山と溪谷 編集部ブログ

いよいよ涸フェスです!

こんにちは。編集部神谷(有)です。
いよいよ今週末は涸沢フェスティバルです!

わたしは、事前準備のために今晩出発です。
山と溪谷編集部からは、わたしを含め4名が参加します。

涸沢といいつつ、実はわたしは徳沢、横尾の会場の担当で、下手したら涸沢は日帰り・・・、という可能性もあります。
日々の仕事と同様、涸フェスでも右往左往のようです。

現地で皆さんにお目にかかるのを楽しみにしています。
が、、、、涸沢の各山小屋はとても混むことが予想されています。
今からでもテント泊を検討した方がよいかもしれません。

参加される方、くれぐれも安全にお越し下さい。

スタッフはピンクのTシャツを着ています(下写真参照)。


 

北アルプス 常念岳~蝶ヶ岳をテントで縦走してきました

こんにちは。本誌編集部の青木です。

8月初旬、北アルプスへ取材にいってまいりました。
2泊3日で常念岳~蝶ヶ岳間をテント縦走。

はじめての北アルプス(登頂)。
はじめてのテン泊。
はじめての縦走。

はじめてだらけの取材、ガールズ3人で満喫してきました。
ガールズ3人、というとさわやか・華やかなイメージですが、実際ははじめての重装備で汗ダックダク! 寄ってくるのは虫だけ!

常念岳頂上で、「おっ、山ガールだねえ~」と声をかけていただきましたが、こんな私を「山ガール」というカテゴリーに入れていただくのは申し訳ない・・・・・・。

さて。
そんな汗だく登山でしたが、お天気に恵まれ、一度も降られることなく無事終えることができました。

1日目は、常念小屋のテント場に宿泊。

前にも山、後ろにも山。山々に抱かれてるような気持ちになりました。
ご飯を作りながら、翌日挑む目の前の常念岳に宣戦布告。



そして、登頂。




目の前に広がる穂高連峰。
槍の穂先も、機嫌よく顔を出してくれました。



2日目は蝶ヶ岳ヒュッテのテント場に宿泊。


私のテントのまわりだけ散らかっているのは、到着して直後(荷物整理の途中)だったからです。
片付けられない女というわけでは決してございません。

はじめてのテント縦走。
お天気にも恵まれ、山々も本当に美しかったのですが、なにより、空一面に広がる星が印象的でした。

山小屋だと、お布団の誘惑に勝てず、即寝してしまうことが多い私。
田舎住まいなので、地元でも星は見えないこともないのですが、山ではこんなに綺麗に星が見えるものなのか、と感動してしまいました。

流れ星をあんなに目撃したのは、人生初です。
体は疲れているのに、寝てしまうのが惜しくて、いつまでも空を見上げておりました。
(おかげで下山後、足腰の筋肉痛にプラスして首あたりにもおみやげが)

あの時の感動を、今すぐ皆さんに伝えたい!! ・・・・・・のですが、私のカメラではうまく撮れませんでしたので、星空の素敵な写真は本誌でチェックしてみてくださいね。

掲載は2011年8月号を予定しています。「そんな先じゃ忘れちゃうよ」というあなた!
年間購読もおすすめです(ちゃっかり)

気づけば夏も折り返し地点。
みなさんも忘れられない思い出をつくってきてくださいね。

気象遭難事故をシミュレーション。さまざまな実験を行ないました

編集部の宮崎です。

9月号の特集は「気象遭難--低体温症の恐怖」。

昨年7月に北海道トムラウシ山で計9人が亡くなった気象遭難事故は記憶に新しいところです。ではなぜ真夏の山でこれだけ多くの方が亡くなる惨事が起きてしまったのか、その原因の一端を探るために、強烈な風雨を再現できる実験施設でさまざまな実験を行ないました。

 


▲風速約20m、雨量(推定)10mm/hの状況を再現。若い屈強な登山者でもたじろぐ状況です

たとえば、「なぜ完全装備なのに濡れるのか?」。装備としては理想的なものを着用していても、山岳で激しい風雨に遭遇すると、なぜかレインウェアの中に雨が浸入してきてしまい、体の熱を奪われることで低体温症を誘発してしまう。

そこで、いったいどこから水が入ってくるのか実験してみました。実験を通じてわかってきたのは、「レインウェアを正しく着用すること」と「行動中、衣服がズレたりハミ出したりした所から雨が浸入すること」、以上2点の重要性です。

また、激しい風雨下で、

  1. ツエルトを設営する
  2. ツエルトをかぶる
  3. テントを設営する、


の実験もやってみました。風雨を避け、体温低下を防ぎ、安全にビバークするには1、2、3のうちどの方法がベストなのかも考察しています。

実験の詳しい結果については9月号をご覧いただくとして、ここでは動画をご覧ください。風速約20m、雨量推定10mm/時の環境が、よくわかっていただけるのではないでしょうか。

