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今も時おり読み返す佐瀬稔による登山家の評伝

連載第7回(著者=木元康晴/登山ガイド)

幻の8000m峰全山登頂者

『山と溪谷』と並ぶ山岳雑誌である『岳人』を読み始めたのは、1989年春のこと。当時は山の知識が乏しくて、よく理解できない記事も多かったのですが、本格的登山に憧れていた私はこの雑誌に多かった雪山登山や岩壁登攀の記事を、わからないなりに胸をドキドキさせつつ読み進めたものです。

その『岳人』に、ノンフィクションライターである佐瀬稔の連載が始まったのは1989年の4月号から。群馬県山岳連盟所属の、日本を代表するヒマラヤニスト・山田昇の評伝でした。

当時の山田氏は、世界に14座ある8000m峰のうちの、すでに9座に登頂。14座全山の登頂は時間の問題と思われていて、この連載は残る5座の登頂の過程を、同時進行で伝える予定だったのです。

ところが何と山田氏は、連載の第1回目が掲載されるのと同じタイミングで、アラスカのマッキンリー(デナリ)で遭難死。以降は山田氏の足跡をたどる内容で、連載が続けられたのでした。

私はこの連載は、第1回目から最終回までリアルタイムで読みました。恐ろしいまでに次々と仲間が失われていくヒマラヤ登山の激しさも迫力あるものでしたが、それ以上に心に残ったのは、常に明るくて周囲の人々への気遣いを欠かさない、山田氏の人間的な魅力でした。この人には何としても8000m峰全山登頂を達成してほしかった…そんな無念さを感じたのでした。

この連載は後に加筆された上で、『ヒマラヤを駆け抜けた男 山田昇の青春譜』というタイトルの本にまとめられています。

佐瀬稔氏の登山家の評伝5冊。『ヒマラヤを駆け抜けた男』の表紙になっている迫力ある写真は、ダウラギリⅠ峰南東稜のナイフリッジです。

クライマーたちの行為を解きほぐす本

佐瀬氏は私が初めて読んだ山の本の中の1冊だった、『狼は帰らず アルピニスト・森田勝の生と死』の著者でもあります。「一匹狼」とも呼ばれていた森田氏は、近年は夢枕獏の小説『神々の山嶺』の主人公のモデルにもなったので、ご存知の人も多いでしょう。

組織になじめず、他人と諍いをすることになっても自分の登攀スタイルを貫き通すことにこだわった森田氏の生涯を掘り下げたこの本は、簡単には説明できない森田氏の人間性を力強く伝えています。佐瀬氏の登山家の評伝の中では、もっとも多くの人に愛されている本だと言えるでしょう。

その森田氏のライバルともされた、長谷川恒男の遭難が伝えられたのは1991年10月のこと。たまたまラジオで耳にした私は、とても驚いたものです。かつてはソロクライマーとしてヨーロッパアルプス三大北壁を登った長谷川氏ですが、当時は既に40歳過ぎ。プロのガイドとして、安定した生活を送っているはずだという先入観があったからです。

この遭難から3年後に、佐瀬氏は長谷川氏の評伝も著しました。『長谷川恒男 虚空の登攀者』という本です。こちらは抑え気味の筆致で、どうして長谷川氏がソロクライマーとしての道を選んだのか、生活が安定しても危険な山を目指し続けたのはなぜかを解きほぐした、考えさせられる内容でした。

さらに佐瀬氏には『喪われた岩壁 第2次RCCの青春群像』という著書もありました。これは1958(昭和33)年に設立された、各山岳会のトップクライマーたちを集めた同人組織である第2次ロック・クライミング・クラブ(RCC)が誕生するまでと、その後の活躍について記したものです。登場人物の多くは、この連載の第5回で取り上げた中公文庫に著書があり、個別に読んでいては解りにくい、それぞれのクライマーたちの関連性がドラマチックにまとめられていて読み応えがあります。

佐瀬氏もその後、1998年にガンで亡くなってしまうのですが翌年には、単行本未収録だった登山家の評伝をまとめたものが出版されて、もう一度その文章に触れることができました。それが『残された山靴 佐瀬稔遺稿集』という本で、上記の森田氏、長谷川氏を含む8人の、山で命を落とした登山家について記されています。

私はこれら一連の著書は、今も思い出したように手に取ります。長く山に親しんだためか、ともすれば安易なルーチンワークになりがちな今の自分の登山を、本来の真摯なものに軌道修正してくれる…読み返すたびに、そんな気持ちになる本なのです。

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来年2月22日の夜、新田次郎の小説『銀嶺の人』を取り上げる読書会を東京・神保町で開催することとなりました。詳細は来年の週刊ヤマケイにてご案内します。

信州の山岳遭難現場より

島崎三歩の「山岳通信」

長野県では、県内の山岳地域で発生した遭難事例をお伝えする「島崎三歩の山岳通信」を配信しています。

12月27日に第99号が配信され、11月22日から12月17日にかけて長野県で発生した遭難事例5件が掲載されております。

12月17日に発生した2件の遭難ではいずれも視界不良などにより安全確保ができないため、ヘリコプターによる救助は断念し、地上から救助活動を行ないました。救助隊と合流するまでの間、遭難者や同行者はシェルターを構築したり、安全な場所へ移動するなど、自分たちの安全を守る必要があります。万が一の備えを怠らないようにしてください。

