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中国山地の名峰、氷ノ山でスノーシューを

氷ノ山自然ふれあい館 響の森

西日本屈指のパウダースノーを満喫!(写真提供=氷ノ山自然ふれあい館 響の森)

みんなが笑顔になれるところがスノーシューハイキングのいいところです(写真提供=氷ノ山自然ふれあい館 響の森)

雪山の楽しみ方として、すっかり定着したスノーシューハイキング。全国各地のフィールドでレンタルが整い、フィールドを熟知したガイドさんが、ふかふかの新雪の楽しみ方を教えてくれます。

今回ご紹介するスノーシューフィールドは中国山地の名峰、氷ノ山(ひょうのせん)。標高1510mは中国地方では大山に次ぐ高さで、日本海に近いので雪も深いのです。

「氷ノ山自然ふれあい館 響の森」ではスノーシューのさまざまなプログラムを用意しており、雪化粧をほどこした木々や、真っ白な雪原など、冬ならではのダイナミックな自然を楽しめます。雪の上には動物の足跡が見つかるかも!

氷ノ山を知り尽くしたガイドさんの案内で、雪の名峰を楽しんで歩いてください。

信州の山岳遭難現場より

島崎三歩の「山岳通信」。

長野県では、県内の山岳地域で発生した遭難事例をお伝えする「島崎三歩の山岳通信」を配信しています。

1月25日に第56号、30日に第57号が配信されました。1月11日から1月19日までの遭難事例が掲載されております。

長野県の1月1日から22日までの山岳遭難発生件数は前年比4件増、死者は前年比1人増の2人でした。

遭難が、いつ、どこで発生したのかを知ることで、自分自身の遭難防止にぜひ役立ててください。

・・・

・1月11日、白馬乗鞍岳で、51歳の男性がバックカントリーで入山し、スキー滑走中に転倒。軽傷をおい、スキー場パトロール隊員に救助されました。

・1月12日、八ヶ岳連峰赤岳で、32歳の男性が地蔵尾根を間違え、別の尾根を下山中、スリップして約50m滑落。軽傷をおい、県警ヘリで救助しました。

・1月16日、野沢温泉スキー場で、オーストラリア人と思われる家族(57歳女性、25歳男性、23歳男性、18歳男性)が滑走中に行方不明となる事案が発生しました。警察、遭対協などで捜索した結果、17日に無事4人を発見、救助しました。

・1月17日、36歳男性が中央アルプス木曽駒ヶ岳へ登山に出かけたまま行方不明となっている事案が発生しました。駒ヶ根署では遭難したとみて捜索しています。

(内容は長野県警察本部の発表時点のものです)

・・・

なお、下記URLより、「島崎三歩の山岳通信」バックナンバーもご覧いただけます。今後の登山にぜひ役立ててください。

http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/sotaikyo/sangakutusin.html

(文=週刊ヤマケイ編集部)

大雪山・東ヌプカウシヌプリ

冬景色の十勝平野を眼下に登頂

稜線に出ると雪庇ができつつありました(写真=谷水 亨)

頂上南斜面から十勝平野を望む(写真=谷水 亨)

1月23日、晴れ、トレースなし

大雪山国立公園は北大雪、表大雪、東大雪、十勝連峰と4つの山岳地帯にわかれ、面積は22.6万haと東京都をすっぽり包み込む大きさです。

その一画で東大雪の南端部にある然別湖山群の東ヌプカウシヌプリに、札幌近郊の里山しか登ったことのないという初級者をサポートしながら登ってきました。この山は標高差350mのため初級者でも夏なら1時間ほどで登れますが、冬は登山者も少なく、トレースがついていることも少ないので、充分な準備と経験が必要です。

今回も前夜に降った雪で、前々日まではついていたであろうトレースはなく、夏道ルートをたどりながらのラッセルです。途中、倒木のひどい箇所では迂回する場面もありましたが、1時間30分ほどで山頂に到着しました。

低山とはいえ、冬景色の十勝平野を眼下にした初級者の山仲間は冬山登山の魅力に感激していました。30分ほど休憩をとってから下山しましたが、湖畔では然別湖コタン祭が1月28日から始まっています。冬の観光も楽しまれると、山同様に大自然を味わえるのでよいかと思います。

(文=谷水 亨/北海道アウトドア夏山ガイド認定者)

蔵王連峰・後烏帽子岳

青空のもと、展望抜群の山頂へ

屏風岳の展望も素晴らしい(写真=福井美津江)

雪が落ちてしまった様子(写真=福井美津江)

1月29日、晴れ

みやぎ蔵王えぼしリゾートのゴンドラとリフトを使い、ゲレンデトップよりスキーにシールを装着し入山。雪への沈みこみは10~20cmほど。歩きやすい雪質でした。風弱く、遠くまで見通せる絶好の天候に恵まれたおかげで、問題なく山頂まで往復することができました。

下山時は前烏帽子岳側の尾根へ進まないように注意が必要です。山頂から刈田岳方面を見渡すと、いまの時期は真っ白であるはずのエコーライン周辺は、雪の落ちた木々の茶色が目立っておりました。

(文=福井美津江/『宮城県の山』共著者)

南八ヶ岳縦走

阿弥陀岳北稜の登攀と赤岳から硫黄岳への縦走

中岳付近から見る阿弥陀岳(写真=金丸勝実)

赤岳から横岳に向かう縦走路(写真=金丸勝実)

1月28日~29日、28日晴れ、29日晴れのち曇り

厳冬期の八ヶ岳山行は天候に大きく左右されます。今回、登山日が移動性高気圧の圏内に入ることを気象予報で見極め、美濃戸から入山することにしました。山行の前夜は、美濃戸口の八ヶ岳山荘の仮眠室(有料)を利用し、早朝の出発に備えました。

