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山岳遭難防止術

登山ガイドが実体験から遭難防止を考える【連載13】

台風16号が接近し秋雨前線が活発になった3連休

今年は台風の発生数が、6月まではゼロ。1号が発生したのが7月3日と、観測史上2番目の遅さだったものの、以降はほぼ例年通りです。今年の台風は進路が複雑で予想しにくく、山の行き先に頭を悩ませたり、山行そのものを中止した人も少なくないでしょう。

つい先日の17日(土)から19日(月)にかけての3連休も、台風の影響を受けました。本州に停滞する秋雨前線の西側に台風16号が近づき、次々と湿った空気が送り込まれて前線に近い山では大雨になるという、この時期には典型的と言える悪天候に見舞われた3日間でした。

私は15日(木)の午後から、北アルプスの後立山連峰に入山。17日(土)の午前中までは姿を見せていた剱岳が、その日の午後になってすぐに雲に隠れ、1時間後には自分自身がいた鹿島槍ヶ岳も雲の中に。その後間もなく雨が降り出して、翌日は土砂降りのなか、爺ヶ岳を越えて柏原新道を下ることになりました。

この山行の目的は、五竜岳から鹿島槍ヶ岳の間にある八峰キレットの通過でした。入山後にもスマートフォンを使って最新の気象情報を入手し続け、雨が降り出すのは八峰キレットの核心部を通過した後になると判断。下山時の大雨はいわば想定内のものであり、特に苦痛は感じず、すみやかに歩くことができました。

しかし17日の夜に宿泊した冷池山荘で見る限りでは、悪天候となることを予想せずに訪れたように見受けられる人の姿もチラホラ。中には山小屋のスタッフに、

「ほんとうに明日もあさっても雨なんですか? せっかくの連休なのに、晴れないのですか?」

といった感じの、理不尽とも思える質問をしている人までいて驚いてしまいました。

また下山途中で通過する爺ヶ岳の一帯は森林限界を超えていて、雨に加えて強い風も吹き抜けていました。その状況下で登ってくる人も何人かいたのですが、中には雨具が貧弱な上、風によろめきつつ歩く女性もいて心配に思いました。街ではまだ暑さも感じる時期ですが、9月中旬の北アルプスの稜線は、もう完全に秋です。万全な防寒、防風、防水対策は必須であり、装備不充分な人は登ってはいけません。

爺ヶ岳から種池に向けて下る登山者。このような悪天候時には万全の装備で行動しましょう(写真=木元康晴)

スマートフォンを活用して最新の気象情報を入手しよう

この先もしばらく台風の影響が考えられますが、これからの時期、台風以上に警戒が必要なのは急激に訪れる寒さです。特に低気圧が日本の近くを通り過ぎた後には、注意が必要です。低気圧が去ると晴天を期待しがちですが、秋には一時的に西高東低の冬型の気圧配置となることがあるからです。この場合、日本海側や北アルプスの山々では、吹雪になるためたいへんに危険です。

秋山で冬型の気圧配置となり、山で吹雪に見舞われて遭難する事例はしばしばありますが、私がもっとも記憶しているのは、1989年10月8日に北アルプス・立山の稜線上で起きた、中高年登山者10人パーティの遭難です。当時は「立山中高年大量遭難事故」として大きく報道されたので、記憶に残っている人も多いでしょう。

この日の朝の、登山口となる室堂の天気は快晴だったそうです。しかし一行が一ノ越に着く頃には雪の舞う空模様となり、雄山の頂上では吹雪に。そしてその吹雪の中、行動を見直すことはせず宿泊予定地である剱御前小舎に向けて歩き出し、途中で力尽きてけっきょく8人の方が命を落としてしまったという、痛ましい事故でした。

このときは本州の南海上を通過した台風25号が、三陸沖に到達して冬型の気圧配置となり、立山の稜線の気温は氷点下30度近くに下がったとのこと。それを考えると、紅葉を楽しむのが目的だったというこのパーティは、一ノ越から先へは進むべきではなかったのです。

しかしこの遭難が起きた1989年当時は、気象情報は山行前に見るものに限られたため、天候判断は難しかったかもしれません。いっぽう現在は、インターネット上でかなり正確な予想天気図が閲覧可能です。「秋雨前線+台風」や、「西高東低」といった悪天候をもたらす気圧配置のパターンを知っておけば、致命的な悪天候は十分回避できるでしょう。また山岳に特化した天気予報もあり、翌日の天気はほぼ正確に知ることができます。山行中にも電波が届くところではスマートフォンを使い、最新の気象情報を入手することをお勧めします。

(文=木元康晴/登山ガイド)

~山梨県の海に行こう~

青木ヶ原樹海トレッキングツアー

10月29日(土)、八王子発。参加無料!

樹海の中に差す、明るい木漏れ日を浴びながら歩いてみませんか?

青木ヶ原樹海は、およそ1200年前の富士山噴火による青木ヶ原溶岩流が固まった上に形成された、溶岩上原生林です。ヒノキやツガなどの常緑針葉樹林が中心となる天然林で、一年中緑色の森が海のように広がっていることから「樹海」と呼ばれています。広大な樹海には、溶岩が樹木を取り巻いて固まり、中の木が焼失することによって溶岩の中にできる樹木の外形をした空洞の「溶岩樹型」や、溶岩の外側が固まり、固まっていない内側の溶岩が流れ出し、外側だけが残ってトンネルとなった「溶岩洞穴」が多数見られます。また、青木ヶ原溶岩流は、昔ひとつの湖だった「せの湖(うみ)」を精進湖と西湖のふたつにわけたといわれています。