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・11月22日、戸隠連峰で50歳の女性が単独で入山後に行方不明となりました。24日、心肺停止の状態で発見され、その後、死亡が確認されました。何らかの理由で行動不能になったと思われます。

・11月26日、北アルプス白馬乗鞍岳天狗原付近で、バックカントリースキーをしていた35歳の男性がクマに襲われ、頭部などに重傷を負いました。

11月28日、大網峠付近における遭難現場の状況(写真=長野県警察本部ホームページ山岳遭難発生状況(週報)12月7日付より)

・11月28日、北安曇郡小谷村の鎌倉山大網峠付近で、「塩の道」街道をトレッキングしていた70代の男性3人が道に迷い、行動不能となりましたが、29日に県警ヘリで救助されました。

12月17日、八ヶ岳連峰・硫黄岳のジョウゴ沢付近における遭難現場の状況(写真=長野県警察本部ホームページ山岳遭難発生状況(週報)12月22日付より)

・12月17日、八ヶ岳連峰・硫黄岳のジョウゴ沢付近でアイスクライミングをしていた40歳の男性がバランスを崩して滑落しましたが、茅野署員および諏訪地区遭対協隊員に救助されました。男性は軽傷の模様です。

12月17日、中央アルプス中岳付近における遭難現場の状況(写真=長野県警察本部ホームページ山岳遭難発生状況(週報)12月22日付より)

・12月17日、中央アルプス中岳付近で61歳の男性が意識不明で発見されました。駒ヶ根署員と中ア遭対協救助隊により救助されましたが、死亡が確認されました。頂上から千畳敷に向けて下山中に何らかの原因により発病したものと思われます。

(内容は長野県警察本部の発表時点のものです)

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下記URLより、「島崎三歩の山岳通信」バックナンバーもご覧いただけます。今後の登山にぜひ役立ててください。

http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/sotaikyo/sangakutusin.html

(文=週刊ヤマケイ編集部)

『山歩きの雑記帳』No.36

みちのくの山懐から

『山歩きの雑記帳』2017年12月20日発行/500円+税/編集・発行人:佐藤 要

『山歩きの雑記帳』は「みちのくの山懐から」のサブタイトルのとおり、東北各県の山の紀行、文化、自然などを折々に届けてくれる季刊誌です。編集・発行人は山形県の庄内在住の写真家・佐藤 要さん。

判型はB6、44ページとコンパクトながらも、東北の山の美しい写真の数々には毎号目を見張るばかりです。また執筆陣の文章にも東北の山への思いがこめられており、味わい深いものがあります。

12月20日に36号が発行されましたが、残念ながらこの36号をもって休刊になります。佐藤さんは、今後はテーマにしてきた鳥海山の撮影に時間を費やしたいとのこと。佐藤さんは週刊ヤマケイにも鳥海山のレポートをお寄せいただき、その写真のクオリティの高さはご記憶の方も多いことでしょう。佐藤さんの次なる出版活動に期待したいと思います。

東北山岳写真集団・福島写真展「それぞれの山」

1月8日(月)~14日(日)、福島駅西口で開催

新緑の山(写真=若林健二)

那須連峰の秋(写真=若林健二)

東北山岳写真集団・福島では1月8日から写真展「それぞれの山」を開催します。今回はA1~A3ノビサイズまでの写真50点の規模で開催します。奥田博、菅野寛一郎、仁井田研一、湯沢吉一、若林健二、渡辺徳仁の6名は東北の山々を中心に登山撮影活動を行っており、その写真が中心です。東北に加え、撮影地は日本全国・海外に及んでいます。ご高覧頂ければ幸いです。

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東北山岳写真集団・福島写真展『それぞれの山』

日時:2018年1月8日(月)~1月14日(日)10:00~17:00(初日13時から、最終日16時まで)

開催場所:福島駅西口コラッセふくしま5階プレゼンテーションスペース

入場無料

海外登山講演会「魅惑のドロミテクライミング」

1月25日、東京・代々木で開催

岩峰群を望みながら登攀

講師は山岳ガイドの佐藤勇介氏

東京都山岳連盟・海外委員会が主催する「第35回海外の山を知ろう!!」では来年の1月25日に東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターでイタリア・ドロミテのクライミングを紹介する講演会を開催します。

世界遺産にも登録された迫力ある岩峰群に興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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東京都山岳連盟・海外委員会 第35回海外の山を知ろう!!

