山と溪谷 編集部ブログ

読者紀行オブ・ザ・イヤーの選考が始まりました

こんにちは。青木です。

おととい、定期が切れていることに気づかず、

スイカにチャージしていたお金で出勤し、

帰りに残高が足りず改札で止まって気づきました……。

定期を更新して帰りましたが、行きで無駄金を使ってしまい

ショックを受けております。たまにやってしまうんですよね~。

今朝も意気消沈で改札をくぐると、

編集部・横尾が真横を颯爽と通り過ぎていきました。

ちなみに、その前の日も同じシチュエーションに出くわしているのですが、

彼女、真横にいても、まっっったく私の存在に気付きません。

追いかけようと思ったのですが、足がとっても速くてまったく追いつけず。

「横尾と山を歩いたら、どんどんおいていかれるんだろうなあ……」

などと、小さくなっていく背中を見ながら思った朝でした。

                                       *

さて、雑談はこのくらいにして。

私は今、バックナンバーを読み漁っております。

ヒマだから。

……というわけではもちろんなく、「2013年読者紀行オブ・ザ・イヤー」の選考のためです。

(まっ、先月よりはヒマではありますが)

ノミネートされている、2012年11月号~2013年10月号の掲載作品を

再度じっっくり読ませていただいております。

作品の感想・評価をまとめたものを選者である遠藤甲太さん、

ライターさんなどに送り、後日集まって審査を行ないます。

※写真は、一通り読み終え、意見をまとめたものです。マル秘資料なので、

大事な部分は11月号で隠しています(あっ! 買ってないみなさんはよろしく!)。

「読者紀行」というと、なんとなくほんわかしたイメージがありますが、

審査は真剣そのもの! 人によって意見も分かれ、グランプリを決めるまでに

かなり時間がかかっています。

さて、今年のグランプリは誰の手に…………!?

1月号にて掲載予定です。どうぞご期待ください。

ハセトゥネ その①

 

おはようございます。

今日も、めざましテレビの女子アナに笑顔で「いってくるね!」

と言って家を出てきた男、本望です。

小さな小さな液晶テレビをもらって、ようやくテレビを観られるようになりました。

夜中の通販番組、面白すぎです。

ドイツの何でも拭けちゃうタオルみたいなやつ、めっちゃ欲しい!

さすが、技術立国ドイツだわー。

ホントすごい。水なしで食べこぼしとか、

犬の足跡とか、ガラスについた口紅とか、なんでもきれいに落ちる。

(ガラスに口紅ってどんなシチュエーション…ユーミンかよ、とは思いましたけど)

しかもお値段4980円。しかも今なら、モップアタッチメントがついて……

                  *

それはそうと、先日奥多摩を約72km走るトレイルランニングの大会

「長谷川恒男カップ(通称:ハセツネ)」に出場してきました。

台風で荒天が心配されていましたけど、当日は真夏みたいに快晴、高温。

走る側としては、少し曇っていてくれた方がありがたかった……。

今回、弊社「山と溪谷社」からエントリーしたのは4名!

 

