2013年08月19日(月)
こんにちは。編集部の青木です。
今日は8月19日。そう、ハイク(ハイキング)の日です。
俳句の日でもありますね(編集長の吉野は“バイクの日だ”と言い張りますが……)
こんな日は、山の一句でもよんでみてはいかがでしょうか。
さて、山と溪谷社では、東京・渋谷にあるデジタルものづくりカフェ
「FabCafe(ファブカフェ)http://tokyo.fabcafe.com/」と共同で、
富士山カフェウィークを、8月12日(月)から18日(日)まで開催していました。
窓と店頭を見よ! まさに、富士山ジャック!!
限定の富士山スイーツが食べられたり、セミナーがあったり……
連日、多くのお客さんで盛り上がっておりました。
青木は15日に開催された「富士登山の用具術」トークイベントに参加してきました。
元編集長の神谷有二が富士山に登るための正しいレイヤリングについてレクチャー!
席はほぼ満席です。
初心者の方が多くいらっしゃったのですが、みなさんの反応が
とても新鮮で、勉強になりました。
初心者向けの記事を作る際の参考にさせていただきたいと思います。
(ま、私も万年初心者ですが……)
もちろん、セミナーだけでなく、富士山スイーツもおいしくいただいてきましたよ。
……あ!
そう、言い忘れていました!
10月号の「ヤマケイ調査隊」では、山をモチーフにしたスイーツの特集をします。
そこでこの「富士山スイーツ」についても取り上げる予定となっておりますので
ご興味のある方はぜひ、読んでみてくださいね!
2013年08月13日(火)
編集部の宮崎です。「観測史上最高気温を更新」などという恐ろしげなニュースが飛び交う昨今、山は連日賑わっているようですね。
さて、10月号の特集は「大八ヶ岳」山脈です。「だいやつがたけ」とは聞き慣れない言葉だと思います。それはそうだと思います。これ、今回の特集のために作った造語ですから。
八ヶ岳連峰は南北に並ぶ大きな山脈です。これは山好きならどなたでもご存じでしょう。その八ヶ岳連峰の北端にあるのが蓼科山。蓼科山から北西方向を見ると、高原状の霧ヶ峰や美ヶ原が見えます。
じつは、八ヶ岳~霧ヶ峰~美ヶ原は、1本の稜線でつながっている大山脈なんです。しかもその大山脈の大半が、本州を太平洋と日本海に分かつ分水嶺にもなっているんです。
この、それぞれ性格が違う各山域をまとめて「大八ヶ岳」山脈と命名することで、何かおもしろい展開が作れるのでは?と考えて作ったのが今回の特集です。
八ヶ岳を全山縦走した足で霧ヶ峰までつないで歩いたり、霧ヶ峰と美ヶ原をつないで歩けるロングトレイルを紹介したりと、普段は記事で取り上げないようなエリアやルートをいろいろ取材してきました。みなさんもこの特集で「新発見」をしていただければ望外の喜びです。
なお、下の写真2枚は、編集部青木による八ヶ岳全山+霧ヶ峰大縦走の取材時のもの。上が1日目の青木、下が最終5日目の青木。日々変わり行く(疲れゆく?)表情をはじめ、途中途中の山小屋でおいしいものを食べ続けた末の体型変化などを、記事でお楽しみください!(菅原孝司=写真)
2013年08月08日(木)
みなさんこんにちは。編集部の青木です。
暑いですね~。最近は天気が不安定なので、洗濯物を干して会社に行けません。
したがって、部屋干し率がグンと高くなるのですが、あまり気持ちのよいものではないですね......。
みなさんも、天気の急変と、洗濯物の生乾きにはお気をつけください。
さて、そんなこんなで『山と溪谷』9月号の発売日が迫ってまいりました。
今回は、八ヶ岳・霧ヶ峰・美ヶ原を取り上げた「大八ヶ岳」特集です。
し・か・も!
9月号はなんと、付録に「八ヶ岳登山MAP」がつくのです。
じゃ~ん!
このマップ、ただのマップじゃございません。
ザックの雨蓋にも入るコンパクトサイズで、両面印刷。
耐水性があり、環境に配慮したストーンシート使用。
片面には主要登山口のアクセス情報や山小屋情報、嬉しい立ち寄り温泉
情報まで、超便利な情報がみっしり!