まずは南沢ルートで行者小屋を目指しました。冬山は常に雪崩などのリスクがあり、積雪状況や風速などの天候条件によりルート選択を迫られます。今回は積雪など雪の状態もよく、風も穏やかだったので、予定通り北稜からのバリエーションルートでまずは阿弥陀岳に登攀しました。北稜は人気ルートなので、トレースもしっかりとしており、雪もよくしまっていて快適な登攀ができ、昼過ぎに阿弥陀岳のピークを踏みました。午後の行程は阿弥陀岳から赤岳への縦走です。まず注意が必要なのは阿弥陀岳からの下りで、雪壁の状態によってはロープを出したほうが安全です。しかしこの日は状態がよかったのでロープを出すこともなく、ダブルアックスで対応できました。稜線も雪の状態がよく、ラッセルをすることもなく、雪庇に注意しながら歩きました。

中岳を越え、赤岳への登り返しは思った以上に辛かったのですが、好天と素晴らしい展望に後押しされ、15時過ぎに赤岳の山頂に到着できました。山頂では少し展望を楽しみ、今夜の宿泊小屋の赤岳天望荘に下りました。天望荘は2月21日宿泊まで冬期営業の予定で、厳冬期に標高2700mで宿泊できる山小屋があるのはありがたいです。

2日目は夜半来の強風が収まり、穏やかな朝を迎えました。といっても厳冬期の八ヶ岳では10m前後の風は常に吹いています。気象予報では午後から下り坂ということだったので、予定通り硫黄岳に向かって縦走することにしました。

縦走路の積雪も良好で、横岳周辺の岩稜は凍結しているので、通過には注意を払う必要がありましたが、展望にも恵まれ厳冬期の雪稜を楽しむことができました。赤岩の頭から赤岳鉱泉までの下降路は、雪崩の心配もなく、トレースはしっかりとしていました。赤岳鉱泉ではアイスキャンディフェスティバルが開催され、大勢の登山者でにぎわっていました。

八ヶ岳は厳冬期においてもアプローチがよく、冬期営業の小屋もあるので、他の雪山に比べて行きやすいと感じられますが、ひとたび天候が悪化すると大変厳しい状態になります。また、アイゼンやピッケルを使った岩稜や雪稜歩行に慣れていることも重要です。しっかりとした冬山の装備と技術を準備し、厳冬期の八ヶ岳を楽しんでほしいと思います。

(文=金丸勝実/『三重県の山』著者)

南アルプス前衛・入笠山

大パノラマとふかふかの新雪を楽しみました

マナスル山荘本館からの夕景(写真=原 誠一)

大阿原湿原にて新雪のラッセルを楽しむ(写真=原 誠一)

1月28日~29日、晴れ

JR中央線、中央自動車道のどちらからでもアプローチが簡単で、スノーシューハイクが楽しめるエリアというと、南アルプス前衛の入笠山があげられます。今シーズンも2回目の山行となりました。

富士見パノラマスキー場のゴンドラを降りて、30分のアプローチでマナスル山荘本館に着きます。そこに荷物をデポさせていただき、スノーシューをきかせながら入笠山山頂を目指しました。頂上に立ってみると360度の大パノラマです。

夜はマナスル山荘の小屋番さんたちとの語らいと名物飲み放題コースを堪能しました。

翌日は大阿原湿原でふかふか新雪のラッセルを楽しんでから、再び入笠山に登りました。2日続けて大快晴に恵まれ、満足できた山歩きでした。

(文=原 誠一/アルプスネイチャークラブ・登山ガイド)

那須連峰・茶臼岳

公共交通機関を使って日帰りで登れる雪山

茶臼岳の西側には燧ヶ岳、平ヶ岳、会津駒ヶ岳、中ノ岳、越後駒ヶ岳のパノラマが広がっていた(写真=石丸哲也)

茶臼岳から北側の展望。近くは那須最高峰の三本槍岳(中央)、鋭峰の朝日岳(左)、三本槍岳の左奥は飯豊連峰、右端奥は安達太良山(写真=石丸哲也)

1月29日、快晴

都心から公共の交通機関を利用して、日帰りで登れる雪山はあまり多くはありません。その貴重な山のひとつが那須の主峰である茶臼岳です。冬期はロープウェイが運休となり、バスも手前の大丸温泉止まり。しかも1日2往復で、行きはJR東北本線・新幹線の那須塩原駅8時05分、黒磯駅8時20分発の午前便、帰りは大丸温泉15時12分(水曜は15時27分)の午後便のみとなります。さらに登山コース上の峰ノ茶屋跡は強風の名所で、人が吹き飛ばされることさえあります。29日は午後まで晴天が続き、風も穏やかな予想だったので、急きょ、出かけてきました。

当日、車窓から見る那須連峰は低く垂れた雲に隠れて、陰鬱な趣きでしたが、大丸温泉に着くと晴れ間が出て、さらに峠ノ茶屋付近で雲の上に出て、快晴の空が広がりました。

ここ1週間ほど、降雪がなく、気温も高めだったのか、所々、地肌が出ており、積雪の上もしっかりしたトレースがあって、快調に高度を稼げました。また、東~南側は雲海でしたが、西~北側はよく晴れて、遠く白銀の山々が連なって見えました。

那須岳神社の祠が祀られた茶臼岳最高点の展望は素晴らしく、日本百名山だけでも男体山、日光白根山、至仏山、燧ヶ岳、平ヶ岳、会津駒、越後駒ヶ岳、飯豊連峰、磐梯山、吾妻連峰、安達太良山と11山を数えることができました。

