山と溪谷 編集部ブログ

10月号の山の小物インプレッションはナイフ

編集部佐川です。

小さなものから、どうでもよさそうなものまで、根掘り葉掘り紹介することで大人気の連載「山の小物インプレッション」。
10月号のテーマはナイフ(料理向け)。

山の食事はフリーズドライだけ、という方も多いでしょう。
私もそういったタイプですが、たまには肉や野菜を切るところから料理するのもいいもんです。
お気に入りのナイフを相棒に、肉や野菜を持って山に行きませんか?




今回のコメンテーター・料理研究家の山戸ユカさんが選んだナンバーワンは、オピネル「ステンレス#8」。

折りたためて、広げたときに刃がガタつかず、切れ味もよい、とのことでした。
まさに“ロングセラーの実力”といったところでしょうか。

さて、今回は撮影に使用した掲載商品をすべてプレゼントします。
応募はこちらから


*誌面では「オピネル『ステンレス#8』を除いて」としましたが、変更して、すべての商品をプレゼントします。

応募締め切りは10月10日です。
奮ってご応募ください。

展示会シーズン

こんにちは。編集部神谷(有)です。

秋は、登山用具メーカーさんの展示会シーズンです。
先週は東京・池袋で31社合同の大きな展示会があり、各社が来年の春夏物の新商品を展示していました。

基本的に展示会は、ショップさんの買い付け・注文の場。
メーカーとショップの丁々発止のやりとりを見ることもあります。

わたしたちメディアにとって、展示会のおもしろいところは、
もちろん誰よりも早く新商品を見ることができることもありますが、
新商品に込めたメーカー・開発者の「思い」に直接触れることができるところにあります。

輸入物も多い業界ですが、
展示会のタイミングで本国のメーカー担当者が来日することも多く、
彼らと話すのも楽しみのひとつです。

今回お話しできたのは、「シートゥサミット」の国際営業部長アーロンさん。
シートゥサミットは、防水スタッフバッグなど、主にアクセサリー類を展開しているオーストラリアのメーカーです。

いやー、アーロンさんの語ること語ること。

ひとつの商品でも、各部位の素材、縫製、形状、色……こだわりが無数にあって、
話をお伺いして目からウロコのことが多数でした。

それにしてもトイレットペーパー・ホルダーで10分以上話を聞こうとは!


写真=インナーシュラフを解説するアーロンさん(当然、左)

「わたしたちは、大きなメーカーが登山靴やザックと作るのと同じように、
アクセサリー類を本気で、きちんと考えて作っています!」

細部にわたって手を抜かないメーカーの姿勢に驚嘆しました。


キャラバンのウェブサイト
シートゥサミットの紹介ページ

『山と溪谷』10月号は、紅葉×温泉の特集です!

編集部の吉野です。

厳しい暑さの続いた今年の夏。9月に入ってもまだエアコンの消せない日々が続いていますが、
山に吹く風はすでに涼しく、秋の気配が濃くなってきています。

秋の山といえば、やはり紅葉と温泉!ですよね。
錦繍に彩られた美しい山の眺めと、冷えた体を芯から温め疲れを癒してくれる温泉は、
秋の山登りの醍醐味とも言える組み合わせでしょう。

『山と溪谷』10月号の特集「紅葉に浸る山の温泉」では、
山の紅葉と温泉の楽しみ方を、次の5つのテーマに分けて紹介しています。

(1)山の温泉をめぐり、つなぐ
(2)おすすめ温泉宿から登る
(3)山中に湧く温泉に浸かる
(4)低山+温泉の魅力を味わう
(5)キャンプで温泉を楽しむ

人気の紅葉と温泉のコースをルポ。


北アルプス・祖母谷温泉~阿曾原温泉


南東北・新高湯温泉


北アルプス・白馬鑓温泉


また、全国各地のおすすめコースを19本、美しい紅葉写真とともに案内しています。



いで湯と紅葉をめぐるテーマ別コースガイド19


ほかにも、読者からの要望の高い、立ち寄り温泉施設の情報もガイドコースに沿って満載。


登山帰りに便利ないで湯 立ち寄り温泉情報


最高の状態の紅葉を見るには、タイミングがなにより大事。
山の中の温泉も、エリアによっては小屋閉めが早いところがあります。
街に秋風が吹きだす前に『山と溪谷』10月号で行きたい山を研究し、
ぜひ、この秋の登山計画に役立てください。

そのほか、秋冬に必須のほしい一枚が見つかる「この秋買っておきたい、アンダーウェア・カタログ」、
山岳小説の世界を俯瞰・研究する「山岳小説の系譜」、
地域研究企画「 西上州・北部」などなど、内容盛りだくさん。

『山と溪谷』10月号は、9月15日(水)発売です!!

