著者 | 阪本 博史著 |
---|---|
発売日 | 2016.05.27発売 |
販売価格 | 1,980円(本体1,800円+税10%) |
山の景色を斬新に切り取り、独自の解釈を施し、あるときは童謡のように、またあるときはロックのようにうたいあげる。
新たな世界観をつむぎだす新感覚フォトエッセイの登場!
品種 | 書籍 |
---|---|
商品ID | 2816886470 |
ISBN | 9784635886475 |
ページ数 | 138 |
判型 | 四六判 |
「溶けているのか それとも生れ出ようとしているのか 日本のマッターホルンと呼ばれる山だけど 実はこんなにおどろおどろしい巨人が 正体だった 信じられるかい」(巨神兵)
「長い年月を 宇宙船に乗って旅をしなくても 我が身にわずかな荷を背負って 稜線の小丘に佇めば その世界はやってくる。 光源が隠れた後の 広大なスクリーンに広がる グラデーションがいいんだ」(夕日)
山の景色を斬新に切り取り、独自の解釈を施し、あるときは童謡のように優しく口ずさみ、またあるときはロックのように高らかにうたいあげる。
江戸時代、手紙を他人に知られないように渡すために、筒状に巻いて落してやりとりした「落とし文」という風習があった。
オトシブミという甲虫は、この「落とし文」のような筒状の葉を枝先につるしたり、地面に落としたりする。「オトシブミ(本書)は届ける相手を決めて落としたものではない。
拾ってくれるなら誰でも大歓迎だ。しかし、届けたい人がいるのも確かである」(あとがき)
登山の景色をめぐり、新たな世界観をつむぎだす新感覚フォトエッセイ。
Copyright © 2002-2021 Yama-Kei Publishers Co.,Ltd. All rights reserved.