山と溪谷 編集部ブログ

山梨県甲府市で「第1回日本山岳遺産サミット in 山梨」を開催します

こんにちは、編集長の神谷です。

わたしは、現在、月刊『山と溪谷』の編集長をしているわけですが、
今はもうひとつの仕事があります。
日本山岳遺産基金の事務局を兼任しているのです。

日本山岳遺産基金、くわしい中身はサイトをご覧にいただくとして、
11月3日(祝)に、山梨県甲府市で「第1回日本山岳遺産サミットin山梨」を開催します。
http://sangakuisan.yamakei.co.jp/s_kofu.html

サミットでは、山と溪谷8月号にて公募した「日本山岳遺産」の選定発表と講演会を予定しています。

日本山岳遺産の選定は、日本の美しい山々を次世代に引き継ぐために、
地域の山を守る団体を応援するもので、今回は4ヶ所から応募がありました。

講演は2本。テーマはいずれの「山と子ども」です。



なぜそのテーマかというと、美しい山々を次世代に引き継ぐためには、
その次世代……子どもたちに山を好きになってもらう必要があると考えています。
そして、なにより登山が、その子どもたち心身の成長に大きな役割をもてると、わたしたちは信じています。

ひとつめ講演は「登山で見つけた生きるチカラ ~児童養護施設の子どもたちと山に登って~」と題された、甲府の児童養護施設「めだかの学校ジュニア」理事長・山田一功さんのお話。
さまざまな事情で家庭にいられなくなった子どもたちが、登山を通じて生きるチカラを得る……とてもいい話です。

2本目は「親子登山のススメ ~子どもに教えてもらった山の楽しみ~」と題された、登山家で野外学校FeelOurSoul代表の戸高雅史さんのお話。
こちらは、バリバリの登山家が、逆に子どもたちに教わった山の楽しみ方の話。

両方とも、登山と子どもの関係を考えるうえで、とても示唆に富むすばらしい講演になると思います。

ぜひ、皆さん参加して下さい!

(ちなみに、わたしは当日は司会進行を担当しています。。。)

連休明けに、白馬へ取材に行ってまいりました。

こんにちは。青木です。
連休明けに、白馬へ取材に行ってまいりました。

今回は栂池自然園~風吹大池~蓮華温泉へ。
ピークは踏まず、紅葉や湿原をゆっくりと楽しみながら歩くコース。
じっくり静かな秋を堪能したい方や、初心者のお友達を連れていくにはぴったりです。

普通ならばこの時期には紅葉は終わっているそうですが、今年は暖かいせいか、まだまだ紅葉が楽しめます。

観光地から、自分の足をつかって自然の奥へ。
落ち葉のじゅうたんのうえをサクサク歩きながら、赤く染まった山々をひとり占め。
霧に包まれても幻想的、綺麗な池に映る紅葉もため息がでるくらい綺麗です。

そして、なんといってもきのこ。

行く先には・・・


きのこ!



きのこ!!



きのこ!!!


小谷村では、10月2日(土)・3日(日)に、きのこ料理のバイキングが楽しめる「きのこ祭り」が催されたようですが、それは山のなかでも開催されていたようです。
にょきっと生えたかわいいきのこ達は、見ているだけで心が和みますね。
「食べれるかな~」と近づくと、ガイドさんに「それは毒があるからだめ!」とのツッコミが。
う~ん、こんなにおいそしそうなのに食べられないのは残念・・・・・・。


でも!


お世話になった山小屋で「食べられるきのこ」をちゃっかりしっかり味わいました。

 


村営栂池山荘さんではきのこ入りの鍋。

 

風吹山荘さんではきのこ入りお味噌汁。

 


あたたかな料理が、冷えた体をほっこり暖めてくれました。
紅葉の秋、そして食欲の秋。

思い切り「秋」を満喫してきました。

・・・・・・え? 山や池の写真はないのかって?

それは、お楽しみです。

蓮華温泉では青木も一肌脱いで頑張ってきましたので、2011年10月号の特集、是非ごらんあれ!

