ワンダーフォーゲル編集部ブログ

高橋 楓

Q.ノグソをしていることがほかの人に知られたら、変態扱いされそうで憂鬱です。

Posted by 高橋 楓 | Date 2017年01月13日(金)

A.むしろ常識や良識のおかしさを知ってもらい、ウンコの実態(命のもと)やノグソの意義を広めることが大切です。自信を持とう!
(P50「ノグソへの疑問と批判に答える」より)
 
さて、新刊書籍のご案内です。
ワンゲルで連載をしていた糞土師・伊沢正名さんの新刊
『「糞土思想」が地球を救う 葉っぱのぐそをはじめよう』
本日より発売中です。
 
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「ノグソ?下品で汚い話だな」と脊髄反射的に拒否反応を起こす方も
少なからずいらっしゃるでしょうが、そうでもない人はお付き合いください。
 
「食への感謝」はよく聞きますが、行動が伴わなければ世界は変わりません。
正しいノグソをすれば、ウンコは虫や獣に食べられ、菌に分解され、次の命へと繋がります。
 
糞土師のノグソは決して単なる奇抜な趣味という訳ではなく、
哲学と信念と情熱があるのです。
本書は誰でもできる正しいノグソのやり方と、お尻を拭く葉っぱ図鑑、
そして糞土師の信念「糞土思想」をまとめた渾身の1冊です。
 
まずは伊沢さんのプロフィールをご紹介します。
 
伊沢さんは多感な少年時代に人間不信に陥り高校を中退、放浪の旅に出ましたが、
旅の中で人と触れ合い、自然保護活動を始めます。
やがてキノコの魅力に目覚め、独学で写真を学び、キノコやコケ、変形菌の写真家となります。
現在は「元・自然写真家」とプロフィールにありますが、
キノコ図鑑を見れば伊沢さんの名前が必ずあると言っていいほどの大家です。
伊沢さんの撮影地で自宅のある茨城県某所はキノコの名産地だと誤解されて
キノコブームの折には人が押し寄せた、なんていうエピソードがあるくらいです。
 
そんな伊沢さんがノグソを始めたのは43年前。
屎尿処理場建設反対運動を見たことがきっかけでした。
そんな汚いものが近所にあるなんて嫌だという住人たち。
とはいえ、彼らも人間なので、当然ウンコはします。
ウンコをするなら処理だってしなければいけないのですが、
それは自分たちとは離れたどこか遠いところでやって欲しい。
若き伊沢青年は考えます。
「しかし、それはあまりに無責任ではないか?
とはいえ、自分もトイレを使っているのだから、今のままでは立場は同じだ」
そこから、「じゃあ、ノグソを始めよう」となる人は滅多にいないでしょうが、
滅多にいない人物こそが伊沢さんです。
 
*このあたりの顛末は前著『くう・ねる・のぐそ』(ヤマケイ文庫)に詳しいです。
 
本書は3章で構成されています。
 
1章では、正しいノグソの方法「伊沢流インド式ノグソ法」や
災害サバイバルで役立つノグソを紹介します。
高山帯などノグソができない場所で使える「牛乳パック持ち帰り法」も紹介。
ワンゲル読者さんには役に立ちますね!
 
ノグソの疑問と批判に答えるQ&Aも掲載。
その中でも個人的にNo.1な回答が冒頭のものです。
伊沢さんが「変わった人」なのはまあ間違いないのですが、
世間の「常識」も知っていてなおノグソを続けていることがわかります。
勇気を出して世間の「常識」を飛び越えましょう。
 
2章は、お尻を拭く葉っぱ図鑑です。
尻触りや拭取力、さらに同じ葉でも枯れ具合や表面・裏面などで細かく分類。
フキやヨモギ、タンポポなど、身近な葉っぱを「お尻で拭く」という視点で解説します。
使って読んで楽しい図鑑です。
 
 
3章は伊沢節全開の糞土思想です。
「食は権利、ウンコは責任、ノグソは命の返し方 」
「ウンコに向き合うことは、自分自身の生きる責任に向き合うこと」
という言葉に表れる、自然との共生をとことん突き詰め、行動する糞土思想。
ウンコへの認識が180度変わります。
 
直球タイトルの本をレジに持っていくのが恥ずかしい…
そんな常識をすぐに捨てられないシャイな人も安心してください。
Amazonまたは電子書籍でも購入できます。
編集部からのお知らせ

本日発売!ワンダーフォーゲル2月号

Posted by 編集部からのお知らせ | Date 2017年01月10日(火)

みなさま、明けましておめでとうございます。

もう、今年の山の目標は立てられましたか?

