著者 | 不破 哲三(フワ テツゾウ)著 |
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発売日 | 2011.08.19発売 |
販売価格 | 968円(本体880円+税10%) |
展望と高山植物の南アルプスに魅せられた、元日本共産党委員長の熱い想い
品種 | 書籍 |
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商品ID | 2811047370 |
ISBN | 9784635047371 |
ページ数 | 272 |
判型 | 文庫判 |
※お電話でのご注文:ブックサービス(楽天ブックス) 0120-29-9625 (9~18時/土日祝日も受付)
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著者が日本共産党委員長として多忙を極めていた当時、政治とは対極にあるような山を舞台に、しかも玄人好みの南アルプスに、毎夏、通っていたころの山の紀行文を集めた読みもの。 3部で構成されており、序章に「山への思いを語る」と題して、まず山の魅力、特に丹沢から道志、そして南アルプスに惹かれた経緯が述べられます。 続いて1部は「南アルプス縦走の日々」として、甲斐駒ヶ岳や北岳などの北部から聖岳、光岳などの南部まで4回に分けて縦走した山行の紀行が綴られ、2部は「花と歴史と展望と」と題して、仙丈ヶ岳、北岳、鳳凰三山、白峰三山と各山域ごとに取り上げ、その特徴を綴ったエッセイとなっています。 1998年に刊行され、長らく品切れが続いておりましたが、このたびヤマケイ文庫として文庫化いたします。
<目次・内容>
序章 山への思いを語る?山と自然と人間と?
中学時代に体験した白馬の稜線の爽快さ
丹沢の山裾に山荘を建てる
丹沢、道志、そして南アルプスへ
南アルプスが病みつきに
展望のこと、花のこと
自然のなかの人間を考える
山での出会いを大事にしたい
第一章 南アルプス縦走の日々
終わり晴れれば雨もよし 荒川三山・赤石岳
炎天渇水の稜線を歩く 塩見岳・間ノ岳・北岳
雨にも負けず風にも負けず 聖岳・上河内岳・易老岳
お山はやっぱり晴れがいい 甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳
第二章 花と歴史と展望と
・南アルプスへの転機
南アルプスは遠い山だった/心臓の発作にも登山の功徳が/「これでエベレストも登れますよ」/丹沢で南への山行を準備
・仙丈ヶ岳
「3000メートルの迫力」/山行の全体が感動の集大成だった/山頂の稜線から三つのカールを見る/氷河時代の造形の数々
・北岳
日本第二の高峰への初挑戦/花の画家・宮本数郎さんとの花談義/ウェストンも同じ道を歩んだ/白根御池経由の登頂コースも開拓/アーネスト・サトウのこと
・鳳凰三山
水上勉さんとの出会い/ふたたび機縁となった山での取材/「花と眺望の山旅」/花の思い出の多い山行だった
・白峰三山
早くから山容には親しんできたが・・・/「南アルプス・白峰三山を縦走して」/『平家物語』に登場する白峰の山/木下順二さんとのこと/南アルプスは発展途上の山脈/南アルプスと四万十川
あとがき
文庫のあとがき
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