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今週末の「山のワンポイント天気」

ウェブサイト「山の天気予報」を運営し、メールでの天気予報配信も行なっている株式会社ヤマテンの気象予報士、猪熊隆之さんによる解説です。今週末の山行に役立ててください。

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秋の長雨が続いてますね。ヤマテンのある信州・蓼科地域でも9月18日から25日まで7日連続の雨、前日から8日連続降水となり、昨日(28日)、今日(29日)も雷を伴った激しい雨が断続的に続いています。体にカビが生えそうです(笑)。

これは夏の太平洋高気圧が強く、秋の乾いた大陸の空気が南下できないためですが、温暖化が進む昨今、季節の歩みが遅くなる傾向です。気象庁の観測でも9月29日現在、初冠雪の便りがどこからも届いておりません(富士吉田など山麓では富士山の冠雪を確認しています)。

その秋の乾いた高気圧ですが、ようやく明日(金)から日本付近にやってきそうです。東日本から西日本の山岳では貴重な晴れ間となるでしょう。しかしながら、土曜日になると、秋雨前線が再び太平洋側に延びてくるため、東日本から西日本の太平洋側の山岳で天気が崩れる見込みです。日曜日は秋雨前線が日本海に北上するため、天気が崩れるエリアも北に移っていきそうです。

このため、土曜日の東北地方や新潟県の山岳がおすすめでしょう。山を選ぶ場合は、東日本や中部山岳では北に行くほど天気がよくなりそうです。ただし、秋雨前線の位置が少しでも北にあがると予想が大きく変わりますので、最新の山頂天気予報でご確認ください。

ヤマテンのお天気講座ですが、大阪で10月29日(土)、名古屋で11月27日(日)に開催が決まりました。大阪での講座は募集を開始しております。講座の詳細やお申込み方法は下記URLよりご確認ください。

http://blog.goo.ne.jp/office-weather/e/6d1bda836cd2891237146d176e683e17

また、富士見パノラマリゾートでは、今週末から雲海ゴンドラを運行します。ヤマテンでは雲海確率予報を発表しますので、お出かけの際の参考にしていただければと思います。詳細はこちらのURLよりご確認ください。

http://www.fujimipanorama.com/summer/top_info/autumn/

(文責:猪熊隆之)

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「山の天気予報」(月額324円)

コーヒー1杯分のご利用料金で、全国18山域の山頂天気予報や大荒れ情報、予想天気図、ライブカメラ、雨雲レーダー、観天望気講座などが1ヶ月使い放題。メールでの天気予報配信登録もおこなえます。サービスの詳細やご登録方法につきましては、下記URLでご確認ください。

https://i.yamatenki.co.jp/

信州の山岳遭難現場より

島崎三歩の「山岳通信」。

長野県では、県内の山岳地域で発生した遭難の事例をお伝えする「島崎三歩の山岳通信」を配信しています。

9月20日に第43号が配信され、9月6日から11日にかけて長野県で発生した遭難事例が7件紹介されています。山岳遭難のリスクをリアルに伝えるものですので、今後の山行にぜひ役立ててください。

なお、北アルプス涸沢から奥穂高岳への登山道である「ザイテングラート」では、8月25日以降6件の山岳遭難が発生し、3名の方が亡くなっています。充分に注意してください。

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・9月6日、70歳の男性が奥穂高岳から涸沢に向けてザイテングラートを下山中にバランスを崩して滑落。県警ヘリで救助しましたが、死亡が確認されました。

・9月6日、67歳の男性が霧ヶ峰の車山から八島湿原に向けて散策中、物見石の西方の下り坂で足を滑らせ転倒。右ヒザ骨折の重傷を負い、県警ヘリで救助しました。

・9月11日、49歳の男性が北穂高岳から涸沢に向けて下山中に滑落。県警ヘリで救助しましたが、死亡が確認されました。

(内容は長野県警察本部の発表時点のものです)

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下記URLより、バックナンバーもご覧いただけます。今後の登山にぜひ役立ててください。

http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/sotaikyo/sangakutusin.html

(文=週刊ヤマケイ編集部)

知床・羅臼岳

手つかずの自然が魅力の山へ

頂上から知床半島を見下ろす(写真=谷水 亨)

オホーツク海とブロッケン現象(写真=谷水 亨)

9月22日

世界自然遺産の知床半島に位置する羅臼岳。野性動物と手つかずの自然が魅力の山で、登山口であるホテル地の涯または木下小屋までの道では、エゾシカやキタキツネ、そして運がよければ(悪ければ?)ヒグマにも出会うことがあります。

ここ知床で、私は連山の縦走をすることが多いので日帰り登山は久しぶり。紅葉には1週間早い気もしますが、日高中部の大縦走計画(3泊4日)が林道閉鎖で中止となり、今回の計画変更となりました。

爽やかな秋空の下、急坂の樹林帯をジグをきりながら登ります。途中の「弥三吉の水」はとうとうと流れていましたが、「岩清水」では一滴も流れていませんでした。この時期は高山植物もなく、大沢の紅葉もちょっと早いので、ただひたすら登るだけ。結局2時間55分で登り、運よくブロッケン現象をひとりで楽しみました。後続の登山者は霧が晴れてからの登頂だったので、これは私ひとりのごほうびのようです。

天候は目まぐるしく変わり、北東には硫黄山、南西には羅臼湖や斜里岳が見えたり見えなくなったりして、オホーツク海や国後島も雲海に見え隠れしていました。

その後、時間も早いことから三ッ峰の東峰もピストンしてきました。同行者は九州からきた登山者。車であちこちの観光地をめぐりながら、半年かけてここまで来たとか。

下山後はホテル地の涯の大好きな露天風呂で体を癒しました(日帰り入浴800円)。

(文=谷水 亨/北海道アウトドア夏山ガイド認定者)

