ヤマケイ文庫 穂高を愛して二十年

著者 小山 義治著
発売日 2022.03.09発売
販売価格 1,100円(本体1,000円+税10%)

<穂高とともに――登山者の安全を守り、登山文化を盛り立ててきた山小屋誕生の物語>
人気山域・穂高連峰の山小屋にまつわる手記である
『穂高に生きる』 『穂高を愛して二十年』2冊同時復刊。

品種 書籍
商品ID 2821049370
ISBN 9784635049375
ページ数 320

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商品詳細

昨今、登山道や山小屋の維持・管理のあり方が話題となっている。
そもそも、登山者がいま当たり前のように歩き、利用している山小屋や登山道は、誰がどのような思いで作ったものなのか。

穂高の岩壁に魅せられた青年が、1948年、北穂高岳の頂に自ら資材を担ぎ上げ、山小屋をつくった青春の記。

「七十年以上昔の話ではあるが、単に父の半生や小屋建設物語としてだけでなく、戦中戦後の山の様子を知ることができ、
またその当時の人たちの精一杯生きた証を感じとることができる」
「あとがきに代えて」より


■著者について
小山 義治(こやま・よしはる)
1919年、東京都恩方村(現・八王子市)生まれ。
穂高の山々に魅せられ1945年信州に移住。北穂高岳に山小屋の建設を決意し、自らも資材を担ぎ上げて1948年に北穂高小屋を開業。
また滝谷の岩場に多くのルートを開拓し、仲間とともに積雪期の北アルプス縦走や利尻岳南陵登攀など行なった。
生涯にわたり、山、音楽、絵画を愛し、滝谷など岩稜を対象とした山岳画を数多く描いた。
2007年没(享年87)。

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