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娘と父のおかしな対話「夏の湖」をはじめ、 かつて辻まことが過ごした西湖畔での共同生活「小屋ぐらし」などを綴った辻まことの代表的な紀行画文集。

辻まこと独特の批評眼をもちながら、山の人々との交流など豊かな山の世界が広がる好著だ。

13編の紀行文に、挿絵もカラーで16枚、1Cで37枚収録されており、とても楽しい作りになっている。

辻まことには生前、5冊の著作があり、『山からの絵本』は『虫類図譜』に続く2冊目の著作である。

2013年は辻まこと生誕百年の年。

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