絶景ポイント、紅葉台から富士山を望む

今回のツアーは、このような青木ヶ原樹海の魅力を山梨県山岳連盟がご案内します。また、富士山絶景ポイントである紅葉台と樹海や西湖などを眺望できる三湖台までトレッキングし、富士山噴火が作り出した自然の造形美と悠久の歴史を肌で感じることができるツアーとなっています。ぜひ、ご参加ください。

詳細や申し込みについては下記URLをクリック!

http://cc.mas.yamakei.co.jp/c/009eqo_0000og60_7b

大雪山・愛別岳

初氷ができるほどの気温になりました

永山岳からのこの景色が大好きだ。左が愛別岳、右は安足間岳(写真=谷水 亨)

愛別岳までの美しい稜線(写真=谷水 亨)

9月18日、晴れ一時雪

道道223号線が今月16日に復旧し、大雪山の北の玄関口愛山渓温泉まで開通したのをうけて、永山岳、愛別岳、北鎮岳を目指して登ってきました。

国道273号線の一部でいまだ通行止め(10月上旬復旧予定)のため、十勝からは60kmも遠回りして愛山渓温泉に入り、朝露がまだ乾ききる前に登り始めました。

ぬかるんだイズミノ沢沿いの登山道を1時間ほど歩き、沼ノ平分岐から急坂を登っていきます。さらに1時間で樹林帯を抜けると、下界に黄金色に染まった沼ノ平高層湿原が見えてきました。足元には真っ赤に色付いたウラシマツツジが永山岳まで続きます。

永山岳から安足間岳まではガレ場を登り、愛別岳分岐、愛別岳ピストンは不明瞭な踏跡を歩きます。比布岳から北海道第2峰の北鎮岳へ歩いている途中に雪が降り始め、やがて吹雪になりました。たった30分ほどでしたので初冠雪とはなりませんでしたが、その夜の気温は初氷ができるほど冷え込みました。

北鎮岳を下り、雲ノ平のチングルマやウラシマツツジ、クロマメノキ、コケモモの草紅葉、色付き始めたウラジロナナカマドの紅葉を楽しみます。

黒岳石室で、別パーティーの仲間と合流しテント泊。テント指定地には33張以上ものテントが張られ、周辺にもあふれそうなぐらいの混み具合でした。

(文=谷水 亨/北海道アウトドア夏山ガイド認定者)

大雪山・裾合平、沼ノ平

紅葉が山を美しく染めています

裾合平はチングルマの紅葉がピークをむかえていた(写真=谷水 亨)

沼ノ平の沼群と旭岳の紅葉はピークがもう少し(写真=谷水 亨)

9月19日、晴れ

夜明け前、黒岳石室脇にある桂月岳(大正の歌人大町桂月※にちなんで名付けられた山)に登り日の出を堪能して、下山後テントに張り付いた氷を払いのけ撤収。雲ノ平を仲間と歩き、中岳分岐から下ると中岳温泉(天然)で足湯を楽しみました。この日のメインである裾合平では、チングルマの紅葉を楽しみます。この日の紅葉は例年の1~2週間遅れでピークを迎えており、旭岳と当麻岳稜線の裾野に広がる大地を真っ赤に染めていました。ただ残念なことに、1500~1600m付近に雲が常駐し、赤い大地と旭岳をカメラに納めることができませんでした。

裾合平分岐から旭岳ロープウェイ姿見駅に向かう仲間と別れ、私はひとり沼ノ平に向かいます。ピウケナイ川を挟んだ当麻乗越の対岸に立つと、当麻岳の紅葉が目の前に現われ、とてもきれいです。沢を越えると、今度は沼ノ平の高層湿原を上から眺められました。

当麻乗越からぬかるんだ登山道を下り、しばらくすると旭岳の雲が切れ、あわてて途中のいちばん高い岩場に登り、旭岳の裾野の紅葉と沼ノ平湿原の紅葉の一部を撮影できました。

沼ノ平に落ち着くと小沼に写し出された当麻岳の紅葉を楽しんで、愛山渓温泉を下山。歩行距離は18日、19日ともに約16km、計約32kmを歩きました。

※大町桂月は高知県出身。大正10年8月、案内人2名と現在の層雲峡から松山温泉(天人峡温泉)の未開のルートで大雪山を縦走し、詳細な縦走記録を紀行文(層雲峡より大雪山へ)で残し、その冒頭に「富士山に登って山岳の高さを語れ、大雪山に登って山岳の大きさを語れ」と記しました。

(文=谷水 亨/北海道アウトドア夏山ガイド認定者)

朝日連峰・大朝日岳

初秋の朝日連峰を訪ねて

左上が大朝日岳山頂。右が大朝日小屋(写真=瀬川真治)

大朝日岳山頂より。右下に大朝日小屋、正面が中岳、尾根左奥が西朝日岳(写真=瀬川真治)

9月11日~12日、晴れ

山形県と新潟県の県境に位置する朝日連峰の大朝日岳に行ってきました。古寺鉱泉に前泊し、古寺山~小朝日岳~大朝日岳~大朝日小屋泊で古寺鉱泉に戻るルートで、連峰の入門コースといわれています。

平成11年(1999年)に建てられた100人収容の大朝日小屋は10月中旬まで管理人がおられます。毛布はないので寝袋持参で自炊ですが、快適な避難小屋でした。トイレは屋内にあります。

大朝日小屋の前後にはふたつの名水があります。小屋手前に連峰随一といわれる銀玉水、中岳との間には金玉水という水場があるので、自炊には便利です。名前の通りおいしい水でした。金玉水の周辺には小さな池塘があり、ウメバチソウの白い花、花被片が肥大し子房を包んだ紅色のイワショウブ、花から実にうつろうとしているキンコウカ、チングルマの実(稚児車)などを見ることができました。大朝日小屋に宿泊される方は金玉水まで足を延ばすことをおすすめします。

