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今週末の「山のワンポイント天気」

秋も深まってきて、山々からは紅葉の情報が届いています。しかし、秋は天候の急変に注意が必要な時期でもあります。今週末の山の天気について、ウェブサイト「山の天気予報」を運営し、メールでの天気予報配信も行なっている株式会社ヤマテンの気象予報士・渡部均さんと小林充さんに解説していただきます。

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先週、千畳敷から木曽駒ヶ岳へ登ってきました。この日は天気がよく、風の当たらないところでは半袖でも問題ないほどでした。しかし、秋が深まるこの時期は天候が急変した場合、必要な装備を持っていなければ致命的な事態に陥る可能性があります。天気予報などを確認するとともに、防寒対策などしっかりした装備で秋山に臨むことが大切ですね。

(文責:渡部 均)

さて、今週末は西日本や東日本では高気圧に覆われて、登山日和になりそうですが、北日本では土曜日は風が強く、ぐずついた天気となり、北海道では雪になる恐れがあります。ヤマテンでは北海道の山岳に「降雪と風雪に関する警戒情報」を発表しております。登山を計画中の方は必ず最新の気象情報をご確認ください。

(文責:小林 充)

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10月18日(水)に、谷川岳で日帰りの空見ハイキングを行います。日本海と太平洋の分水嶺をなす、谷川岳へ天神尾根から登頂。気圧配置によって、日本海側と太平洋側の天候が大きくことなることを、錦織に染まる山腹を見ながら体感します。詳細については、こちらでご確認ください。

また、10月28日(土)から29日(日)には、蓼科山と横谷渓谷で空見ハイキングを行います。初日は、見所のある滝が連続する、信州屈指の紅葉美の横谷峡を訪ねます。到着後は、猪熊講師による山の天気を学ぶ講座を開催。翌日の蓼科山へは、七合目・一ノ鳥居からのスタートで、“雲や風の気持ち”の解説を聞きながら登ります。山頂では中部山岳のほとんどの山を望む360度の大パノラマを満喫します。詳細については、こちらでご確認ください。

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「山の天気予報」(月額324円)

コーヒー1杯分のご利用料金で、全国18山域の山頂天気予報や大荒れ情報、予想天気図、ライブカメラ、雨雲レーダー、観天望気講座などが1ヶ月使い放題。メールでの天気予報配信登録もおこなえます。サービスの詳細やご登録方法につきましては、下記URLでご確認ください。

https://i.yamatenki.co.jp/

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『山の天気にだまされるな!』

ヤマテンの猪熊隆之さんの著書『山の天気にだまされるな!』が好評です。一般の天気予報だけでは防げない気象リスクについて解説。猪熊さん自身が生徒を連れて登る「お天気ハイキング教室」の具体例などもとりいれて、わかりやすく解説しております。ぜひ一度、手にとってみてください。

https://www.yamakei.co.jp/products/2815510190.html

信州の山岳遭難現場より

島崎三歩の「山岳通信」

長野県では、県内の山岳地域で発生した遭難事例をお伝えする「島崎三歩の山岳通信」を配信しています。

9月22日に第88号が、27日に第89号が配信され、9月4日から15日にかけて長野県で発生した16件の遭難事例が掲載されております。

その16件の遭難のなかで5名の方が亡くなられました。滑落が4件、何らかの発病によるものが1件です。

突然死を含む発病による遭難は行動開始から早い時間帯で発生しています。自分の体調を確認しながら、慎重に行動してください。

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・9月4日、北アルプス針ノ木岳で63歳の女性が針ノ木雪渓を扇沢に向けて下山中、岩の上でスリップして転倒、左腕骨折の重傷を負い、遭対協隊員により救助されました。

・9月4日、奥秩父連峰の金峰山・廻り目平でボルダリングをしていた49歳男性がバランスを崩して転落、左足骨折の重傷を負い、救急隊に救助されました。

・9月7日、北アルプスの大キレットA沢のコル付近の岩場で、心肺停止状態の50歳男性を発見しました。何らかの原因により滑落したものと思われます。天候の回復をまって、9日に県警ヘリで救助しましたが、多発外傷による死亡が確認されました。

・9月7日、北アルプスの涸沢に入山した55歳の男性が行方不明になりました。9日に県警ヘリがパノラマコース慶応尾根付近の沢で発見、救助しましたが、その後、死亡が確認されました。パノラマコースを下山中に、何らかの原因によって登山道をはずれ、滑落したものと思われます。

・9月9日、北アルプス針ノ木岳に向けて登山中の61歳男性が、土捨場駐車場上方の登山道で何らかの発病により体調不良から行動不能になりました。その後、救急隊、消防救急隊により救助されました。