イベント名:魅惑のドロミテクライミング

内容:世界遺産登録もされた迫力ある岩峰群を登るためのノウハウを紹介します。

講師:佐藤勇介(日本山岳ガイド協会認定山岳ガイドステージⅡ、G登攀クラブ会員)

日時:1月25日(木)19:00~21:00

参加方法:参加費500円、申し込み不要、当日会場へお越しください。

場所:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟306号室

東京都渋谷区代々木神園町3-1

『ワンダーフォーゲル』2018年2月号

山のプロに聞く、2018年の山登り

『ワンダーフォーゲル』2018年2月号/2018年1月10日発売/926円+税/A4変形判/142ページ

ビギナーからベテランまで

今回の特集は「Q&Aでわかる山登り 新基本200」です。装備編、準備編、行動&遭難対策編の3部構成で徹底的に詳細解説。

装備編ではバックパック、登山靴、レインウェアなどアイテム別に、基本的な疑問に対して回答するとともに、ベテランもうなるような最新事情も紹介。

準備編の山行計画の項では、山仲間の探し方、年間計画の立て方、計画書の書き方などのベーシックなところから、下山連絡がないとき、あわてないための緊急時マニュアルの作り方までも解説しています。食料計画での「山で使えるいい食材はどこで買える?」という疑問にも、最新事情を踏まえて解説。

また行動&遭難対策編では歩行の基本、ラクに登るコツから、難所の歩き方、岩場に入る前のセルフチェック、岩場での手足の置き方、落石を起こさない歩き方などまで、細かく解説しています。

ビギナーには山の基本がわかり、ベテランには最新事情がわかる保存版特集。必読です!

北アルプス・白馬乗鞍岳

好展望と滑走を楽しみました

白馬乗鞍山頂から白馬~鹿島槍ヶ岳(写真=増村多賀司)

左上:天狗原から白馬乗鞍岳/右上:白馬乗鞍山頂から白馬岳/左下:白馬乗鞍のシュカブラと頸城の山々/右下:少し重いパウダーを滑る(写真=増村多賀司)

12月24日、曇り

入山届けのチェックを受けて栂池スキー場の上部までゴンドラに乗ってスタート。天気予報は下り坂でしたが視界は良好です。スキー場の出口にはバックカントリーへ入る人のためにビーコンチェッカーがあるので便利です。

自然園付近までは林道に沿って時々ショートカットしながら進みました。稜線を見ると日本海に低気圧が進んで強い南風が吹き始めているようです。冬にしては気温が高めですが、氷点下なので雪は少し重いパウダーです。

広い天狗原に上がると真っ白いドーム状の白馬乗鞍岳が見えてきました。乗鞍への斜面へ取り付いて夏の雪渓がある付近まで上がると、風の通過点で雪はウィンドクラストとなるのでシールのききが悪くなってきます。心配な人は早めにクトー(スキーアイゼン)を付けるといいでしょう。

山頂手前では雪煙が顔に当たって痛かったのですが、そのまま進むとどこが山頂かわからない、だだっ広い台地に出ました。風で雪が飛ばされ、ハイマツが出て行く手をさえぎられたので、その地点を今回の山頂としました。青空ものぞき、日本海や頸城の山々もくっきり見えています。

展望を楽しんだ後、シールを剥がして滑走です。シュカブラが発達して滑りにくかったのですが、斜面に入ると快適になり、あっという間に天狗原へ、スキー場までは1時間もかかりませんでした。スキー場を山麓まで滑り降りて振り返ると、白馬の山々の背後には黒い雲が迫っていました。

(文=増村多賀司/長野県自然保護レンジャー、写真家)

北アルプス・八方尾根

八方尾根から火球を見る

白馬岳稜線に稲光と火球と思われる光跡が見えた。北斗七星のあたりが急に明るくなる(写真=伊藤哲哉)

黒部側からの冷たい強風が吹くとやがて雲間から三山が現れた。その神々しい姿に魅了される(写真=伊藤哲哉)

12月22日~23日、晴れのち雪

八方池山荘に向かうリフトは運転しておらず、スノーシューを履いて八方池山荘を目指しました。天気は晴れにもかかわらず、白馬三山には雲が張り付いていてその姿を見ることができません。小一時間かけてスキー場のゲレンデを登り、山荘に到着。山荘のスタッフが旧知の友のように暖かく迎えてくれました。

昼食後、シュカブラなどを撮影しながらスノーシューで気持ちよく八方池を目指し歩みを進めます。3時半すぎ、急に黒部側から強く冷たい風が吹き始めると、神々しく光る白馬鑓ヶ岳の姿が見え、やがて白馬三山全体が見えるようになりました。雲の動きから頂上付近の風はかなり強いはずです。この様子を捉えるよう丁寧にシャッターを切りました。

午後7時からは山岳夜景の撮影です。北の空に流星や鰤起こしと言われる冬の稲光が遠くに見ることもできました。午後9時30分すぎ、北斗七星の付近が突然明るくなり、火球のような光を見ました。

山の天気は不安定で、時として予報よりも早く変わることがあります。午後10時近くになると黒部側から風が吹き始め、やがて地吹雪となり、やむなく撤収となりました。その後、深夜から翌朝まで雪が降り続けました。天気の回復も見込めないようなので、残念ながら早めに下山しました。

(文=伊藤哲哉/『改訂新版 千葉県の山』共著者)

南アルプス・仙丈ヶ岳

冬の高山の登頂は天候に大きく左右されます

小仙丈から仙丈に向かう稜線(写真=金丸勝実)

