山と溪谷 編集部ブログ

ぶらり鈴鹿単独行

ども、イトーです。

今日は12月27日(金)。

世間一般のサラリーマンが年末年始を迎えるため、「仕事納め」に奮闘する営業最終日であります。

僕も一介のサラリーマン。仕事を納めたい。とはいえ、出版社にとっては「年末年始進行」と呼ばれるデスゾーンなのです。

みんなが編集作業に真摯に向き合っているなか、イトーは得意の現実逃避トリップへ~~。

というわけで、今回は、先日紹介した鈴鹿山脈イブネ取材の続き。
取材後、現地に一人残り、プライベートで鈴鹿山脈北部をぶらっと縦走してきました。

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出発は鈴鹿山脈最高峰の御池岳(おいけだけ)北面にある鞍掛トンネルから。

朝日が上がる前に登り始め、鞍掛峠を経て、鈴北岳の山頂に近づいてきたころ、三重側が赤く染まり始めました。

徐々に街並みも見えてきて、これは天気がよくなるぞ~と、ウキウキで登っていきます。

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ん? あれ? 朝日をさえぎるこれは、、、嫌な予感、、、

そう、稜線に出た途端に雲が湧いてきて鈴北岳はガスの中。

いったん樹林帯を降りて、御池岳に取り付く尾根を探します。

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すると、またガスは晴れて、神秘的な森のトレイル歩きに。美しい。

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と、思いきや、御池岳に着いたらこうですよ。。。

ビュービュー、ゴーゴーと、稜線上は強風も吹き始め、じっとしているとガタガタふるえる寒さ。

以前、御池岳に登った時もひどい天気だったけど、僕は御池岳に見放されているのだろうか。

仕方がないので御池岳の景色は諦め、藤原岳につながる尾根に移動します。

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鈴鹿山脈は植生が豊かで、足もとに目を向ければコケや粘菌なども観察できます。

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イブネほどではないですが、藤原岳周辺には稜線上にコケが広がるエリアも。

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さくさく進んで藤原岳に到着。

藤原岳は丘陵状の山頂で、なかなかユニークな景色が広がります。

ここから登山地図では破線になっている尾根を下るのですが、
これは本当に尾根か?崖ではないのか?というような超急峻で不明瞭な尾根をひたすら下っていきます。

いかにも道迷いしそうなルートで、尾根の名前はずばり「迷い尾根」。

破線扱いになっているのも納得でした。

迷い尾根、治田峠(はったとうげ)を経て、竜ヶ岳へ向かうのですが、ここがツライ。。。

当初は、この日のうちに竜ヶ岳の南にある石榑峠まで歩く予定でしたが、途中で力尽きてバタンキュー。

ビバークして仮眠をとることにしました。早朝に復活して、行動を再開。

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ちょうど竜ヶ岳に着いたころ、三重側に朝がやってきました。

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竜ヶ岳は稜線一帯がササ原になっていて、とても気持ちのよさそうな場所でした(まだ真っ暗だったから堪能していないけども)

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竜ヶ岳から石榑峠まで下ったのち、今度は三池岳(みいけだけ)に向かって登りながら南下していきます。

写真は石榑峠に下るルートの途中。手前に見えている車道あたりが石榑峠。奥に三池岳や釈迦ヶ岳(しゃかがたけ)が見えています。

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けっこうしんどい登りでしたが、三池岳はすばらしい展望スポット。

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さらに南下を続け、釈迦ヶ岳の三角点に到着。山麓の絶景が広がります

あとは朝明渓谷(あさけけいこく)に下るだけ。

途中をめっちゃ端折っているので、伝わらないかもしれないですが、歩き応えがハンパない。

アップダウンもすごいし、ルートファインディングもおもしろいし、鈴鹿はやっぱりすごい(実は何度か尾根間違いをしかけました)

結果的にこれが令和元年最後の登山となりました。いや、まだ登る可能性がなくはないか。

そしてこれが令和元年最後のブログ更新。次号は「単独行」特集。

僕のような単独行を愛するハイカーにとっては役立つ情報が満載です。お楽しみに。

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