なお馬蹄形縦走の通例は、土合橋より白毛門に取り付き、朝日岳、谷川岳に登頂後、西黒尾根を下山するものですが、体力的に無理だと判断し、ロープウェイを利用し、天神平をスタート地点とします。

山行期間中の天候は予報に反してあまりよくなく、周辺にはガスがかかり、期待していた大展望を目にすることはできませんでした。しかし、一瞬の晴れ間に目にした光景は素晴らしいものでした。また道にはウメバチソウやトリカブト、ハクサンフウロなど多くの花が咲く花街道そのもので、岩稜歩きの緊張感をほぐしてくれました。

なお道中は適所に道標があり、初めて歩く者にとっては強い味方になりました。

(文=長谷川守克)

西丹沢・大滝沢中流

ナメの続く沢で爽快にシャワークライミング

思い思いのラインからナメ滝を登る(写真=木元康晴)

水量豊富な小滝を突破(写真=木元康晴)

8月28日、曇り

8月最後の日曜日に、西丹沢へ沢登りに行ってきました。登ったのは、畦ヶ丸につき上げる大滝沢。上流部は滝が連続するのですが、畦ヶ丸登山口近くの入渓点から地獄棚沢出合まではなだらかで、きれいなナメ床が続きます。今回は積極的に水に入り、胸までつかってトロを渡ったり、シャワークライミングで小滝を登りつつ遡行。快適な沢登りを楽しみました。

しかし難しい滝登りはないものの、堰堤や滝を高巻く箇所では注意が必要です。特に途中の15m滝を高巻く道は滑りやすく、ロープを使用しました。また沢を離れて登山道に上がる区間はルートファインディングが難しく、急傾斜のヤセ尾根をたどる場面もあって慎重に登りました。

下山は登山道を下り、さらに車道を歩いて中川温泉へ。日帰り入浴施設のブナの湯に立ち寄って、サッパリとした気分で帰路につきました。

(文=木元康晴/登山ガイド)

※編集部注:沢登りは専用の用具や知識、技術が必要です。登山初心者、初級者だけで入渓することは避けてください。

鎌倉アルプス・天園

海からの風が涼しく、気持ちよく歩けました

建長寺展望台で建長寺から由比ヶ浜、稲村ヶ崎方面を望む。画面の右側外には富士山も見える所で、当日も雲の上に頭をのぞかせていた(写真=石丸哲也)

上:峠の茶屋跡地の広場。意外に広く大人数でもゆっくり休憩できそう。下:ひらつか花火大会のハイライト(写真=石丸哲也)

8月26日、快晴

先週末は金曜日が快晴でしたが、土曜、日曜はともに残念な空模様になりそうでした。そこで当日が締め切りの仕事を終わらせた後、鎌倉アルプスと呼ばれて親しまれる天園ハイキングコースへ出かけてきました。ここを選んだ理由は、都内から近く、駅から歩き始められるアクセスのよさに加え、天園の峠の茶屋が撤去された跡地を確認したかったこと、夏の深緑の時期の取材をしておきたかったこと、そして鎌倉から電車で30分ほどの平塚で花火大会があることでした。

建長寺、半僧坊を経て登るオーソドックスなコースを選び、ちょうど正午に北鎌倉駅から歩き始めました。都心では最高気温が約33度の真夏日で、昼からのスタートだったので暑さが心配でしたが、海からの風が涼しく、気持ちよく歩けました。

峠の茶屋があった大平山は鎌倉・横浜の市境で、それぞれの最高峰。もちろんハイキングコースの最高地点でもあります。茶屋の跡地では、ちょうど地元のボランティアの方が草刈りをしており、経緯をうかがえました。「茶店は土地を不法に占拠し、営業許可も得ずに営業していた。横浜市、神奈川県の指導で5月に撤去され、更地になった」とのこと。「これからは大人数の休憩もできる広場として利用できると思われる」とも話されていました。ちなみに少し下にある天園休憩所は法的な問題はなく、営業を続けているそうです。