左上:小仙丈ヶ岳からの稜線のピークの上り、青空がうれしい/右上:小仙丈ヶ岳付近から見る甲斐駒ヶ岳/左下:こもれび山荘の夕食、二日ともクリスマスメニュー。美味しい。スタッフと/右下:雪稜から見る標高1位の富士山と2位の北岳(写真=金丸勝実)

12月24日、曇りのち晴れ

仙丈ヶ岳は花の百名山として知られる南アルプスの3000m峰です。この山域は夏場、北沢峠までバス便を利用できるので、甲斐駒ヶ岳も仙丈ヶ岳も日帰りが可能になりますが、冬場は戸台河原から歩きになり、アプローチに時間がかかります。また、なんといっても冬の3000m峰ですので敷居が高くなります。昨年はこの時期に登頂して、小仙丈から氷結した稜線に緊張を強いられました。今年も冬季営業している「こもれび山荘」をベースに仙丈ヶ岳を目指しました。

冬の高山の登頂は天候に大きく左右されます。強風、低温、ホワイトアウトなどのリスクが多く、判断ミスは遭難につながります。今回の登頂日は天候が下り坂で心配されましたが、結果的には寒気の緩んだ隙を狙った形になりました。

前夜に小屋で登頂日の天候を確認すると、やはり午後からは下り坂で風も出始めるようだったので、朝食を少し早く準備していただき5時に出発しました。今年は入山者が少なく、我々4人グループのほかに若い単独男性とテント泊の学生3人グループだけでした。

この日は積雪も少なく、風も穏やかで春山のようなコンディションに助けられ予定通りの行程で登山を楽しむことができました。昼前後になると青空が見え始めました。左手に標高第一位の富士山と第二位の北岳、そして第三位の間ノ岳を見ながらの登高は実に素晴らしく、今年の締めくくりにふさわしい、思い出に残る山行になりました。

この山行を支えていただいているのが冬季営業の山小屋で、暖かい部屋でいただくクリスマスメニューの夕食は格別でした。また、年越しには特別メニューを準備しているようです。

最後にアプローチの戸台河原駐車場までの林道ですが、工事が行われているため通行の時間規制があります。小屋の予約時に情報をいただき、時間調整をしました。

(文=金丸勝実/『三重県の山』著者)

北八ヶ岳・西天狗岳~東天狗岳周回

木々にアイゼンでダメージを与えぬよう注意を

ガスの中より突如姿を現す東天狗岳。西天狗岳から東天狗岳間の縦走路より(写真=小山貴之)

アイゼンによりダメージを受けたハイマツ。東天狗から中山峠の間にて(写真=小山貴之)

12月23日、曇りのち晴れ

唐沢鉱泉を起点に西天狗岳から東天狗岳を周回してきました。2週間ぶりの天狗岳のため、積雪の状況や危険箇所などの確認を行ないながらの登山となりました。

6時30分過ぎ、唐沢鉱泉の駐車場に到着した時点で駐車場はすでにいっぱいになっていました。その後も続々と後続車がやって来て、当日はかなりの数の登山者が入山していました。

午前中はガスに囲まれ展望はありませんでしたが、11時前よりだんだんとガスが抜けはじめ、12時になるころにはすっきりと晴れわたりました。天候が回復したころには黒百合ヒュッテに到着していたので悔やまれます。あと1時間遅ければ、大展望を目にできていました。

積雪状況は2週間前と比べるとやや少なくなった感じです(12月23日時点)。登山道上、トレースはしっかりとあり道迷いの心配はありません。全体的に踏み固められていてやや滑りやすくなっていますので、ツボ足で歩かれる場合にはスリップに注意が必要です。アイゼンはよくききます。トレース外の踏み抜きに注意が必要です。

危険箇所は第一展望台~第二展望台間のやや崩れ落ちている箇所、西天狗岳への岩場の登り、西天狗岳山頂~東天狗岳へ向かう急斜面、東天狗岳~中山峠間の岩場ですが、注意して通過すれば問題ないかと思います。岩場ではアイゼンの引っかけに注意が必要です。

なお、樹林帯やハイマツ帯で、木の根やハイマツなどの植物がアイゼンでダメージを受けた姿を多々目にしました。自分にも言えることですが、安全登山はもちろん、山にやさしい歩き方にも配慮をしていく必要があると感じました。

(文=小山貴之/長野県自然保護レンジャー)

浅間周辺・黒斑山

積雪は20~40cm、しっかりしたトレースがありました

黒斑山山頂より、前掛山(写真=中村重明)

コースの中間地点付近(標高約2120m)にて。アサマ2000スキー場を望む。奧は高峰山、篭ノ登山、水ノ塔山(写真=中村重明)

12月23日、晴れのち曇り

雪山入門コースとして、アサマ2000スキー場手前の車坂峠(標高1973m)から黒斑山(くろふやま・浅間山の第1外輪山の一角、標高2404m)を往復するコースを歩いてきました。