・9月9日、北アルプス槍ヶ岳の北鎌尾根を登山中の55歳男性が、何らかの原因により滑落。県警ヘリで救助しましたが、その後、死亡が確認されました。

・9月9日、北アルプス唐松岳に向けて登山中の70歳男性が、丸山ケルン付近で何らかの発病により体調不良から行動不能になりました。その後、県警ヘリで救助されました。

・9月10日、八ヶ岳連峰赤岳頂上山荘付近で、登山中の51歳女性がスリップして転倒、右足首を負傷し、県警ヘリで救助されました。

・9月10日、北アルプス常念岳一の沢登山道の「山の神」付近で、下山中の58歳男性が疲労により転倒、行動不能となりましたが、県警救助隊などにより救助されました。

・9月10日、北アルプス常念岳一の沢登山道の「烏帽子沢」付近で、下山中の74歳男性が転倒による打撲と疲労により行動不能となりましたが、県警ヘリで救助されました。

・9月13日、北アルプス涸沢岳東側斜面で、登山中の19歳男性が何らかの原因により滑落、県警ヘリで救助しましたが、頭部外傷により死亡が確認されました。

・9月14日、八ヶ岳連峰赤岳で、下山中の37歳女性が登山道上の砂利にスリップして転倒、右足首を負傷して行動不能になり、山梨県警ヘリで救助されました。

・9月14日、松本市中山の宮入山で、75歳の女性がキノコ採りで入山しましたが仲間とはぐれて道に迷い、行動不能になりました。警察などで捜索した結果、無事発見救助されました。

・9月15日、南アルプス仙丈ヶ岳大滝ノ頭五合目付近の登山道で、68歳の男性が倒れているのを別の登山者が発見。県警ヘリで救助しましたが、その後、死亡が確認されました。登山中、何らかの疾患を発症したものと思われます。

・9月15日、北アルプス白馬鑓ヶ岳小日向のコル付近で、下山中の50歳女性が濡れた岩でスリップして転倒、右足首ねんざをおい、県警ヘリで救助されました。

・9月15日、中央アルプス檜尾岳の檜尾避難小屋付近で、76歳男性が何らかの疾患を発症して体調不良から行動不能になり、県警ヘリで救助されました。

(内容は長野県警察本部の発表時点のものです)

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下記URLより、「島崎三歩の山岳通信」バックナンバーもご覧いただけます。今後の登山にぜひ役立ててください。

http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/sotaikyo/sangakutusin.html

(文=週刊ヤマケイ編集部)

谷川岳

9月24日(日)に3件の遭難が発生

谷川岳登山指導センターによると、24日(日)に3件の遭難が谷川岳で発生しました。

1件は一の倉沢での雪渓滑落によるもの、あと2件は体力不足での疲労からの行動不能です。己の体力の過信による遭難が増えているとのことですので、今一度、自分の体力を考えて、谷川岳に登るようにしましょう。

また、日照時間が短くなっています。下山遅れになってロープウェイに乗り遅れる登山者も出ているようです。下山遅れに注意し、ヘッドランプは必ず持参してください。これから紅葉の時期になると混雑も考えられますので、早めの行動をお願いします。

クマの目撃情報も多くなっています。クマ除けのスプレーやクマ鈴などで、クマ対策を行なってください。

(文=週刊ヤマケイ編集部)

写真5人展「ぜんぶつながっている!」

10月5日(木)~10月9日(月)、安曇野で開催

厳冬のブナ林/撮影=石田道行

午後の白馬沢/撮影=増村多賀司

週刊ヤマケイの常連寄稿者でもある、長野県安曇野在住の写真家・増村多賀司さんたちによる写真展が10月5日(木)から安曇野のギャラリーで開催されます。写真で出会い、写真でつながった5人による、それぞれの自然観に触れてみてください。

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写真5人展「ぜんぶつながっている!」

石田道行

川井健一

小杉峰之

高野邦夫

増村多賀司

日時:10月5日(木)~9日(月)

5日、6日は10:30~16:30、7日~9日は10:30~17:30

会場:ギャラリーレクラン

安曇野市穂高有明7686-1

(フランス郷土料理ガレットの店ブレ・ノワールに併設)

http://blenoir.muse.weblife.me/Lecrin.html

山里に息づく日本文化の真髄は忍術にあり

10月6日、東京・神田でトークイベント開催

国境のある山岳地帯で主に活動していた「忍者」。甚川浩志さんは、東日本大震災を機に、自然を制覇するのではなく、自然と共生する和の思考から、「野人流忍術」を立ち上げて忍者となりました。

その甚川さんが『職業は忍者-激動の時代を生き抜く術、日本にあり!』という新刊を新評論社から刊行され、それを記念してトークイベントがici club神田(ICI石井スポーツ)で開催されます。

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野人流忍術主宰・甚川浩志さんトークイベント

日時:10月6日(金)18:00~(開場17:30)

会場:ici club神田「アースプラザ」

東京都千代田区神田小川町3-6 EARTH PLAZA 6F

入場無料

参加定員:50名(要事前予約。定員になり次第締め切り)

