2010年08月25日(水)
こんにちは。編集部神谷(有)です。
いよいよ今週末は涸沢フェスティバルです!
わたしは、事前準備のために今晩出発です。
山と溪谷編集部からは、わたしを含め4名が参加します。
涸沢といいつつ、実はわたしは徳沢、横尾の会場の担当で、下手したら涸沢は日帰り・・・、という可能性もあります。
日々の仕事と同様、涸フェスでも右往左往のようです。
現地で皆さんにお目にかかるのを楽しみにしています。
が、、、、涸沢の各山小屋はとても混むことが予想されています。
今からでもテント泊を検討した方がよいかもしれません。
参加される方、くれぐれも安全にお越し下さい。
スタッフはピンクのTシャツを着ています(下写真参照)。
2010年08月18日(水)
こんにちは。本誌編集部の青木です。
8月初旬、北アルプスへ取材にいってまいりました。
2泊3日で常念岳~蝶ヶ岳間をテント縦走。
はじめての北アルプス(登頂)。
はじめてのテン泊。
はじめての縦走。
はじめてだらけの取材、ガールズ3人で満喫してきました。
ガールズ3人、というとさわやか・華やかなイメージですが、実際ははじめての重装備で汗ダックダク! 寄ってくるのは虫だけ!
常念岳頂上で、「おっ、山ガールだねえ~」と声をかけていただきましたが、こんな私を「山ガール」というカテゴリーに入れていただくのは申し訳ない・・・・・・。
さて。
そんな汗だく登山でしたが、お天気に恵まれ、一度も降られることなく無事終えることができました。
1日目は、常念小屋のテント場に宿泊。
前にも山、後ろにも山。山々に抱かれてるような気持ちになりました。
ご飯を作りながら、翌日挑む目の前の常念岳に宣戦布告。
私のテントのまわりだけ散らかっているのは、到着して直後(荷物整理の途中)だったからです。
片付けられない女というわけでは決してございません。
はじめてのテント縦走。
お天気にも恵まれ、山々も本当に美しかったのですが、なにより、空一面に広がる星が印象的でした。
山小屋だと、お布団の誘惑に勝てず、即寝してしまうことが多い私。
田舎住まいなので、地元でも星は見えないこともないのですが、山ではこんなに綺麗に星が見えるものなのか、と感動してしまいました。
流れ星をあんなに目撃したのは、人生初です。
体は疲れているのに、寝てしまうのが惜しくて、いつまでも空を見上げておりました。
(おかげで下山後、足腰の筋肉痛にプラスして首あたりにもおみやげが)
あの時の感動を、今すぐ皆さんに伝えたい!! ・・・・・・のですが、私のカメラではうまく撮れませんでしたので、星空の素敵な写真は本誌でチェックしてみてくださいね。
掲載は2011年8月号を予定しています。「そんな先じゃ忘れちゃうよ」というあなた!
年間購読もおすすめです(ちゃっかり)
気づけば夏も折り返し地点。
みなさんも忘れられない思い出をつくってきてくださいね。
2010年08月12日(木)
編集部の宮崎です。
9月号の特集は「気象遭難--低体温症の恐怖」。
昨年7月に北海道トムラウシ山で計9人が亡くなった気象遭難事故は記憶に新しいところです。ではなぜ真夏の山でこれだけ多くの方が亡くなる惨事が起きてしまったのか、その原因の一端を探るために、強烈な風雨を再現できる実験施設でさまざまな実験を行ないました。
▲風速約20m、雨量(推定)10mm/hの状況を再現。若い屈強な登山者でもたじろぐ状況です
たとえば、「なぜ完全装備なのに濡れるのか?」。装備としては理想的なものを着用していても、山岳で激しい風雨に遭遇すると、なぜかレインウェアの中に雨が浸入してきてしまい、体の熱を奪われることで低体温症を誘発してしまう。
そこで、いったいどこから水が入ってくるのか実験してみました。実験を通じてわかってきたのは、「レインウェアを正しく着用すること」と「行動中、衣服がズレたりハミ出したりした所から雨が浸入すること」、以上2点の重要性です。
また、激しい風雨下で、
の実験もやってみました。風雨を避け、体温低下を防ぎ、安全にビバークするには1、2、3のうちどの方法がベストなのかも考察しています。
実験の詳しい結果については9月号をご覧いただくとして、ここでは動画をご覧ください。風速約20m、雨量推定10mm/時の環境が、よくわかっていただけるのではないでしょうか。
2010年07月27日(火)
編集部神谷(有)です。
先日、7月22日に東京虎ノ門で「山はみんなの宝! 全国集会」が行われました。
これは、先日ブログでご報告した、環境省による「山のトイレ補助」廃止を受けての集まりです。
http://www.yamakei-online.com/magazine/blog_detail.php?id=1015
この日は、各地の山小屋の方や、長野の伊那市長、白馬村村長などの自治体の方、
岩崎元郎さんや各登山者団体の方々など、100人を超える参加者がありました。
それぞれの立場でこの補助金必要性を訴えました。
壇上では、これまでの補助金の成果やこれからの必要性に関して、
それぞれの立場で意見が出されました。
「山はみんなの宝」と題され、山が一部の限られた登山者だけの者ではなく、
広く国民全体の財産として開かれ、その保全と利用を考えるきっかけにしよう、、、、
このタイトルには、そんな主催者の思いがこもっていました。
8月12日発売の9月号では、行政事業レビューの「仕分け人」の先生にもご寄稿いただき、この問題を考えます。
■環境省による補助事業の中身 http://www.env.go.jp/park/support/mr.html
■環境省行政事業レビューの取りまとめ・結果 http://www.env.go.jp/guide/budget/spv_eff/review/result100609.html
■環境省のその後の検討会 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=12691
2010年07月13日(火)
こんにちは。編集部の青木です。
蒸し暑い日が続きますが、東京は梅雨明けも近いとの予報が出ていますね。
梅雨も明ければ、いよいよ夏本番。夏といえば、「お祭り」ですよね。
ヤマケイの「お祭り」といえば……涸フェス!