コース上は、トーミの頭直下のみ地面が露出していましたが、それ以外は20~40cm程度の積雪です。ただししっかりしたトレースがあり、この日はツボ足ないしチェーンアイゼンで問題なく歩けました。とはいえ、軽アイゼンか前爪付アイゼンは携行した方がいいと思います。

予報から期待していたより雲が多く、残念ながら北アルプスの山並みは望めず、八ヶ岳や四阿山(あずまやさん)も雲をかぶった状態です。それでもやはり、槍ヶ鞘~黒斑山間から望む前掛山(浅間山の第2外輪山)の景観は、春~秋の期間よりも噴煙がくっきり目立つこともあり、かなりの迫力でした。また、高峰山、水ノ塔山、篭ノ登山方向の景観もみごとでした。

なお、下記URLより、トーミの頭からの360度画像をご覧いただけます。

https://theta360.com/s/gqiznOmANnIeQUIRtPLXmGzKO

(文=中村重明)

神奈川県央・仏果山~高取山

シモバシラ撮影を満喫しました

高取山山頂の展望台鉄塔に登ると、大山から蛭ヶ岳を頂点に焼山までが一望。眼下に宮ヶ瀬湖が光る(写真=白井源三)

左:仏果山への鉄塔上部から現れたシモバシラの花/右:観光牧場である服部牧場は無料駐車場が完備されて家畜が放牧され、休日は家族連れでにぎわう(写真=白井源三)

12月18日、晴れ

仏果山(ぶっかさん)は登山口の半原より眺めると、標高747mの低山ながら急斜面がせり上がり、地元では半原富士と呼ばれるのが理解出来る山容です。中腹までは人工林に囲まれていますが、上部では落葉広葉樹が茂っています。

マイカー登山の今回、愛川ふれあいの村野外センター前バス停から入った、センターの駐車場に車を置きました。センターの縁を回り、地蔵尊が並ぶ分岐を左下に降りると、半原バス停からの登山路と合流します。県道下が登山口で、トイレも設置されています。階段からの登りで、初めから急登が続きます。途中、本標識が破損しており、被害届提出中の看板がかかっていました。このようなものを見ると悲しく、寂しくなります。

高度が増すと、林道に出て再び急登が始まります。前方上部の杉林の間にすすきの波が見えると、鉄塔が立つ台地は近いです。登って、振り返ると相模平野が広がります。

自然林に入って間もなく、枯葉に埋もれたシモバシラを見つけました。雑木林の斜面でかなりの数のシモバシラ撮影を堪能しました。

小さなピークを登り、ワンピッチで展望塔が立つ仏果山へ到着です。平地は晴れているのに、黒い雲がかかり、時々小雪が舞う山の天気でした。展望台からは相模平野が光っています。

寒風にせかされてロープの付いた急坂を下り、宮ヶ瀬越から登り返して高取山へ。雲が切れ始めた展望台からは大山から蛭ヶ岳を中心に丹沢山塊が広がり、宮ヶ瀬湖が眼下に光ります。駐車場のふれあいの村への下りはじめで、最後のシモバシラ撮影。

帰路、観光牧場の服部牧場へ立ち寄り、美味しいジェラートとソーセージを食べて帰りました。宮ヶ瀬ダムの観光放流がある日にここから少し下って愛川公園に駐車し、ダムを見学するのも一興です。

(文=白井源三/『神奈川県の山』共著者)

高尾・高尾山

氷の花を観賞してきました

高いところまで伸びた氷の花(写真=槙田幹夫)

4枚の花弁を開いたような形の氷の花(写真=槙田幹夫)

12月18日、晴れ

高尾山の冬の風物詩といえば富士山の頂上に夕日が沈む「ダイアモンド富士」と氷の花「シモバシラ」が有名です。今回は氷の花を観賞するために高尾山に登りました。

始発のケーブルカーは山上の売店などで働く通勤客で満員状態。高尾山駅の気温は零度、期待を抱いて高尾山頂を目指します。途中、太陽に輝く相模湾に江の島がシルエットで見える眺めを楽しみました。

山頂を周回する5号路、もみじ台北側の巻き道、さらに進んだ一丁平北側の巻き道で、たくさんの氷の花「シモバシラ」が咲いていました。茎の高いところまで伸びた氷の花、蝶の様な形をしたもの、ふっくらと膨らんだ形のもの、薄いヒダがかさなったもの、4枚の花弁をひらいたような形のものなど、千差万別。今年は気象条件がよく、あちこちの山で氷の花「シモバシラ」が咲いているようです。

帰りは奥高尾に続く縦走路、もみじ台南側の日当たりのいい巻き道を歩きました。路面の氷が溶けて滑りやすくなっている箇所があるので油断は禁物です。

富士山はあいにく雲の中で、夕日が富士山腹を転がるように沈む景色は見られませんでした。

(文=槙田幹夫/森林インストラクター東京会)

高尾・景信山~高尾山

ダイヤモンドは見られなかったものの

雲と夕日が幻想的だった日没直前の富士山(写真=石丸哲也)

左上から時計回りに、高尾山山頂から夕映えの西の空、景信山の氷花、小仏バス停付近の落ち葉と霜、景信山からの富士山(写真=石丸哲也)