いくら眺めても足りないほどのパノラマに後ろ髪を引かれつつ下山。ゆっくり風景を眺めたり、写真を撮ったりしながら戻りましたが、14時前に大丸に帰り着き、掛け流しの源泉で温まることもできました。利用したのはバス停前の那須大丸ガーデンです。入浴料金は600円ですが、インターネットを見たといえば500円になりますし、食堂、売店があり、食事や飲み物、土産物の購入もできて便利です。大丸温泉に下り着くと同時に広がってきた雲は、バスに乗るころには山々を隠してしまい、天気のタイミングのよさに感謝しながら帰京しました。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

上州・武尊山

雪の鋭峰と雲海の絶景とスカイブルーの武尊山

剣ヶ峰から武尊山山頂へは樹林帯沿いの雪稜を進む。発達した雪庇に警戒が求められる(写真=奥谷 晶)

鋭く突き立った剣ヶ峰の鋭峰。下降した雪の急斜面を振り返る(写真=奥谷 晶)

1月29日、晴れ

本格的な寒波が到来して以降、週末の貴重な登山日和の日に、上州武尊(ほたか)山に行ってきました。スキー場の駐車場やリフトが利用できるなど、アクセスの良さで知られている武尊山ですが、悪天候であれば、強風、ホワイトアウト、雪庇の崩壊、ラッセルと厳冬期の厳しい洗礼を覚悟しなければなりません。

しかし、この日ばかりは前日に続いて快晴・微風の絶好のコンディション。トレースもしっかり残っていて、雲海上の快適な雪稜歩きを堪能できました。2000m級の山とは思えない剣ヶ峰の天をつく鋭峰は、白く輝いて美しく、アルペン気分を盛り上げてくれました。

持参したワカンの出番はなく、終始アイゼンとストックで行動することができました。さすがに頂上付近は10m前後の風があり、長居はできません。また雪庇が発達中で、大きな亀裂も観測されており、視界不良時には要警戒です。午後には雲が広がり、翌日以降かなりの降雪が予測されており、状況は一変するものと思われます。

(文=奥谷 晶)

群馬県・赤城山

風のない穏やかな日に登った赤城山最高峰

黒檜山頂上の北側にある展望地から見た、浅間山(右)と八ヶ岳(左)(写真=木元康晴)

黒檜山から下った雪庇の区間を進む(写真=木元康晴)

1月28日、晴れ

雪の赤城山を登りに行ってきました。たどったのは大沼湖畔から最高峰の黒檜山に登り、そこから南の駒ヶ岳へと縦走する、もっともポピュラーなコースです。

あかぎ広場前バス停から、わかさぎ釣りの人でにぎわう大沼を見つつ、車道を歩いて黒檜山登山口へ着くと、すでにコース上にはしっかりしたトレースがつけられていました。

猫岩を過ぎ、遠くに富士山を望む展望スポットを過ぎると、霧氷に覆われた樹々も見られるようになり、雪山らしさが感じられます。たどり着いた稜線を左に進んで黒檜山の頂上に立った後は、さらに北へ5分ほど歩いた展望地へ。上越方面は雲が目立ったものの、北には皇海山(すかいさん)や日光の山々、西には浅間山、その左には八ヶ岳の山並みも見渡すことができました。

展望地から引き返し、黒檜山大神の社の前を通過して急斜面を下降。やがて左手に雪庇の張り出した区間が続くようになり、慎重に進みます。

狭い駒ヶ岳の頂上を過ぎて鳥居峠へ続く稜線を離れ、右手の下山路へ。雪に埋もれた階段を通過して、斜面をジグザグに下り、傾斜が緩むと駒ヶ岳登山口。あとは車道を右へ少しだけ歩き、あかぎ広場へと戻りました。

(文=木元康晴/登山ガイド)

浅間連峰・池の平湿原~東篭ノ塔山

静かなスノーシューハイキングを堪能しました

東篭ノ塔山の山頂から見た車坂峠、黒斑山~浅間山方面(写真=加涌由貴)

湯の丸高原・池の平湿原入口付近にて(写真=加涌由貴)

1月24日、曇り時々雪のち晴れ

湯の丸スキー場第6駐車場(無料)に11時半ごろ到着し、第6リフトで上がります。リフトを降りてスノーシューを履き、左方向へ進んで湯の丸高原林道に出て池の平湿原入口まで歩きます。池の平まではスキーの滑った跡があり、また電柱もあるので雪原でもわかりやすいです。

池の平から東篭ノ塔山までは夏道で50分ですが、この日は踏み跡もなく、地図と木の枝のリボンを確認しながら新雪の樹林帯斜面を登り、山頂に着きました。山頂手前は雪原から石の頭が出ているのでスノーシューを外しましたが、林間域の雪だまりは40~50cmくらい足が沈む箇所もあるほどの積雪量です。

登ってきた道を戻って下山して、池の平湿原の雪原を歩いていると、ここで初めて2名の山スキーヤーに出会いました。

リフトは上りのみ利用可能で、登山届けはリフトで受理しています。下山時に声をかけてと言われていたので、営業が終わる16:30時前に駐車場へ戻りました。

なお、10本爪アイゼンも携行したが今回は使いませんでした。

(文=加涌由貴)

浅間連峰・黒斑山

多くの登山者でにぎわう人気の山

噴煙が昇る浅間山(噴火警戒レベル2)(写真=加涌由貴)

1月25日、晴れ時々曇り

長野県側からチェリーパークラインで高峰高原ホテル前の駐車場に到着。車坂峠から表コース~避難小屋~トーミの頭~黒斑山~中コース~アサマ2000スキー場~高峰高原ホテルと歩きました。前日と比べると、寒波が通過して晴れる時間が多く、暖かく感じました。