カラサワフェスティバル2010 その裏側とは?

本誌編集部からは神谷(有)、宮崎、大畑、青木がスタッフとして参加!
今回はその模様をほんのすこしだけ、ご紹介いたします。

26日に上高地入りし、その日は横尾山荘さんに宿泊した涸沢スタッフ。
27日の早朝、出発前に、ヨガ歴30年のヤマケイスタッフ・真知子さんによるストレッチ講座が行われました。

体がかたい理由を「朝だからね……」とごまかし、いざ出陣!

昼になってもかたいままの体で、なんとか涸沢に到着。
前日入りしているスタッフにより、涸沢会場の飾りつけもバッチリです。
ヤマケイ編集部・小林が半泣きでつくった色とりどりのタルチョが風に揺れています。
すっぴんでも十分綺麗な涸沢ですが、お化粧をしているからか、いつもとちょっと違う雰囲気ですね。


まだ10:00前ですが、ちらほらと参加者の方々が集まりだしました。
カラフェスのオープニングは15:00。
開催前の運営本部をちょっと覗いてみましょう。


イベントの告知ポスターや整理券などの確認でスタッフ一同、大忙し!
当日になって内容が変更するイベントもあるため、直前まで確認が欠かせません。

イベントの告知版。
スタッフがせっせと作っています。

そして・・・15:00!
いつの間にか、たくさんの人が。
オープニングが始まり、いよいよカラフェス開始です!

スピーチを行っている昼寝岩の下では・・・・・・


せっせと乾杯用のワインを用意するスタッフ。
白・赤、両方揃ってます!


そして、ルネッサ~・・・・・・、いや、カンパーイ!

天気予報では「28日は雨」と流れていたものの、終日快晴!
太陽のしたで日光浴をしながら、みなさんイベントを楽しんでいました。

涸沢もおめかししているので・・・・・・、フェス中はヤマケイスタッフも「山スカ」で対抗!

今年は朝ヨガにくわえ、涸沢小屋で「ヨガ講座」も開催しました。
癒しの音楽・いい香りに包まれ、心の底からリラックス。


このほかにも、今年のカラフェスはいろんなイベントが盛りだくさん!
いずれも大盛況で終わりました。

涸沢フェス公式webサイトでは、参加者からの投稿も続々集まっています。
http://special.yamakei.co.jp/karasawa/

もちろん、『山と溪谷』11月号、『ヤマケイJOY』冬号でもレポートを掲載!
「私、写ってる~!」と誌面を指差しながらお友達・ご家族と思い出をふりかえるのもよし、
行けなかった人は、イベントの雰囲気を感じとっていただくのもよし!

ぜひ、一度ごらんくださいね。(本屋の店頭でなく・・・・・・、家で!) 

いよいよ涸フェスです!

こんにちは。編集部神谷(有)です。
いよいよ今週末は涸沢フェスティバルです!

わたしは、事前準備のために今晩出発です。
山と溪谷編集部からは、わたしを含め4名が参加します。

涸沢といいつつ、実はわたしは徳沢、横尾の会場の担当で、下手したら涸沢は日帰り・・・、という可能性もあります。
日々の仕事と同様、涸フェスでも右往左往のようです。

現地で皆さんにお目にかかるのを楽しみにしています。
が、、、、涸沢の各山小屋はとても混むことが予想されています。
今からでもテント泊を検討した方がよいかもしれません。

参加される方、くれぐれも安全にお越し下さい。

スタッフはピンクのTシャツを着ています(下写真参照)。


 

北アルプス 常念岳~蝶ヶ岳をテントで縦走してきました

こんにちは。本誌編集部の青木です。

8月初旬、北アルプスへ取材にいってまいりました。
2泊3日で常念岳~蝶ヶ岳間をテント縦走。

はじめての北アルプス(登頂)。
はじめてのテン泊。
はじめての縦走。

はじめてだらけの取材、ガールズ3人で満喫してきました。
ガールズ3人、というとさわやか・華やかなイメージですが、実際ははじめての重装備で汗ダックダク! 寄ってくるのは虫だけ!