古寺鉱泉から登りきった尾根上には葉が5本のヒメコマツ(キタゴヨウ)があり、古寺鉱泉朝陽館の柱・梁にはヒメコマツが使われているとのことでした。ルート途中ではオニシオガマの花、アオジクスノキの赤い実、エゾシオガマの黄白色の花、イワハゼの赤い実、オオカメノキの赤い実、白い総苞片が淡黄色の小花を囲んだヤマハハコ、タカネナデシコの花、花冠が平開しないオヤマリンドウ、タカネマツムシソウの紫色の花を見ることができました。オオカメノキやナナカマドの葉は色づき始めています。

朝日連峰は2000mに満たない山域ですが10月中旬以降の登山は気象遭難が発生する恐れがありますので、万全の準備で入山してください。

(文=瀬川真治/森林インストラクター東京会)

北アルプス・五竜岳~鹿島槍ヶ岳

鎖場とハシゴとが連続する八峰キレットへ

五竜岳から見た鹿島槍ヶ岳。左手の稜線を進みました(写真=木元康晴)

八峰キレットの出だしの、鎖を伝ってトラバースする区間(写真=木元康晴)

9月15日~18日、15日、16日曇り、17日曇りのち雨、18日雨

シルバーウィークよりも少しだけ早いタイミングで入山し、後立山連峰の縦走コースに向かいました。

初日(15日)は八方アルペンラインを利用して八方池山荘まで登り、宿泊。登山のスタートは、2日目からでした。

まずは白馬三山を水面に映す八方池を経由し、唐松岳の頂上へ。目の前にそびえる剱岳の眺望を楽しんだあと、唐松岳頂上山荘まで引き返して牛首方面へ進みます。連続する岩稜を慎重に下降して、その日は五竜山荘に泊まりました。

3日目は五竜山荘の前で日の出を見てから、五竜岳に登頂。そこからいよいよ核心部となる、鹿島槍ヶ岳に続く縦走路に踏み込みます。

急なガレ場を下ってG5の岩場を通過し、断続するハシゴや鎖場を登ってキレット小屋へ。ひと息ついて、さらに鎖場とハシゴが連続する八峰キレットを通過。やがて吊尾根分岐に到着し、左に向かって鹿島槍ヶ岳北峰に登頂しました。このころには頭上の雲が下がり、剱岳の頂上は見えなくなっていました。

分岐に戻って岩混じりの急斜面を登れば、大勢の登山者でにぎわう鹿島槍ヶ岳南峰の頂上です。ちょうどここで雨が降り出してきたため、レインウェアを着用し、布引山を経て冷池山荘へ。予報では天気はいまひとつだったものの、連休初日ということで山荘は混雑していました。

最終日は土砂降りの中、爺ヶ岳を越えて柏原新道を歩き、扇沢へ下山しました。

(文=木元康晴/登山ガイド)

北アルプス・赤木沢

美渓を遡行し、雄大な景色が広がる稜線へ

美しいナメ滝。赤木沢は黒部川の支流のなかでも人気は高い(写真=田中幹也)

沢をつめると美しい稜線に出られる(写真=田中幹也)

9月10日、快晴

夏の終わりから秋のはじまりにかけての北アルプス縦走(槍ヶ岳から剱岳へ)の途中で、黒部川上流域でもっとも美しいといわれる赤木沢を登った。台風や秋雨前線の影響で連日のように激しい雨に見舞われる日がつづいたが、タイミングよく雲ひとつない青空のしたで快適に遡行することができた。

縦走の途中だったので薬師峠のキャンプ地をベースに不要な荷物は置いて、わずかな水と行動食と雨具のみ持参のライト・アンド・ファストで行なった。

黒部川流域において屈指の人気の沢だけあって、ルートファインディングは明瞭である。各滝の高巻きには、しっかりとした踏跡もついている。

うす暗いうちに薬師峠を出発、薬師沢を下り薬師沢小屋を経て赤木沢に入る。あれよあれよというまに高度を稼ぐ。写真を撮るほかはノンストップで行動する。

稜線の中俣乗越には朝8過ぎに飛び出す。赤木沢の出合から稜線までの実質の遡行時間は1時間半。このあとしばらくもふたたび雨の日がつづいたので、やはりかなりのグッドタイミングをつかんでの遡行だったと思う。

(文=田中幹也)

※編集部注:沢登りは専用の用具や知識、技術が必要です。登山初心者、初級者だけで入渓することは避けてください。

北アルプス・白出沢~穂高岳

白出沢は増水時のリスクが高い沢です

雨で白出沢の周りは滝だらけでした(写真=原 誠一)

9月12日~13日、晴れのち雨

奥穂高岳から西穂高岳へ縦走すべく、初日(12日)は白出沢から穂高岳山荘を目指しました。平日のせいか、行き交う人もまばらです。心地よい秋風に吹かれながら、荷継沢からの登りも快適でしたが、山荘直下で雨に降られ、雨具を着ることとなりました。

穂高岳山荘の三代目主人は今田恵さん。その夫である今田公基さんが小屋にいたのでご挨拶。今田さんと私は同じ大学の出身ですが、今田さんはいまも大学時代のサークル歩行会の後輩たちとの交流が続いているとのこと。母校の話を聞いて、思わずほっこりしました。

翌日は、風雨が強いため西穂高岳への縦走は断念し、奥穂高岳往復を目指して登り始めましたが、鉄梯子を登り終わってしばらく進んだところで、雷鳴が轟きました。登頂は諦め、下山することにします。