ガイドブックをつくる立場からの裏話ですが、跡地から西北西に400mあまり、ゴルフ場クラブハウスに面したピークには「大平山 海抜159.2m 鎌倉市最高地点」と記された標識があり、多くのガイドブックの記事や地図もそのようになっています。しかし、国交省国土地理院の地形図では跡地に159mの標高点が記されており、クラブハウスかたわらのピークは少し低いようです。私はクラブハウスかたわらのピークを「大平山の標識があるピーク」のように記し、159mの山頂は茶屋内で通常は通らないことから特に説明を加えていませんでした。大平山の山頂の地点や標識もこれから整理されるかと思われます。

下山は涼しげな獅子舞の谷を通りました。住宅地に出てすぐ、永福寺(ようふくじ)の跡地は堂宇の敷地がわかるようになり、外周の歩道も整備されています。さらに鎌倉宮、鶴岡八幡宮に寄り、鎌倉駅にゴールインして平塚へ向かいました。花はハイキングコースのあちこちでクズの花が甘い匂いを漂わせ、樹林内には色づきはじめた実もあるヤブミョウガの花が目立っていました。里道ではフヨウやサルスベリが花盛り。八幡宮のハスは終期でした。

余談ですが、山に行っていると週末の花火大会は行きづらく、私は平塚が今年最初で最後。金曜日の開催で3000発という規模からの予想を超える充実ぶり、観覧場所も砂浜でゆっくり眺められることもうれしく、すっかりファンに。また来年も来たいと思いました。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

南八ヶ岳・大同心稜より横岳・赤岳・阿弥陀岳縦走

霧たち込める岩稜地帯と夏の終わりを告げる花々を巡る

中岳・阿弥陀岳へ続く稜線(写真=奥谷 晶)

霧に包まれた大同心基部に咲くトリカブト(写真=奥谷 晶)

8月25日~26日、25日晴れのち霧、26日晴れ

不安定な天候が続く中、晴れ間を期待してバリエーションルートの大同心稜から横岳・赤岳・阿弥陀岳の岩稜を歩いてきました。初日は朝方、一時青空が見えただけで、霧が立ちこめ、2日目はようやく晴れに恵まれました。

思った以上に季節の移り変わりは早く、稜線では夏の終わりを告げるトリカブトやトウヤクリンドウが目立ち、わずかに残った、夏最後の花を咲かせるコマクサに出会うことができました。

なお、大同心稜はクライミングの後の下降路に使われることが多いバリエーションルートで、岩登りの経験・技術・装備のない人が安易に立ち入ることはできません。

(文=奥谷 晶)

鈴鹿・鎌ヶ岳

夏が終わると鈴鹿の山歩きに適した季節に

鎌尾根から見る鎌ヶ岳(写真=金丸勝実)

県境縦走路に立ちはだかる衝立岩(写真=金丸勝実)

8月20日、晴れ時々曇り

8月下旬になり、熱帯低気圧の接近や台風の影響で猛暑や局所的な大雨など不安定な天候が続いています。西日本は猛暑が続いていて、それほど標高のない鈴鹿の山に登るにはそれなりの暑さ対策が必要です。

今回は暑さにめげず、鎌尾根から鎌ヶ岳を目指すことにしました。鎌ヶ岳は鈴鹿随一の鋭峰で、北アルプスの槍ヶ岳のような存在です。槍ヶ岳を目指す人気のバリエーションルートに北鎌尾根がありますが、鎌尾根はこれと同じような関係にあります。

この鎌尾根は水沢岳と鎌ヶ岳のふたつのピークを結ぶ標高1000m前後の県境稜線で、途中にキノコ岩や衝立岩などの岩場があります。稜線を歩くとアルペン的な雰囲気が味わえます。