主催:新評論

協力:ICI石井スポーツ登山本店

申し込み・問い合わせ

新評論営業部・寿南(すなみ)

TEL 03-3202-7391

Eメール sales@shinhyoron.co.jp

http://www.shinhyoron.co.jp/2403.html

『ひなびた温泉パラダイス』

しみじみシビレる名湯50選

『ひなびた温泉パラダイス』/著者:岩本 薫(ひなびた温泉研究所)、上永哲矢(ひなびた温泉研究所)/9月22日発売/1300円+税/A5変形判/192ページ/ISBN:978-4-635-08010-1

本邦初! 現代の時間の外にある温泉ガイド

ゴージャスな湯船、最高級のおもてなし、贅をつくしたご馳走・・・・・・そんな世間でいうところの極上温泉とか、絶景温泉に1ミリも心が動かなくなった人たちへ。

ひなびた温泉とは、ズバリ「このせわしない現代の時間の外にある温泉」です。ゆるくおおらかにそこにある。湯の表面、湯船、桶、蛇口やカラン、浴室全体、あるいは建物、温泉街自体に積もった時間を、五感を総動員してカラダいっぱいに、じんわり感じる。

そんなひなびた温泉の楽しみを解説した、本邦初のガイドです。

ガイドといっても、いわゆる一般の温泉ガイドのような泉質や効能についてはまったく触れず、ふたりの著者による「ひなびた温泉」への愛があふれるエッセイ。全国からまんべんなく集められた50の湯。ぜひ今度の山行の帰りに寄ってみてください!

大雪山・高原沼巡り

今年は紅葉を楽しむ登山者にとって最高の年

高原沼の高台からみた紅葉と東大雪の峰々(写真=谷水 亨)

高根ヶ原の裾野に広がる紅葉を撮影する同行者(写真=谷水 亨)

9月24日

今年の大雪山の紅葉は1週間ほど早くピークを迎えました。しかし、その後も気温が下がらず霜の影響もなかったようで、ウラジロナナカマドの赤色がダケカンバの黄色のピークを迎える時期まで色づいていたため、見ごろ時期が長くなり、紅葉を楽しむ登山者にとっては、最高の年となりました。

大雪山最後の紅葉は、いつも高原沼巡りで締めくくりますが、今回は山岳会の初心者と札幌在住の山友と紅葉を楽しんできました。ザックとお風呂道具を持って、レイクサイトからシャトルバスに乗り込みます。今年から協力金が駐車1台分ではなく、ひとりに対して200円となっていました。

登る前に風呂道具は大雪高原山荘さんに預けて、ヒグマ情報センターでいつものヒグマ出没情報と対処方法のレクチャーを受け、紅葉の森へと進みます。

昨年の台風の影響で空沼以降は登山道が崩壊し少なくとも2~3年は通行止めになるだろうというお話でした。したがって、土俵沼、バショウ沼、滝見沼、緑の沼、鴨の沼、エゾ沼、式部沼、大学沼、高原沼をへて空沼まで散策しましたが、引き返し時間間際に到着しましたため、私たちが最終組となりました。追いたてるように監視員が最後尾を歩きます。

空沼からは時折青空も出て、足取りも軽くなり、久しぶりにのんびりと散策を楽しんできました。

(文=谷水 亨/北海道アウトドア夏山ガイド認定者)

秋田岩手宮城県境・栗駒山

岩手秋田の周回コースで紅葉めぐり

栗駒山山頂北西斜面は朱色に覆われていた(写真=福井美津江)

秣岳南東、岩場の小ピーク一帯は色とりどりに染まる(写真=福井美津江)

9月22日、晴れのち曇り

岩手県側の須川温泉から歩き出し栗駒山山頂を目指しました。快晴の下、名残ヶ原から上部が赤く見え、ついつい急ぎ足になってしまいます。栗駒山の中でも紅葉の色づきが早めの山頂北西斜面は、一面朱色に染まっていました。

栗駒山山頂にて宮城県側の景色も楽しんだ後は天狗平まで戻り、秋田県側の天馬尾根から秣(まぐさ)岳へ向かいます。徐々に雲が湧き出し、秣岳山頂では栗駒山山頂方面は雲に隠れておりました。下山後、須川温泉駐車場まで車道歩きとなります。

(文=福井美津江)

秋田県・秣岳

紅葉が盛りを迎えた栗駒山の西側に位置する静かな山

天狗平の西側から見た栗駒山(写真=曽根田 卓)

展望岩頭から秣岳を望む(写真=曽根田 卓)

9月24日、曇り時々晴れ

近年、栗駒山の紅葉は秋のお彼岸のころに見ごろを迎えます。今回は須川温泉を起点に、栗駒山の西側に位置する秣(まぐさ)岳を周回するルートを歩いてきました。

紅葉期の栗駒山は、日本一の紅葉とも称される絶景を見に多くの登山者が訪れます。登山道の細い場所ではすれ違いのために渋滞することも多く、時間に余裕を持った行動が必要です。