知床・斜里岳

増水が続いているので注意が必要です

頂上より、登ってきた一の沢とオホーツク海に広がる雲海(写真=谷水 亨)

竜神ノ池に青空が映し出される(写真=谷水 亨)

9月24日、晴れ

知床半島の付け根に位置し、道立自然公園内にある日本百名山の斜里岳(1547m)に登ってきました。単独峰で麓の清里町から見てもとても美しい山です。

事前の情報では先日の台風以来、足首まで濡れる徒渉が何箇所もあるくらい増水が続いているとのこと。確かに徒渉に不慣れな登山者には大変かもしれませんが、徒渉やへつりに慣れていて、ルートファイティングを間違わなければ、靴底が濡れる程度で歩くことができます。

登山口となる4代目清岳荘の素泊まりは1540円、駐車料金は100円(車中泊510円)、トイレも100円で利用できます。

登山道には沢を登りつめた上二俣に簡易トイレブーステントがあります。推奨ルートとして、登りは沢(旧道)ルートで下りは尾根(新道)ルートが一般的です。私も推奨通りのコースを登りましたが、2時間10分で登頂したので、馬の背から伸びる東稜線のピークに登り、斜里岳を撮影しながら楽しみました。また新道コース途中にある「竜神ノ池」に立ち寄り、小さいながらも青々とした沼を堪能して下山しました。

下山後はパパスランドさっつる道の駅(清里町札弦)の温泉(日帰り入浴390円)で体を癒して、次の目的地に移動しました。

(文=谷水 亨/北海道アウトドア夏山ガイド認定者)

大雪山・赤岳

紅葉シーズンまっさかりですが、悪天候への備えは充分に

朝陽をうけてより赤く染まった銀泉台(写真=谷水 亨)

風衝地の草紅葉と赤岳(中央)(写真=谷水 亨)

9月25日

毎年、楽しみに登っている大雪山・黒岳や赤岳、高原温泉沼巡りですが、十勝からのアクセスとなる国道273号線(三国峠)はいまだ通行止めになっています。今回は知床からの移動だったので、赤岳を選んで紅葉を楽しんできました。銀泉台にて車中泊し、「朝陽に照らされた紅葉」を撮影するため、4時30分ごろから暗闇のなかを登ります。

撮影ポイントの第1花園を見渡せる展望台でカメラをかまえていると、日の出とともに紅葉の斜面(第1花園)が次第に赤くなり、さらに強い朝陽に照らされると真っ赤に染まりました。シャトルバスで登ると絶対に見られない風景に感動しながら、今日この日に晴れてくれたことを感謝しました。

その後は赤岳から黒岳に縦走して定期バス(7/1~9/30)で銀泉台まで戻る計画でしたが、大雪山西側一帯が厚い雲におおわれ、強い風が吹いていて回復傾向が見られないと判断し、白雲岳分岐で撤退してきました。

銀泉台小屋で監視業務をしていた知り合いのガイドの情報によると、今年は寒暖の差がなく、黒岳・赤岳の標高の高いところにあるウラジロナナカマドは赤くならず枯れてしまい、第1花園や高原沼の紅葉だけが見ごろになっているようだ、とのことでした。

大雪山は紅葉シーズン真っ盛りですが、雪が降ってもおかしくない季節です。寒さ対策や悪天候時のリスクを考慮した登山をしてください。

(文=谷水 亨/北海道アウトドア夏山ガイド認定者)

焼石連峰・牛形山

少し秋色に染まり始めた焼石連峰の静かな山

登山口の夏油温泉と牛形山(写真=曽根田 卓)

牛形山山頂直下から見た1325m峰(写真=曽根田 卓)

9月24日、晴れのち曇り

焼石連峰の北東に位置する牛形山は、経塚山や駒ヶ岳とともに夏油(げとう)三山として知られています。登山口は東北の秘湯として有名な夏油温泉で、下山後にゆっくり入湯できます。今回、深いブナの原生林を牛形山まで登り、そこから白っ子森、鷲ヶ森山、丸子峠を経て夏油温泉に周回するコースを歩きました。

登山口から山頂までは道標が整備されていますが、途中の草付のトラバースと急なガレ場の登りは注意が必要でした。また白っ子森から丸子峠の区間が刈払い不備で、ヤブがかかって足もとが見えず苦労しました。

期待した紅葉ですが、今年は昨年に比べて1週間ほど遅いようです。山頂付近がやっと色づき始めた状態でした。

(文=曽根田 卓)

朝日連峰・大朝日岳

静かな山歩きを堪能

ヤマハハコ。背景は小朝日岳(写真=川野貴司)

9月14日、晴れ

朝日連峰にも、秋が訪れようとしています。足もとにはそこかしこにキノコがひょっこり顔を出し、紅葉に先駆けてムシカリの実は赤から黒へと移り変わり始めています。秋の代名詞、ナナカマドもわずかに紅葉し、枝には赤い実をたわわに実らせています。盛夏の稜線を彩り、にぎわかしてくれた高山植物たちは短い盛りを終え、静かに枯れ果てていました。

夏の満開のお花畑でも、秋の紅葉の盛りでもない9月中旬の朝日連峰。秋晴れの空の下、命の移ろいゆく様を全身に感じつつ、静かな山歩きを堪能できました。

(文=川野貴司/登山ガイド)

