2010年11月09日(火)
2010年11月05日(金)
こんにちは。編集長の神谷(有)です。
もうすぐ発売の12月号ですが、皆さんに事前にお伝えしたいことがありまして・・・。
ちょっと、びっくりするページがあるのでお気をつけ下さい。
この号から、一旦お休みをしていた『山での「ケガ」「病気」、その実際』が復活したのですが、
今回のテーマは「クマ襲撃による外傷」で、かなり生々しい写真を掲載しているのです。
あえてそのようなケガの写真を掲載したのは、
やはりわたしたちはその実情を知るべきだと思ったからです。
この夏から秋は各地でクマが出没して大きな騒ぎになりましたが、
クマに襲われると実際どうなるかをルポしています。
新聞で「顔や肩を咬まれて重傷」といった記事が出ますが、その重傷とはどのようなものか?
そして、どのような治療が施されるのか紹介した、おそらく日本で初めての記事です。
わたし自身、大学院生の時代にツキノワグマを研究するグループにいて、
岐阜の白山や白川郷周辺のツキノワグマの調査をしていました。
山と溪谷社に入ってからも『山でクマに会う方法』という単行本を編集したり、
90年代後半に山と溪谷編集部に所属していたときにも、ずいぶんとクマ関係の記事を編集したり、執筆していました。
その意味でクマ大好き人間です。
ですから、基本的にはクマを保護すべきだと思っていますし、
むやみにクマの恐怖感をあおるつもりはありません。
でも、だからこそ、事実をきちんと伝えるべきだと考えたのです。
クマの研究者が人を恐れない“新世代グマ”の登場を指摘してから、すでに10年以上が立ちました。
その後も、ハンターの減少に象徴される“人と獣の距離感”が急速に変化しています。
今後、クマと人の関係がどう変わっていくのか?
山と自然を愛するものとして、注視していきたいと考えています。
ちなみに次の1月号は「凍傷」がテーマなのですが、
これもちょっと生々しい写真が、、、、、出るかもしれません。
2010年10月30日(土)
2010年10月15日(金)
こんにちは。青木です。
連休明けに、白馬へ取材に行ってまいりました。
今回は栂池自然園~風吹大池~蓮華温泉へ。
ピークは踏まず、紅葉や湿原をゆっくりと楽しみながら歩くコース。
じっくり静かな秋を堪能したい方や、初心者のお友達を連れていくにはぴったりです。
普通ならばこの時期には紅葉は終わっているそうですが、今年は暖かいせいか、まだまだ紅葉が楽しめます。
観光地から、自分の足をつかって自然の奥へ。
落ち葉のじゅうたんのうえをサクサク歩きながら、赤く染まった山々をひとり占め。
霧に包まれても幻想的、綺麗な池に映る紅葉もため息がでるくらい綺麗です。
そして、なんといってもきのこ。
行く先には・・・
きのこ!
きのこ!!
きのこ!!!
小谷村では、10月2日(土)・3日(日)に、きのこ料理のバイキングが楽しめる「きのこ祭り」が催されたようですが、それは山のなかでも開催されていたようです。
にょきっと生えたかわいいきのこ達は、見ているだけで心が和みますね。
「食べれるかな~」と近づくと、ガイドさんに「それは毒があるからだめ!」とのツッコミが。
う~ん、こんなにおいそしそうなのに食べられないのは残念・・・・・・。
でも!
お世話になった山小屋で「食べられるきのこ」をちゃっかりしっかり味わいました。
村営栂池山荘さんではきのこ入りの鍋。
風吹山荘さんではきのこ入りお味噌汁。
あたたかな料理が、冷えた体をほっこり暖めてくれました。
紅葉の秋、そして食欲の秋。
思い切り「秋」を満喫してきました。
・・・・・・え? 山や池の写真はないのかって?
それは、お楽しみです。
蓮華温泉では青木も一肌脱いで頑張ってきましたので、2011年10月号の特集、是非ごらんあれ!
2010年10月06日(水)
2010年09月30日(木)
こんにちは! 編集部の神谷(浩)です。
先日、2011年7月号の特集「アルプス名峰の秘密ルート(仮題)」取材のため、剱岳北方稜線に行ってきました。
北方稜線は、剱岳の北側に延びる尾根で、道標やハシゴなどはなく、整備されていないバリエーションルートです。
室堂から入山し、剱沢を下って、真砂沢ロッジ、池ノ平小屋に宿泊して、北方稜線に取り付き、一気に剱岳山頂を越え、別山尾根から剱澤小屋へ。再び室堂に戻りました。3泊4日の行程です。
大雨の直後で、剱沢の橋が流された、という情報もありましたが、真砂沢ロッジの佐伯成司さんが即日対応してくれたおかげで、無事に通過できました。
胸まで水につかりながら、一人でこの橋を直したとか!
室堂から歩きだしたときに降っていた雨も、少しずつあがっていき、
2日目、3日目は好天に恵まれました(ただし行動中のみ)。
仙人池から見た裏剱
北方稜線はあくまでもバリエーションルートであり、体力、技術、経験のともなった上級者向きのコースです。
浮き石やルート不明瞭な部分がたくさんあります。
今年も遭難が多発しました。
安易に立ち入らないようにしてください。
一般登山者立ち入り禁止。ADVANCED CLIMBERS ONLY! 小窓ノ王から三ノ窓への急峻なバンド
小窓からのルンゼを慎重に登る 池ノ谷ガリーは浮き石の巣。落石厳禁!
下山して10日がたちます。
剱岳周辺では、そろそろ紅葉が始まっているでしょうか。
現地情報は、下記のヤマケイオンラインからどうぞ!
剱澤小屋
http://www.yamakei-online.com/mt_info/mt_info.php?id=117#1036
本誌掲載は、来年夏!
お楽しみに。
2010年09月24日(金)
こんにちは。編集部神谷(有)です。
シルバーウィークの3連休は、日本山岳遺産キャンペーンのイベントで白馬周辺に行ってきました。
各地から親子を招いてのトレッキングツアーです。
参加者は小学校1年生から5年生までのお子さんと、その親御さん、あわせて5家族でした。
1日目は八方尾根を歩き、2日は栂池自然を散策しました。
天気もなんとかもって、楽しいイベントになりました。
子どもたちに「なにが楽しかった~?」と聞くと、「登ること!」という答えでした。
展望も良くて白馬の雄大な山々も見えたし、お花もあったし、リフトにも乗ったし、バッタもいたし、、、、。
いろいろ楽しいこともあったのですが、「登る」ことがいちばんおもしろかったとは!
登山のチカラを感じますね。
来年もまた同じようなイベントをやりたいと思っています。
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