さっそくですが、ワンダーフォーゲル2月号が本日発売となりました。

特集は「地図読みとロープワークQ&A123」。

今、みんながいちばん知りたい山の2大技術のギモンを一挙に解決しちゃいます。

技術書などで勉強しようとしても「ん、ここはどうなっているんだ?」「そもそも基本的なことが分からない」という経験、ありませんでしたか?

本特集は、そんな、かゆいところに手が届く解説が満載です。

昨年までモヤモヤしていたギモンをすっきり解決して、2017年のスタートを切りましょう。

第一章の地図読みでは、

「地図読みの基礎知識」「地形図の基本」「山でのコンパスと地形図の使い方」「道迷い対策」という4つのテーマで紹介。

そもそも地図読みとは?ギモンから、地形図の正しい読み方、現場でどのように使いこなすか、など64のQ&Aで解説します。

地図読み講習会のルポもありますよ~。

第二章のロープワーク。

ロープワークは、ロッククライミングやバリエーションだけでなく、夏山登山でも出番はたくさんあります。

少しハードルが高いと思うかもしれませんが、ぜひ身につけておきたい技術。

「ロープの基本」「幕営のロープワーク」「岩場でのロープワーク」「いまさら聞けないこんなこと」という4つテーマで、解説します。

テント、ツエルト、タープなど、幕営で役立つロープワークをすべてお教えします。

これらのロープワークを身につけていれば、幕営生活もより効率よく快適に楽しめるはず。

そして、ここがけっこう気になるところだと思います。岩場でのロープワーク。

危険な岩場をより安全に通過できるようになるために、知っておきたい技術をお教えします。ロッククライミングの基礎もやさしく解説しますよ~。

さて、お次は、ワンダーフォーゲル恒例の新年企画。

第2特集「2017年はトリの山!」

ワンゲル編集部では今年の干支にちなんだ山々をさっそく探してきました。

鳥・鶏・酉のつく山に登って、2017年を羽ばたこう!というわけです。

東京の最高峰である奥多摩・雲取山(2017mの山!)と酉谷山をつないだり、

トリの山の最高峰といわれる、南アルプス・西農鳥岳に登ったりしてみました。

その他にもおすすめの山、紹介しています。

みなさまも、今年はぜひひとつ「トリの山」に登ってみてくださいね。

あとあと、もうひとつ。新連載「編集部員タカハシが行く!デキる登山者養成講座」がスタートしました。
初心者である、編集部員のタカハシが、登山者としてレベルアップするために、さまざまな山の師匠に教えを請うハウツー企画です。

第一回は「ツエルトを使いこなす」。オリジナルのツエルトを販売しているファイントラックの大堀さんに、

ツエルトの使い方や快適に過ごすコツなどをみっちり解説してもらいました。こちらもぜひご覧ください。

今年もみなさまの山登りが充実したものになりますように、記事作りに励んで参ります!どうぞよろしくお願いいたします。

川口

2017年2月号、制作大詰めです

Posted by 川口 | Date 2016年12月19日(月)

編集部では、『ワンダーフォーゲル』2017年2月号の編集作業がいよいよ大詰め。
年末年始は印刷所もお休みなので、締め切りがいつもより10日ほど早く、大わらわです。

そんななか。隣の席ではタカハシが何やらゴソゴソと。。。



自分の椅子に細引きを結び付けています。
ミサンガでも編んでるのか?と思ったら、ティンバーヒッチだそうで。

そう、2017年2月号の特集は“地図読みとロープワーク Q&A123”


「地図」と「ロープ」の豪華二本立てで、あらゆる疑問にお答えします!
詳しい内容は、校了したらまたご紹介いたしますね。

2月号は年が明けて、2017年1月10日発売!
ご期待ください!

五十嵐

山とスキー2017が28日(月)に発売!

Posted by 五十嵐 | Date 2016年11月24日(木)

東京は雪です。

山もすっかり雪景色。

立山で初滑りをねらっている人は、今週末の降雪にかかっていますね。

降ることを祈りましょう!

