山と溪谷 編集部ブログ

手塚治虫の山

ども、イトーです。

今日は7月7日。そう、七夕ですね。

なぜ、こんな梅雨の時期に七夕なんか設定したのか謎でしたが、
旧暦だと本来の七夕はまったく別の日なのですね。

太陽暦とか太陰暦とか暦に関する説明は省きますが、
(というか、説明できる気がしない)
いまでいうお盆明けに本来の七夕があったようです。
確かにお盆明けの山で見る天の川、めっちゃきれいだもんな。

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さて、今回紹介するのは、ヤマケイ文庫に新たに加わった『手塚治虫の山』です。
https://www.yamakei.co.jp/products/2820048820.html

8月号の編集後記にもちょろっと書きましたが、
僕は山に行くとき、とりわけテント泊登山のときには文庫の短編集を必ず山に持っていきます。

主に持ち出すのは、手塚治虫や藤子・F・不二雄の文庫版短編集のほか、
星新一のショートショート系や、藤沢周平や池波正太郎の短編時代小説など。

取材(仕事)とはいえ、テント泊だと夜にはやることがなくなり、
カメラマンさんに「暇つぶしグッズ、何か持っていない?」と聞かれたら、
持参した手塚治虫短編集を「どぞ、どぞ」と差し出して地道な布教活動を行なってきました。

そんな布教活動でこれ以上ないだろうってくらい便利なアイテムがこの本です(笑)
だって、手塚治虫×ですよ、これはありがたい。

オチに納得できるものもあれば、「???」という読了感のものまで、
どの作品も手塚治虫ワールド全開な感じです!
きっと読み終わった人はみんな昭和新山に行ってみたくなりますよ(笑)

発売したばかりですが、すでに売り切れも続出しているほどの人気だとか。

この調子で、オカルト系の短編もうちで編んでくれないかなー。
SFやオカルトが好きな人間からすれば、
手塚治虫と藤子・F・不二雄の時代にネタは出し尽くされたのでは、と感じるくらいすばらしい作品ばかりです。

ぜひ、みなさんも手塚治虫ワールドを山で体感してください!

IMG_20200612_152116.jpg

ちなみにイトーの本棚の一部はこんな感じ。
石ノ森章太郎や星野之宣のSFもたまらない。。。

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