北アルプス・朝日岳~雪倉岳

2泊3日のテント泊山行

ナナカマドの紅葉を見ながら朝日岳から雪倉岳へと歩きます。遠景の三角形は白馬・旭岳です(写真=日向俊雄)

草紅葉の小桜ヶ原から朝日岳を振り返ります(写真=日向俊雄)

9月24日~26日、24日、25日曇り時々晴れ、26日曇り時々雨

山仲間3人で、朝日岳から雪倉岳を2泊3日のテント泊で縦走してきました。蓮華温泉を起点として1日目は朝日岳を越えて朝日小屋まで、2日目は水平道から雪倉岳を越えて白馬大池まで、最終日は天狗ノ庭から蓮華温泉へ下る周回コースです。

秋雨前線が停滞して全国的にぐずついた天気のなか、比較的天気がいい山域だったようで、最終日に少し雨に降られるだけですみました。

紅葉は例年より少し早いらしく、朝日岳では標高1700m以上で見ごろを迎えており、五輪高原からの道は木々が赤や黄色に染まり、朝日小屋から雪倉岳に向かう水平道では草紅葉がきれいでした。

雪倉岳から先、樹林限界を越えた砂礫におおわれた登山道でも、夏の姿が想像できないほど色や形を変えた草の実や葉が斜面を彩っており、コース全般を通して飽きることなく秋の風情を感じさせてくれる縦走路でした。

(文=日向俊雄)

北アルプス・北穂高岳

涸沢から登りました

ナナカマドの紅葉と北穂高南稜(写真=二上秀昭)

北穂高岳南稜ルートより涸沢を眼下に望む(写真=二上秀昭)

9月22日~25日、22日曇り、23日曇り時々小雨、24日曇り、25日晴れ

初日、上高地を出発して徳沢まで。稜線はガスがかかり見えず。

翌朝、徳澤園を出発し、横尾を経由して涸沢へ。昨年は同時期に紅葉真っ盛りでしたが、涸沢ヒュッテ付近は四~五分程度、ヒュッテより上部は八分程度の色づき。木によっては真っ赤に色づいたところも見受けられました。そして、鎖場やハシゴを慎重に通過して北穂高岳山頂に到着。残念ながらガスで展望を楽しむことはできませんでした。

三日目は往路と同じ南稜を利用し、涸沢を経由してパノラマコースから徳沢へ。残念ながらこの日も曇り空のため、涸沢の全景を見ることはかないませんでした。

最終日は晴れ。上高地へ下山しました。

(文=二上秀昭/登山ガイド)

北アルプス・涸沢

涸沢に紅葉を求めて

月とオリオン座。まるでオリオン座が急峻な峰を登っているようだ(写真=伊藤哲哉)

朝の光があたる涸沢カール。この後、涸沢岳、涸沢槍が見えてくる(写真=伊藤哲哉)

9月23日~25日、雨のち曇り時々晴れ

秋雨のなか、紅葉を求めて涸沢を訪れました。23日午前8時に上高地に入ると雨がしとしと降っており、生暖かい風が吹いていました。徳沢のあたりで雨は止み、順調に歩みを進めていきます。

長雨の影響で、本谷橋出合いからSガレの間で出水があり、通行できないのではないかと不安でしたが、遭対協や小屋の方々が修理してくださっており、安心して通ることができました。

今年は長雨で、また雪も少なかったので紅葉の状態も気になっていましたが、順調に始まっていたようです。6~7割といったところでした。一部のナナカマドは葉がいつもより枯れていたり、また少なかったり、枝が折れていたりという姿を目にしました。これから晴天になると、もう少し紅葉が進むのではないかと涸沢ヒュッテの方も教えてくれました。

この日は午前1時ごろまで曇っていましたが、それから晴れてきたので、急いで撮影を開始。深夜にもかかわらず、テントの灯りがたくさん点っていることと、歩いている人が多いことに驚きました。南の空には月明かりに照らされた6、7峰を登っているように見えるオリオン座がありました。気温は手元の温度計で11度と、寒さを感じることはありません。

次第に雲が広がり、星たちは隠れてしまいました。やがて日の出になると、朝の光が穂高の峰を照らし、きれいなモルゲンロートを見ることができました。

翌日(24日)午後から最終日にかけては天候が安定せず、ヒュッテの中で沈思黙考していました。そのような山旅もたまにはいいものだと思い、下山しました。

(文=伊藤哲哉/『改訂新版 千葉県の山』共著者)

中央アルプス・木曽駒ヶ岳

緑と紅葉のみごとなコントラスト

朝靄をはらって現われた宝剣岳を正面に、駒ヶ岳のトラバースルートを行く(写真=山口敬二)

馬ノ背からは錦繍の山々が目を楽しませてくれます(写真=山口敬二)

9月24日~25日、24日曇り、25日晴れ時々曇り

9月下旬から紅葉の見ごろを迎える千畳敷カールへ、朝いちばんのロープウェイで上がりました。しかし、この日は山の上にガスが張り付いてすっきりしません。

私たちは続々とつめかける登山者や観光客との混雑を避け、雷鳥平から宝剣岳の岩稜をつたって駒ヶ岳の稜線を目指しました。鎖につかまりながら三点確保で慎重に岩場を攀じると、ガスの切れ間から千畳敷や南アルプスが望め、迫力満点です。