そんなこんなで気持ちはすっかりスキーというみなさん。

追いうちをかけるように、『山とスキー2017』の発売です!

特集は、「山スキーのベーシック」。

これから山スキーをはじめようという人に向けて、

基本中の基本、基礎中の基礎を紹介します。

専門店に行く前に、チェックポイントを整理しておくと、安心ですよ!

そして、用具がそろったら、さっそく滑りへ!

こちらは白馬でのガイドツアールポ。

そう、ビギナーはまずガイドツアーに参加するのがセオリー。

知識、経験、技術が備わってきたならば・・・

詳細な地形図上に滑降ルートをトレースした、

「本当に使えるコースガイド」をどどんと掲載!

これを参考にフィールドへ出かけましょう!

しかし、無視できないのが雪山のリスク。

最近の遭難事例と、リスク軽減の方法も紹介しています。

こちらも合わせて、ぜひお読みください!

28日(月)に書店でお会いしましょう!

編集部からのお知らせ

TV放送【小さな旅~北アルプス・涸沢~】 NHK総合

Posted by 編集部からのお知らせ | Date 2016年11月16日(水)

山はすでに雪が降っておりますが、

登山者の憧れ涸沢の紅葉を取り上げた番組が今週末放送されます。

日曜日の朝、のんびりテレビを観て、涸沢へ想いを馳せてみては。

【小さな旅~北アルプス・涸沢~】

NHK総合

放送日 11月20日(日) 午前8時00分~(一部地域を除く)

再放送 11月21日(月) 午前11時05分~(一部地域を除く)

 11月26日(土) 午前5時15分~

ホームページ

http://www4.nhk.or.jp/kotabi/

放送後には、インターネットのNHKオンデマンドでも視聴可能。

 http://www.nhk-ondemand.jp/

編集部からのお知らせ

ワンダーフォーゲル12月号は11月10日発売です!

Posted by 編集部からのお知らせ | Date 2016年11月08日(火)

紅葉に彩られた山々も少しずつ雪化粧をしはじめましたね。みなさん秋の山満喫されましたか?

つい最近まで半袖Tシャツで過ごしていた近所の元気っ子も、秋冬の装いになってきました。

いよいよ雪山シーズンが始まります!

今回は11月10日発売のワンダーフォーゲル12月号の紹介です!

タイトルロゴにも雪が積もってますね~

特集、第二特集、付録まで雪山アクティビティでモリモリの号です!

特集は「雪山2年生」!

今回は、雪山デビュー果たした!先輩に雪山に連れて行ってもらった!という雪山初級者・中級者が、「この次にやってみたい」ことを紹介。
「リーダーになって雪山入門者を安全に案内したい」「雪山でテント泊をしてみたい」「ガイド登山で一歩先の雪山の世界を見てみたい」、これらのやってみたいことをリアルなルポと実用的なハウツーでお届けします!

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Part1はリーダーとなり、雪山ハイキングで練習山行をした後、憧れの谷川岳をめざしたルポ。

リーダーとしての計画時の心得もきっちり解説します。

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Part2は雪山テント泊。厳冬期の南アルプスでテント泊を初体験したものをルポで紹介します。

雪山テント泊生活のノウハウ、雪山においての主なテント泊装備(テント、マット、シュラフ、ストーブ)の選び方も解説。おすすめのモデルもピックアップしています。

↑類人猿の進化の過程を表わしているのではありません…

Part3は雪山の基本装備の選び方。雪山装備は夏山のもので代用していたり、借り物を使っているという人も多いのではないでしょうか。

そろそろ本格的に装備を揃えたいと思っている人に、アイゼン、ピッケル、ウェア、小物の選び方をお教えします。

安全、快適に楽しむために細部までこだわって選びましょう。

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Part4はガイド山行で「その先の世界へ」。エキスパートだけが立ち入られる西穂高岳を目指したルポです。

おっかないけどやっぱりかっこいい。そんな一歩先の世界を見て感じたことは?