左から、

山と溪谷編集部 副編集長 宮崎

広告部 中橋

出版営業部 増田

そして一番右の破戒僧みたいなのが、僕、本望です。

一人だけ体育の授業みたいな格好でした。

「全員完走しようね!」と、一致団結。

の、はずだったのですが……

なんとベテラン宮崎は、諸事情により当日出場できなくなってしまったので、

実際は右の3人で走りました。

               *

いや~、こういう大会って始まる前の雰囲気自体が既にいいですよね。

スタートするまでの静かな興奮というか、一体感というか。

その場にいたひとだけが享受できる、特別な感覚だと思います。

シューズのチェックやストレッチの最中、トレラン経験の豊富な宮崎・中橋の二人に、

増田・本望の若手組は荷物チェックを受けます。

中橋 「ふたりとも水2.5リットル? 絶対少ないよ! 72kmだぞ?」

本望 「大丈夫ですって、普段からそんなに飲まないんで。」

中橋 「トレランなめんな!(怒)」「増田さんも水多めに持った方がいいよ(にっこり)。」

本望 「……。」

                *

そうこうしているうちに、いよいよスタートの時間が迫ってきました。

各選手、自分の目標タイムに合わせて、スタートの位置を決めます。

何も知らない僕は、「12時間」という位置に並びました。

後々起こる悲劇のことなど知らずに……。

スタートライン先頭には、当然のごとくトップランナーたちが並びます。

奥から4人目、ブロンドヘアーに黒のシューズが昨年の覇者「ダコタ・ジョーンズ」選手。

その左、デヴィッド・ボウイ、もしくはシド・ヴィシャスっぽいのが、

サロモンが送り込んだ刺客、「キャメロン・クレイトン」選手。

日本人のトップランナーもたくさん出場しています。

カメラ目線の山田琢也選手、笑顔が眩しすぎる!

                   *

 

そしてついにスタート!!!

続きはまた次回!

次週!

「本望涙のハセツネ、迫り来るタイムリミット!」

昇り始める朝日、迫り来る時間。

夏に山で出会った女性との運命の再会、そして……

 

括目して待て!

 

 

日本山岳遺産サミットを開催しました!

ちょっとお久しぶりになってしまいました。青木です。

本望が熱いハセツネ体験記を「近々UPします!」と言っていたのを信じていたら

あっという間に木曜日になってしまいました。

みなさん、うちの本望がすみませんでした(責任のなすりつけ)。

                      *

さて。

昨日は弊社イベント「日本山岳遺産サミット」を開催いたしました。

会場は、表銀座でも裏銀座でもなく、東京都・東銀座の時事通信ホール。

駅から徒歩一分のはずなのに道に迷ってしまい、おまけに足が遅いので

予定よりだいぶ遅れてしまいました。

(何度地図を見て歩いても、白鶴ビルに到着してしまうという……。

「飲みたい」という強い欲求が無意識にそうさせたのでしょうか)

                     *

やや脱線してしまいましたが、この「日本山岳遺産サミット」とは、

日本の山々がもつ豊かな自然・文化を次世代に継承していくために

設立された基金である「日本山岳遺産基金」のイベントです。

今年で4回目の開催となります。

第一部では、日本山岳遺産基金活動報告と、認定地の発表がありました。


遺産認定地での活動団体の方々を招いてのパネルトーク。

司会は元本誌編集長・神谷有二です。

                    *

続いて、第二部は登山家・田部井淳子さんによる特別講演

「東北の高校生と日本一の富士山に登って」が行なわれました。


本誌読者で知らない方はいませんね! 多くの山ガールにリスペクトされている

いう田部井さん。会場には、若い女性の姿も目立ちました。

平日にもかかわらずご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました。

                     *

ところで、『2013年11月号 山と溪谷』、おかげさまで大好評です!

読んでいただいたみなさま、ありがとうございます! 

流行に乗り遅れないように、買ってない方は本屋さんへ急げ!

 

 

