2019年12月19日(木)
ども、イトーです。
突然、冷え込んだと思ったら、今度はコートを着ていると汗ばむような気温。
世間では、暖冬とも言われていますが、雪山好きとしては関東周辺の山の積雪が待ち遠しい!
12月から冬季用ダウンシュラフで寝ている僕ですが、朝起きると着ていたはずのスウェット上下をシュラフの外にほっぽり出しています。
狭いシュラフのなかでどうやってスウェットを脱いだのか。うーん、ミステリー。
寝ているときの僕は実に器用なのだなぁ。
さて、今回は発売中の山と溪谷1月号別冊付録「山の便利帳2020」電子版のご案内です。
毎年恒例の付録なので、ご存じの方も多いと思いますが、今年も便利帳の電子版を読者にプレゼントいたします!
本誌を購入してくださった方は、上の画像をクリックするか、下記のURLへどうぞ!
http://www.yamakei.co.jp/benri2020/index.html
電子版の何が便利なの?という詳細は、下の画像も要チェック!
正直、便利帳は電子版のほうがさらに便利です。ダウンロードして有効活用してくださいな。
2019年12月16日(月)
ども、イトーです。
入社以来、ひっそりと続けているこのブログ。
メーカーさんやガイドさんにご挨拶をする際、「あのブログのイトーさんですか」と稀に言われることがあります。
そんなときは有頂天になるイトー。ニヤニヤを隠しきれなくなるので周りからはやばい人に見えることでしょう。
さて、1月号が発売になりました!
今回の特集は「100人で選ぶ、名山100」!
カメラマン、ライター、登山・山岳ガイド、イラストレーター、作家など、山を愛する全国の著名人に自身のとっておきの山を紹介いただきました。
いつか登ってみたい山を探すカタログとしても、その人の思い入れを楽しむ読み物としても楽しめる特集になっています。
僕自身、「近いうちに行きたい山リスト」をこの号を編集しながら大量更新しちゃいました。
今回、このブログで紹介しようと思っているメインの鈴鹿取材も
実は本誌でマンガ「でこでこてっぺん」を連載するゲキさんが今号で紹介してくださったことがきっかけです。
鈴鹿の秘峰「イブネ・クラシ」、山頂一帯をコケで覆われた異様の風景が広がる山。
まさか、鈴鹿にこんなファンタスティックな山があったとは。。。
衝撃を受けたミーハーなイトーは、いますぐ行きたい気持ちを抑えられず「取材」と称して早速行ってきました!
イブネに到着!あった、コケ!ふっかふかだ!スゲー!
たおやかな稜線に広がるコケのじゅうたんを前に、テンションは最高潮に達します。
京都市在住のカメラマン、梶山さんに案内してもらいながらイブネからクラシまでを探検しました。
いやー、これはすごい山だった。ゲキさん、ありがとう!
ところで、写真の背後に写っている白い木みたいなのは何…?
きっとカンのいい方はもうお気づきでしょう。。。
そうなのです。実は取材前日に雪が降っちゃったのです。これは想定外ダヨー。。。
本来の狙いは、稜線一面が濃緑のコケに覆われた写真を収めることだったのですが、これはこれで貴重?
うーん、わからないけれど、貴重ってことにしよう、そうしよう。。。
登山口から杉峠までの自然林も、きっと紅葉がきれいだったことでしょう。。。
もう冬枯れだったけども。行くのが少し(かなり?)遅かったけども。
さて、実はこの取材のほかにも鈴鹿をちょっと歩いてきたので、また別の機会に。
1月号もよろしくです!