もちろん水沢岳や鎌ヶ岳からの展望は秀逸で、鈴鹿中南部の山々や、伊勢平野、伊勢湾を一望できます。

夏も終盤になってきましたが、これからの季節は鈴鹿など1000m前後の山歩きに適した季節です。紅葉のシーズンは例年10月中旬からになります。日帰りで気軽に楽しめる鈴鹿の山へ出かけてみてください。

(文=金丸勝実/『三重県の山』著者)

比良山系・白滝山

白滝山の美しいふたつの谷

牛コバから始まる白滝谷の苔むす森(写真=山口敬二)

緑を流れ落ちるワサビ大滝(写真=山口敬二)

8月27日、曇り

夏場はやはり沢沿いの道が涼しいだろうと滋賀県の坊村町から明王谷沿いに牛コバまでの林道を歩き、白滝谷から白滝山を目指しました。しっとりとした苔に包まれた白滝谷は涼やかで、山道からは沢登りを楽しむパーティも見ることができました。

白髭淵からは沢を離れ、急登の山道を行くと1時間半ほどで白滝山への分岐点に到着します。ここで食事をすませ、二条の滝筋が美しい夫婦滝を見学してからオトワ池へと向かいます。ここでちょっと寄り道をして長池を巡ろうとしましたが、雲行きが怪しくなり森はガスに包まれてきました。暗くなった森でただひとり、ルートを求めて進みましたが、道迷いの心配から途中で引き返すことにしました。白滝山(1022m)からは伊藤新道の急坂を下り、ワサビ谷へと入っていきますが、谷の緑陰を落ちるワサビ大滝の美しさに見とれてしまいました。

ワサビ大滝から明王谷の林道までも岩苔のなかの深閑とした森を歩くことができ、この日は白滝山の美しいふたつの谷を満喫しました。

(文=山口敬二)

福岡県・二丈岳、女岳

最後の夏を楽しめた山歩き

二丈岳では展望はあまりなかったものの、気持ちのいい風が吹いていました(写真=池田浩伸)

小さなチョウのような形をした花をつけたコマツナギ(写真=池田浩伸)

8月27日、曇り

二丈岳と女岳を縦走して、糸島や唐津の海の展望を楽しむつもりでしたが、台風の影響で厚い雲が広がっていました。

ゆらりんこ橋からの二丈渓谷では、足元にはヤブランの花が多く見られました。ハゼの葉も赤く色づき始め、ヤマボウシの赤い実も登山道に落ちていました。猛烈な暑さが続く毎日でしたが、少しずつ秋が近づいているようです。優しい赤紫色のチョウがとまっているようなコマツナギの花もたくさん見ることができて、最後の夏を楽しめた山歩きでした。

(文=池田浩伸/登山ガイド)

北海道・駒ヶ岳

6月1日から10月31日まで入山規制が解除

赤井川登山道。火山特有の砂利道の緩斜面をひたすら登ります(写真=谷上俊三)

馬の背から駒ヶ岳を望む(写真=谷上俊三)

8月18日、晴れ

大沼公園から見る美しい山容で有名な駒ヶ岳は火山活動の活発化により、平成10年(1998年)から入山が規制されていました。しかし、この6月1日から赤井川登山道から標高約900mの馬の背まで、10月31日までの午前9時から午後3時までの間のみ入山規制が解除されました。

標高約490mの赤井川登山口から馬の背まではまっすぐな緩斜面が続き、火山特有の火山礫の上を真夏の太陽の日差しを背に受けてひたすら登ります。ふりかえると大沼公園が美しく広がり、疲れを癒してくれました。

馬の背から先はロープで規制され、それ以上は行けませんが、ここから眺める駒ヶ岳の威容は素晴らしく、砂原岳へと続く展望は何時間見ていても飽きないくらいです。この日も多くの登山者でにぎわっていました。

