ワンダーフォーゲル編集部ブログ

高橋 楓

山菜採りに行った話

Posted by 高橋 楓 | Date 2017年07月13日(木)

こんにちは。毎日忙しくて楽しくなってきました。

今夜も酒がうまいぜいえーい⌒( ё )⌒

いつの話だよ、って感じですが、6月に山菜採りに言った時の話をします。もう7月半ば?幻想です。

ヤマケイで図鑑などの書籍を編集する自然図書出版部の井澤さんに誘われ、新潟県の某所へ山菜採りに行きました。

メンバーはヤマケイ井澤さん、ヤマケイ館野くん、カメラマンの大作さん、柏崎に住む達人、そして私です。

人生初の山菜採りです。

私は山菜のことはさっぱり知らず、食べたこともあまりありませんでした。

いっしょに仕事をする人たちはたいてい山菜に詳しく、「何が好き?」なんて話になると、モゴモゴ返すしかなかったのですが、そんな日々ともオサラバです。

後日、母に聞くと「えー?いろいろ食べさせてたわよー」ってことだったんで、食卓に並んでいても視界に入ってなかったんでしょうね。

まあ、そんなわけで山菜採りです。

カメラマン大作さんの移動式撮影スタジオカーもとい日産キャラバンにドナドナと運ばれていきました。

さて、皆さん、山菜採りと聞いて、どんなものを思い浮かべますか? 

私は、どこぞの里山で路肩に車を停め、そのへんの斜面やら平地にに生えているものをひょいひょいするイメージでした。

しかし、現実とは厳しいものです。

残雪を越え、

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薮を越え、

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急斜面を枝を頼りに下り、

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「危ないから待ってな~」と言われ雨の中待ち、4時間ほど山の中を歩きました。

達人は歩くのが早い。意味がわからないくらい早い。達人の靴はスパイク付きの長靴でした。あれ欲しいです。そして地図なんてみない…(ちなみに次号ワンゲルは地図読みです)

土砂降りの雨が降りしきる急斜面で枝につかまりつつ、大作さんは「山登りよりラクでしょ? ピークいかないからさ~」と笑っていました。

ラクかどうかというと、そんなこた全くないんですが、登山道をただ歩くよりもわけわからん未知なところが楽しかったです。アドレナリンどば~っと。

と、まあ、予想とはだいぶ違いましたが山菜をゲットしました。コシアブラは言われるがままに自分でもちょっとだけ採り、あとは達人が採ってきた行者ニンニク・コゴミ、その他いろいろ。(名前忘れました)

野外でバーナーを出して料理をしたのですが、このへんも大作さんは「みんなで好きに作ってね~」とフリーダム。この自由な感じ、大好きです。

栃尾のあぶらあげに行者にんにくの醤油漬け(これは途中で帰った達人の置き土産)を挟んだり、コゴミを豚肉で巻いたり、行者にんにくでペペロンチーノを作ったり。

山菜は採るのも楽しいし、その後料理して食べるのも楽しいですね。

次の日はわりかしハッピー平和な山菜取りでした。最初に想像していた感じの。

山道を車で走っていて、突然「サルトリイバラだ!」と言って車を止めて飛び出していく自然図書な人々…ワンゲルで仕事する山の人とはまた違って楽しいです。また遊んでください~。

 

 

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戦利品。コゴミ、コシアブラ

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とりあえず焼肉にいれれば美味い

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とりあえず肉で巻けば美味い


自宅にてコシアブラのてんぷら。校了前の忙しい時期で早朝・深夜に食べざるを得ず胃もたれしたけど美味