秣岳への道は天馬尾根コースともいわれ、天狗平から先は栗駒山本峰のメインルートから外れるので、静かな山歩きが楽しめます。登山道の一部は泥濘の場所がありますが、秣岳周辺はしろがね湿原が広がり、灌木の紅葉と湿原の草紅葉が一度に楽しめます。

帰りの車道歩きの途中でシラタマノキ湿原やイワカガミ湿原に立ち寄るのもよいでしょう。

現在、紅葉は山頂付近が見ごろですが、須川温泉付近まで紅葉前線が降りてくる2週間後まで紅葉狩りが楽しめます。

(文=曽根田 卓)

北アルプス・剱御前

立山はこれから一気に秋の装いへ

剱と北極星を入れて星空を撮影。星は15分間の軌跡で北極星を中心にしてリングになっている(写真=小沢三千晴)

朝日射す剱岳。雪渓の残る剱沢は草紅葉が色づいて、初秋の雰囲気を醸し出している(写真=小沢三千晴)

9月18日、快晴

9月18日、山岳写真同人四季仲間と剱御前に登りました。大型の台風18号が夜半に富山から日本海に抜け、朝8時にはすでに青森沖に達したというのに、まだ風雨は強かったです。11時まで雷鳥荘で待つが雨風は止まず。でも予報は好天の方向なので、剱御前に向け出発しました。13時過ぎに剱御前小舎着。この日は日没後、ようやく風雨は収まりました。

19日未明1時に起きて星空撮影。満天の星は秋の星座、でも別山からはまばゆいばかりの冬の星座が湧き上がります。

朝、剱に陽がさし、草紅葉も輝き出して初秋の剱の光景が拡がります。台風一過の清々しい空気を吸い込み雷鳥坂を下山。途中、ナナカマドが真っ赤な実を実らせ、葉がわずかに色づいていました。これから立山は一気に秋の装いに変わっていきます。

(文=小沢三千晴/山岳写真同人四季)

北アルプス・室堂平~弥陀ヶ原

まるで絵画のなかに居るような至福のひととき

天狗平からの旧道で秋の陽光を浴びながらの休息(写真=山口敬二)

大日連山を映す弥陀ヶ原のガキ田(池塘)(写真=山口敬二)

9月24日、晴れのち時々曇り

立山の火山活動で形成された弥陀ヶ原は標高1600mから2000mに広がる高原湿原で、9月中旬ごろから紅葉が始まります。

立山室堂山荘を予約し、満を持して前日に室堂入りすると、翌朝部屋の窓には真っ青な秋空が広がりました。見上げれば雄山のスカイラインが走り、そして朝日に照らし出された雷鳥沢はまるで赤や黄の絵の具を散らしたパレットのようです。

私たちは美女平から続々上がってくるバスを遠望しながら、室堂から大日連山の裾野に広がる色づく錦繍の海へと飛び込んで行きました。

天狗平までは剱岳もきれいに望め、素晴らしい景色を存分に堪能できます。天狗平から弥陀ヶ原まではダケカンバの黄葉の樹林のなかを歩きましたが、陽光が透過する緑や黄色の葉がきらびやかで、青空に映えるナナカマドの朱色の美しさには思わず天を仰ぎ、溜め息がもれます。

下り立った弥陀ヶ原ホテルのまわりの紅葉もだいぶ進んでいました。小屋の特製弁当を広げた弥陀ヶ原のガキ田の広場では、まるで絵画のなかに居るような絶景を前に至福のひとときを過ごすことができました。湿原を橙色に染める草紅葉、鏡のように光る池塘、蒼天に横たわる色づく大日三山・・・・・・。まばゆいばかりの景色に足をとられ、予定していた松尾峠に上がる時間がなくなってしまい、やむなくコースから割愛しました。

弥陀ヶ原を抜けると追分から弘法を経て、最後は落差日本一の迫力の称名滝の全貌を望みながら八郎坂を下りました。

(文=山口敬二)

妙高・火打山

火打山周辺の紅葉を楽しむ

天狗の庭、秋の午後に雲踊る(写真=長谷部 勝)

高妻山が朝日に浮かび上がる(写真=長谷部 勝)

9月24日~25日、晴れのち曇り

紅葉は標高1800mより上で7~8割ほど進んでおり、心配された天候不順による色づきの悪さもあまり感じられません。

この山域は頸城アルプスとも呼ばれ、その中でも妙高山、火打山、新潟焼山は2400mを越える山々です。緯度が北にあるので、2400mでも北アルプスの高山と同等の環境を持ち、ライチョウ生息の北限でもあります。さらに上信越の山々の特徴をも合わせ持った興味深い山域です。

両脇を火山にはさまれたこの火打山だけが豊かな高層湿原を持つフォッサマグナ隆起型の非火山というのも趣き深いですね。

(文=長谷部 勝/山岳写真同人四季)