もう片面は、登山地図。観音平から蓼科山、そして八子ヶ峰まで、
主要ルートがぎっしり! マップはエリアごとに区切られています。
写真でお気づきかと思いますが、このマップはジャバラのような形状をしており、
ノートのように折りたたんで、見たい部分だけをすぐに見ることができるんです。
なので、
・え~と、現在地は......。 山中で巨大なマップをいちいち広げる→めんどくさい!
・見たいエリア部分だけを無理に折って紙が劣化→折り目に沿って破ける......
などという、登山地図にありがちな悩みから解放されます。
おまけに
登山地図によくある、独特な紙のニオイ(くさい)も......
気になりません! ストーンシート特有の、どこか異国的なスパイシーな香りをお楽しみください。
余談ですが、撮影時に
「なんか僕、撮影のときにいっつもこのTシャツ着てません? 一張羅みたいで嫌なんですけど......」
と、やたら気にしていた本望。
かなりどうでもよいですね。
私にとっても、読者のみなさんにとっても。
とにかく、9月号の付録はお見逃しなく!
八ヶ岳に行く人は絶対に便利です。
命かけます。
2013年07月25日(木)
最初に訃報からお伝えしなければなりません。
本誌および弊社刊行物などで数多くの写真撮影や執筆活動をされていた、山岳カメラマンでジャーナリストの新井和也さんが、去る7月22日に剱岳にて事故のためお亡くなりになりました。
山岳写真はもとより、高山植物の盗掘やシカ食害問題にも見識が深く、最近では親子登山の本も刊行され、これからの活躍が期待されるなかでの事故となってしまいました。
心より哀悼の意を申し述べます。
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さて、『山と溪谷』8月号では、山岳遭難の特集を組んでいます。
なぜ、この夏山シーズン真っ盛りのときに遭難特集なのか?
それは、この記事を読むことでひとりでも多くの方が遭難を回避し、
一件でも遭難を減らしたいと思っているからです。
この特集では、具体的な事例をより多く挙げ、
なぜその遭難が起こったのか、どうすれば防げたのかを考えています。
北アルプス・穂高岳の事例では、
奥穂~西穂の稜線を縦走中に滑落した方にお話をうかがいました。
150m滑落しても生還できた要因の一つはヘルメットをかぶっていたことでした。
大峰・釈迦ヶ岳の事例では、
雷雨の中を下山中に道に迷い、幻覚に翻弄されながらも
6日後に救助された方と道迷いの現場を歩きました。
鈴鹿・御池岳ゴロ谷の事例では、
道迷いの後、いったん登山道に出たものの、再び道を外し、
6日後に救助された様子を克明にレポートしています。
奥秩父・和名倉山の事例では、
尾根を間違えさまよい歩き、滑落してケガをしてしまった方に
お話をうかがい、生還の要因を探ります。
そのほかにも穂高周辺の遭難マップや
山岳救助隊に聞いた遭難多発ポイント、
転・滑落しにくい歩き方から
道迷いを防ぐ方法まで。
あらゆる「今すぐ使える遭難対策」が詰まっています。
今回お話をうかがった方々は、
自分の体験を通じて読者の方々が同じような危険な目に遭わないように
との思いから、取材に応じていただけました。
夏山に登る前に、ぜひご一読ください。
「私だけは遭難しない」
ということはありえないのです。
今夏の遭難事故が一件でも減少することを編集部一同、心より願っています。
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なお、7月号より販売開始した『山と溪谷』デジタル版ですが、諸般の事情によりAmazon(Kindle)での提供ができなくなってしまいました。
以下のストアでは販売しておりますので、お手数ですが、こちらをご利用ください(一部、電子書店側での準備中で8月号が販売開始されていないストアもあります)。
2013年06月12日(水)
みなさん、こんにちは。編集部の横尾です。関東や甲信越地域が梅雨入りして、ジメジメした季節がやってきました。でも、あとひと月もすれば、本格的な夏山シーズン。もう夏山の計画を考え始めている方もいらっしゃるかもしれませんね。
さて、6月15日発売の『山と溪谷』7月号は、そんなみなさんに、ぜひお送りしたい特集です!