ところが、白出沢のようすがうって変わっていました。前日は乾いていた両側の岩尾根には、いたるところに滝ができていて、雨水が白出沢に集中。前日、涸れていた鉱石沢には水が流れており、飛び石で渡りました。

ところが、重太郎橋は白出沢の水がもう少しでかぶるほどの状況です。上流から流木や岩石が流れてきたら危険なので、ロープを出して確保しながら渡りました。白出沢は増水時のリスクが高い沢ですので、無理は禁物。念のためロープの準備が必要であると実感しました。

(文=原 誠一/アルプスネイチャークラブ ・登山ガイド)

北アルプス・前穂高岳

奥又白池からA沢を登りました

奥又白池から見る前穂高岳の稜線。左端のピーク右側のコルから前穂に登りました(写真=畠山茂信)

前穂高岳頂上で出会ったオコジョ(写真=畠山茂信)

9月14日~15日、曇り

奥又白池は前穂東壁などの登攀のベースで、A沢は登攀後に池に戻る下降ルートですが、今回はA沢を登って前穂高岳に行きました。

奥又白池まではパノラマコースから分岐した後、松高ルンゼに取り付きましたが濡れて滑るために断念し、中畠新道を行きました。池を過ぎてA沢右岸の尾根から左の沢筋をたどり、踏替点でA沢に入ります。この時期は雪がなく、ガレて登りにくく、すべての岩が浮いています。今回もひと抱え以上もある大岩に乗ったら大きく動き、ヒヤッとしました。

コルに達してからは、左より合流している明神岳から続く尾根に乗り、3本槍と呼ばれる岩峰群を越え、前穂高岳頂上直下で紀美子平から来る一般道に合流。ひと登りで前穂高岳頂上に着きました。合流点には古い道標が立っています。重太郎新道が開通する前は明神岳方面からのルートがメインだった残りでしょうか。その後は吊尾根を奥穂高岳まで行きました。

天候は秋雨前線が南下したおかげで雨があがり、高曇りで見通しがよく、雲海の上には遠くの山々が360度見えていました。気温も低めで汗をあまりかかず、快適に歩けました。

(文=畠山茂信)

※編集部注:アルパインクライミングではルートファインディング能力や登攀技術など、登山の総合的な実力が必要となります。初心者、初級者だけで安易に取り付かないようにしてください。

北アルプス・ジャンダルム

飛騨尾根を登攀

T1から見るジャンダルム(写真=畠山茂信)

核心部、T2手前のナイフリッジ(写真=畠山茂信)

9月16日、曇り

飛騨尾根は積雪期に奥穂高岳へ至るルートですが、無雪期はアルパインクライミング初級者向けの登攀ルートで、T1からT5まで5つのテラスがあります。

まずコブ尾根の頭からαルンゼを下降し、4つの小滝を下って尾根に取付きます。2つ目と3つ目の小滝は古い残置支点に新しいスリングがかかっていたので、それらを利用し懸垂で下降しました。尾根に取り付く際に明瞭な踏跡をたどったところ、T5の下に着くはずがT3の下に出てしまい、残念ながらT5とT4は登れませんでした。

ジャンダルムまでリッジ沿いは難易度が高く、αルンゼ側がやさしいのですが、核心部のT2手前のフェースとそれに続くナイフリッジだけは左のルンゼ側に巻き道があります。今回はリッジ沿いに行きました。

1時間半程度の登攀ですが、この日は高曇りで見通しが大変よく、周囲の景色を存分に楽しみながらジャンダルムまで行けました。

秋雨前線が南下した後、西側からの風が冷たく、防寒着を着ていても寒さを感じるほどで、秋の訪れを感じます。

(文=畠山茂信)

※編集部注:アルパインクライミングではルートファインディング能力や登攀技術など、登山の総合的な実力が必要となります。初心者、初級者だけで安易に取り付かないようにしてください。

谷川連峰・谷川岳

すっかり秋の風情です

「天狗の溜まり場」より、山頂方向(写真=中村重明)

オジカ沢ノ頭方向の稜線。ナナカマドの実が赤く色づいている(写真=中村重明)

9月17日、曇り

シルバーウィーク三連休はテント1~2泊の行程をいろいろ検討していたものの、残念ながら関東甲信越の天気予報が芳しくなく、初日の日中をのぞき、おおむね雨の予報。そのため連休初日の日帰りプランに変更し、天神平から谷川岳山頂を往復する行程を歩きました。

ロープウェイ山頂駅(天神平1313m)付近もこの先の谷川岳山頂(1977m)までの区間も、紅葉はまだまだこれからという感じでしたが、オオカメノキやナナカマドの実は赤く色づいており、また肩の小屋手前の草紅葉も始まっていました。冷たく吹く風と相まって、すっかり秋の風情です。

平標山に向かって西方向の延びる稜線や、武尊山方向の山並みの景観もなかなか味わいがありました。

下りの熊穴沢避難小屋手前の鎖場・岩場で渋滞がありましたが、それ以外は大きな混雑もなく、気持ちよく歩くことができました。

(文=中村重明)

奥武蔵・巾着田~天覧山

全国一というヒガンバナの群生地

満開だったドレミファ橋付近のヒガンバナ群生地(写真=石丸哲也)

左:ベンチもあり、休憩適地の「ほほえみの丘」/右上:ツルボの花/右下:ハロウィンも近いので、巾着田の河原で拾った石灰岩の小石にネコとカボチャを描いてみた(写真=石丸哲也)