先週末、ご挨拶と準備を兼ねて、本誌編集部・宮崎とともに涸沢へ行ってまいりました。
実は私、これがはじめての北アルプスです。着いて早々、上高地から見える山々や水の美しさに目を奪われました。
読者アンケートでも好きな山域ダントツNO.1の北アルプス。その理由が、わかりました。
観光客でにぎわう上高地を出発。
湿気のないさわやかな気候、イワナが泳ぐ綺麗な川(ヨダレ)、涼しげな木陰の散策路……。
はじめての上高地を味わいながらのんびり歩くこと1時間半。
あっという間に徳沢到着です。
ここで私、とっても楽しみにしていたものがありました。それは……
徳澤園のソフトクリーム!
もともと牧場だったこともあり、徳澤園自慢の一品なんだとか。
ミルクの味が濃く、コクがあるソフトクリーム。
今回はイケメン従業員さんに巻いていただいたせいか、格別に甘い!
本誌編集部員・宮崎は、なぜか私以上にうれしそうです。
徳沢まではのぼりもなく、木陰の涼しい道が続きます。
おいしいソフトクリームもあれば、きっと小さな子どもも愚図らないはず。
徳沢会場でも、色々なイベントを企画しているので、のんびりと楽しみたい方、ファミリーにも涸フェスの雰囲気を味わっていただきたいです。
徳沢から1時間歩き、横尾へ到着。
ここまで来ると、登山客が中心となるため、落ち着いた雰囲気に包まれます。
ちょうどお昼時だったので、横尾山荘さんでお昼ご飯を頂きました。
川の流れる音が涼しげで心地よいです。
横尾会場では、アマノフーズさんの試食やロープワーク講座などが体験できます。
徳沢と涸沢の中間地点にあるため、日程を分けて楽しんでもよいかもしれませんね。
ちゃっかり食後のコーヒーまで頂き、確実に一本以上立てた後、いよいよ涸沢へ。
本谷橋を抜けると、だんだん登りになっていきます。
うっすらと汗をかきながらのんびり登ること1時間、涸沢ヒュッテ・涸沢小屋が見えてきました。
涸沢は一面、雪景色。
雪の斜面をシャリシャリ歩きながら涸沢に到着。
WEBサイトには「上高地からポクポク歩いて6時間」と書いてありましたが、実際は「基本はポクポク、時々ふうふう、最後にシャリシャリで6時間」という感じでした。
ただ、雪は次第に溶けていくので、シャリシャリはなくなるかもしれませんね。
今回は涸沢ヒュッテに宿泊させていただきました。
目の前には前穂・奥穂・北穂が広がります。
今にもハイジがブランコで頭上を通り過ぎそうなくらいに、壮大な景色!
なんて贅沢な光景なんでしょう……。
穂高に抱かれながら食べる、あつあつのおでんと冷た~い生ビールは、もう最高です。
涸沢小屋の芝田さんと。
翌朝は、涸沢小屋のテラスでモーニングコーヒーをいただきました。
優雅な休日とは、このことですね。
メイン会場となる涸沢では、色々なイベントを開催予定。
山小屋の限定メニューも見逃せません。
少なくとも、私は見逃さない予定です。
みなさんも、この夏は私たちと贅沢な夏休みを過ごしませんか?
2010年07月09日(金)
こんにちは。編集部の神谷(浩)です。
みなさんは「雲ノ平」と「黒部源流」を知っていますか?
2010年07月02日(金)
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