黒斑山は人気の山のようで、この日は平日でしたが15名近い登山者と出会いました。踏み跡が多数あるのでルートはわかりやすいのですが、槍が鞘(赤ゾレの頭)から先はスノーシューよりもアイゼンのほうがよさそうです。またトーミの頭手前の斜面は、草すべり側に落ちないように注意が必要です。

中コース途中の分岐点からアサマ2000スキー場への道はふかふかの雪で、スノーシューには最適な林間の雪原でした。

ほかの登山者の装備を見ると、アイゼン+ストックで歩き、装備としてワカンとピッケルを携行している方が多いように感じました。自分の装備はスノーシュー、10本爪アイゼン、ストックでした。なお、気象情報によると、この日の菅平高原の最低気温はマイナス25度でした。

(文=加涌由貴)

箱根・金時山

金時登山口バス停から登り、乙女峠バス停方面へ下りました

古くから富士山の展望台として人気の金時山山頂(写真=石丸哲也)

上:金時山から乙女峠への尾根道にはブナの木も目立つ。下:長尾山付近から眺める神山とカルデラ、外輪山(写真=石丸哲也)

1月22日、快晴

富士山をはじめとする展望、手ごろで変化のある行程、山頂の茶屋などの魅力があいまって、箱根でももっとも人気が高い山である金時山。

ロングコースもありますが、今回はオーソドックスに神奈川県箱根町側の金時登山口バス停から登り、静岡県御殿場市側の乙女峠バス停方面へ下りました。逆コースでもよいのですが、乙女峠バス停からだとバス停ですぐ富士山の絶景を眺められ、登る途中でも富士山が顔を出します。しかし、金時登山口からだと山頂で初めて富士山の全容を眺められて、一段と感動が大きくなります。さらに、帰りに御殿場温泉に寄るにも好都合です。金時登山口、乙女峠、御殿場市温泉会館前の各バス停には箱根町側から箱根登山鉄道や路線バスを乗り継いで行くこともできますが、新宿発、御殿場駅経由の高速バスを利用すると、乗り換えがないうえ、交通費も安上がりとなります。

金時山へ向かって東名高速を快調に走るバスの車窓からは、富士山がくっきりと眺められましたが、箱根に着くころには山頂に雲がかかっていました。金時登山口バス停から住宅地を少し進み、山道に入ると外輪山山腹の急登となり、箱根名物のハコネダケも見られるようになります。矢倉沢峠で外輪山の尾根上に出て、尾根道を金時山へ向かうと露岩や砂礫の斜面が現われ、振り向けば箱根火山の中央火口丘で最高峰でもある神山がどっしりとそびえています。神山の裾野には仙石原や芦ノ湖が広がるカルデラ、さらにカルデラを囲む外輪山も眺められ、箱根独特の地形がよくわかります。

日陰ではところどころ雪が残っていましたが、アイゼンを着けるほどでもなく、最後の急坂を登りきって金時山山頂に着くと、待望の富士山に出迎えられました。頂上付近に雲がかかっていましたが、時々切れて全容を見せてくれました。積雪は10~20cmほど。天気はすこぶるよいのですが、風が強く、ベンチや露岩上で休んでいる人もほとんどいません。風当たりを避けて昼食をとった後、外輪山を乙女峠へ下りました。こちらの道は矢倉沢峠側より雪が残っていて、ちょっとした雪山気分です。樹林もブナが目立つなど雰囲気が異なります。

乙女峠で外輪山の尾根道と別れて、御殿場側へ下ります。林道に下り着いたら、左へとれば乙女峠バス停ですが、右へとって、御殿場温泉を目指します。これまでの登山道より整備が劣るものの、道ははっきりしており、要所に指導標もあります。ただし「御殿場温泉」ではなく「乙女駐車場」と記されているものが多いです。

バス道路でもある国道138号を横切りながら下って、乙女駐車場の先で国道138号に出れば、施設の整った富士八景の湯がありますが、少し下の御殿場市温泉会館を目指します。温泉会館は入浴料が500円と安く、3年前にリニューアルされ、きれいになるとともに休憩室や食堂も増設されています。内湯のみですが、大きな窓から正面に望む富士山は雲がすっかり晴れて、山行のフィナーレを飾ってくれました。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

西伊豆・海金剛

人気が高いスーパーレイン

海岸から見上げる海金剛(写真=金丸勝実)

スーパーレイン4ピッチ目の登攀(写真=金丸勝実)

1月22日、曇り時々晴れ

寒波の襲来で日本海側は積雪が多く、山に入るには厳しい気象条件になっています。ところが太平洋側はほとんど積雪がなく、晴れる日が多いです。雪山も魅力的ですが、こんな時は無理をせず、冬でも暖かい岩場を求め、伊豆に向かうことにしました。

西伊豆の海金剛は、冬場でも楽しめる岩壁として知られています。岩壁にはマルチピッチルートが何本か引かれていますが、そのなかでも人気が高いのがスーパーレインです。クラックで繋がった7ピッチのルートで、終了点以外は支点がなく、ギアを駆使しながら登る楽しさがあります。登攀自体も変化があっておもしろいのですが、なにより素晴らしいのは、シークリフというロケーションです。高度感、開放感とも抜群で、リピーターが多いのがうなずけます。私自身も今回が5度目となりました。

ルートですが、4ピッチ目のルート上に剥離などがあり、不安定な部分がありましたが、撤去され整備されたようです。また、ルートを外してしまうと、非常に不安定な部分もあるので注意が必要です。

この日は、風が強くなり、曇りがちで肌寒い天気だったので、最終ピッチを残し登攀終了としました。岩壁までのアプローチに往復2時間かかります。登攀時間はグループ編成や力量にも左右されます。時間にゆとりを持たせたプランニングが必要です。駐車場として利用するキャンプ場は、時間制限があるので、ルールに従ってください。

