山と溪谷 編集部ブログ

11月号は、「“登山力”養成講座」!

ども、伊藤です。

今日はインフルエンザの予防摂取を受けてきました。
受付で体温計をもらい、測定。数値を見ると「37.1度」。
「うーん、もう一回測ってみましょう」と受付のおねえさん。
「上着を脱いで服の中を換気してみてくださいね」
あぁ、そうか。駅からここまで道に迷い、早歩きだったから体温が上がってるんだな、ともう一度測定。
ピピッ、ピピッ・・・
「37.2度」
体温上がったー!!!
…と、もたつきながらもなんとか予防接種を受けられました。
僕の後ろで受付を待っていた方々、渋滞に巻き込んでしまいすみません…。


さてさて、ここからが主題。11月号、大好評発売中です!

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今月号の特集は「“登山力”養成講座」
登山力とはすなわち、山に登るための体力のこと。
近年、遭難事故の原因はこの体力不足によるものが増えています。
「登山はハードなスポーツである」という認識をもって、普段の生活やトレーニングを見直してみましょう!


第2特集は「山岳展望の楽しみ」
空気が澄んだこの季節。展望を楽しみにしている人も多いですよね。僕はまさにそう。
さまざまな展望の楽しみ方を紹介しているのでぜひご一読を!

さて、また駄文になるんですが、
先日、社内研修なるもので奥秩父へ沢登りにいってきました。
研修講師は、『rock&snow』の萩原編集長。
そう、NHKの番組でおなじみ、あの“編集長”です。

萩原編集長と山(沢)に登るのは初めてですが、
常に冷静な判断力、難所もスイスイ越えていく実力、
そしてメンバーを楽しませるホスピタリティー。
さすがの一言で、自分にこの経験が活かせるかどうか。
(活かさないと研修にならないんですが…)

さてさて、今月も山と溪谷をどうぞよろしく!

山と溪谷11月号のお知らせ

ども、イトーです。

台風は過ぎ去り、東京は気持ちのいい晴れ。
でも、ちょっと蒸し暑い。これ、夏に戻ったのでは…。
いつになったら秋らしさがやってくるのか。。。

さて、現在、絶賛校了中の編集部から11月号のお知らせです。

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11月号の特集は「体力に自信がない人のための“登山力”養成講座」。

山岳遭難が増加している現在、「登山者の体力不足」も要因の一つといわれています。
「昔は余裕だった」、そんな考えが遭難の素。

なぜ、体力は低下するのか、
なぜ、体力不足は危険なのか、
どのようにして、体力をつけるのか、
…などなど、山登りをもっと楽しみたい人に役立つ一冊となることでしょう。

また、11月号には綴じ込み付録「山を楽しむためのミニテスト85」を収録しました。

この付録は、登山者に人気の「山の知識検定」から2015年の検定問題の一部を掲載しています。
自分の山の知識を試してみたい、
いつか受けてみたいけど、どんな問題が出るんだろう、という人はぜひ試してください!

ちなみに今年の「山の知識検定」は、11月13日(日)に行なわれます。
詳しい情報は、山の知識検定のホームページへ

山本正嘉先生の「安全登山」トークイベント開催!

ども、イトーです。

10月だというのに、シトシトと雨が降り続き、ゴーゴーと台風が接近し、ワタワタと校了に追い込まれる編集部…。
あのさわやかで平和な10月はどこにいってしまったのでしょう。
紅葉の山取材に行きたいのになあ。。。

さて、今回は講演会のお知らせです。

『山と溪谷』でも大変お世話になっている鹿屋体育大学教授の山本正嘉(やまもと・まさよし)先生による「安全登山のための運動生理学とトレーニング学」の講演会を開催します。

山本先生は、登山の「体力度」を消費エネルギーで表わす「メッツ」という方法を考案し、その「コース定数」に基づいた山のグレーディングが長野県をはじめ、新潟県、山梨県、静岡県などで導入されています。

図は、『山と溪谷』3月号特集「総点検!山のカラダ」で紹介したものです。

「私たちは加齢により次第に体力が落ちていくものです。しかし、それを認識せず自分の体力を過大評価していると、登山中に思わぬ事故や遭難にあうリスクが高まります。逆に、体力にふさわしい登山をすることで、事故や怪我を防ぐことができます」

講演では、身体の仕組みと登山の「大変さ」を理解しながら、自分の体力を客観的に把握する方法や、登山の疲労や障害、身体のトラブルの対処法などを分かりやすく解説します。