 

『山と溪谷』11月号は、脱メジャーコース登山

どうも。
編集部・佐川です。

「今日も暑いですね~」が、あいさつ代わりだった記録的猛暑はどこへやら。
山は紅葉の盛りを迎えつつありますね。

この一瞬の華やぎが去れば山はシンと静まり返って、一気に冬へと移り変わります。
山が雪化粧するまでの数週間、静かに晩秋の山を歩きたい――と願う人のためにあるのが11月号の特集。



もちろん他の季節でもいいですが、樹林帯歩きが多いので、冬枯れで森が明るくて空気が乾燥したシーズンがベストかと思います。
「道迷い」なんて言葉も頭をよぎる難コースばかりですから、ちょっとおすすめしづらいのですが、いつかは行ってみてほしい――そんな思いでつくりました。

高山、中級山岳、低山と幅広く紹介。
メインは


「南ア・聖岳東尾根」


「両毛国境・皇海山(足尾の松木沢から)」


「東丹沢・大山北尾根」

この3本のルポ。
どれもメジャーな山ですが、ちょっとコースを変えただけで、いつもとはまったく違った山の顔が見られます。


編集部・大畑の秩父槍ヶ岳挑戦ルポや、ギュギュッと中身が詰まったコースガイドも必見です!

特集のほかは
温かいものが食べたくなる季節には、日帰り山行にだって必携の「ガスストーブカタログ」、
過去最高の件数をたたき出してしまった今夏の遭難を振り返る「2010年夏山遭難検証」、
前代未聞の遭難ドキュメンタリー漫画「ええ、そうなんですよ」など。

『山と溪谷』11月号は、10月15日発売です!

剱岳北方稜線に行ってきました!

こんにちは! 編集部の神谷(浩)です。

先日、2011年7月号の特集「アルプス名峰の秘密ルート(仮題)」取材のため、剱岳北方稜線に行ってきました。

北方稜線は、剱岳の北側に延びる尾根で、道標やハシゴなどはなく、整備されていないバリエーションルートです。

室堂から入山し、剱沢を下って、真砂沢ロッジ、池ノ平小屋に宿泊して、北方稜線に取り付き、一気に剱岳山頂を越え、別山尾根から剱澤小屋へ。再び室堂に戻りました。3泊4日の行程です。

大雨の直後で、剱沢の橋が流された、という情報もありましたが、真砂沢ロッジの佐伯成司さんが即日対応してくれたおかげで、無事に通過できました。


胸まで水につかりながら、一人でこの橋を直したとか!

室堂から歩きだしたときに降っていた雨も、少しずつあがっていき、
2日目、3日目は好天に恵まれました(ただし行動中のみ)。

 


仙人池から見た裏剱

北方稜線はあくまでもバリエーションルートであり、体力、技術、経験のともなった上級者向きのコースです。
浮き石やルート不明瞭な部分がたくさんあります。
今年も遭難が多発しました。
安易に立ち入らないようにしてください。

 
一般登山者立ち入り禁止。ADVANCED CLIMBERS ONLY!         小窓ノ王から三ノ窓への急峻なバンド


  
小窓からのルンゼを慎重に登る          池ノ谷ガリーは浮き石の巣。落石厳禁!


下山して10日がたちます。
剱岳周辺では、そろそろ紅葉が始まっているでしょうか。

現地情報は、下記のヤマケイオンラインからどうぞ!

剱澤小屋
http://www.yamakei-online.com/mt_info/mt_info.php?id=117#1036

本誌掲載は、来年夏!
お楽しみに。

日本山岳遺産キャンペーンのイベントで白馬周辺に行ってきました。

こんにちは。編集部神谷(有)です。
シルバーウィークの3連休は、日本山岳遺産キャンペーンのイベントで白馬周辺に行ってきました。

各地から親子を招いてのトレッキングツアーです。
参加者は小学校1年生から5年生までのお子さんと、その親御さん、あわせて5家族でした。

1日目は八方尾根を歩き、2日は栂池自然を散策しました。
天気もなんとかもって、楽しいイベントになりました。

写真=指三本は「山」を表すそうです・・・・


子どもたちに「なにが楽しかった~?」と聞くと、「登ること!」という答えでした。

展望も良くて白馬の雄大な山々も見えたし、お花もあったし、リフトにも乗ったし、バッタもいたし、、、、。
いろいろ楽しいこともあったのですが、「登る」ことがいちばんおもしろかったとは!

登山のチカラを感じますね。

写真=みんなでゴミも拾いました。どんなゴミが多いかな?


来年もまた同じようなイベントをやりたいと思っています。

 

夏の山旅、アゲイン

編集部の大畑です。
9月といえば、連休! 天気も安定! と山行にはもってこいですが、今月は仕事の山が片付かず、
休日も出勤です。かわいそう…、自分。このままだとグレてしまいそうなので、
夏山の思い出を反芻しつつ、気分だけでも山を味わおうと思います。

 

夏の思い出1 島々谷~徳本峠の道

お盆に休暇をとって歩いてきました。渓谷沿いの道はコケやシダが美しく、空気まで緑色。今ごろ、カツラやサワグルミの葉が色づきはじめたことでしょう(あ、また山に行きたくなってきた・・・)。

このコース、道の展開がすばらしいのです。しっとりとした森の道をたどって峠へ、そこに立って初めて目にする穂高連峰。ブラボー! 