宝剣山荘で一服すると今度は往復1時間ほどかけて伊那前岳(2883m)をピストン。富士山や南アルプスのパノラマを楽しみながらの稜線闊歩です。中岳(2925m)を経て登った木曽駒ヶ岳(2956m)もガスのなかでしたが、流れるガスの晴れ間からは谷間の紅葉や、歩いてきた稜線のにぎわいをかいま見れました。

この日は頂上から西に標高差200m下ったところにある玉乃窪山荘に宿をとりました。静かな山小屋で、とてもゆっくりできました。午後3時ごろから夜半まで強い雨風が屋根を叩き、翌朝も山は深い霧に閉ざされていました。

ところが、小屋をあとにして駒ヶ岳山腹のトラバースルートを行くうちにガスがどんどん晴れていきます。次第に青空がのぞき、明るくなってくると彼方の雲海には御嶽山が。そして駒ヶ岳頂上山荘に着くころには青空が広がり、稜線の山々が青空に映えていました。そこで当初の予定どおり、馬ノ背を濃ヶ池まで下って濃ヶ池カールを乗越浄土まで登ることにします。

馬ノ背の岩稜からはきれいな紅葉に彩られた濃ヶ池を俯瞰し、はるか将棊頭山へと続く山陵には緑と紅葉のコントラストが、それはみごとなものでした。濃ヶ池からのダケカンバをメインとした圏谷の極彩色には目を見張るものがあり、十二分に紅葉を堪能してから八丁坂から千畳敷へと戻りました。

(文=山口敬二)

信越国境・苗場山

草紅葉燃える頂上台地をいく

九合目、樹林帯を抜けると池塘が点在する広大な湿原が眼前に広がる(写真=奥谷 晶)

頂上台地は草紅葉が真っ盛り。池塘の水面に映る空が美しい(写真=奥谷 晶)

9月10日、晴れのち曇り

秋雨前線が停滞するなかでの貴重な半日を利用して、長野県側の小赤沢登山口より苗場山へ登ってきました。

三合目からスタート、前日の雨でぬかるんだ樹林帯のなか、急登まじりの登山道を進みます。六合目あたりから、いくつか簡単な鎖場も出てきますが、新しく整備されて安心です。濡れた岩場でのスリップに気をつけて、順調に高度をかせいでいきます。

九合目坪場にでると、そこからは草紅葉が最盛期を迎えた頂上台地が広がっていました。高層湿原と無数の池塘をぬって木道を進みます。

雲間より漏れる光を浴びて黄金色に輝く湿原で、さわやかな秋風に吹かれて散策する最高の時間を楽しむことができました。

(文=奥谷 晶)

浅間山・外輪山、小浅間山

秋を感じる浅間の山歩き

24日、槍ヶ鞘でこの日一瞬だけ姿を見せた前掛山(写真=中村重明)

25日、小浅間山1655mより望む浅間山2568m(写真=中村重明)

9月24日~25日、24日曇り、25日晴れ

浅間山は昨年6月、噴火警戒レベルが1(平常)から2(火口周辺規制)に引き上げられており、火口から2km以内が立入禁止となっています。そのため浅間山自体はもちろん、その手前の前掛山までは立ち入ることができないものの、その西側の湯ノ平高原、黒斑山から鋸岳に連なる外輪山、そして東側の小浅間山などは登山可能です。

今回、初日は車山峠で登山届を出して入山。ここには、登録すると携帯メールで火山情報、気象情報、緊急情報が受け取れる「浅間山倶楽部ポータルサイト」の案内と登録用QRコードが掲示されており、そこへの入山登録も行ないました。

「表コース」をたどり、槍ヶ鞘に着いたところで視界が一瞬晴れ、前掛山を望むことができましたが、この日結局前掛山が姿を現わしたのはこの時だけでした。トーミの頭から、黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳と連なる外輪山をたどり、賽ノ河原に下ります。この区間はガレた岩場の箇所が多く、転倒や落石には注意が必要です。

そこから湯ノ平高原を通り、草すべりの急登を登り返してトーミの頭に戻り、「中コース」で車坂峠に下山。「浅間山倶楽部ポータルサイト」への下山登録を行ないました。

カラマツの黄葉や草紅葉はまだこれからが本番という感じでしたが、特に「中コース」にたくさん生えていた各種のキノコが秋を感じさせてくれました。

翌日は東側の東大火山観測所脇の登山口で登山届を出して小浅間山を往復。短い行程ながら、前半はシラカバやカラマツの樹林帯で地面にはシダが目立ち、後半は火山特有の砂礫帯でススキが目立つなど、変化があります。前日の行程と植生や景観が大きく異なっていて、楽しく歩くことができました。

なにより山頂からの眺めがよく、西には浅間山東面の荒々しい山肌が間近に望まれ、他方東側や南側には緑の樹林帯が大きく広がっていて、その対照的な景観がとても印象的でした。

(文=中村重明)

奥武蔵・日向山~寺坂棚田

棚田とヒガンバナのすぐれた景観

日向山山頂から眺める二子山(写真=石丸哲也)

斜面に広がる寺坂棚田とヒガンバナ(写真=石丸哲也)

9月15日、曇り

高麗の巾着田は西武線沿線の、というより全国でも指折りのヒガンバナ群生地ですが、横瀬の寺坂棚田のヒガンバナも見ごたえあるものです。花の密度は巾着田に劣りますが、棚田の斜面で、周囲を武甲山などの山々に囲まれて、景観の変化やダイナミックさには勝るものがあります。寺坂棚田は横瀬駅から15分ほどの距離で、ここだけでは歩き足りないので、芦ヶ久保駅で下り、日向山を越えて向かいました。逆コースで朝、棚田をたずねるほうが晴れて、武甲山もよく見えそうでしたが、当日は西武鉄道・秩父鉄道の合同ハイキング会があり、にぎわいそうだったので夕方に棚田へ寄る行程にしました。