2019年12月09日(月)
ども、イトーです。
2019年も12月に入り、気づけば関東周辺の山でも積雪情報が耳に入ってくるようになりました。
低山ハイカーにはうれしい季節ではありますが、突然寒気が来ると山に登るのも億劫になるというか、布団からなかなか出られなくなりますね。。。
先日、イトーは御坂山塊の一峰「節刀ヶ岳(せっとうがたけ)」に登ろうと、両親を誘って登山計画を立てました。
現地集合・現地解散のはずが、、、みごとに寝坊…。
「ごめん、いま起きた。すぐに家を出るけど、予定より一時間遅れる…」
ふだんは単独行が多いので、寝坊しても他人に迷惑をかけたりしないのですが、久しぶりにやっちまった感。
いや~仕事の登山じゃなくてよかった。。。
(仕事でも過去に一度やっちまっていますが)
登山口に到着すると、山はなんだかガスってる。風もビュービューゴーゴー吹いている。天気予報は晴れだけど、これ登山日和じゃないのでは…。
一抹の不安を抱えつつも、深くは考えないように登山道を歩き始めます。
今回のルートは、いやしの里 根場(ねんば)を起点に、鍵掛峠~鬼ヶ岳~金山~節刀ヶ岳~金山~鬼ヶ岳~雪頭ヶ岳~いやしの里 根場という周回コース。
鍵掛峠から先は急な登りあり、岩場あり、展望ありと、この周辺ではワクワク度の高い道のりです。
しかし、主稜線に乗ると積雪もそれなりにあったりして、足もとは滑りやすいし、風は強いし、富士山は見れないし。思っていたのとナンダカ違うぞ…。
天候が悪いので、節刀ヶ岳まで登るのは諦めて、鬼ヶ岳から雪頭ヶ岳への下りルートへ。
のんびり歩いていたのがよかったのか、寝坊して行動計画が1時間遅れたのがよかったのか、雪頭ヶ岳に到着したとたん、天候が回復し富士山と西湖が顔を出してくれました。
やっぱりもってるなぁ、俺。
下山後はいやしの里 根場へ。かつてこの場所にあったという茅葺屋根の家を再現した集落がまるごと観光地になっています。
ここ、日本人にはあんまり知られていないのですが、外国からの観光客が非常に多く、いつもにぎわっているのです。
根場集落から望む富士山は、なかなかの絶景。レンズ雲も見られました。
そして根場集落のもう一つの魅力は、駐車場周辺でにぎわいを見せる屋台村。
日本語のメニューがほとんどなく、「これ何語?」というメニューがずらり。
イトーのおすすめは、「チリソースがけの鶏からあげ(400円)」。
日本語のメニューがないので正式名称はわかりませんが、「ミンナ食ベテル、アレ。オレモ欲シイ」と
屋台のおばあちゃんにカタコトな日本語で話しかければ、「オーケーオーケー」と今度はカタコトな英語で応えてくれます。
謎の文化が楽しめる場所です(笑)
さて、どうでもいい話をしっかりと書いてしまった。なにが言いたかったのかも忘れてしまった。
でも、ブログだからいいよね。
とりあえず、1月号校了したので、刷り上がったらまた報告します。では。
2019年11月22日(金)
こんにちは!稲垣です。
気づいたら11月も終わりに近づき、最近はお布団とお友達状態の毎日です……コタツほしいな~。
さてさて、12月号が絶賛発売中です。
特集は恒例の雪山特集!今年は「厳選 全国雪山40コース」です。
本特集では、雪山を「近郊雪山」と「本格雪山」の二部構成でご紹介!
入門から上級まで幅広く扱っているので、レベルに合わせて楽しんでほしいです◎
近郊雪山の魅力とは……?
本格雪山の醍醐味とは……?
ちょっとでも興味をもったらぜひお手にとってみてください!
そしてさらにプッシュしたいのが、第二特集のナカミ。
ずばり、「プロに教わる雪山登山の装備の選び方」。
雪山で気になるのはやはり装備。
初級と上級別に、ガイドさんの実際の装備を紹介しているので非常に参考になると思います!
登山靴やアイゼン、ピッケルなどの選び方も載せているので合わせて読みたいですね。
そして最後に……本号では特別企画「山小屋で過ごす年末年始」があるのです。
みなさんは、年末年始を山小屋で過ごしたことはありますか?
稲垣はもちろんないのですが(え???)、この企画を見てめっちゃ行きたくなりました。
大晦日にみんなでわいわいして、年越しそばを食べて、初日の出を見る……それが山でできたら最高ですね!
稲垣家は毎年、年末年始は親戚の集まりがあるのですが、今年は要相談かも。
山小屋の営業情報一覧を載せているので要チェックですっ。
ではではそんなところで、今月号もよろしくお願いします!