(文=金丸勝実/『三重県の山』著者)

※編集部注:マルチピッチルートには、クライミング初心者、初級者だけで安易に取り付かないようにしてください。

滋賀県・伊吹山

白山や琵琶湖の展望を満喫しました

白山方面をバックに(写真=増村多賀司)

琵琶湖を眺めながら下山(写真=増村多賀司)

1月28日、晴れ

三之宮神社の近くの駐車場に車を起き、神社にお参りしてスタートしました。一合目までは雪も少なく歩きにくいですが、そこから先は雪もたっぷりあり、アイゼンを付けると歩きやすくなります。ボードや山スキーの人も登っています。時折ガスが通過しますが、次第に青空が広がりました。六合目にある避難小屋の床にはアイゼンの跡が多数ありましたが、休憩する場合は面倒でも外しましょう。

ここから夏道はジグザクに付けられていますが、冬は直登になります。背後に広がる琵琶湖の景観に励まされながら急登が終わると、山頂の一角に飛び出します。標高1377mの山ですが、エビのしっぽが発達していました。

展望は申し分なく、琵琶湖や比良、鈴鹿の山々、濃尾平野、南アルプスから北アルプスが見渡せます。ひときわ目を引くのが真っ白な白山です。

下りの急斜面は登りの人や滑走の人もいるので、雪の塊などを落とさないよう慎重に歩きます。終始、西日に美しく輝く琵琶湖を眺めながらの下山となりました。

(文=増村多賀司/写真家)

滋賀県・蛇谷ヶ峰

山スキーと琵琶湖の絶景を楽しみました

蛇谷ヶ峰の頂上にはひっきりなしに登山者たちが上がって来る(写真=山口敬二)

琵琶湖の絶景を眺めながらのぜいたくなランチ(写真=山口敬二)

1月28日、晴れ

比良山系の最北に位置する蛇谷ヶ峰(901m)は1000メートルにも満たない標高の山ですが、冬は積雪が多く、スノーシューや山スキーなど登山者には人気の高い山です。今回は麓の朽木スキー場からリフト沿いに登り、ゲレンデトップから東側の尾根を、スキーを担いで上がりました。

この日は絶好の天気に恵まれ、登るにつれ眼下の白い大地には大きな琵琶湖が広がっていきました。そして山頂からは比良山系の主峰・武奈ヶ岳や滋賀県最高峰の伊吹山などが一望できました。

私たちはまぶしい雪面に腰を下ろすと、この素晴らしい絶景を欲しいままにランチを楽しみました。下山は往路をたどり817m地点でスノーシューの友人と別れると、ゲレンデまでの谷筋ルートを滑りおりました。

(文=山口敬二)

岡山県・おくの細道アルプス

晴れの国岡山、瀬戸内沿いのハイキングを楽しみました

戦国時代の武将宇喜多直家が生まれた砥石城址にて、歴史講話に耳を傾ける(写真=舩越 仁)

谷沿いの湿地に生えているラクウショウ(落羽松・別名ヌマ杉)の気根(写真=舩越 仁)

1月26日、晴れ

この山域は岡山市と瀬戸内市の境界に広がる里山です。そのユニークなネーミングは、ルート内の大賀島寺に芭蕉の句碑(梅香塚)があることと、旧町名の邑久(おく)をもじってつけたそうです。そして10数名の地元の有志の皆さんが地権者の同意を得て、登山道の倒木の整理や下草刈り、風通し、見晴らしの確保などの整備に汗を流しておられます。

この日は私たちの新春初例会で、釣り公園から歩き始め、まず砥石城跡に登りました。平らな城址からは眼下に備前の穀倉地帯が開け、はるか遠くには大山の白い頭が確認できました。笠松神社を通り、ツツジの小路を抜け、瀬戸内海の一角が見通せるダンガメ山で大休止です。このコースに大きなコルはなく、全体的には馬蹄形をたどります。最後が大雄山山頂にある天台宗の古刹大賀島寺で、そこから猫の鼻を下るという楽しいホッコリハイキングでした。

(文=舩越 仁/みつがしわ山の会)

鳥取岡山県境・毛無山~西毛無山

大山展望、ドカ雪後の快晴に恵まれました

大山の展望台・毛無山に新雪を踏んで登ってきました(写真=舩越 仁)

新しいトレースをつけて、県境稜線を西毛無山に向かいます(写真=舩越 仁)

1月28日、晴れ

岡山県新庄村田浪の駐車場から毛無山を目指します。私たち3名の前に数名のカンジキトレースが伸びています。ストックをグリップまで打ち込んでも地面に届かない深雪です。天気予報で雪崩注意報が出ていることもあり、私たちは前のトレース(一般の谷コース)からわかれて積雪期ルート(尾根)を登ることにしました。ノントレースなのですが、どちらも仕事量は変わらないと思います。

尾根には天然杉の巨木や見事なブナの大木も現われます。1200m地点で両ルートが合流すると、やがて避難小屋です。ここで総勢11名が合流して頂上に向かいました。

雲ひとつない青空の下、真っ白な大山、右に烏(からす)ヶ山、さらに右に蒜山三座が横たわっています。私は汗かきなので上着を脱ぎ、フリースだけで登ってきました。風もそよ風程度で、厳寒の1月とは思えません。

私たちは頂上から南西にスノーシュードロップし、西毛無山を目指しました。このコースは積雪期限定の県境稜線です。ドカ雪だったので顕著な雪庇も見事な樹氷もありませんが、爽快なスノートレッキングが楽しめました。