前日の夜、日比谷野外音楽堂で聴いた女性デュオ・ハルカトミユキのライブが圧倒的で、興奮さめやらず、彼女たちの曲を聴きながら、芦ヶ久保へ向かいます。楽曲や演奏のクォリティも素晴らしく、アグレッシブな曲に内省的な精神的深みが感じ取れて、引き込まれてしまいました。挫折や絶望の中にあって、あきらめることや逃げることなく向かい合う生き方は、なにか登山に通じるものがある・・・…などと考えているうちに芦ヶ久保駅に着きました。

芦ヶ久保駅から日向山へは、途中まで丸山と同じ道。いろいろなコースがとれますが、今回は果樹公園村を縫い、農村公園の上で左へ登り、木の子茶屋の西側に出て、日向山を目指しました。日向山山頂は雑木林ですが、西側が開け、小さな展望台が造られています。展望盤には奥秩父まで描かれていますが、木にさえぎられていて、よく見えるのは二子山から武甲山にかけて。二子山の下には芦ヶ久保駅や道の駅も見えます。

日向山からは西へ延びる尾根を少し下ってから南へ折れ、六番峠ハイキングコースを下ります。途中の山道は雨の翌日だったせいもありますが、滑りやすいところがけっこうありました。低山だからと油断せず、しっかりした靴で出かけるほうが無難です。「六番」は秩父札所の巡礼道であることが由来で、里に出てすぐの卜雲寺(ぼくうんじ)がその第六番札所です。さらに第九番の明智寺に詣でて寺坂棚田へ。名前のとおり斜面に棚田が広がり、その法面や畦道の脇にヒガンバナが咲いています。武甲山や丸山も望まれ、斜面の散策路をたどると、変化に富んだ風景が展開します。

当日は棚田の下の広場に模擬店が出ていました。また、整備協力金200円を納めると記念品として棚田で穫れた貴重な黒米のプレゼントがありました。まだ食べていませんが、お米を炊くときに混ぜると、ほんのり色がつくそうで楽しみです。

ヒガンバナの花は、まだ少しツボミがありましたが、全体としてはピークをやや過ぎた感じでした。しかし、これからは稲刈りやはぜ掛けの時期ですし、初夏には田植えなど季節折々の風情を味わえるところです。武甲温泉も近く、入浴して帰ることもできるなど、楽しみの多いコースです。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

徳島県・剣山~次郎笈

よく整備された登山道

雨上がりの清々しい空気の中、丸石避難小屋から次郎笈(じろうぎゅう)へ向かう(写真=池田浩伸)

丸石から縦走路の先に次郎笈と剣山を見る(写真=池田浩伸)

9月17日~19日

17日、大分県佐賀関から愛媛県三崎まで、国道九四フェリーを利用して四国を訪れました。夕方に徳島県の名頃に到着して、広い駐車場と清潔なトイレがある名頃新登山口で車中泊。しだいに雨足が激しくなり、真夜中には土砂降りの雨になってしまいました。

そのため、翌日は剣山から三嶺への縦走計画を中止して、中間点に近い丸石避難小屋までの往復に計画を変更して、登山開始しました。

剣山はあいにく濃いガスに包まれ展望はありませんでしたが、次郎笈峠へ向かって下り始めると、緑の笹原に続く長いトレイルが見えてきます。

雨は降ったり止んだりの繰り返しで、丸石避難小屋に着くまで晴れることはありませんでした。避難小屋には水場がないため、次郎笈のトラバースルートにある水場で水を補充しました。

最終日、雨は明け方まで降り続いていましたが、屋根を打つ雨音が止むと小屋の窓が赤く染まり、朝日が出てきました。展望の稜線は清々しい空気に包まれ、雲海が谷をおおう絶景が広がります。

次郎笈から下るところで、登山道をひとりで整備するお年寄りに出会いました。こういう方々のお陰でしょう、見ノ越の剣山登山口から丸石避難小屋まで、登山道はよく整備されており、危険箇所はありませんでした。

(文=池田浩伸/登山ガイド)

熊本県・京丈山

緑の苔の美しさに感動しました

美しく輝く苔の森を歩きました(写真=池田浩伸)

見ごろは過ぎていましたが、まだトリカブトの美しい花は見ることができました(写真=池田浩伸)

9月25日、曇り

八軒谷登山口から京丈山山頂を往復しました。尾根の石灰岩の露岩に咲くトリカブト鑑賞の予定でしたが、今年は咲くのが早く、もう花びらが散り始めていました。それでも、少ないながらも美しい青紫の花をつけた株や、ツボミも見受けられました。しかし、もっとも感動したのは、石灰岩の露岩についた緑の苔の美しさです。ガスが漂うなかに、周囲の木々の緑と苔の緑が合わさりひとつになって、空気まで緑色になったかのような錯覚を覚えるほどでした。

山頂では展望はありませんが、アオゲラでしょうか、静かな森に響くドラミングの音を聞きながら、ゆっくりとコーヒーを楽しんでから下山しました。

トリカブトは終わってしまいますが、紅葉と苔むす森はおすすめです。なお、登山道に大雨の影響はありませんでした。

(文=池田浩伸/登山ガイド)

北海道・幌尻岳

藤川ガイドに心からの感謝と敬意を

雨天の初徒渉(写真=伊東明美)