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そして、忘れちゃいけない雪山歩行技術。

西穂高岳ルポで登場してもらった水野ガイドが歩行技術の基本を伝授してくれました。

基本的な歩き方、アイゼンを着用しての歩き方、ピッケルの扱い方などなど。

復習、予習に役立つハウツーです。

お次は、第二特集「ステップアップ!雪山登山ガイド」。


さまざまな雪山登山のステップアップに合わせた、おすすめの14コースを紹介します。大きい地図でルートを具体的にイメージできます。夏山登山でおなじみの山も、積雪時はルートが異なる場合があるので、チェックしてみてください。安全に登るための攻略ポイントもわかりやすく解説。

また、より手軽に雪山を楽しめるスノーシューハイキングコース、4コースも紹介。

〈掲載コース〉
南東北/安達太良山、北関東/上州武尊山・赤城山、奥秩父/金峰山、北アルプス/唐松岳・燕岳・蝶ヶ岳、南アルプス/鳳凰三山、八ヶ岳/赤岳&硫黄岳・天狗岳、白山前衛/取立山、伊吹山地/伊吹山、大峰山脈/稲村ヶ岳、中国山地/大山


〈スノーシューコース〉 日光戦場ヶ原、長野・黒斑山、北八ツ、美ヶ原

別冊付録は「雪山で遊ぼう!~スノーシューハイキング・アイスクライミング・バックカントリースキーのススメ~」
雪山登山以外にも冬のアクティビティはさまざまなものがあります。人気のアイスクライミング、手軽に雪山を満喫するスノーシューハイキング、爽快に楽しむバックカントリースキー。3つのアクティビティと始めるためのハウツーや装備などをたっぷり紹介します。

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まだまだあります!雪山企画。

特別レポート「編集部員が体験!炎の雪上訓練レポート」


雪山登山の基礎を身につけたいなら講習会を受講するのもひとつです。

では、どんなことをやるのか?

約半年間にわたって開講する東京都山岳連盟「雪山教室」に実際に参加してみました。


連載「南谷真鈴のRoad to Mt.EVEREST」 最終回:デナリ

日本人最年少記録でエベレスト登頂を達成した、注目の登山家・南谷真鈴さんの連載。

いよいよ最終回です。

セブンサミッツ制覇をめざし向かった、北米最高峰デナリへのチャレンジをお届けします。

12月にはこの連載をまとめた単行本「南谷真鈴 冒険の書 LIVING WITH ADVENTURE 英訳付」も刊行しますのでお楽しみに!

詳細はこちら http://www.yamakei.co.jp/products/2816340320.html

いかがでしたか?
以上が今号の主な内容です。

アマゾンなどでもポチっと購入できますよ~↓

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雪山の世界が広がる1冊。みなさまどうぞよろしくお願いいたします!

高橋 楓

秋です

Posted by 高橋 楓 | Date 2016年10月21日(金)

高橋です。

たまにはブログ更新しようと思います。この秋のあれこれです。

 

9月:はじめてのキノコ狩り

 

図鑑・書籍の編集部の方に誘われてキノコ狩りに行きました。

知識豊富な人と一緒だと安心です。素晴らしき会社。

某県某山に分け入ってみんなでキノコを採ります。登山道外れるの楽しいっすね…

夜はキノコ鍋やキノコソテーを食べました。

キノコカメラマンの大作さんは「これ一番美味しい!」と道の駅で購入したというヒマラヤタケ(栽培品)を気に入っていらっしゃいました。

いやー、自分で採ったキノコは味が違いますねー、とかいうノリじゃないのか。

なぜかみんなが一番興奮したベニテングタケ。キュート。

 

10月:紅葉取材と地図取材

 

信越国境は雨飾山へ行きました。

小谷からの登山者が多いらしいですが、新潟からの入山です。

カメラマンは、2年前に初めての取材でも同行していただいた田渕さん。

あの時も「もっと笑え!」と散々言われ、今回も「口角上げろ」と何回言われたか数え切れません。

表情筋が死んでいるのでしょう。

私の口角が何度まで上がったのかは、来年の秋山JOYでご確認ください。

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そして下山後、その足で今度は上高地へ地図取材。

登山者の地図事情を調査するのが目的です。

親切そうな雰囲気の登山者へ声をかけます。

青いワンゲルサコッシュをしている方は見かけた瞬間、直行しました。

なぜなら優しく対応してもらえる確信があるから…へへ…ありがとうございます。

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いつか徳沢でテント泊をしたいな~と思っていたんですが、ようやく叶いました。

 

来月発売のワンゲル12月号は絶賛編集中ですよ~。

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