著者 | 羽根田 治 |
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発売日 | 2016.05.27発売 |
基準価格 | 774円(本体704円+税10%) |
沖縄県八重山地方にある「鳩間島」を舞台に、島の人間模様や暮らしをユーモラスに綴ったエッセイ。
品種 | 電子書籍 |
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商品ID | 2816120483 |
ページ数 | 312 |
沖縄県八重山地方にある「鳩間島」を舞台に、島の人間模様や暮らしをユーモラスに綴ったエッセイ。
美しい海に囲まれ、独自の時を刻む沖縄の離島での、タフで心優しい人々との交流を描く。
鳩間島は、一見何もないような小さい静かな島ですが、それゆえに何者にも毒されずに独自の時を刻み続けてきました。人間味あふれる優しい島の人たち、珊瑚礁におおわれた美しい海、そこで採れる豊富な海の幸。
経済的には決して豊かとは言えないこの島で、南の風(パイヌカジ)に吹かれながら、ノンビリと暮らす島の生活を描く。
※本書は、1997年に出版された同名の単行本に、新たに第4章を加筆し、文庫化しました。
序章 バッカスの島
第1章 島に還る日
約束の地/酔って候/三線の調べ/
島の未来/100周年の日に/床下の古酒
第2章 豊穣の海
海を歩く/夜のサメ/スクが来た/
タコとりの悦楽/アカイカ漁/ギーラ泥棒
第3章 仙境の島より
南洋の正月/祭りの準備/マッコウヤの憂鬱/
島の幽霊/真夏の夜の獅子舞/ベントー船/
ウミガメが来る年/少年たちのニライカナイ
第4章 変わらぬ時間の流れのなかで
島のバッカスは今も健在/逝く者と、来る者と/
過疎は解消されたか?/観光化の波と島の発展/
郷に入れば郷に従え/変わらないもの
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