なお、北海道は現在台風の被害でたいへんな状況です。一日も早く被害が回復することを祈るのみです

(谷上俊三/神奈川県/76歳/よく行く山:丹沢、箱根、陣馬など)

会津・三坂山

近場の低山へ行ってきました

眼下に蛇行する只見川と鉄道橋梁(写真=葉貫正憲)

山頂より三島町宮下の集落を望む。このころからどんどん天気が悪化してきました(写真=葉貫正憲)

8月29日、雨

台風が接近して天気が不安定でしたが、会津若松より西は「晴れ」の予報だったので、奥会津三島町の三坂山(832m)に行ってきました。

三島町の滝原(たきばら)登山口には9時10分着。標高差は450mほどで、ほとんどが林のなかの急登です。約1時間歩くと723mのピークに着き、ここからは稜線歩きになります。ところどころ電力会社の鉄塔のあるところで視界が開け、眼下に濁った只見川や東方面には明神ヶ岳などが見えました。

山頂部は少しガスがかかり始めていました。約100mの標高差のある山頂直下の登りは林のなかで風もなかったのですが、やっとのことでたどりつきました。往路は1時間55分でした。東方向の視界が開けましたが、霧雨状態です。眼下に見える三島の集落もぼんやりとしていました。

食事はとらずに、すぐ下山です。天候の悪化が心配でしたが、林のなかはほとんど雨の心配をせずに歩くことができました。723mピークのあたりまでくると雨もほとんど影響がなくなり、ここで昼食をとりました。急な下りを慎重に進み、無事下山しました。

登山道はよく整備されていて歩きやすく、特に危険なところはありません。

(葉貫正憲/福島県/69歳/よく行く山:会津百名山)

南アルプス・聖岳

奥静岡ならではの山深さ

上段左:聖岳山頂からの富士展望/上段右:奥聖から見た前聖岳/中段:聖岳山頂にて。左から赤石岳、奥聖、富士山を望む/下段:聖岳で出会った花々。左からタカネビランジ、ミネシオガマ、クモイリンドウ(写真=伊東明美)

8月16日~18日、晴れ時々曇り

15日に聖平小屋へ入りましたが、翌16日は朝4時の時点で雨。今回は予備日も設定しているので停滞は想定内でしたが、天気予報を見ていると昼に晴れマークが。空のようすをうかがっていると、6時ごろに早くも雨がやみました。晴れている間に聖岳へ登頂できれば幸いと、サブザックで聖平小屋を出発します。

小聖で富士山が見えると足取りはいっそう軽くなり、そこから一気に山頂へ。想定していたより早く8時半に到着しました。南アルプスの王者・赤石岳は間近に悠然とそびえ、前日に雨のなかを歩いた光岳から上河内岳へ続く稜線には滝雲が流れています。そして富士山。東京から車で6時間、山を歩いて4日目に出会えたこの展望はまさに「オクシズ(奥静岡)」と称される山深さならではのものです。

奥聖岳で休憩。湯沸かしセットを小屋に置いてきてしまったことが悔やまれましたが、私たちしかいない山頂は時を忘れる静かさで、2時間以上も長居していました。下りは花を撮りながらのんびり歩きましたが、その途中、誰にも会いませんでした。8月のアルプスでこんなことがあろうとは。「下界でなにか大事件があったのでは」と心配になったくらいでした。

2泊目となる聖平小屋ではまたうれしいサプライズ、連泊者メニューがありました。この夜のメインは名物黒はんぺんが入った「静岡おでん」です。そして「今日は特別にトン汁もおかわりOKです」ということで、私たちには小さいお椀でトン汁も供されました。ごちそうさまでした。

17日は聖沢へ下山し椹島ロッジに1泊することにしました。途中に滑りやすい丸太の橋がいくつかあり、滑った瞬間にストックを手放し、数m下に落とした方もいましたので要注意です。なお、ストックはロープを使い無事回収されたそうです。