新潟長野県境・苗場山

草紅葉燃える高層湿原

朝日さす高層湿原(写真=小瀬村 茂)

坪場付近の紅葉(写真=小瀬村 茂)

9月24日、快晴

苗場山に登るコースはいくつもありますが、この日は車で三合目まで行ける長野県栄村の秋山郷からのルートです。小赤沢コース三合目には100台くらいの駐車スペースがあり、マイカー登山の場合はとても助かります。

日の出時刻に合わせての日帰り登山のため、早朝2時に駐車場を出発しました。登山道には距離と時間が表示された標柱が立ててあり、三合目から四合目まではほぼ標柱通りの30分でした。歩行の目安になり気分的にとても登りやすい山道です。

七合目付近から急登となり、八合目を過ぎると20分ほどで坪場と呼ばれる開けた台地に到着。ここからは湿原と池塘が続く木道歩きになります。登山途中に星が見え隠れしていましたが、山の中腹をガスが流れていたようで、そのガスもすっかり消え、東の空はすでに赤味を帯びて日の出が近いことがわかります。

湿原台地から再び樹林帯に入り、歩きにくい石が続く道を抜けると山頂に到着です。雲間からはすでに朝日がのぼり始め、湿原一体を黄金色に染めていました。その景色に見とれている余裕はなく、慌ててカメラと三脚をセットして日の出直後の写真撮影に間に合いました。

雨上がりの後でもあったので初秋の風がとても心地よく、濡れた草紅葉は一段と色に艶があり、苗場山ならではのとっておきの高層湿原の美しさでした。

(文=小瀬村茂/山岳写真工房)

上信国境・四阿山、根子岳

北アルプスが一望できました

根子岳山頂にて。後方は四阿山(写真=畠山茂信)

北アルプス遠望(写真=畠山茂信)

9月19日、快晴

台風一過、大陸からの移動性高気圧に覆われてカラッとした涼しい晴天になり、友人とふたりで四阿(あずまや)山から根子岳を歩きました。四阿山は百名山の、根子岳は花の百名山のひとつです。

まず菅平牧場から四阿山に向かいました。樹林帯が切れ、クロマメが目立つようになるとリンドウの群落が見られるのですが、今年は数本チラホラと咲いているだけで、クロマメもまったく結実していません。この夏の不順な気候が影響しているのでしょうか。

この日は上空に大陸からの冷えた空気が入り込んだためか下界は雲海で覆われ、その上はすっきりと晴れ渡っています。北アルプスが白馬乗鞍岳から御嶽山まで一望できました。富士山も見えました。普通なら昼前には雲海が消え展望も悪くなるのですが、午後に下山するまで状態は変わらず、終始展望に恵まれた一日でした。

この日は3連休の翌日でしたが、天気がよかったせいか、平日にしては多くの人と行き交いました。

(文=畠山茂信)

長野県・八島ヶ原湿原、車山

静かな湿原と山を味わう

八島ヶ原湿原にて(写真=中村重明)

左上から時計まわりに、ヤマラッキョウ、リンドウ、アキノキリンソウ、ヤマハハコ、トリカブト、マツムシソウ(写真=中村重明)

9月23日~24日、23日曇り、24日晴れ

秋の八島ヶ原湿原と車山を散策してきました。7~8月の高山植物が多く咲いている時季や2~3月の積雪期には何度か訪ねているものの、初秋のこの時季は初めてでしたが、とても素晴らしい景観でした。

八島ヶ原湿原は湿原の草紅葉がとても素晴らしい景観です。終わりかけのマツムシソウや、枯れたオミナエシ、ハバヤマボクチなどが寂しい雰囲気を醸し出す一方で、ヤマラッキョウやアキノウナギツカミ、ズミの実などがまだまだ生命感をあらわしていました。

翌日、車山肩から車山、乗越を経て車山肩に戻る周回では、残念ながら期待した八ヶ岳~富士山~南ア~北アの遠くの展望は得られなかったものの、近場の霧ヶ峰の草紅葉の景観はなかなかでした。

7~8月の混雑した時季と異なり、静かな八島ヶ原湿原と車山を味わうことができました。

(文=中村重明)

奥秩父・笛吹川水系東沢鶏冠谷

今年最後の沢登り

魚止ノ滝の中間部(写真=山田哲哉)

二段のナメ滝(写真=山田哲哉)