12月23日、快晴

恒例のダイヤモンド富士とシモバシラの氷花狙いで行ってきました。富士山はきれいに見えていたのですが、夕方、背後に雲がかかり、ダイヤモンドを見ることはできませんでした。しかし、雲が綾のような模様になり、幻想的な風景で、これはこれで印象的でした。日没後の、西の空の夕映えも美しかったです。

もうひとつの氷花は、朝、そこそこ冷え込んでいたものの、それもやや溶けかかった状態でした。数も少なく、景信山、城山~一丁平でかろうじて見られましたが、もみじ台の北面はまったく見られませんでした。

と書いてくると、残念な感じに思われそうです。しかし、山は日によって異なる姿を見せてくれるもの。当日も、この日ならではの魅力的な表情を見られて、やはり行ってよかったと感じました。

今回のコースは小仏バス停からスタート。混雑を避けてヤゴ沢を登り、景信山へ。奥高尾縦走路を高尾山へ向かい、小仏城山で昼食をとり、高尾山には14時30分ごろに着きました。すでに場所取りの三脚がずらりと並んでいたので、引き返し、混んでいたもみじ台も避けて、富士見台で眺めました。

帰りがけに、もみじ台の細田屋さんでうかがったところ、やはり人出が多かったそうです。翌日の予報が曇りのち雨で、この日に集中したのかもしれません。ちなみにダイヤモンド富士は16時過ぎで、場所の確保のために早着きすると時間の余裕があります。クリスマスの前でもあり、私たちはチョコレートフォンデュを作って待ちました。忘年山行の時期でもあり、鍋を囲む登山者も多かったです。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

高尾・高尾山

ダイヤモンド富士、くっきりと

くっきりと晴れた富士山に沈む夕日。左は丹沢の大室山(写真=石丸哲也)

上から、霞台から横浜方面、高尾山駅展望台から都心方面、金比羅台から都心~埼玉寄りの眺め(写真=石丸哲也)

12月26日、快晴

12月21日のひよどり山、23日の高尾山と2回のダイヤモンド富士観望はともに快晴だったものの、日没時は富士山山頂が雲に隠れて見ることが叶いませんでした。それぞれ、美しい夕暮れを楽しめましたが、やはり心残りなので、再々チャレンジをしてきました。

高尾山では冬至の日に沈む夕日と富士山の位置がピッタリ一致。その前後は、日没の地点が徐々に富士山の右(西)側に移動していきます。しかし、太陽は左上から右下寄りへ、斜めに沈んでいき、26日はまだ、太陽と富士山山頂が接するあたりで位置が一致します。

前日の25日に仕事が一段落して映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を観に行こうと、新宿の映画館の前売り情報をチェックすると、午前8時からの第1回に超良席が空いていました。山の用意をして出かけ、鑑賞後、気象情報をチェックし、京王線に乗って高尾山へ向かいます。今回はダイヤモンド富士観望に目的を絞り、16時前に高尾山山頂に着けばよいので、昼ごろに新宿を出ても間に合います。21、23日に続いて3回目の計画で「スターウォーズ」なみの3部作山行になったので、鑑賞後、今回の山行を「ダイヤモンド富士 エピソード3」と考えてしまいました。

高尾山口駅からのコースは、年の瀬を迎える準備中の薬王院を見てみたく、琵琶滝道から1号路経由にしました。23日の高尾山山頂は観望する人たちで足の踏み場もなかったほどですが、そんな景色が嘘のように空いていました。思いがけず友人のグループがすき焼きパーティをしていて、お相伴にあずかりながら日没を待ちます。

山頂に少しあった雲も日没時には消え、3部作完結編にふさわしい(笑)、きれいなダイヤモンド富士を眺められました。日没後に輝く山ぎわ、丹沢山地の上に浮かぶ夕焼けの雲などを撮った後、登ってきた1号路を下山しました。1号路は展望のポイントがほかのコースより多いので、暮れてゆく首都圏を撮りながら下ろうと考えての選択です。目論見どおり、霞台、高尾山駅展望台、金比羅台と、それぞれ方向、時間が異なる街並みを撮ることができました。

(文=石丸哲也/山岳ライター)

鳥取県・大山

実家から大山夏道登山口まで、車でわずか25分です

出発時、実家から写した大山です。頂上を覆う微かな笠雲が気になります(写真=舩越 仁)

頂上から見下ろした避難小屋です。薄い雲ですが下界は見えません(写真=舩越 仁)

12月22日、曇り

23日から大山スキー場がオープンしてにぎやかになるのですが、この日の朝の南光河原駐車場には余裕がありました。

歩き始めからたっぷりの雪です。二合目まではなだらかで、三、四合目は傾斜がきつく汗が出ます。雪はよく締まっていて歩きやすいのですが、汗かきの私は早め早めに衣服を調整しなくてはなりません。時折、ブナの霧氷がバラバラと落ちてきます。

ブナ林の終わる五合目に着きました。祀ってある山の神様に雪山登山の安全をお祈りし、アイゼンを付けました。ここまで来ればもう頂上に登ったのも同然と、いつもそう思います。あとは雄大な視界が開け、気分も高揚するからでしょうか。