実験結果の詳細を掲載した『山と溪谷』9月号はこちら

「山のトイレ補助」廃止を受けての集会で、たくさんの意見交換

編集部神谷(有)です。

先日、7月22日に東京虎ノ門で「山はみんなの宝! 全国集会」が行われました。

これは、先日ブログでご報告した、環境省による「山のトイレ補助」廃止を受けての集まりです。
http://www.yamakei-online.com/magazine/blog_detail.php?id=1015

この日は、各地の山小屋の方や、長野の伊那市長、白馬村村長などの自治体の方、
岩崎元郎さんや各登山者団体の方々など、100人を超える参加者がありました。

それぞれの立場でこの補助金必要性を訴えました。

集会では、登山関連、山小屋関連、行政関連などのオピニオンリーダーが集まり、
実績と成果、そして必要性について意見交換された

 

壇上では、これまでの補助金の成果やこれからの必要性に関して、
それぞれの立場で意見が出されました。

「山はみんなの宝」と題され、山が一部の限られた登山者だけの者ではなく、
広く国民全体の財産として開かれ、その保全と利用を考えるきっかけにしよう、、、、

このタイトルには、そんな主催者の思いがこもっていました。

8月12日発売の9月号では、行政事業レビューの「仕分け人」の先生にもご寄稿いただき、この問題を考えます。

 ■環境省による補助事業の中身 http://www.env.go.jp/park/support/mr.html
 ■環境省行政事業レビューの取りまとめ・結果 http://www.env.go.jp/guide/budget/spv_eff/review/result100609.html
 ■環境省のその後の検討会 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=12691

夏といえば、「お祭り」。ヤマケイの「お祭り」といえば・・・涸フェス!

こんにちは。編集部の青木です。
蒸し暑い日が続きますが、東京は梅雨明けも近いとの予報が出ていますね。
梅雨も明ければ、いよいよ夏本番。夏といえば、「お祭り」ですよね。

ヤマケイの「お祭り」といえば……涸フェス
先週末、ご挨拶と準備を兼ねて、本誌編集部・宮崎とともに涸沢へ行ってまいりました。

■カラサワフェスティバルのWebサイト

実は私、これがはじめての北アルプスです。着いて早々、上高地から見える山々や水の美しさに目を奪われました。
読者アンケートでも好きな山域ダントツNO.1の北アルプス。その理由が、わかりました。

上高地・河童橋からの景色をパチリ!

 

観光客でにぎわう上高地を出発。
湿気のないさわやかな気候、イワナが泳ぐ綺麗な川(ヨダレ)、涼しげな木陰の散策路……。
はじめての上高地を味わいながらのんびり歩くこと1時間半。
あっという間に徳沢到着です。

ここで私、とっても楽しみにしていたものがありました。それは……

徳澤園のソフトクリーム!

もともと牧場だったこともあり、徳澤園自慢の一品なんだとか。
ミルクの味が濃く、コクがあるソフトクリーム。
今回はイケメン従業員さんに巻いていただいたせいか、格別に甘い!
本誌編集部員・宮崎は、なぜか私以上にうれしそうです。


徳沢まではのぼりもなく、木陰の涼しい道が続きます。
おいしいソフトクリームもあれば、きっと小さな子どもも愚図らないはず。
徳沢会場でも、色々なイベントを企画しているので、のんびりと楽しみたい方、ファミリーにも涸フェスの雰囲気を味わっていただきたいです。

ふかふかの芝生で、去年習得した(!?)ヨガに挑戦する宮崎。今年こそは……上達する(と願いたい)

 

徳沢から1時間歩き、横尾へ到着。
ここまで来ると、登山客が中心となるため、落ち着いた雰囲気に包まれます。
ちょうどお昼時だったので、横尾山荘さんでお昼ご飯を頂きました。

横尾山荘では、昼食をいただきました

 

川の流れる音が涼しげで心地よいです。
横尾会場では、アマノフーズさんの試食やロープワーク講座などが体験できます。
徳沢と涸沢の中間地点にあるため、日程を分けて楽しんでもよいかもしれませんね。

ちゃっかり食後のコーヒーまで頂き、確実に一本以上立てた後、いよいよ涸沢へ。
本谷橋を抜けると、だんだん登りになっていきます。
うっすらと汗をかきながらのんびり登ること1時間、涸沢ヒュッテ・涸沢小屋が見えてきました。

涸沢は一面、雪景色。
雪の斜面をシャリシャリ歩きながら涸沢に到着。
WEBサイトには「上高地からポクポク歩いて6時間」と書いてありましたが、実際は「基本はポクポク、時々ふうふう、最後にシャリシャリで6時間」という感じでした。
ただ、雪は次第に溶けていくので、シャリシャリはなくなるかもしれませんね。

今回は涸沢ヒュッテに宿泊させていただきました。

涸沢ヒュッテの玄関にてパチリ

 

目の前には前穂・奥穂・北穂が広がります。
今にもハイジがブランコで頭上を通り過ぎそうなくらいに、壮大な景色!
なんて贅沢な光景なんでしょう……。

ヒュッテのテラスからの景色。絶景~~!