9月23日~24日

今年最後の沢登りは「黒部源流・赤木沢」のはずでしたが、23日の低気圧と、その後の天候を考えて断念し、なじみある奥秩父・笛吹川流域での「沢納め」としました。

23日夜に前泊し、24日早朝、まだ薄暗いなかを出発します。東沢に入り、最初に合流するのが鶏冠(とさか)谷。谷に入ると、まっしろな花崗岩のナメの連続が美しい。そして水量豊富な「魚止ノ滝」と出会いました。最近の溯行図本では「難しいので右を高巻く」としか書かれなくなった滝ですが、美しい見事な滝です。頭から水を浴びながら最初は正面右を直登。10年ほど前に僕が埋めたリングボルトにランナーを取り、凹角へ入ります。昔は持っていなかったカムのおかげで、怖さを感じることなく登ることができました。さらに被り気味の箇所を登ると滝はナメ状に傾斜を落とし、落ち口に出ます。ユマールで全員はい上がって、鶏冠谷は終了。次のヌク沢下部に向かいます。

ヌク沢は三段200m大滝が迫力で、下部は見過ごされがちです。近丸新道が下部を巻いて通過するために、そこをアプローチにするパーティーも見られますが、花崗岩のナメ滝の連続する、初心者にはなかなかの谷。なによりも明るいのがうれしいです。

堰堤を越えて入谷。しばらくゴーロが続きますが、水流がヒョングリ気味(跳ね上がり気味)のナメ滝を越えると、次々と滝が現れます。時間があるので、水流の中をグイグイと登るルートをとり、水を浴びて登ります。15mナメ滝、二条5m滝、二段15m滝と次々と越え、ちょっと難しいゴルジュ滝を越えると、甲武信岳へ向かう近丸新道が谷を渡る箇所に出ました。

ところどころに、かつての珪石鉱山のトロッコ軌道跡の残る道を下山して、この夏、最後の沢登りを終えました。

(文=山田哲哉/山岳ガイド「風の谷」主宰 (株)KAZEエクスペディション顧問 山岳ガイドⅡ)

高尾・陣馬山~高尾山

定番メニューもそれぞれの味付けやこだわりが

景信山山頂付近のユウガギク群生とノハラアザミ(写真=石丸哲也)

上:景信山山頂から北高尾山稜、都心方面を望む。下左:餅つきを楽しむ、むさしの山荘ご一行様。右端が大賀さん。下右:様々な餡ときな粉などが目にも楽しい(写真=石丸哲也)

9月22日、24日、22日曇り一時雨、24日晴れ

2週間前の9月9日、小仏城山~高尾山を歩いたばかりですが、22日に陣馬山~高尾山の奥高尾縦走路、24日には縦走路後半の景信山~高尾山と、2日にわたって歩いてきました。10月15日発売の『山と溪谷』11月号の特集「高尾山と六甲山」で、奥高尾縦走路の茶店を巡る企画を担当することになり、その取材で出かけてきたのでした。

22日は平日で雨模様だったため、休業、早じまいの茶店も多く、陣馬山で2軒を取材した後は高尾山までひたすら歩き、ケーブルカーを使わず高尾山口駅へ下山しました。

24日は晴れて気持ちのよい日で、朝のうちに景信山、昼に小仏城山の茶店をそれぞれ1軒ずつ、午後、もみじ台の細田屋さんで取材し、ケーブルカーで下山しました。

これまでにも、茶店の料理は何度も味わっています。しかし、あらためて味わってみると、大半の茶店の定番となっているナメコ汁や味噌こんにゃくなど、それぞれにこだわりや味つけの違いが発見でき、より深く楽しむことができました。

景信山は茶店に臼と杵が用意され、予約で餅米を炊いておいてくれるので、正月など餅つきを楽しむ登山者でにぎわいます。24日は、9月というのに餅をついているグループが見えました。たずねてみると、むさしの山荘(東京都立川市)の大賀由普さんが。店のお客さんたちとスタッフの親睦行事で25人ほど参加されているとのことでした。餅に付けるため用意されていた餡が充実していて、小豆はもちろん、金時いも、紫いも、ずんだ(枝豆)、栗、さらにきな粉、ネギとユズの7種類で彩りも豊かでした。さらに芋煮なども特大の寸胴で調理され、できたてをお餅とともに、ご相伴にあずかりましたが、どれも美味しかったです。ごちそうさまでした。

山の様子ですが、だいぶ秋めいて、吹く風もさわやかになっていました。花は、9日に続いてシモバシラがあちこちに咲いていましたが、ヤマホトトギスは少なく、ユウガギクやシロヤマギクなどの野菊、ノハラアザミなどのアザミ、マルバハギ、イヌショウマなどがあちこちに咲いて、目立っていました。尾根へ出る前の沢沿いの道などではツリフネソウ、カシワバハグマなどの花も見られ、ヤクシソウが咲き出していました。これから秋の花のシーズンを経て、11月中旬~下旬の紅葉シーズンへと季節が進んでいくので、再訪が楽しみです。

なお、10月17日から毎週第3火曜日に、よみうりカルチャーで「これから始める大人の山歩き」を開講することになりました。10月3日に事前ガイダンスが横浜であります。ガイダンスにご参加いただかないと、山行にはご参加できません。興味のある方は下記URLよりお申し込みください。

http://www.ync.ne.jp/omori/kouza/201710-11450001.htm (よみうりカルチャーHP)