9月15日、曇り

500万本、全国一というヒガンバナ(曼珠沙華)の群生地をたずねてきました。当日は全体に咲き始めでしたが、ドレミファ橋付近など、一部早咲きの場所ではすでに見ごろ。この週刊ヤマケイが配信されるころは全体に見ごろを迎え、遅咲きの場所もあるので週末までは充分に花を楽しめるかと思われます。コスモスも咲き進んでおり、もう少しで満開というところです。

巾着田と組み合わせる山は日和田山が多く計画されますが、今回は高麗峠を経て天覧山へと歩きました。どちらも標高200m足らずの里山で、日和田山より、さらに手軽に歩けるので、雨の止んでいる間を狙って歩くにも好都合でしょう。

ドレミファ橋を渡り、指導標に従って進むと山道に入り、樹林の尾根とからむような道をゆるやかに登っていくと高麗峠に着きます。少し先の萩の峰では東側が開けていて、奥多摩方面などを眺められます。さらに進むと、ぽっかり開けた草地の広場に出ます。「ほほえみの丘」と名づけられ、周囲には花木が植えられており、このコースいちばんの休憩適地です。

広場のすぐ南側にある天覧山と天覧山近道の分岐を右へ入って、近道をとりました。少し細くなりますがしっかりした道で、ゆるやかに下ると国道299号の中山(西)交差点に出ます。国道を渡り、西武線のガードをくぐってゆるやかに登り、右へ分かれる山道に入れば、あとは指導標に導かれて天覧山山頂に立てます。

山頂の展望台は南側を中心に、都心方面から丹沢、奥多摩、富士山、奥武蔵などの眺めが開けます。展望図には大岳山や御岳山と並んで、先週号でレポートした麻生山も記されています。マイナーな山と思っていたので、ちょっとびっくりでした。

下山は能仁寺、鉄腕アトム像がある中央公園を経て市街地に入り、飯能駅へ。花はヒガンバナのほかヤマジノホトトギス、ミズヒキ、ツルボなどが見られました。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

三重県・局ヶ岳

凛とした姿で屹立する山へ

旧小峠からの残り400mの上りが結構きつい(写真=山口敬二)

旧道下部は苔むす森を気持ちよく歩ける(写真=山口敬二)

9月17日、曇り一時雨

台風接近に伴う停滞前線(秋雨前線)の活発化で三連休はどの山もすっきりしません。なんとか天気がもちそうな近畿南部に車を走らせ、かねてから行きたかった局ヶ岳(つぼねがたけ・1029m)へ行ってきました。

山名はその屹立する凛とした姿から高貴な女性をイメージしたものなのか、ピラミダルな山容に登行欲をそそられます。麓の局ヶ岳神社の広場に車を止めると15分ほど林道を歩き、新登山口から入山しました。

一町(109m)ごとに立札があるつづら折れの登山道を登りますが、蒸し暑さも手伝ってかなりきついものでした。全身汗だくになりながら一時間ちょっとで旧小峠にたどり着きましたが、上部はガスのなかであたりは真っ白でした。

やがて雨が落ちてくるなかを、さらに露岩と木の根の急坂を30分弱ほど登り頂上に達しました。期待していた展望も得られず、頂上のベンチで食事をとって濃いガスのなかを小峠まで下りました。

旧登山道を一時間以上かけて下りましたが、下りるにつれてガスは晴れていき、最後は苔むす森のなかを気持ちよく歩きました。帰り道の麓の木地小屋集落からは、青空のぞく雲の下に局ヶ岳の三角錐のシルエットがうっすら浮かんでいました。

(文=山口敬二)

大分県・福万山

季節は確実に移ろっているようです

由布岳、鶴見岳方面の展望を楽しむ(写真=池田浩伸)

尾根にはトリカブトが咲いていました(写真=池田浩伸)

9月11日、晴れ

朝夕は気温が下がり、やっと季節の変わり目を感じ始めた今日このごろ、この日は湯布院スポーツセンターから福万山を往復しました。

歩き始めは、広いユムタ高原の草原のなかを歩いていきます。風になびくススキがとてもきれいです。栗の実もたくさん登山道に落ちていて、季節が変わっているのがわかりました。日差しはまだ強いものの、ミズナラの森をぬける風は涼しくて、汗ばんだ背中がひんやりとします。

展望のいい尾根ではウリハダカエデの葉が色づき始め、トリカブトやトモエシオガマの花が咲いていました。山頂ではコーヒーを飲みながら由布岳、鶴見岳、くじゅう連山の展望を楽しんで下山しました。

(文=池田浩伸/登山ガイド)

富士・宝永山

家族と楽しむ秋の山歩き

山頂は強風。記念写真を撮って15分で後にしました(写真=山本裕三)

火口底に下りてからは前方の登山道を登りますが、きつかったです(写真=山本裕三)

9月17日、高曇り

朝5時に自宅を出発。天気が心配でしたが8時30分に富士宮口五合目駐車場に着くと、青空も見える高曇りの登山日和となりました。

9時に登り始め。宝永火口道標からは雄大な宝永火口と宝永山を見ることができて、うれしくなりました。下を見ると、たくさんの登山者が登ってきます。火山礫の登山道を一歩一歩登り、無事11時に宝永山山頂(2693m)に到着。山頂で昼食の予定でしたが強風のため15分で下り、火口底で雄大な火口の景色を楽しみながら昼食をとりました。オンタデの紅葉も進んでいて、秋の山歩きを家族5人で楽しんだ一日となりました。

(山本裕三/愛知県/65歳/よく行く山:鈴鹿山系、北アルプス)

比良・武奈ヶ岳

比良山地の最高峰へ

ワサビ峠から少し進んだところより、武奈ヶ岳を望む(写真=小椋将ニ朗)

9月12日、晴れ

大津市坊村から御殿山コースを10時にスタート。杉の植林の急斜面をつづら折れに登ります。この日は台風の影響で蒸し暑く、登り出しから汗だくになり、水分を多めに持ってきたのは正解でした。