最終日は午前中に往復2時間の鳥森山に登って、13時の東海フォレストのバスで椹島を出発。畑薙で新宿行きのバスに乗り換えます。南アルプス赤石温泉で1時間の休憩がありましたがここの温泉がとてもよかったので、早くも次の山行へのモチベーションがあがりました。

(伊東明美/東京都/よく行く山:関東甲信越の山、日本百名山)

アメリカ・ジョンミューアトレイル

ドノヒューパスからサウザンアイランドレイク

ライエル川の流れ始めを渡り、雪渓の残る岩山へ向かう(写真=大久保かがり)

バーナルピークを背に、小島を浮かべたサウザンアイランドレイク(写真=大久保かがり)

8月1日、快晴

7月28日にジョン・ミューア・トレイル南ルート340kmをヨセミテ国立公園からスタートしました。5日目のこの日は、初めての大きな峠・ドノヒューパス(3370m)を越えます。

ライエル川の源流となる雪解けの池まで登ってくると、雪渓を抱いた岩山が見えてきました。池をまわり込み、緩やかだった登りが急坂のスイッチバック(ジグザグ道)になり、1時間ほど登ってドノヒューパスに到着しました。峠に着き、見下ろす東側の景色は岩と草地でできた箱庭のようです。下りていくと花もたくさん咲いていました。反対側から来る人が、湖が素晴らしくきれいだというので、この先もお花畑が素晴らしいよ、と教えあいます。

もうひとつの峠を越えると、小さな島々を浮かべたサウザンアイランドレイクが見えてきました。広い湖に大きなバーナルピーク。とても開放的なところでした。

すでに17時半近く、疲れていたので、少し風が強かったのですが湖畔にキャンプを張りました。

(大久保かがり/東京都/よく行く山:北アルプス)

第五十八回

秋深し、隣の装備が気にかかる(赤猫)

祭り過ぎ、孫たち戻り、さあ山へ(にいしばG)

沢のなか、たき火で語る山スキー(山形山人)

人生の登山もとりたいセルフビレイ(ペケまるこ)

【寸評】

一句目、赤猫さん。秋から冬にかけては、装備をいろいろ揃えたくなるもの。新製品なんか持っている人にはついつい話しかけたくなります。

二句目、にいしばGさん。夏の喧騒も過ぎて、それぞれがまた自分のペースに戻る秋の始まりですね。

三句目、山形山人さん。これは「同好の士」ならではの情景ですね。うまい!

四句目、ペケまるこさん。エベレスト頂上を前にちょっと足踏み? 確保しつつ、前に進んでください!

【段位】赤猫さんは「7000m級」に昇級。にいしばGさんは「ローツェ」に、山形山人さんは「K2」に昇段です。ペケまるこさんはエベレスト山頂まであと一歩!

【応募方法】

山に関する川柳を募集します。投稿先メールアドレスは「weekly@yamakei.co.jp」です。メールの件名には必ず「週刊ヤマケイ・山の川柳」とお書きください。ペンネームでの投稿も受け付けております(読者の登山レポートはペンネームでの投稿不可)。

なお、ご投稿いただいた方には1000m峰から始まる「山の川柳段位」を授与します。ふるってご応募ください。

週刊ヤマケイ「表紙写真」「読者の登山レポート」「山の川柳」「よもやまばなし」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんから表紙写真、登山レポート、山の川柳を募集しています。また新たに「よもやまばなし」も募集します。ぜひあなたの作品をお送りください。

【表紙写真について】

●タテ位置で撮影した写真に限ります。

●横幅1200ピクセル以上のjpeg画像。

●写真に簡単な説明も添えてください。


【読者の登山レポートについて】

●本文200字~300字。1ヶ月以内の山行に限ります。できれば2週間以内の情報をお寄せください。国内・海外は問いません。山名・日程・天気を明記。登山道の様子や開花状況などもできるだけ盛り込んでください。