(文=石丸哲也/山岳ライター)

静岡県・伊豆稲取

マウンテン・マラソンに参加しました

まもなくスタート、ウルトラライトの装備が目立ちます(写真=畠山茂信)

テントサイトは軽量テントのオンパレードでした(写真=畠山茂信)

9月23日~24日、晴れ時々曇り

ICI石井スポーツ主催の第一回ISHII MOUNTAIN MARATHONに参加しました。登山を「より安全に」「より快適に」楽しむための「山力のスキルアップ」をテーマにした二日間の山岳レースです。

レースでは、通常のレギュラークラスのほか、初心者・初級者向けにナビゲーションやテント泊の事前講習とスタッフのサポートが受けられるエントリー・クラスが設定され、我々もそのクラスで参加しました。

二日とも4時間の競技時間内に設定されたポイントを廻り、獲得した点数で順位が決まります。

天候は二日間とも晴れ時々曇り。気温は高くありませんが、レースなのでかなりの汗をかきました。普段はGPSを頼り、地形図とコンパスはお守りのように持ち歩くだけなので、初日は思うようにナビゲーションが行なえずに迷ってしまい、大きく時間をロスしました。

二日目は慣れたせいか順調にポイントを回りましたが、仲間が足首を痛め疲労も激しかったため、後半無理をせずにゴールしました。

順位は期待外れでしたが、久々のコンパス・ワークは楽しく、また地形図を用いたナビゲーションの大切さを再認識しました。

(文=畠山茂信)

鈴鹿・御在所岳

藤内壁前尾根の登攀

藤内壁。P3から撮影(写真=金丸勝実)

P4藤内沢側のルートの登攀(写真=金丸ふく子)

9月19日、晴れ時々曇り

台風一過の好天を狙って御在所岳に出かけました。低山歩きには、暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい季節になってきました。

今回は藤内壁前尾根の登攀です。藤内壁はクライミングのゲレンデとしても全国的に名が知られ、週末は多くのクライマーでにぎわいます。その中でも前尾根は、初級者向きのマルチピッチルートで人気が高く、列を作ることもありますが、この日は平日のため藤内壁は貸し切りとなりました。

アプローチに使う裏道ですが、今年の夏の豪雨で丸太橋が流され、作業道も削られていました。歩行に支障はなかったのですが、集中豪雨で北谷の藤内小屋が流されたことを思い出しました。藤内壁自体には被害はなかったように思います。

前尾根は尾根通しのルートで、ピークが7つあり、それぞれのピークに複数本のルートが引かれています。力量に応じてルートが選べる利点があります。約10ピッチをつなげて登り、P2(ヤグラ)に立ったときの感慨はひとしおです。前尾根はもちろん、藤内壁全体が見下ろせ、伊勢平野、伊勢湾、濃尾平野の展望が広がります。

P1を歩きで越えると登山道の峠道に合流し、山上公園までは10分の距離です。

山頂付近はヤシオやドウダンの葉が少し色づき始めました。花は、アキノキリンソウ、シコクママコナ、ダイモンジソウが咲いていました。10月中旬から始まる紅葉が楽しみです。

帰路は中道で、キレット、地蔵岩、おばれ岩などを楽しみながら下山しました。

(文=金丸勝実/『三重県の山』著者)

十勝連峰・十勝岳温泉

北海道の紅葉はこれから終盤に

十勝岳温泉から安政火口を望む(写真=蓮井美津夫)

錦に彩られた紅葉の山肌(写真=蓮井美津夫)

9月24日、晴れ

台風18号が北海道へ上陸してから1週間、その後の道内では不安定な天候が続き、突然の集中豪雨や落雷が多く発生しています。紅葉は山から麓に向けて下りてきていますが、この天候ではどうなっているかと思いつつ、例年は9月末ごろに見ごろを迎える十勝連峰の富良野岳などへの登山口がある十勝岳温泉へ向かいました。

現地に到着した時には山々の上部に雲がかかっていましたが、その雲は間もなく切れて、目の前には錦に彩られた紅葉が現われました。今年の紅葉は大雪山もそうでしたが、昨年に比べて1週間ほど早い色付きとなっています。

これから北海道の山々の紅葉は終盤に入ります。

(蓮井美津夫/北海道/57歳/よく行く山:道央、大雪山)

会津・会津駒ヶ岳

ゆるやかな天空の散歩道

駒の小屋前の風景(写真=小林昭生)

池塘の横を中門岳に向かう(写真=小林昭生)

9月22日、曇り

妻が以前から行きたいと言っていたので、いっしょに会津駒ヶ岳を歩いてきました。

滝沢登山口からの往復ですが、歩きやすい道なので疲れは残りませんでした。最初しばらくは急登になりますが、2時間弱で水場に到着。5分ほど下れば冷たい水が得られます。ベンチがあるのでひと息いれるのにもいいところです。