1時間ほど登ると、ちょっとした休憩スポットがあります。そこから先もつづら折れの急斜面を行き、夏道と冬道の分岐は夏道をたどります。

さらに前山の急登を行くと、御殿山ピークに。ここでやっと武奈ヶ岳が見えてきました。ワサビ峠のコルまでいったん降下しますが、緩い稜線で景色を楽しみながら12時40分にピークに到着。予想外の急登続きの登山道でしたが、楽しい山歩きになりました。

(小椋将ニ朗/奈良県/52歳/よく行く山:生駒山)

第六十一回

なぜ登る? 街にはいたくないからね(マロリン)

昔はなぁキスとかブスとか言ってたなぁ(山形山人)

子をおんぶ、いちばん身近な歩荷訓練(ペケまるこ)

【寸評】

一句目、初投稿、マロリンさん。マロリーは「そこに山があるから」といいましたが、「街にはいたくない」もなかなかクールな答えです。

二句目、「ビバークを脱し目指すはペケまるこ」という句を添えていただいた山形山人さん。キスはキスリング、ブスはホエーブスですね。そういえば私はうまくブスを扱えず、火だるまになったこともありました(笑)

三句目、ペケまるこさん。私も子どもを背負って歩荷訓練に励んでいましたが、最近、息子が「山は背負われていくもの」と勘違いしてしまい、困っています・・・・・・。

【段位】マロリンさんには「1000m級」を授与します。山形山人さんは「エベレストBC」を出発し、「C1」に出発します。ペケまるこさんは、エベレスト山頂まであと一歩! がんばってください!

【応募方法】

山に関する川柳を募集します。投稿先メールアドレスは「weekly@yamakei.co.jp」です。メールの件名には必ず「週刊ヤマケイ・山の川柳」とお書きください。ペンネームでの投稿も受け付けております(読者の登山レポートはペンネームでの投稿不可)。

なお、ご投稿いただいた方には1000m峰から始まる「山の川柳段位」を授与します。ふるってご応募ください。

週刊ヤマケイ「表紙写真」「読者の登山レポート」「山の川柳」「よもやまばなし」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんから表紙写真、登山レポート、山の川柳を募集しています。また新たに「よもやまばなし」も募集します。ぜひあなたの作品をお送りください。

【表紙写真について】

●タテ位置で撮影した写真に限ります。

●横幅1200ピクセル以上のjpeg画像。

●写真に簡単な説明も添えてください。


【読者の登山レポートについて】

●本文200字~300字。1ヶ月以内の山行に限ります。できれば2週間以内の情報をお寄せください。国内・海外は問いません。山名・日程・天気を明記。登山道の様子や開花状況などもできるだけ盛り込んでください。

●写真キャプション(写真の解説を簡単なもので結構ですので付けてください)

●お名前(ふりがなもお願いします。匿名、ペンネームでの掲載は不可です)

●メールアドレス

●年齢

●郵便番号と住所

●登山歴

●よく行く山名、山域

※文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。


【山の川柳】

「夏休み 孫と一緒に 百名山」

「お父さん 登山道具を 片付けて」

「登れども登れども ぴくりとも動かぬ 体重計」など、山に関する川柳を募集します。どうぞ気軽にお送りください(川柳の投稿はペンネームでも可)。編集部が審査して、段位を授与します!


【よもやまばなし】

山で体験したちょっといい話や不思議な話、使って役立った装備や安全登山のための工夫、昔の登山の思い出などを募集します。お気軽にご投稿ください。こちらの投稿もペンネーム可です。文字数は400字以内でお願いします。


投稿先メールアドレス

weekly@yamakei.co.jp

※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・表紙写真応募」または「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」「週刊ヤマケイ・山の川柳」「週刊ヤマケイ・よもやまばなし」とお書きください。

※表紙写真に採用された方、読者の登山レポートに採用された方には週刊ヤマケイのロゴ入り測量野帳を進呈します(初回のみ)。また山の川柳で高段位になられた方にも測量野帳を進呈します。どしどしご応募ください。

登山の「まさか」に! レスキュー費用保険で、確かな安心を。

山岳遭難が増えています。無理のない日程、万全の装備、登山届、そして「レスキュー費用保険」。まさかの捜索・救助費用にしっかり備えて、安心登山を楽しみましょう!

登山やアウトドアスポーツなど、日本国内での野外活動中に遭難事故に遭った際、捜索・救助に要した費用に対して保険金をお支払いする保険です。

※海での活動は除きます

保険料、補償、加入方法を見直して、さらに充実!

※平成28年4月20日より

日本アルプス各地や八ヶ岳などの主要な登山口への便利なアクセスとしてすっかり定着した登山バス「毎日あるぺん号」。

電車・バスなどを乗り継ぐ面倒もなく、各地に早朝に到着できることから、利用者が増え続けています。

日本山岳遺産基金賛助会員の(株)毎日企画サービスでは、今期も夏・秋を中心に毎日あるぺん号を企画・実施いたします。

登山にかかる日数やコストの軽減をお考えの方は、登山装備のひとつとして、ぜひご活用ください。

山小屋(95軒)とバスの自由な組み合わせで申し込みができるセットプランもお見逃しなく。

ヤマテン主催「山の天気講座 初級編・中級編」

10月29日(土)、大阪で開催

週刊ヤマケイで「山のワンポイント天気」を連載している山岳気象専門会社ヤマテンが、大阪で山の天気講座を開催します。

今回の講義内容は、初級編(11:30~13:00)「山岳気象の基礎と落雷、局地豪雨から身を守る方法」、中級編(14:30~16:00)「冬山の気象リスクを予想する」です。