(文=舩越 仁/みつがしわ山の会)

福岡県・宝満山

大ツララを見に登りました

みごとな大ツララができていました(写真=池田浩伸)

山頂では、暖かな日差しに雪も溶け始めていました(写真=池田浩伸)

1月26日、晴れ

幾日か寒い日が続き、大ツララがだいぶん大きくなっているのではないかと思い登ってきました。

昭和の森キャンプ場から河原谷コースを取ります。宝満山分岐を過ぎて渡渉点付近から雪が多くなり、アイゼンをつけました。

難所ヶ滝の大ツララは、みごとに大きな氷の柱ができていました。初めて見るその姿に同行者も感激の様子でした。

縦走路に上がるまでは、雪が深い場所もあり雪山を楽しむことができました。宝満山山頂は暖かな日差しが降り注ぎ、景色を見ながらゆっくりとコーヒーを飲んで下山しました。

(文=池田浩伸/登山ガイド)

大分県・八面山

冬陽を浴びメサ台地を歩いてきました

水の音を聞きながら金色渓谷の道を進む(写真=長谷川守克)

道傍に点在する巨石の代表格である和与石(写真=長谷川守克)

1月29日、晴れ

大分県中津市に位置する、メサ台地の八面山へ、昨秋整備された金色渓谷コース(金色川)を歩きに行ってきました。コースは、金色谷ルート入口より和与石へ、その後、八面山山頂を経て修験の道を進み、氷結した修験の滝を見た後、スタート地点に戻る周回としました。

渓谷コースは初めて歩くコースです。山上台地にある溜池の大池から流れ出す渓流の音を聞きながら、何度も渡渉し、岩石を登って滝上部をめざしました。滝上部からの展望はPM2.5の影響で少し霞んでいましたが、周辺の峰々は眺めることができました。

その後、歩を進め巨石の和与石を経て、二等三角点の設置された八面山山頂(基準点名:八面山)に到着。ここで冬陽を浴びながら昼食をとり、豊前平野、周防灘、国東半島の展望を味わった後、道傍に点在する巨石を眺めながら修験の道を進んでスタート地点に戻りました。

なお本山は、地元行政により整備され、道標も適所に設置されていますが、渓流歩きは滑落の危険性があり慎重に行動する必要があります。

(文=長谷川守克)

北海道・恵山

函館の火山に登りました

輝くシュカブラ(写真=三笠建次)

上:噴火口/下:噴火口の向こうに津軽海峡と下北半島(写真=三笠建次)

1月24日、晴れのち一時雪のち曇り

恵風ホテル脇の登山口から恵山(えさん)に登りました。恵山登山森林浴コースは10~20cmの積雪で、トレースはありません。十三曲コース上部では、股下まで埋まってのラッセルです。

岬展望台分岐から権現堂コース取付の途中でも股下まで埋まってのラッセルをしました。権現堂コースは、雪は付いていますがクラストしていなかったのでアイゼンはつけずに登ります。

噴火口が見える所まで登ると、津軽海峡越しに下北半島の海岸線が見えました。北側は内浦湾越しに支笏・洞爺の山並みを遠望できたり、西側は七飯岳方面も見えたりと、展望が素晴らしいです。ここで12時近くになったので山頂へ行くのは諦め、登ってきた道を戻りました。

(三笠建次/埼玉県/66歳/よく行く山:首都圏近郊の山)

岐阜県・金華山、百々ヶ峰

岐阜市を代表するふたつの山

百々ヶ峰(中左)と金華山(右)。手前は岐阜市街と長良川(写真=中川喜久)

(上)百々ヶ峰から見た金華山、(下)金華山から見た百々ヶ峰、山の大きさが全然違います(写真=中川喜久)

1月28日、晴れ

清流長良川を挟んで南と北に対峙する金華山(329m)と百々ヶ峰(どどがみね、418m)。金華山は山頂に岐阜城(今年は織田信長入城450年)を構え、眼下には岐阜市街地が広がります。かたや百々ヶ峰は岐阜市最高峰と、ともに岐阜市を代表する山です。

それぞれ複数の登山道があり、季節を問わず老若男女でにぎわっており、低山ながら山頂付近からは、西に伊吹山、北に北アルプス、御嶽山、東に中央アルプス、恵那山に一部南アルプスと、十を超える百名山が望め、南には遠くに名古屋の高層ビル群、濃尾平野が広がっています。

いずれの登山道もよく整備され、1時間前後で登ることができますが、部分的に岩場もあるので、スニーカーなどは避けたほうがいいです。

金華山は三角点が山頂(岐阜城付近)には設置されていません。探すのもおもしろいかもしれません。

(中川喜久/岐阜県/54歳/よく行く山:日本アルプス、岐阜市近郊の山)

京都一周トレイル

二ノ瀬から高雄へ

雪の残る二ノ瀬駅(写真=小林昭生)

薄く氷が張った沢ノ池(写真=小林昭生)

1月28日、晴れ

前回のゴールが二ノ瀬だったので、今回は二ノ瀬からスタート。

京都市内の中心部ではまったく見られなかった雪が、二ノ瀬駅にはまだいっぱい残っていました。駅から5分ほどでトレイルに合流。ここから夜泣峠を目指します。ジグザグを切りながら雪道の登りが約1km続きます。

ひと汗かいたころ、峠に到着。水分補給後、急坂をくだっていったん車道に出ると、再び登りが始まります。小峠までの長い急坂は夜泣峠の登りに増して辛いものでした。雪が深くなり歩行スピードがうんと遅くなります。立ちどまると風もなく、鳥の鳴き声もなく静寂そのもの。歩き出せばサクサクと雪を踏む自分の靴音以外は音のない世界。薄暗い林の中は少し気味が悪いようでした。