●写真キャプション(写真の解説を簡単なもので結構ですので付けてください)

●お名前(ふりがなもお願いします。匿名、ペンネームでの掲載は不可です)

●メールアドレス

●年齢

●郵便番号と住所

●登山歴

●よく行く山名、山域

※文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。


【山の川柳】

「夏休み 孫と一緒に 百名山」

「お父さん 登山道具を 片付けて」

「登れども登れども ぴくりとも動かぬ 体重計」など、山に関する川柳を募集します。どうぞ気軽にお送りください(川柳の投稿はペンネームでも可)。編集部が審査して、段位を授与します!


【よもやまばなし】

山で体験したちょっといい話や不思議な話、使って役立った装備や安全登山のための工夫、昔の登山の思い出などを募集します。お気軽にご投稿ください。こちらの投稿もペンネーム可です。文字数は400字以内でお願いします。


投稿先メールアドレス

weekly@yamakei.co.jp

※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・表紙写真応募」または「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」「週刊ヤマケイ・山の川柳」「週刊ヤマケイ・よもやまばなし」とお書きください。

※表紙写真に採用された方、読者の登山レポートに採用された方には週刊ヤマケイのロゴ入り測量野帳を進呈します(初回のみ)。また山の川柳で高段位になられた方にも測量野帳を進呈します。どしどしご応募ください。

登山の「まさか」に! レスキュー費用保険で、確かな安心を。

山岳遭難が増えています。無理のない日程、万全の装備、登山届、そして「レスキュー費用保険」。まさかの捜索・救助費用にしっかり備えて、安心登山を楽しみましょう!

登山やアウトドアスポーツなど、日本国内での野外活動中に遭難事故に遭った際、捜索・救助に要した費用に対して保険金をお支払いする保険です。

※海での活動は除きます

保険料、補償、加入方法を見直して、さらに充実!

※平成28年4月20日より

日本アルプス各地や八ヶ岳などの主要な登山口への便利なアクセスとしてすっかり定着した登山バス「毎日あるぺん号」。

電車・バスなどを乗り継ぐ面倒もなく、各地に早朝に到着できることから、利用者が増え続けています。

日本山岳遺産基金賛助会員の(株)毎日企画サービスでは、今期も夏・秋を中心に毎日あるぺん号を企画・実施いたします。

登山にかかる日数やコストの軽減をお考えの方は、登山装備のひとつとして、ぜひご活用ください。

山小屋(95軒)とバスの自由な組み合わせで申し込みができるセットプランもお見逃しなく。

2016全日本山岳写真展「未来に残そう美しい山河」

9月6日(火)~11日(日)、東京・池袋の東京芸術劇場で開催

出展作品より:佐藤幸治「雪煙」

昭和22年(1947年)に設立された全日本山岳写真協会はプロ・アマ合同の全国組織の団体です。その写真展が9月6日から9月11日まで、東京・池袋の東京芸術劇場にて「2016全日本山岳写真展-未来に残そう美しい山河-」と題して開催されます。

展示される会員の力作はおよそ300点。さらに、特別コーナー「小・中・高生の目で見た自然」では約20点、「一般公募の部」では約50点を展示しています。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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2016全日本山岳写真展

会期:9月6日(火)~9月11日(日)10:00~19:00

ただし10日(土)は10:00~18:00、11日(日)は10:00~17:00

会場:東京芸術劇場・5階ギャラリー1

池袋駅西口より徒歩2分

入場無料

『秋山JOY2016』

いちばん美しい日本の山へ

美しい紅葉の山を満喫するために、この秋、ワンダーフォーゲル編集部から『秋山JOY』をお届けします。大人気の日本アルプスをたっぷりお届けするのはもちろん、北海道から東北の雄大な北の山々、色鮮やかに山が染まる豪雪の上信越や日本海側の山、遅い時期まで紅葉が楽しめる関西地方や九州など、日本全国の紅葉のいい山を全部で42コース紹介。

https://www.yamakei.co.jp/products/2816914123.html

発売日:2016年8月30日/販売価格:926円+税/ページ数:146ページ/判型:A4変形判

【紹介コース】

ピックアップ

岩手山・三ツ石山(山麓泊・日帰り)/安達太良山(1泊2日)/尾瀬ヶ原(1泊2日)/八海山(日帰り)/剱岳(2泊3日)/荒島岳(日帰り)/日光白根山(日帰り)

