街の木のキモチ 樹木医のおもしろ路上診断

著者 岩谷美苗
発売日 2011.02.18発売
販売価格 1,540円(本体1,400円+税10%)

珍妙な形や不遇の環境でもたくましく生きている街路樹や庭木。女性樹木医が樹木のキモチになって、かれらの気持ちを代弁

品種 書籍
商品ID 2810580290
ISBN 9784635580298
ページ数 160
判型 四六判

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商品詳細

日常生活の中で身近に接していながら、その存在すらあまり意識していない街路樹や庭木。 しかし、かれらも立派に生きていて、酸素をつくったり、木陰をつくったりして人間社会に貢献しています。 にもかかわらず、街路樹や庭木の植えられている環境や、手入れのされ方は、その生態にそぐわないものが多いのです。 本書は、著者が撮りためたユニークな写真をもとに、木の気持ちになって、その状況を解説します。 木の立場になってみることで、日常風景の意味や自然観まで変わってしまう、かつてない街の自然観察本です。


目次

<目次・内容>
目次
はじめに

1章 悪い星のもとに
 腕、返してっ!(フェンスに近すぎ注意)
 ほわほわ怪獣出現(木は成長を考えて植えましょう)
 なんでこうなるの?(木のための覆いが、かえって仇に)
 キケンな同居(一緒に植えてはいけない植物)
 「多けりゃいい」ってもんじゃない(植える間隔はしっかりあけて)
 運命の明暗(日当たりに注意)
 コラム・ 木の恩恵

2章 こんな私にだれがした?
 電柱でござる!(無茶な切り方はやめましょう)
 手すりをゴックン(手すりのそばは気をつけて)
 非情の境界線(境に植えられた樹木たち)
 「あした」のための拳 (切られることを見越して生きる)
 ひとりぼっちの社長(枝はバランスよく残しましょう)
 ふぞろいの葉っぱたち(そろえるのもほどほどに)
 ありがた迷惑(よけいな処置は、かえって害悪)
 冬なのに……(木をまどわす光)
 コラム・ 樹木動物園

3章 私はあきらめない
 からっぽでも平気(木は形成層が大事)
 巨乳木(木にとって「こぶ」とは?)
 倒れそうで倒れない(木のふんばり方)
 「枝葉末節」が支える命(枝の役割とは?)
 コラム・ 年輪は語る

4章 希望の光
 トンネルを抜けると……(木は、わずかな光も見逃しません)
 すきま探しの達人(盲点を突く植物たち・)
 ちゃっかり芽生え(盲点を突く植物たち・)
 仁義なき背比べ(日当たりをかけた闘い)
 日蔭者の本音(日光を嫌う木はありません)
 コラム・ 男の子、女の子

5章 根っこが大事
 ほんとのイジメは目に見えない(深植えに注意しましょう)
 のこった、のこった!(壁を割る根の正体は?)
 根っこのミステリー(根っこはどこへ行く?)
 ベンチで、ほっと一息(地上に伸びる根っこ)
 コラム・ 奇妙な根っこ

6章 幸せな樹木
 ”のびのび”が一番(放っておかれる幸せ)
 お地蔵様に護られて(大事にしようと思えば、できるんです)
 そのまま、そのまま(落ち葉を掃かないで)
 千客万来(生き物たちが集まる木)
 コラム・ 外人さん、いらっしゃい

あとがき

見本

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