初心者・ベテランを問わず、より安全でより快適な登山のためのヒントと、トレーニング方法などを知ることができるので、興味のある人はぜひお越しください。

●主催:山岳スポーツ指導協会、ヤマケイ登山総合研究所、山と溪谷編集部
●講師:山本正嘉(鹿屋体育大学教授)
●日時:2016年10月22日(土)18:00~19:30(受付は17時30分から開始)
●会場:東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング23階インプレスグループセミナールーム
●参加費:500円(資料代)
●申込み方法=山岳指導スポーツ協会の申込みページから
基調講演の予約は先着順です。
●問合せ先:︎☎︎042-575-6131 メール:mgorilla@ma.ejnet.ne.jp
山岳スポーツ指導協会安全登山担当 安村淳

お待ちしています。

山と溪谷10月号発売中です

ども、イトーです。

山と溪谷10月号が絶賛発売中です。


今月号の目玉はなんといっても美しい紅葉の山々。

今年の紅葉はどこに行こうかと悩んだら、ぜひ参考にしてください!

先日、僕は北アルプス・双六岳に行ってきました。

「連れてけ~、どっか山に連れてけ~」と、なまはげよろしく両親から言われていたこともあり、「たまには親孝行でもするか」とスケジュールを抑えたものの、登山初心者の両親をどこに連れていくべきか、これがけっこう難しい。

「こういう平らなところがいい」と両親が見せてきたのは、『ワンダーフォーゲル』の双六岳のページ。

「双六岳ならアルプス初心者にも人気だし、両親でも登れそう。自分も前から行きたかったからちょうどいいや。イェーイ、一石二鳥だぜ!」とそのまま採用したのでした。

しかーし、思っていたより双六岳はずっと本格的な山だったー。

なんだかんだ書くとながーくなるので、言いたいことだけ。

やっぱり、人を連れて山にいくのは難しい。。。
みんな、どうしてるんだろう?

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鏡池から槍ヶ岳。天気はイマイチでしたが、槍の山頂がギリギリ見えました。

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稜線上の植物たち。ナナカマドは、すでに葉が枯れていたものも…。

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7時間かけて到着した双六小屋。遠いぶん、小屋が見えたときの達成感が大きい(笑)
双六小屋は、とても清潔で、スタッフもやさしいし、食事の品数も多い。
夕食のメインは天ぷらで、山で食べられるなんてびっくり。
今年の1月号の「好きな山小屋ランキング」で2位になったのも納得でした。

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紅葉ポイントは、小屋周辺から双六谷方面のダケカンバ!
谷沿いに色づき始めたダケカンバの黄葉が広がっていましたー。

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翌朝、双六岳へ。
ガスにつつまれ、展望が望めないとわかっていても行きたくなるのが人間の性。
「一瞬でいいから晴れてくれー」と願うも、やっぱりかないませんでした(泣)

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双六岳の稜線から三俣蓮華岳への分岐まで下りてくるとわずかに晴れ間が!
向こうは黒部源流エリア。あっちにもいつかいきたいなー。

せっかく登ってきたのに展望が得られず、両親には残念でしたが、待望の双六小屋に宿泊できて僕にとっては楽しい山行でした。

双六岳は10月号でも紹介しています。

双六岳周辺の紅葉は今が見ごろ!
双六小屋オーナーの小池さんはとても親切でお話しもおもしろいですから、ぜひ遊びにいってくださいね!

それでは。

今日は何の日?

こんばんは。クロオです。
今日は十五夜ですね(←月)
十五夜=満月とは限らない(!)ということを最近知りました。

ちなみに満月は17日。東京の17日の天気は…曇り。
秋の月を見ながらしみじみビールでも飲みたいなあ。

そして今日は10月号の発売日です!
お待たせしました、紅葉特集!!



思わずため息が出るような紅葉の写真が盛りだくさんです!
北アルプスを南北に分けて、おすすめコースをご紹介。



なにごともタイミングが肝心と言いますが、紅葉は特に重要ですよね~
紅葉カレンダーで、いつ・どこに行こうか参考にしてみてくださいね。
北アルプス周辺の山小屋の営業最終日がわかる一覧表も活用して、秋山を満喫しましょう!
 