ブナ林を抜けると視界が開け、駒ヶ岳から中門岳にのびる、たおやかな稜線が目に飛び込んできました。あの稜線をこれから歩くのだと思うと胸が高鳴ります。

展望ベンチを過ぎて斜面を登り切ると駒の小屋です。小屋の前には池があり、双六岳方面に向かう鏡平山荘前の雰囲気に似たところがありました。

中門岳にはここから整備された木道を進んでいきます。途中、燧ヶ岳が望めましたが山頂は雲におおわれていました。やはり青空が欲しいところです。

池塘の点在する道は天空の花園と呼ばれているようですが、もう花の時季は終了です。それでもゆるやかなアップダウンが続く木道は天空の散歩道といったところ。快適な歩行が楽しめました。

花の咲くとき、青空が期待できるとき、再度訪れてみたい山のひとつとなりました。

(小林昭生/奈良県/76歳/よく行く山:金剛山系はじめ関西一円の山々)

高尾・小仏城山

大垂水峠から登りました

アザミのゆりかごでくつろぐバッタ(写真=葉山美和)

道の右と左で木の種類が違っている(写真=葉山美和)

9月24日、曇り時々晴れ

国道20号線の標高392mにある大垂水峠から小仏城山を目指しました。

森に入るとすぐ小さな滝が見え、川のせせらぎが聞こえます。小川を右手に登っていくと、次第に道の左右で木の種類が違ってきました。何度かアップダウンを繰り返し、大きく茂ったススキをかきわけて進むと、急に道をさえぎる黄色いテープが! 「ハチの巣があります」の標示と迂回路が示されていました。

迂回後は、あっという間に小仏城山へ到着。ヒガンバナが満開です。お昼を食べて高尾山口駅へ。一丁平のトイレは故障のため使用できません。稲荷山コース登山口にはキンモクセイの甘い香りが漂っていました。

(葉山美和/千葉県/よく行く山:中央線沿線の山、奥高尾)

奥秩父・瑞牆山

登山者やクライマーでにぎわう花崗岩の山

多くの人でにぎわう、昼の頂上(写真=一寸木紀夫)

大やすり岩に取り付く、ふたりのクライマー(写真=一寸木紀夫)

9月24日、晴れ

瑞牆山は奥秩父に属する山ですが、車によるアプローチでは中央高速道路の須玉インターを下りて、みずがき山荘前の駐車場へ向かいます。

最近、瑞牆山を周遊できるコースがつくられたということですが、今回も以前と同じコースで、みずがき山荘(1510m)→富士見平小屋(1810m)→桃太郎岩(1790m)→大やすり岩→頂上(2230m)へ。山荘から富士見平小屋まで、登りはじめはそれほど苦労はありません。富士見平小屋から下り気味の登山道を行き、沢を渡り桃岩に。ここからが急登で息も上がります。みずがき山荘から頂上までの標高差は720m。つらくなるころに、大やすり岩が見えてきます。頂上まではあとひと息。そのぶん、頂上での達成感はひとしおです。

頂上からは大やすり岩の全貌が望めます。今回は頂上から大やすり岩のてっぺんに人が見え、下からふたりのクライミングを見ることができました。

(一寸木紀夫/東京都/65歳/よく行く山:八ヶ岳、北アルプスなど)

木曽・御嶽山

終始、静かだった登山道

少し水の溜まった五ノ池(写真=森田晋司)

濃いグリーンの三ノ池(写真=森田晋司)

9月23日、雨のち晴れ

御嶽山は3年前に行こうと思っていたところに噴火があり、今年7月にも計画したのですが予定が合わず行きそびれていました。

今回は前日夜に小坂口の駐車場で仮眠。起床後に何度か登っている浜松の友人と合流しました。天気はよくなっていく予報でしたが、小雨の中を少し暗い気持ちで出発。

湯の花峠、のぞき岩を過ぎ、八合目までには小雨もやみましたが森林限界からハイマツ帯に抜けてもガスの中で展望はゼロです。ジグザグ道を登り、すでに枯れたコマクサの群落地あたりへ来たところで急にガスが切れ、稜線から摩利支天山方面が見通せました。

計画より早く到着したので五の池小屋名物のケーキを食べて休憩。その後、継子岳から四ノ池を巡り真っ赤に色づいた草紅葉やナナカマド、濃いグリーンの三ノ池を見ながら五の池小屋に戻り、テラスをお借りして昼食にしました。

樹林帯の登山道は、よく整備されていて歩きやすいのですが、湿った木道は大変滑りやすく、登り下りとも注意が必要です。

なお、登山道は終始静かで、持参したヘルメットも使う場面は少ないと感じましたが、登山道の入り口に設けられた献花台と市町村の職員の方からいただいたハザードマップを見て、活火山であることを再認識し、気を引き締めました。

(森田晋司/愛知県/45歳/よく行く山:北アルプス、中央アルプス)

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