槍・穂高をめざすためにこの道を何度も歩いたというウェストンと同じ感動を共有しているんじゃないかと思うと感激もひとしおです。

今年、リニューアルオープンした徳本峠小屋。収容人数は変わりませんが(30人)、平屋から2階建てになりました。

素朴な雰囲気はそのままに、小屋の中は明るく、快適です(信州大学の建築学科の先生が設計したそう)。離れには最新式のトイレも導入されました。

小屋の常連さんが育てた野菜をふんだんに使ったミネストローネが新名物。野菜の甘みやトマトのほのかな酸味が、疲れた体を癒してくれます。

 

 

夏の思い出2 横尾本谷

8月の終わりに弊社のイベント・涸沢フェスティバルがありまして、横尾山荘に5日間滞在しました(横尾はカラフェスのサテライト会場だったのです)。ひとつの山小屋にこんなに長期でお邪魔したのは初めてです。

最後のほうはずうずうしくも、賄いに呼んでいただきました。横尾山荘のご主人・山田さん(手前右)とスタッフのみなさん。

これまで穂高や槍への通過点、といった印象だったのですが、すっかり横尾に愛着が湧き、この地をもっと知る道を歩いてみたいと思いました。すると、「横尾本谷あたりがいいですよ」と山田さん。ちゃっかり一緒に歩いていただく約束まで取り付けて行ってきました。

 

横尾山荘から涸沢へ向かう登山道を通って、まずは本谷橋をめざします。道中、ニルンゼ、サンルンゼ、アオジロハング・・・・・・。
山荘に入られて30年近い山田さんの口からは、自分の知らない地名やルート名が続々出てきます。それはまるで秘密の扉を開ける呪文のような(うっとり)。左はクライマー憧れの屏風岩、右は本谷橋から見た北穂。

本谷橋から少し登山道を行ったところから入渓します。これは涸沢と本谷の分岐付近。ご覧のとおり、横尾本谷は終始明るく、開放感にあふれています。沢登りというよりも、河原歩き、といった感じ。でも、沢靴をはけば水線通しに歩けて、夏の暑い日など気持ちがいいでしょうね。

大キレットに詰めあげる左俣を分けて、右俣を行きます。後ろにはいつもとは違うかたちをした屏風岩が大きくなってきました(左)。で、まもなく南岳カールに到着(右)。静かで気持ちのいい草原です。今ごろは草紅葉かなあ。

 

ここから灌木帯のヤブを漕ぎ、ハイマツの岩稜を越えれば、横尾尾根のコルはまもなくです。稜線に出ると槍ヶ岳が迎えてくれました。

槍沢経由で南岳へ向かう、横尾山荘の女性スタッフとばったり。仕事も山で、休暇も山。元気!

くしくも、この道もかのウェストンが槍ヶ岳を登るのに利用した道でした。今年はなぜだかウェストンと縁があります。歴史のある道は、アプローチが長かったり、なにかと不便なところも多いのですが、静かな山旅が楽しめるのが魅力です。

ところで、日本アルプスの父と呼ばれるウォルター・ウェストン。彼は探検家ではなく、宣教師でした。布教の仕事をこなしつつ、精力的に日本の山に通った。そうとう仕事ができた人なんでしょうね。仕事の早さも見習いたいと思います。

 

10月号の山の小物インプレッションはナイフ

編集部佐川です。

小さなものから、どうでもよさそうなものまで、根掘り葉掘り紹介することで大人気の連載「山の小物インプレッション」。
10月号のテーマはナイフ(料理向け)。

山の食事はフリーズドライだけ、という方も多いでしょう。
私もそういったタイプですが、たまには肉や野菜を切るところから料理するのもいいもんです。
お気に入りのナイフを相棒に、肉や野菜を持って山に行きませんか?




今回のコメンテーター・料理研究家の山戸ユカさんが選んだナンバーワンは、オピネル「ステンレス#8」。

折りたためて、広げたときに刃がガタつかず、切れ味もよい、とのことでした。
まさに“ロングセラーの実力”といったところでしょうか。

さて、今回は撮影に使用した掲載商品をすべてプレゼントします。
応募はこちらから


*誌面では「オピネル『ステンレス#8』を除いて」としましたが、変更して、すべての商品をプレゼントします。

応募締め切りは10月10日です。
奮ってご応募ください。

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