紅葉の絶景登山は楽しみだけど、夏山と同じ装備や心構えで行っていいの?
答えはノーです。当たり前ですね。
秋山で気を付けたいことをおさらいして、絶景登山へレッツゴー



付録には、「登山バス時刻表」がついています!
掲載しているエリアは、
「奥多摩」「奥武蔵・秩父」「奥秩父・甲府周辺」
「高尾・道志」「丹沢」「尾瀬・谷川」「八ヶ岳」。



1月号の付録「山の便利帳」よりも少し小さめのサイズです。
ネットでバスの時刻を調べるのって、意外と面倒だったりするんですよね~。私だけ?
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↓ 山名からアクセスを調べることもできますヨ。
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今月も盛りだくさんな「山と溪谷」、ぜひ手に取ってみてください!
私は10月の連休に、2泊くらいの山行を計画中。どこに行こうかな?

3000m級はすっかり秋模様

どもども、イトーです。

久しぶりの更新になります。

先日、取材で北アルプス・剱岳に行ってきました。

室堂は大好きなのですが、岩稜はあまり好きではない僕。

「編集部員として一度は剱岳に行っておかないと」という思いで登ったのですが、やっぱり岩稜は怖くて、テンションがなかなか上がらない。

「鎖もハシゴも大好き。カニのたてばい、よこばいは超ワクワクする~」とヤングなねえちゃんたちがスタスタと登っていくなか、「まだ死にたくないなあ…」とネガティブなことを考えながら登っていく僕。

それでも、剱岳の山頂にたつと「俺、剱岳登ったことあるよ」と自慢のタネが一つ増えた気がしました。

天気に恵まれ、山頂でのパノラマは特に最高でした。

DSC01347一服剱前剱コルから鹿島槍.JPG

前剱岳に登る途中、後立山の鹿島槍ヶ岳から朝日があがりました。
これは、ダイヤモンド鹿島槍でいいのか?

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前剱岳から剱岳を見上げます。まだまだ遠い…。

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前剱岳から後ろを振り返れば、左には立山、右には剱御前。

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剱岳山頂から立山三山、室堂、そして五色ヶ原や薬師、笠ヶ岳までずっと見渡せます。
どれがどの山かわかりますか?

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帰り、別山乗越から見た剱沢。

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剱沢から剱御前方面を見上げた写真。すっかり秋模様。雲もやっぱり秋の雲。

チングルマの綿毛ももう尽きかけな感じでヒョロヒョロ?ヨボヨボ?

そんな感じの秋の室堂~剱岳でした。

ちなみにくろよんの観光放水を初めてみましたが、かなり迫力ありますね。
めっちゃ写真撮っちゃいました。笑
やっぱりダムはおもしろい!
DSC01426くろよんダム観光放水.JPG

編集部イトー

初取材に行ってきました!

こんにちは。クロオです。
まだまだ暑いですが、先月に比べたら少しは涼しくなってきたような?
そろそろ秋の山行計画も立てたいですね。

さて、先週は台風一過を狙って取材に行ってきました。
山域は後立山の唐松岳~白馬三山。
前の記事で、来週は取材です!と書いたような気がしますが、天気やらスケジュールの関係で延びに延び、ようやく行くことができました。
待たせたな、ゴタテよ!

白馬岳は、登山を始めたばかりの4年前に一度登って以来はじめて。
前回は入下山ともに猿倉だったので、縦走するのも初。
(どんな景色が見られるだろう)とワクワクしつつも、出発前に編集部の神谷さんから「もう山は秋かもしれないけど、少しでも夏を探してきてね」と言われ、夏の色があるだろうかという心配もありました。

そんなこんなで、楽しみと不安の混ざった表情で車窓を流れる景色を眺める……ということにはならないのが私。
当日は新宿から白馬駅までの特急あずさで爆睡し、同行者を若干困惑させました。

ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、八方池山荘からよく整備された道を歩いていくと……


どーん。左から、Ⅲ、Ⅱ、Ⅰ峰がよく見えます。
明日は右端に見える、「天狗の大下り」を登るのか~。随分急だけど、登れるかな。



翌日。ここから険しい岩稜を歩きます。
編集部には、出先から直帰する場合に、ホワイトボードに「不帰」と書く人もいるんですよ。
かっこよくて密かに憧れていたりします。

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こちらは山行最終日。白馬岳を振り返って撮ったもの。
左端に写っているのは鹿島槍ヶ岳。夏っぽさが残っていてよかった~。

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白馬大池が見えてきました。池の畔でテント泊してみたいな。

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下山途中で見つけたナナカマド。実が赤く色づいていました。
白馬大池の周りは秋の雰囲気が漂っていて、
夏っぽさと同時に秋の訪れも感じることができて、ちょっと得した気分です。

と、駆け足ですが取材の報告でした!
不帰(かえらず)から無事帰ってこられてよかった。ホッ



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