コースガイド

北海道・東北:大雪山/鳥海山/月山/摩耶山/大朝日岳/磐梯山

上信越:越後駒ヶ岳/鳥甲山/黒斑山/火打山

北アルプス:白馬岳/風吹大池/唐松岳~五竜岳/爺ヶ岳~針ノ木岳/天狗平~室堂/下ノ廊下/燕岳~大天井岳/涸沢/奥穂高岳/北穂高岳/槍ヶ岳/双六岳~三俣蓮華岳

中央アルプス・御嶽:木曽駒ヶ岳/御嶽山

南アルプス・八ヶ岳:鳳凰三山/甲斐駒ヶ岳/北横岳

白山周辺:白山/赤兎山

近畿・中国・九州:大峯奥駈道/大山/蒜山/三瓶山/大崩山

なお、52ページに掲載している大雪山・比布岳へのアプローチに利用する道道愛山渓線(223号)は、8月下旬の大雨と台風9号の降雨の影響で路面が崩壊し、8月24日現在、通行止めとなっています。上川町役場によれば、復旧のめどはまだ立っていないとのことなので、登山を計画される場合は最新の道路状況をご確認ください。

8月~9月の新刊
商品名 発売日 販売価格(本体価格)
『健やかに安らかに』 8/5 1,200円+税
『ときめく貝殻図鑑』 8/5 1,600円+税
『HAPPY MOUNTAIN 山で見つける50の幸せ』 8/10 1,200円+税
『富山県警レスキュー最前線』 8/12 1,600円+税
『山と溪谷』9月号 8/12 952円+税
『ペンギンの楽園』 8/12 1,800円+税
『ときめく微生物図鑑』 8/12 1,600円+税
『日本百霊山』 8/19 880円+税
アルペンガイド『高尾山と中央線沿線の山』 8/25 2,200円+税
『秋山JOY2016』 8/30 926円+税
『ROCK & SNOW 073 秋号』 9/6 1,333円+税
ヤマケイ文庫『あやしい探検隊 アフリカ乱入』 9/9 600円+税
『ワンダーフォーゲル』2016年10月号 9/10 926円+税
『山と溪谷』2016年10月号 9/15 1,018円+税
『クオッカ 世界一幸せな動物』 9/15 1,100円+税
『屋久島ジオガイド』 9/15 1,800円+税
ヤマケイ新書『御嶽山噴火 生還者の証言 事故から2年、復活への兆し』 9/16 880円+税
『マタギ奇談 狩人たちの奇妙な語り』 9/16 1,100円+税
YAMAKEI CREATIVE SELECTION『母がつくった山小屋 黒百合ヒュッテ六十年』 9/16 1,600円+税
ヤマケイ文庫『果てしなき山稜』 9/22 950円+税
ヤマケイ文庫『坂本竜馬を歩く』 9/22 800円+税
『ときめくインコ図鑑』 9/23 1,600円+税
ヤマケイ文庫『山釣り』 9/23 890円+税
ヤマケイ文庫『あやしい探検隊 焚火酔虎伝』 9/23 700円+税
DVDブック『甲野善紀と甲野陽紀の不思議なほど日常生活が楽になる身体の使い方』 9/23 1,800円+税


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本誌は、できるだけ正確な情報を掲載するよう心がけておりますが、山行時はご自身で現地の最新情報のご確認をお願いいたします。