峠を越えると雪は少なくなり、歩きやすくなりました。氷室の集落までくだり、舗装路をしばらく進んだのちまた山道に入ります。アップダウンを繰り返すとやがて沢ノ池です。池には薄く氷が張っていました。広い池は小休止にいいところです。

最後の峠、仏栗(ほとぐり)峠を越えると紅葉の名所高雄までは遠くありません。ここからバスで帰路につきました。

一周トレイルは余すところ苔寺までの10km強となりました。桜の季節にのんびりと歩くのがよさそうです。

(小林昭生/奈良県/75歳/よく行く山:金剛山系はじめ関西一円の山々)

第七十九回

ホームセンター、山道具選びの味方かな(貧乏神)

登山中、天気も化粧も崩れは怖い(ガンバ)

凍みた雪。背中に足音、道ゆずる(にいしばG)

雪国は街でもいきる山スキル(山形山人)

【寸評】

一句目、貧乏神さん。わかります。意外と使えるものがあるんですよね。

二句目、ガンバさん。雪崩とか岩崩れとか、はたまた友情とか愛情とか、山で崩れるものは本当に恐ろしいです・・・・・・。

三句目、にいしばGさん。凍てついた山道では、安全第一。道をゆずる心の余裕が遭難防止につながります。

四句目、お久しぶりの山形山人さん。川柳スキルをいかして、これからも投稿お待ちしております!

【段位】貧乏神さんには「3000m級」を授与します。ガンバさんは「マナスル」に昇段。にいしばGさんはエベレスト「C3」に、山形山人さんはエベレスト「C4」に到着です。

【応募方法】

山に関する川柳を募集します。投稿先メールアドレスは「weekly@yamakei.co.jp」です。メールの件名には必ず「週刊ヤマケイ・山の川柳」とお書きください。ペンネームでの投稿も受け付けております(読者の登山レポートはペンネームでの投稿不可)。

なお、ご投稿いただいた方には1000m峰から始まる「山の川柳段位」を授与します。ふるってご応募ください。

週刊ヤマケイ「表紙写真」「読者の登山レポート」「山の川柳」「よもやまばなし」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんから表紙写真、登山レポート、山の川柳を募集しています。また新たに「よもやまばなし」も募集します。ぜひあなたの作品をお送りください。

【表紙写真について】

●タテ位置で撮影した写真に限ります。

●横幅1200ピクセル以上のjpeg画像。

●写真に簡単な説明も添えてください。


【読者の登山レポートについて】

●本文200字~300字。1ヶ月以内の山行に限ります。できれば2週間以内の情報をお寄せください。国内・海外は問いません。山名・日程・天気を明記。登山道の様子や開花状況などもできるだけ盛り込んでください。

●写真キャプション(写真の解説を簡単なもので結構ですので付けてください)

●お名前(ふりがなもお願いします。匿名、ペンネームでの掲載は不可です)

●メールアドレス

●年齢

●郵便番号と住所

●登山歴

●よく行く山名、山域

※文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。


【山の川柳】

「夏休み 孫と一緒に 百名山」

「お父さん 登山道具を 片付けて」

「登れども登れども ぴくりとも動かぬ 体重計」など、山に関する川柳を募集します。どうぞ気軽にお送りください(川柳の投稿はペンネームでも可)。編集部が審査して、段位を授与します!


【よもやまばなし】

山で体験したちょっといい話や不思議な話、使って役立った装備や安全登山のための工夫、昔の登山の思い出などを募集します。お気軽にご投稿ください。こちらの投稿もペンネーム可です。文字数は400字以内でお願いします。


投稿先メールアドレス

weekly@yamakei.co.jp

※メールの件名に必ず「週刊ヤマケイ・表紙写真応募」または「週刊ヤマケイ・読者の登山レポート投稿」「週刊ヤマケイ・山の川柳」「週刊ヤマケイ・よもやまばなし」とお書きください。

※表紙写真に採用された方、読者の登山レポートに採用された方には週刊ヤマケイのロゴ入り測量野帳を進呈します(初回のみ)。また山の川柳で高段位になられた方にも測量野帳を進呈します。どしどしご応募ください。

登山の「まさか」に! レスキュー費用保険で、確かな安心を。

山岳遭難が増えています。無理のない日程、万全の装備、登山届、そして「レスキュー費用保険」。まさかの捜索・救助費用にしっかり備えて、安心登山を楽しみましょう!

登山やアウトドアスポーツなど、日本国内での野外活動中に遭難事故に遭った際、捜索・救助に要した費用に対して保険金をお支払いする保険です。

※海での活動は除きます

保険料、補償、加入方法を見直して、さらに充実!

※平成28年4月20日より

日本アルプス各地や八ヶ岳などの主要な登山口への便利なアクセスとしてすっかり定着した登山バス「毎日あるぺん号」。

電車・バスなどを乗り継ぐ面倒がなく登山口に到着できることから、夏・秋の登山シーズンにはたくさんの登山者にご利用いただいております。

日本山岳遺産基金賛助会員の(株)毎日企画サービスでは、今期も、厳冬期に雪山登山をご計画の方に向けて、「冬山登山バス」をご用意しました。

登山にかかる日数やコストの軽減をお考えの方は、登山装備のひとつとして、ぜひご活用ください。

なお、冬山登山は到底無理とお考えの方には、山カフェ女子プランをはじめ、安全に、楽に雪道歩きが楽しめるプランもご用意しました。

山小屋とのセット割引など、電子パンフレットでチェックしていただき、無理のないスケジュールで冬の山旅をお楽しみください。

2月25日、「日本山岳遺産サミット」を開催します

特別講演は「山でのクマとの新しいつきあい方」

日本山岳遺産基金では、未来に残したい日本の豊かな自然環境や、人と自然の関わりを有する山岳地域を「日本山岳遺産」として認定し、環境保全活動や次世代育成活動を行っている団体に対して助成を行なっています。