上:幌尻岳・北カールの稜線にて/右下:七ツ沼カールの紅葉/左下:七ツ沼の肩へ向かう途中で出会ったキタキツネ(写真=伊東明美)

9月18日~20日

一説には、「日本百名山の最難関」といわれている幌尻岳。ほかの山域と違って、15回強の本格的な徒渉があるうえに、川の増水具合では登山口へのシャトルバスが運行されないという不確定要素もあるからでしょう。林道を主とした徒渉のない新冠ルートは、実行の確実性からか最近人気が高まっているようですが、沢登り経験がないにもかかわらず、どうしても徒渉ルートで行ってみたかった私は、初めて現地ガイドを依頼することにしました。

大雨のために幌尻への林道も不通になり、直前まで気をもみましたが、そこは神頼みしかありません。そして9/18~20の3日間、私たち夫婦のガイドをつとめてくれたのは、山岳スキーアスリートの藤川健氏。2014年の夏、日本百名山を33日で走破という新記録を達成した方で「1日に3つ登れば33日で終わります」とさらりと語られます。

初日、朝6時過ぎに千歳のホテルを出発。天気は雨。午前中にはやむ予報でしたが、結局終日降りつづけました。2時間半の林道歩きを終えた地点で沢靴に履き替え、ヘルメットを装着。いよいよ徒渉開始です。雨の影響で水量は多めだったそうで、身長154cmの私はヒザまでつかる所がほとんど。川の流れには勢いもあり水圧で足がとられそうになります。ヒザ上まで浸かった淵もあり、初徒渉の私たちにとって、経験者の先導とアドバイスなしにはとてもクリアできない道のりでした。

16:00、幌尻山荘に到着。雨の中の徒渉でしたが、身体が冷えなかったのは幸いでした。

翌日は待望の晴天です。昨日と比べたら身も心も軽く意気も揚々。「命の水」でのどをうるおし、稜線に出ると広大なカールの向こうにワシが翼を広げたような大きな山塊が見えます。その中央が幌尻の頂でした。

天気も安定していたので七ツ沼カールの肩まで足を延ばしました。沼は枯れていることも多いそうですが、雨の後だったので7つ確認できました。

8月に台風の南風が入った影響で、紅葉の出足は例年より遅いそうです。戸蔦別岳までは長く危険ということで往路を戻り、幌尻山荘に連泊。

最終日、朝の気温は3℃。この秋いちばんの冷え込みとなりました。気合いを入れたせいかどうか、川の水を冷たいと感じることはなく、水量が一昨日より5~10cm低くなったこともあって、この日は徒渉を楽しむ余裕も少し生まれました。なにごとも、慣れたころに終わるのが私の常です。

下山後は平取温泉に立ち寄り、ノンアルコールビールで乾杯。千歳の駐車場まで送っていただき無事終了となりました。

末筆になりましたが、藤川ガイドに心からの感謝と敬意を表し、挑戦を続ける同氏のますますの活躍を大いに期待しています。

なお、今回ガイドをお願いした「ハローポーター」さんのサイトはこちらです。

http://www.h2.dion.ne.jp/~bokka/

(伊東明美/東京都/よく行く山:関東甲信越の山、日本百名山)

北アルプス・白馬三山

ゆっくりとスケッチ山行を満喫

船越ノ頭から鹿島槍ヶ岳方面(スケッチ=山田芳生)

白馬岳山頂から見た杓子岳、鑓ヶ岳(写真=山田芳生)

9月14日~17日

紅葉にはまだ早く、花の季節は終わりに近づいていましたが、山のスケッチを目的に、栂池ヒュッテ~白馬大池山荘~白馬山荘~白馬鑓温泉小屋と白馬三山を回ってきました。

スタート時点では雨でしたが高度を上げるにつれ雨もあがり、ときおりガスの合間から近くの景色を楽しむことができました。9月に入ってから白馬大雪渓ルートは通行止めになっていたので、このコースをたどる登山者は多いのではないかと思いましたが、読みにくい天気のためか各山小屋に泊まる人数やテントの数も非常に少なく、静かでゆったりとした山行になりました。

小蓮華山手前の船越の頭ではガスが一瞬晴れ、拡がる雲海と杓子岳、白馬鑓ヶ岳から続く鹿島槍までの稜線や剱岳が頭を現わした風景を見ることができ感動しました。しかし、スケッチをしている短い時間に全体がガスにつつまれ見えなくなります。

白馬山荘に泊まった次の日は一転してガスがなくなり、立山・剱岳、白山、槍・穂高、八ヶ岳、頚城山系も見渡すことができましたが、前日のガスや雲海と山塊の微妙なバランスも、得がたい貴重な景観だったと思います。

このコースではまだシラネニンジンやシラタマノキの白い花やチシマギキョウの紫の花などが咲き残っていました。羽毛状のチングルマ群落やウラジロナナカマドなどの赤い実が秋の訪れを感じさせてくれます。また、あちらこちらでライチョウを見ることができ、雷鳥坂という場所もあることに納得しました。

今回驚いたのは、80歳前後というご高齢にもかかわらずカメラ数台やレンズ、大型三脚の入った20kg近くのザックをかつぎ、急登を一歩一歩進まれるおふたりにお会いできたことです。大きな三脚と大きな銀塩カメラをセットし、一瞬を狙う迫力には圧倒されました。

(山田芳生/兵庫県/62歳/よく行く山:六甲、長野の山)

山梨県・七面山

七面山御来光遥拝所より、笠雲に覆われた富士山(写真=矢野ふじね)

御来光遥拝所から見下ろす宿坊の敬慎院(写真=矢野ふじね)

