インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎深雪)は、生物図鑑読み放題サイト「図鑑.jp」の「野鳥コース」に新たに保育社刊行の『原色日本野鳥生態図鑑〈陸鳥編〉』『原色日本野鳥生態図鑑〈水鳥編〉』の2冊の提供を開始しました。

https://i-zukan.jp/

 

 

 保育社刊行の『原色日本野鳥生態図鑑』〈陸鳥編〉〈水鳥編〉の全2巻は、日本で見ることができる野鳥計469種について、特に生態解説を重視した内容の図鑑。紙の書籍の在庫が無くなり、まれに出回る中古書籍しか手に入らない状態が長年続いてきました。

 それぞれ「海岸線地帯」「平地の人家周辺地帯」「草原・高山地帯」といった環境別の構成になっており、初心者にとっても使いやすい構成になっています。

 解説は、分布や生息地といった基本情報に加え、「採食形態」「繁殖生態」「社会的分散」について詳しく記載されており、ここが本図鑑の大きな特徴です。近年の野鳥図鑑は、種の識別のための形態解説に特化することが多く、それぞれの野鳥の生態・行動に関する情報が欠けていました。その意味で、本図鑑は1995年出版ですが、今も大きな価値をもっています。また、「科」や「亜科」に関する解説もあり、これも近年の図鑑には少なくなったもので、似た仲間を系統的に把握するために重要な情報です。写真も豊富で、とくにほかの野鳥図鑑には少ない巣や卵の写真が多いのが大きな特徴となっています。

 今回、「図鑑.jp」では、この2冊の図鑑が追加されたことで、従来から掲載されている最新の分類体系に基づく野鳥の識別情報が充実した図鑑群が、上記の理由で大きく補完されることになり、野鳥コース全体の価値が大きく上がったと考えています。

【掲載ページURL】
『原色 日本野鳥生態図鑑―陸鳥編』https://i-zukan.jp/contents/34
『原色日本野鳥生態図鑑―水鳥編』https://i-zukan.jp/contents/33

【図鑑.jpとは】
図鑑.jpは、複数の出版社が発行する中上級者向けの生物図鑑を電子書籍化して、読み放題にする年会費制の会員サービスです。現在、「植物」「野鳥」の2コースを提供中。野鳥コースは文一総合出版、平凡社、誠文堂新光社、山と溪谷社、保育社、そして、NPO法人バードリサーチの5社1機関の全12冊(総ページ数4264ページ)の図鑑が読み放題となっており、それらを和名、学名、科名で横断検索できるサービスです。

【図鑑.jp会費】
図鑑.jp野鳥コース=個人会員3000円/年(3端末まで利用可能)
図鑑.jp植物コース=個人会員5000円/年(3端末まで利用可能)
 *法人会員はユーザ数、端末数、利用目的などで価格が変わります。
  https://i-zukan.jp/static/legal_user
 *(公財)日本野鳥の会、(公財)日本自然保護協会の会員は10%割引となります。
 *年会費は、加入月を1ヶ月として、翌年前月末までとなります。

【決済方法】
・個人会員はクレジットカードのみ。
 *領収書などは希望により作製・送付いたします。
 *法人会員は銀行振込となります。

【動作環境】
<PC>
・Windows:MS IE11以上、MS Edge最新版、Google Chrome 最新版、Firefox 最新版
・Mac:Safari 最新版、Firefox 最新版
<スマートフォン、タブレット>
・iPhone、iPad mini、iPad :Safari 最新版
・Android:Google Chrome 最新版

【山と溪谷社】 http://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。

【インプレスグループ】 http://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに、専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。

以上

【本リリースについてのお問い合わせ先】
株式会社山と溪谷社 担当:神谷・塩崎
101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目105番地 神保町三井ビルディング
TEL 03-6744-1908   メール i-zukan@yamakei.co.jp