ニッポンの山里

発売日 2013.04.10発売
基準価格 1,650円(本体1,500円+税10%)
品種 電子書籍
商品ID 2812120109

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商品詳細

担当編集者より
『山と溪谷』誌上で2007年から続いている長期連載「山の本棚」の著者、池内紀(いけうち・おさむ)先生をご存じでしょうか。

専門はドイツ文学ですが、評論家、エッセイストとして、落語、温泉、日本文学など、非常に幅広いジャンルで健筆をふるわれています。

先日は、『恩地孝四郎 一つの伝記』(幻戯書房)で、第64回読売文学賞[評論・伝記賞]を受賞されました。

登山も池内氏の守備範囲の一つですが、この12月に刊行された『ニッポンの山里』は、池内氏のライフワークのひとつである「山里探訪」の集大成です。

登山者には、山里は登山の前後に通過する場所ですが、池内先生はそこを目的として、数多くの山里を訪ね歩きました。
NHKラジオ「日曜喫茶室」“常連”ゲストとしての軽妙な語り口同様の親しみやすい文体で、「信仰集落」「移住者」「水の使い方」「特産」「秘境」といった視点から、普通の人が見落としやすく、かつ、民俗学者とは異なった方法で、土地に遺る知恵や伝統、里人の希望や危機を探っていきます。

全編にわたりちりばめられた、池内先生ご自身による挿絵もユニークで、旅の様子を捉えた写真も掲載されています。

掲載されている山里は、青森・西目屋、山形・瀧山、群馬・内山、山梨・小黒坂大黒坂、埼玉・風影、埼玉・栃本、新潟・清水、静岡・大井川上流、岐阜・古屋、長野・下栗、長野・大鹿、京都・黒谷、鳥取・板井原、愛媛・千町、徳島・祖谷など、本州・四国の計30箇所。

有名なところも含まれますが、ほとんど知られていない山里もたくさん紹介されています。
本書を片手に、山里巡りをしてみるのも、新しい山歩きの楽しみ方になるでしょう。

楽しく読みながら、失われつつあるニッポンのリアルを知ることができる本書は、登山者の方々にも、ぜひ、読んでいただきたい一書です。

いままでただ通り過ぎていただけの場所が、とても興味深い場所として、浮かび上がってくることでしょう。(編集担当 勝峰富雄)
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