下界の眺望はまずまずですが、下から見上げた通り、頂上から剣ヶ峰には雲がかかっています。八合目を過ぎると、風が強い頂上台地になります。頂上方向はかなり見通せるのですが、遠望はききません。こんな日もあるのです。頂上避難小屋はちょうどお昼時で、入れ替わり立ち代わりの登山者10人ほどが和やかに情報交換をしました。

今日の年末山行は、満97歳で施設入所中の母へのご機嫌うかがいを兼ねて、今年の私の納山大山となります。岡山帰路に振り返った大山は、朝と変わらず、頂上だけが雲に接して夕日を受けていました。皆さまよいお年をお迎えください。

(文=舩越 仁/みつがしわ山の会)

くじゅう・中岳と天狗ヶ城

凍りついた御池から九州本土最高峰の中岳へ

久住分かれ避難小屋付近から阿蘇山を見る(写真=池田浩伸)

天狗ヶ城から凍った御池を見下ろす(写真=池田浩伸)

12月23日、晴れ

朝8時、牧の戸峠駐車場につきました。駐車スペースはほぼいっぱいです。

沓掛山展望台からは、阿蘇の雄大な姿が薄いベールの上に浮かんでいました。雪が少なく、霧氷も溶け落ちていましたが、標高1700m付近にある御池はみごとに凍りつき、池の中央をおそるおそる歩く人やスケートのまねをする人たちの笑い声が響いていました。

中岳からは、くじゅう連山と由布岳や阿蘇山、祖母傾などの九州の雄峰を見渡す大パノラマを楽しみました。

(文=池田浩伸/登山ガイド)

神奈川県・金時山

富士山の頂周辺にだけ雲が戯れていました

この日唯一惜しまれた富士展望(写真=伊東明美)

金時山の頂から。箱根山・大涌谷~三国山~丸岳外輪山。その向こうに愛鷹山。半身を隠した富士山(写真=伊東明美)

12月17日、晴れのち曇り

冷え込んだ冬晴れの朝、金時神社の駐車場に車を停めて、いざ出発。ルートは、金時神社~山頂~長尾山~乙女峠~乙女口~金時神社です。

おなじみ金太郎伝説と富士展望で不動の人気を誇る金時山は、今日も老若男女のハイカーで大にぎわい。家族連れも多い中、この日出会った最年少は2歳の男の子。歳をきかれることに慣れている4歳のお姉ちゃんとお父さんと3人で登っていました。ふたりとも立派な登山靴を履いて冬のウェアで装備も万全。2歳にして父親の手助けを拒む姿勢はなんとも頼もしい。金時山は初めてではないのかもしれません。それにしても、山頂までは大人の足で1時間半、彼らの足の長さほどの段差もたくさんある道のりです。どれだけの時間をかけてたどり着くのかと思うと「せめて彼らに絶景富士山のご褒美を!」と、祈らずにはいられません。

空は青く期待大でしたが、嗚呼無情。富士の頂の周りにだけ雲が戯れています。外輪山の向こうに駿河湾まで見えているのに、その雲はずっと離れず。昼時になるとますます混んできたので、彼らの登頂は未確認のまま下山開始。

「晴れのち曇り」という予報通り、次第に上空の雲が厚くなり乙女口あたりでちらちらと小雪が舞い、夕方、御殿場の「富士八景の湯」を出る時には本格的に降り始めました。箱根にも本格的な冬が到来したようです。

(伊東明美/東京都/よく行く山:関東甲信越の山、日本百名山)

金剛山地・金剛山

かつて郵便配達人がたどった道

ササの道を抜けると間もなく伏見峠(写真=小林昭生)

国見城跡の広場で憩う人たち(写真=小林昭生)

12月20日、曇り時々晴れ

友人が新聞の記事を読んで「かつて金剛山のふもとから山頂の葛木神社まで郵便配達していた人がいた。その道は『郵便道』と呼ばれていた。行ってみたい」というので、いっしょに出かけました。

金剛山は楠木正成の居城があった山で、戦前、正成は忠君愛国の士として称賛されていました。全国から多くの郵便物が届いたようですが、当時はすべて山麓の郵便局留め。これをまとめて山頂の神社まで運んだ道が郵便道といわれています。

スタート地点となるのは、神話の里「高天(たかま)」の集落のシンボル高天彦神社。ここからの往復だけでは面白味がないので、「伏見道」から山頂を目指し、郵便道は下山に使う周回ルートとしました。

伏見道の取付点となる菩提寺には高天彦神社から30分ほどでした。ここからは小石のゴロゴロした道が林の中に続いています。展望のきかない道を歩くこと1時間あまり、両側にササが覆いかぶさるようになると、ほどなく伏見峠に出ました。伏見道を終え、ピクニック広場を経て30分ほどで山頂の葛木神社に着きました。拝礼後5分で国見城跡の広場です。いつも大勢の人でにぎわうところですが、今日は少ないように思われました。霧氷が見られなかったからかもしれません。広場の先から目を移すと、好天時には大阪湾の向こうに六甲の山並みが望めますが、残念ながらぼやけていて見ることができませんでした。

