編集後記 雑誌編集者の時間 (YAMAKEI OD-Books / NextPublishing)

著者 勝峰 富雄
発売日 2013.05.17発売
基準価格 1,257円(本体1,143円+税10%)

本書は、当社山と溪谷社の企画・編集、そして編集者勝峰富雄による著作ですが、発行元は同グループ会社であるインプレスR&D(YAMAKEI OD-Books, Next Publishing)です。

品種 POD、電子書籍
商品ID 2812961500
ISBN 9784844395836

商品詳細

新卒で学習参考書編集者になったのちに「ムー」編集部で雑誌編集者となった著者は、30歳で山岳出版社に転職します。

その後、「山と溪谷」「ヤマケイJOY」などの編集に関わり、「山と溪谷」編集長を務め終えるまで約14年刊にわたって書き連ねてきた雑誌の「編集後記」から、雑誌編集者のリアルな日常が浮かび上がる内容です。

編集志望者必読の編集者本です。


目次

編集前記 雑誌編集者の始まり
第1章 学研「ムー」編集部員時代
第2章 「山と溪谷」編集部員時代
第3章 「ヤマケイJOY」編集長時代
第4章 「山と溪谷」編集長時代
第5章 「編集後記」のちょっと長い編集後記
著者より
担当編集者でもあり著者でもあるので(カバー写真も撮ってます)、自分の本の紹介をするのはやりにくいのですが、ご縁があって、山と溪谷社と同じグループ会社であるインプレスR&Dから、ちょっと変わった本を上梓しました。

大学卒業後、学研で参考書の編集者になったのちに月刊『ムー』編集部に異動して雑誌編集者になって「編集後記」を記す機会を得て、1996年に山と溪谷社に転職し、以降、『山と溪谷』編集部員、『ヤマケイJOY』編集長、『山と溪谷』編集長を務め終えるまでに記した「編集後記」をすべて掲載し、そのときどきの背景などを補記した本です。

基本は編集者本ですが、当時(から)の読者の方には、懐かしい特集や、編集部員も話題に登場します。また、中高年登山ブームの最盛期から現在に至る登山界の様子も伝わる内容だと思います。世代的に変化の多い年代のことですので、子どもが小さいころから成長していく過程の生活人としての心象や、個人的な出来事への感慨、そして得意の妄想ネタまで、テーマは多岐にわたっています。

今回の出版は、山と溪谷社は「企画・編集」で、発行元はグループ会社のインプレスR&Dになります。

一般書籍のように店頭にはなく、印刷書籍ご希望の方はAmazonか三省堂書店のPOD(プリント・オン・デマンド)版(ペーパーバック)、または、Amazon kindleや楽天koboなどの電子書籍で購入可能なNext Publishingという出版形態です。

ぜひインターネットで検索してみてください。
(勝峰富雄)
関連情報

著者は、学習研究社と山と溪谷社で約14年間にわたり雑誌編集に携わってきましたが、この間ずっと「編集後記」を執筆する機会に恵まれました。

本書は、編集後記145編を掲載、それぞれにコメントを付しました。また、携わった媒体ごと、および巻末に、時代状況と編集者、そして生活者としての自分との関わりを振り返った総論も加えました。

変革期を迎えている出版界ですが、依然、編集を志す若者はたくさんいます。そんな編集志望者の若い人に読んでもらいたい一冊です。ほか、業界関係者にとっても興味深い資料となります。

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