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近年、巨樹、巨木に対する関心が高まっています。2000年、林野庁が主体となって「森の巨人たち100選」が選ばれたり、県単位の「巨木100選」が相次いで発行されて話題を呼んでいます。本書は、1999年に小社から刊行したヤマケイ情報箱『巨樹・巨木』の続編。沖縄県の26本をはじめ、新たに紹介する巨木は846本、その数は『巨樹・巨木』の674本を172本も上まわります。地方でよく知られた名木はもちろん、神社や寺院の境内木、身近で親しまれている地域の巨木などが多数登場します。また、埼玉県の「巨峰の巨木」、鳥取県の「桂見の二十世紀梨の親木」、大分県の「尾崎コミカン先祖木」、鹿児島県の「日本一の茶の木」など珍しい古木も紹介します。長い年月にわたって、人々を見守ってきた各地の巨樹・巨木を、美しいカラー写真1185（カバー含む）枚と取材記や木にまつわる話などで構成した解説で、じっくりお楽しみ下さい。