インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役関本彰大)は、日本で初めてのウルトラライトハイキング解説書である、『ウルトラライトハイキング』を2月12日(土)発売で刊行します。

■日本初のウルトラライトハイキング解説書。
アメリカの3000kmを超える長大なトレイルを数ヶ月かけて歩き通すスルーハイカー。彼らは独自の理念で既成の商品にはない軽くシンプルな道具を自作し、歩き通すためのノウハウを確立してきました。
本書では、アメリカ生まれのウルトラライトハイキングを思想や歴史的背景などから解説するとともに、その技術を日本の自然に合わせてアレンジしながら紹介してきた、この世界の先駆者のひとりである土屋智哉さんを著者に迎え、日本での実践方法を紹介しています。


■キーワードは「軽いって自由」。
「ウルトラライトハイキング」の本質は、より自由なハイキングを楽しむことにあります。荷物を軽くすることで、疲労が軽減され、怪我のリスクを回避でき、発想が自由になり、自然との距離が近づくのです。

具体的には…
・コッヘルは400ccのお湯を作れれば十分
・200cc/80℃のお湯を作る燃料を計算する
・エアマットを切って適当なサイズに自作
・寝袋の背中側は不要
などなど、軽量化へのヒントが満載です。


 








■著者について
土屋智哉(つちや・ともよし)
1971 年埼玉県生まれ。大学探検部で山を始め、のちに洞窟探検に没頭する。アウトドアショップバイヤー時代にアメリカでウルトラライトハイキングに出あう。このムーブメントに傾倒し、2008 年、ジョン・ミューア・トレイル(約340km)のスルーハイクを達成。
幼少期を過ごした三鷹に、ウルトラライトハイキングをテーマとした店「ハイカーズデポ」をオープン。シンプルなハイキングスタイルと奥多摩・奥秩父の魅力を伝えようと奮闘中。


■本書について
書名:『ウルトラライトハイキング』 
著者:土屋智哉 
価格:1575円(本体1,500円+税)  
体裁:A5判 160ページ 
ISBN978-4-635-15024-8


■おもな内容

書斎にて
[歴史] ロングトレイルとスルーハイク/エマおばあちゃんの快挙/その「向こう側」をめざしたレイ=ウェイ/広がるウルトラライトハイキング
[哲学] 濃密な自然との関係/インパクトの軽減と分散/「自然回帰運動」の後継者/軽さの向こうにあるシンプル&スマート
[原則] ベースウェイトという基準/5つの福音/軽くするための原則/システムで考える
[日本の流儀] 田部重治の提言/渓流そして岩と雪/山を駆ける、里山に浸る
トレイルにて
[運ぶ、泊まる] バックパック/シェルター/スリーピングバッグ&パッド/
[歩く、着る] シューズ/レインギア/ウィンドシャツ/インサレーションウェア 
[食べる、飲む] ストーブ&クッカー/ウォーターコンテナ&トリートメント
[気遣い] 歩く/運ぶ/食べる/泊まる/生活


■山と溪谷社について http://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。


■インプレスグループについて http://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:関本 彰大、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。


■ご購入に関するお問い合わせ先
 
山と溪谷社 カスタマーセンター
TEL03-5275-9064 (営業時間 10:00-17:30、土・日・祝祭日を除く)


■本リリースについてのお問い合わせ先

株式会社山と溪谷社
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-3 日本ビル8F
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