ツライ思いをして山に登っても、そこに広がる絶景を見て疲れが吹き飛んだ、という経験は誰でもあるのではないでしょうか。そこで、夏の北アルプスで絶景が楽しめる10カ所のスポットを選びました。どこも、一度はぜひ訪れてみたいオススメの場所です。
■大キレットの岩稜帯
槍・穂高を結ぶ屈指の大岩稜ルート、大キレットを行く。(写真=加戸昭太郎)
■白馬岳のお花畑
白馬岳では、稜線上をはじめ、山域一帯で高山植物が咲き乱れる。(写真=鈴木千佳)
■赤木沢
「黒部の宝石」と称される沢。なかでも特に美しい景色の赤木沢出合。(写真=杉村航)
他にも、常念山脈からの大展望、弥陀ヶ原の池塘、燕岳の奇岩群、涸沢カールの星空……など、10カ所のスポットを通して、北アルプスの景観の魅力をお伝えします。北アルプスの景観を知り尽くしたカメラマンおすすめの絶景スポットの紹介もありますよ。
また、第2特集「一般登山のセルフレスキューABC」、シーズン企画「ムシできない! 夏の虫注意報」など、夏山に備えて、知っておきたい情報が満載です。
本屋さんでぜひお手にとってみてくださいね!
2013年06月03日(月)
ごぶさたしています。そして、はじめましての方、たくさんいらっしゃることでしょう。元『山と溪谷』本誌編集長の勝峰富雄です。現在は、書籍の編集が中心です。
さて、山と溪谷編集部ブログをお借りして、お知らせです。この5月、山と溪谷社と同じインプレスグループのインプレスR&Dから『編集後記 雑誌編集者の時間』という本を刊行致しました。
この本は、山と溪谷社入社前の某雑誌編集部在籍時の1995年から始まって、山と溪谷編集部員時代、ヤマケイJOY編集長時代、そして、山と溪谷編集長を務め終える2008年までに記した全「編集後記」を再録し、それぞれにコメントを付したものです。その数は、14年間で145編。
ちょっと変わった内容で、いわゆる編集者本ですが、長い愛読者の方には懐かしく、その時々の登山界の状況なども読み取れるでしょう。万人向けといえる本ではありませんが、ご一読いただければ幸いです。
ただし、一般書店にはありません。Next Publishingという新しい出版形態で、書籍の形態(ペーパーバック)としては、Amazonと三省堂で入手可能です。ほか、Amazon Kindle、楽天koboなどで、電子版が販売されています。詳しくは、下記ニュースリリースをご覧ください。
http://www.impressrd.jp/news/130521/NP
(山と溪谷社 山岳自然図書出版部副部長、元『山と溪谷』編集長・勝峰富雄)
2013年05月14日(火)
ゴールデンウィークが終わって、いよいよ夏山シーズンが間近となりました。みなさんは今年の夏山の計画はもう立てましたか?
夏だからこそ行ける、夏だからこそ行きたい山やエリアがあるものです。東北や北海道の山もそんなエリアのひとつ。たおやかな山並みに咲き乱れる花の山は、東北の山だからこそ。はるかかなたまで雄大に広がる大地は、北海道の山だからこそ。
『山と溪谷』6月号では、
この夏、行きたい 「北の山」への招待状
と題して、そんな東北・北海道の山を大特集!
■花の主稜線をゆく・飯豊連峰縦走
■美渓をつなぐ沢登り・葛根田川遡行
■花と展望の秀峰・ニセイカウシュッペ山
■緊張と驚嘆の縦走路・知床連山縦走
御西岳から飯豊山を望む
葛根田川のナメをゆく
以上4本のルポに加えて、東北・北海道の山トピックスや主要登山口関連のバスダイヤなど、「北の山」登山をバックアップする情報が満載。
そのほか、夏山登山のカラダを作る、第2特集「“槍穂体”になろう!」や、人気ミステリー作家・湊かなえさんのニュージーランド紀行など、盛りだくさんの内容でお届けします。この夏の山行計画作成やトレーニングプランの参考にぜひどうぞ。(編集部・神谷浩之)
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