2019年11月22日(金)
ども、伊藤です。
現在、編集部には、学生さんがインターンとして勉強に来てくれています。
そんな学生さんにちょっと無茶ぶり?をして、イベント記事の執筆をお願いしてみました。
誤解しないでいただきたいのは、決して僕がラクをするために原稿を書かせたわけではないのです。
そう、彼女の実力ならできるという「信頼」がすべて。
センパイ編集者としてのアメとムチなのであります。
おかげで早く家に帰って海外ドラマを見られるぜ。イェーイ。
さて、ではでは、スズキさん、よろしくー。
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スズキです。
だんだんと寒くなるこの季節。
山々が雪で閉ざされていくことを残念に思う方も、これからがいいシーズン!と意気込む方もいらっしゃることと思います。
そんななか11月30日(土)に奈良県川上村でアウトドアフィルム上映会が行われるそうです。
上映作品ラインナップと予告編は下記の特設HPからチェックできます。
私が特に気になった作品は「NOTES FROM THE WALL」。
3人で15日分の食料を背負って、壁に張り付きながらフリークライミング…?
天候が悪い日が続き、食料が底をついていく…?
予告編はなにやらギターを触っているところから始まるんだけど、なにしてるの…?
観てみたい!
また、トークイベントも同時開催。トークゲストは「山岳遍路家」の廣田勇介さん。
吉野と熊野を結ぶ修験道、大峯奥駈道のお膝元ならではのお話がきけそうです。
日本史と山のつながりを知ったらまた新しい山の楽しみを発見できるのでは?
会場は、大阪から車で2時間の奈良川上村やまぶきホール。
関西にお住まいの方、週末にいつもと違うアウトドアの楽しみ方はいかかでしょう。
《イベント概要》
特設HP:https://www.mizunomoriasobikenkyujo.com/blank-9
日時:2019年11月30日(土曜日)13時~(全体終了19時)
会場:奈良県川上村 やまぶきホール(大阪から車で約2時間半/公共交通機関で約2時間)〒639-3553 奈良県吉野郡川上村大字迫1374-2
定員:300名(予約不要・先着順)
参加費:プログラムA+トークイベントチケット 1300円
プログラムB+トークイベントチケット 1300円
全プログラム共通チケット(プログラムAB+トークイベント)2000円
ペアチケット 全プログラム共通チケット(2名分)3000円
2019年10月11日(金)
ども、イトーです。
11月号が刷り上がってきました!
今月の特集は「富士山」。
編集部に入って6年ですが、こんなに富士山をがっつり取り上げるのは初めて。
山と溪谷読者にとって富士山はどのような山に映っているのでしょうか。
「一度登ればいいか」
「そんなにおもしろくもないしな」
こーんなイメージを抱いていませんか。
正直、僕もそうでした。
ですが、今回の富士山特集は登るための特集ではありません。
「なぜ、富士山が日本のシンボルとして愛されるのか」
その深ーい魅力をリサーチする、歴史的、教育的、科学的、自然的、歴史的(2回目)、ナントカ的、、、とにかくすごい特集なのです。
編集部員の自分が言うのもなんですが、おそらくみなさんが知らない富士山がたくさん出てきてめっちゃおもしろいですよ。
「へー、そうだったのか」と、僕らも知る喜びを感じながら編集作業を行ないました。
イトーが担当したページには「構成資産ガイド」というページがあります。
ものすごくざっくりいうと「富士山が世界遺産に選ばれた25の理由」的な感じでしょうか。
山頂以外の富士山の見るべきポイントを紹介しているのですが、富士山は山麓こそおもしろい!
たとえば、ここは多くの観光客が訪れる白糸の滝。
僕も見るのは初めてだったのですが、湧水が幅200mにわたって流れ落ちる姿は圧巻です!