こそっと遭難防止キャンペーン

こんにちは。金曜の夜に更新しております、青木です。

先日、従兄弟が子供を連れて、大阪から遊びにきました。

来年は小学校に上がるという従姪(従兄弟の娘)は、先日ランドセルが届いたようで

「うちのランドセルの色、ビビットピンクやねん!」と元気に話しておりました。

私が小学生だったころは、女子は赤、男子は黒が当たり前だった時代。

ピンクもあるにはありましたけど、学年で一人いるかいないかでした。

今は赤や黒よりも、青やピンクや黄色が多いんですって。

山ガールのように、ランドセルもカラフルな時代なのですね。

いや~、時の流れを感じました。

さて。

11月号の「単独行シンプル化計画」特集内で紹介した「ピンチカード」ですが

おかげさまで発売開始直後からプレゼント希望の

お問い合わせを多数いただいております。

弊社で作っているこの「ピンチカード」とは、

ジャバラ折りになっている、名刺サイズの用紙です。

「無雪期の山で自分が遭難してしまったら、まずどう行動するのが適切か」

というポイントが書かれているほか、自分の個人情報を

記入する欄もあります。

これをお守りがわりにお財布などに入れておけば

窮地に立たされたとき、冷静に判断するための助けとなったり

仲間やすれ違った登山者がいれば渡して

救助要請をスムーズにすることができます。

ピンチカードは、本誌をお買い上げいただいた

ご希望の皆さま全員にプレゼントさせていただいております。

みなさんの危機管理に対する意識の高さがうかがえて

編集部としても嬉しく思っております。

順次発送させていただいておりますが、住所が間違えており

戻ってきてしまう方が一部おられました

いつまで経っても届かない!という方はお問い合わせください。

ピンチカードが気になるかつまだ11月号を買っていないあなたは、

明日本屋さんへGO!(立ち読みNG!)

……と、また宣伝になってしまいましたが、

必ずしもピンチカードではなく、メモ帳やマップ、手帳などにいざという

ときの段取りや、自分の個人情報を書き留めておくのでもよいと思います。

普段は「そんな当たり前のこと、書かなくてもわかるよ!」と思っていても

いざ危機に瀕すると、気が動転して的確な判断ができないものです。

日もどんどん短くなり、ぐっと冷え込んで、

低山でも危険がいっぱいのこの時期。

遭難リスクを少しでも低くするために

「いざという時のための準備」という、このひと手間を

山行の前に心がけましょう。

本日の編集部

こんにちは。編集部の青木です。

今日は今年最大級の台風が通勤時間帯に近づき、みなさん

大変だったことと思います。私は通勤に四時間かかりました……。

家を出たときは風がとても強く、一歩一歩踏ん張って歩きました。

大変でしたが、なんだか八ヶ岳の硫黄岳の山頂にいるようで

気持ちが高ぶりました。

ああ、あの八ヶ岳の感動をもう一度!

(9月号は通販できますよ)

今日は、来月号について、編集部員にインタビューしてみました。

12月号の特集リーダーは、編集部唯一の九州男児・宮崎県出身の宮崎英樹です。

Q,12月号の特集は、どんな内容ですか?

宮崎 「『本格雪山登山入門』です。その名の通り、本格的な雪山に挑戦したい人のための特集で、おすすめの山・コースガイドをメインに歩行技術やノウハウなどを合わせて紹介しています」

Q,どんな読者を対象としていますか?

宮崎 「アイゼンをつけない、もしくは軽アイゼン程度の雪山にトライしたことのある登山者を対象としています。でも、まったくの初心者でも楽しめるとは思いますよ」

Q,「特集のほかには、どんな企画を予定しているのでしょうか

宮崎 「第二特集に冬山の装備企画、その他の企画にバックカントリースキー入門など、雪山尽くしの季節感あふれる号になっています」

Q, お昼ご飯は何を食べていますか

宮崎 「いつも大体ホットモットの弁当です。健康に気遣っていて、サラダなどをプラスするよう心がけています。今日はトレラン仲間の同僚、中橋さんと楽しく男子ランチしました♪」

Q, 青木が隣の席にいることについて、どう思っていますか

宮崎 「自分が暇なとき、私の状況を無視してどうでもいいことを喋りかけてくるので、心底迷惑しています」

Q, 最近悔しかったことはなんですか

「子守が忙しくてハセツネに参加できなかったことですかね。……練習していないので、心のどこかではホッとしているんですけれど」

 

……最後はまったく特集と関係ないことばかりでしたが、ありがとうございました。

次は、本望がハセツネ体験記をあげてくれることでしょう。

ちなみに、下のブログの補足として書いておきますが、今回の公演は

ダブルアンコ(アンコールで2回登場すること)の大サービスでした。

ただ、開演は15分遅れましたけどね。

海外アーティストは、なんで定刻通り始まらないのでしょうか。

開始間際にトイレに行きたくなっちゃうのかな?(んなわけない)

