山と溪谷 編集部ブログ

版画を作りました

こんにちは。

編集部の辻です。

最近すっかりご無沙汰しておりました。

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『山と溪谷』6月号の特集は「この夏歩きたい 日本アルプス名ルート100」

5月号の上高地特集に続いてアルプス特集です。

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さらに7月号は穂高岳特集。

そして8月号も⁉

もう、ヤマケイ夏のアルプス祭です。

解放的なアルプスの稜線もすばらしいですが、私は薄暗い樹林帯の沢が好きです。

だれにも見られずひっそりと山に包まれているような心地よさがあるのです。

今年は南会津や南アルプス深南部の沢に行きたいなあ、と考えております。

さて、5月の連休は風邪をひいて寝込んでいた私ですが、その前に沢登りに行ってきました。

そのときの記憶を基に、版画を作りました。

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彫る前の版木を見ていると木目が流れに見えたので、木目の線を生かして構図を決めました。

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彫る前の版木です。

大まかに構図を決めた後は即興で彫っていきました。

水の流れをイメージして、どこが明部でどこが暗部になるのかを考えていきました。

しかし摺ってみると、いまいち。

ということで摺りも均一ではなく、場所によって濃淡をつけました。

版画としては邪道かもしれませんが、作りながらあれこれ想像して対象との関係を深めていけた気がします。そういった過程が、私にとって絵を描くときに楽しいと感じるところなので、これでいいかな、と思っています。

ただ、勢い任せで反射的に彫っていった感じがして、ひとつひとつの線に対する思考が浅かった気がします。

近所のタバコ屋さん(油絵をやっている)にそんなことを話したところ、

「数をこなすことだね。続けていくとどこかで、何を描くかではなく、絵自体の問題になってくる。そこでぶっ倒れたら、どう起き上がるか考えればいい。まあ、そのままぶっ倒れたままでもいいしね。」

ぶっ倒れるまでいくのかわかりませんが、ゆるゆると続けていこうと思います。

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