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●特集： 「総点検! 山の"カラダ" 」 一生、登山を続けるために。自分の体を知り、体力をつけよう。
スピードを競うわけでもなし、勝敗がつくでもない。
自然と親しむという文化的要素が強いことから、登山を「スポーツ」と捉えるのに抵抗がある人も多いでしょう。
しかし、北アルプスの縦走などを例にとると、その運動強度はサッカーやテニス、ジョギングなどに匹敵します。
登山という運動がいかにハードであるかを認識し、それに備えれば、もっとラクに快適に登山を楽しむことができるはずです。

今回の特集では、第一部で歩き方や姿勢、また自身の体力を客観的に把握することを提案し、第二部では長く登山を続けるためのメンテナンスなどについてご紹介します。

第1部：歩き方と体力を意識する
1_漫然と歩いていませんか。省エネ歩行を学ぶ
2_あの人の歩行術／塩沼亮潤（大阿闍梨）・草野延（鍋割山荘）・岩崎元郎（登山家）
3_登山に必要な体力とは
4_体力を客観的に把握する
5_すぐできる弱点克服メニュー:骨盤メソッド／呼吸筋／太極拳／体幹
6_わたしのトレーニング法

第2部：一生、山とつきあうために
1_山で起こる故障、予防と対処
2_生涯登山！元気のひみつ／三浦雄一郎・重廣恒夫・橋本しをり、他


●第2特集：マイナールートで楽しむ「中央本線沿線＆裏六甲」
低山だからといって侮るなかれ。
アクセスしやすい近郊エリアでも、マイナールートに足を踏み入れれば、そこには静かで、冒険心をくすぐる登山道が待っています。

今回は、中央本線沿線（上野原～大月エリア）と裏六甲の2大エリアに焦点を当て、奥深き低山歩きの魅力を紹介します。

・ルポ／中央線沿線
「まさに穴場！好展望のピークをめざし、権現山から三ツ森北峰へ」
・中央線沿線＆裏六甲
マイナールートのここが魅力！
・ルポ／裏六甲
「六甲の隠れた名ルート。エキスパートな六甲アルプスをゆく」
・地図で見るおすすめマイナールートガイド
・コラム／十人十色の楽しみ方

★インタビュー岡田准一さんに聞く
映画 「エヴェレスト 神々の山嶺」

★巻頭グラフ:中西俊明「冬の八方尾根」

★連載GRT
ソフトシェルジャケット

★綴じ込み付録
マツモトキヨシ×山と溪谷
山アイテム レコメンド堂

※中高年の遭難が社会問題にもなっている昨今の登山界。
その遭難の原因のひとつに挙げられるのが「自身の体力への認識不足」
「加齢やトレーニング不足による体力低下」です。
本格的な登山シーズンを前に、自身の体をメンテナンスしながら、
一生、登山と付き合うことのできる体づくりの具体的な方法を提案しています。