9月18日~19日、曇り

七面山の写真集も出版されている写真家・鹿野貴司氏のサポートを受け、総勢8名で登りました。

宿坊でもある敬慎院の大祭にあわせた1泊2日の登山は、あいにくの雨模様でしたが、七面山は信仰の山として名高いだけに、登山目的でない登詣者も多く登っていました。強力が背負う山駕籠、念仏を唱えながら登る白装束の人など、ほかの山とは異なる雰囲気です。坊と呼ばれる休憩所は数多くあり、手厚いもてなしは心強い存在でした。

10時半に登り始め、15時ごろには敬慎院に到着。宿坊は年一度の祭で、夜を徹しての盛り上がりを見せていました。

翌朝、ダイヤモンド富士を3日後に控えた御来光の遥拝はできませんでしたが、下山は雨に悩まされることもなく、神聖な登山を体験できた貴重な山旅となりました。

なお、鹿野さんは新しい写真集『山梨県早川町 日本一小さな町の写真館』を出版され、11/8(火)~11/21(月)に新宿ニコンサロンで写真展を開催されるとのことです。

(矢野ふじね/東京都/よく行く山:奥多摩、秩父)

第六十二回

年一回、娘と山道、心弾む(三浦)

心中は17文字で山気分(ガンバ)

単独のテントの中の蚊一匹(登り窯)

警告灯のように真っ赤なヤマウルシ(山形山人)

山よりも遠い川柳エベレスト(ペケまるこ)

【寸評】

一句目、初投稿の三浦さん。親子の笑顔が見えてきそうな句です。年一回といわず、もっと歩いて、川柳もどしどし投稿してください。

二句目、ガンバさん。山の川柳で、山へのモチベーションを上げていきましょう!

三句目、久しぶりの登り窯さん。暑い夏を思い返しての一句でしょうか。そこはかとない、哀愁が漂ういい句です。

四句目、山形山人さん。「きれいな紅葉~」と言ってそばに行き、カブれた友人がいます。ヤマウルシが発する警告を謙虚な心で受け止めていれば、そんなことにならなかったのですね。

五句目、エベレスト山頂を目前に力尽きはてそうになっていたペケまるこさん。遠かった道のりでしたが、ついに山頂に!!

【段位】三浦さんには「1000m級」を、ガンバさんには「4000m」級を授与します。登り窯さんは「アンナプルナⅠ峰」に昇段。山形山人さんはエベレスト「C1」に向けて登攀中。

そして、ペケまるこさんはついに「川柳エベレスト」に登頂。ペケまるこさんの初投稿は2015年の9月。9月17日配信号の「山の川柳・第九回」が初登場でした。そこからこつこつと投稿を続けてこられて、このたび見事に登頂されました。記念品をお送りさせていただきます。本当におめでとうございます!

【応募方法】

山に関する川柳を募集します。投稿先メールアドレスは「weekly@yamakei.co.jp」です。メールの件名には必ず「週刊ヤマケイ・山の川柳」とお書きください。ペンネームでの投稿も受け付けております(読者の登山レポートはペンネームでの投稿不可)。

なお、ご投稿いただいた方には1000m峰から始まる「山の川柳段位」を授与します。ふるってご応募ください。

週刊ヤマケイ「表紙写真」「読者の登山レポート」「山の川柳」「よもやまばなし」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんから表紙写真、登山レポート、山の川柳を募集しています。また新たに「よもやまばなし」も募集します。ぜひあなたの作品をお送りください。

【表紙写真について】

●タテ位置で撮影した写真に限ります。

●横幅1200ピクセル以上のjpeg画像。

●写真に簡単な説明も添えてください。


【読者の登山レポートについて】

●本文200字~300字。1ヶ月以内の山行に限ります。できれば2週間以内の情報をお寄せください。国内・海外は問いません。山名・日程・天気を明記。登山道の様子や開花状況などもできるだけ盛り込んでください。

●写真キャプション(写真の解説を簡単なもので結構ですので付けてください)

●お名前(ふりがなもお願いします。匿名、ペンネームでの掲載は不可です)

●メールアドレス

●年齢

●郵便番号と住所

●登山歴

●よく行く山名、山域

※文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。


【山の川柳】

「夏休み 孫と一緒に 百名山」

「お父さん 登山道具を 片付けて」

「登れども登れども ぴくりとも動かぬ 体重計」など、山に関する川柳を募集します。どうぞ気軽にお送りください(川柳の投稿はペンネームでも可)。編集部が審査して、段位を授与します!


【よもやまばなし】

山で体験したちょっといい話や不思議な話、使って役立った装備や安全登山のための工夫、昔の登山の思い出などを募集します。お気軽にご投稿ください。こちらの投稿もペンネーム可です。文字数は400字以内でお願いします。


投稿先メールアドレス

weekly@yamakei.co.jp

※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・表紙写真応募」または「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」「週刊ヤマケイ・山の川柳」「週刊ヤマケイ・よもやまばなし」とお書きください。

※表紙写真に採用された方、読者の登山レポートに採用された方には週刊ヤマケイのロゴ入り測量野帳を進呈します(初回のみ)。また山の川柳で高段位になられた方にも測量野帳を進呈します。どしどしご応募ください。

登山の「まさか」に! レスキュー費用保険で、確かな安心を。

山岳遭難が増えています。無理のない日程、万全の装備、登山届、そして「レスキュー費用保険」。まさかの捜索・救助費用にしっかり備えて、安心登山を楽しみましょう!

