著者 |
山野井孝有 |
発売日 |
2011.06.24発売 |
販売価格 |
1,980円(本体1,800円+税10%) |
登山家を息子に持つ父親の葛藤をえがく「いのち」の物語
品種 |
書籍 |
商品ID |
2811330530 |
ISBN |
9784635330534 |
ページ数 |
272 |
判型 |
四六判 |
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商品詳細
日本を代表する先鋭的な登山家・山野井泰史を、危険な登攀に送り出す度に生還を願い、不安と戦いながら、ともに「挑戦」してきた父・孝有(たかゆき)。高齢になった自分の寿命と山で死ぬかもしれない息子の「いのち」。その不安と葛藤の日々を真っ向から綴った感動の実話。
目次
<目次・内容>
はじめに
第1章 「登山家になる」泰史の決意
誕生から少年期/生きもの好きと山へのきっかけ/立岩美枝子先生との出会い/「俺は登山家になる」宣言/初めての大ケガ/日本登攀クラブに入る/二回目の事故
第2章 母親は最高の応援者
「私は大丈夫、ヨセミテに行っていいよ」/かみさん、孝子/子どもと教育
第3章 ソロ・クライミングと自己資金
コロラドで骨折/泰史と一緒のアメリカ旅行/登山資金は自力で稼ぐ/富士山強力のアルバイト/「アルパイン・スタイル」を知り保険をかける/善意の支援を受けたK2挑戦
第4章 泰史のパートナー・妙子
ブロードピークでの出会い/クライマー・妙子/妙子との初対面から結婚まで/妙子と餃子/妙子とエコロジー
第5章 私のマナスル、2人のマナスル
日本山岳会マナスル初登頂の背景/泰史と妙子のマナスル
第6章 ギャチュンカンからの生還
「行方不明」の第一報/国際電話がつながらない/数々の悪い「予感」/極限のギャチュンカン/成田空港へ帰国
第7章 凍傷治療から再起へ
成田空港から白鬚橋病院へ/二人の手足から指が消えた/泰史、右足の全指を切除/二つの受賞/『垂直の記憶』の執筆/山ふたたび
第8章 奥多摩での生活
奥多摩町で生活を始めた二人/イワタケと宿坊のアルバイト/奥多摩湖が見える山上の家/質素だが夢のある生活/奥多摩の結婚式
第9章 クマとの遭遇
クマに襲われた/記者会見とその反響/襲われた泰史がとった行動/お見舞いの一部を寄付
第10章 泰史、妙子との山
ネパールへの旅/初めての富士山/私たちのギャチュンカンが終わった/私の夢と映画『アイガー北壁』/グリーンランドの大岩壁に挑戦/困難があって感動がある/二人の無欲が私たちを救った
第11章「いのち」と向き合って
なぜ「五分五分」を書いたか/田中八重子さんのこと/ある講演会会場で/NHKインタビュー/極道からの遺言書/『垂直の記憶』を闘病の支えに/「いのち」との向き合い
あとがき
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