2月25日(土)に開催する「日本山岳遺産サミット」では、2016年度の日本山岳遺産認定地および認定団体(本年度は美瑛富士・北海道/山のトイレを考える会、嘉穂アルプス・福岡県/嘉穂三山愛会)を発表し、認定団体の方々から活動状況のご報告をいただきます。

また本年は、クマの行動研究の第一人者、東京農業大学教授の山崎晃司先生をお迎えし、今年ニュースをにぎわせたクマをテーマに「山でのクマとの新しいつきあい方」と題した特別講演を行ないます。

開催概要は下記の通りです。参加希望の方は、HPから申し込みフォームに進み必要事項をご入力ください。みなさまのご参加をお待ちしております。

電書情報

山と溪谷社の既刊書籍が続々電子書籍化

昨年から、山と溪谷社では既刊書籍の電子書籍化を急ピッチで進めております。図鑑や写真集、ガイドブックや実用書など、読者の皆さんが「読みたい!」と思ったとき、電子書籍はすぐに読んでいただけます。今回は1月下旬から2月上旬に発売開始となる6冊をご紹介します。

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『ヤマケイハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花①』

「樹に咲く花」シリーズ1巻目となる「離弁花1」では、クルミ科、ヤナギ科、ブナ科、ニレ科、バラ科などを約350種を収録しています。

発売日:2017/1/27

基準価格:2880円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01N4QYZGL

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『ヤマケイハンディ図鑑4 樹に咲く花 離弁花②』

「樹に咲く花」シリーズ2巻目となる「離弁花2」では、マメ科、カエデ科、モチノキ科、ウコギ科などを中心に約450種を収録しています。

発売日:2017/1/27

基準価格:2880円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01N36VL6I

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『ヤマケイハンディ図鑑5 樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物』

「樹に咲く花」シリーズ3巻目となる「合弁花・単子葉・裸子植物」では、ツツジ科、イネ科、マツ科、スギ科などを中心に約460種類を収録しています。

発売日:2017/1/27

基準価格:2880円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01MSAE5KC

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『東京近郊 野鳥撮影地ガイド』

プロバードウォッチャーの♪鳥くんが、東京周辺の野鳥撮影スポットを紹介するガイドブック。著者自身がフィールドで得た情報が満載!

発売日:2017/2/4

基準価格:1120円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01N4TS2G5

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『ヤマケイアルペンガイドNEXT 駅から山登り 関東55コース』

都内の始発駅から往復3000円程度でアクセスできる、交通費が低廉で、交通の便がよいオススメの山を55コース集めたガイドブックです。

発売日:2017/2/4

基準価格:1440円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01N5V1UNQ

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『学べる!山歩きの地図読み』

地図読みをはじめるための不安を取り除き、読図に慣れるためのこの1冊。写真や図版を多用し、基礎知識をわかりやすく解説しています。

発売日:2017/2/4

基準価格:1200円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/B01N6WJFNU

『山岳遭難は自分ごと』

「まさか」のためのセルフレスキュー講座

山岳遭難は他人ごとではありません。東京都山岳連盟の救助隊隊長として、長年遭難現場に携わってきた著者が「事故に遭わないためにはどうすればいいのか」「もし当事者になってしまったらどうするか」という視点にたって、事故の具体例を示しながら解説。登山者必読の一冊です。

https://www.yamakei.co.jp/products/2816510450.html

著者:北島英明/発売日:2017年2月24日/販売価格:820円+税/ページ数:208ページ/判型:新書判/ISBN:978-4-635-51045-5

2017年1月~2月の新刊

商品名 発売日 販売価格(本体価格)
『ワンダーフォーゲル』2017年2月号 1/10 926円+税
『糞土思想が地球を救う 葉っぱのぐそをはじめよう』 1/13 1,400円+税
『山怪 弐』 1/19 1,200円+税
『いまから始める山スキー入門』 1/20 1,900円+税
『ときめく文房具図鑑』 1/20 1,500円+税
『岩と雪 Best Selection』 1/20 2,800円+税
ヤマケイ文庫『生と死のミニャ・コンガ』 1/20 950円+税
ヤマケイ文庫『時代別 京都を歩く』 1/20 880円+税
『新編 裏山の博物誌』 2/3 1,300円+税
『追憶の山々』 2/3 1,500円+税
『東海周辺トレイルランニングコースガイド』 2/10 1,900円+税
『山と溪谷』3月号 2/15 952円+税
『ときめく花図鑑』 2/17 1,600円+税
『復刻・穂高岳の岩場』 2/17 4,600円+税
ヤマケイ文庫『紀行とエッセーで読む 作家の山旅』 2/17 930円+税
分県登山ガイド『滋賀県の山』 2/17 1,900円+税
分県登山ガイド『神奈川県の山』 2/17 1,900円+税
『山岳遭難は自分ごと』 2/24 820円+税
『バイクパッキングBOOK 軽量パックシステムが創る新しい自転車旅』 2/24 1,800円+税
『アドベンチャーレースに生きる!田中正人×田中陽希』 2/24 1,300円+税
ヤマケイ文庫『若き日の山 串田孫一』 2/24 800円+税
分県登山ガイド『長崎県の山』 2/24 1,900円+税
『日本の屋敷林文化-美しい樹木景観を求めて-』 2/27 5,300円+税
『ニッポン縦断だより 佐多岬から宗谷岬までの100日間徒歩の旅』 2/27 2,000円+税


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