登山やアウトドアスポーツなど、日本国内での野外活動中に遭難事故に遭った際、捜索・救助に要した費用に対して保険金をお支払いする保険です。

※海での活動は除きます

保険料、補償、加入方法を見直して、さらに充実!

※平成28年4月20日より

日本アルプス各地や八ヶ岳などの主要な登山口への便利なアクセスとしてすっかり定着した登山バス「毎日あるぺん号」。

電車・バスなどを乗り継ぐ面倒もなく、各地に早朝に到着できることから、利用者が増え続けています。

日本山岳遺産基金賛助会員の(株)毎日企画サービスでは、今期も夏・秋を中心に毎日あるぺん号を企画・実施いたします。

登山にかかる日数やコストの軽減をお考えの方は、登山装備のひとつとして、ぜひご活用ください。

山小屋(95軒)とバスの自由な組み合わせで申し込みができるセットプランもお見逃しなく。

山梨県警察山岳遭難防止キャンペーン

10月5日(水)、東京・西新橋で開催

山梨県警察が主催する山岳事故防止のための勉強会が10月5日に開かれます。

山梨県出身のアスリート、萩原智子さんが「1日安全登山大使」として県警山岳救助隊員と出席するトークショーや、山岳遭難発生状況の説明などの勉強会が開かれます。入場は無料ですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

***

日時:10月5日(水)13:30~14:30

会場:フォーラムS+ 西新橋

東京都港区西新橋2-8-11

内容

(1)「1日安全登山大使」任命式

元オリンピック競泳選手で、山梨県出身の萩原智子さんが任命されます。

(2)山岳遭難発生状況の説明

・スライドにより、山岳遭難の発生状況を説明します。

・山梨県警察山岳救助隊による救助活動状況・動画を上映します。

(3)トークショー

萩原智子さんと県警山岳救助隊員によるトークショー。

入場無料

定員70人

申し込み・問い合わせ:アルパインツアー

03-3503-1911(平日9:30~18:30)

info@alpine-tour.com

マウンティンゴリラ登山学校「安全登山のための運動生理学とトレーニング学」

10月22日(土)、東京・飯田橋で開催

講師は運動生理学の第一人者、山本正嘉氏(鹿屋体育大学教授。東京大学スキー山岳部OB)

マウンティンゴリラ登山学校では第12回机上講座を開催します。今回は「安全登山のための運動生理学とトレーニング学」と題し、8000m峰無酸素登頂など、実践と研究を両立する、運動生理学の第一人者・鹿屋体育大学教授・山本正嘉氏を講師に迎え、安全登山のノウハウを解説。身体の仕組みと関連づけながら、疲労や障害といった体のトラブルについても説明し、より安全で快適な登山のためのヒントを伝えます。

***

日時:10月22日(土)14:00~16:00

参加方法:参加費無料、要申し込み

会場:日本勤労者山岳連盟事務所

東京都新宿区新小川町5-24

JR・地下鉄飯田橋駅下車、徒歩10分

申し込み先:マウンティンゴリラ登山学校事務担当 木元康晴

メールアドレス:kimoto.y666@gmail.com

電話番号:090-8063-6851

申し込みフォーム

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc2qkHfwQV1hnnuHaI7WCEMiOvin5bc9ZDGjQ8Yi65DnmMc3g/viewform

詳細は下記URLより

https://sites.google.com/site/gorillamountainschool/oshirase

『マウンテンスポーツマガジンVOL.6 トレイルラン2016 AUTUMN/WINTER』

基本知識を学ぶための100個のQ&A

「今回の特集は「トレイルランニングの基本Q&A100」。加速度的に進化する専用装備、これまでになかった斬新なトレーニング論、山に入るなら必ず知っておくべき常識やマナーなどについて、トレイルシーンをリードする専門家14人に協力を仰ぎ、100個の疑問を解決します!

https://www.yamakei.co.jp/products/2816924500.html

発売日:2016年9月30日/販売価格:1200円+税/ページ数:136ページ/判型:A4変形判/ISBN:978-4-635-92448-1

9月の新刊
商品名 発売日 販売価格(本体価格)
『ROCK & SNOW 073 秋号』 9/6 1,333円+税
『屋久島ジオガイド』 9/8 1,800円+税
ヤマケイ文庫『あやしい探検隊 アフリカ乱入』 9/9 600円+税
『ワンダーフォーゲル』2016年10月号 9/10 926円+税
『山と溪谷』2016年10月号 9/15 1,018円+税
『クオッカ 世界一幸せな動物』 9/15 1,100円+税
ヤマケイ新書『御嶽山噴火 生還者の証言 事故から2年、復活への兆し』 9/16 880円+税
『マタギ奇談 狩人たちの奇妙な語り』 9/16 1,100円+税
YAMAKEI CREATIVE SELECTION『母がつくった山小屋 黒百合ヒュッテ六十年』 9/16 1,600円+税
ヤマケイ文庫『果てしなき山稜』 9/22 950円+税
ヤマケイ文庫『坂本竜馬を歩く』 9/22 800円+税
『ときめくインコ図鑑』 9/23 1,600円+税
ヤマケイ文庫『山釣り』 9/23 890円+税
ヤマケイ文庫『あやしい探検隊 焚火酔虎伝』 9/23 700円+税
DVDブック『甲野善紀と甲野陽紀の不思議なほど日常生活が楽になる身体の使い方』 9/23 1,800円+税


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編集スタッフ
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本誌は、できるだけ正確な情報を掲載するよう心がけておりますが、山行時はご自身で現地の最新情報のご確認をお願いいたします。