以上、青木でした。

本日の編集部

みなさん、お晩でございます。本望(ホンモウ)です。

最近ライターさんや編集部(青木)に

「調子に乗ってるね~」「生意気なこと言うじゃないか」

などと指摘されるものの、中々乗ってしまった調子から降りることができずにいます。

困ったものっすね。

 

                   *

さて、くどいくらいにお伝えしておりますが、

いよいよ週明け15日が発売の『山と溪谷』 2013年11月号。

今月は、「単独行」がテーマです。

ひとりで山に行くのがメインの方も、これからソロ山行をはじめようと思っているかたも、

ひとりで歩くためのノウハウ盛りだくさんでお送りしていますので、

是非読んで下さい!

 

                    *

話は変わりますが、この3連休、奥多摩全山を走り抜けるトレイルランニングの大会、

「長谷川恒男カップ」が開催され、山と溪谷社からは「チームヤマケイ」として4名、本誌編集部からは、

副編集長・宮崎と私本望が出場します。

制限時間24時間、総距離72kmのこの大会。

「チームヤマケイ」の結果は!? ベテランランナー宮崎と、新兵本望の個人的対戦結果は!?

カメラを持って走りますので、来週には皆さんに「ライブ感」溢れるミニルポタージュを

お伝えいたします。

お楽しみに!

 

「ライブ感」といえば……

青木は本日、夏休みを利用して、

「バック・ストリート・ボーイズ」のライブを観に、埼玉スーパーアリーナに行ってるみたいです。

 

「外国人歌手はさ、アンコールに応えないんだよ。あたしゃそこにイラつくね。」

と、まるで「ちびまるこちゃん」みたいに言い捨てて帰宅していった青木。

 

今回は応えてくれるといいっすね、アンコール。

 

 

単独行デビュー

こんにちは。青木です。

編集部には、一足先に11月号の見本誌が届きました。

見本誌が届くと毎回、神谷浩之が1ページ1ページを入念にチェックし、誤植がないかを調べます。

私も本望も、出社して早々に検問に引っかかってしまいました。

なんだか、厳しいお姑さんに捕まってしまった嫁のような気分ではありますが、

神谷がいるおかげで、いろいろなことが早期発見でき、助かっております。

さあ、11月号が発売間近ということで、私の単独行デビューの小話をひとつ・・・・・・。

もう三年ほど前でしょうか。

いまより身もココロもフレッシュなころ、初めて「登山教室 基本のき」という連載をもちました。

私自身がモデルになり、毎回いろんなことにチャレンジした企画でした。

その集大成として、最終回に挑んだのが「単独行デビュー」。

山は山梨県・高川山。かつてビッキーという犬がいたことでも有名な標高976mの山です。

低山ながら山頂からの展望は抜群。登ったことのある方も多いのではないでしょうか。

季節はさむ~い一月。しかも曇天。平日だからか、登山者ゼロ!

初めての単独行に不安を感じ、ところどころにある

「クマに注意」の看板に怯え、道中に転がっている獣の糞に身震いしながら登りました。

ガチンコでひとりだったので、撮影もセルフ。

あまりにも景色ばかりだと構成しにくいから、との理由で山頂と下山口ではセルフタイマーを使って自分を撮影・・・・・・。


今見てもむなしい・・・・・・。

ただで寒いなか、お寒いシチュエーション満載の取材となりました。

天気、読図、判断など、すべてにおいて自信がなく、「早く下りよう」という一心で歩を進め

コースタイムを大幅に節約。休憩もろくにとらず、落ち葉で滑って転倒するなど、

失敗ばかりの単独行デビューでした。

仲間といると冷静になれる場面も、ひとりだと動揺してしまうものなのですね。

経験を積み、ほどよい自信をつけて安全登山につなげたいと思います。

これから単独行デビューするみなさんも、11月号を読めば、私のようにはならないはずです。

(ちゃっかりまた宣伝)

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