穂高に抱かれながら食べる、あつあつのおでんと冷た~い生ビールは、もう最高です。

涸沢小屋の芝田さんと。
翌朝は、涸沢小屋のテラスでモーニングコーヒーをいただきました。
優雅な休日とは、このことですね。

メイン会場となる涸沢では、色々なイベントを開催予定。
山小屋の限定メニューも見逃せません。
少なくとも、私は見逃さない予定です。


みなさんも、この夏は私たちと贅沢な夏休みを過ごしませんか?

 

 

『山と溪谷』8月号、もうすぐ発売!

こんにちは。編集部の神谷(浩)です。

みなさんは「雲ノ平」と「黒部源流」を知っていますか?

それは北アルプスの中心部に位置し、
日本百名山である薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳に囲まれた地にあります。
 
 
『山と溪谷』で読者アンケートをとったところ、

 ・「行ったことがある」人は3割
 ・「行ったことがない」人が7割

という結果になりました。

ただ、「行ったことがない」という人でも

 ・一度は行ってみたいところ
 ・俗化されていないあこがれの場所
 ・神秘を感じるところ、近々必ず訪れます!

などというコメントを寄せていただき、
魅力にあふれた場所である、というイメージを抱いているようです。

雲ノ平へは最低1泊しないと至ることはできず、全行程を考えると、3泊4日は必要な地域です。
そのため、「北アルプス最奥の秘境」とも呼ばれます。

『山と溪谷』8月号では、その「雲ノ平と黒部源流」を全力特集!



 ・立山から雲ノ平に至り、新穂高温泉に下りるというロングコース。
 ・現在は廃道となってしまった雲ノ平への最短ルート「伊藤新道」。
 ・沢登りで源流をめざす、東沢谷。

の3本のルポを掲載。


伊藤新道のルポ

そのほかにも、さまざまな方向から雲ノ平と黒部源流に至るコースガイドを紹介し、
綴じ込みの登山地図は、裏面にアクセス情報や山小屋情報を掲載。
あこがれを現実にするサポートをいたします。

また、この地域は、たくさんの逸話にあふれています。
 
 ・雲ノ平の成り立ちを地質から迫る「雲ノ平ができるまで」
 ・冠松次郎、伊藤正一両氏を取りあげた「黒部源流をめぐる人々」
 ・今年8月10日に新築される「果ての山小屋――雲ノ平山荘 半世紀の歩み」

など、コラムも充実。


雲ノ平の歴史

 

黒部源流をめぐる人々

 

なお、雲ノ平と黒部源流への入山口のひとつ、
折立へのアクセス(有峰林道)が今年は変更になります。

例年使われている有峰林道小見線は通行止め。
マイカーやタクシーは、小口川線を利用することになります。

■富山県森林政策課――有峰林道小口川線の利用開始について

バス利用の場合は、飛騨側を回り東谷線を通るルートになるため
所要時間が1時間半以上余計にかかります。

■富山地方鉄道――夏山バスの案内

ご注意ください。

8月号は特集以外も盛りだくさん。
登山家・戸高雅史さんによる
「親子登山へのいざない」&「親子登山安全マニュアル」

あの遭難事故から1年、生存者のひとりであるサブガイドが沈黙を破る
「トムラウシ山遭難1年後の後悔」

ついに発売となった単行本が話題騒然! 舞台裏を語る
「メイキング オブ 『山岳装備大全』」

など。

『山と溪谷』8月号は7月15日(木)発売!
どうぞご期待ください。

予約はこちらから。

クライミング取材に行ってきました!

編集部の宮崎です。
9月号の取材で、甲府市の太刀岡山にあるクライミングルートを登ってきました。

ロープを使って岩を登るのは、かれこれ10数年ぶり。その間の加齢に伴い、体重は増え、柔軟性は落ち、
クライミングするうえでプラス要素はない10数年でした。実際、特にクラックの部分がなかなか登れず大変でした。
でもでも、やっぱりクライミングは楽しかった!

9月号の特別企画は、高難度のクライミングは無理な人でも岩登りの爽快感を味わえる、
何ピッチにもわたる岩登り「マルチピッチ・フリー」です。
むかし岩登りをかじった人、ジムのクライミング経験しかない人、これからクライミングを始めたい人、
すべてにおすすめの企画です。ご期待ください!

写真に写っているのはカメラマン助手兼ポーター役の学生さん。じつは相当なフリークライマーで、
私がクライミングシューズを履いてヒィヒィ言ってるルートを、なんとスニーカーで登っております。
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