常念岳頂上で、「おっ、山ガールだねえ~」と声をかけていただきましたが、こんな私を「山ガール」というカテゴリーに入れていただくのは申し訳ない・・・・・・。

さて。
そんな汗だく登山でしたが、お天気に恵まれ、一度も降られることなく無事終えることができました。

1日目は、常念小屋のテント場に宿泊。

前にも山、後ろにも山。山々に抱かれてるような気持ちになりました。
ご飯を作りながら、翌日挑む目の前の常念岳に宣戦布告。



そして、登頂。




目の前に広がる穂高連峰。
槍の穂先も、機嫌よく顔を出してくれました。



2日目は蝶ヶ岳ヒュッテのテント場に宿泊。


私のテントのまわりだけ散らかっているのは、到着して直後(荷物整理の途中)だったからです。
片付けられない女というわけでは決してございません。

はじめてのテント縦走。
お天気にも恵まれ、山々も本当に美しかったのですが、なにより、空一面に広がる星が印象的でした。

山小屋だと、お布団の誘惑に勝てず、即寝してしまうことが多い私。
田舎住まいなので、地元でも星は見えないこともないのですが、山ではこんなに綺麗に星が見えるものなのか、と感動してしまいました。

流れ星をあんなに目撃したのは、人生初です。
体は疲れているのに、寝てしまうのが惜しくて、いつまでも空を見上げておりました。
(おかげで下山後、足腰の筋肉痛にプラスして首あたりにもおみやげが)

あの時の感動を、今すぐ皆さんに伝えたい!! ・・・・・・のですが、私のカメラではうまく撮れませんでしたので、星空の素敵な写真は本誌でチェックしてみてくださいね。

掲載は2011年8月号を予定しています。「そんな先じゃ忘れちゃうよ」というあなた!
年間購読もおすすめです(ちゃっかり)

気づけば夏も折り返し地点。
みなさんも忘れられない思い出をつくってきてくださいね。

気象遭難事故をシミュレーション。さまざまな実験を行ないました

編集部の宮崎です。

9月号の特集は「気象遭難--低体温症の恐怖」。

昨年7月に北海道トムラウシ山で計9人が亡くなった気象遭難事故は記憶に新しいところです。ではなぜ真夏の山でこれだけ多くの方が亡くなる惨事が起きてしまったのか、その原因の一端を探るために、強烈な風雨を再現できる実験施設でさまざまな実験を行ないました。

 


▲風速約20m、雨量(推定)10mm/hの状況を再現。若い屈強な登山者でもたじろぐ状況です

たとえば、「なぜ完全装備なのに濡れるのか?」。装備としては理想的なものを着用していても、山岳で激しい風雨に遭遇すると、なぜかレインウェアの中に雨が浸入してきてしまい、体の熱を奪われることで低体温症を誘発してしまう。

そこで、いったいどこから水が入ってくるのか実験してみました。実験を通じてわかってきたのは、「レインウェアを正しく着用すること」と「行動中、衣服がズレたりハミ出したりした所から雨が浸入すること」、以上2点の重要性です。

また、激しい風雨下で、

  1. ツエルトを設営する
  2. ツエルトをかぶる
  3. テントを設営する、


の実験もやってみました。風雨を避け、体温低下を防ぎ、安全にビバークするには1、2、3のうちどの方法がベストなのかも考察しています。

実験の詳しい結果については9月号をご覧いただくとして、ここでは動画をご覧ください。風速約20m、雨量推定10mm/時の環境が、よくわかっていただけるのではないでしょうか。

実験結果の詳細を掲載した『山と溪谷』9月号はこちら

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