参加費は一般3000円、ヤマテン会員は2000円です(基礎編、中級編両方をお申し込みの方は一般5500円、ヤマテン会員3500円と、500円割引になります)。

定員は60名。満席となった場合には先着順となります。

関西在住の方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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開催日:10月29日(土)

会場:たかつガーデン3階「カトレア」

大阪市天王寺区東高津町7番11号

近鉄「大阪上本町駅」から歩3分、地下鉄「谷町九丁目駅」から歩7分

講座の詳細や申し込みは下記URLより。

http://blog.goo.ne.jp/office-weather/e/6d1bda836cd2891237146d176e683e17

※定員に達した場合は、お申し込みフォームが開かなくなりますのでご了承下さい。

主催:株式会社ヤマテン、オフィス気象キャスター株式会社

電書情報

山と溪谷社の新刊も既刊も電子書籍で

いま、山と溪谷社のほとんどの新刊書籍は、紙の本の発売とほぼ同じタイミングで電子書籍を購入いただけるようになりました。また、既刊書籍の電子書籍化が急ピッチで進んでいます。「読みたい!」と思ったとき、すぐに読めるのが電子書籍のいいところ。今回は7月から8月にかけて発売開始となった11冊をご紹介します。

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『ときめく妖怪図鑑』

「妖怪」について、これだけは押さえておきたい基本知識を、豊富な図版とイラストをまじえて、分かりやすく詰め込んでみました。

基準価格1200円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01HT0ANZ0

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『マウンテンスポーツマガジン VOL.5 トレイルラン 2016 SUMMER』

鏑木毅が世界の舞台で輝いたウルトラフィヨルドのルポ記事や、石川弘樹の東海自然歩道1000kmにわたるFKTの記録など、注目のコンテンツが目白押し。

基準価格960円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01HNTIUJS

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『東北・上信越・日本アルプス 沢登り銘渓62選』

日本の名だたる銘渓を圧倒的な情報量で紹介する、沢登り愛好家待望の最新版源流遡行ガイド。

基準価格2000円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01HZD7HQY

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『ワンダーフォーゲル』2016年8月号

特集は「岩とスリルの北アルプス案内」。この夏、北アルプスの岩稜を歩くための必読の特集です。第2特集は「岩稜アルプスベストギア」。

基準価格741円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01HNTIUKM

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『山と溪谷』2016年 8月号

保存版大特集は「山の日」特別企画「知ろう、歩こう!日本の山」。「山の日」施行を記念して、日本の山のすばらしさと今の姿を多角的に取り上げます。

基準価格762円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01HNTIUK2

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『日本の火山』

よく知られる30の火山をとりあげ、それらの山に登る際に噴火の被害をこうむることがないよう、科学的に個々の火山活動や性質をよく知り、理解を深めるための入門書。

基準価格1280円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01IQYY6NI

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『ときめくヤマノボリ図鑑』

近年の登山ブームで山の世界に興味をもつ人が増えてきている今日このごろ、この本はその入口となります。

基準価格1040円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01IQYY6N8

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『アルプス星夜 菊池哲男写真集』

山岳写真の第一人者として活躍する菊池哲男氏が得意とする「アルプスの夜景」を主題にして、15年にわたって撮りためた作品を1冊に集約。

基準価格2880円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01JG67OKM

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『ときめく貝殻図鑑』

貝の世界を知りたい人や美しい貝殻を眺めて楽しみたい人から浜辺を歩くのが好きな人など、貝に興味がある人、必見。

基準価格1280円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01K49AFT2

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『ときめく微生物図鑑』

ミクロな世界のときめきワールドをご案内。プランクトンを中心にときめきの微生物ワールドを紹介します。

基準価格1280円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01K49AFTW

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『山と溪谷』2016年 9月号

特集は「読むセンスを磨く。たのしい読図」地図読み術は先読み術です。第2特集は「初秋の小屋泊ミニ縦走」北八ヶ岳・池めぐりワンデリングなどを紹介します。

基準価格762円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01K49AFTM

『母がつくった山小屋 黒百合ヒュッテ六十年』

山小屋主人が振り返る60年の歴史

「人も歩いていない山の中に、いったいなぜ、母は山小屋を建てたのだろうか」。1956年に営業を始めた八ヶ岳の黒百合ヒュッテ60年の歴史を振り返り、去来する万感の思いを綴ったエッセイ。山小屋の歴史を綴るほか、森の仲間たちや思い出の人についてのエッセイ、そして2002年6月に穂高東中学校での講演「山の話と篠原秋彦さんの思い出」を採録しています。

https://www.yamakei.co.jp/products/2816886520.html

著者:米川正利/発売日:2016年9月16日/販売価格:1600円+税/ページ数:106ページ/判型:四六判/ISBN:978-4-635-88652-9

9月の新刊
商品名 発売日 販売価格(本体価格)
『ROCK & SNOW 073 秋号』 9/6 1,333円+税
『屋久島ジオガイド』 9/8 1,800円+税
ヤマケイ文庫『あやしい探検隊 アフリカ乱入』 9/9 600円+税
『ワンダーフォーゲル』2016年10月号 9/10 926円+税
『山と溪谷』2016年10月号 9/15 1,018円+税
『クオッカ 世界一幸せな動物』 9/15 1,100円+税
ヤマケイ新書『御嶽山噴火 生還者の証言 事故から2年、復活への兆し』 9/16 880円+税
『マタギ奇談 狩人たちの奇妙な語り』 9/16 1,100円+税
YAMAKEI CREATIVE SELECTION『母がつくった山小屋 黒百合ヒュッテ六十年』 9/16 1,600円+税
ヤマケイ文庫『果てしなき山稜』 9/22 950円+税
ヤマケイ文庫『坂本竜馬を歩く』 9/22 800円+税
『ときめくインコ図鑑』 9/23 1,600円+税
ヤマケイ文庫『山釣り』 9/23 890円+税
ヤマケイ文庫『あやしい探検隊 焚火酔虎伝』 9/23 700円+税
DVDブック『甲野善紀と甲野陽紀の不思議なほど日常生活が楽になる身体の使い方』 9/23 1,800円+税