こちらは少し穴場。船津胎内樹型という樹海の上にできた森と洞穴です。
洞穴の中から樹海を見ると落ち着くというか、なんだか不思議な気持ちになります。
富士山ってこんな場所だったんだ、といろいろな発見をする一カ月でした。
ちなみに、付録には「水の国、わかやま」カレンダーがついてきます。
山の雑誌で「水のカレンダー」というのもおもしろいですよね。
和歌山は豊かな森があるからこそ、川の水もとてもきれいなのです。
前回のブログを見てもらえればわかると思うのですが、そんな関係でイトーは和歌山に遊びに行っていたのでした。
特集の紹介というより、イトーのミニレポートという感じになっちゃいましたが、今月もよろしくです!
2019年10月05日(土)
ども、イトーです。
昨日、お昼休憩にしようと席を立ったら、
目の前に座る後輩の黒ちゃんが「イトーさん、お昼に行くんですか」と言いながら財布を出しはじめたので、
「え、そうだけど、何買ってくればいいの?焼きそばパンでいいですか?」と、オドオドと回答。
「違いますよ、一緒に食べにいきましょうよ」と笑われました。後輩に完全にパシられると思っていたイトーです。
さて、季節はめぐり、もう10月。早いですね。
10月というと、秋というイメージなのですが、
今年の季節は"謎"ですね。寒くなったり暑くなったり。。。
これまでにもちょくちょくお伝えしてきましたが、イトーはいま猛烈にパックラフトでの川下りにはまっています。
パックラフト歴はまだ2年ですが、自分のレベルがわかってきて、どこに行こうか考えるのがいちばん楽しい時期。
なんだか「はいはい」ができるようになった赤ちゃんが、自分で好きなところに行けるのが楽しくてしようがないのに似ています。
え、似ていない?
まぁまぁ細かいところはおいといて、9月の3連休に楽しい川遊びを求めて、和歌山県に行ってきました。
…というわけで、今回は和歌山の渓谷めぐりについて書いちゃおう、そうしよう。
こちらは瀞峡(どろきょう)という、和歌山県、三重県、奈良県にまたがる熊野川の支流・北山川の峡谷。
広い川幅に、緩やかな流れ、ダイナミックな岩壁の絶景と、魅力満載のこの瀞峡をパックラフトで下るつもりだったのですが、前日の大雨で水量が増え、水も濁っていたので断念。
うまい人なら余裕で下れるのでしょうが、臆病ということに関しては全国トップクラスのイトーは瞬時にあきらめることを決意したのでした。
ちなみにこの瀞峡は、紅葉スポットとして10月号特集でも紹介しています(P98)
こちらは場所が変わって、和歌山県古座川の支流・小川(こがわ)の滝の拝(たきのはい)という川原。
この小川もパックラフトを愛する人々にとっては聖地のような場所。
川が複雑に蛇行しており、直線距離ならあっという間の区間を、だらだらと川下りできるのがポイントです。
ただ、川を下れる期間が公式に決まっていて、このときは期間外だったのでやはり断念。
それにしても、この滝の拝の岩の模様?がすごい。
なぜこういった地形になるのか、説明を記した案内標識もあるのですが、それでもよくわからない。。。
さくさく進んで次のスポットは、、、
というか、本当にパックラフトをする気があるのか、自分でもツッコミたい。
こちらは古座川の源流にして秘境として知られる植魚の滝(うえうおのたき)。
この滝の手前は下の写真のようになっていて、幻想的な雰囲気のゴルジュ帯の奥にあるのです。
ハイキングコースの先にあるものの、こんなところに沢登りの装備でもないのに入っていいの?というドキドキ感も楽しめます。
増水していなければ、一応、普通の登山装備で大丈夫だそう。
まぁ、イトーが行ったときは増水気味で膝上くらいの徒渉を何度かした上、あえて沢を高巻きせずに歩いたのでびしゃびしゃになりましたが。
ちなみにこの古座川源流は、10月15日発売の11月号でも紹介します。詳細はまた近いうちに。。。
植魚の滝の近くには「ハリオの滝」という名所の滝がもう一つあります。
この滝を見た瞬間に「あれ、これ映えるんじゃね?」と、三脚を立ててセルフシャッターで滝行風の写真を撮影。
「いぇーい、ナ〇トじゃん!」と写真のできばえに、誰もいない山の中でニヤニヤしてました。
思った以上に、渓谷&滝めぐりの話で長くなっちゃった。。。
川下り本編はまたの機会に(いったいいつになることやら)
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