郵便道の下り口までは休憩後15分ほどでした。急な丸太階段が数百段続きます。凍り付いている箇所もあるので慎重に下りました。ここを過ぎればあとは楽な道です。高天彦神社まで戻って6時間弱、手ごろな時間で山を楽しめました。

なお、郵便道は毎日登山をする人もいるのでよく踏まれた道ですが、伏見道は歩く人も少なく、夏場はブッシュになるところもあるので、この道は初冬から春先までがおすすめです。

(小林昭生/奈良県/76歳/よく行く山:金剛山系はじめ関西一円の山々)

奥高尾・醍醐丸~陣馬山

初冬の奥高尾に行ってきました

陣馬山山頂でも富士山は出迎えてくれました(写真=葉山美和)

山頂オブジェの奥には本日たどった山々が(写真=葉山美和)

12月23日、晴れ

藤野駅からバスに乗り、終点の和田で降りると、ほとんどの方は陣馬山へと登って行きますが、さらに進んで醍醐丸の登山口に入りました。小川に沿った一本道は徐々に傾斜を増していき、山の神までひたすら登ること1時間、富士山が見えました。

ここから先はアップダウンを繰り返し、大蔵里山そして醍醐丸に到着。猫の額ほどの山頂に無線機を持った物々しい集団がいました。聞けばトレランの大会開催中だとか。

無数の踏み後がある道を和田峠に下り、登り返した陣馬山山頂は今までの静けさが嘘のようににぎわっています。山頂周辺の登山道は霜柱が溶けきらず、たくさん残っていました。

和田分岐から新ハイキングコースを下れば、陣場高原下に到着です。

今回は「山と渓谷」11月号の高尾山特集を参考にしました。今年最後の山行を、真冬の寒さの中、心地よい汗をかき、締めくくることができました。

(葉山美和/千葉県/よく行く山:中央線沿線の山、奥高尾)

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開催日・テーマ 2月25日(日)山のリスク解決講座「山の天気&地図」
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時間 10:30~16:30
定員 35名(最少開催人数10名)
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講師 佐々木 亨(山岳ライター)、猪熊隆之(山岳気象予報士)

【机上講習会】 山の危急時対応・山のファーストエイド入門

山で起こりがちなトラブルについて学び、救助要請から応急手当、緊急避難、搬送までの初期対応の知識とスキルを身につけます。山で役立つファーストエイドセットをご希望の方に販売します。(15,000円送料込 講座会場で予約可能です。)

参考書:『山のファーストエイド』(山と溪谷社刊)

http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=2627

開催日・テーマ 1月16日(火) 3.緊急事態による備え
2月13日(火) 4.山岳環境による障害
3月13日(火) 5.ファーストエイドと救助の基本
会場 アルパインツアーサービス本社 特設説明会場(3階)
時間 19:00~21:00
定員 35名(最少開催人数10名)
受講料 3,000円
講師 悳 秀彦(日本山岳協会遭難対策委員、医科学委員を兼任)

週刊ヤマケイ「表紙写真」「読者の登山レポート」「山の川柳」「よもやまばなし」応募要項

週刊ヤマケイでは、読者の皆さんから表紙写真、登山レポート、山の川柳を募集しています。また新たに「よもやまばなし」も募集します。ぜひあなたの作品をお送りください。

【表紙写真について】

●タテ位置で撮影した写真に限ります。

●横幅1200ピクセル以上のjpeg画像。

●写真に簡単な説明も添えてください。


【読者の登山レポートについて】

●本文200字~300字。1ヶ月以内の山行に限ります。できれば2週間以内の情報をお寄せください。国内・海外は問いません。山名・日程・天気を明記。登山道の様子や開花状況などもできるだけ盛り込んでください。

●写真キャプション(写真の解説を簡単なもので結構ですので付けてください)

●お名前(ふりがなもお願いします。匿名、ペンネームでの掲載は不可です)

●メールアドレス

●年齢

●郵便番号と住所

●登山歴

●よく行く山名、山域

※文字数を大幅に超えたものは対象外となります。掲載の目安は、投稿から約2週間です。掲載、不掲載についての事前連絡はしておりませんので、あらかじめご了承ください。


【山の川柳】

「夏休み 孫と一緒に 百名山」

「お父さん 登山道具を 片付けて」

「登れども登れども ぴくりとも動かぬ 体重計」など、山に関する川柳を募集します。どうぞ気軽にお送りください(川柳の投稿はペンネームでも可)。編集部が審査して、段位を授与します!


【よもやまばなし】

山で体験したちょっといい話や不思議な話、使って役立った装備や安全登山のための工夫、昔の登山の思い出などを募集します。お気軽にご投稿ください。こちらの投稿もペンネーム可です。文字数は400字以内でお願いします。


投稿先メールアドレス

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※表紙写真に採用された方、読者の登山レポートに採用された方には週刊ヤマケイのロゴ入り測量野帳を進呈します(初回のみ)。また山の川柳で高段位になられた方にも測量野帳を進呈します。どしどしご応募ください。

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