『マタギ奇談』

狩人たちの奇妙な語り

「マタギが八甲田で見た人影はなんだったのか」「神様になったマタギの常徳」「四つグマの祟り」など、マタギたちが経験した山での不思議な経験を、長年にわたって取材、書き下ろした実話譚。『新編 山のミステリー』(山と溪谷社)の著者が紡ぐ、『山怪』(田中康弘・山と溪谷社)にも通じる山の民の体験録。お楽しみください!

https://www.yamakei.co.jp/products/2816320140.html

著者:工藤隆雄/発売日:2016年9月16日/販売価格:1,100円+税/ページ数:192ページ/判型:四六判/ISBN:978-4-635-32014-6


『御嶽山噴火 生還者の証言』

頂上直下で被災した山岳ガイドが綴る

頂上直下で被災した山岳ガイドが綴る、懸命の脱出行とそこから得られた教訓、そして、伝えることの大切さ。御嶽山大噴火の生還者で山岳ガイド 小川さゆり氏が、噴火の模様を時系列で克明に記したドキュメントとその後の検証、得られた教訓などを中心にして執筆。噴火から丸2年、3年目を迎えて、あの御嶽山噴火を多角的に検証した貴重なノンフィクションです。

https://www.yamakei.co.jp/products/2816510360.html

著者:小川さゆり/発売日:2016年9月16日/販売価格:880円+税/ページ数:264ページ/判型:新書判/ISBN:978-4-635-51036-3


ヤマケイ登山教室からのお知らせ

【国内】地図読み講座(初級編)「奥多摩・高水三山」日帰り

高水山、岩茸石山、惣岳山からなる高水三山は、日帰りコースながら3つのピークを踏破する充実感が魅力。コースの特徴を生かし、コンパス活用と地形を読むカギとなる等高線の理解を重点的に講習します。参加される方は、各自プレート付きのオリエンテーリングコンパスを必ず持参してください。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=179325

日程 10月1日(土)
集合 JR青梅線・軍畑駅改札前(9:00)
行程 軍畑駅(245m)~高源寺~高水山(759m)~岩茸石山(793m)~惣岳山(756m)~JR青梅線御嶽駅【解散】17:30(予定)
歩行時間:約4時間30分
体力レベル 2(6~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差500mの登りを2時間以内で登れる体力が必要です)
難易度 2(往復、周回、縦走コース。登山道は比較的明瞭で、緩急はあるが、幅員もある。転滑落の危険個所が少ない)
参加費 8,000円
講師・添乗員 佐々木亨(山岳ライター)、アルパインツアーのツアーリーダー
持参品 プレート型コンパス

【国内】「秋の尾瀬フォトトレッキング」2日間

美しい紅葉に彩られる尾瀬へ。樹木の紅葉、樺の木や条件が整えば、尾瀬に立ちこめる朝霧など、撮影対象に事欠きません。夕食後にスライドショーを行います。カメラはコンパクトカメラ、一眼レフどちらでも結構です。

http://www.yamakei-online.com/tour/detail.php?tour_id=179324

日程 10月15日(土)~16日(日)
集合 上毛高原駅(8:00)または沼田駅(8:20)
行程 【1日目】上毛高原駅=沼田駅=鳩待峠(1591m)~山の鼻~尾瀬ヶ原撮影~見晴(1400m)・原の小屋(泊)
【2日目】~尾瀬ヶ原撮影~山の鼻~鳩待峠=沼田駅・上毛高原駅【解散】17:30(予定)
歩行時間:1日目約3時間、2日目約3時間20分(休憩・撮影時間を除く)
体力レベル 2(6~8kg程度のザックを背負い、連続する標高差500mの登りを2時間以内で登れる体力が必要です)
難易度 2(往復、周回、縦走コース。登山道は比較的明瞭で、緩急はあるが、幅員もある。転滑落の危険個所が少ない。)
参加費 39,000円
最少催行人数 12名(定員16名)
ガイド・添乗員 花畑日尚(山岳写真家)、アルパインツアーのツアーリーダー

【机上講習会】山のファーストエイド「危険な生物・野生動物による被害とその予防対処法」

山と溪谷社刊『山のファーストエイド』を参考書として、それに基づき山で起こりがちなトラブルやアクシデントに対処法や予防を学びます。

参考書:『山のファーストエイド』(山と溪谷社刊)

【学生割引】学生証の提示で1グループ3人まで受講料が無料になります。

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=2337

開催日 10月4日(火)
会場 アルパインツアーサービス本社 特設説明会場(3階)
時間 19:00~21:00
定員 35名(最少開催人数10名)
受講料 3,000円
講師 悳 秀彦(日本山岳協会 遭難対策委員)
株式会社山と溪谷社
〒101-0051東京都千代田区神田神保町1丁目105番地
編集長
勝峰富雄
編集スタッフ
佐々木惣
アートディレクター
松澤政昭
SSデザイン
塚本由紀(T&Co.)
技術サポート
福浦一広、金沢克彦

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本誌は、できるだけ正確な情報を掲載するよう心がけておりますが、山行時はご自身で現地の最新情報のご確認をお願いいたします。