著者 | 畦地 梅太郎著 |
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発売日 | 2021.02.15発売 |
基準価格 | 1,210円(本体1,100円+税10%) |
版画家として知られ、山の文芸誌『アルプ』のメンバーとしても活躍した畦地梅太郎が、1966年に創文社から刊行した画文集を復刊。
品種 | 電子書籍 |
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商品ID | 2820121094 |
ページ数 | 368 |
版画家として知られ、山の文芸誌『アルプ』のメンバーとしても活躍した畦地梅太郎が、1966年に創文社から刊行した画文集を復刊。
「わたしの書く作文などというものは、なんの役にもならんものである。ちょうど、出臍のおかしさにも似たおかしげなものである」(本書後記より)
本書は昭和41年(1966年)に創文社から刊行された山の画文集です。
出版当時、畦地梅太郎は64歳。この年は山の文芸誌『アルプ』100号の出版年とも重なり、畦地梅太郎の創作活動の円熟期ともいえる時期の作品です。
本書に先立ち、『山の眼玉』、『山の足音』が刊行されていますが、『山の眼玉』『山の足音』『山の出べそ』の画文集初期三部作は、畦地文学のモニュメントとして高く評価されてきました。
当時の山小屋の主人や登山者の様子を仔細に、かつユーモアを交えて綴る本書からは、著者の、山と山の生き物たちへ注がれる愛情が伝わってきます。
なお、『山の出べそ』のヤマケイ文庫化にあたり、オリジナルの創文社版に加え、巻頭口絵に畦地梅太郎版画作品を追加しました。
【目次】
山に考える
燕岳
美ヶ原
三つの峠を越えて
スキー宿の夢
蘭さがし
南アルプスの記
八ヶ岳山麓
雪の八ヶ岳
聖山
冬の石鎚をゆく
親と子の山(北アルプス大縦走記)
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